JP2012114627A - ハンドオーバ試験システム - Google Patents

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和博 寺山
Katsuhiko Sato
克彦 佐藤
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Abstract

【課題】移動体通信のサービスにおいて重要な要素となるハンドオーバの性能及び品質を向上させるために、種々の通信条件に応じた複雑なハンドオーバ試験を実施する。
【解決手段】複数の減衰器ATTを介して移動端末MSと各基地局BSとを接続し、移動端末MSと各基地局BSとの間の無線疑似空間伝送路SPと、無線疑似空間における移動端末MSの位置を含む移動パターンを設定する移動パターン設定部18aと、無線疑似空間における電界強度の減衰条件を設定する減衰条件設定部18bと、移動パターン及び減衰条件に基づき、減衰器ATTによる無線疑似空間における電界強度の減衰量を設定する減衰量設定部26と、移動パターンに従って減衰器ATTによる減衰量を制御する減衰量制御部28と、ハンドオーバ試験のログデータを取得するログデータ取得部24aと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動端末による一の基地局から他の基地局へのハンドオーバの試験を行うハンドオーバ試験システムに関する。
近年、PHS、携帯電話、PDA等の移動端末を用いた移動体通信が広汎に普及しており、中でも、次世代の高速移動体通信方式として、ブロードバンドインターネット接続に対応したWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)が国際的に注目を集めている。
ところで、WiMAX内の移動端末(MS:Mobile Station)が、無線接続している基地局(BS:Base Station)から、当該基地局と隣接する基地局に切り替わる場合や、基地局の負荷を考慮した場合において、前記基地局と隣接する基地局との間でハンドオーバ(HO:Hand Over)が行われる。
ハンドオーバの制御では、例えば、移動端末に隣接する複数の基地局と移動端末との間の通信信号の受信電界強度を測定し、電界強度が所定レベル以上となった基地局に移動端末から通知を行い、当該基地局は、この通知に従って移動端末との通信を確立する。ここで、図9に示すWiMAXのネットワーク参照モデルの場合、例えば、ASN(Access Service Network)において制御されるR4インタフェース(ASN−GW間のインタフェース)間のハンドオーバは、ASN−GW(Gate Way)が、移動端末のハンドオーバによる基地局間の移動に応じて、アンカ(Anchor)、サービング(Serving)又はターゲット(Target)の3種類の機能で動作し、移動端末の移動パターンも3つのパターンに分かれる。
また、ハンドオーバの制御シーケンスは、基地局間のサービスエリアが重なり合う受信電界強度の範囲や、移動端末の移動速度の違いによる受信電界強度の変動速度によって異なる。例えば、移動端末の移動元の基地局及び移動先の基地局の両方から十分な受信電界強度の通信信号が得られている場合、移動端末は、移動先の基地局を予め把握してハンドオーバ(Controlled-HO)することができるが、十分な受信電界強度の通信信号が得られない場合には、移動先の基地局を予め把握できずに突然にハンドオーバ(Uncontrolled-HO)するため、制御シーケンスが異なってくる。また、移動端末の移動速度による受信電界強度の変動速度によって、移動元の基地局、移動先の基地局及び移動端末間での通信信号の交換状況が異なるため、この場合にもハンドオーバの制御シーケンスが異なってくる。さらに、移動先の基地局の候補が複数ある場合や、R6(ASN−GWと基地局間のインターフェース)、R4及びR3(ASN−GW、CSN(Connectivity Service Network)間インタフェース)の各インタフェース間の各種ハンドオーバとそれらが合成される場合、又は、ハンドオーバの制御以外の機能も同時に動作する場合には、ハンドオーバの制御シーケンスはより複雑になる。
このように、異なるハンドオーバ制御シーケンスや移動端末の数に応じて、ハンドオーバ処理時間や、ASN−GW、基地局等のCPUの負荷が変化する。また、ハンドオーバ制御中のデータパケット損失時間等にも影響が現れる。さらに、複雑なハンドオーバの制御シーケンスの場合には、試験不足によりソフトの不具合が解消しきれないことがあり、そのまま移動体通信のサービスが開始されると、試験の未実施の状況が発生したときに障害を来たすことがある。移動体通信のサービスにおいて、ハンドオーバの性能及び品質の向上は重要な要素であり、基地局が設置された現場において、きめ細かくフィールド試験を行うことが最も確実であることは言うまでもない。
しかしながら、各地に数多く設置された全ての基地局において、基地局間での移動端末の位置、移動パターン、移動速度に対応した受信電界強度、電波障害物による電界強度の変化等の複雑な通信条件を考慮したフィールド試験を行うことは、多大な時間及びコストを要するため、現実的ではない。しかも、フィールド試験の場合、同じ条件を再現して試験を行うことは、殆ど不可能である。
特許文献1には、移動端末と複数の基地局との間を試験伝送路で接続し、この試験伝送路の通信条件を変更可能とした擬似的なサービスエリアを構築してハンドオーバの試験を行い、その試験結果を取得して解析できるようにした試験装置が開示されている。この試験装置によれば、種々の通信条件に対するハンドオーバの試験結果を得ることができる。
特開2009−302937号公報
しかしながら、特許文献1には、フィールドに対応した通信条件をどのように設定するのかについての具体的な開示がなく、試験結果を現実のフィールドに対してどのように反映させればよいか、という現実的な解決策を提供できるものではない。
本発明は、前記の不具合を解消するためになされたものであって、移動体通信のサービスにおいて重要な要素となるハンドオーバの性能及び品質を向上させるために、種々の通信条件に応じた複雑なハンドオーバ試験を容易に実施し、また、その試験結果の解析も容易に行うことができるハンドオーバ試験システムを提供することを目的とする。
本発明に係るハンドオーバ試験システムは、移動端末による一の基地局から他の基地局へのハンドオーバの試験を行うハンドオーバ試験システムにおいて、電界強度の減衰量を制御する複数の減衰器を介して前記移動端末と前記各基地局とを接続し、前記移動端末と前記各基地局との間の無線疑似空間を構成する伝送路と、前記無線疑似空間における前記移動端末の位置を含む移動パターンを設定する移動パターン設定部と、前記無線疑似空間における前記電界強度の減衰条件を設定する減衰条件設定部と、前記移動パターン及び前記減衰条件に基づき、前記減衰器による前記無線疑似空間における前記電界強度の前記減衰量を設定する減衰量設定部と、前記移動パターンに従って前記減衰器による前記減衰量を制御する減衰量制御部と、ハンドオーバ試験のログデータを取得するログデータ取得部と、を備え、前記減衰量制御部により前記減衰量を制御し、前記移動端末と前記各基地局との間で前記ハンドオーバ試験を行い、前記ログデータ取得部で前記ハンドオーバ試験の前記ログデータを取得し、前記ログデータに基づいて前記ハンドオーバの試験結果を解析することを特徴とする。
前記ハンドオーバ試験システムにおいて、前記移動パターン設定部は、前記移動端末の移動速度及び移動経路を設定することを特徴とする。
前記ハンドオーバ試験システムにおいて、前記減衰条件設定部は、前記無線疑似空間に配置される仮想電波遮蔽物による前記電界強度の減衰率を前記減衰条件として設定することを特徴とする。
前記ハンドオーバ試験システムにおいて、前記移動端末と、前記基地局と、ASN−GW(Access Service Network Gate Way)と、CSN(Connectivity Service Network)とにより、WiMAXシステムを構成することを特徴とする。
本発明のハンドオーバ試験システムでは、移動体通信のサービスにおいて重要な要素となるハンドオーバの性能及び品質を向上させるための種々の通信条件に応じた複雑なハンドオーバ試験を容易に実施し、また、その試験結果の解析も容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係るハンドオーバ試験システムの構成ブロック図である。 各基地局のサービスエリアにおける電界強度の減衰量と、移動端末の移動パターンとからなる仮想フィールドマップの説明図である。 仮想電波遮蔽物を配置した仮想フィールドマップにおける移動端末の移動パターンの説明図である。 移動端末の移動経路の各プロット点に対して生成した減衰量定義データの説明図である。 減衰量定義データの作成フローチャートである。 ハンドオーバ試験のフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るハンドオーバ試験システムの構成ブロック図である。 本発明のさらに他の実施形態に係るハンドオーバ試験システムの構成ブロック図である。 WiMAXのネットワーク参照モデルの説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るハンドオーバ試験システム10の構成ブロック図である。
ハンドオーバ試験システム10は、複数の移動端末MS1〜MSxと、3台の基地局BS1〜BS3と、移動端末MS1〜MSxと基地局BS1〜BS3との間に設定される無線疑似空間伝送路SPと、上位のネットワークに対する中継機器であり、ネットワーク層(第3層)のデータによりパケットの行き先を判断し、ネットワークに転送するためのIPパケット中継/転送装置L3SWと、無線疑似空間伝送路SPを介して移動端末MS1〜MSxと基地局BS1〜BS3との間でハンドオーバ試験を行うハンドオーバ試験装置12とを備える。
無線疑似空間伝送路SPは、フィールド上の現実の要素を仮想的に模擬する無線疑似空間を構成する伝送路であり、移動端末MS1〜MSxから基地局BS1〜BS3に送信される通信信号を混合する一方、基地局BS1〜BS3から移動端末MS1〜MSxに送信される通信信号を各移動端末MS1〜MSxに分配する混合・分配器MD1と、基地局BS1〜BS3から移動端末MS1〜MSxに送信される通信信号を混合する一方、移動端末MS1〜MSxから基地局BS1〜BS3に送信される通信信号を各基地局BS1〜BS3に分配する混合・分配器MD2と、各基地局BS1〜BS3から混合・分配器MD2に送信される通信信号の電界強度の減衰量を制御する減衰器ATT1〜ATT3とを備える。無線疑似空間伝送路SPを構成する混合・分配器MD1、MD2、減衰器ATT1〜ATT3、移動端末MS1〜MSx及び基地局BS1〜BS3は、同軸ケーブル14によって接続される。
ハンドオーバ試験装置12は、全体を統括制御する主制御部16を備え、この主制御部16には、操作入力部18、表示部20、トラフィック制御部22、システム監視制御部24、減衰量制御部26、減衰量定義データ生成部28、移動端末動作制御部30、HO(ハンドオーバ)シーケンス記憶部32、試験条件記憶部34、減衰量定義データ記憶部36、受信パケット記憶部38、ログデータ記憶部40、解析結果記憶部41がそれぞれ接続される。
主制御部16は、ハンドオーバ試験装置12の全体を管理するとともに、HO試験の結果の解析を行う。操作入力部18は、HO試験に必要な試験条件の入力、HO試験の開始、中断、終了の指示、HOシーケンスの雛形の登録等を行う。また、操作入力部18は、移動端末MS1〜MSxの移動パターンを設定する移動パターン設定部18aと、仮想電波遮蔽物48a〜48cの減衰条件を設定する減衰条件設定部18bとを備える。
図2は、各基地局のサービスエリアにおける電界強度の減衰量と、移動端末の移動パターンとからなる仮想フィールドマップの説明図である。図3は、仮想電波遮蔽物を配置した仮想フィールドマップにおける移動端末の移動パターンの説明図である。
操作入力部18から入力される試験条件は、図2に示す仮想フィールドマップのスケール44、基地局BS1〜BS3のアンテナ構成(例えば、3セル配置3オムニアンテナ構成、1セル配置3セクタアンテナ構成、3セル配置3セクタアンテナ構成等)、アンテナの配置、送信出力、周波数、送信アンテナ利得等のプロファイル、移動端末MS1〜MSxの受信アンテナ利得、移動経路46及び移動速度からなる移動パターン等のプロファイル、図3に示す仮想フィールドマップに配置される仮想電波遮蔽物48a〜48cの減衰条件である電界強度の減衰量を含む。移動パターンは、操作入力部18の移動パターン設定部18aにおいて設定され、減衰条件は、操作入力部18の減衰条件設定部18bにおいて設定される。なお、仮想電波遮蔽物48aは樹木、48bはトンネル、48cは建造物を表すものとする。
操作入力部18により入力された試験条件は、試験条件記憶部34に記憶される。また、HOシーケンスは、基地局BS1〜BS3に対する移動端末MS1〜MSxの移動パターンによって異なっており、異なる複数のHOシーケンスが雛形としてHOシーケンス記憶部32に記憶される。HOシーケンス記憶部32に記憶される雛形のHOシーケンスとしては、例えば、WiMAXシステムでは、R3、R4及びR6各インタフェース(図9)間の各種ハンドオーバに対して、移動端末主導HO(Controlled-HO、Uncontrolled-HO)及び基地局主導HO、の各シーケンスがある。
表示部20は、操作入力部18による試験条件の入力、HO試験の開始、中断、終了を指示するための操作画面、図2又は図3に示す各基地局BS1〜BS3のサービスエリア42a〜42cを示す画面、HO試験の解析結果を示す画面等の表示を行う。
トラフィック制御部22は、移動端末MS1〜MSxと基地局BS1〜BS3との間で送受信するHO試験のためのデータパケットを生成し、生成するデータパケット量でトラフィック量を制御するとともに、IPパケット中継/転送装置L3SWを介してデータパケットの送受信制御を行う一方、受信したデータパケットの解析を行う。なお、受信したデータパケットは、受信パケット記憶部38に記憶される。また、データパケットの解析結果は、解析結果記憶部41に記憶される。
システム監視制御部24は、IPパケット中継/転送装置L3SWを介してログデータを取得し、ログデータ記憶部40に記憶させるとともに、IPパケット中継/転送装置L3SWを介する基地局BS1〜BS3間の制御信号の監視を行う。ログの取得は、システム監視制御部24が備えるログデータ取得部24aにより行われる。なお、図1に点線で示すように、必要に応じて、移動端末MS1〜MSxのログデータを取得し、基地局BS1〜BS3のログデータとともにログデータ記憶部40に記憶させるようにしてもよい。
減衰量定義データ生成部26は、操作入力部18から入力された試験条件に基づき、移動端末MS1〜MSxの移動経路46(図2)又は移動経路50(図3)上のプロット点P、P1〜P8における電界強度の減衰量である減衰量定義データを生成する。減衰量定義データ生成部26は、減衰量設定部として機能する。図4は、図2に示す移動端末MS1〜MSxの移動経路46の各プロット点P、P1〜P8に対して生成した各減衰器ATT1〜ATT3による減衰量定義データの説明図である。これらの減衰量定義データは、減衰量定義データ記憶部36に記憶される。
減衰量制御部28は、減衰器ATT1〜ATT3を制御し、減衰量定義データ生成部26によって生成された減衰量定義データに基づき、移動端末MS1〜MSxを移動経路46又は50に沿って移動させたときの無線疑似空間の各プロット点P、P1〜P8における減衰量を制御する。減衰量制御部28により前記減衰量を制御することにより、移動端末MS1〜MSxと基地局BS1〜BS3との間でハンドオーバ試験を行うことができる。
移動端末動作制御部30は、ハンドオーバ試験システム10に対する移動端末MS1〜MSxの接続処理及び切断処理を行う。
本実施形態のハンドオーバ試験システム10は、基本的には以上のように構成される。次に、図5に示すフローチャートに基づき、減衰量定義データの作成手順について説明する。
先ず、ハンドオーバ試験装置12の操作入力部18を用いて、図2に示す仮想フィールドマップのスケール44、各基地局BS1〜BS3のアンテナ構成、基地局BS1〜BS3の仮想フィールドマップ上での配置を設定する(ステップS1)。
次に、操作入力部18を用いて、送信出力、周波数、送信アンテナ利得を含む各基地局BS1〜BS3の送受信特性を設定する(ステップS2)。また、操作入力部18を用いて、受信アンテナ利得を含む移動端末MS1〜MSxの送受信特性を設定する(ステップS3)。
上記の基本的な試験条件が設定された後、主制御部16は、仮想フィールドマップ上の各基地局BS1〜BS3から出力される通信信号の電界強度の減衰量(自由空間伝播損失)を算出する(ステップS4)。電界強度の減衰量(dB)は、各基地局BS1〜BS3からの距離(m)、通信信号の波長(m)を用いて、式(1)により算出される。
減衰量=10log(4π×距離/波長) (1)
として算出される。算出された減衰量を仮想フィールドマップにプロットした例を図2に示す。なお、移動端末MS1〜MSxが受信する受信電界強度は、基地局BS1〜BS3の送信出力、送信アンテナ利得、移動端末MS1〜MSxの受信アンテナ利得及び前記減衰量を用いて、式(2)により算出される。
受信電界強度=送信出力+送信アンテナ利得
+受信アンテナ利得−減衰量
(2)
次に、ユーザは、操作入力部18の減衰条件設定部18bを用いて、仮想フィールドマップに対して、仮想電波遮蔽物48a〜48cの減衰条件を設定する(ステップS5)。この場合、減衰条件である電界強度の減衰率は、仮想電波遮蔽物48a〜48cの種類に応じて予め決められており、図3に示すように、所望の仮想電波遮蔽物48a〜48cを仮想フィールドマップ上のハンドオーバする所望の位置に配置する。なお、仮想電波遮蔽物48a〜48cとしては、樹木48a、トンネル48b、建造物48c、その他、降雨による電波障害等を対象とすることができる。
主制御部16は、設定された減衰条件に基づき、ステップS4で算出した減衰量を修正し、仮想電波遮蔽物48a〜48cを考慮した仮想フィールドマップの減衰量を算出する(ステップS6)。
次に、操作入力部18の移動パターン設定部18aを用いて、仮想フィールドマップに対して、移動端末MS1〜MSxの移動パターンをプロットする(ステップS7)。この場合、移動パターンは、図2又は図3に示すように、移動端末MS1〜MSxの移動経路46又は50と、移動端末MS1〜MSxの移動速度を表すプロット点P、P1〜P8とから構成される。移動速度は、プロット点P、P1〜P8の間隔Δtで表される。間隔Δtが小さければ、移動速度が遅く、間隔Δtが大きければ、移動速度が速いことを表す。
移動端末MS1〜MSxの移動パターンを仮想フィールドマップにプロットした後、減衰量定義データ生成部26は、ステップS6で算出した減衰量を用いて、各プロット点P、P1〜P8の減衰量定義データを生成する(ステップS8)。
ステップS1〜S3で設定された試験条件、ステップS4で算出された減衰量、ステップS5で設定された減衰条件、ステップS6で算出された減衰量、ステップS7で設定された移動パターンは、試験条件として試験条件記憶部34に保存される(ステップS9)。また、ステップS8で生成された減衰量定義データは、減衰量定義データ記憶部36に保存される(ステップS10)。図4は、図2の移動経路46に対して生成された各減衰器ATT1〜ATT3の減衰量定義データを例示する。
次に、以上のようにして作成された減衰量定義データを用いて、ハンドオーバ試験装置12によるHO試験を開始する。そこで、図6に示すフローチャートに基づき、HO試験の手順について説明する。
先ず、試験条件記憶部34から試験条件を読み込むとともに、減衰量定義データ記憶部36から移動経路46又は50の各プロット点P、P1〜P8の減衰量定義データを読み込む(ステップS11)。
また、操作入力部18を用いて、HO試験の実行ステップ時間及び繰り返し回数を指定する(ステップS12)。この場合、実行ステップ時間とは、HO試験を行う各プロット点P、P1〜P8の時間間隔であり、移動端末MS1〜MSxの移動速度を反映したHO試験がこの実行ステップ時間によって模擬されることになる。また、繰り返し回数とは、ステップS11からステップS26までのHO試験の繰り返し回数であり、この繰り返し回数を設定することにより、移動端末MS1〜MSx及び基地局BS1〜BS3を含むシステムのソフト及びハードの負荷試験を行うことができる。
次いで、トラフィック制御部22は、移動端末MS1〜MSxと基地局BS1〜BS3との間で送受信するHO試験のためのデータパケットを生成する(ステップS13)。
以上の設定作業が完了した後、ユーザは、操作入力部18を用いて、HO試験の開始を指示する(ステップS14)。
システム監視制御部24は、HO試験の開始が指示されると、IPパケット中継/転送装置L3SWから通信に係るログデータの取得を開始して、ログデータをログデータ記憶部40に記憶させるとともに、IPパケット中継/転送装置L3SWを介して基地局BS1〜BS3間の制御信号の監視を開始する(ステップS15)。
この場合、ログデータとして、基地局BS1〜BS3に設定されているソフトウェアのHO制御手順や状態を評価し、また、HO制御時間と基地局BS1〜BS3のCPUの負荷を計測するため、基地局BS1〜BS3間、及び、基地局BS1〜BS3と移動端末MS1〜MSxとの間のHO制御パケットの送受信情報(HO制御パケットの種別、時刻、送信元/送信先、パケット識別情報)を取得し、基地局BS1〜BS3毎にログデータ記憶部40に記憶させる。また、CPU負荷量も任意の一定時間間隔及びログデータの出力時に合わせて取得して記憶させる。
HO試験が開始されると、先ず、移動端末動作制御部30が、ハンドオーバ試験システム10に対する移動端末MS1〜MSxの接続処理を行う(ステップS16)。
次いで、トラフィック制御部22は、IPパケット中継/転送装置L3SWを介してHO試験用のデータパケットの送受信を開始するとともに、受信したデータパケットを受信パケット記憶部38に記憶させ、その解析を開始する(ステップS17)。
この場合、HO制御中の移動端末MS1〜MSxのデータパケットが損失する時間を計測するため、ネットワーク側と各移動端末MS1〜MSx側との間の双方向で試験用のデータパケットを送信し、受信パケットを監視して照合する。試験用のデータパケットの送信間隔は、測定精度に応じて調整する。また、HOの完了処理時、中止処理時、又は、失敗による移動端末MS1〜MSxの切断処理時において、基地局BS1〜BS3のログデータにその結果及び時刻を記録する。
一方、減衰量制御部28は、減衰量定義データ記憶部36から減衰量定義データを読み込み、ステップS12で指定した実行ステップ時間の間隔で減衰器ATT1〜ATT3の減衰量制御を開始する(ステップS18)。
例えば、図2の移動経路46に従って移動端末MS1〜MSxが移動する場合について説明する。移動端末MS1〜MSxが各プロット点P1〜P8に移動することを模擬し、減衰量制御部28は、減衰器ATT1〜ATT3の減衰量を、図4に示す減衰量定義データに従い、ステップS12で設定した実行ステップ時間毎に切り替えて制御する。図2の移動経路46の場合、プロット点P1〜P3の移動では、移動端末MS1〜MSxは、基地局BS1と無線接続し、移動端末MS1〜MSxがプロット点P3からP4に移動する際、基地局BS1からBS3にHOが行われ、無線接続先が、基地局BS1から基地局BS3に変更される。次いで、プロット点P4〜P6点間の移動では、移動端末MS1〜MSxは、基地局BS3と無線接続する。さらに、移動端末MS1〜MSxがプロット点P6からP7に移動する際、基地局BS3からBS2にHOが行われ、無線接続先が、基地局BS3から基地局BS2に変更される。
なお、HO試験中において、操作入力部18から試験中断の指示があると(ステップS19、YES)、HO試験が一旦中断される。次いで、再試験の指示があると(ステップS20、YES)、ステップS14からのHO試験が再開される。
減衰量制御部28による減衰量制御が終了すると(ステップS21)、トラフィック制御部22によるデータパケットの送受信が終了し、受信パケットの解析も終了する(ステップS22)。また、移動端末動作制御部30は、移動端末MS1〜MSxの切断処理を行う(ステップS23)。さらに、システム監視制御部24は、IPパケット中継/転送装置L3SWからのログデータの取得を終了するとともに、基地局BS1〜BS3間、及び、基地局BS1〜BS3とIPパケット中継/転送装置L3SWとの間の制御信号の監視を終了する(ステップS24)。
次いで、主制御部16は、トラフィック制御部22によるデータパケットの解析結果を表示部20に表示させるとともに、解析結果記憶部41に記憶させる(ステップS25)。
以上のHO試験は、ステップS12で指定された繰り返し回数だけ繰り返される(ステップS26)。次いで、指定された繰り返し回数のHO試験が完了した後、試験条件を変えた次のHO試験を行う場合(ステップS27、YES)、再びステップS11から処理が繰り返される。
ここで、データパケットの解析では、ログデータ記憶部40に記憶されたログデータから基地局BS1〜BS3毎の同期を取り、HO制御シーケンスを解析する。
そこで、ログデータから、HOの成功、中止、失敗の判定及びエラー情報を抽出する。HOが成功している場合には、HO制御シーケンスの雛形をHOシーケンス記憶部32から読み出して照合し、HOの種別を特定する。また、HO制御シーケンス中で送受信される全てのHO制御パケットの時間間隔及びHO処理全体の処理時間を求める。
また、受信パケット記憶部38からデータパケットの送受信結果を読み出し、ネットワーク側と各移動端末MS1〜MSx側との間の双方向の受信パケットの照合結果を前記処理時間とともに解析し、HO制御中の双方向のパケット損失時間、パケットロス率及びパケット遅延時間を、HOシーケンスの各処理に対応付けて解析する。
さらに、HOの解析結果は、時刻情報と、試験実行時の減衰量定義データの実行時間とを元に、仮想フィールドマップの移動端末MS1〜MSxの移動経路46又は50に対して、HOが行われた範囲に印を付けて表示部20に表示する。また、この印に対して、上記の解析結果を対応付けて表示させてもよい。例えば、選択された印に、HO結果、HOの種別、HOシーケンス、処理時間、CPU負荷及びデータパケットの送受信結果を表示することができる。
図7は、本発明の他の実施形態に係るハンドオーバ試験システム60の構成ブロック図である。このハンドオーバ試験システム60では、R4インタフェース間及びR3インタフェース(図9)間のHO試験を実施することができる。いわゆるprofile Cに対応するASNゲートウエイ(GW)GW1〜GW3及び基地局BS1〜BS3を備えるASN1〜3、またはprofile Bに対応するASN機能及び基地局機能を合わせて備え持つASN1〜3と、移動端末MS1〜MSxとの間で無線接続するWiMAXシステムにおけるR4インタフェース間のHO試験、又は、CSNと移動端末MS1〜MSxとの間で行われるR3インタフェース間のHO試験を行うための構成である。
また、図8は、本発明のさらに他の実施形態に係るハンドオーバ試験システム70の構成ブロック図である。このハンドオーバ試験システム70では、R6インタフェース間のHO試験を実施することができる。いわゆるprofile Cに対応する1台のASN−GW(GW)及び基地局BS1〜BS3を備えるASNと、移動端末MS1〜MSxとの間で無線接続するWiMAXシステムにおけるR6インタフェース間のHO試験を行うための最低構成である。
なお、図7のWiMAXシステムにおけるハンドオーバ試験システムでは、基地局BS1〜BS3とASNゲートウエイ(GW)GW1〜GW3との間から、また、図8のWiMAXシステムにおけるハンドオーバ試験システムでは、基地局BS1〜BS3とASNゲートウエイ(GW)GWとの間から、制御パケットを取得し、ログデータと比較することにより、HOの失敗やエラーの際の解析の材料とすることができる。
このように、本実施形態のハンドオーバ試験システム10、60、70では、仮想フィールドマップに対して、仮想電波遮蔽物48a〜48cを設定した無線疑似空間を設定し、この無線疑似空間に移動経路46又は50を設定して、移動端末MS1〜MSxと基地局BS1〜BS3との間のR6インタフェース間、移動端末MS1〜MSxとASNとの間のR4インタフェース間、又は、移動端末MS1〜MSxとCSNとの間のR3インタフェース間でのHO試験を行い、その結果を解析することができる。
また、移動端末MS1〜MSxの移動パターンや、仮想電波遮蔽物48a〜48cの配置等を任意に変更することで、複雑な試験条件に応じたHO試験を容易に行うことができる。すなわち、自由に移動端末MS1〜MSxの移動を模擬してHO試験を行うことができるため、HOとARQ(Automatic Repeat Request)や変調方式等を含む複雑な試験を簡単に実施することができる。
また、試験条件及び減衰量定義データをデータファイルとして試験条件記憶部34及び減衰量定義データ記憶部36に保存しているため、同一の試験条件でHO試験を繰り返し実施することができる。
また、ハンドオーバ試験システム10、60、70のように、基地局BS1〜BS3よりも上位のネットワーク構成のみを変更した種々のシステムの試験を、同一の試験条件で効率的に実施することができる。例えば、WiMAXシステムでは、ネットワーク構成の組み替えにより、全てのHOプロトコル(ASN Anchored Mobility:R4インタフェース間のHO、CSN Anchored Mobility:R3インタフェース間のHO、R6 ASN Anchored Mobility:R6インタフェース間のHO)の試験を効果的、効率的に実施することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更することが可能である。
例えば、上述した実施形態では、各移動端末MS1〜MSxの移動経路46又は50を同じ経路として説明しているが、それぞれが独立の経路であってもよい。その場合には、無線擬似空間伝送路SPを各移動端末MS1〜MSx毎に用意し、移動経路46又は50を設定すればよい。
また、減衰量定義データは、フィールドを忠実に模擬するのではなく、例えば、現実の移動端末MS1〜MSxの移動ではあり得ない減衰量定義データを設定し、HO試験による移動端末MS1〜MSxや基地局BS1〜BS3の機能チェックを行うようにしてもよい。
10、60、70…ハンドオーバ試験システム
12…ハンドオーバ試験装置
14…同軸ケーブル
16…主制御部
18…操作入力部
18a…移動パターン設定部
18b…減衰条件設定部
20…表示部
22…トラフィック制御部
24…システム監視制御部
24a…ログデータ取得部
26…減衰量定義データ生成部
28…減衰量制御部
30…移動端末動作制御部
32…HOシーケンス記憶部
34…試験条件記憶部
36…減衰量定義データ記憶部
38…受信パケット記憶部
40…ログデータ記憶部
42a〜42c…サービスエリア
44…スケール
46、50…移動経路
48a〜48c…電波遮蔽物
ATT1〜ATT3…減衰器
BS1〜BS3…基地局
L3SW…IPパケット中継/転送装置
MD1、MD2…混合・分配器
MS1〜MSx…移動端末
P、P1〜P8…プロット点
SP…無線疑似空間伝送路

Claims (4)

  1. 移動端末による一の基地局から他の基地局へのハンドオーバの試験を行うハンドオーバ試験システムにおいて、
    電界強度の減衰量を制御する複数の減衰器を介して前記移動端末と前記各基地局とを接続し、前記移動端末と前記各基地局との間の無線疑似空間を構成する伝送路と、
    前記無線疑似空間における前記移動端末の位置を含む移動パターンを設定する移動パターン設定部と、
    前記無線疑似空間における前記電界強度の減衰条件を設定する減衰条件設定部と、
    前記移動パターン及び前記減衰条件に基づき、前記減衰器による前記無線疑似空間における前記電界強度の前記減衰量を設定する減衰量設定部と、
    前記移動パターンに従って前記減衰器による前記減衰量を制御する減衰量制御部と、
    ハンドオーバ試験のログデータを取得するログデータ取得部と、
    を備え、
    前記減衰量制御部により前記減衰量を制御し、前記移動端末と前記各基地局との間で前記ハンドオーバ試験を行い、前記ログデータ取得部で前記ハンドオーバ試験の前記ログデータを取得し、前記ログデータに基づいて前記ハンドオーバの試験結果を解析することを特徴とするハンドオーバ試験システム。
  2. 請求項1記載のハンドオーバ試験システムにおいて、
    前記移動パターン設定部は、前記移動端末の移動速度及び移動経路を設定することを特徴とするハンドオーバ試験システム。
  3. 請求項1又は2記載のハンドオーバ試験システムにおいて、
    前記減衰条件設定部は、前記無線疑似空間に配置される仮想電波遮蔽物による前記電界強度の減衰率を前記減衰条件として設定することを特徴とするハンドオーバ試験システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のハンドオーバ試験システムにおいて、
    前記移動端末と、前記基地局と、ASN−GW(Access Service Network Gate Way)と、CSN(Connectivity Service Network)とにより、WiMAXシステムを構成することを特徴とするハンドオーバ試験システム。
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