JP2012110685A - 外科手術手順において使用するシールアンカー - Google Patents
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Abstract
【課題】下にある体腔にアクセスする組織路内に位置決めするための外科手術装置を提供すること。
【解決手段】外科手術装置は、シールアンカー部材を備え、該シールアンカー部材は、圧縮可能材料を含み、該組織路内の該シールアンカー部材での、該組織路を規定する組織表面と実質的にシールされた関係での定着を容易にする第1の拡張された状態と、該組織路内の該シールアンカー部材の少なくとも部分的な挿入を容易にする第2の圧縮された状態との間で移行するように適合され、該シールアンカー部材は、中央の長手方向軸を規定し、前方端と後方端とを有し、少なくとも1つの長手方向物体ポートは、該前方端と該後方端との間に延び、外科手術物体の受容のために適合され、該少なくとも1つの長手方向物体ポートを規定する圧縮可能材料は、該物体との実質的にシールされた関係を確立するように変形するように適合されている、外科手術装置。
【選択図】図1
【解決手段】外科手術装置は、シールアンカー部材を備え、該シールアンカー部材は、圧縮可能材料を含み、該組織路内の該シールアンカー部材での、該組織路を規定する組織表面と実質的にシールされた関係での定着を容易にする第1の拡張された状態と、該組織路内の該シールアンカー部材の少なくとも部分的な挿入を容易にする第2の圧縮された状態との間で移行するように適合され、該シールアンカー部材は、中央の長手方向軸を規定し、前方端と後方端とを有し、少なくとも1つの長手方向物体ポートは、該前方端と該後方端との間に延び、外科手術物体の受容のために適合され、該少なくとも1つの長手方向物体ポートを規定する圧縮可能材料は、該物体との実質的にシールされた関係を確立するように変形するように適合されている、外科手術装置。
【選択図】図1
Description
(関連出願に対する相互参照)
本願は、2010年11月23日に出願された米国仮出願第61/416,511号の利益および優先権を主張し、この仮出願の全内容が本明細書において参照により援用される。
本願は、2010年11月23日に出願された米国仮出願第61/416,511号の利益および優先権を主張し、この仮出願の全内容が本明細書において参照により援用される。
(背景)
(1.技術分野)
本開示は、外科手術手順において使用するシールに関する。より詳細には、本開示は、組織の切開への挿入および1つ以上の外科手術物体のシールされた受容のために適合され、その結果、実質的に流体密なシールが、組織と外科手術物体(または複数の外科手術物体)との両方に形成される、シールアンカー装置に関する。
(1.技術分野)
本開示は、外科手術手順において使用するシールに関する。より詳細には、本開示は、組織の切開への挿入および1つ以上の外科手術物体のシールされた受容のために適合され、その結果、実質的に流体密なシールが、組織と外科手術物体(または複数の外科手術物体)との両方に形成される、シールアンカー装置に関する。
(2.関連技術の背景)
今日、多くの外科手術手順が、患者に対する外傷および回復時間の両方を低減しようとして、従来の手順において典型的に必要とされたより大きな切開と比べると、皮膚の小さな切開を介して行われている。概して、このような手順は「内視鏡的」といわれ、患者の腹部において行われるときはこの手順は「腹腔鏡的」といわれる。本開示を通して、「最小侵襲性」という用語は、内視鏡手順および腹腔鏡手順の両方を包含するように理解されるべきである。
今日、多くの外科手術手順が、患者に対する外傷および回復時間の両方を低減しようとして、従来の手順において典型的に必要とされたより大きな切開と比べると、皮膚の小さな切開を介して行われている。概して、このような手順は「内視鏡的」といわれ、患者の腹部において行われるときはこの手順は「腹腔鏡的」といわれる。本開示を通して、「最小侵襲性」という用語は、内視鏡手順および腹腔鏡手順の両方を包含するように理解されるべきである。
典型的な最小侵襲性手順の間、外科手術物体(例えば、トロカールアセンブリおよびカニューレアセンブリまたは内視鏡などの外科手術アクセスデバイス)が、組織の切開を通して患者の体内に挿入される。概して、患者の体内への外科手術物体の導入前に、吹送ガスがより大きくよりアクセスしやすい作業領域を生成するために、標的外科手術部位を囲む領域を拡大するために使用される。従って、実質的に流体密なシールの維持は、吹送ガスの漏出および拡大された外科手術部位の収縮または凹みを防止することが所望される。
このために、様々なバルブおよびシールが、最小侵襲性手順の進行中に使用され、当該分野で広く知られている。しかしながら、組織の切開内に直接挿入され得、吹送された作業空間の完全性を維持しながら、種々の長さの組織路および種々の外科手術物体を収容し得る装置に対する継続したニーズが存在する。
(概要)
下にある体腔にアクセスする組織路内に位置決めするための外科手術装置であって、この外科手術装置は、シールアンカー部材を備え、このシールアンカー部材は、圧縮可能材料を含み、この組織路内のこのシールアンカー部材の、この組織路を規定する組織表面と実質的にシールされた関係での固定を容易にする第1の拡張された状態と、この組織路内のこのシールアンカー部材の少なくとも部分的な挿入を容易にする第2の圧縮された状態との間で移行するように適合されている。このシールアンカー部材は、中央の長手方向軸を規定し、前方端と後方端とを有する。少なくとも1つの長手方向物体ポートは、この前方端とこの後方端との間に延び、外科手術物体の受容のために適合され、この少なくとも1つの長手方向物体ポートを規定する圧縮可能材料は、この物体との実質的にシールされた関係を確立するように変形するように適合されている。このシールアンカー部材は、異なる長さの組織路を収容するために、このシールアンカー部材の長手方向の長さを選択的に変更するために隣接してスタックされた関係で位置決めされるように寸法決定された少なくとも2つの分離可能なアンカーセグメントを含む。各アンカーセグメントは、長手方向物体ポートセグメントを規定し、この長手方向物体ポートセグメントは、隣接してスタックされた関係にある場合に整列されるように適合されることにより、このシールアンカー部材の少なくとも1つの長手方向物体ポートを規定する。このシールアンカー部材は、少なくとも3つのアンカーセグメントを含み、アンカーセグメントは、それぞれ、長手方向物体ポートセグメントを規定する。並列してスタックされた関係でアンカーセグメントを固定する手段が提供され得る。
下にある体腔にアクセスする組織路内に位置決めするための外科手術装置であって、この外科手術装置は、シールアンカー部材を備え、このシールアンカー部材は、圧縮可能材料を含み、この組織路内のこのシールアンカー部材の、この組織路を規定する組織表面と実質的にシールされた関係での固定を容易にする第1の拡張された状態と、この組織路内のこのシールアンカー部材の少なくとも部分的な挿入を容易にする第2の圧縮された状態との間で移行するように適合されている。このシールアンカー部材は、中央の長手方向軸を規定し、前方端と後方端とを有する。少なくとも1つの長手方向物体ポートは、この前方端とこの後方端との間に延び、外科手術物体の受容のために適合され、この少なくとも1つの長手方向物体ポートを規定する圧縮可能材料は、この物体との実質的にシールされた関係を確立するように変形するように適合されている。このシールアンカー部材は、異なる長さの組織路を収容するために、このシールアンカー部材の長手方向の長さを選択的に変更するために隣接してスタックされた関係で位置決めされるように寸法決定された少なくとも2つの分離可能なアンカーセグメントを含む。各アンカーセグメントは、長手方向物体ポートセグメントを規定し、この長手方向物体ポートセグメントは、隣接してスタックされた関係にある場合に整列されるように適合されることにより、このシールアンカー部材の少なくとも1つの長手方向物体ポートを規定する。このシールアンカー部材は、少なくとも3つのアンカーセグメントを含み、アンカーセグメントは、それぞれ、長手方向物体ポートセグメントを規定する。並列してスタックされた関係でアンカーセグメントを固定する手段が提供され得る。
シールアンカー部材は、補助的な長手方向開口部を含み得る。細長い固定部材は、シールアンカー部材の二次的な長手方向開口部内に位置決め可能であり得る。固定部材は、少なくとも3つのアンカーセグメントを隣接してスタックされた関係で保持するように寸法決定され、適合されている。少なくとも3つのアンカーセグメントは、少なくとも3つのアンカーセグメントが前記隣接してスタックされた関係にある場合に、互いに連絡する補助的な開口部セグメントを含み得る。補助的な開口部セグメントは、固定部材を受容するために、シールアンカー部材の補助的な長手方向開口部を規定する。少なくとも3つのアンカーセグメントは、それぞれ、少なくとも3つのアンカーセグメントが隣接してスタックされた関係にある場合に、互いに連絡する第1の補助的な開口部セグメントおよび第2の補助的な開口部セグメントを含む。第1の補助的な開口部セグメントおよび第2の補助的な開口部セグメントは、固定部材を受容するために、シールアンカー部材の第1の補助的な長手方向開口部および第2の補助的な長手方向開口部を規定する。
第1の固定部材および第2の固定部材は、少なくとも3つのアンカーセグメントを隣接してスタックされた関係に保持するために、第1の補助的な長手方向開口部および第2の補助的な長手方向開口部内にそれぞれ位置決め可能であり得る。固定部材は、可撓性のフィラメントを含み得るか、または代替的に、実質的に剛性の要素を含み得る。
少なくとも3つのアンカーセグメントは、前方アンカーセグメントと、後方アンカーセグメントと、中間アンカーセグメントとを含み得る。前方アンカーセグメントおよび後方アンカーセグメントのうちの少なくとも一方が、組織路に対するシールアンカー部材の保持を容易にするためにフランジ部分を有する。前方アンカーセグメントおよび後方アンカーセグメントは、それぞれ、組織路に対するシールアンカー部材の保持を容易にするためにフランジ部分を含み得る。
少なくとも1つの長手方向物体ポートは、シールアンカー部材の中央の長手方向軸とほぼ長手方向に整列状態にあり得る。複数の長手方向物体ポートが提供され得る。
シールアンカー部材は、発泡材料およびゲル材料のうちの1つを含み得る。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
下にある体腔にアクセスする組織路内に位置決めするための外科手術装置であって、該外科手術装置は、
シールアンカー部材を備え、該シールアンカー部材は、圧縮可能材料を含み、該組織路内の該シールアンカー部材の、該組織路を規定する組織表面と実質的にシールされた関係での固定を容易にする第1の拡張された状態と、該組織路内の該シールアンカー部材の少なくとも部分的な挿入を容易にする第2の圧縮された状態との間で移行するように適合され、該シールアンカー部材は、中央の長手方向軸を規定し、前方端と後方端とを有し、少なくとも1つの長手方向物体ポートは、該前方端と該後方端との間に延び、外科手術物体の受容のために適合され、該少なくとも1つの長手方向物体ポートを規定する圧縮可能材料は、該物体との実質的にシールされた関係を確立するように変形するように適合され、該シールアンカー部材は、異なる長さの組織路を収容するために該シールアンカー部材の長手方向の長さを選択的に変更するために隣接してスタックされた関係で位置決めされるように寸法決定された少なくとも2つの分離可能なアンカーセグメントを含み、各アンカーセグメントは、長手方向物体ポートセグメントを規定して、該長手方向物体ポートセグメントは、該隣接してスタックされた関係である場合に整列されるように適合されることにより、該シールアンカー部材の該少なくとも1つの長手方向物体ポートを規定する、外科手術装置。
(項目2)
少なくとも3つのアンカーセグメントを含み、該アンカーセグメントは、それぞれ、上記長手方向物体ポートセグメントを規定する、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目3)
並列してスタックされた関係で上記アンカーセグメントを固定する手段を含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目4)
上記シールアンカー部材は、補助的な長手方向開口部を含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目5)
上記シールアンカー部材の二次的な長手方向開口部内に位置決め可能な細長い固定部材を含み、該固定部材は、上記少なくとも3つのアンカーセグメントを上記隣接してスタックされた関係で保持するように寸法決定され、適合されている、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目6)
上記少なくとも3つのアンカーセグメントは、それぞれ、該少なくとも3つのアンカーセグメントが上記隣接してスタックされた関係にある場合に、互いに連絡する補助的な開口部セグメントを含み、該補助的な開口部セグメントは、上記固定部材を受容するために上記シールアンカー部材の上記補助的な長手方向開口部を規定する、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目7)
上記少なくとも3つのアンカーセグメントは、それぞれ、該少なくとも3つのアンカーセグメントが上記隣接してスタックされた関係にある場合に、互いに連絡する第1の補助的な開口部セグメントと第2の補助的な開口部セグメントとを含み、該第1の補助的な開口部セグメントおよび該第2の補助的な開口部セグメントは、上記固定部材を受容するために、上記シールアンカー部材の第1の長手方向開口部および第2の長手方向開口部を規定する、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目8)
上記少なくとも3つのアンカーセグメントを上記隣接してスタックされた関係に保持するために、上記第1の補助的な長手方向開口部および上記第2の補助的な長手方向開口部内にそれぞれ位置決め可能な第1の固定部材および第2の固定部材をさらに含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目9)
上記固定部材は、可撓性のフィラメントを含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目10)
上記固定部材は、実質的に剛性の要素を含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目11)
上記少なくとも3つのアンカーセグメントは、前方アンカーセグメントと、後方アンカーセグメントと、中間アンカーセグメントとを含み、該前方アンカーセグメントおよび後方アンカーセグメントのうちの少なくとも一方が、上記組織路に対する上記シールアンカー部材の保持を容易にするためにフランジ部分を有する、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目12)
上記前方アンカーセグメントおよび上記後方アンカーセグメントは、それぞれ、上記組織路に対する上記シールアンカー部材の保持を容易にするためにフランジ部分をそれぞれ含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目13)
上記少なくとも1つの長手方向物体ポートは、上記中央の長手方向軸とほぼ長手方向に整列状態にある、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目14)
複数の長手方向物体ポートを含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目15)
上記シールアンカー部材は、発泡材料およびゲル材料のうちの1つを含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目1)
下にある体腔にアクセスする組織路内に位置決めするための外科手術装置であって、該外科手術装置は、
シールアンカー部材を備え、該シールアンカー部材は、圧縮可能材料を含み、該組織路内の該シールアンカー部材の、該組織路を規定する組織表面と実質的にシールされた関係での固定を容易にする第1の拡張された状態と、該組織路内の該シールアンカー部材の少なくとも部分的な挿入を容易にする第2の圧縮された状態との間で移行するように適合され、該シールアンカー部材は、中央の長手方向軸を規定し、前方端と後方端とを有し、少なくとも1つの長手方向物体ポートは、該前方端と該後方端との間に延び、外科手術物体の受容のために適合され、該少なくとも1つの長手方向物体ポートを規定する圧縮可能材料は、該物体との実質的にシールされた関係を確立するように変形するように適合され、該シールアンカー部材は、異なる長さの組織路を収容するために該シールアンカー部材の長手方向の長さを選択的に変更するために隣接してスタックされた関係で位置決めされるように寸法決定された少なくとも2つの分離可能なアンカーセグメントを含み、各アンカーセグメントは、長手方向物体ポートセグメントを規定して、該長手方向物体ポートセグメントは、該隣接してスタックされた関係である場合に整列されるように適合されることにより、該シールアンカー部材の該少なくとも1つの長手方向物体ポートを規定する、外科手術装置。
(項目2)
少なくとも3つのアンカーセグメントを含み、該アンカーセグメントは、それぞれ、上記長手方向物体ポートセグメントを規定する、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目3)
並列してスタックされた関係で上記アンカーセグメントを固定する手段を含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目4)
上記シールアンカー部材は、補助的な長手方向開口部を含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目5)
上記シールアンカー部材の二次的な長手方向開口部内に位置決め可能な細長い固定部材を含み、該固定部材は、上記少なくとも3つのアンカーセグメントを上記隣接してスタックされた関係で保持するように寸法決定され、適合されている、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目6)
上記少なくとも3つのアンカーセグメントは、それぞれ、該少なくとも3つのアンカーセグメントが上記隣接してスタックされた関係にある場合に、互いに連絡する補助的な開口部セグメントを含み、該補助的な開口部セグメントは、上記固定部材を受容するために上記シールアンカー部材の上記補助的な長手方向開口部を規定する、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目7)
上記少なくとも3つのアンカーセグメントは、それぞれ、該少なくとも3つのアンカーセグメントが上記隣接してスタックされた関係にある場合に、互いに連絡する第1の補助的な開口部セグメントと第2の補助的な開口部セグメントとを含み、該第1の補助的な開口部セグメントおよび該第2の補助的な開口部セグメントは、上記固定部材を受容するために、上記シールアンカー部材の第1の長手方向開口部および第2の長手方向開口部を規定する、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目8)
上記少なくとも3つのアンカーセグメントを上記隣接してスタックされた関係に保持するために、上記第1の補助的な長手方向開口部および上記第2の補助的な長手方向開口部内にそれぞれ位置決め可能な第1の固定部材および第2の固定部材をさらに含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目9)
上記固定部材は、可撓性のフィラメントを含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目10)
上記固定部材は、実質的に剛性の要素を含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目11)
上記少なくとも3つのアンカーセグメントは、前方アンカーセグメントと、後方アンカーセグメントと、中間アンカーセグメントとを含み、該前方アンカーセグメントおよび後方アンカーセグメントのうちの少なくとも一方が、上記組織路に対する上記シールアンカー部材の保持を容易にするためにフランジ部分を有する、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目12)
上記前方アンカーセグメントおよび上記後方アンカーセグメントは、それぞれ、上記組織路に対する上記シールアンカー部材の保持を容易にするためにフランジ部分をそれぞれ含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目13)
上記少なくとも1つの長手方向物体ポートは、上記中央の長手方向軸とほぼ長手方向に整列状態にある、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目14)
複数の長手方向物体ポートを含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目15)
上記シールアンカー部材は、発泡材料およびゲル材料のうちの1つを含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(摘要)
下にある体腔にアクセスする組織路内に位置決めするための外科手術装置であって、この外科手術装置は、シールアンカー部材を備え、このシールアンカー部材は、圧縮可能材料を含み、この組織路内のこのシールアンカー部材の、この組織路を規定する組織表面と実質的にシールされた関係での固定を容易にする第1の拡張された状態と、この組織路内のこのシールアンカー部材の少なくとも部分的な挿入を容易にする第2の圧縮された状態との間で移行するように適合されている。このシールアンカー部材は、中央の長手方向軸を規定し、前方端と後方端とを有する。少なくとも1つの長手方向物体ポートは、この前方端とこの後方端との間に延び、外科手術物体の受容のために適合され、この少なくとも1つの長手方向物体ポートを規定する圧縮可能材料は、この物体との実質的にシールされた関係を確立するように変形するように適合されている。このシールアンカー部材は、異なる長さの組織路を収容するために、このシールアンカー部材の長手方向の長さを選択的に変更するために隣接してスタックされた関係で位置決めされるように寸法決定された少なくとも2つの分離可能なアンカーセグメントを含む。
下にある体腔にアクセスする組織路内に位置決めするための外科手術装置であって、この外科手術装置は、シールアンカー部材を備え、このシールアンカー部材は、圧縮可能材料を含み、この組織路内のこのシールアンカー部材の、この組織路を規定する組織表面と実質的にシールされた関係での固定を容易にする第1の拡張された状態と、この組織路内のこのシールアンカー部材の少なくとも部分的な挿入を容易にする第2の圧縮された状態との間で移行するように適合されている。このシールアンカー部材は、中央の長手方向軸を規定し、前方端と後方端とを有する。少なくとも1つの長手方向物体ポートは、この前方端とこの後方端との間に延び、外科手術物体の受容のために適合され、この少なくとも1つの長手方向物体ポートを規定する圧縮可能材料は、この物体との実質的にシールされた関係を確立するように変形するように適合されている。このシールアンカー部材は、異なる長さの組織路を収容するために、このシールアンカー部材の長手方向の長さを選択的に変更するために隣接してスタックされた関係で位置決めされるように寸法決定された少なくとも2つの分離可能なアンカーセグメントを含む。
本開示の様々な実施形態が、図面を参照して本明細書の以下で説明される。
図面において、そして以下に続く説明において、同様の参照番号は、類似の要素または同一の要素を識別し、当該分野で従来的かつ公知であるように、用語「近位」または「後方」は、使用中に医療従事者に最も近い装置の端をいい、一方で、用語「遠位」または「前方」は、医療従事者から最も遠い装置の端をいう。
図1〜3を参照すると、単一切開外科手術において使用する外科手術シールアンカー装置が開示される。外科手術装置10は、2009年10月14日に出願された同一譲受人に譲渡された米国特許出願第12/578,832号に開示され、この米国特許出願の全内容は本明細書に参照により援用される。外科手術装置10は、外科手術装置10が、患者の体の単一の切開を通して挿入されることを可能にするように可撓性または圧縮可能であり、その結果、挿入後に、外科手術装置10は、切開内で拡張し、シールする。さらに、アクセスアセンブリ10の可撓性の性質は、アクセスアセンブリを通して挿入された外科手術器具または物体が、アクセスアセンブリの軸の周りで操作され、その結果、外科手術器具のより程度の高い動きを可能にして、手術が行われる組織に対して外科手術器具を方向付ける。外科手術装置10と共に使用可能な外科手術または物体の例は、クリップ適用器、把持器、解剖器具、リトラクタ、ステープラ、レーザプローブ、写真機、内視鏡および腹腔鏡、チューブなどを含む。このような器具または物体は、本明細書において、集合的に「物体」といわれる。
外科手術装置10は、単一の管腔16を規定する可撓性の本体またはポート12を含む。管腔16の近位または後方端16aおよび遠位または前方端16bは、管腔16を通した外科手術物体の挿入を容易にするように、示されるようにテーパ加工され得る。ポート12は、様々な材料(例えば、シリコーン、熱可塑性エラストマー(TPE)、ゴム、発泡体、ゲルなど)で形成され得る。このようにして、アクセスアセンブリ10のポート12は、圧縮または押しつぶされ得、そして患者の体の切開を通して挿入され得る。一実施形態において、ポート12は、TPE材料を含み、このTPE材料は、発泡体構造を形成するために、不活性ガス(例えば、CO2または窒素)を注入される。ポート12は、全外側表面上に潤滑性の表面仕上げを生成するために、潤滑剤(例えば、パリレンNまたはC)でコーティングされ得る。様々なその他のコーティング(例えば、親水性、疎水性、生物因子、感染防止、鎮痛剤)もまた、アクセスアセンブリ10の特性を修正するために用いられ得る。このようにして、コーティングは、切開内へのポート12の挿入、および、ポート12を通す器具の挿入を容易にする。
ポート12は、側面から見た場合に実質的に砂時計形状を規定し、中央部分22を含み、この中央部分22は、中央部分22の近位端26に位置する上部リムまたはフランジ24と、中央部分22の遠位端30に位置する下部リムまたはフランジ28とを含む。上部リム24および下部リム28は、患者に形成された切開または組織路を通る長手方向のアクセスアセンブリ10の動きを最小化することを助ける。中央部分22は、下部リム28が腹腔内に受容されている間に、上部リム24が体の外側に維持されるのに十分な長さである。示されるように、上部リム24および下部リム28は、サイズおよび形状が実質的に同一である。しかしながら、上部リム24および下部リム28が、異なるサイズおよび/または形状であり得ることが想定される。
管腔16は、ポート12を通って延び、長手方向軸を規定し、そして、外科手術器具をシールした態様で受容するように構成される。管腔16は、外科手術器具の挿入および取り外しの最中に、アクセスアセンブリ10の引っかき傷を防ぐために、ポート12の長さにわたり延びる保護コーティングまたはスリーブ(図示せず)を含み得る。スリーブまたはコーティングは、また、外科手術器具50の挿入および取り外しを容易にし得る。スリーブは、ポート12と一体的に形成され得るか、または、その代わりに、接着、超音波溶接または他の適切な手段を用いてポート12にしっかりと付着され得る。
ここで、図4を参照すると、本開示のシールアンカー装置100の一実施形態が図示される。シールアンカー装置100は、複数のアンカーセグメント104a〜104eを有するシールアンカー102を含む。アンカーセグメント104a〜104eは、分離可能であり、隣接してスタックされた関係で位置決めされるように配列される。所与の手順において利用されるアンカーセグメント104a〜104eの数は、シールアンカー102が位置決めされる組織路の長さ次第である。さらに、利用されるアンカーセグメント104a〜104eの量は、組織路の長さに従って選択される。1つ以上のアンカーセグメント104a〜104eは、外科手術手順を行うために選択および利用され得る。各アンカーセグメント104a〜104eは、前述の材料のうちの任意の材料から製造され得、組織路内での展開のために、圧縮された状態と拡張された状態との間で移行するように適合され得る。
アンカーセグメント104aは、後方(または近位)アンカーセグメントであり、アンカーセグメント104eは、前方(または遠位)アンカーセグメントである。アンカーセグメント104a、104eは、それぞれ、それぞれの後方または前方端およびアンカー基部108において、環状フランジ、周囲フランジまたは周辺フランジ106を有し得る。フランジ106は、アンカーセグメント104a、104eのアンカー基部108に対して拡大した断面寸法を規定する。フランジ106は、組織路の外側表面および内側表面を係合することによって、組織路内にシールアンカー102を維持することを補助する。アンカー基部108は円筒形形状であり得るが、他の構成が同様に想定される。アンカー基部108は、概して、シールアンカー装置100が路内で接近して位置決めされる場合に、組織路内に存在する。
アンカーセグメント104b、104c、104dは、中間アンカーセグメントであり、後方アンカーセグメント104aおよび前方アンカーセグメント104eのアンカー基部108の断面に実質的に類似した断面を規定し得るが、アンカーセグメント104b、104c、104dの断面は、組織路の寸法決定に対応するように変更され得ることが可能である。
シールアンカー装置100は、また、1つ以上の細長い固定要素110を含み、この固定要素は、これから議論されるように、アンカーセグメント104a〜104eを、隣接してスタックされた関係に維持することを補助する。
ここで、図4と関連させて、図5の断面図を参照すると、隣接してスタックされた関係に組み立てた場合、アンカーセグメント104a〜104eは、少なくとも1つの長手方向物体ポート112を規定し、この長手方向物体ポートは、シールアンカー102を通って、シールアンカー102の長手方向軸「k」に対して延びている。物体ポート112は、外科手術物体と実質的にシールされた関係で外科手術物体を受容するように適合され、すなわち、物体ポート112を規定する内側表面は、物体を係合し、物体の外側表面の周りで実質的なシールを確立する。特に、各アンカーセグメント104a〜104eは、アンカーセグメント104a〜104eを通って延びるそれぞれの物体ポートセグメント112a〜112eを規定する。アンカーセグメント104a〜104eが隣接してスタックされた関係に適切に配列される場合、ポートセグメント112a〜112eは、シールアンカー102を通って延びる1つの連続的な物体ポートを規定するように整列され得る。図5において、長手方向に整列したそれぞれのポートセグメント112a〜112eを有する、2つの物体ポート112が示される。
シールアンカー102は、シールアンカー102の長手方向の長さに延びる1つまたは2つの補助的な長手方向開口部114をさらに規定する。例えば、各アンカーセグメント104a〜104eは、それぞれのアンカーセグメント104a〜104eを通って延びる補助的な開口部セグメント114a〜114eを含み得、アンカーセグメント104a〜104eが適切に組み立てられるときに、補助的な開口部セグメント114a〜114eは、連続的な補助的な長手方向開口部114を規定するように整列される。2つの補助的な長手方向開口部114が図5に描かれている。
補助的な長手方向開口部114は、1つ以上の細長い固定要素110を受容するように寸法決定され、この細長い固定要素は、隣接してスタックされた関係にアンカーセグメント104a〜104eを固定または保持することにおいて機能する。固定要素110は、各アンカーセグメント104a〜104eの補助的な開口部セグメント114a〜114eを通って延びる。図5において描かれる一実施形態において、固定要素110は、比較的剛性であり得、その前方端に隣接するリップ116を有し得、リップ116は、前方のアンカーセグメント114eを係合するために補助的な長手方向開口部114の断面よりも大きい断面を有する。図6に描かれる別の実施形態において、固定要素は、単一の可撓性フィラメントであり、この単一の可撓性フィラメントは、長手方向開口部114を通過し、このフィラメントの自由端は、後方アンカーセグメント104aから、近位または後方方向に延びる。自由端110aは、アンカーセグメント104a〜104eを互いに固定するように結ばれ得る(想像線で示される)。
再び図5を参照すると、シールアンカー部材102は、組織路「t」内に位置決めされて示される。フランジ106ならびに後方アンカーセグメント104aおよび前方アンカーセグメント104bは、組織路「t」に隣接する外側表面および内側表面を係合して示されている。物体「o」は、1つの長手方向物体ポート112内に位置決めされる。
単一切開外科手術手順におけるアクセスアセンブリ10の使用がここで説明される。組織路「t」は、下にある組織部位にアクセスするように、体組織を通って確立される。組織路「t」は、トロカール、メスなどで行われ得るか、または、天然の体のオリフィスまたはチャネルであり得る。組織路の長さは、医療従事者によって概算される。その後、アンカーセグメント104a〜104eは、前方アンカーセグメント104aおよび後方アンカーセグメント104eのうちの1つ以上、ならびに、隣接してスタックされた関係で配列された中間アンカーセグメント104b〜104dのうちの1つ以上と一緒に組み立てられている。利用されているアンカーセグメント104a〜104eの数は、組織路の長さに対応し、これは医療従事者によって決定される。長手方向物体ポートセグメント112a〜112eおよびアンカーセグメント102a〜102eの補助的な開口部セグメント114a〜114eは長手方向に整列される。1つ以上の固定要素110は、アンカーセグメント104a〜104eを互いに固定するために補助的な長手方向開口部114内に位置決めされる。
シールアンカー102は、組織路「t」内で前進させられる。挿入中、個別のアンカーセグメント104a〜104eは、組織路を通る前進を可能にするように圧縮され得る。組織路内に適切に位置決めされると、アンカーセグメント104a〜104eは、本来の拡張された状態に戻ることを試み、この拡張された状態が、組織路「t」に対するアンカーセグメント104a〜104eの外側表面のシールを有効にする。1つ以上の外科手術器具または物体「o」は、シールアンカー102の物体ポート112を通って導入されて、1つ以上の外科手術タスクを行う。物体ポート112は、議論されたように外科手術物体との実質的なシールされた関係を確立する。
図7は、代替的な実施形態を図示し、代替的な実施形態は、シールアンカー部材200が、シールアンカー部材200の中央長手方向軸「k」とほぼ整列されている中央に位置決めされた物体ポート202を含む。シールアンカー部材200は、物体ポートセグメント202a〜202eおよび補助的な開口部セグメント204a〜204eを有する複数のアンカーセグメント200a〜200eを含む。物体ポートセグメント202a〜202eおよび補助的な開口部セグメント204a〜204eは、アンカーセグメント202a〜202eがスタックされた関係にある場合に整列されることにより、前述の実施形態と関連して議論されたように、外科手術物体の通過のための1つ以上の長手方向物体ポート202と、固定部材の受容のための1つ以上の補助的な開口部204とを規定する。
カニューレ300は、物体ポート202内に導入され得る。1つの適切なカニューレ300は、同一譲受人に譲渡されたSmith他に対する米国特許出願公開2006/0224120号に開示され、この米国特許出願公開の開示の全内容は本明細書において参照により援用される。カニューレ300は、カニューレハウジング302と、カニューレハウジング302から延びるカニューレスリーブ304とを含む。器具シールは、カニューレハウジング302内に配置されることにより、カニューレハウジングを通して挿入された器具の周りに実質的なシールされた関係を確立する。1つの適切な器具シールが、同一譲受人に譲渡されたRacenet他に対する米国特許第7,244,244号に開示され、この開示の全内容は本明細書において参照により援用される。Racenetの‘244号特許に開示されるシール部材は、弾性中央材料(例えば、ポリイソプレンまたは天然ゴム)を含み得、ここで弾性材料の近位表面および遠位表面において、弾性材料に含浸された第1の布の層および第2の布の層を有する。この布は、任意の適切な布(例えば、Millikenから入手可能な、約20%のLYCRAと約80%のNYLONとを含有するSPANDEX材料)であり得る、図7において、外科手術器具または物体「o」は、カニューレ300内に導入されるように示され、外科手術タスクを行うためのエフェクタ「e」を有する。
本開示の例示的な実施形態が、添付の図面を参照して本明細書に説明されてきたが、上記の説明、開示および図面は、限定として解釈されるべきではなく、単なる特定の実施形態の例示であると解釈されるべきである。それゆえ、本開示はこれらの正確な実施形態に限定されないことと、様々な他の変更および修正が、本開示の範囲または精神から逸脱することなしに当業者によって本明細書において実行され得ることとが理解されるべきである。
10 外科手術装置
12 可撓性の本体またはポート
16 管腔
24 上部リムまたはフランジ
28 下部リムまたはフランジ
50 外科手術器具
100 シールアンカー装置
102 シールアンカー
104a〜104e アンカーセグメント
12 可撓性の本体またはポート
16 管腔
24 上部リムまたはフランジ
28 下部リムまたはフランジ
50 外科手術器具
100 シールアンカー装置
102 シールアンカー
104a〜104e アンカーセグメント
Claims (15)
- 下にある体腔にアクセスする組織路内に位置決めするための外科手術装置であって、該外科手術装置は、
シールアンカー部材を備え、該シールアンカー部材は、圧縮可能材料を含み、該組織路内の該シールアンカー部材の、該組織路を規定する組織表面と実質的にシールされた関係での固定を容易にする第1の拡張された状態と、該組織路内の該シールアンカー部材の少なくとも部分的な挿入を容易にする第2の圧縮された状態との間で移行するように適合され、該シールアンカー部材は、中央の長手方向軸を規定し、前方端と後方端とを有し、少なくとも1つの長手方向物体ポートは、該前方端と該後方端との間に延び、外科手術物体の受容のために適合され、該少なくとも1つの長手方向物体ポートを規定する圧縮可能材料は、該物体との実質的にシールされた関係を確立するように変形するように適合され、該シールアンカー部材は、異なる長さの組織路を収容するために該シールアンカー部材の長手方向の長さを選択的に変更するために隣接してスタックされた関係で位置決めされるように寸法決定された少なくとも2つの分離可能なアンカーセグメントを含み、各アンカーセグメントは、長手方向物体ポートセグメントを規定して、該長手方向物体ポートセグメントは、該隣接してスタックされた関係である場合に整列されるように適合されることにより、該シールアンカー部材の該少なくとも1つの長手方向物体ポートを規定する、外科手術装置。 - 少なくとも3つのアンカーセグメントを含み、該アンカーセグメントは、それぞれ、前記長手方向物体ポートセグメントを規定する、請求項1に記載の外科手術装置。
- 並列してスタックされた関係で前記アンカーセグメントを固定する手段を含む、請求項2に記載の外科手術装置。
- 前記シールアンカー部材は、補助的な長手方向開口部を含む、請求項2に記載の外科手術装置。
- 前記シールアンカー部材の二次的な長手方向開口部内に位置決め可能な細長い固定部材を含み、該固定部材は、前記少なくとも3つのアンカーセグメントを前記隣接してスタックされた関係で保持するように寸法決定され、適合されている、請求項4に記載の外科手術装置。
- 前記少なくとも3つのアンカーセグメントは、それぞれ、該少なくとも3つのアンカーセグメントが前記隣接してスタックされた関係にある場合に、互いに連絡する補助的な開口部セグメントを含み、該補助的な開口部セグメントは、前記固定部材を受容するために前記シールアンカー部材の前記補助的な長手方向開口部を規定する、請求項5に記載の外科手術装置。
- 前記少なくとも3つのアンカーセグメントは、それぞれ、該少なくとも3つのアンカーセグメントが前記隣接してスタックされた関係にある場合に、互いに連絡する第1の補助的な開口部セグメントと第2の補助的な開口部セグメントとを含み、該第1の補助的な開口部セグメントおよび該第2の補助的な開口部セグメントは、前記固定部材を受容するために、前記シールアンカー部材の第1の長手方向開口部および第2の長手方向開口部を規定する、請求項6に記載の外科手術装置。
- 前記少なくとも3つのアンカーセグメントを前記隣接してスタックされた関係に保持するために、前記第1の補助的な長手方向開口部および前記第2の補助的な長手方向開口部内にそれぞれ位置決め可能な第1の固定部材および第2の固定部材をさらに含む、請求項7に記載の外科手術装置。
- 前記固定部材は、可撓性のフィラメントを含む、請求項5に記載の外科手術装置。
- 前記固定部材は、実質的に剛性の要素を含む、請求項5に記載の外科手術装置。
- 前記少なくとも3つのアンカーセグメントは、前方アンカーセグメントと、後方アンカーセグメントと、中間アンカーセグメントとを含み、該前方アンカーセグメントおよび後方アンカーセグメントのうちの少なくとも一方が、前記組織路に対する前記シールアンカー部材の保持を容易にするためにフランジ部分を有する、請求項5に記載の外科手術装置。
- 前記前方アンカーセグメントおよび前記後方アンカーセグメントは、それぞれ、前記組織路に対する前記シールアンカー部材の保持を容易にするためにフランジ部分をそれぞれ含む、請求項11に記載の外科手術装置。
- 前記少なくとも1つの長手方向物体ポートは、前記中央の長手方向軸とほぼ長手方向に整列状態にある、請求項5に記載の外科手術装置。
- 複数の長手方向物体ポートを含む、請求項5に記載の外科手術装置。
- 前記シールアンカー部材は、発泡材料およびゲル材料のうちの1つを含む、請求項1に記載の外科手術装置。
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