JP7409510B2 - 通信システム、接続先制御方法、制御装置、及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、無線通信システムにおける通信品質の劣化や通信断を回避する技術に関連するものである。
3GPPにおいて5Gと呼ばれる無線通信システムの標準化(例えば非特許文献1)が進められ、5Gの通信サービスが開始されている。また、企業や自治体により構築される局所的な5Gシステムであるローカル5G(L5G)の検討、導入も進められている。
5Gには超高速、超低遅延、多数同時接続等の特徴があり、様々な無線アクセスに利用されることが期待される。特にL5Gにおいてはミッションクリティカルなアプリケーションの利用も想定されており、通信品質の維持がより厳密に求められている。また、L5Gの導入コストは他の無線システム(無線LAN)などと比較すると高価であることから、基地局数を限定するなどエリアを絞って導入されることが想定される。
3GPP TS 23.501 V16.4.0 (2020-03) (Release 16),"4 Architecture model and concepts"
5Gでは、3.7GHz帯、4.5GHz帯、及び28GHz帯の周波数が利用され、L5Gでは4.5GHz帯、及び28GHz帯の周波数を利用される。
しかし、ミリ波帯(28.2~29.1GHz)のような高周波数帯においては電波の直進性が高く、建物の柱や遮蔽物により電波の届きにくいエリアや不感地帯が生じる可能性がある。端末(UE)が電波の届きにくいエリアや不感地帯に進入した場合、通信品質の劣化(通信断を含む)が生じる場合がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、無線通信システムにおいて、端末が不感地帯へ進入することにより生じる通信品質の劣化を回避するための技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、無線により基地局と通信する端末と、複数のIoT端末と、制御装置とを有する通信システムであって、
前記制御装置は、
不感地帯周辺のIoT端末を選択し、選択されたIoT端末に対して、信号送信の命令を送信するIoT端末命令部を備え、
前記選択されたIoT端末は、
前記命令を受信する命令受信部と、
前記命令に従って、信号を送信する信号送信部と、を備え、
前記選択されたIoT端末から送信された信号を受信した前記端末は、前記不感地帯を回避するための接続動作を実行する
通信システムが提供される。
前記制御装置は、
不感地帯周辺のIoT端末を選択し、選択されたIoT端末に対して、信号送信の命令を送信するIoT端末命令部を備え、
前記選択されたIoT端末は、
前記命令を受信する命令受信部と、
前記命令に従って、信号を送信する信号送信部と、を備え、
前記選択されたIoT端末から送信された信号を受信した前記端末は、前記不感地帯を回避するための接続動作を実行する
通信システムが提供される。
開示の技術によれば、無線通信システムにおいて、端末が不感地帯へ進入することにより生じる通信品質の劣化を回避するための技術が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
本実施の形態において、「不感地帯」とは、基地局からの電波が届きにくいエリアであるものとする。「電波が届きにくいエリア」とは、例えば、ある閾値以下の電力の電波しか届かないエリア(電波が全く届かないエリアを含む)である。また、以下の説明では、端末をUEと記載する。UEはUser Equipmentの略称である。
(課題、実施の形態の概要)
まず、本実施の形態の形態に係る技術を適用しない場合の動作について図1、図2を参照して説明する。
まず、本実施の形態の形態に係る技術を適用しない場合の動作について図1、図2を参照して説明する。
図1に示すように、基地局1と基地局2が存在し、それぞれの電波到達範囲がエリアA、エリアBとして示されている。図1に示される状態において、端末10は基地局1に接続している。図示された位置に壁などの遮蔽物Cが存在し、基地局1から見て遮蔽物Cの後方のエリアが不感地帯になっている。
このような環境において、UE10が不感地帯を通過して、エリアBに移動する場合の通信品質(例としてUE10におけるスループット)の変化を図2に示している。図2に示すとおり、UE10が不感地帯を通過している期間、スループットが0になる。
本実施の形態では、上記のような不感地帯への進入による通信品質の劣化を回避するために、サービス提供エリア内にIoT端末を配置し、不感地帯周辺のIoT端末からUE10に対し回線切替指示信号又は回線冗長化指示信号を送信する。この時、IoT端末は、例えば、基地局と紐づく不感地帯があることを示す情報を通知することで、UE10は、現在の接続基地局を別の基地局へ切り替える動作(不感地帯を回避するための接続動作の例)を実行するか否かを判断することができる。以下、本実施の形態を詳細に説明する。
(システム構成)
図3に、本実施の形態における通信システムの全体構成例を示す。図3に示すとおり、本システムは、制御装置100、キャリア網200、キャリア網300、L5G事業者網400を有し、これらがインターネット500に接続されている。また、UE10が、その位置に応じて、L5G事業者網400の基地局430等と無線により通信を行う。
図3に、本実施の形態における通信システムの全体構成例を示す。図3に示すとおり、本システムは、制御装置100、キャリア網200、キャリア網300、L5G事業者網400を有し、これらがインターネット500に接続されている。また、UE10が、その位置に応じて、L5G事業者網400の基地局430等と無線により通信を行う。
キャリア網200は、LTEコア網210及び基地局220を有する。なお、図3において、各網には基地局又はIoT基地局が1つだけ示されているが、これは図示の便宜のためであり、実際には多数の基地局及びIoT基地局が存在し得る。
キャリア網300は、5Gコア網310及び基地局320を有する。L5G事業者網400は、集約SW410、L5Gコア網420、基地局430、無線LAN-AP440、IoT基地局450、IoT端末460を有する。
キャリア網200、キャリア網300、L5G事業者網400のいずれにおいても、網内には無線LAN‐APやIoT端末等の複数の無線システムが含まれる場合がある。図3は、一例として、L5G事業者網400に無線LAN-AP440、IoT端末460が存在する場合の例を示している。また、図3の例では、IoT端末460は、IoT基地局450と接続される。
なお、本実施の形態における「IoT端末」は、ネットワークに接続可能ないかなる装置も含むものとする。例えば、「IoT端末」は、UEであってもよいし、機能の制限された小型の端末であってもよいし、PCであってもよいし、大型の機器であってもよい。
制御装置100は、IoT端末460とともに、本発明に係る制御処理を実行する装置であり、クラウド上に備えられた仮想サーバ、あるいは物理ネットワーク上に備えられた物理サーバである。制御装置100の配置場所は特定の場所に限定されないが、制御範囲に応じて配置場所を決めてもよい。例えば、L5G事業者網400に接続するUE10を制御することを想定した場合、L5G事業者網400に近い場所に制御装置100を設置することとしてよい。
UE10からの情報は、接続先の無線システム(LTE、5G、L5G、無線LAN、IoT端末等)を介して制御装置100に送信される。
(動作概要)
図4、図5を参照して、本実施の形態におけるシステムの動作概要を説明する。図4において、図1の場合と同様に、基地局1と基地局2が存在し、それぞれの電波到達範囲がエリアA、エリアBとして示されている。図示された位置に壁などの遮蔽物Cが存在し、基地局1から見て遮蔽物Cの後方のエリアは基地局1の不感地帯になっている。なお、基地局1と基地局2はそれぞれ、キャリア網200、300、L5G事業者網500のうちのいずれの基地局であってもよい。また、基地局1と基地局2はそれぞれ、無線LAN-APであってもよい。
図4、図5を参照して、本実施の形態におけるシステムの動作概要を説明する。図4において、図1の場合と同様に、基地局1と基地局2が存在し、それぞれの電波到達範囲がエリアA、エリアBとして示されている。図示された位置に壁などの遮蔽物Cが存在し、基地局1から見て遮蔽物Cの後方のエリアは基地局1の不感地帯になっている。なお、基地局1と基地局2はそれぞれ、キャリア網200、300、L5G事業者網500のうちのいずれの基地局であってもよい。また、基地局1と基地局2はそれぞれ、無線LAN-APであってもよい。
また、エリアAには、複数のIoT端末30(図3でのIoT端末460に相当)が配置されている。このような環境において、UE10は、エリアAから不感地帯を通過してエリアBに移動する。
制御装置100は、不感地帯の位置情報と各IoT端末30の位置情報を保持している。制御装置100は、不感地帯をカバーできるようなIoT端末30を選択し、選択したIoT端末30からUE10に対し信号を送信させるよう、命令をIoT端末30に送信する。命令を受信したIoT端末30は信号を送信する。
図4の例では、例えば、Dで示すIoT端末30が信号を送信する。当該信号を受信したUE10は、自身が不感地帯の周辺に位置していることを認識し、接続先を、不感地帯に紐づく基地局1から、基地局2へ切り替える。あるいは、基地局1と基地局2の両方を接続先とする冗長構成をとる。
上記のようなIoT端末30による信号送信により、UE10は、不感地帯に進入する前に基地局2と通信できるので、基地局1に対する不感地帯による通信品質の劣化を回避できる。よって、図5に示すように、通品品質の劣化無しに、基地局1から基地局2への接続先の切り替えを行うことができる。
(不感地帯回避の詳細動作例)
上述した動作の詳細例を、図6を参照して説明する。図6の例において、図示のとおりにサービス提供エリア内に複数のIoT端末30が配置されている。また、UE10に接続する基地局60に対する不感地帯Sが存在する。
上述した動作の詳細例を、図6を参照して説明する。図6の例において、図示のとおりにサービス提供エリア内に複数のIoT端末30が配置されている。また、UE10に接続する基地局60に対する不感地帯Sが存在する。
制御装置100は、各基地局に紐づく各不感地帯の位置情報と、各IoT端末30の位置情報を保持している。制御装置100は、各基地局に紐づく各不感地帯の位置情報と、各IoT端末30の位置情報に基づいて、基地局に紐づく不感地帯毎に、不感地帯周辺のIoT端末30を選択する。
不感地帯周辺のIoT端末30とは、例えば、不感地帯の中心から所定の距離以内にあるIoT端末30である。例えば、不感地帯を半径Rの円であるとした場合、制御装置100は、不感地帯周辺のIoT端末30として、当該不感地帯の中心を中心とする半径R+rの円内にあるIoT端末30を選択する。r(r≧0)は事前の定めておく値である。
例えば、ユーザ(システムの管理者)が、利用シーンに応じてrを決定する。例えば、余裕を持ってカバーしたい場合には、rを大きい値に設定する。
図6の例において、制御装置100は、不感地帯Sに対して、E、F、G,Hで示す4つのIoT端末30を選択している。
制御装置100は、選択したIoT端末30に対して、切替指示信号送信の命令(又は回線冗長化指示信号送信の命令)を送信する。当該命令("命令"を"指示"と呼んでもよい)を受信したIoT端末30は、UE10に不感地帯を回避するための接続動作を実行させるための信号を送信する。当該信号を、切替指示信号(又は回線冗長化指示信号)と呼んでもよい。
制御装置100から選択したIoT端末30に対して送信される命令には、IoT端末30の送信電力の情報が含まれていてもよい。当該情報を受信したIoT端末30は、その情報で指定される送信電力で信号を送信する。これにより、制御装置100は、IoT端末30毎に、UE10が信号を受信可能なエリアの大きさを制御することができる。
<命令、信号の内容について>
制御装置100が切替先を判断する場合と、UE10が切替先を判断する場合とで、制御装置100がIoT端末30に送信する命令、及び、IoT端末30が送信する信号として2つのパターン(パターン1、2)がある。なお、下記の説明における「切替先」とは、冗長構成において使用する他方の接続先の意味も含む。
制御装置100が切替先を判断する場合と、UE10が切替先を判断する場合とで、制御装置100がIoT端末30に送信する命令、及び、IoT端末30が送信する信号として2つのパターン(パターン1、2)がある。なお、下記の説明における「切替先」とは、冗長構成において使用する他方の接続先の意味も含む。
(1)パターン1
制御装置100が切替先を判断する場合、制御装置100は、選択したIoT端末30に対して、不感地帯に紐づく基地局の情報(=基地局に紐づく不感地帯があることを示す情報)とともに、切替先の基地局情報を含む命令を送信する。IoT端末30は、不感地帯に紐づく基地局の情報と切替先の基地局情報を含む信号を送信する。
制御装置100が切替先を判断する場合、制御装置100は、選択したIoT端末30に対して、不感地帯に紐づく基地局の情報(=基地局に紐づく不感地帯があることを示す情報)とともに、切替先の基地局情報を含む命令を送信する。IoT端末30は、不感地帯に紐づく基地局の情報と切替先の基地局情報を含む信号を送信する。
例えば、図6の例において、IoT端末30(G)は、基地局60に接続しているUE10に対して、基地局60に紐づく不感地帯Sがあることを示す情報(例:不感地帯Sに紐づく基地局60の識別子)と、切替先が基地局70であることを示す情報を送信する。
上記の情報を受信したUE10は、自身が基地局60に接続しているので、不感地帯を回避するために切替(又は冗長化)が必要であると判断し、指示された基地局70への切替動作(又は冗長化動作)を行う。
(2)パターン2
UE10が切替先を判断する場合、制御装置100は、選択したIoT端末30に対して、不感地帯に紐づく基地局の情報(=基地局に紐づく不感地帯があることを示す情報)を含む命令を送信し、当該IoT端末30は、不感地帯に紐づく基地局の情報を送信する。
UE10が切替先を判断する場合、制御装置100は、選択したIoT端末30に対して、不感地帯に紐づく基地局の情報(=基地局に紐づく不感地帯があることを示す情報)を含む命令を送信し、当該IoT端末30は、不感地帯に紐づく基地局の情報を送信する。
図6の例において、例えば、IoT端末30(G)は、基地局60に接続しているUE10に対して、基地局60に紐づく不感地帯Sがあることを示す情報(例:不感地帯Sに紐づく基地局60の識別子)を送信する。
この情報を受信したUE10は、自身が基地局60に接続しているので、不感地帯を回避するために切替(又は冗長化)が必要であると判断し、周辺の接続可能な基地局である基地局70を選択して基地局70へ接続先を切り替える。あるいは、基地局60と基地局70の両方に接続し、冗長構成をとる。
上記のように、IoT端末30が、不感地帯に紐づく基地局の情報を送信することで、これを受信したUE10は、自身が接続している基地局と受信した情報の基地局とを比較することで、切替(あるいは冗長化)を実施するか否かを判断できる。
なお、IoT端末30とUE10との間の通信方式は特定の方法に限られないが、例えば、専用のビーコン、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi Direct(登録商標)、サイドリンクなどを使用することができる。
(不感地帯算出方法)
次に、不感地帯算出方法について説明する。本実施の形態では、制御装置100が不感地帯算出処理を行うこととしているが、これは一例である。制御装置100以外の装置が不感地帯算出処理を行い、制御装置100は、当該装置から不感地帯の情報を受信することとしてもよい。
次に、不感地帯算出方法について説明する。本実施の形態では、制御装置100が不感地帯算出処理を行うこととしているが、これは一例である。制御装置100以外の装置が不感地帯算出処理を行い、制御装置100は、当該装置から不感地帯の情報を受信することとしてもよい。
本実施の形態では、図7に示すように、サービス提供エリア内に複数のセンサ50を配置する。サービス提供エリアとは、基地局のサービス提供エリアである。図7は、例として、基地局60のサービス提供エリアが示されている。
各センサ50は、受信品質を計測し、計測結果を制御装置100にフィードバックする機能を有する。各UE(図7には、UE10A、10Bが示されている)も受信品質を計測し、計測結果を制御装置100にフィードバックする機能を有する。
センサ50と基地局60との間は、無線接続されてもよいし、有線接続されてもよい。センサ50と基地局60との間が無線接続される場合、各センサ50は、UE10と同様の基地局との通信機能を具備し、基地局60からの割り当てによりユーザデータ領域又は制御メッセージを用いてフィードバック信号を基地局60に送信することができる。
図8のフローチャートを参照して、不感地帯算出の手順例を説明する。図8の処理の前提として、制御装置100は、各センサ50の位置情報を既に保持しているとする。また、図8の処理は、基地局毎に実行される。つまり、基地局毎に不感地帯の情報が得られる。また、図8の処理は、定期的に実行される。すなわち、不感地帯の情報は定期的に更新される。
<S101>
S101において、各センサ50が受信品質(受信電波情報)を計測し、制御装置100へ送信する。各UE10は、自身の位置情報と受信品質を制御装置100へ送信する。
S101において、各センサ50が受信品質(受信電波情報)を計測し、制御装置100へ送信する。各UE10は、自身の位置情報と受信品質を制御装置100へ送信する。
UE10の位置情報に関して、UE10がGPS装置を搭載しており、GPS装置により得られた位置情報がUE10から制御装置100に送信されることを想定しているが、位置情報の収集方法はこの方法に限られるわけではない。例えば、UE10の周辺(路側等)に備えられたセンサがUE10の位置情報を取得してそれを制御装置100に送信してもよい。
また、制御装置100が収集するUE10の位置情報は、例えば、x-y座標や緯度・経度であるが、これらに限られず、高さを含む3次元の位置情報であってもよい。
また、制御装置100は、UE10の位置情報(2次元)に加えて、UE10の位置における気圧センサ情報(UE10の位置における気圧)を収集してもよい。制御装置100は、気圧センサ情報により、UE10の高さ方向の位置を取得できる。建物内の場合など、3次元的にUE10の位置を考慮する場合に高さ方向の位置を使用できる。また、制御装置100は、UE10における基地局からの電波強度をUE10から収集してもよい。気圧センサ情報に関しては、UE10が備える気圧センサの情報であってもよいし、UE10の周辺に備えられた気圧センサの情報であってもよい。
受信品質は、例えば、SS-RSRP、CSI-RSRP、NR-RSSI、CSI-RSSI、SS-RSRQ、CSI-RSRQ、SS-SINR、CSI-SINRのいずれか1つ、又は、いずれか複数の組み合わせである。受信品質の送信には、対象無線システムの上り通信を使用してもよいし、有線接続や無線LAN等の別のアクセス手段を使用してもよい。
<S102>
S102において、制御装置100は、受信した受信品質と、その受信品質の送信元のセンサ50及びUE10に紐づく位置情報に基づいて、不感地帯が検出された位置を把握する。
S102において、制御装置100は、受信した受信品質と、その受信品質の送信元のセンサ50及びUE10に紐づく位置情報に基づいて、不感地帯が検出された位置を把握する。
例えば、制御装置100は、ある位置のセンサから受信した受信品質が予め定めた閾値以上であれば、その位置の受信電波状況は良好(Good)であると判断し、受信品質が予め定めた閾値以上でなければ、その位置の受信電波状況は不良(Bad)であると判断する。
制御装置100は、受信電波状況が不良(Bad)であると判断した位置を不感地帯の位置であると決定する。なお、位置は、x‐y座標や経度・緯度等の2次元の位置であることを想定しているが、屋内施設等を対象とする際には、高さ方向(z軸方向)を加えて、3次元位置を対象としてもよい。3次元の場合、不感地帯は、3次元形状(例えば球)になる。
<S103>
S103において、制御装置100は、不感地帯を検出した位置を中心に、半径Rの範囲を不感地帯として決定し、不感地帯の情報(例:円の半径と中心位置)をDBに格納する。Rは、予め定めておいた値である。なお、このようにして不感地帯を設定することは一例である。
S103において、制御装置100は、不感地帯を検出した位置を中心に、半径Rの範囲を不感地帯として決定し、不感地帯の情報(例:円の半径と中心位置)をDBに格納する。Rは、予め定めておいた値である。なお、このようにして不感地帯を設定することは一例である。
図9に、DBに格納された不感地帯の情報の例を示す。図9の例では、検出された不感ポイント毎に、その位置と不感地帯の情報が格納されている。なお、図9において例えば(p-R~p+R,q-R~q+R)は、(p,q)を中心とする半径Rの円を意味する。
(制御装置、IoT端末の装置構成例、動作例)
次に、上述した処理を実行する制御装置100及びIoT端末30の装置構成例を説明する。図10は、制御装置100の機能構成例を示す図である。図10に示すように、制御装置100は、情報収集部110、IoT端末命令部120、DB部130、通信I/F部140を有する。
次に、上述した処理を実行する制御装置100及びIoT端末30の装置構成例を説明する。図10は、制御装置100の機能構成例を示す図である。図10に示すように、制御装置100は、情報収集部110、IoT端末命令部120、DB部130、通信I/F部140を有する。
情報収集部110は、UE10からUE情報(位置、基地局から受信する電波の強度、気圧情報等)を収集する。また、制御装置100が不感地帯を算出する場合、情報収集部110は、センサ50及びUE10から受信品質を収集し、不感地帯を算出する。また、制御装置100が不感地帯を算出しない場合、情報収集部110は、算出済みの不感地帯の情報を他の装置から受信する。
IoT端末命令部120は、図6を参照して説明したとおりの方法で、不感地帯周辺のIoT端末30を選択し、選択したIoT端末30に対して、信号送信の命令を送信する。また、IoT端末30の送信電力を制御して、IoT端末30から送信された信号が届くエリアを調整することも可能である。また、IoT端末命令部120は、IoT端末30に対して、信号の送信の開始を指示した後、送信の停止を指示することもできる。
DB部130には、各IoT端末30の位置情報、及び、情報収集部110により収集あるいは算出した情報(例:図9)が格納される。通信I/F部140は、データの送受信を行う。
図11は、IoT端末30の機能構成例を示す図である。図11に示すように、IoT端末30は、通信I/F部31、命令受信部32、信号送信部33を有する。
通信I/F部31は、IoT基地局との通信を行ったり、UE10への信号を送信したりするためのI/Fである。
命令受信部32は、制御装置100から、信号の送信命令を受信する。信号送信部33は、信号(切替指示信号(又は冗長化指示信号))を生成し送信を行う。送受信する命令、信号の内容は図6を参照して説明したとおりである。
図12のフローチャートを参照して、図10に示した構成を備える制御装置100の動作例を説明する。以下のフローでは、不感地帯情報とIoT端末30の位置情報が予めDB部130に格納されているものとする。
S201において、IoT端末命令部120は、不感地帯情報とIoT端末30の位置情報とを比較することにより、IoT端末30を選択する。選択方法については前述したとおりである。S202において、IoT端末命令部120は、選択したIoT端末30に対して、信号の送信命令を指示する。
図13のフローチャートを参照して、図11に示した構成を備えるIoT端末30の動作例を説明する。
S301において、命令受信部32が、制御装置100から、信号の送信開始の命令を受信すると、S302において、信号送信部33は、信号の送信を開始する。
S301において、命令受信部32が、制御装置100から、信号の送信停止の命令を受信すると、S302において、信号送信部33は、信号の送信を停止する。
(ハードウェア構成例)
本実施の形態(変形例を含む)における制御装置100、IoT端末30、及びUE10はそれぞれ、例えば、コンピュータに、本実施の形態で説明する処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現可能である。なお、制御装置100として使用される「コンピュータ」は、物理マシンであってもよいし、クラウド上の仮想マシンであってもよい。仮想マシンを使用する場合、ここで説明する「ハードウェア」は仮想的なハードウェアである。
本実施の形態(変形例を含む)における制御装置100、IoT端末30、及びUE10はそれぞれ、例えば、コンピュータに、本実施の形態で説明する処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現可能である。なお、制御装置100として使用される「コンピュータ」は、物理マシンであってもよいし、クラウド上の仮想マシンであってもよい。仮想マシンを使用する場合、ここで説明する「ハードウェア」は仮想的なハードウェアである。
上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メール等、ネットワークを通して提供することも可能である。
図14は、上記コンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図15のコンピュータは、それぞれバスBSで相互に接続されているドライブ装置1000、補助記憶装置1002、メモリ装置1003、CPU1004、インタフェース装置1005、表示装置1006、入力装置1007、出力装置1008等を有する。
当該コンピュータでの処理を実現するプログラムは、例えば、CD-ROM又はメモリカード等の記録媒体1001によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体1001がドライブ装置1000にセットされると、プログラムが記録媒体1001からドライブ装置1000を介して補助記憶装置1002にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体1001より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置1002は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置1003は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置1002からプログラムを読み出して格納する。CPU1004は、メモリ装置1003に格納されたプログラムに従って、制御装置100、IoT端末30、又はUE10に係る機能を実現する。インタフェース装置1005は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられ、送信部及び受信部として機能する。表示装置1006はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置1007はキーボード及びマウス、ボタン、又はタッチパネル等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。出力装置1008は演算結果を出力する。
なお、IoT端末30は、表示装置1006や入力装置1007を備えないこととしてもよい。
(実施の形態の効果)
以上説明した本実施の形態に係る技術により、UE10の不感地帯への進入前に別回線への切替や複数回線接続による冗長化を行うことができ、通信品質の劣化や瞬断を回避することが可能となる。
以上説明した本実施の形態に係る技術により、UE10の不感地帯への進入前に別回線への切替や複数回線接続による冗長化を行うことができ、通信品質の劣化や瞬断を回避することが可能となる。
(実施の形態のまとめ)
本明細書には、少なくとも下記の各項に記載した通信システム、接続先制御方法、制御装置、及びプログラムが記載されている。
(第1項)
無線により基地局と通信する端末と、複数のIoT端末と、制御装置とを有する通信システムであって、
前記制御装置は、
不感地帯周辺のIoT端末を選択し、選択されたIoT端末に対して、信号送信の命令を送信するIoT端末命令部を備え、
前記選択されたIoT端末は、
前記命令を受信する命令受信部と、
前記命令に従って、信号を送信する信号送信部と、を備え、
前記選択されたIoT端末から送信された信号を受信した前記端末は、前記不感地帯を回避するための接続動作を実行する
通信システム。
(第2項)
前記IoT端末命令部は、前記不感地帯に紐づく基地局の情報を含む前記命令を、前記選択されたIoT端末に送信する
第1項に記載の通信システム。
(第3項)
前記IoT端末命令部は、前記不感地帯に紐づく基地局の情報と、当該不感地帯を回避するための切替先の基地局の情報とを含む前記命令を、前記選択されたIoT端末に送信する
第1項又は第2項に記載の通信システム。
(第4項)
前記制御装置は、複数のセンサから受信した受信品質に基づいて、前記不感地帯を算出する情報収集部
を更に備える第1項ないし第3項のうちいずれか1項に記載の通信システム。
(第5項)
無線により基地局と通信する端末と、複数のIoT端末と、制御装置とを有する通信システムにおける接続先制御方法であって、
前記制御装置が、不感地帯周辺のIoT端末を選択し、選択されたIoT端末に対して、信号送信の命令を送信し、
前記選択されたIoT端末が、前記命令を受信し、前記命令に従って、信号を送信し、
前記選択されたIoT端末から送信された信号を受信した前記端末が、前記不感地帯を回避するための接続動作を実行する
接続先制御方法。
(第6項)
無線により基地局と通信する端末と、複数のIoT端末と、制御装置とを有する通信システムにおける前記制御装置であって、
不感地帯周辺のIoT端末を選択し、選択されたIoT端末に対して、前記端末に前記不感地帯を回避するための接続動作を実行させるための信号を送信する命令を送信するIoT端末命令部
を備える制御装置。
(第7項)
前記IoT端末命令部は、前記不感地帯に紐づく基地局の情報を含む前記命令を、前記選択されたIoT端末に送信する
第6項に記載の制御装置。
(第8項)
コンピュータを、第6項又は第7項に記載の制御装置における各部として機能させるためのプログラム。
本明細書には、少なくとも下記の各項に記載した通信システム、接続先制御方法、制御装置、及びプログラムが記載されている。
(第1項)
無線により基地局と通信する端末と、複数のIoT端末と、制御装置とを有する通信システムであって、
前記制御装置は、
不感地帯周辺のIoT端末を選択し、選択されたIoT端末に対して、信号送信の命令を送信するIoT端末命令部を備え、
前記選択されたIoT端末は、
前記命令を受信する命令受信部と、
前記命令に従って、信号を送信する信号送信部と、を備え、
前記選択されたIoT端末から送信された信号を受信した前記端末は、前記不感地帯を回避するための接続動作を実行する
通信システム。
(第2項)
前記IoT端末命令部は、前記不感地帯に紐づく基地局の情報を含む前記命令を、前記選択されたIoT端末に送信する
第1項に記載の通信システム。
(第3項)
前記IoT端末命令部は、前記不感地帯に紐づく基地局の情報と、当該不感地帯を回避するための切替先の基地局の情報とを含む前記命令を、前記選択されたIoT端末に送信する
第1項又は第2項に記載の通信システム。
(第4項)
前記制御装置は、複数のセンサから受信した受信品質に基づいて、前記不感地帯を算出する情報収集部
を更に備える第1項ないし第3項のうちいずれか1項に記載の通信システム。
(第5項)
無線により基地局と通信する端末と、複数のIoT端末と、制御装置とを有する通信システムにおける接続先制御方法であって、
前記制御装置が、不感地帯周辺のIoT端末を選択し、選択されたIoT端末に対して、信号送信の命令を送信し、
前記選択されたIoT端末が、前記命令を受信し、前記命令に従って、信号を送信し、
前記選択されたIoT端末から送信された信号を受信した前記端末が、前記不感地帯を回避するための接続動作を実行する
接続先制御方法。
(第6項)
無線により基地局と通信する端末と、複数のIoT端末と、制御装置とを有する通信システムにおける前記制御装置であって、
不感地帯周辺のIoT端末を選択し、選択されたIoT端末に対して、前記端末に前記不感地帯を回避するための接続動作を実行させるための信号を送信する命令を送信するIoT端末命令部
を備える制御装置。
(第7項)
前記IoT端末命令部は、前記不感地帯に紐づく基地局の情報を含む前記命令を、前記選択されたIoT端末に送信する
第6項に記載の制御装置。
(第8項)
コンピュータを、第6項又は第7項に記載の制御装置における各部として機能させるためのプログラム。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 端末(UE)
30、460 IoT端末
31 通信I/F部
32 命令受信部
33 信号送信部
50 センサ
60、70、220、320、430
100 制御装置
110 情報収集部
120 IoT端末命令部
130 DB部
140 通信I/F部
200、300 キャリア網
210 LTEコア網
310、420 5Gコア網
400 L5G事業者網
500 インターネット
410 集約SW
440 無線LAN-AP
450 IoT基地局
1000 ドライブ装置
1001 記録媒体
1002 補助記憶装置
1003 メモリ装置
1004 CPU
1005 インタフェース装置
1006 表示装置
1007 入力装置
1008 出力装置
30、460 IoT端末
31 通信I/F部
32 命令受信部
33 信号送信部
50 センサ
60、70、220、320、430
100 制御装置
110 情報収集部
120 IoT端末命令部
130 DB部
140 通信I/F部
200、300 キャリア網
210 LTEコア網
310、420 5Gコア網
400 L5G事業者網
500 インターネット
410 集約SW
440 無線LAN-AP
450 IoT基地局
1000 ドライブ装置
1001 記録媒体
1002 補助記憶装置
1003 メモリ装置
1004 CPU
1005 インタフェース装置
1006 表示装置
1007 入力装置
1008 出力装置
Claims (8)
- 無線により基地局と通信する端末と、複数のIoT端末と、制御装置とを有する通信システムであって、
前記制御装置は、
不感地帯周辺のIoT端末を選択し、選択されたIoT端末に対して、信号送信の命令を送信するIoT端末命令部を備え、
前記選択されたIoT端末は、
前記命令を受信する命令受信部と、
前記命令に従って、信号を送信する信号送信部と、を備え、
前記選択されたIoT端末から送信された信号を受信した前記端末は、前記不感地帯を回避するための接続動作を実行する
通信システム。 - 前記IoT端末命令部は、前記不感地帯に紐づく基地局の情報を含む前記命令を、前記選択されたIoT端末に送信する
請求項1に記載の通信システム。 - 前記IoT端末命令部は、前記不感地帯に紐づく基地局の情報と、当該不感地帯を回避するための切替先の基地局の情報とを含む前記命令を、前記選択されたIoT端末に送信する
請求項1又は2に記載の通信システム。 - 前記制御装置は、複数のセンサから受信した受信品質に基づいて、前記不感地帯を算出する情報収集部
を更に備える請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の通信システム。 - 無線により基地局と通信する端末と、複数のIoT端末と、制御装置とを有する通信システムにおける接続先制御方法であって、
前記制御装置が、不感地帯周辺のIoT端末を選択し、選択されたIoT端末に対して、信号送信の命令を送信し、
前記選択されたIoT端末が、前記命令を受信し、前記命令に従って、信号を送信し、
前記選択されたIoT端末から送信された信号を受信した前記端末が、前記不感地帯を回避するための接続動作を実行する
接続先制御方法。 - 無線により基地局と通信する端末と、複数のIoT端末と、制御装置とを有する通信システムにおける前記制御装置であって、
不感地帯周辺のIoT端末を選択し、選択されたIoT端末に対して、前記端末に前記不感地帯を回避するための接続動作を実行させるための信号を送信する命令を送信するIoT端末命令部
を備える制御装置。 - 前記IoT端末命令部は、前記不感地帯に紐づく基地局の情報を含む前記命令を、前記選択されたIoT端末に送信する
請求項6に記載の制御装置。 - コンピュータを、請求項6又は7に記載の制御装置における各部として機能させるためのプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2020/028758 WO2022024198A1 (ja) | 2020-07-27 | 2020-07-27 | 通信システム、接続先制御方法、制御装置、及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2022024198A1 JPWO2022024198A1 (ja) | 2022-02-03 |
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ID=80037808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022539817A Active JP7409510B2 (ja) | 2020-07-27 | 2020-07-27 | 通信システム、接続先制御方法、制御装置、及びプログラム |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US20230269637A1 (ja) |
JP (1) | JP7409510B2 (ja) |
WO (1) | WO2022024198A1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004364223A (ja) | 2003-06-09 | 2004-12-24 | Nec Commun Syst Ltd | 移動通信システム、通信圏外予告サーバおよび通信圏外予告プログラム |
JP2009182401A (ja) | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無線通信システム、運用管理サーバ装置および無線基地局制御方法 |
-
2020
- 2020-07-27 WO PCT/JP2020/028758 patent/WO2022024198A1/ja active Application Filing
- 2020-07-27 JP JP2022539817A patent/JP7409510B2/ja active Active
- 2020-07-27 US US18/017,155 patent/US20230269637A1/en active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004364223A (ja) | 2003-06-09 | 2004-12-24 | Nec Commun Syst Ltd | 移動通信システム、通信圏外予告サーバおよび通信圏外予告プログラム |
JP2009182401A (ja) | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無線通信システム、運用管理サーバ装置および無線基地局制御方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2022024198A1 (ja) | 2022-02-03 |
US20230269637A1 (en) | 2023-08-24 |
WO2022024198A1 (ja) | 2022-02-03 |
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