JP2012110115A - 低待機電力の回路構成 - Google Patents

低待機電力の回路構成 Download PDF

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Abstract

【課題】電気機器に搭載される回路において2極単投方式の操作スイッチを用いることなく待機から起動状態へ移行させる切り替えの操作ができる低待機電力の回路構成を提供することを目的とする。
【解決手段】片側を共通電位7した高圧の1次電源6が導通されれば片側を共通電位7とした低圧の安定化した2次電源9を出力する電力変換手段8と、2次電源9の供給により動作して機器の動作の主体を成す機能制御手段16と、使用者の操作により接点間が閉路して電力変換手段8に1次電源6を導通させる単極単投接点を備えた操作スイッチ23aを備えた構成にて、使用者により操作スイッチ23aが操作され1次電源6が導通されると電力変換手段8は2次電源9が出力して機能制御手段16は動作するために機器を起動状態へ移行させることができる低待機電力の回路構成が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、待機時の消費電力の低減させる電気機器の回路構成に関するものである。
近年、温暖化防止対策の一環として商用電源を電力の供給源とする各電気機器においても省エネルギー実現の取り組みが求められており、各電気機器において主要機能を成す構成部分でそれぞれに消費電力低減への取り組みが推進されているが、現在は更なる省エネルギーの達成のために電気機器が商用電源に接続された状態において主要機能を停止している、いわゆる待機状態における消費電力の低減の重要性が高まってきている。
従来、この種の電気機器に搭載される待機電力低減を目的とした回路構成は、電気機器の主要機能の動作が不要なときに商用電源に接続している電源構成の動作を停止させて電源構成の電圧の出力自体を停止させることで電源構成を含む電気機器の全体の電力消費を停止することで待機電力の消費を低減させる方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その低待機電力の回路構成について図14を参照しながら説明する。
電気機器には主要機能を制御する回路基板100が内蔵され、この回路基板100には商用電源であるところの交流電源101から電力が供給されている。
前記の回路基板100は交流電源101に対して直列に接続し、この交流電源101の電圧を整流し降圧して安定した直流定電圧を出力する電源回路102と、この電源回路102から出力される直流電圧を消費する機器の主要機能を成し負荷となる各構成を駆動する駆動回路103と、および機器の制御機能の主要を成し前記の駆動回路103の動作を制御するマイコン104と、このマイコン104に使用者の操作を伝えるための1つ以上の非操作時に常開であるそれぞれ2組の接点を持つ2極単投方式のスイッチ105a,105b,105cを備えて構成されている。
ここで、電源回路102は交流電源101の電圧を平滑した直流高電圧を降圧して安定化した直流電圧を生成させる降圧型チョッパー方式等の一般的なスイッチング電源回路106を主体として構成され、このスイッチング電源回路106は外部に接続される接点が開状態においてスイッチング動作が停止し、降圧安定化電圧の出力を停止するように構成しているものである。
なお、前記の各スイッチ105a,105b,105cのそれぞれ1組の接点はマイコン104に直接接続されて、操作時の接点短絡の状態においてマイコン104は使用者が操作したことを認識するように構成されている。
また、前記の電源回路102の主体構成となるスイッチング電源回路106の外部接続は前記の各スイッチ105a,105b,105cのそれぞれのマイコン104と接続されていない1組の接点と接続されており、使用者の各スイッチ105a,105b,105cの操作によりスイッチング電源回路106の外部接続に接続された各スイッチ105a,105b,105cの各接点が開状態から閉状態に変わると接点間が短絡されスイッチング電源回路106のスイッチング動作が起動して降圧安定化電圧の出力を開始するように構成している。
また、回路基板100にはマイコン104で電源回路102の主体構成となるスイッチング電源回路106の外部接続の開放と短絡の状態を切替えることで電源回路102からの降圧安定化電圧の出力の停止と維持を切替えられるようにスイッチ素子の主体としてトランジスターを活用した電源制御回路107も備えている。
以上の構成において、回路基板100に交流電源101が接続されただけの状態においては電源回路102の主体構成となるスイッチング電源回路106の外部接続は開放の状態となり、この状態においては電源回路102からの降圧安定化電圧の出力は停止の状態を維持する。
ここで、各スイッチ105a,105b,105cのいずれかが操作されると、電源回路102の主体構成となるスイッチング電源回路106はスイッチング動作を開始し降圧安定化電圧を出力することとなり、この降圧安定化電圧の出力によりマイコン104にも電力が供給されて起動する。
マイコン104は起動と同時に電源制御回路107を介して電源回路102の主体構成となるスイッチング電源回路106の外部接続を短絡の状態とすることでスイッチング電源回路106の降圧安定化電圧の出力を主体的に維持する。
以降、マイコン104は電源制御回路107を介して電源回路102の主体構成となるスイッチング電源回路106の降圧安定化電圧の出力を主体的に維持しながら内部に保存されたソフトウェアーの記述に従い各スイッチ105a,105b,105cの操作状態の認識や、この認識に応じて駆動回路103を起動させることで機器の主要機能となる各構成を駆動することとなる。
ここで、マイコン104は起動した状態において使用者の各スイッチ105a,105b,105cの操作状態の認識や、また内部に保存されたソフトウェアーの記述に従った内部的な制御判断の結果、機器の主要機能の停止を判断した場合、駆動回路103の起動を停止して、さらに電源制御回路107を介した電源回路102のスイッチング電源回路106のスイッチング動作の維持を停止する。
この、スイッチング電源回路106のスイッチング動作の停止によりマイコン104は降圧安定化電圧の出力を主体的に停止することで、スイッチング電源回路106やマイコン104自体も含む全ての交流電源101に対する電力消費の負荷源を停止することとなり、機器の主要機能の動作が不要な、いわゆる待機状態における待機電力の低減を図ることができることとなる。
特許第3710466号公報
このような従来の低待機電力の回路構成においては、搭載する各スイッチ105a,105b,105cには使用者の操作により電源回路102の出力を停止している待機状態から出力を起動して維持している起動状態、また出力の起動状態から出力を停止した待機状態への切替えるための接点と、制御機能の主要を成すマイコン104に使用者が操作したことを認識させるための別の接点とを有するそれぞれ2組の接点を持つ、一般的に使用されることが少ない2極単投方式の操作スイッチを使用することが不可欠である課題を有していた。
また、交流電源101を接続し電力を供給した状態においても電源回路102が待機状態から復帰して起動状態となるためには使用者による各スイッチ105a,105b,105cの操作が必要であり、機器に交流電源101が接続され電力が供給されただけでは電源は出力されないことから、交流電源101の供給により動作状態で起動させる必要がある機器には搭載することができない課題があった。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、一般的に使用されることが少ない2極単投方式の操作スイッチを用いることなく電源の待機状態から起動状態への復帰と起動状態から待機状態への移行と、および主要制御機能において使用者の操作を認識することができる待機電力を低減した低待機電力の回路構成を提供することを目的とする。
また、交流電源が接続され電力が供給されれば電源が出力されて機器を動作状態で起動できる低待機電力の回路構成を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、商用電源が接続されると整流平滑された1次電源を出力する整流平滑電源手段と、通常停止状態であり前記の整流平滑電源手段が出力する1次電源の導通の切り替えにより動作の起動と停止が行え、また起動した状態においては1次電源を電力の供給源として1次電源の片側を共通電位とした1次電源とは異電圧となる安定化した2次電源を電力変換により出力する電力変換手段と、前記の電力変換手段が出力する2次電源が導通されると起動し、予め規定する動作手順に従い機器の動作を制御する機能制御手段と、前記の2次電源の導通に基づく電圧の変化を検出するための機能制御手段に備える1つ以上の入力端子と、前記の共通電位と電力変換手段の間と、および共通電位と機能制御手段の入力端子の間に接続して配置し、使用者の操作があれば接点間が閉路することで共通電位と電力変換手段の間に1次電源を導通し、および共通電位と機能制御手段の各入力端子の間に2次電源を導通の状態として切り替えることができる常時開放型の単極単投接点を備えた1つ以上の操作スイッチと、前記の共通電位と電力変換手段の間に接続して配置し電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えることができる導通開閉手段と、前記の導通開閉手段により電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えても前記の機能制御手段の入力端子に対しては電圧変化が生じないように電力変換手段と機能制御手段の1つ以上の入力端子の間に1次電源に基づく電圧の変化を遮断する電圧変化遮断手段を電気的に接続して備え、前記の操作スイッチの1つ以上に機器起動の操作の機能を割り当てるものとして、この機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する1次電源の導通が生じると電力変換手段が起動して2次電源を出力し、この2次電源の導通により前記の機能制御手段が起動するとこの機能制御手段においては導通開閉手段を介して共通電位に対する1次電源の導通を切り替えて電力変換手段の起動の状態を保持しながら、さらに前記の操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する2次電源の導通が生じると、入力端子でこの2次電源の導通に基づく電圧の変化を読み込むことで使用者による操作スイッチの操作を判断し、この操作スイッチの操作に対して予め割り当てている機器の動作を実行させるように構成したものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
また本発明は、商用電源が接続されると整流平滑された1次電源を出力する整流平滑電源手段と、通常停止状態であり前記の整流平滑電源手段が出力する1次電源の導通の切り替えにより動作の起動と停止が行え、また起動した状態においては1次電源を電力の供給源として1次電源の片側を共通電位とした1次電源とは異電圧となる安定化した2次電源を電力変換により出力する電力変換手段と、前記の電力変換手段が出力する2次電源が導通されると起動し、予め規定する動作手順に従い機器の動作を制御する機能制御手段と、前記の2次電源の導通に基づく電圧の変化を検出するための機能制御手段に備える1つ以上の入力端子と、前記の共通電位と電力変換手段の間と、および共通電位と機能制御手段の入力端子の間に接続して配置し、使用者の操作があれば接点間が閉路することで共通電位と電力変換手段の間に1次電源を導通し、および共通電位と機能制御手段の各入力端子の間に2次電源を導通の状態として切り替えることができる常時開放型の単極単投接点を備えた1つ以上の操作スイッチと、前記の共通電位と電力変換手段の間に接続して配置し電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えることができる導通開閉手段と、前記の導通開閉手段により電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えても前記の機能制御手段の入力端子に対しては電圧変化が生じないように電力変換手段と機能制御手段の1つ以上の入力端子の間に1次電源に基づく電圧の変化を遮断する電圧変化遮断手段を電気的に接続して備え、前記の操作スイッチの1つ以上に機器起動の操作の機能を割り当てるものとして、この機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する1次電源の導通が生じると電力変換手段が起動して2次電源を出力し、この2次電源の導通により前記の機能制御手段が起動するとこの機能制御手段においては導通開閉手段を介して共通電位に対する1次電源の導通を切り替えて電力変換手段の起動の状態を保持しながら、さらに前記の操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する2次電源の導通が生じると、入力端子でこの2次電源の導通に基づく電圧の変化を読み込むことで使用者による操作スイッチの操作を判断し、この操作スイッチの操作に対して予め割り当てている機器の動作を実行させるように構成して、合わせて電力変換手段と電気的に接続した1次電源の電圧の上昇変化があれば共通電位に対する1次電圧の導通の切り替えることで電力変換手段を起動することができる電源起動手段を備えるようにした。
本発明によれば、商用電源が接続されると整流平滑された1次電源を出力する整流平滑電源手段と、通常停止状態であり前記の整流平滑電源手段が出力する1次電源の導通の切り替えにより動作の起動と停止が行え、また起動した状態においては1次電源を電力の供給源として1次電源の片側を共通電位とした1次電源とは異電圧となる安定化した2次電源を電力変換により出力する電力変換手段と、前記の電力変換手段が出力する2次電源が導通されると起動し、予め規定する動作手順に従い機器の動作を制御する機能制御手段と、前記の2次電源の導通に基づく電圧の変化を検出するための機能制御手段に備える1つ以上の入力端子と、前記の共通電位と電力変換手段の間と、および共通電位と機能制御手段の入力端子の間に接続して配置し、使用者の操作があれば接点間が閉路することで共通電位と電力変換手段の間に1次電源を導通し、および共通電位と機能制御手段の各入力端子の間に2次電源を導通の状態として切り替えることができる常時開放型の単極単投接点を備えた1つ以上の操作スイッチと、前記の共通電位と電力変換手段の間に接続して配置し電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えることができる導通開閉手段と、前記の導通開閉手段により電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えても前記の機能制御手段の入力端子に対しては電圧変化が生じないように電力変換手段と機能制御手段の1つ以上の入力端子の間に1次電源に基づく電圧の変化を遮断する電圧変化遮断手段を電気的に接続して備え、前記の操作スイッチの1つ以上に機器起動の操作の機能を割り当てるものとして、この機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する1次電源の導通が生じると電力変換手段が起動して2次電源を出力し、この2次電源の導通により前記の機能制御手段が起動するとこの機能制御手段においては導通開閉手段を介して共通電位に対する1次電源の導通を切り替えて電力変換手段の起動の状態を保持しながら、さらに前記の操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する2次電源の導通が生じると、入力端子でこの2次電源の導通に基づく電圧の変化を読み込むことで使用者による操作スイッチの操作を判断し、この操作スイッチの操作に対して予め割り当てている機器の動作を実行させるように構成したことにより、機器に商用電源が接続され整流平滑電源手段から整流平滑された片側を共通電位とする1次電源が出力された状態においては電力変換手段からは2次電源は出力さないために機器の機能の主体を成す機能制御手段は待機状態となり、この機能制御手段が待機状態した状態において常時開放型の単極単投接点接を備えた機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが使用者に操作されて閉路すると、この操作スイッチは電力変換手段に対して共通電位に対する1次電源の導通経路を構成するために電力変換手段は起動して1次電源の片側を共通電位とした安定化した2次電源を出力することとなり、この2次電源が出力されると機能制御手段は起動して動作状態となり、この機能制御手段は動作した状態で導通開閉手段を介して電力変換手段に対する共通電位に対する1次電源の導通を切り替えることで電力変換手段の起動の状態を保持しながら予め規定する動作手順に従い機器の動作を制御することとなり、また2次電源が出力された状態においては機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが使用者に操作されて閉路すると、この操作スイッチは機能制御手段に備える入力端子に対して共通電位に対する2次電源の導通経路も構成し、この入力端子に対しては電圧変化遮断手段により導通開閉手段を介した電力変換手段に対する1次電源の導通の切り替えに基づく電圧変化は影響しないように遮断されていることから、機能制御手段は備える入力端子において前記の操作スイッチの操作による2次電源の導通に基づく電圧の変化だけを認識できることから使用者による前記の操作スイッチの操作を判断して、この判断により前記の操作スイッチ対して予め割り当てて規定している機器の動作を実行することができるために、機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチとして汎用性が高い1組の接点を備えた単極単投式を用いても停止状態の電力変換手段を起動させて機能制御手段を待機状態から動作状態に移行させ、また機能制御手段が起動している状態においては使用者による前記の操作スイッチの操作があれば同スイッチの操作に対して予め割り当てている動作に機器の動作を切り替えることができるという効果を得ることができる。
また本発明によれば、商用電源が接続されると整流平滑された1次電源を出力する整流平滑電源手段と、通常停止状態であり前記の整流平滑電源手段が出力する1次電源の導通の切り替えにより動作の起動と停止が行え、また起動した状態においては1次電源を電力の供給源として1次電源の片側を共通電位とした1次電源とは異電圧となる安定化した2次電源を電力変換により出力する電力変換手段と、前記の電力変換手段が出力する2次電源が導通されると起動し、予め規定する動作手順に従い機器の動作を制御する機能制御手段と、前記の2次電源の導通に基づく電圧の変化を検出するための機能制御手段に備える1つ以上の入力端子と、前記の共通電位と電力変換手段の間と、および共通電位と機能制御手段の入力端子の間に接続して配置し、使用者の操作があれば接点間が閉路することで共通電位と電力変換手段の間に1次電源を導通し、および共通電位と機能制御手段の各入力端子の間に2次電源を導通の状態として切り替えることができる常時開放型の単極単投接点を備えた1つ以上の操作スイッチと、前記の共通電位と電力変換手段の間に接続して配置し電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えることができる導通開閉手段と、前記の導通開閉手段により電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えても前記の機能制御手段の入力端子に対しては電圧変化が生じないように電力変換手段と機能制御手段の1つ以上の入力端子の間に1次電源に基づく電圧の変化を遮断する電圧変化遮断手段を電気的に接続して備え、前記の操作スイッチの1つ以上に機器起動の操作の機能を割り当てるものとして、この機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する1次電源の導通が生じると電力変換手段が起動して2次電源を出力し、この2次電源の導通により前記の機能制御手段が起動するとこの機能制御手段においては導通開閉手段を介して共通電位に対する1次電源の導通を切り替えて電力変換手段の起動の状態を保持しながら、さらに前記の操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する2次電源の導通が生じると、入力端子でこの2次電源の導通に基づく電圧の変化を読み込むことで使用者による操作スイッチの操作を判断し、この操作スイッチの操作に対して予め割り当てている機器の動作を実行させるように構成して、合わせて電力変換手段と電気的に接続した1次電源の電圧の上昇変化があれば共通電位に対する1次電圧の導通の切り替えることで電力変換手段を起動することができる電源起動手段を備えたことにより、機器に商用電源が接続され整流平滑電源手段から整流平滑された片側を共通電位とする1次電源が出力された状態においては、この1次電源の供給開始時の電圧の上昇変化から電源起動手段は電力変換手段に対して共通電位に対する1次電源の導通経路を構成することとなり、よって電力変換手段は起動して1次電源の片側を共通電位とした安定化した2次電源を出力することとなり、この2次電源が出力されると機能制御手段は起動して動作状態となるので、商用電源の供給が開始された時点から機器の機能を動作状態で起動させることができるという効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の回路構成を示す回路図 同商用電源供給された時点の回路の動作状況を示した回路図 同操作スイッチが操作された時点の回路の動作状況を示した回路図 同導通開閉手段により電源起動が維持されている状態の回路の動作状況を示した回路図 同回路構成のもう1つの構成を示す回路図 同回路構成の起動時の動作手順の1つ目を示したフローチャート 同回路構成のもう1つの構成を示す回路図 同回路構成の起動時の動作手順の2つ目を示したフローチャート 同回路構成の待機移行時の動作手順の1つ目を示したフローチャート 同回路構成の待機移行時の動作手順の2つ目を示したフローチャート 同回路構成の待機移行時の動作手順の3つ目を示したフローチャート 同回路構成の待機移行時の動作手順の4つ目を示したフローチャート 本発明の実施の形態2の回路構成を示す回路図 従来の回路構成を示す回路図
本発明の請求項1記載の低待機電力の回路構成は、商用電源が接続されると整流平滑された1次電源を出力する整流平滑電源手段と、通常停止状態であり前記の整流平滑電源手段が出力する1次電源の導通の切り替えにより動作の起動と停止が行え、また起動した状態においては1次電源を電力の供給源として1次電源の片側を共通電位とした1次電源とは異電圧となる安定化した2次電源を電力変換により出力する電力変換手段と、前記の電力変換手段が出力する2次電源が導通されると起動し、予め規定する動作手順に従い機器の動作を制御する機能制御手段と、前記の2次電源の導通に基づく電圧の変化を検出するための機能制御手段に備える1つ以上の入力端子と、前記の共通電位と電力変換手段の間と、および共通電位と機能制御手段の入力端子の間に接続して配置し、使用者の操作があれば接点間が閉路することで共通電位と電力変換手段の間に1次電源を導通し、および共通電位と機能制御手段の各入力端子の間に2次電源を導通の状態として切り替えることができる常時開放型の単極単投接点を備えた1つ以上の操作スイッチと、前記の共通電位と電力変換手段の間に接続して配置し電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えることができる導通開閉手段と、前記の導通開閉手段により電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えても前記の機能制御手段の入力端子に対しては電圧変化が生じないように電力変換手段と機能制御手段の1つ以上の入力端子の間に1次電源に基づく電圧の変化を遮断する電圧変化遮断手段を電気的に接続して備え、前記の操作スイッチの1つ以上に機器起動の操作の機能を割り当てるものとして、この機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する1次電源の導通が生じると電力変換手段が起動して2次電源を出力し、この2次電源の導通により前記の機能制御手段が起動するとこの機能制御手段においては導通開閉手段を介して共通電位に対する1次電源の導通を切り替えて電力変換手段の起動の状態を保持しながら、さらに前記の操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する2次電源の導通が生じると、入力端子でこの2次電源の導通に基づく電圧の変化を読み込むことで使用者による操作スイッチの操作を判断し、この操作スイッチの操作に対して予め割り当てている機器の動作を実行させるように構成した構成を有する。これにより、機器に商用電源が接続され整流平滑電源手段から整流平滑された片側を共通電位とする1次電源が出力された状態においては電力変換手段からは2次電源は出力さないために機器の機能の主体を成す機能制御手段は待機状態となり、この機能制御手段が待機状態した状態において常時開放型の単極単投接点接を備えた機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが使用者に操作されて閉路すると、この操作スイッチは電力変換手段に対して共通電位に対する1次電源の導通経路を構成するために電力変換手段は起動して1次電源の片側を共通電位とした安定化した2次電源を出力することとなり、この2次電源が出力されると機能制御手段は起動して動作状態となり、この機能制御手段は動作した状態で導通開閉手段を介して電力変換手段に対する共通電位に対する1次電源の導通を切り替えることで電力変換手段の起動の状態を保持しながら予め規定する動作手順に従い機器の動作を制御することとなり、また2次電源が出力された状態においては機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが使用者に操作されて閉路すると、この操作スイッチは機能制御手段に備える入力端子に対して共通電位に対する2次電源の導通経路も構成し、この入力端子に対しては電圧変化遮断手段により導通開閉手段を介した電力変換手段に対する1次電源の導通の切り替えに基づく電圧変化は影響しないように遮断されていることから、機能制御手段は備える入力端子において前記の操作スイッチの操作による2次電源の導通に基づく電圧の変化だけを認識できることから使用者による前記の操作スイッチの操作を判断して、この判断により前記の操作スイッチ対して予め割り当てて規定している機器の動作を実行することができるために、機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチとして汎用性が高い1組の接点を備えた単極単投式を用いても停止状態の電力変換手段を起動させて機能制御手段を待機状態から動作状態に移行させ、また機能制御手段が起動している状態においては使用者による前記の操作スイッチの操作があれば同スイッチの操作に対して予め割り当てている動作に機器の動作を切り替えることができるという効果を奏する。
また、機能制御手段において起動開始時に操作スイッチが電気的に接続された入力端子の電圧の状態を判断するものとして、このときに操作スイッチの使用者による操作が解除されたことによる共通電位に対する2次電圧の導通が遮断されている状態の電圧変化を検出したときに、予め規定する動作手順に従い機器の制御動作を遂行するように動作手順のアルゴリズムを規定した構成にしてもよい。これにより、操作スイッチを操作され機器が待機状態から起動した状態のままを継続して操作スイッチが操作された状態であれば機能制御手段は以降の機器の制御動作を遂行しないこととなるので、不測の事態により使用者の操作以外で操作スイッチが押し続けられる状態が生じても機器は待機状態から起動はするが、以降の制御動作は遂行されないために、より安全性の高められるという効果を奏する。
また、機能制御手段からの操作により報知音を発する発音手段を合わせて備えて、機能制御手段において起動開始時に発音手段により報知音を発生させるように動作手順のアルゴリズムを規定した構成にしてもよい。これにより、機能制御手段が起動して機器が待機状態から起動状態に移行したとき機能制御手段は発音手段により規定した報知音を発生させることとなり、この発生する報知音により機器が待機状態から正常に起動したことを使用者がより認識し易くできるというという効果を奏する。
また、起動状態にあり機器の制御動作を遂行している機能制御手段において操作スイッチが電気的に接続された入力端子の電圧の状態を判断するものとして、このときに使用者により操作スイッチが操作されたことによる共通電位に対する2次電圧の導通による電圧状態の変化が予め規定している判定時間の間継続されているようであれば導通開閉手段を介した電力変換手段の起動の維持を停止し、また判定時間の間継続されていないようであれば対象としている操作スイッチの操作に割り当てた予め規定する制御動作を遂行させるように動作手順のアルゴリズムを規定した構成にしてもよい。これにより、操作スイッチが判定時間の間継続して長押しされていないときには対象としている操作スイッチの割り当てた予め規定する制御動作を遂行し、また操作スイッチが判定時間の間継続して長押しされると機能制御手段においては導通開閉手段を介した電力変換手段の起動の維持を停止して機器を待機状態に移行させることとなるために、機器の制御動作の切り替えと、および機器の待機状態へ移行を1つの選定した操作スイッチの操作で変更することができるというという効果を奏する。
また、機能制御手段からの操作により報知音を発する発音手段を合わせて備えて、機能制御手段において機器の待機状態への移行を判断した後、実際の待機状態へ移行する前に発音手段から報知音を発生させるように動作手順のアルゴリズムを規定した構成にしてもよい。これにより、機能制御手段において機器の待機状態への移行するときには機能制御手段は発音手段により規定した報知音を発生させることとなり、この発生する報知音により機器を起動状態から待機状態へ移行させる使用者の操作が機器において正しく判断され、また実際に待機状態へ移行することが使用者においてより認識し易くできるというという効果を奏する。
起動状態にあり機器の制御動作を遂行している機能制御手段において機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが電気的に接続された入力端子の電圧の状態を判断するものとして、このときに使用者により前記の操作スイッチが操作されたことによる共通電位に対する2次電圧の導通による電圧状態の変化が予め規定している判定時間の間以上継続されているようであれば機器の待機状態への移行を判断して、且つ、以降に前記の操作スイッチの使用者による操作が解除されたことによる共通電位に対する2次電圧の導通が遮断されている状態の電圧変化を検出したときに導通開閉手段を介した電力変換手段の起動の維持を停止することで機器を待機状態に移行させるように動作手順のアルゴリズムを規定した構成にしてもよい。これにより、機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが連続して予め規定している判定時間の間以上継続して長押しされ、且つ、前記の操作スイッチの使用者による押し込み操作が解除され非操作の状態になったときのみ機器を待機状態に移行させることができることとなるので、待機状態移行時に機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが継続されて操作されている状態でも機器が再起動してしまう不具合を防止できるという効果を奏する。
機能制御手段から操作することにより報知音を発する発音手段を合わせて備えて、機能制御手段において機器の待機状態への移行を判断した時点において発音手段から報知音を発生させるように動作手順のアルゴリズムを規定した構成にしてもよい。これにより、機能制御手段において機器の待機状態への移行を判断したときには機能制御手段は発音手段により規定した報知音を発生させることとなり、この発生する報知音により機器を起動状態から待機状態へ移行させる使用者の操作が機器において正しく判断されたことが使用者においてより認識し易くできるというという効果を奏する。
機能制御手段において発音手段を操作して発生させる報知音につき、機器の起動時と、また待機状態への移行時のそれぞれの報知音を異なる音にて発生させるように動作手順のアルゴリズムを規定した構成にしてもよい。これにより、機器において起動時と、また待機状態への移行時に発生させる報知音はそれぞれ異なることから、使用者の操作が機器において正しく判断されたことを使用者がさらに認識し易くできるというという効果を奏する。
また、商用電源が接続されると整流平滑された1次電源を出力する整流平滑電源手段と、通常停止状態であり前記の整流平滑電源手段が出力する1次電源の導通の切り替えにより動作の起動と停止が行え、また起動した状態においては1次電源を電力の供給源として1次電源の片側を共通電位とした1次電源とは異電圧となる安定化した2次電源を電力変換により出力する電力変換手段と、前記の電力変換手段が出力する2次電源が導通されると起動し、予め規定する動作手順に従い機器の動作を制御する機能制御手段と、前記の2次電源の導通に基づく電圧の変化を検出するための機能制御手段に備える1つ以上の入力端子と、前記の共通電位と電力変換手段の間と、および共通電位と機能制御手段の入力端子の間に接続して配置し、使用者の操作があれば接点間が閉路することで共通電位と電力変換手段の間に1次電源を導通し、および共通電位と機能制御手段の各入力端子の間に2次電源を導通の状態として切り替えることができる常時開放型の単極単投接点を備えた1つ以上の操作スイッチと、前記の共通電位と電力変換手段の間に接続して配置し電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えることができる導通開閉手段と、前記の導通開閉手段により電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えても前記の機能制御手段の入力端子に対しては電圧変化が生じないように電力変換手段と機能制御手段の1つ以上の入力端子の間に1次電源に基づく電圧の変化を遮断する電圧変化遮断手段を電気的に接続して備え、前記の操作スイッチの1つ以上に機器起動の操作の機能を割り当てるものとして、この機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する1次電源の導通が生じると電力変換手段が起動して2次電源を出力し、この2次電源の導通により前記の機能制御手段が起動するとこの機能制御手段においては導通開閉手段を介して共通電位に対する1次電源の導通を切り替えて電力変換手段の起動の状態を保持しながら、さらに前記の操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する2次電源の導通が生じると、入力端子でこの2次電源の導通に基づく電圧の変化を読み込むことで使用者による操作スイッチの操作を判断し、この操作スイッチの操作に対して予め割り当てている機器の動作を実行させるように構成して、合わせて電力変換手段と電気的に接続した1次電源の電圧の上昇変化があれば共通電位に対する1次電圧の導通の切り替えることで電力変換手段を起動することができる電源起動手段を備えた構成にしてもよい。これにより、機器に商用電源が接続され整流平滑電源手段から整流平滑された片側を共通電位とする1次電源が出力された状態においては、この1次電源の供給開始時の電圧の上昇変化から電源起動手段は電力変換手段に対して共通電位に対する1次電源の導通経路を構成することとなり、よって電力変換手段は起動して1次電源の片側を共通電位とした安定化した2次電源を出力することとなり、この2次電源が出力されると機能制御手段は起動して動作状態となるので、商用電源の供給が開始された時点から機器の機能を動作状態で起動させることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に、本発明の実施の形態1における電気機器の待機電力を低減する電源構成おける回路図を示す。
ここで説明に用いている電気機器の待機電力を低減する電源構成はスイッチ素子により1次側の高電圧電源の電力をスイッチング動作により断続的に導通し、スイッチ素子の出力側となる2次側に配置したインダクターに電力を周期的に蓄えることで2次側に降圧した電圧を生じさせる、多くの電気機器において一般的に搭載されている降圧型スイッチングレギュレーター方式の電源構成を1例として説明するものである。
なお、以下の説明においては電源構成を搭載し内蔵する電気機器そのものについては本発明の要旨には関係が無いためにその構成の詳細説明は省き、電源とその制御に関する構成を中心として説明を実施するものとする。
図1は電気機器に搭載される電源構成を含む制御回路構成1の1例を示しているものである。
この制御回路構成1には本実施例においては電力の供給源として機器の外部から商用電源2が接続されているものとして、この商用電源2は例えばAC100Vの交流高圧電源である次段の交流降圧電源から整流電源を得るための整流平滑電源手段3に接続した構成としている。
整流平滑電源手段3は整流素子であるところのダイオード4と、このダイオード4を通して整流化された高圧電源の脈動を押さえるためのコンデンサー5から構成しているものであり、このコンデンサー5に整流化された交流高圧電源の電荷を蓄積することで安定化した整流高圧電源を生成している。
この安定化した整流高圧電源は、本実施例においては図上、DC141Vを記載した矢印線で示した電圧をコンデンサー5の両端に電圧を生じることとなり、ここでこのコンデンサー5の両端に生じる整流高圧電源を1次電源6とする。
なお、この1次電源6は、図上、上方向に配置して太線にて記載し示している配線の極の側を共通電位7とするときに、この共通電位7の配線を正電位とした電圧が生じることとなる。
次に、この整流高圧電源であるところの1次電源6は、この1次電源6から機器の制御構成を動作させるための安定化した低圧電源を得るために整流高圧電源から低圧安定化電源を生成するための電力変換手段8に接続している。
この電力変換手段8においては1次電源6であるところの整流高圧電源から降圧し安定化された電圧を出力することとなり、この出力電圧は次段に配置しているコンデンサー5aに蓄積させることで以降の制御構成への電力供給をさらに安定化させている。
この安定化した降圧電源は、図上、例えばDC5Vを記載した両矢印線で示している2次電源9としてコンデンサー5aの両端に電圧を生じるものである。
なお、この2次電源9も、図上、前記の共通電位7を正電位の共通の配線として電圧が生じるものである。
ここで、電力変換手段8が前記にて説明したところの降圧型スイッチングレギュレーターであり、共通電位7に対して1次電源6に接続して、1次電源6に基づく電力の供給があれば電力変換の動作を開始して2次電源9を出力する一般的な降圧型スイッチングレギュレーターの構成である。
この電力変換手段8は共通電位7に対する1次電源6に基づく電力の供給があれば電力変換の動作を開始し、共通電位7に対する2次電源9の電圧値を入力して帰還させること2次電源9を規定した定電圧(本実施例においてはDC5V)に安定化させるように発振間隔を変化させてスイッチ駆動電圧を出力する発振制御駆動部10と、1次電源6に接続され、前記の発振制御駆動部10の出力するスイッチ駆動電圧により1次電源6の電力を断続的に出力側に導通させるためのスイッチ素子11と、このスイッチ素子11で断続的に導通させた1次電源6の電力を蓄えて電力変換作用により出力側に降圧した電圧を生じさせるためのコイル12と、前記のスイッチ素子11がスイッチ動作により導通を停止したときにおいてもコイル12からの電力供給を途絶えないようにして2次電源9の安定性を高めるための還流用のダイオード4aを備えて構成している。
ここで、発振制御駆動部10は前記のように電力供給があれば発振を開始し、2次電源9を帰還させることで2次電源9を規定した電圧値に一定化させるよう発振間隔を変化させてスイッチ駆動電圧を出力させるための構成であるが、例えば出力電圧帰還型の一般的な自励発振回路にて構成したものであり、共通電位7に対して1次電源6に基づく電力を供給するための駆動電力供給端子13と2次電源9を帰還させるための電圧帰還端子14とスイッチ素子11を駆動するための駆動電圧出力端子15とを備えて構成しているものである。
ここで、スイッチ素子11は電力の導通と遮断を切り替えるための例えば一般的な回路素子であるところの電界効果型トランジスターである。
よって、発振制御駆動部10においては駆動電力供給端子13に対する共通電位7から1次電源6に基づく電力の供給が遮断されると停止することとなり、発振制御駆動部10が停止すると駆動電圧出力端子15からのスイッチ駆動電圧の出力も停止するためにスイッチ素子11も遮断状態で停止することとなるために電力変換手段8は電力変換による2次電源9の出力を停止することとなる。
次に、前記のコンデンサー5aの以降には共通電位7を基準電位とした2次電源9からの電力供給が有れば起動して動作する機器の制御の主体を成す機能制御手段16と、この機能制御手段16により駆動状態を制御される機器の主要な機能そのものを担う1構成以上の制御要素17と、機能制御手段16で機器を使用する使用者の操作の状況を取り込むための入力インターフェースであるところの1組以上の操作入力手段18を接続している。
ここで、機能制御手段16は中央演算装置(CPU)、入出力装置、アナログ・デジタル変換入力装置(A/D)、リードオンリーメモリー(ROM)、リード・ライトメモリー(RAM)を内蔵したいわゆる1チップマイクロコンピューターで構成しているものであり、電力の供給があれば予めプログラミングにより規定されRAM上に記録保持された制御動作を逐次遂行するものである。
この1チップマイクロコンピューターで構成されている機能制御手段16には、電源を供給するための電力供給端子16aとプログラムされた制御動作の内容により電力供給端子16aに供給された電圧を出力してHi状態を示し、あるいは電流を吸い込むことでほぼ0Vの電圧としてLo状態を示す1構成以上の出力端子19と電力供給端子16aに供給された電圧以内の規定値以上の電圧があればHi状態を認識し、あるいはほぼ0Vの電圧状態であればLo状態と認識する1構成以上の入力端子20を備えている。
ここで、1構成以上の制御要素17は特に規定するものではないが、図に示しているように例えば、機能制御手段16の1つの出力端子19aと共通電位7との間に配置接続されて、出力端子19aの状態をLo状態とすれば点灯状態を報知するLEDを用いた照明報知装置21や、機能制御手段16の1つの出力端子19aと共通電位7との間に配置接続されて、出力端子19bの状態をHi状態とすれば起動して回転動力を得る直流電動機22などである。
ここで、1組以上の操作入力手段18は、図に示しているように例えば、機能制御手段16のそれぞれの入力端子20と共通電位7との間に配置して接続した使用者による押し込み操作の状態で接点間が閉路する単極単投式の操作スイッチ23と、この操作スイッチ23を使用者が押し込んでいない非操作時の状態においてそれぞれの入力端子20の電位状態を0Vの電圧に安定化させることで機能制御手段16の操作入力の誤検知を防止するための放電用の抵抗24とを直列に接続して構成したものであり、操作スイッチ23の1つが使用者により押し込まれると対応した接続先の入力端子20の電圧状態が0Vから2次電源9の電圧であるところのHi状態(本実施例においては5V)に変化することから機能制御手段16を構成する1チップマイクロコンピューターにおいては使用者により操作スイッチ23の1つが押し込まれたことを判断することとなり、この判断に基づいて押し込まれた操作スイッチ23に対応させて予めプログラミングにより規定した制御動作を遂行させることとなる。
また、この操作入力手段18の内の1組を構成している操作スイッチ23aは使用者に押し込まれて接点間が閉路した状態において共通電位7から前記の電力変換手段8を構成する発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13との間に電気的な導通回路を生じるように配置して接続しており、以降、ここで示した操作スイッチ23aに機器の起動の操作の機能を割り当てたものとする。
また、電力変換手段8を構成する発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13と共通電位7の間には前記の機能制御手段16を構成している1チップマイクロコンピューターの1つの出力端子19cの出力状態を変化させることで共通電位7から駆動電力供給端子13の間に電気的な導通回路を生じさせることができる導通開閉手段25を配置して接続している。
ここで、導通開閉手段25は入力側の電圧の状態において出力側の電気的な導通と遮断の状態を切り替えることができるように構成しているものであり、本実施例においては図に示しているように、例えばPNP型のトランジスター26を用いてのエミッター端子を共通電位7に接続し、コレクター端子を発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13に接続して、さらにベース端子は電流制限用の抵抗24bを介して1チップマイクロコンピューターの出力端子19cに接続して構成しているものである。
よって、機能制御手段16を構成している1チップマイクロコンピューターの出力端子19cをHi状態からLo状態に切り替えたときに導通開閉手段25を構成するトランジスター26のベース端子に流れる電流は共通電位7から抵抗24bを介して流れるために、このベース端子に電流が流れた状態においてトランジスター26のエミッター端子とコレクター端子の間は電気的な遮断の状態から導通状態に変化させることができるため、本実施例の導通開閉手段25においては1チップマイクロコンピューターの出力端子19cをプログラムの指定によりLo状態とすれば導通開閉手段25が起動して、共通電位7から発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13に対する電気的な導通を遮断状態から導通状態に切り替えることができることとなる。
なお、ここで機能制御手段16を構成している1チップマイクロコンピューターは共通電位7を基準電位とした2次電源9からの電力が供給されて起動した直後に出力端子19cをHi状態からLo状態に切り替える制御動作のアルゴリズムをソフトウェアーで記述して規定することで、本実施例においては、この規定した制御動作により導通開閉手段25を介して発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13に対して共通電位7に対する1次電源6の導通による電力供給を維持することで電力変換手段8による2次電源9の生成を維持するように構成しているものである。
また、前記の導通開閉手段25と前記の電力変換手段8を構成する発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13との間を接続している経路と前記の機能制御手段16を構成している1チップマイクロコンピューターの入力端子20aを接続する経路の間には電圧変化遮断手段27を配置して接続している。
この電圧変化遮断手段27は導通開閉手段25を導通状態として共通電位7に対して1次電源6から駆動電力供給端子13に対して電力を供給している状態においても1次電源6の導通に基づく電圧変化を入力端子20aとの間で遮断し、入力端子20aの側には1次電源6の導通に基づく電圧変化が生じないようにしているものであり、入力端子20aには操作スイッチ23aの操作に基づく共通電位7に対する2次電源9の導通に基づく電圧変化のみが生じるようすることで1チップマイクロコンピューターにおいて使用者による操作スイッチ23aの操作の状態のみを判断できるようにしているものである。
ここで、電圧変化遮断手段27は図に示しているように入力端子20aの側にアノード極を接続し、また駆動電力供給端子13に向かう経路の側にカソード極を接続したダイオード4bを配置して構成しているものであり、導通開閉手段25により駆動電力供給端子13の側に1次電源6が導通されて駆動電力供給端子13の側の電圧が入力端子20aの側の電圧に対して上昇した状態になっても電圧変化遮断手段27を構成するダイオード4bはこの電圧上昇が入力端子20aの側に導通することを遮断することとなる。
よって、入力端子20aの側の電圧はこのダイオード4bの一方向の電圧遮断作用により駆動電力供給端子13の側の電圧変化の影響は受けず、操作スイッチ23aの操作に基づく共通電位7に対する2次電源9の導通にのみ基づき電圧が変化するために機能制御手段16を構成している1チップマイクロコンピューターにおいては使用者による操作スイッチ23aの操作の状態のみを判断できることとなる。
なお、電圧変化遮断手段27を構成するダイオード4bは入力端子20aの側にアノード極を配置して接続した構成としていることから操作スイッチ23aが操作されて操作スイッチ23aの備える接点間が閉路したときには導通経路を遮断することなく駆動電力供給端子13の側には共通電位7に対する1次電源6を導通させることができることとなる。
次に、図2から図4に基づいて本実施例の電源構成の動作について説明する。
まず、制御回路構成1に対して機器の外部から商用電源2が接続された状態においては商用電源2の交流電圧は整流平滑電源手段3を構成するダイオード4とコンデンサー5により整流平滑化されて、コンデンサー5の両端に共通電位7の側を正電位とした整流高圧電源であるところの1次電源6を生成されることとなる。
しかしながら、このコンデンサー5の両端に共通電位7の側を正電位とした1次電源6を生成された状態においては、次に接続されている1次電源6から低圧安定化電源であるところの2次電源9を生成するための電力変換手段8は、この電力変換手段8を構成している発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13と共通電位7の間には図2において遮断線を記載した太矢印線で示しているように導通経路が形成されていないことから、発振制御駆動部10には共通電位7からの1次電源6に基づく電力供給が得られないこととなる
この、共通電位7からの1次電源6に基づく電力供給が得られない状態においては発振制御駆動部10は停止したままの状態となり、発振制御駆動部10の駆動電圧出力端子15からはスイッチ素子11に対するスイッチ駆動電圧も出力されずにスイッチ素子11の断続導通によるコイル12による1次電源6の電力変換作用も生じないために、電力変換手段8の出力側に配置して接続しているコンデンサー5aの両端には共通電位7を正電位とした2次電源9は生じないこととなる。
よって、電気機器に搭載される電源構成を含む制御回路構成1に対して機器の外部から商用電源2が接続されただけの状態においては、電力変換手段8からはコンデンサー5aの両端には2次電源9は出力されないこととなるために、コンデンサー5aの以降に配置して接続している機器の制御の主体を成す機能制御手段16の電力供給端子16aには共通電位7からの2次電源9に基づく電力供給が得られないために停止した状態のままであり、機器はその機能を完全に停止した待機状態を維持したままとなる。
なお、この機器がその機能を完全に停止している待機状態においては電力変換手段8を構成する発振制御駆動部10に対する共通電位7からの1次電源6に基づく電力供給が遮断されて電力変換手段8そのものが動作を停止している状態であることから、機器の制御回路構成1には商用電源2からの電流は流れ込まないこととなるために、制御回路構成1ではほぼ商用電源2の電力を消費しない状態で機器を待機状態に保つことができることとなる。
この、制御回路構成1に対して商用電源2が接続されて機器が待機している状態において操作入力手段18の1組を構成する操作スイッチ23aを使用者が操作して押し込むと、操作スイッチ23aの接点間は閉路するととなり、この閉路して短絡状態となった操作スイッチ23aの接点間と次に配置して接続している電圧変化遮断手段27を構成するダイオード4bを通して図3において太矢印線で示しているように共通電位7から電力変換手段8を構成する発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13につながる導通経路が形成されることとなる。
このように、使用者の操作により操作スイッチ23aの短絡された接点間を通した共通電位7から駆動電力供給端子13につながる導通経路が形成されると駆動電力供給端子13には共通電位7に対して1次電源6に基づく電力が供給されることとなり、よって、電力変換手段8を構成する発振制御駆動部10は起動状態に移行することとなる。
よって、電力変換手段8を構成する発振制御駆動部10は使用者の操作により操作スイッチ23aが押し込まれた瞬間に起動し、駆動電圧出力端子15からはスイッチ素子11に対するスイッチ駆動電圧の出力を開始することとなり、前述の通り電力変換手段8は次段に配置しているコンデンサー5aの両端に共通電位7を正電位とした2次電源9の出力を開始することとなる。
コンデンサー5aの両端に共通電位7を正電位とした2次電源9が生成されるとコンデンサー5aの以降に配置して接続している機器の制御の主体を成す機能制御手段16の電力供給端子16aに共通電位7からの2次電源9に基づいた電力が供給されることとなり、この2次電源9に基づいた電力の供給により機能制御手段16を構成する1チップマイクロコンピューターは起動して予めプログラミングにより記述された規定の制御内容に従い、機器に搭載したそれぞれの制御要素17を動作させることで機器特有の機能を発動することとなり、この時点で機能制御手段16は待機状態から起動状態に移行することとなる。
ここで、機能制御手段16は待機状態から起動状態に移行した直後において機能制御手段16を構成する1チップマイクロコンピューターの出力端子19cをHi状態からLo状態に切り替えるように予め規定してプログラミングを記述しているために図4において太矢印線で示しているように導通開閉手段25を介して発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13に対して共通電位7からの1次電源6に基づく電力を供給し続けることとなり、電力変換手段8による2次電源9の生成は以降、維持されることとなる。
また、機能制御手段16は2次電源9の生成を維持しながら機能制御手段16を構成する1チップマイクロコンピューターにおいては、備える各入力端子20の電圧の変化からそれぞれ対応する操作入力手段18を構成する操作スイッチ23の操作の状態を判断して、この判断に基づいて使用者に押し込まれた操作スイッチ23に対応させて予めプログラミングにより規定している制御動作を遂行することとなる。
ここで、操作入力手段18の1組を構成し、押し込み操作状態において電力変換手段8を構成する発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13につながる導通経路を形成するように配置して接続した操作スイッチ23aにおいても導通開閉手段25を介して発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13に対して共通電位7に対する1次電源6に基づく電力の供給を維持している状態であっても、操作スイッチ23aが接続される1チップマイクロコンピューターの入力端子20aには電圧変化遮断手段27を構成しているダイオード4bを配置して接続しているために、入力端子20aの側への1次電源6の電力の供給に基づく電圧変動は遮断され、入力端子20aの側には操作スイッチ23aの操作に基づく共通電位7に対する2次電源9の電力供給のみに基づく電圧変化が生じることとなり、よって、1チップマイクロコンピューターにおいては使用者による操作スイッチ23aの操作の状態も判断できることとから、この判断に基づいて操作スイッチ23aの操作に対応させて予め規定してプログラミングにより記述した制御動作を実行させることができることとなる。
このような構成によれば、電気機器に搭載される制御回路構成1に商用電源2が接続された状態においては、整流平滑電源手段3により整流化された高圧の1次電源6が生成されるが電力変換手段8を構成するは発振制御駆動部10には1次電源6に基づく電力が供給されないために電力変換の動作が起動することなく、よって1次電源6の1極を同電位の共通電位7とした低圧の安定化した2次電源9も生成されために機能制御手段16も起動することなく、機器は電力をほぼ消費しない待機状態を維持することとなる。
ここで、操作入力手段18の1組を構成している1組の接点を備えた単極単投式のスイッチであるところの操作スイッチ23aを使用者が操作して押し込むと操作スイッチ23aを構成する接点間が閉路することで共通電位7と電力変換手段8を構成する発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13との間に1次電源6の導通経路が形成されることから発振制御駆動部10には共通電位7に対する1次電源6に基づく電力が供給されて、この電力の供給により電力変換手段8は起動して2次電源9を生成して出力することとなる。
電力変換手段8から2次電源9が出力されると機能制御手段16は起動するために機器は待機状態から起動の状態に移行することとなるが、機能制御手段16は起動した直後において導通開閉手段25を介して発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13に対して共通電位7に対する1次電源6に基づく電力を供給することで電力変換手段8による2次電源9の生成を維持しながら機器の起動状態の制御動作を遂行することとなる。
この機能制御手段16が起動して制御動作を遂行している状態において、再度、使用者による操作スイッチ23aの操作があれば操作スイッチ23aを接続している機能制御手段16を構成している1チップマイクロコンピューターの入力端子20aの経路と導通開閉手段25と電力変換手段8を構成する発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13との間を接続している経路と間には電圧変化遮断手段27を配置して接続することで、入力端子20aの側への1次電源6の電力の供給に基づく電圧変動は遮断していることから、入力端子20aの側には操作スイッチ23aの操作に基づく共通電位7に対する2次電源9の電力供給のみに基づく電圧変化が生じるために、1チップマイクロコンピューターにおいては使用者による操作スイッチ23aの操作の状態も判断できることとから、この判断に基づいて操作スイッチ23aの操作に対して予め割り当てている機器の動作をプログラミングの記述に従い実行させることもできることとなる。
よって、機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチ23aとして1組の接点を備えた単極単投式を用いても停止状態の電力変換手段8を起動させて機能制御手段16を待機状態から動作状態に移行させ、また機能制御手段16が起動している状態において、使用者による操作スイッチ23aの操作があれば予め規定している動作に機能制御手段16の制御動作を切り替えることができる。
なお、図5に示しているように、待機状態から電力変換手段8を起動させることができる機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチ23aは機能制御手段16に使用者の操作の状況を取り込むための入力インターフェースとして備えている1組以上の操作入力手段18の1つの他、他の複数の操作入力手段18を構成している操作スイッチ23も電力変換手段8を構成する発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13との間を接続している経路に対して個別に電圧変化遮断手段27を配置して接続することによりそれぞれの操作スイッチ23の使用者による操作で電力変換手段8を起動させることも可能であり、且つ、それぞれの操作スイッチ23が各接続される機能制御手段16を構成する1チップマイクロコンピューターの入力端子20の間は、個別に接続する電圧変化遮断手段27によりそれぞれの操作スイッチ23の操作に基づく入力端子20の電圧の変化は他の入力端子20に対しては遮断されることから、機能制御手段16が起動している状態において、使用者によるそれぞれの操作スイッチ23の操作があれば1チップマイクロコンピューターにおいては個別に各スイッチの操作を認識することができることから、それぞれの操作スイッチ23の操作に対応させて制御動作を個別に切り替えるアルゴリズムをソフトウェアーで記述して規定しておくことで機能制御手段16の別々の制御動作を切り替えることができることは言うまでもない。
また、次に機能制御手段16が起動することで機器が待機状態から起動状態に移行した直後に機能制御手段16にて遂行する制御動作のアルゴリズムについて図6のフローチャート図に基づいて説明する。
ここで、図6のフローチャートは機能制御手段16が起動することで機器が待機状態から起動状態に移行した直後からの制御動作の一部のアルゴリズムを示しているものであるが、本アルゴリズムにおいては機能制御手段16が起動した直後は、以上、説明してきた通り、まず、ステップST1にて出力端子19cをHi状態からLo状態に切り替えることで導通開閉手段25を起動することで電力変換手段8からの2次電源9の出力を維持することで機能制御手段16そのもの自体の起動状態を維持するようにしている。
次に、ステップST2において入力端子20aの電圧状態がLo状態であるかどうかを判定することで機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチ23aが操作されている状態ではないか判定し、Lo状態でなければ操作の状態を認識して再度、ステップST2の判定の前に戻るアルゴリズムとしている。
よって、このアルゴリズムにより本実施例においては操作入力手段18の1組となる操作スイッチ23aを使用者が操作して押し込むことで電力変換手段8が起動して2次電源9を生成して出力し、この2次電源9の出力により機能制御手段16が起動した状態において、機能制御手段16においてはステップST2の判定により入力端子20aの電圧状態がHiの状態であるときはステップST2の以降の制御動作を遂行することはないために、使用者が操作スイッチ23aを操作して機器を待機状態から起動させた状態のままを継続して操作スイッチ23aの操作を止めずに押し込んだ状態であれば入力端子20aの電圧状態はHiの状態を保つこととなるために機能制御手段16においては以降の機器の制御動作を遂行できないこととなる。
このような構成によれば、機器が起動した直後においてステップST1にて出力端子19cをHi状態からLo状態に切り替えることで電力変換手段8からの2次電源9の出力を維持することで機能制御手段16自体の起動状態を維持しながら、ステップST2において入力端子20aの電圧状態がLo状態になければ再度、ステップST2の判定の前に戻る制御動作のアルゴリズムとしていることにより、操作スイッチ23aを操作され機器が待機状態から起動した状態のままを継続して操作スイッチ23aが操作された状態となれば機能制御手段16は以降の機器の制御動作を遂行しないこととなり、よって、不測の事態により使用者の操作以外で機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチ23aが押し続けられる状態が生じても機器は待機状態から起動はするが、以降の制御動作は遂行されないために、より安全性の高い電気機器の待機電力を低減する電源構成を提供することができる。
また、図7に示しているように、機能制御手段16を構成する1チップマイクロコンピューターに備える1つの出力端子19cと共通電位7の間に報知音を発する発音手段28を合わせて備えて、さらに図8のフローチャート図に示している通り、前記において説明したステップST1とステップST2の間に新たに、前記の発音手段28を発音させるステップST1aを付加した制御動作のアルゴリズムを規定することで機器が起動した直後に報知音を発生させることもできる。
ここで、発音手段28は例えば矩形波電圧を印加すると印加した矩形波電圧の周期に基づいた周波数で振動することで音を発生する圧電式ブザー29を用いて構成したものであり、この圧電式ブザー29を機能制御手段16を構成する1チップマイクロコンピューターに備える出力端子19cと共通電位7の間に配置して接続し、1チップマイクロコンピューターにより出力端子19cの状態をHi状態からLo状態に周期的に切り替えることで圧電式ブザー29に対して共通電位7に対する2次電源9に基づく周期的な電圧変化を印加することで報知音を発生させるように構成しているものである。
なお、この報知音は例えば発音手段28を接続している1チップマイクロコンピューターの出力端子19cを50msecの周期の比率50%にてHi状態とLo状態を切り替えることで2kHZの周波数の音を発生させるようにして、この音を約1秒間の間発生させるように制御動作のアルゴリズムをソフトウェアーで記述して発音させるようにしているものである。
このような構成によれば、報知音を発生する発音手段28を合わせて備えて機器が待機状態から起動状態に移行した直後にはステップST1aに規定したアルゴリズムにより機能制御手段16は出力端子19cの状態を切り替えることで発音手段28から規定した報知音を発生させることとなり、この発生する報知音により機器が待機状態から正常に起動したことを使用者がより確認し易い電気機器の待機電力を低減する電源構成を提供することができる。
次に機能制御手段16が起動状態にあり機器が起動している状態から電力変換手段8の駆動を停止させ2次電源9の生成に出力を停止させることで機器を待機状態に移行させるときの制御動作のアルゴリズムについて図9のフローチャート図に基づいて説明する。
ここで、図9のフローチャートは機能制御手段16が起動状態にあるとき機能制御手段16を構成している1チップマイクロコンピューターにおいて実行させる機器の機能を成すために繰り返し遂行される一連の制御動作を規定している主要手順の一部分のアルゴリズムを示しているものであり、制御回路構成1に入力インターフェースとして備えている1組の操作入力手段18を構成している機器起動の操作の機能を割り当てていない操作スイッチ23の使用者による操作状況の判定と、この判定の結果に基づく導通開閉手段25を介した電力変換手段8の起動状態の維持と、および停止の実行のアルゴリズムを簡略化して示したものである。
本アルゴリズムにおいては、まずステップSTB1において判定対象としている操作スイッチ23が使用者により押し込まれて操作されていないかを判断して、判定結果により操作スイッチ23が使用者により操作されている状態であれば次のステップSTB2に移行し、また使用者により操作されていない状態が判断されたときは、以降の一連の主要手順の制御動作を遂行することとなる。
ステップSTB2においては操作スイッチ23の操作の状態が、予め規定した判定時間Atの間継続されていないかどうかを判断して、判定時間Atに満たない状態であれば以降の一連の主要手順の制御動作に移行させ、また判定時間Atの間継続されている状態であれば次のステップSTB3に移行させる。
ステップSTB3においては電力変換手段8の導通開閉手段25を介した起動状態の維持を停止させた後、以降の一連の主要手順の制御動作に移行させるようにしているものである。
以上のアルゴリズムの構成から、機能制御手段16が起動状態にあるときは機能制御手段16を構成している1チップマイクロコンピューターにおいては予め規定している一連の制御動作を繰り返し遂行している中で、ステップSTB1において操作スイッチ23が使用者により操作されている状況を判断して、操作状態が判断さたならば次にステップSTB2において使用者による操作スイッチ23の操作の状態が予め規定している判定時間Atの間継続されているかどうかを判断して、判定時間Atの間継続されていれば次のステップSTB3において電力変換手段8の導通開閉手段25を介した起動状態の維持を停止することとなる。
なお、ここで機器を待機状態に移行させるための操作に対する機能を割り当てた操作スイッチ23は待機状態から電力変換手段8を起動させる機能を割り当てている電力変換手段8を構成する発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13との間を接続している経路に対して電圧変化遮断手段27を介して接続している操作スイッチ23a以外の操作入力手段18を構成しているものの1つ、もしくは1つ以上を選定して予め定めておくものである。
また、判定時間Atは機器を待機状態に移行させる操作スイッチ23の操作を通常の同じ操作スイッチ23の操作に割り当てた機器の制御動作を切り替えるための操作と区別できるように設定するものであり、例えば判定時間Atに3秒間程度以上の時間を設定することで、選定している操作スイッチ23が連続して長押しさたときのみ機器を待機状態に移行させるようにしているものである。
さらに、判定時間Atは本実施例においてはフローチャートに記載しての詳細説明は省くが、機器の起動開始時点、および上記にて選定した操作スイッチ23を操作していない状態において常に初期化(零状態)するようにアルゴリズムを規定しているものである。
このような構成によれば、機能制御手段16が起動状態にあるときに予め選定して設定した制御回路構成1に入力インターフェースとして備えている1組以上の操作入力手段18の1組を構成している機器起動の操作の機能を割り当てていない操作スイッチ23の操作状況をステップSTB1において判定して、その結果、使用者により操作されている状態が判断されたたときにはステップSTB2においてこの操作スイッチ23が予め規定している判定時間Atの間継続して押し込まれ操作されているかどうかを判断して、操作が判定時間Atの間継続されているときには次のステップSTB3において電力変換手段8の導通開閉手段25を介した起動状態の維持を停止することとなり、選定している操作スイッチ23が連続して判定時間Atの間継続して長押しされたときのみ機器を待機状態に移行させることができることから、機能制御手段16が起動した状態にあるときは、この選定した操作スイッチ23が判定時間Atの間の操作された状態を判断することで機器の特定の制御動作を切り替えるための操作機能を割り当てて活用することができることとなる。
また、この機器を待機状態に移行させる時点において図7に基づいて説明した報知音を発する発音手段28を合わせて備えて、さらに図10のフローチャート図に示している通り、前記において説明したステップSTB2とステップSTB3の間に新たに、前記の発音手段28を発音させるステップSTB2aを付加した制御動作のアルゴリズムを規定することで機器の待機状態への移行時に報知音を発生させることもできる。
ここで、発音手段28は前記にて説明したものと同じ構成である。
なお、この報知音は例えば発音手段28が接続している1チップマイクロコンピューターの出力端子19cを50msecの周期の比率50%にてHi状態とLo状態を切り替えることで2kHZの周波数の音を発生させるようにして、この音を0.5秒間の間切り替えて発音させる状態を1単位として、2単位を0.25秒間の間隔を開けて2回発生させる制御動作のアルゴリズムをソフトウェアーで記述して規定することで、機器の起動時とは異なる報知音を発生させるようにしているものである。
このような構成によれば、報知音を発生する発音手段28を合わせて備えて、また機器が起動状態から待機状態に移行する直前に制御アルゴリズムのステップSTB2aに規定しているように機能制御手段16は出力端子19cの状態を切り替えることで発音手段28から機器の起動時とは異なる報知音を発生させることとなり、この発生する報知音により機器を起動状態から待機状態へ移行させる使用者の操作が機器において正しく判断され、また実際に待機状態へ移行することが使用者においてより認識し易くすることができる。
なお、以上説明した図9のフローチャート図に示した機器を待機状態に移行させる制御動作のアルゴリズムにおいては機器を待機状態に移行させるための操作に対する機能を割り当てた操作スイッチ23は機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチ23a以外の操作入力手段18を構成しているものを選定しているが、機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチ23aに待機状態に移行させる操作機能を割り当てることも可能であり、次に制御動作のアルゴリズムについて図11のフローチャート図に基づいて説明する。
ここで、図11のフローチャートは機能制御手段16が起動状態にあるとき機能制御手段16を構成している1チップマイクロコンピューターにおいて実行させる機器の機能を成すために繰り返し遂行される一連の制御動作を規定している主要手順の一部分のアルゴリズムを示しているものであり、機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチ23aの操作の状況の判定と、この判定の結果に基づく導通開閉手段25を介した電力変換手段8の起動状態の維持と、および停止の実行のアルゴリズムを簡略化して示したものである。
本アルゴリズムにおいては、まずステップSTC1において判定対象としている操作スイッチ23aが使用者により押し込まれて操作されていないかを判断して、判定結果により操作スイッチ23aが使用者により操作されている状態であれば次のステップSTC2に移行する。
ステップSTC2においては操作スイッチ23aの操作の状態が、予め規定した判定時間Atの間以上継続されていないかどうかを判断して、判定時間Atを満たしていない状態であれば以降の一連の主要手順に移行させ、また判定時間Atの間以上継続されている状態であれば次のステップSTC3に移行させる。
ステップSTC3においては電力変換手段8の停止を判断し記憶した後、以降の一連の主要手順に移行させる。
また、ステップSTC1における操作スイッチ23aの操作判断により、操作スイッチ23aが使用者により操作されていない状態が判断されたときはステップSTC4に移行させる。
ステップSTC4においては電力変換手段8の停止の判断が記憶されているかどうかを確認し、記憶されていないようであれば以降の一連の主要手順に移行させ、また停止判断の記憶があればステップSTC5に移行させる。
ステップSTC5においては電力変換手段8の停止の判断に基づいて電力変換手段8の導通開閉手段25を介した起動状態の維持を停止させた後、以降の一連の主要手順に移行させ、また停止判断の記憶があればステップSTC5に移行させるようにしているものである。
以上のアルゴリズムの構成から、機能制御手段16が起動状態にあるときは機能制御手段16を構成している1チップマイクロコンピューターにおいては予め規定している一連の制御動作を繰り返し遂行している中で、ステップSTC1において操作スイッチ23aが使用者により操作されている状況を判断して、操作状態が判断さたならば次にステップSTC2において使用者による操作スイッチ23aの操作の状態が予め規定している判定時間Atの間以上継続されているかどうかを判断して、継続状態であれば次のステップSTC3において電力変換手段8の停止を判断し記憶した後に、以降の一連の主要手順を遂行することとなる。
ここで、一連の制御動作が遂行されて再度、ステップSTC1において操作スイッチ23aの操作状況を判断したときに、操作スイッチ23aが操作されていない状態が判断されたときにはステップSTC4において電力変換手段8の停止の判断が記憶されているかどうかを確認して、記憶されていないようであれば以降の一連の主要手順を遂行し、また停止判断が記憶されていればステップSTC5に移行して電力変換手段8の停止の判断に基づいて電力変換手段8の導通開閉手段25を介した起動状態の維持を停止することとなる。
なお、ここで判定時間Atは前記の図9のフローチャート図に示した待機状態への移行アルゴリズムにおいて説明した時間の設定の考え方で設定するものである。
このような構成によれば、機能制御手段16が起動状態にあるときに操作スイッチ23aの操作状況をステップSTC1において判定して、その結果、使用者により操作されている状態が判断されたたときにはステップSTC2においてこの操作スイッチ23aが予め規定している判定時間Atの間以上継続して押し込まれ操作されているかどうかを判断して、操作が継続されているときにはステップSTC3で電力変換手段8の停止を判断して記憶することとなり、以降、再度のステップSTC1における操作スイッチ23の操作状況を判断により操作スイッチ23aが操作されていない状態が判断されたときにはステップSTC4において電力変換手段8の停止の判断が記憶されているかどうかを確認して、記憶されているようであれば、この時点において電力変換手段8の導通開閉手段25を介した起動状態の維持を停止することとなり、操作スイッチ23aが連続して判定時間Atの間以上継続して長押しされ、且つ、操作スイッチ23aの使用者による押し込み操作が解除され非操作の状態になったときのみ機器を待機状態に移行させることができることから、機能制御手段16が起動した状態にあるときは、操作スイッチ23aが判定時間Atの間以上の操作された状態を判断することで機器の特定の制御動作を切り替えるための操作機能を割り当てて活用することができ、また、さらに待機状態移行時に操作スイッチ23aが継続されて操作されている状態でも機器が再起動してしまう不具合を防止できることとなる。
また、この機器を待機状態に移行させる時点において図7に基づいて説明した報知音を発する発音手段28を合わせて備えて、さらに図12のフローチャート図に示している通り、前記において説明したステップSTC2とステップSTC3の間に新たに、前記の発音手段28を発音させるステップSTC2aを付加した制御動作のアルゴリズムを規定することで機器の待機状態への移行時に報知音を発生させることもできる。
ここで、発音手段28は上記にて説明したものと同じ構成であり、またこの発音手段28から発生させる報知音は前記にて説明した機器の待機状態への移行させるときと同じ形式の報知音である。
このような構成によれば、報知音を発生する発音手段28を合わせて備えて、また機器が起動状態から待機状態への移行を判断した時点において制御アルゴリズムのステップSTC2aに規定しているように機能制御手段16は出力端子19cの状態を切り替えることで発音手段28から機器の起動時とは異なる報知音を発生させることとなり、この発生する報知音により機器を起動状態から待機状態へ移行させる使用者の操作が機器において正しく判断されたことが使用者においてより認識し易くすることができる。
(実施の形態2)
図13において、図1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態は、実施の形態1の構成に対して1次電源6の電圧の上昇変化があれば共通電位7に対する1次電源6の導通の切り替えることで電力変換手段8を起動することができる電源起動手段30を合わせて備えて構成したものである。
この、電源起動手段30は図13に示しているように整流平滑電源手段3を構成するコンデンサー5に対して並列に配置して接続しているものであり、制御回路構成1に対して商用電源2が接続された時点の、ダイオード4により整流化された高圧電源の印加によりコンデンサー5に電荷が蓄積されてコンデンサー5の両端に1次電源6が生じたときに導通開閉手段25を起動させることで、電力変換手段8を構成する発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13に対して共通電位7に対する1次電源6を導通状態に切り替えることで電力変換手段8において2次電源9の生成を開始するように構成しているものである。
ここで、電源起動手段30は整流平滑電源手段3を構成するコンデンサー5と並列に配置して接続する電荷を蓄積するためのコンデンサー5bと、このコンデンサー5bに対してカソード極側を配置してダイオード4cを接続して構成したものであり、このダイオード4cのアノード極側を接続した導通開閉手段25を構成しているエミッター端子を共通電位7に接続したトランジスター26のベース端子に配置して接続している抵抗24bに対して接続することで、1次電源6の供給が開始された時点において、トランジスター26のベース端子に配置して接続している抵抗24bを介して共通電位7に対して1次電源6によりコンデンサー5bを充電する電流を流すように構成しているものである。
よって、この1次電源6の供給が開始された時点においてコンデンサー5bを充電する電流はコンデンサー5bと抵抗24bの直列回路にて構成される時定数に基づいて一定期間の間、コンデンサー5bの充電電流として流れることとなり、またこの充電電流は導通開閉手段25を構成しているトランジスター26のベース電流として流れることとなるために、このコンデンサー5bに一定期間の間の充電電流が流れる状態においてはトランジスター26のエミッター端子とコレクター端子の間は電気的な遮断の状態から導通状態に変化するために共通電位7から発振制御駆動部10の駆動電力供給端子13に対する電気的な導通を遮断状態から導通状態に切り替えることができることとなる。
なお、ここでダイオード4cはコンデンサー5bに対しては共通電位7からの充電電流のみが流れるようにコンデンサー5bに対してカソード極側を配置して接続した構成としている。
また、共通電位7の側にカソード極側を配置して電源起動手段30を構成するコンデンサー5bとの間に配置して接続しているダイオード4bは制御回路構成1に対する商用電源2の接続を解除したとき、つまり機器に対して商用電源2からの電力供給が停止したときおいてコンデンサー5bに充電されている電荷を共通電位7の側に逃がし、次回の制御回路構成1に対して商用電源2が接続されたときにコンデンサー5bに対して充電電流が流れるようにして電力変換手段8を起動できるようにするために電源起動手段30の構成に付加しているものである。
また、電源起動手段30を構成するコンデンサー5bに充電電流が流れている状態においてはコンデンサー5bの両端には導通開閉手段25の起動状態を機能制御手段16で制御するために導通開閉手段25を構成している抵抗24bに接続している機能制御手段16を構成している1チップマイクロコンピューターの出力端子19cに対して負電位となる電圧が生じることとなるが、このように1チップマイクロコンピューターの出力端子19cに対して負電圧が直接的に印加されると1チップマイクロコンピューターは破壊に至ることがあるために、出力端子19cに対してコンデンサー5bの両端に生じる負電圧の導通を遮断する必要がある。
よって、導通開閉手段25を構成している抵抗24bと出力端子19cの間に、出力端子19cの側にカソード極側を配置してダイオード4eを接続した構成とすることで、出力端子19cに対してコンデンサー5bの両端に生じる負電圧が導通しないように構成しているものである。
このような構成によれば、1次電源6の電圧の上昇変化があれば共通電位7に対する1次電源6の導通の切り替えることで電力変換手段8を起動することができる電源起動手段30を合わせて備えた構成していることにより、制御回路構成1に対して商用電源2が接続された時点においての電源起動手段30により電力変換手段8は起動され2次電源9の生成を開始し、この2次電源9の出力により機器の制御の主体を成す機能制御手段16も起動するために、商用電源2の供給が開始された時点から機器を動作状態で起動できることができることとなる。
本発明にかかる待機電力を低減した電源構成は汎用性の高い操作スイッチを用いた単純な構成においても電源回路そのものが停止している最も電力を消費しない待機状態から電源回路そのものを起動させて機器を動作状態に移行させることを可能とするものであるので、操作スイッチを備える広く一般的な家庭用、および設備用の電気機器に搭載される低待機電力の回路構成等として有用である。
2 商用電源
3 整流平滑電源手段
4 ダイオード
4a ダイオード
4b ダイオード
4c ダイオード
4e ダイオード
5 コンデンサー
5a コンデンサー
5b コンデンサー
6 1次電源
7 共通電位
8 電力変換手段
9 2次電源
16 機能制御手段
20 入力端子
20a 入力端子
23 操作スイッチ
23a 操作スイッチ
24 抵抗
24b 抵抗
25 導通開閉手段
27 電圧変化遮断手段
28 発音手段
30 電源起動手段

Claims (9)

  1. 商用電源が接続されると整流平滑された1次電源を出力する整流平滑電源手段と、通常停止状態であり前記の整流平滑電源手段が出力する1次電源の導通の切り替えにより動作の起動と停止が行え、また起動した状態においては1次電源を電力の供給源として1次電源の片側を共通電位とした1次電源とは異電圧となる安定化した2次電源を電力変換により出力する電力変換手段と、前記の電力変換手段が出力する2次電源が導通されると起動し、予め規定する動作手順に従い機器の動作を制御する機能制御手段と、前記の2次電源の導通に基づく電圧の変化を検出するための機能制御手段に備える1つ以上の入力端子と、前記の共通電位と電力変換手段の間と、および共通電位と機能制御手段の入力端子の間に接続して配置し、使用者の操作があれば接点間が閉路することで共通電位と電力変換手段の間に1次電源を導通し、および共通電位と機能制御手段の各入力端子の間に2次電源を導通の状態として切り替えることができる常時開放型の単極単投接点を備えた1つ以上の操作スイッチと、前記の共通電位と電力変換手段の間に接続して配置し電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えることができる導通開閉手段と、前記の導通開閉手段により電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えても前記の機能制御手段の入力端子に対しては電圧変化が生じないように電力変換手段と機能制御手段の1つ以上の入力端子の間に1次電源に基づく電圧の変化を遮断する電圧変化遮断手段を電気的に接続して備え、前記の操作スイッチの1つ以上に機器起動の操作の機能を割り当てるものとして、この機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する1次電源の導通が生じると電力変換手段が起動して2次電源を出力し、この2次電源の導通により前記の機能制御手段が起動するとこの機能制御手段においては導通開閉手段を介して共通電位に対する1次電源の導通を切り替えて電力変換手段の起動の状態を保持しながら、さらに前記の操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する2次電源の導通が生じると、入力端子でこの2次電源の導通に基づく電圧の変化を読み込むことで使用者による操作スイッチの操作を判断し、この操作スイッチの操作に対して予め割り当てている機器の動作を実行させるように構成した低待機電力の回路構成。
  2. 機能制御手段において起動開始時に機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが電気的に接続された入力端子の電圧の状態を判断するものとして、このときに使用者による前記の操作スイッチの操作が解除されたことによる共通電位に対する2次電圧の導通が遮断されている状態の電圧変化を検出したときに、予め規定している機器の起動状態における動作手順に従い機器の制御動作を遂行するように動作手順のアルゴリズムを規定した請求項1記載の低待機電力の回路構成。
  3. 機能制御手段から操作することにより報知音を発する発音手段を合わせて備えて、機能制御手段において起動開始時に発音手段により報知音を発生させるように動作手順のアルゴリズムを規定した請求項1記載の低待機電力の回路構成。
  4. 起動状態にあり機器の制御動作を遂行している機能制御手段において機器起動の操作の機能を割り当てていない操作スイッチが電気的に接続された入力端子の電圧の状態を判断するものとして、このときに使用者により前記の操作スイッチが操作されたことによる共通電位に対する2次電圧の導通による電圧状態の変化が予め規定している判定時間の間継続されているようであれば機器の待機状態への移行を判断して、導通開閉手段を介した電力変換手段の起動の維持を停止することで機器を待機状態に移行させるように動作手順のアルゴリズムを規定した請求項1記載の低待機電力の回路構成。
  5. 機能制御手段からの操作により報知音を発する発音手段を合わせて備えて、機能制御手段において機器の待機状態への移行を判断した後、実際の待機状態へ移行する前に発音手段から報知音を発生させるように動作手順のアルゴリズムを規定した請求項1または4に記載の低待機電力の回路構成。
  6. 起動状態にあり機器の制御動作を遂行している機能制御手段において機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが電気的に接続された入力端子の電圧の状態を判断するものとして、このときに使用者により前記の操作スイッチが操作されたことによる共通電位に対する2次電圧の導通による電圧状態の変化が予め規定している判定時間の間継続されているようであれば機器の待機状態への移行を判断して、且つ、以降に前記の操作スイッチの使用者による操作が解除されたことによる共通電位に対する2次電圧の導通が遮断されている状態の電圧変化を検出したときに導通開閉手段を介した電力変換手段の起動の維持を停止することで機器を待機状態に移行させるように動作手順のアルゴリズムを規定した請求項1記載の低待機電力の回路構成。
  7. 機能制御手段から操作することにより報知音を発する発音手段を合わせて備えて、機能制御手段において機器の待機状態への移行を判断した時点において発音手段から報知音を発生させるように動作手順のアルゴリズムを規定した請求項1または6に記載の低待機電力の回路構成。
  8. 機能制御手段において発音手段を操作して発生させる報知音につき、機器の起動時と、また待機状態への移行時のそれぞれの報知音を異なる音にて発生させるように動作手順のアルゴリズムを規定した請求項3または5および7に記載の低待機電力の回路構成。
  9. 商用電源が接続されると整流平滑された1次電源を出力する整流平滑電源手段と、通常停止状態であり前記の整流平滑電源手段が出力する1次電源の導通の切り替えにより動作の起動と停止が行え、また起動した状態においては1次電源を電力の供給源として1次電源の片側を共通電位とした1次電源とは異電圧となる安定化した2次電源を電力変換により出力する電力変換手段と、前記の電力変換手段が出力する2次電源が導通されると起動し、予め規定する動作手順に従い機器の動作を制御する機能制御手段と、前記の2次電源の導通に基づく電圧の変化を検出するための機能制御手段に備える1つ以上の入力端子と、前記の共通電位と電力変換手段の間と、および共通電位と機能制御手段の入力端子の間に接続して配置し、使用者の操作があれば接点間が閉路することで共通電位と電力変換手段の間に1次電源を導通し、および共通電位と機能制御手段の各入力端子の間に2次電源を導通の状態として切り替えることができる常時開放型の単極単投接点を備えた1つ以上の操作スイッチと、前記の共通電位と電力変換手段の間に接続して配置し電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えることができる導通開閉手段と、前記の導通開閉手段により電力変換手段に対する1次電源の導通の状態を切り替えても前記の機能制御手段の入力端子に対しては電圧変化が生じないように電力変換手段と機能制御手段の1つ以上の入力端子の間に1次電源に基づく電圧の変化を遮断する電圧変化遮断手段を電気的に接続して備え、前記の操作スイッチの1つ以上に機器起動の操作の機能を割り当てるものとして、この機器起動の操作の機能を割り当てた操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する1次電源の導通が生じると電力変換手段が起動して2次電源を出力し、この2次電源の導通により前記の機能制御手段が起動するとこの機能制御手段においては導通開閉手段を介して共通電位に対する1次電源の導通を切り替えて電力変換手段の起動の状態を保持しながら、さらに前記の操作スイッチが操作されて接点間が閉路となり共通電位に対する2次電源の導通が生じると、入力端子でこの2次電源の導通に基づく電圧の変化を読み込むことで使用者による操作スイッチの操作を判断し、この操作スイッチの操作に対して予め割り当てている機器の動作を実行させるように構成して、合わせて電力変換手段と電気的に接続した1次電源の電圧の上昇変化があれば共通電位に対する1次電圧の導通の切り替えることで電力変換手段を起動することができる電源起動手段を備えた低待機電力の回路構成。
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