JP2012115460A - レーザ治療装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 治療レーザ光のサージパルスを抑制した装置を提供する。
【解決手段】 基本波レーザ光を出射するレーザ光源と、レーザ光源への印加電流を制御して、設定されたパルス幅の基本波レーザ光を出射させるようにレーザ光源をパルス駆動するレーザ光源駆動手段と、らの基本波レーザ光を第2高調波レーザ光に変換する波長変換素子と、第2高調波レーザ光の出力の設定信号を入力する出力設定手段と、第2高調波レーザ光を患者眼に照射する照射光学系と、を備えるレーザ治療装置で、波長変換効率を変更するために波長変換素子の温度を調節する温度調節ユニットと、基本波レーザ光の出力範囲の下限を所定の出力閾値とするように前記レーザ光源駆動手段の駆動を制御すると共に、出力設定手段で設定された出力の第2高調波レーザ光が得られるように温度調節ユニットの駆動を制御する制御手段と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、患者の組織に治療用のレーザ光を照射して治療を行うレーザ治療装置に関する。
患者の組織に治療用レーザ光を照射し、治療を行うレーザ治療装置が知られている。例えば、特許文献1に示される眼科用レーザ治療装置(光凝固装置)では、患者眼の眼底等に治療用レーザ光を照射し、レーザ光のエネルギによって照射部位を熱凝固する。この装置では、設定された照射時間(パルス幅)でレーザ光源への印加電流を制御することにより、レーザ光源をパルス駆動して治療レーザ光を出射させる構成とされている。治療レーザ光のパルス幅は、例えば、10ミリ秒〜3秒の間で設定され、出力(パワー)は100mW〜800mW)の間で設定される。また、近年では、レーザ光源(基本波レーザ光源)として、ファイバレーザ光源を用いるものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2010−154978号公報 特開2007−117511号公報
ところで、印加電流の制御によりレーザ光源をパルス駆動する場合、1つのレーザパルスにサージパルスが発生する。サージパルスとは、レーザ光源の立ち上がり時に瞬間的にレーザ出が大きく発生する一過性のパルスを言う。特に、ファイバレーザを用いた装置では、サージパルスのピーク出力が高い傾向が見られる。このような現象は、ファイバレーザが、他のレーザ光源と比較して、ゲインが高いことに依っている。サージパルスのピーク出力が設定されたレーザ出力値を大幅に上回る場合、設定された治療レーザ光のエネルギ量(パルス幅と出力の積)に対して上ぶれしてしまう問題がある。また、瞬間的に高い出力のレーザ光が患部に照射されることにより患者が痛痒を感じやすい問題がある。である。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、設定されたレーザ出力値を大幅に上回るような治療レーザ光のサージパルスを抑制して好適に治療を行えるレーザ治療装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 基本波レーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源への印加電流を制御して、設定されたパルス幅の基本波レーザ光を出射させるようにレーザ光源をパルス駆動するレーザ光源駆動手段と、前記レーザ光源からの基本波レーザ光を第2高調波レーザ光に変換する波長変換素子と、患者眼に照射される第2高調波レーザ光の出力の設定信号を入力する出力設定手段と、波長変換された第2高調波レーザ光を患者眼に導光して照射する照射光学系と、を備えるレーザ治療装置において、
前記波長変換素子での波長変換効率を変更するために前記波長変換素子の温度を調節する温度調節ユニットと、
前記レーザ光源から出射されるレーザ光の出力範囲の下限を所定の出力閾値とするように前記レーザ光源駆動手段の駆動を制御すると共に、前記出力設定手段で設定された出力の第2高調波レーザ光が得られるように前記温度調節ユニットの駆動を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
(2) (1)のレーザ治療装置において、前記制御手段は、前記出力設定手段で設定された出力が所定の低出力以上の場合は、前記波長変換素子での波長変換効率が所定の効率以上となるように前記温度調節ユニットを駆動すると共に、設定された出力値に基づいて前記レーザ光源駆動手段の駆動を制御し、設定された出力値が前記所定の低出力より低い場合は、前記レーザ光源から出射されるレーザ光の出力範囲の下限を所定の出力閾値とするように前記レーザ光源駆動手段の駆動を制御すると共に、設定された出力に基づいて前記波長変換素子での波長変換効率を前記所定の効率から低下するように前記温度調節ユニットの駆動を制御することを特徴とする。
(3) (2)のレーザ治療装置において、前記所定の低出力は、サージパルスの影響が実質的に少ないものとして設定された前記基本波レーザ光の出力閾値と前記波長変換素子による所定の変換効率とを乗じた値として設定されていることを特徴とする。
(4) (2)のレーザ治療装置は、前記波長変換素子の温度変化に対する波長変換効率データを記憶するメモリを備え、前記制御手段は、設定された出力値が前記所定の低出力より低い場合、前記所定の出力閾値と前記メモリに記憶された波長変換効率データとに基づき、第2高調波レーザ光の出力が設定された出力値となるように前記温度調節ユニットの駆動を制御することを特徴とする。
(5) ()のレーザ治療装置において、前記レーザ光源はファイバレーザであることを特徴とする。
本発明によれば、設定されたレーザ出力値を大幅に上回るような治療レーザ光のサージパルスを抑制して好適に治療を行える。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、レーザ治療装置として、患者眼の眼底等の光凝固治療を行う眼科用レーザ治療装置を例に挙げる。図1は眼科用レーザ治療装置の光学系及び制御系の概略構成図である。
眼科用レーザ治療装置100は、大別して、レーザ光源ユニット10が配置された本体部100Aと、治療レーザ光を患者眼へと照射する照射光学系80が配置されたデリバリ部100B(レーザ照射ユニット)であって、患者眼を観察するスリットランプに取り付けられたデリバリ部100Bと、レーザ光源ユニット10からのレーザ光をデリバリ部100Bに配置された照射光学系80に導光する導光用のファイバ(マルチモードファイバ)50を含む導光光学系と、を備える。本体部100Aとデリバリ部100Bは、個別のユニットであり、離れた位置に置かれて使用される。ファイバ50は、離れた位置に置かれた本体部100Aとスリットランプデリバリ部100Bを光学的に繋ぐ役割を持つ。
本体部100Aは、治療レーザ光を出射するレーザ光源ユニット10と、治療レーザ光の出力、照射時間等の治療レーザ光の照射条件、装置の必要な設定・操作を行う操作ユニット20、装置全体を制御する制御ユニット30を備える。デリバリ部100Bが取り付けられるスリットランプは、患者眼を照明する照明ユニット60、観察光学系としての双眼の顕微鏡ユニット70を備える。
本体部100Aに配置されたレーザ光源ユニット10は、レーザ光源としてのファイバレーザ11と波長変換素子13とを組み合せて、基本波レーザ光の第2高調波の波長のレーザ光(第2高調波レーザ光)を得る(出射させる)SHG(Second Harmonic Generation)レーザの構成とする。本実施形態では、近赤外光の基本波を、治療に適した可視光(中波長〜長波長領域)のレーザ光に波長変換する構成とする。ファイバレーザ11は、励起光源11a及び励起光源11aに接続され共振器(励起光を発振させる)となるファイバ11bと、を備えている。レーザ光源ユニット10は、入射レーザ光(基本波レーザ光)をその第2高調波(レーザ光)に変換する波長変換素子13と、ファイバレーザ11から出射されたレーザ光を波長変換素子13に集光する集光光学系としてのレンズ12と、波長変換素子13を透過したレーザ光を波長により分割するダイクロイックミラー14a、波長変化されなかったレーザ光を吸収するダンパ14b、第2高調波レーザ光の一部をパワーモニタ15bへ反射させるビームスプリッタ15aと、第2高調波レーザ光を遮断する安全シャッタ16と、エイミング光源17bから出射されたエイミング光の光軸をレーザ光の光軸と同軸とするためのダイクロイックミラー17aと、レーザ光をファイバ50の入射端に集光する結合光学系としてのレンズ18と、を備える。
励起光源11aは、レーザダイオードとされ、ファイバ11bは、土類金属等の特定の元素がドーピングされたシングルモードファイバとされる。ファイバレーザ11からは、近赤外域のレーザ光、例えば、波長1064nmの赤外レーザ光(基本波レーザ光)が出射される。波長変換素子13は、非線形結晶から作製された擬似位相整合素子であり、基本波レーザ光の波長に合わせて分極反転周期が決定されている。ここでは、波長変換素子13は、波長1064nmのレーザ光の第2高調波である波長532nmのレーザ光(第2高調波レーザ光、治療レーザ光)を得る構成とする。治療レーザ光としては、可視光領域で中長波長(緑色〜赤色)の領域が用いられることが好ましい。ダイクロイックミラー14aは、可視光を透過し、赤外光を反射する特性を持ち、波長変換された可視のレーザ光と波長変換されなかった赤外のレーザ光を分離する機能を有する。ビームスプリッタ15aは、光軸上のレーザ光を僅かに反射する(例えば、5%)特性を有する。パワーモニタ15bは、第2高調波レーザ光(治療レーザ光)の出力を検出(モニタ)し、制御ユニット30へと送る。パワーモニタ15bには、フォトダイオード等の受光素子、イメージセンサ等の撮像素子が用いられる。ダイクロイックミラー17aは、エイミング光の波長のレーザ光を反射し、治療レーザ光を透過する特性を持ち、エイミング光と治療レーザ光を同軸とする役割を持つ。エイミング光源17bは、治療レーザ光の照射位置が術者に確認できるように、エイミング光として適した波長のレーザ光を出射するレーザダイオードとされる。エイミング光源17bは、可視レーザ光を出射する構成とする。ダイクロイックミラー17aで、エイミング光と治療レーザ光とが合波されたレーザ光は、レンズ18を介してファイバ50へと入射される。ダイクロイックミラー14aで反射された赤外レーザ光は、ダンパ14bへと導かれ吸収される。ミラー15aとミラー17aとの間には、安全シャッタ16が置かれており、安全シャッタ16の光路へ挿入されることにより、レーザ光源ユニット10からの治療レーザ光の出射が遮断される。
レーザ光源ユニット10は、波長変換素子13の温度を調節し、波長変換素子13によって基本波レーザ光からその第2高調波レーザ光へ波長変換される際の変換効率を調節するための温度調節ユニット40を備える。温度調節ユニット40は、温度調節素子としてのペルチェ素子41と、ペルチェ素子41の駆動素子(駆動ユニット、駆動回路、ドライバ)42を有する。ペルチェ素子41は、波長変換素子13に接触して配置され、駆動素子42の駆動に基づいて波長変換素子13に対して加熱(加温)と吸熱(吸温)ができる。ペルチェ素子41は、効率的に波長変換素子13に対して加熱等できるように、波長変換素子13の一側面(例えば、底面)を覆うような大きさとされている。駆動素子42は、設定された温度にペルチェ素子41を維持する制御回路を有している。波長変換素子13による波長変換の効率が最も高い温度は、波長変換素子13の分極反転周期、サイズ等によって定められる。
操作ユニット20は、治療レーザ光を照射するトリガ信号を入力するためのフットスイッチ21、入出力手段であるタッチパネル式のモニタ22、を備える。モニタ22の操作により術者はグラフィカルに照射条件等の設定と確認ができる。モニタ22には、治療レーザ光のパルス幅(照射時間)を設定するパルス幅設定部23、治療レーザ光の出力を設定する出力設定部24、を備える。パルス幅設定部23は、現在設定(選択)されているパルス幅を表示する表示部23a、パルス幅を短くする設定信号を入力するスイッチ23b、パルス幅を長くするための設定信号を入力するスイッチ23c、を備える。同様に、出力設定部24は、現在設定(選択)されている出力(治療レーザ光の出力)を表示する表示部24a、出力を低くする設定信号を入力するスイッチ24b、出力を高くするための設定信号を入力するスイッチ24c、を備える。
制御ユニット30は、装置の統合・制御・判定等を行うユニットであり、励起光源11a、パワーモニタ15b、安全シャッタ16、駆動素子42、フットスイッチ21、モニタ22、メモリ31が接続される。メモリ31には、照射条件、励起光源11aの出力閾値(詳細は後述する)等が記憶される。
次に、デリバリ部100Bの構成を説明する。スリット光を投光する照明ユニット60は、可視光を出射する照明光源、コンデンサレンズ、照明用のスリット光を得るためのスリット板、投光レンズ、分割ミラーを備える。照明ユニット60には、各光学素子により照明光学系が構成される。照明ユニット60から出射されたスリット光は、コンタクトレンズCLを介して患者眼の眼底に投光される。
双眼の顕微鏡ユニット70は、対物レンズ、変倍用のレンズを切り替え配置する変倍光学系、治療レーザ光の反射光から術者眼OEを保護する保護フィルタ、光路を折り曲げる正立プリズム群、光量調整用の視野絞り、接眼レンズを備える。顕微鏡ユニット70は、照明された患者眼PEの眼底からの反射光を術者眼OEへと導光する。顕微鏡ユニット70には、各光学素子により観察光学系が構成される。
照射光学系80は、レンズ81、レーザ光のスポットサイズを変更するために光軸に沿って移動可能なズームレンズ(変倍光学系)82、対物レンズ83、反射ミラー84、を備える。照射光学系80により、ファイバ50の出射端面の像を所定のスポットサイズとしてターゲットである患者組織(ここでは、患者眼PEの眼底)に結像される。なお、本実施形態では、ファイバ50のコア径は、50μmとし、照射光学系80により、結像倍率(眼底でのスポットサイズ)を1〜20倍の間で変更させる構成とする。
次に、レーザ光源ユニット10から出射されるレーザ光の出力制御について説明する。図2は、ファイバレーザ11がパルス駆動されたときの出力の時間的変化を示す模式的グラフである。図3は、波長変換素子の温度と変換効率との関係を示す図である。
本実施形態では、以下に説明するファイバレーザ11の出力の特性と、波長変換素子13の温度調節による波長変換効率の特性とに基づいて、最終的な治療レーザ光(第2高調波レーザ光)の出力を設定する構成としている。出力設定部24において設定されて出力値に基づいて、励起光源11aの出力(駆動電流値)と、駆動素子42によるペルチェ素子41の温度とを制御し、波長変換素子13の波長変換効率を制御して、治療レーザ光の出力を制御する構成としている。
図2に示すグラフは、横軸が時間、縦軸が基本波レーザ光の出力(光パワー)である。図2では、説明の簡便のため、励起光源11aに印加する駆動電流を3つのパターン(駆動電流Ia、Ib、Ic)に分け、それぞれの駆動電流に対する出力値の経時変化を模式的に示している。駆動電流の関係としては、Ia<Ib<Icとする。駆動電流は、例えば、数A〜十数A(例えば、1〜8A)程度である。グラフでは、出力が、駆動電流を印加してから定常状態(tss以降)になるまでの時間を示している。3パターンのプロットとしては、駆動電流Iaを時刻taにおいて印加したときのプロットBa、駆動電流Ibを時刻tbにおいて印加したときのプロットBb、駆動電流Icを時刻tcにおいて印加したプロットBc、を示している。それぞれのプロットでは、駆動電流が印加されてから極短い時間(立ち上がり時間)において、急峻な一過性の出力の変化(パルス)がみられる。立ち上がり時間は、数μs〜数十μs(例えば、5〜10μs)程度である。本明細書では、これらのパルスをサージパルス(Sa〜Sc)と呼ぶものとする。各プロットは、サージパルスが発生した後、それぞれ設定されている駆動電流に対応する出力値へと向かう(出力が安定する)。 駆動電流が低い(設定出力が低い)プロットBaにおいて、サージパルスSaのピーク(の出力値)は、プロットBaの定常状態の出力よりも高い。また、プロットBbにおいて、サージパルスSbのピークは、プロットBbの定常状態の出力とほぼ同じである。また、駆動電流が高い(設定出力が高い)プロットBcにおいて、サージパルスScのピークは、プロットBcの定常状態の出力よりも低い。
このように、励起光源11aに印加する駆動電流に応じて、駆動電流に対応する定常状態の出力に比べて各サージパルスのピークの出力が異なることがわかる。具体的には、サージパルスは、励起光源11aの駆動電流が高くなると、基本波レーザ光の出力(定常状態での出力)に埋もれる傾向がみられる。言い換えると、傾向として、励起光源11aを駆動する出力が高い(基本波レーザ光の出力が高い)程、サージパルスの影響が少ない基本波レーザ光が得られることとなる。
本実施形態において、サージパルスの影響が少ない基本波レーザ光の駆動電流の閾値(出力閾値)は、サージパルスのピークが定常状態の出力とほぼ同じになるときの駆動電流Ibとする。従って、励起光源11aを駆動する際に、駆動電流Ib以上の電流を印加することにより、サージパルスの影響が少ない基本波レーザ光を得ることができる。
次に、波長変換効率について説明する。図3のグラフでは、横軸が温度、縦軸が第2高調波レーザ光の出力を示している。グラフでは、定常状態において、基本波レーザ光を波長変換素子13に入射させたときに、温度変化に対する波長変換後の第2高調波レーザ光の出力をプロットしている。グラフでは、波長変換素子13に入射する基本波レーザ光の出力を前述のように、駆動電流(Ia〜Ic)とした3つのパターンでプロットしている。グラフでは、駆動電流Iaの場合をプロットHa、駆動電流Ibの場合をプロットHb、駆動電流Icの場合をプロットHc、としている。本実施形態では、ファイバレーザ11から出射される基本波レーザ光の波長等の特性と、波長変換素子13の分極反転周期等の特性に基づき、波長変換素子13において波長変換効率が最も高い波長変換素子13の温度Tmが定まる。温度Tmとしては、室温より高く、装置100の他の部材、ユニット等に悪影響が少ない温度帯として設定されることが好ましい。温度Tmは、50〜60度程度で設定されることが好ましい。
グラフにおいて、それぞれのプロット(Ha〜Hc)の形状は、温度Tmを中心(ピーク)とした単峰性のほぼ左右対称な形状をしており、ここでは、ガウシアン(ガウス分布)に近似している。各プロットは、入射する基本波レーザ光の出力に応じて、第2高調波レーザ光の出力が異なっており、基本波レーザ光の出力(励起光源11aの駆動電流)に正比例している。本実施形態では、波長変換素子13が温度Tmのときの変換効率を最大変換効率とし、例えば、15%とする(詳細は後述する)。
それぞれのプロットは単峰性であるため、波長変換素子13の温度を温度Tmからずらす(温度を上げる又は下げる)ことにより、波長変換効率が低下する。従って、駆動素子42の駆動により設定温度を変更することで、波長変換効率を制御(設定)できる。また、ピークが高いプロットほど、僅かな温度変化によって、波長変換効率が急激に低下する傾向がある。このため、励起光源11aの駆動電流(基本波レーザ光の出力)を高い値とした上で、波長変換素子13の温度を温度Tmからずらすことにより、効率的に波長変換効率を制御することができる。この温度変化の範囲は、ペルチェ素子41の分解脳(設定温度のステップ)及び駆動素子42に設定分解能によって定められる。各駆動電流において、温度変化に対する波長変換効率の関係はメモリ31に記憶されている。
次に、サージパルスの影響が少ない第2高調波レーザ光(治療レーザ光)を得る設定について説明する。
制御ユニット30は、出力設定部24の設定信号に基づいて、以下のようにレーザ光源ユニット10(励起光源11a及び駆動素子42)を制御する。制御ユニット30は、励起光源11aへ印加する駆動電流を直接変調してファイバーレーザ11をパルス駆動する際、ファイバーレーザ11から出射する基本波レーザ光の出力範囲の下限を所定の出力閾値PS(図2の例における駆動電流Ibの出力)以上とする。ここで、波長変換素子13の波長変換効率が所定の高変換効率HEのとき(好ましくは、最大変換効率のとき)を基準にして、出力閾値PSと効率HEとを乗じた出力をPSHとする。そして、制御ユニット30は、出力設定部24により設定された治療レーザ光の出力値(以下、設定出力Spaとする)が出力PSH以上のときは、波長変換素子13で波長変換された治療レーザ光(第2高調波レーザ光)の出力が設定出力Spaとなるように、ファイバーレーザ11への印加電流を制御する。一方、設定出力Spaが出力PSHを下回るときは、制御ユニット30は、基本波レーザ光が出力閾値PSとなるように(又は出力閾値PSを上回るように)ファイバーレーザ11を駆動すると共に、治療レーザ光(第2高調波レーザ光)の出力が設定出力Spaとなるように、温度調節ユニット40の駆動を制御し、波長変換素子13の波長変換効率を効率HEより低い値に変化させる。言い換えると、基本波レーザ光を出力閾値PS以上で出射させ、波長変換素子13の変換効率を変更することで、第2高調波レーザ光を設定された出力Spaとする。
以下、出力設定部24での設定出力Spaを750mW、450mW,300mWとした場合を例に挙げ、波長変換素子13の温度調節の手法を説明する。ここでは、波長変換素子13の変換効率HEが最大変換効率の15%であり、サージパルスの出力閾値PS(駆動電流Ibに相当)が3.0Wであるとする。出力PSHは450mWとなる。
第2高調波レーザ光の設定出力Spaを750mWとする場合、波長変換素子13の波長変換効率は15%であるため、基本波レーザ光の出力として5.0Wが必要となる。5.0Wは出力閾値PSよりも高いため、ファイバレーザ11の制御において、サージパルスの影響が少ない。この場合、制御ユニット30は、温度調節ユニット40による温度調節を温度Tmとし、変換効率HEが15%となるようにすると共に、5.0Wの基本波レーザ光が出射されるようにファイバレーザ11の駆動を制御する。すなわち、設定出力Spaが出力PSHより高いので、制御ユニット30は、ファイバーレーザ11への印加電流を制御することによって、設定出力Spaとなる第2高調波レーザ光を得る。
また、設定出力Spaを450mWとする場合、基本波レーザ光として3.0Wが必要となる。3.0Wは出力閾値PSであるため、ファイバレーザ11の制御において、サージパルスの影響が少ない。このため、制御ユニット30は、3.0Wの基本波レーザ光が出射されるようにファイバレーザ11の駆動を制御し、変換効率HEが15%となるように温度調節ユニット40による温度調節を温度Tmとする。
一方、設定出力Spaを300mWとする場合、基本波レーザ光として2.0Wが必要となる。しかしながら、2.0Wは、出力閾値PS(3.0W)よりも小さいため、サージパルスの影響を受けている基本波レーザ光が出射されることとなる。そこで、制御ユニット30は、基本波レーザ光の出力を出力閾値PSとして出射させ、波長変換素子13の変換効率を低下させて、所期する出力である300mWの第2高調波レーザ光を得る構成とする。すなわち、制御ユニット30は、設定出力Spaが出力PSHより低いので、基本波レーザ光の出力を出力閾値PSである3.0Wとし、温度調節ユニット40(駆動素子42)の駆動を制御することによって波長変換素子13の温度を調節し、変換効率を15%から10%に低下させ、300mWの出力の第2高調波レーザ光を得る。波長変換素子13の温度制御による波長変換効率の関係は、メモリ31に記憶されている。制御ユニット30は、波長変換効率が10%となるように温度調節ユニット40っを駆動して波長変換素子13の温度を制御する。
以上のように設定出力Spaが300mWのように低出力であっても、サージパルスの影響が少ない第2高調波レーザ光を得ることができる。治療において、サージパルスの影響が少ない第2高調波レーザ光が患者の組織に照射されることで、過剰な痛み等が軽減できる。また、設定された出力に基づく、第2高調波レーザ光のエネルギ量(出力とパルス幅の積)と、実際に照射される第2高調波レーザ光のエネルギ量の差が小さくできる。
また、出力の低い第2高調波レーザ光を得る際に、励起光源11aを出力閾値PSで駆動することにより、励起光源11aを出力閾値PSよりも高い出力で駆動する場合に比べて、励起光源11aの駆動で消費される電力をできるだけ抑えることができる。
以上のような構成を備える装置において、手術時の動作を説明する。術者は手術に先立ち、治療レーザ光の照射条件の設定を行う。装置100の電源を入れると、モニタ22のパルス幅設定部23の表示部23a及び出力設定部24の24aに現在の照射条件が表示される。術者は、スイッチ23b、23cを操作して所期するパルス幅を設定する。また、術者は、スイッチ24b、24cを操作して所期する治療レーザ光の出力値を設定する。設定されたパルス幅と出力は、メモリ31に記憶される。制御ユニット30は、設定された出力に応じて、リアルタイムに駆動素子42を駆動し、波長変換素子13の変換効率を調節する。これにより、温度調節ユニット40による出力設定の追従性(設定値に対して波長変換効率を変更するまでの速度)を早くできる。
出力が設定されると、制御ユニット30は、励起光源11aを駆動する。このとき、制御ユニット30は、設定出力Psaが所定の出力PDH(実施例では、450mW)以上のときは、パワーモニター15bにて第2高調波レーザ光の出力を確認し、第2高調波レーザ光の出力が設定出力Psaとなるように、ファイバレーザ11の励起光源11aに印加する駆動電流を制御する。また、制御ユニット30は、設定出力Psaが所定の出力PDH(450mW)を下まわるときは、励起光源11aを出力閾値PS(駆動電流Ib)で駆動すると共に、設定出力Psaに応じて第2高調波レーザ光の出力が設定出力Spaとなるように、温度調節ユニット40の駆動を制御し、波長変換素子13の波長変換効率を低下させる。なお、このときも、第2高調波レーザ光の出力はパワーモニター15bにて確認されるので、パワーモニター15bによるモニタ結果に基づいて励起光源11aに印加する駆動電流を制御し、第2高調波レーザ光の出力を微調整する。
装置100の設定が終わると、術者は患者眼を観察及びスポットの位置合せを行う。照明ユニット60を操作し、照明光によって眼底を照明する。眼底は顕微鏡ユニット70を通して観察される。術者は、図示なきスイッチによりエイミング光源17を点灯し、スポット径を調整して、所望のスポットサイズとする。照射光学系80を介して患者眼PEの眼底に照射される。術者はエイミング光の患部への位置合わせを行った後、フットスイッチ21を押して治療レーザ光の照射を行う。
このとき、制御ユニット30は、安全シャッタ19を光路から外し、励起光源11aを駆動する。励起光が入射されたファイバ11bからは赤外の基本波レーザ光が出射(発振)され、基本波レーザ光は、温度調節ユニット40により設定温度に調節されている波長変換素子13により可視の治療レーザ光に変換され、ファイバ50へと入射される。ファイバ50から出射された治療レーザ光は、レンズ81、ズームレンズ82、対物レンズ83、反射ミラー84、コンタクトレンズCLを介して患者眼PEの眼底へと照射される。このとき、治療レーザ光は、サージパルスの影響が少ないレーザ光とされている。
なお、以上の説明では、サージパルスの影響が少ない基本波レーザ光の出力閾値PSとして、サージパルスのピークの出力が定常状態での出力と同じ程度のものとしたが、これに限るものではない。治療において、サージパルスの影響が実質的に少ない基本波レーザ光であれば、サージパルスのピークの出力が、定常状態での出力を超えていてもよい。具体的には、サージパルスのピークが設定された出力の定常状態よりも高くても、患者が痛み等の不快感を感じない(又は気にならない)程度の範囲であればよい。
また、以上の説明では、励起光源11aの駆動を出力閾値以上として駆動し、出力閾値の駆動においては、波長変換効率を調節して、所期する第2高調波レーザ光を得る構成としたが、これに限るものではない。励起光源11aを出力閾値PSよりも高い出力のレーザ光を出射するように駆動し、波長変換効率を低下させて、所期する第2高調波レーザ光を得る構成としてもよい。
また、励起光源11a(ファイバレーザ11)の出力を出力閾値PS以上の一定値(例えば、10W等の高出力)とし、波長変換素子13の波長変換効率の調節によって、所期する出力の第2高調波レーザ光を得る構成してもよい。例えば、前述の設定(第2高調波レーザ光の出力設定:750mW,450mW,300mW)において、何れの場合も基本波レーザ光の出力は、5.0Wとする。出力を750mWとする場合には波長変換効率を15%とし、出力を450mWとする場合には波長変換効率を9%とし、出力を300mWとする場合には波長変換効率を6%とする。
また、以上の説明では、基本波レーザ光を出射するレーザ光源としてファイバレーザを挙げたが、レーザ光源としては、固体レーザ、半導体レーザ等の何れのレーザ光源であってもよい。また、以上の説明では、赤外レーザ光を可視レーザ光に変換する構成としたが、これに限るものではない。可視光を紫外光に変換する構成としてもよいし、赤外光を赤外光に変換する構成としてもよい。
また、以上の説明では、患者眼の眼底に治療レーザ光(第2高調波レーザ光)を照射する装置を例に挙げたが、患者の組織に治療レーザ光を照射・導光して治療する装置であれば、本発明は、何れの装置でも適用できる。
眼科用レーザ治療装置の光学系及び制御系の概略構成図である。 ファイバレーザがパルス駆動されたときの出力の時間的変化を示す模式的グラフである。 波長変換素子の温度と変換効率との関係を示す図である。
10 レーザ光源ユニット
11 ファイバレーザ
13 波長変換素子
20 操作ユニット
24 出力設定部
30 制御ユニット
31 メモリ
40 温度調節ユニット
41 ペルチェ素子
50 ファイバ

Claims (5)

  1. 基本波レーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源への印加電流を制御して、設定されたパルス幅の基本波レーザ光を出射させるようにレーザ光源をパルス駆動するレーザ光源駆動手段と、前記レーザ光源からの基本波レーザ光を第2高調波レーザ光に変換する波長変換素子と、患者眼に照射される第2高調波レーザ光の出力の設定信号を入力する出力設定手段と、波長変換された第2高調波レーザ光を患者眼に導光して照射する照射光学系と、を備えるレーザ治療装置において、
    前記波長変換素子での波長変換効率を変更するために前記波長変換素子の温度を調節する温度調節ユニットと、
    前記レーザ光源から出射されるレーザ光の出力範囲の下限を所定の出力閾値とするように前記レーザ光源駆動手段の駆動を制御すると共に、前記出力設定手段で設定された出力の第2高調波レーザ光が得られるように前記温度調節ユニットの駆動を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするレーザ治療装置。
  2. 請求項1のレーザ治療装置において、前記制御手段は、前記出力設定手段で設定された出力が所定の低出力以上の場合は、前記波長変換素子での波長変換効率が所定の効率以上となるように前記温度調節ユニットを駆動すると共に、設定された出力値に基づいて前記レーザ光源駆動手段の駆動を制御し、設定された出力値が前記所定の低出力より低い場合は、前記レーザ光源から出射されるレーザ光の出力範囲の下限を所定の出力閾値とするように前記レーザ光源駆動手段の駆動を制御すると共に、設定された出力に基づいて前記波長変換素子での波長変換効率を前記所定の効率から低下するように前記温度調節ユニットの駆動を制御することを特徴とするレーザ治療装置。
  3. 請求項2のレーザ治療装置において、前記所定の低出力は、サージパルスの影響が実質的に少ないものとして設定された前記基本波レーザ光の出力閾値と前記波長変換素子による所定の変換効率とを乗じた値として設定されていることを特徴とするレーザ治療装置。
  4. 請求項2のレーザ治療装置は、前記波長変換素子の温度変化に対する波長変換効率データを記憶するメモリを備え、前記制御手段は、設定された出力値が前記所定の低出力より低い場合、前記所定の出力閾値と前記メモリに記憶された波長変換効率データとに基づき、第2高調波レーザ光の出力が設定された出力値となるように前記温度調節ユニットの駆動を制御することを特徴とするレーザ治療装置。
  5. 請求項1のレーザ治療装置において、前記レーザ光源はファイバレーザであることを特徴とするレーザ治療装置。
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