JP2012109684A - 通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】住戸の電力使用に関するエネルギー情報を、各住戸の住戸インターホンで呼出して表示できるようにした集合住宅用インターホンシステムを低コストで提供する。
【解決手段】住戸には、住戸の電力使用量を計測する計測装置3を設け、住棟内には、住戸インターホン11を、インターホン回線15を通じて、外部のネットワーク上のコンテンツサーバ20に接続させるゲートウェイ機能を備えたシステム制御装置14を備えるとともに、インターホン回線15とは異なる住棟LAN18を敷設して、この住棟LAN18に計測装置3を接続付加してあり、住戸インターホン11は、ブラウザを有し、所定の操作を受け付けると、システム制御装置14を通じて、コンテンツサーバ20からエネルギー情報画面をダウンロードして表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、住戸インターホンとインターネットなどの通信ネットワーク上のサービスサーバとの通信接続を制御する機能を有した集合住宅用インターホンシステムに関する。
現在、住戸の設備機器を制御するためのホームオートメーションシステムが複数提供されているが、その中には例えば非特許文献1に記載されているように、現在の電力使用量などの各種情報をパネル表示するものもある。
非特許文献1に記載のシステムは、HA端子などを設けた制御盤に、電力計測機能を有した分電盤と、表示操作パネルとが接続された基本構成で、制御盤は通信プロバイダーを介してインターネット上のサービスサーバにも接続されている。このサービスサーバは、エネルギー消費に関するアドバイスなどを提供する他、電力使用量を長期間蓄積するためにも使用できるようになっている。
http://denko.panasonic.biz/Ebox/kahs_eco/index.html
また集合住宅においても、住戸の電力使用量を抑えたいという要望がある。しかしその解決として非特許文献1に記載のシステムを導入するとなると相当なコストがかかる。なぜなら、そのようなシステムでは、制御盤は分電盤から受信した電力使用量などに基づいて電力モニタ画面を生成したりその画面を表示させたりする機能のために複雑で高価なこと、さらにそのような制御盤を各住戸に設置する必要があり、この点で普及化に対して改善すべき問題点を残している。
そこで本発明は、住戸の電力使用に関するエネルギー情報を住戸インターホンに表示できるようにした集合住宅用インターホンシステムを低コストで提供することを目的とする。
本発明は、住棟内に設置された住戸インターホンと、外部のネットワーク上のコンテンツサーバとを接続制御する機能を有した通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステムにおいて、前記住戸には、住戸の電力使用量を計測する計測装置を設けるとともに、前記住棟内には、前記住戸インターホンを、インターホン回線を通じて、前記外部のネットワーク上のコンテンツサーバに接続させるゲートウェイ機能を備えたシステム制御装置を備えるとともに、前記インターホン回線とは異なる住棟LANを敷設して、この住棟LANに前記計測装置を接続付加してあり、前記住戸インターホンは、ブラウザを有し、所定の操作を受け付けると、前記システム制御装置を通じて、前記コンテンツサーバからエネルギー情報画面をダウンロードして表示する構成にしている。
前記計測装置は、信号線によって前記住戸インターホンに直接接続され、計測した電力使用量が所定の基準値を超えたときには、該信号線に通知信号を出力する一方、前記住戸インターホンは、前記信号線に出力された通知信号に基づいて、電力使用状態をリアルタイムに表示する構成にするとよい。
前記コンテンツサーバは、エネルギー消費に関するアドバイスを含めたエネルギー情報画面を提供するとよい。
本発明システムによれば、計測装置は住戸の電力使用量を住棟LANを通じてコンテンツサーバに通知し、住戸インターホンは、コンテンツサーバによって生成されたエネルギー情報画面をダウンロードして表示するように構成すればよいので、計測装置や住戸インターホンの構成が簡単になり、全体的なコストが抑えられる。
例えば仮に非特許文献1に記載のシステムを住棟の各住戸に設置したとすれば、制御盤のそれぞれがエネルギー情報画面を並列的に生成することになる。これに対して本発明の構成では共通のコンテンツサーバによって各住戸用のエネルギー情報画面が生成されるので、画面生成のための構成が重複せず、それだけ低コストになる。
本発明システムの基本構成を示したブロック図である。 住戸インターホンの外観図である。 本発明システムの装置構成を示した機能ブロック図である。 (a)、(b)はエネルギー情報画面の表示例である。 (a)、(b)はそれぞれ電力使用量のレベルを示すアイコンの例である。 本発明システムにおける基本的な信号伝送を示したフロー図である。
図1は、本発明システムの基本構成を示している。
図に示す集合住宅用インターホンシステムは、住棟の各住戸に設置された住戸インターホン11と、住棟ロビーに設置されたロビーインターホン12と、システム制御装置14とを備え、その他、後述するような装置を含んで構成されている。しかし本発明システムが適用可能なインターホンシステムは、ロビーインターホン12から各住戸に設置された住戸インターホン11を呼出し、通話制御を行う基本機能を少なくとも備えていればよい。
住戸インターホン11は、外部ネットワーク上のコンテンツサーバ20などからホームページコンテンツなどをダウンロードして表示する、いわゆるブラウズ機能を備えたWebブラウザ部11hを内蔵した住宅情報盤として構成され、ドアホン15やセキュリティセンサ16などが接続されている。そしてインターホン回線15に接続するための第1の接続端子11aと、計測装置3などに接続するための第2の接続端子11bとを備えている。ここに、外部ネットワークは、利用者を一般公衆に開放しているインターネット21が代表的ではあるが、加入者の制限された専用ネットワークであってもよい。なお外部ネットワークの替わりに住棟ネットワークを用いた構成にも本発明は適用でき、その場合には、後述するコンテンツサーバ20はその住棟ネットワークに接続すればよい。
また図2に示しているように、住戸インターホン11は、表示操作部を構成するタッチパネル11c、メニューキー11d、通話キー11eや、通話部を形成するスピーカ11f、マイク11gなどをさらに備えている。ここでメニューキー11dの中で本発明に関連するキーには「エネルギー」の文字が点灯表示されている。図例のものは、ハンズフリー通話を想定してハンドセットを設けていないが、ハンドセットを設けた構成であってもよい。
住戸インターホン11は、第1の接続端子11aと第2の接続端子11bとを備えており、第1の接続端子11aは、例えばツイストペアケーブルで構成されたインターホン回線15に接続するための端子であり、第2の接続端子11bは、信号線によって計測装置3に接続するための端子である。
ロビーインターホン12は、呼出し先の部屋番号を指定するための操作部や、通話部を構成するスピーカ、マイク(図示なし)などを備えている。
認証端末7は、カードキーなどによって住戸人を認証するための操作端末で、ロビーインターホン12と一体に、あるいは別体としてその近傍に設けられている。認証端末7が読み取ったカードキーの情報は、システム制御装置14に接続された認証装置8によって認証され、ロビー扉や住戸扉の電気錠(図示なし)を解錠することができる。
警報監視盤(管理人室機)13は、表示操作部を構成するタッチパネルや、通話部を構成するハンドセットや、異常報知手段を構成する警報ランプ、スピーカ(図示なし)などを備えている。
システム制御装置14は、基本的には住戸インターホン11と、ロビーインターホン12、警報監視盤13との通信を制御する装置であるが、住戸インターホン11と、インターネット21に設置されたサーバ装置との通信を可能にするためにアドレス変換などを行うゲートウェイ機能を有している。
コンテンツサーバ20は、電力使用に関する統計情報やアドバイスをコンテンツとしたエネルギー情報画面を提供するサーバ装置である。
計測装置3は電力メータ17に接続されており、住戸の現在の電力使用量を計測して住棟LAN18を通じてコンテンツサーバ20に通知するもので、分電盤として構成されている。電力使用量の計測機能に加えて、計測した電力使用量が基準レベルを超過しているときには、通知信号を住戸インターホン11に信号線19を通じて通知する機能をさらに有してもよい。ここに通知信号は接点信号であってもよい。
なお住棟LAN18は、各住戸でパソコンなどの通信機器をインターネット21に自由に接続できるように住棟全体に予め敷設されたネットワークで、インターホン回線15とは別系統であり、一般のLANケーブルや電力搬送線を用いて構成されている。ここでは住棟LAN18として、通信プロバイダーによる一般的なネットワークを想定しているが、インターネット21に接続できるならばCATV用ケーブルネットワークなどでも構わない。
図3は、このシステムにおける各装置の構成をより具体的に説明している。
住戸インターホン11は、Webブラウザ部11hを備えており、第1の接続端子11aはインターホン回線15によってシステム制御装置14に接続され、第2の接続端子11bは接点信号線などによって計測装置3に接続されている。なお、システム制御装置14と通信するためのローカルアドレスが設定されている。
システム制御装置14は、インターホン回線15に接続する第1の接続端子14aと、インターネット21に接続する第2の接続端子14bと、ゲートウェイ部14cとを備えている。そして、インターネット21を通じてコンテンツサーバ20との通信制御するため、インターホン回線15を通じて住戸インターホン11と呼出し、通話制御をするために、インターネット側とインターホン回線側とにそれぞれアドレスが設定されている。
コンテンツサーバ20は、エネルギー情報画面を生成して提供するWebサーバ部20aと、計測装置3からインターネット21を介して収集した各住戸の電力使用量を蓄積するデータベース20bとを備えている。
計測装置3は、住戸インターホン11に接続するための第1の接続端子3aと、住棟LAN18に接続するための第2の接続端子3bと、住戸の電力使用量を計測する計測手段3cと、コンテンツサーバ20と通信するための通信手段3dとを備えている。
インターホンシステム1の基本動作を説明すると、住戸インターホン11とシステム制御装置14は、インターホン回線15によって相互に接続されたネットワークを構成しており、TCP/IPによる通信を行う。なお、住戸インターホン11とシステム制御装置14との通信は、独自のプロトコルとしてもよいが、その場合でもプロトコル変換によって、TCP/IPによる通信ができるようにする。
また、システム制御装置14と、ロビーインターホン12、警報監視盤13も、TCP/IPによる通信を行うようにすればよい。
インターホンシステム1の基本的な機能や動作は従来と同様である。すなわちロビーインターホン12で住戸番号を指定した呼出し操作がなされると、システム制御装置14は、呼び出された住戸のアドレスを指定して、その住戸の住戸インターホン11を呼び出す。呼び出された住戸インターホン11で通話キー11eが操作されると、システム制御装置14は、ロビーインターホン12とその住戸インターホン11との間に排他的な音声チャンネルを構成して、訪問者と住戸人との通話を許可する。その後、通話キー11eが再操作されたとき、あるいは所定時間が経過したときに、その音声チャンネルは開放される。なお、ロビーインターホン12は複数であってもよく、その場合でも音声チャンネルは排他的に制御される。
さらにインターホンシステム1がテレビ式であれば、ロビーインターホン12で呼出操作がなされてから通話チャンネルが解放されるまでの間、ロビーインターホン12側に設けられたビデオカメラ(図示なし)と、呼出し先の住戸インターホン11との間に排他的な映像チャンネルを構成する。このようにすれば、訪問者の映像を住戸インターホン11でモニタしながら対応できる。
また、警報監視システムとしての基本機能や動作も従来と同様である。すなわち、住戸インターホン11は、セキュリティセンサ16が異常発生を検知すると、タッチパネル11cに警報画面を表示するとともに、スピーカ11fから警報メッセージを出力する。また、住戸インターホン11は、その異常発生を警報監視盤13に通知する。警報監視盤13は、その通知を受信すると警報を出力し、管理人の操作に応じて、異常発生を通知してきた住戸インターホン11や、その近隣の住戸インターホン11から、避難メッセージなどを出力させる。また、防災センターなどに異常発生を移報することもできる。
次いで本発明の特徴的な動作、すなわちエネルギー情報画面の表示に係る基本動作を説明する。これは要するに、住戸インターホン11は、所定の操作を受け付けると、Webブラウザ部11hを作動して、システム制御装置14をゲートウェイとして、コンテンツサーバ20で提供されるエネルギー情報画面をダウンロードして表示するものである。
エネルギー情報画面を表示させるには、例えば住戸インターホン11のメニューキー11dを操作すればよい。Webブラウザ部11hには、コンテンツサーバ20のアドレス(またはURL)が予め記憶されており、メニューキー11dが操作されると、コンテンツサーバ20への接続が開始される。接続要求信号はインターホン回線15に出力され、システム制御装置14に到達する。
システム制御装置14のゲートウェイ部14cは、接続要求信号の送信先アドレスを判別して、接続要求信号をインターネット21に送出する。インターネット21に送出された接続要求信号は、公知のルーティング技術によって複数のルータを経由して、コンテンツサーバ20に到達する。コンテンツサーバ20は、その接続要求信号に対する応答信号を出力するが、その応答信号は、先の接続要求信号とは逆の道筋で住戸インターホン11まで伝送され、住戸インターホン11とコンテンツサーバ20との接続が確立する。その後、コンテンツサーバ20は、住戸インターホン11のWebブラウザ部11hの要求に従って、HTMLやXMLなどで構成されたエネルギー情報画面をダウンロードさせ、Webブラウザ部11hの表示部、すなわちタッチパネル11cに表示させる。
計測装置3は住戸の電力使用量を、住棟LAN18を通じて定期的にコンテンツサーバ20に通知するようになっており、コンテンツサーバ20は、計測装置3から送信されてきた住戸の電力使用量をデータベース部20bに記録する。電力使用量の通知は、例えば所定時間毎に自発的に行うとよい。しかしもちろんコンテンツサーバ20が所定時間毎に計測装置3に接続して電力使用量の通知を要求するようにしても構わない。コンテンツサーバ20は、計測装置3から通知された住戸の電力使用量の履歴を分析して、エネルギー情報画面のコンテンツを生成する。
このように、本発明では共通のコンテンツサーバ20によって各住戸用のエネルギー情報画面を生成し、各住戸の住戸インターホン11がその画面をダウンロードして表示する構成になっている。したがって、画面生成のための回路やプログラムはコンテンツサーバ20のみにあればよく、住戸インターホン11には不要なので、従来の構成よりも低コストになる。
図4(a)はエネルギー情報画面の例である。ここでは、毎月の電力使用量変化がグラフ表示されている。その下には、エコロジーや電力使用に関するアドバイスが表示され、さらにその下には、図4(b)の電力モニタ画面に表示切替させるためのリンクなど複数のリンクが表示されている。なお、エネルギー情報のコンテンツに特段の制限はない。例えば毎週の電力使用量変化、毎月の電力使用量変化、毎年の電力使用量変化などを同時表示あるいは切替表示してもよい。
図4(b)もエネルギー情報画面の例であるが、現在の電力使用量を確認するための電力モニタ画面になっている。画面には時刻とともに、住戸の現在の電力使用量がアナログメータに似せてグラフ表示され、その値も数値表示されている。グラフ表示および数値表示は、例えば1分毎に表示更新するとよい。また、この画面には電力使用量に基づいて、「基準レベルをオーバーしています」などのような警告メッセージも適宜表示するとよい。基準レベルは計測装置3に予め設定しておけばよいが、エネルギー情報画面から管理画面を呼び出せるようにして、そこで自由に入力させてもよい。このとき入力された基準レベルの値は、コンテンツサーバ20から住棟LAN18を通じて計測装置3に伝送され、そこに保存される。
上記のような電力モニタ画面を表示させるためには、計測装置3からコンテンツサーバ20に電力使用量を短い時間間隔で逐次通知する必要がある。しかしながら電力使用量を逐次報知しようとすると、住戸数にもよるが住棟LAN18の通信帯域が不足することもあり得る。そのためコンテンツサーバ20は電力モニタ画面の表示開始と終了を計測装置3に通知し、計測装置3はその通知に基づいて電力モニタ画面の表示中のみ電力使用量を逐次通知するとよい。このようにすれば、住棟LAN18の通信帯域が不足するのを防止できる。
また計測装置3は、現在の電力使用量を、予め設定されているあるいはコンテンツサーバ20によって入力設定された電力使用の基準レベルと比較して、基準レベル以上であれば、通知信号を第1の接続端子3aに出力する。住戸インターホン11は第2の接続端子11bで通知信号を監視しており、監視結果に基づいて警告をリアルタイムに表示する。その表示形態としては、例えばメニューキー11dの「エネルギー」の文字の点灯色を、基準レベル以上のときは赤、基準レベル以下のときは緑というように変化させてもよい。またタッチパネル11cの隅などに、現在の電力使用量が基準レベル以上か否かを示すアイコンを表示してもよい。すなわち、計測装置3は、計測した電力使用量が所定の基準値を超えたときには、信号線19に通知信号を出力する一方、住戸インターホン11は、信号線19に出力された通知信号に基づいて、電力使用状態をリアルタイムに表示する。このような構成では、インターネット21の通信状態が悪いときでも表示が遅れないので、表示タイミングにより住戸人に違和感を与えることがない。なお、このような電力使用状態の表示は、住戸インターホン11のタッチパネル11cにトップメニューが表示されているときに行われるようにしてもよい。
図5(a)、図5(b)はそのようなアイコンの例で、現在の電力使用量が基準レベルを超過しているときには上矢印アイコン、基準レベル未満であれば下矢印アイコンがタッチパネル11cに表示される。
図6は、本発明システムに係る基本的な信号伝送を時系列的に示したフロー図である。
このフローでは、時刻T1に住戸インターホン11でメニューキー11dの操作がなされ、住戸インターホン11からコンテンツサーバ20に接続要求信号が送信され、それに対する応答信号がコンテンツサーバ20から返信されている。そして接続が確立したあと、住戸インターホン11からコンテンツサーバ20に画面要求信号が送信され、それに対する画面情報がコンテンツサーバ20から住戸インターホン11に返信されている。そして時刻T2に、その画面情報によって構成されたエネルギー情報画面が住戸インターホン11で表示されている。
その後時刻T3に、計測装置3は使用電力が基準レベルを超過していることを検出して、通知信号が出力され、時刻T4に住戸インターホン11がその通知信号に基づいて、電力使用状態を変更表示している。
また時刻T5は使用電力をコンテンツサーバ20に通知する時刻となり、計測装置3からコンテンツサーバ20に接続要求信号が送信され、それに対する応答信号がコンテンツサーバ20から返信されている。そして接続が確立したあと、計測装置3からからコンテンツサーバ20に電力使用量が通知されている。そして時刻T6にコンテンツサーバ20は、その電力使用量をデータベース14cに記憶している。
1 集合住宅用インターホンシステム
3 計測装置
11 住戸インターホン
11h Webブラウザ
14 システム制御装置
15 インターホン回線
18 住棟LAN
19 信号線
20 コンテンツサーバ
21 通信ネットワーク(インターネット)

Claims (3)

  1. 住棟内に設置された住戸インターホンと、外部のネットワーク上のコンテンツサーバとを接続制御する機能を有した通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステムにおいて、
    前記住戸には、住戸の電力使用量を計測する計測装置を設けるとともに、
    前記住棟内には、前記住戸インターホンを、インターホン回線を通じて、前記外部のネットワーク上のコンテンツサーバに接続させるゲートウェイ機能を備えたシステム制御装置を備えるとともに、前記インターホン回線とは異なる住棟LANを敷設して、この住棟LANに前記計測装置を接続付加してあり、
    前記住戸インターホンは、ブラウザを有し、所定の操作を受け付けると、前記システム制御装置を通じて、前記コンテンツサーバからエネルギー情報画面をダウンロードして表示する構成にしている、通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステム。
  2. 請求項1に記載の通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステムにおいて、
    前記計測装置は、信号線によって前記住戸インターホンに直接接続され、計測した電力使用量が所定の基準値を超えたときには、該信号線に通知信号を出力する一方、
    前記住戸インターホンは、前記信号線に出力された通知信号に基づいて、電力使用状態をリアルタイムに表示する構成にしている、通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステム。
  3. 請求項1または2に記載の通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステムにおいて、
    前記コンテンツサーバは、エネルギー消費に関するアドバイスを含めたエネルギー情報画面を提供する、通信ネットワーク対応型集合住宅用インターホンシステム。
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