JP2012111384A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体側壁に取り付けるエアバッグ装置において、エアバッグと取付ブラケットを確実に仮止めして車体側壁への取り付けを容易に行えるようにする。
【解決手段】エアバッグ装置1のエアバッグに設けられた複数の取付片11と、内・外プレート41、42を有する取付ブラケット40と、内プレート41に設けた環状部材44にボルト50を挿通し、その状態でボルト50に歯付きワッシャ70を装着して仮止めする。前記環状部材44はエアバッグ10の車体側壁15への取付時、前記ボルト50を車体側壁15に取り付けたナット55に螺合して締結する。
【選択図】図4DE

Description

本発明は、車体側壁に取り付けられ、車内に膨張展開するエアバッグ装置に関し、とくにエアバッグを車体側壁に取り付けるための取付ブラケットを備えたエアバッグ装置に関する。
車両の衝突などによる緊急停止時に前席や後席の乗員の頭部などを保護するため、車体側壁に沿ってカーテンのように下向きに膨張展開するエアバッグ装置(カーテンエアバッグ装置)が普及してきている。このエアバッグ装置は、従来の、例えば操縦ハンドルやインストルメントパネルに収容したエアバッグ装置に比べて横長であるため、エアバッグの上方に複数の取付片をその横長寸法に合わせてエアバッグから突出して設け、それによって車体側壁(例えばルーフサイドレール)に取り付けられている。
ところで、これらの取付片にはエアバッグの膨張展開時に大きな引っ張り力が作用するため、膨張展開時にエアバッグの取付片が取付手段(取付ブラケット)から外れないように、取付片の一端縁を車体側壁(ルーフサイドレールなど)にボルトなどでしっかりと固定する必要がある。また、そのための取付構造を備えたエアバッグ装置が既に提案されている。
例えば、エアバッグから突出して設けた取付片を2枚の金属プレートで挟み、その状態で車体側壁に取り付けたエアバッグ装置が知られている(特許文献1参照)。
このエアバッグ装置においては、前記2枚の金属プレートをかしめて金属プレートと取付部(取付片)を一体化し、その上で、取付部と金属プレートに設けた取付孔にボルトを挿通し、さらにボルトをインナパネル(車体側壁)に設けた固定孔及びインナパネルに溶着したナットに螺合させてエアバッグを固定している。
また、これとは別に、エアバッグ本体の耳部(取付片)を折り曲げた金属プレートで挟持し、かつ、この金属プレートを車両のルーフサイドフレーム(車体側壁)にボルトで取り付けるエアバッグ装置も知られている(特許文献2参照)。
しかし、特許文献1に記載されたエアバッグ装置は、一対の金属プレートでエアバッグの取付部(取付片)を挟み、その状態でボルトを各金属プレート、取付部、インナパネルを挿通してナットに螺合し、これらを一体に締結する構造であるため、ボルトを締めたとき一対の金属プレートに挟まれた取付部がクッションになり、ボルト締結時の底付き感が得られず、そのため、所定のトルクでボルトを締結させることが困難である。また、それだけではなく、一対の金属プレートで取付部を圧縮した状態が長時間経過すると、熱膨張や取付部(取付片)の劣化によりボルトがトルクダウンする虞もある。
特許文献2に記載されたエアバッグ装置においても、折り返された爪が車体側壁によってプレート側に押されて耳部(取付片)を圧縮するので、耳部がクッションとなりボルトの底付き感が得られず、また、特許文献1に記載されたものと同様に経年変化によるトルクダウンが起こる虞もある。
他方、これらの問題を解決するものとして、エアバッグの取付片部(取付片)を外側及び内側板部で挟む構成を採りながら、ボルトを締結したとき、取付片部がクッションとして機能するのを防止して、底付き感が得られるようにした取付ブラケットを備えたエアバッグ装置も提案されている(特許文献3参照)。
このエアバッグでは、図5に示すように、取付ブラケット134Aを、内外側板部136A、135Aで構成し、内側板部136Aの取付孔136a周縁の部位を、外側板部135Aの車外側面と略面一になるように形成し、取付ボルト138を、取付片部132の挿通孔132aと、外側板部135Aの取付孔135aとを貫通して車外側に突出させ、インナパネル102に取り付けたナット102bに螺合させている。
また、図6に示すものでは、取付ブラケット134Bとして、内側板部136Bの取付孔136aの内径寸法を、外側板部135Bにおける取付孔135aの内径寸法と略同一に設定し、取付ボルト138は、内側板部136Bの取付孔136a周縁に、頭部138aを当接させ、締結軸部138bを、インナパネル(車体側壁)102のナット102bに締結させて、内外側板部136B、135Bとを直接接合している。
特許文献3のエアバッグ装置の取付ブラケット134A、134Bは、確かに、取付片部132がクッションとして作用せず、取付ボルト138を締結したとき底付き感が得られ、締結後のトルクダウンも生じないと思われる。
しかし、このエアバッグ装置では、エアバッグの取付片部132をインナパネル102に固定するに当たり、取付片部132の表裏両面から内側板部136A、136Bと外側板部135A、135Bを別々に当てて位置合わせをしなければならない。また、取付片部132と外側・内側板部135A、135B・136A、136Bを予め一体化するには、外側・内側板部135A、135B・136A、136Bに変形予定部を形成し、その変形予定部をかしめて一体化するとされている。しかし、かしめただけでは運搬中などに外れる虞があり、また、エアバッグのインナパネルへの取り付けに際しては取付ボルトを取付片部132と外側・内側板部135A、135B・136A、136Bに挿入する必要があり、取付作業も繁雑にならざるを得ない。
そこで、エアバッグの車体への取付作業が容易で、しかも、従来のものと同様にエアバッグの取付片をボルトで締結したときの底付き感が得られ、しかも取付作業を容易に行えるエアバッグ装置が求められている。
特開2000−247203号公報 特開2000−142302号公報 特開2006−117110号公報
本発明は、前記課題に応えるべくなされたものであって、その目的は、車体側壁に取り付けるエアバッグ装置において、ボルトを締結した時の底付け感が得られるものであって、かつ、エアバッグと取付ブラケットを確実に仮止めして、保管や運搬を容易にすると共に、車体側壁への取り付けを容易に行えるようにすることである。
(1)本発明は、車内の上側に車両前後方向に沿って配置されるエアバッグ装置であって、前記エアバッグ装置のエアバッグに設けられ挿通孔を形成した複数の取付片と、挿通孔を備えた内・外プレートを有する取付ブラケットと、取付片の挿通孔の内側に配置される所定の厚さを有する環状部材と、前記環状部材の内孔と前記内・外プレートの挿通孔とを連通する軸部を有し、取付ブラケットを車体側壁に取り付けるボルト及びナットとを備え、前記ボルトには仮止め用の歯付きワッシャが装着されており、前記歯付きワッシャは前記取付ブラケットに前記取付片を装着した状態でボルトを仮止めし、エアバッグの車体側壁への取付時、前記環状部材は前記内・外プレート間の間隔を前記所定の厚さに規制することを特徴とするエアバッグ装置である。
(2)本発明は、前記(1)に記載されたエアバッグ装置であって、前記内孔及び挿通孔を長孔に形成したことを特徴とするエアバッグ装置である。
(3)本発明は、前記(1)又は(2)に記載されたエアバッグ装置であって、前記環状部材は前記取付ブラケットと一体に成形されたものであることを特徴とするエアバッグ装置である。
(4)本発明は、前記(1)又は(2)に記載されたエアバッグ装置であって、前記環状部材は前記取付ブラケットと別体に成形されたものであることを特徴とするエアバッグ装置である。
(5)本発明は、前記(1)ないし(4)のいずれかに記載されたエアバッグ装置であって、前記環状部材は円環部材であることを特徴とするエアバッグ装置である。
本発明によれば、エアバッグの組み付け時に、ボルトを締結したときの底付け感が得られ、しかも、予めエアバッグと取付ブラケットとがボルトと歯付きワッシャで確実に仮止めされているから、保管や運搬が容易であると共に、車体側壁への取り付けに当たってボルトを取付ブラケットに挿通することを要せず取付作業を容易に行うことができる。
エアバッグの取付位置を示す車体内部を示す断面図である。 収納状態におけるエアバッグ装置を示す側面図である。 エアバッグ装置の展開状態におけるエアバッグを模式的に示す正面図である。 本発明の実施形態の取付ブラケットを示し、図4Aは車内側からみた本実施形態の取付ブラケットの斜視図、図4Bは車外側からみた取付ブラケットの斜視図、図4Cは正面図である。 図4Dは図4CにおけるA−A線に沿った断面図、図4Eは取付ブラケットを車体側壁に取り付けた状態を示す断面図である。 従来のエアバッグの取付構造を示す断面図である。 従来のエアバッグの他の取付構造を示す断面図である。
本発明のエアバッグ装置の実施形態として、車内の上側に車両前後方向に沿って配置されるエアバッグ装置(カーテンエアバッグ装置)について添付図面を参照して説明する。図1は、エアバッグ10の取付位置を示す車体内部を示す断面図であり、図2は、非作動時つまり収納状態におけるエアバッグ装置1を示す側面図である。
エアバッグ装置1は、車両の衝突などの衝撃によりインフレータからのガスでエアバッグ10が膨張し、車体側壁から車両前後方向に沿って下方に向けてカーテン状に展開し、搭乗者の主に頭部を保護する。
このエアバッグ装置1では、エアバッグ(又はエアバッグ本体)10の上縁部に沿って取付片11が複数設けられている。これらの取付片11は、図1に示すように、車体の上方部で車体前後方向に沿って後述する取付ブラケットを介して、車体側壁、例えばルーフサイドレール部(図示せず)に取り付けられている。エアバッグ10は非作動時は、車両下方に膨張展開可能に折り畳まれてトリム内等の収納部に収納されている。
収納状態におけるエアバッグ10は、覆うべき車体側壁の窓部の形状等に応じた形状の横長な袋状に形成されている。エアバッグ装置1はその長手方向略中間位置にガス導入部14を有している。
ガス導入部14は、エアバッグ10の上縁から基布を上方に突出させ、その縁部に沿ってエアバッグ10の外縁接合部と連続して接合することで、車両後方側が開口する筒状に形成されている。エアバッグ装置1は、このガス導入部14内に、例えばガスの案内部材や整流部材等を挟んで、筒状をなすシリンダタイプのインフレータ25の一端部(ガス噴出し口)を挿入し、それらをまとめてブラケット26で車体側壁(ルーフサイドレール部)に固定している。
図3は、本実施形態のエアバッグ装置1の展開状態におけるエアバッグ10を模式的に示す正面図である。
即ち、エアバッグ10は、図示の状態で、車内の側方窓部を含む車体側壁に沿って、その全体を覆うようにして乗員と車体側壁等との間に膨張展開する。
なお、エアバッグ10は、車両前方側に向かって突出する略三角形状の突片を有し、その前端縁に、車両のフロントピラー部に取り付けられる前部取付杆13が設けられている。
エアバッグ10は、例えば同形状をなす乗員側つまり車内側の表側基布20及び、車外側の裏側基布21を重ね合わせて、対向する基布20、21同士を外縁接合部22に沿って接合して形成されており、膨張部30(前部膨張部31及び後部膨張部32)と、各膨張部31、32を連結するエアバッグ10の上縁に沿う連結部33とから成っている。
前記ガス導入部14は、本実施形態ではエアバッグ10の前部膨張部31の上方で、前部膨張部31と連通して設けられており、インフレータ25が発生するガスをこのガス導入部14から内部に導入し、さらに膨張部30に流入させる。
次に、エアバッグ10を車体へ取り付けるための取付ブラケットについて説明する。
図4は本発明の実施形態に係る取付ブラケット40を示し、図4Aは車内側からみた本実施形態の取付ブラケット40の斜視図、図4Bは車外側からみた取付ブラケット40の斜視図、図4Cは正面図、図4Dは図4CにおけるA−A線に沿った断面図、図4Eは取付ブラケットを車体側壁に取り付けた状態を示す断面図である。
本取付ブラケット40は、それぞれ円板状の金属製の車内側プレート(内プレートという)41と、車外側のプレート(外プレートという)42とから成っている。内プレート41と外プレート42の中央部には、それぞれボルト50の挿通孔41a、42aが設けられている(図4D、E)。また、内プレート41には、内プレート41の挿通孔41aに連通した内孔44aを有する環状部材44が設けられている。
環状部材44は、エアバッグ10の取付片11の挿通孔11aに嵌合した状態、つまり前記取付片11が外嵌した状態で、ボルト50を内・外プレート41、42の挿通孔41a、42aと環状部材44の内孔44aに挿通して締結したとき、取付片11の厚みに関係なく内・外プレート41、42の間隔を規定できる厚さに設定されている。
したがって、エアバッグ10を取付ブラケット40で車体側壁15に取り付けるためにボルト50を締結したときに、取付片11のクッション作用を受けずに底付け感を得ることができる。また、ボルト50の締め付けトルクを調整することもできる。
なお、環状部材44は、内プレート41と一体に成型したものであっても、或いは別体に形成して例えば溶着などにより一体化するものでもよい。また、環状部材44は内プレート41に代えて外プレート42に設けてもよく、その形状は円環状が好ましいが、これに限定されず楕円状、多角形状、更には角柱状など内孔44aを備えた筒状であれば任意であり、ここではそれらを総称して環状部材という。
また、内・外プレート41、42の挿通孔41a、42a及び環状部材44の内孔44aはいずれもボルト50が挿通できる大きさであればよいが、その挿通を容易にするため例えば上下に延びた長孔であることが望ましい。
次に、取付ブラケット40とエアバッグ10との仮止めについて説明する。
取付ブラケット40とエアバッグ10の取付片11を仮止めするには、まず、内プレート41の挿通孔41aにボルト50を挿入し、次に、取付片11の挿通孔11aを内プレート41の環状部材44に外嵌し、ボルト50を外プレート42の挿通孔42aに通す。この場合、ボルト頭52のフランジ52aが内プレート41に当接するまで挿入しておくことが好ましい。
次に、その状態で、ボルト50に外プレート42側から、歯付きワッシャ70(一例としてステンレス製、厚み0.25mm)を嵌込んで装着する。
このように、歯付きワッシャ70をボルト50に装着することにより、ボルト50を抜け止め規制して、内・外プレート41、42と取付片11したがってエアバッグ10を仮止めすることができる。
また、環状部材が内・外プレートと別体で形成される場合、内・外プレートいずれかと一体化されていなくてもよい。この場合は、一体化した場合と仮止めの方法が、内プレートの挿通孔にボルトを挿入後、環状部材の内孔にボルトを通して環状部材を内プレートの車外側面に取り付けてから、取付片の挿通孔を環状部材に外嵌する点で異なるが、その他は同じである。一体化しないことで、溶着などの手間を省くことができる。
次に、仮止めした取付ブラケット40とエアバッグ10の車体側壁15への取り付けについて説明する。
まず、仮止めした取付ブラケット40から外側に突出したボルト50を、車体側壁15の挿通孔15aに挿通し、車体側壁15の挿通孔15aの車外側に固定したナット55に整合させ、その状態でボルト50のボルト頭52を回転させることによってナット55に締結し、取付ブラケット40の車体側壁15への取り付けを完了する。
本実施形態によれば、ボルト50を挿通した状態で取付ブラケット40と取付片11とを仮止めできるため、一旦仮止めした取付ブラケット40とエアバッグは容易に外れることはない。そのため、前記仮止めと、エアバッグ10の車体側壁15への取り付け作業を分けて実施することができ、取付ブラケット40の車体側壁15への取り付けに先立って前記仮止め作業を行い、取り付けブラケット40とエアバッグを仮止めした状態で保管しておくもこともできる。
また、車体側壁15への取り付けに当たっては、単にボルト50を車体側壁15の挿通孔15aに差し込み、ボルト50のボルト頭52を回すだけの簡易な作業でエアバッグの取り付けを行うことができる。
この場合、ボルトを手で数回転させて、抜け落ちない程度にナットに螺合させることで、取付ブラケットを簡単に、車体側壁へ仮止め状態とすることができる。これにより、複数の取付ブラケットを順次仮止め状態としてから、エアバッグ全体の取り付け状態を確認の後、工具にて本締めすることができ、作業効率を上げることができる。
1・・・エアバッグ装置、10・・・エアバッグ、11・・・取付片、11a・・・挿通孔、14・・・ガス導入部、15・・・車体側壁、15a・・・挿通孔、20・・・表側基布、21・・・裏側基布、25・・・インフレータ、26・・・ブラケット、30・・・膨張部、33・・・連結部、40・・・取付ブラケット、41・・・内プレート、42・・・外プレート、41a、42a・・・挿通孔、44・・・環状部材、44a・・・内孔、50・・・ボルト、55・・・ナット、70・・・歯付きワッシャ。

Claims (5)

  1. 車内の上側に車両前後方向に沿って配置されるエアバッグ装置であって、
    前記エアバッグ装置のエアバッグに設けられ挿通孔を形成した複数の取付片と、
    挿通孔を備えた内・外プレートを有する取付ブラケットと、
    取付片の挿通孔の内側に配置される所定の厚さを有する環状部材と、
    前記環状部材の内孔と前記内・外プレートの挿通孔とを連通する軸部を有し、取付ブラケットを車体側壁に取り付けるボルト及びナットとを備え、
    前記ボルトには仮止め用の歯付きワッシャが装着されており、前記歯付きワッシャは前記取付ブラケットに前記取付片を装着した状態でボルトを仮止めし、
    エアバッグの車体側壁への取付時、前記環状部材は前記内・外プレート間の間隔を前記所定の厚さに規制することを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 請求項1に記載されたエアバッグ装置であって、
    前記内孔及び挿通孔を長孔に形成したことを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたエアバッグ装置であって、
    前記環状部材は前記取付ブラケットと一体に成形されたものであることを特徴とするエアバッグ装置。
  4. 請求項1又は2に記載されたエアバッグ装置であって、
    前記環状部材は前記取付ブラケットと別体に成形されたものであることを特徴とするエアバッグ装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載されたエアバッグ装置であって、
    前記環状部材は円環部材であることを特徴とするエアバッグ装置。
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