JP2012107901A - 比色センサセル、比色センサおよび比色センサセルの製造方法 - Google Patents

比色センサセル、比色センサおよび比色センサセルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】検出感度に優れる比色センサセルおよび比色センサを提供すること。
【解決手段】検知部30と、検知部30に隣接するサンプル配置部31とを備える比色センサセル1において、検知部30に、第1樹脂からなるアンダークラッド層3と、第2樹脂からなり、アンダークラッド層3に被覆されるコア層4とを備える光導波路を備えて、コア層4のアンダークラッド層3と接触する表層に、第1樹脂が第2樹脂に浸透されている樹脂混合層23を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、比色センサセル、比色センサおよび比色センサセルの製造方法、詳しくは、光導波路を備える比色センサセル、その比色センサセルを備える比色センサ、および、その比色センサセルの製造方法に関する。
従来、化学分析や生物化学分析などの分野において、サンプルの濃度や、その変化を検出するセンサとして、比色センサが用いられている。
このような比色センサとしては、例えば、ガラス基板上に形成された光導波層と、その光導波層の上に形成された、被検知ガスに反応して吸収スペクトルが変化する反応膜と、光取り出し用の直角プリズムと備えるセンサチップが、提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のセンサチップにおいて、反応膜は、被検知ガスと反応し、被検知ガスの濃度に依存して、色変化を生じる。
このようなセンサチップの光導波層に光が導入されると、その導波光は、光導波層内において全反射を繰り返しながら進行するとともに、光導波層の表面にエバネッセント波を染み出させる。このとき、エバネッセント波の一部が反応膜に吸収されるため、光導波層から直角プリズムを用いて出力される光の強度が、低下する。
反応膜による光(エバネッセント波)の吸収は、反応膜の変色の度合い、すなわち、被検知ガスの濃度に依存するため、導波光の出力強度を測定することにより、被検知ガスの濃度を検出することができる。
特開2009−250858号公報
上記したような比色センサは、反応膜を用いたガス検知の他、例えば、濃度により色変化を生じる溶液の濃度検知などにも用いることができる。
しかるに、近年、種々の化学分析において、比色センサセルのさらなる検出精度の向上が、要求されている。
本発明の目的は、検出精度に優れる比色センサセル、比色センサおよび比色センサセルの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の比色センサセルは、検知部と、前記検知部に隣接するサンプル配置部とを備え、前記検知部は、第1樹脂からなるアンダークラッド層と、第2樹脂からなり、前記アンダークラッド層に被覆されるコア層とを備える光導波路を備え、前記コア層の前記アンダークラッド層と接触する表層に、前記第1樹脂が前記第2樹脂に浸透されている樹脂混合層が、形成されていることを特徴としている。
このような比色センサセルによれば、コア層に、第1樹脂が浸透された第2樹脂からなる樹脂混合層が形成されているため、サンプルの濃度や変化などを精度よく検出することができる。
また、本発明の比色センサは、上記の比色センサセルを備えることを特徴としている。
この比色センサでは、コア層に、第1樹脂が浸透された第2樹脂からなる樹脂混合層が形成されている比色センサセルが用いられるため、サンプルの濃度や変化などを精度よく検出することができる。
また、本発明の比色センサセルの製造方法は、基板の上に、第2樹脂からなるコア層を所定パターンで形成する工程と、前記基板の上において、第1樹脂を、前記コア層を被覆するとともに、前記コア層の表層に前記第1樹脂を浸透させるように、塗布および加熱する工程と、前記第1樹脂を硬化させることにより、前記第1樹脂からなるアンダークラッド層を形成するとともに、前記コア層の前記アンダークラッド層と接触する表層に、前記第1樹脂が前記第2樹脂に浸透されている樹脂混合層を形成する工程とを備えることを特徴としている。
このような比色センサセルの製造方法によれば、コア層に、第1樹脂が浸透された第2樹脂からなる樹脂混合層を形成することができるため、サンプルの濃度や変化などを精度よく検出できる比色センサセルを製造することができる。
本発明の比色センサセル、比色センサおよび比色センサセルの製造方法によれば、簡易な構成により、検出精度の向上を図ることができる。
本発明の比色センサセルの一実施形態を示す斜視図である。 図1に示す比色センサセルの断面図である。 図1に示す比色センサセルの製造方法を示す工程図であって、(a)は、基板の上に、第2樹脂からなるコア層を形成する工程、(b)は、基板の上において、第1樹脂を、コア層を被覆するとともに、コア層の表層に第1樹脂を浸透させるように塗布および加熱する工程、(c)は、第1樹脂を硬化させ、第1樹脂からなるアンダークラッド層を形成するとともに、コア層のアンダークラッド層と接触する表層に樹脂混合層を形成する工程、(d)は、コア層およびアンダークラッド層から基板を剥離させる工程、(e)は、基板が剥離されることにより露出されたコア層およびアンダークラッド層の表面に、保護層を形成する工程、(f)は、保護層の表面にオーバークラッド層を形成する工程を示す。 図4は、本発明の比色センサの一実施形態を示す概略側断面図である。 図5は、実施例および比較例における比色センサの評価結果を示す。
図1は、本発明の比色センサセルの一実施形態を示す斜視図である。図2は、図1に示す比色センサセルの断面図である。
比色センサセル1は、図1および図2に示すように、平面視略矩形の有底枠形状に形成されており、検知部30と、検知部30に隣接するサンプル配置部31とを備えている。
検知部30は、サンプル配置部31に配置されるサンプルの状態や、その変化を検知するために設けられており、光導波路2を備えている。
なお、以下の比色センサセル1の説明において、方向に言及するときは、比色センサセル1にサンプルを配置するときの状態を上下の基準とする。すなわち、図1において、紙面上側を上側とし、紙面下側を下側とする。
光導波路2は、本実施形態においては、比色センサセル1そのものであり、アンダークラッド層3、コア層4、保護層5およびオーバークラッド層6を備えている。
アンダークラッド層3は、第1樹脂(後述)からなり、上下方向に所定の厚みを有する平面視略矩形平板状に形成されている。
コア層4は、第1樹脂(後述)とは異なる第2樹脂(後述)からなり、アンダークラッド層3の幅方向(厚み方向と直交する方向、以下同じ)および厚み方向の両方と直交する方向に延びる略角柱形状(詳しくは、幅方向に扁平する断面矩形状)に形成され、アンダークラッド層3の幅方向略中央部の上端部において、アンダークラッド層3に被覆(埋設)されている。なお、以下の比色センサセル1の説明において、コア層4が延びる方向を、光導波路2内を光が伝播する伝播方向とする。
また、コア層4は、その伝播方向両面がアンダークラッド層3の伝播方向両面と面一となり、その上面がアンダークラッド層3の上面と面一となるように配置されている。つまり、コア層4は、その上面が、アンダークラッド層3から露出されている。
また、コア層4は、単一樹脂層22と、樹脂混合層23とから形成されている。
単一樹脂層22は、略角柱形状(詳しくは、幅方向に扁平する断面矩形状)に形成され、その上面がアンダークラッド層3の上面と面一となるように配置されている。
より具体的には、単一樹脂層22は、コア層4の全体に対して厚み方向長さおよび幅方向長さが短く、かつ、伝播方向長さが等しい略角柱形状に形成されており、コア層4の幅方向略中央部の上端部において、樹脂混合層23に被覆(埋設)されている。
樹脂混合層23は、コア層4のアンダークラッド層3と接触する表層として形成され、より具体的には、コア層4の下部および幅方向両側部において、単一樹脂層22を囲う断面視略凹形状(コ字状)に形成されている。また、樹脂混合層23は、その上面がアンダークラッド層3および単一樹脂層22の上面と面一となるように、配置されている。
つまり、コア層4は、その上面が、単一樹脂層22および樹脂混合層23から、アンダークラッド層3と面一に形成されるとともに、幅方向両面および下面が、樹脂混合層23から形成されている。
また、コア層4の伝播方向両端部には、光源12(後述)および光計測器13(後述)が光学的に接続される。
保護層5は、必要により、アンダークラッド層3およびコア層4の上面をすべて被覆するように、平面視においてアンダークラッド層3と同じ形状の薄層として形成されている。
保護層5が形成されていると、例えば、サンプルが液状である場合に、サンプルによってコア層4が膨潤することを防止することができる。
オーバークラッド層6は、保護層5の上において、その外周がアンダークラッド層3の外周と平面視において略同一となるように、平面視矩形の枠形状に形成されている。
これにより、光導波路2は、アンダークラッド層3およびコア層4の上に形成される保護層5を底壁とし、オーバークラッド層6を側壁とする有底枠形状に形成されている。
サンプル配置部31は、比色センサ11(後述)によって分析されるサンプルを収容するために設けられ、検知部30に隣接するように配置されている。
より具体的には、サンプル配置部31は、コア層4の上側において、保護層5とオーバークラッド層6とで囲まれる部分として、区画されている。
なお、詳述しないが、比色センサセル1には、必要により、光導波路2を支持する支持部材(図示せず)を設けることができる。
図3は、図1に示す比色センサセルの製造方法を示す工程図である。
次いで、この比色センサセル1の製造方法について、図3を参照して説明する。
この方法では、まず、図3(a)に示すように、平板状の基板9を用意し、次いで、その基板9の上に、コア層4を形成する。
基板9は、例えば、シリコン、ガラスなどのセラミック材料、例えば、銅、アルミニウム、ステンレス、鉄合金などの金属材料、例えば、ポリイミド、ガラス−エポキシ、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの樹脂材料などから形成されている。好ましくは、セラミック材料から形成されている。基板9の厚みは、例えば、10〜5000μm、好ましくは、10〜1500μmである。
コア層4は、第2樹脂から形成されており、そのような第2樹脂としては、例えば、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、またはこれらのフッ素化変性体や重水素化変性体、さらには、フルオレン変性体などの樹脂材料が挙げられる。これら樹脂材料は、好ましくは、感光剤を配合して、感光性樹脂として用いられる。
コア層4を形成するには、例えば、上記した樹脂のワニス(樹脂溶液)を調製して、そのワニスを、上記した所定パターンで基板9の表面に塗布した後、乾燥し、必要により、加熱硬化させる。また、感光性樹脂が用いられる場合には、基板9の全面にワニスを塗布および乾燥し、フォトマスクを介して紫外線照射し、現像によりパターンとし、次いで、必要により、加熱硬化する。
加熱条件としては、加熱温度が、例えば、70〜250℃、好ましくは、70〜150℃であり、加熱時間が、例えば、10秒〜2時間、好ましくは、5分〜1時間である。
このようにして形成されるコア層4の厚みは、例えば、5〜100μmであり、幅は、例えば、5〜200μmである。
次いで、この方法では、図3(b)に示すように、基板9の上において、コア層4を被覆するとともに、第1樹脂と接触するコア層4の表層に第1樹脂を浸透させるように、第1樹脂を上記パターンで塗布および加熱する。
第1樹脂としては、例えば、上記と同様の樹脂材料から、コア層4の単一樹脂層22よりも屈折率が低くなるように調整された樹脂材料が挙げられる。
第1樹脂を基板9の上に塗布するには、例えば、上記した樹脂のワニス(樹脂溶液)を調製して、そのワニスを基板9の上に、例えば、キャスティング、スピンコータなどによって、コア層4を被覆するように塗布した後、乾燥する。次いで、第1樹脂がコア層4(第2樹脂)に浸透するように、加熱する。
加熱条件としては、加熱温度が、例えば、60〜150℃、好ましくは、100〜150℃であり、加熱時間が、例えば、1〜30分間である。
なお、感光性樹脂が用いられる場合には、次いで、紫外線照射する。このとき、必要により、フォトマスクを介して紫外線照射し、必要により、現像する。
次いで、この方法では、図3(c)に示すように、第1樹脂を、例えば、加熱により硬化させ、第1樹脂からなるアンダークラッド層3を形成する。このとき、コア層4として、コア層4のアンダークラッド層3と接触する表層に、第1樹脂が第2樹脂に浸透されている樹脂混合層23が形成されるとともに、樹脂混合層23に埋設される単一樹脂層22が形成される。
加熱条件としては、加熱温度が、例えば、70〜250℃、好ましくは、70〜150℃であり、加熱時間が、例えば、10秒〜2時間、好ましくは、5分〜1時間である。
このようにして形成されるアンダークラッド層3の、コア層4の表面からの厚みは、例えば、2〜500μmである。
なお、樹脂混合層23の、単一樹脂層22を囲んでいる各辺の厚み、および、単一樹脂層22の厚みは、特に制限されず、第2樹脂に対する第1樹脂の浸透の度合いなどにより、適宜決定される。
これにより、基板9に接触される下面において、アンダークラッド層3とコア層4とが面一に形成される。
なお、このようにして形成されるアンダークラッド層3の屈折率は、コア層4の単一樹脂層22の屈折率より低く設定されており、例えば、1.42以上、1.55未満である。
また、コア層4の単一樹脂層22の屈折率は、アンダークラッド層3の屈折率より高く設定されており、例えば、1.44以上、1.65以下である。
また、樹脂混合層23の屈折率は、通常、アンダークラッド層3の屈折率を超過し、単一樹脂層22の屈折率未満であり、具体的には、その積層方向において、アンダークラッド層3側から単一樹脂層22側に向けて、アンダークラッド層3の屈折率から単一樹脂層22の屈折率まで連続的に変化している。
次いで、この方法では、図3(d)に示すように、アンダークラッド層3およびコア層4から基板9を剥離させ、アンダークラッド層3およびコア層4を上下反転させる。
すると、アンダークラッド層3およびコア層4の基板9に接触されていた面が上面として露出される。
次いで、この方法では、図3(e)に示すように、アンダークラッド層3およびコア層4の上に保護層5を形成する。
保護層5を形成する材料としては、例えば、二酸化ケイ素、酸化アルミニウムなどが挙げられ、好ましくは、それらの材料から、コア層4よりも屈折率が低くなるように調整された材料が挙げられる。
保護層5を形成する方法としては、例えば、スパッタリング法、蒸着法などの方法が挙げられ、好ましくは、スパッタリング法が挙げられる。
このようにして形成される保護層5の厚みは、例えば、1〜100nm、好ましくは、5〜20nmである。また、保護層5の屈折率は、コア層4の屈折率より低く設定されており、例えば、1.25以上、1.55未満である。
次いで、この方法では、図3(f)に示すように、オーバークラッド層6を、保護層5の上に、上記したパターンで形成する。
オーバークラッド層6を形成する材料としては、例えば、シリコーンゴムや、上記したアンダークラッド層3と同様の樹脂材料(第1樹脂)などが挙げられる。
オーバークラッド層6を形成するには、例えば、別途、上記した材料から平面視矩形枠形状のシートを形成し、そのシートをオーバークラッド層6として、保護層5の上に積層する。
なお、オーバークラッド層6を形成するには、例えば、上記した樹脂のワニス(樹脂溶液)を調製して、そのワニスを、上記したパターンで保護層5の表面に塗布した後、乾燥させ、必要により硬化させることもできる。また、感光性樹脂が用いられる場合には、保護層5の全面にワニスを塗布し、乾燥後に、フォトマスクを介して露光し、必要により、露光後加熱した後、現像によりパターンとし、次いで、加熱することもできる。
このようにして形成されるオーバークラッド層6の厚みは、例えば、5〜200μm、好ましくは、25〜100μmである。また、オーバークラッド層6の屈折率は、コア層4の屈折率より低く設定されており、例えば、アンダークラッド層3の屈折率と同様に設定されている。なお、保護層5の屈折率がコア層4の屈折率より低い場合には、オーバークラッド層6の屈折率は、必ずしも、コア層4の屈折率より低くなくてもよい。
また、このようなオーバークラッド層6において、サンプル配置部31の大きさおよび形状は、特に限定されず、サンプルの種類や用途に応じて、適宜決定される。比色センサセル1の小型化を図る場合には、好ましくは、サンプル配置部31を小さく形成する。
このようにして、比色センサセル1を製造することができる。
このような比色センサセル1の製造方法によれば、コア層4に、第1樹脂が浸透された第2樹脂からなる樹脂混合層23を形成することができるため、サンプルの濃度や変化などを精度よく検出できる比色センサセル1を製造することができる。
そして、この比色センサセル1では、サンプル配置部31にサンプルが収容(配置)されることにより、サンプルは、サンプル配置部31において、オーバークラッド層6に取り囲まれ、コア層4(単一樹脂層22および樹脂混合層23)とサンプルとが接触される。
このような比色センサセル1によれば、サンプルの濃度や変化などを精度よく検出することができる。
つまり、このような比色センサセル1によれば、コア層4に、第1樹脂が浸透された第2樹脂からなる樹脂混合層23が形成されているため、サンプルの濃度や変化などを精度よく検出することができる。
図4は、本発明の比色センサの一実施形態を示す概略側断面図である。
次いで、比色センサセル1を備える比色センサ11について、図4を参照して説明する。
比色センサ11は、図4に示すように、光源12と、光計測器13と、上記した比色センサセル1とを備えている。
光源12は、例えば、白色光源、単色光光源などの公知の光源であって、光源側光コネクタ14を介して光源側光ファイバ15に接続され、この光源側光ファイバ15が、光源側光ファイバブロック16を介して比色センサセル1(コア層4)の伝播方向一方側端部に接続されている。
また、比色センサセル1(コア層4)の伝播方向他方側端部には、計測器側光ファイバブロック17を介して計測器側光ファイバ18が接続されており、この計測器側光ファイバ18は、計測器側光コネクタ19を介して光計測器13に接続されている。
光計測器13は、図示しないが、公知の演算処理装置に接続され、データの表示、蓄積および加工を可能としている。
また、このような比色センサ11において、比色センサセル1は、公知のセンサセル固定装置(図示せず)によって固定されている。センサセル固定装置(図示せず)は、所定方向(例えば、比色センサセル1の幅方向)に沿って移動可能とされており、これにより、比色センサセル1が任意の位置に配置されている。
また、光源側光ファイバ15は、光源側光ファイバ固定装置20に固定され、計測器側光ファイバ18は、計測器側光ファイバ固定装置21に固定されている。
光源側光ファイバ固定装置20および計測器側光ファイバ固定装置21は、公知の6軸移動ステージ(図示せず)の上に固定されており、光ファイバの伝播方向、幅方向(伝播方向と水平方向において直交する方向)および厚み方向(伝播方向と垂直方向において直交する方向)と、それら各方向(3方向)を軸とする回転方向(3方向)とに可動とされている。
このような比色センサ11によれば、光源12、光源側光ファイバ15、比色センサセル1(コア層4)、計測器側光ファイバ18および光計測器13を一軸上に配置することができ、これらを透過するように、光源12から光を導入することができる。
そして、この比色センサ11では、上記した比色センサセル1、つまり、コア層4に、第1樹脂が浸透された第2樹脂からなる樹脂混合層23が形成されている比色センサセル1が用いられるため、サンプルの濃度や変化などを精度よく検出することができる。
以下において、この比色センサ11の一使用態様について説明する。
この態様では、例えば、まず、図4に示す比色センサセル1のサンプル配置部31に、サンプルを収容(配置)し、サンプルとコア層4(単一樹脂層22および樹脂混合層23)とを接触させる。次いで、光源12から所定の光を、光源側光ファイバ15を介して比色センサセル1(コア層4)に導入する(図4に示す破線矢印L1参照)。
比色センサセル1(コア層4)に導入された光は、コア層4内において全反射を繰り返しながら、比色センサセル1(コア層4)を透過するとともに、一部の光がエバネッセント波としてコア層4から染み出し、コア層4の上面において、保護層5を介してサンプルに入射され、減衰される。
その後、比色センサセル1(コア層4)を透過した光は、計測器側光ファイバ18を介して光計測器13に導入される(図4に示す破線矢印L2参照)。
つまり、この比色センサ11において、光計測器13に導入される光は、コア層4においてサンプルが吸収した波長の光強度が減衰している。
サンプルが吸収する波長は、比色センサセル1に収容(配置)されたサンプルの色などに依存するため、光計測器13に導入される光の、光強度の減衰を検出することにより、サンプルの色や、その変化を検出することができる。
より具体的には、例えば、光源12として白色光源を用いる場合には、光計測器13によって、比色センサセル1の透過後に光強度が減衰する波長を計測し、その減衰する波長が変化したこと検出すれば、サンプルの色や、その変化を確認することができる。
また、例えば、光源12として単色光光源を用いる場合には、光計測器13によって、比色センサセル1の透過後における単色光の光強度の変化(減衰の度合い)を計測し、その減衰の度合いが変化したことを検出すれば、上記と同様に、サンプルの色や、その変化を確認することができる。
そのため、このような比色センサ11では、サンプルの色の変化に基づいて、例えば、サンプルの濃度の測定など、種々の化学分析に用いることができる。
より具体的には、例えば、サンプルが溶液である場合には、サンプル(溶液)の色は、溶液の濃度に依存するため、そのサンプル(溶液)を配置した比色センサ11において、サンプル(溶液)の色を検出すれば、そのサンプルの濃度を測定することができる。また、サンプル(溶液)の色が変化したことを検出すれば、サンプル(溶液)の濃度が変化したことを確認することができる。
また、サンプルとして、例えば、ガス(被検知ガス)、および、そのガスに反応して吸収スペクトルが変化(すなわち、色変化)する反応膜を用いる場合には、サンプル配置部31内のコア層4(単一樹脂層22および樹脂混合層23)に反応膜を接触させるように固定するとともに、サンプル配置部31内に、ガスを導入する。
このとき、反応膜は、被検知ガスと反応し、その濃度に依存して、色変化を生じる。つまり、反応膜の色は、被検知ガスの濃度に依存する。そのため、反応膜を配置した比色センサ11において、反応膜の色を検出すれば、被検知ガスの濃度を測定することができる。また、反応膜の色が変化したことを検出すれば、被検知ガスの濃度が変化したことを確認することができる。
そして、このような比色センサセル1、比色センサ11、および、比色センサセル1の製造方法によれば、簡易な構成により、検出感度の向上を図ることができる。
なお、上記した実施形態では、比色センサセル1には、コア層4を1つ形成したが、コア層4の数は、特に制限されず、互いに幅方向に間隔を隔てて、複数形成することもできる。
光導波路2が複数のコア層4を備える場合には、この比色センサセル1を備える比色センサ11により、サンプルを複数回同時に分析できるため、分析効率を向上することができる。
また、上記した実施形態では、コア層4を、略角柱形状に形成したが、コア層4の形状としては、特に制限されず、コア層4を、例えば、断面視略半円形状(半円柱形状)、断面視略凸形状(凸柱形状)など、任意の形状に形成することができる。
また、上記した実施形態では、比色センサセル1の上端部は開放されているが、比色センサセル1の上端部には、サンプル配置部31を被覆する蓋を設けることもできる。これによれば、測定中に、サンプルが外気に接触することを防止することができる。
また、サンプル配置部31を被覆する蓋に、サンプル配置部31内へサンプル(液状)を注入するための注入口と、サンプル配置部31からサンプルを排出するための排出口とを設け、サンプルを、注入口から注入し、サンプル配置部31内を通過させて、排出口から排出することもできる。これによれば、サンプル配置部31内にサンプルを流しながら、サンプルの物性を連続的に測定することができる。
以下に実施例および比較例を示し、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は、何ら実施例および比較例に限定されない。
製造例1(第1樹脂の製造)
ビスフェノキシエタノールフルオレングリシジルエーテル35質量部、脂環式エポキシ樹脂である3’,4’−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート40質量部、(3’,4’−エポキシシクロヘキサン)メチル−3’,4’−エポキシシクロヘキシルカルボキシレート25質量部および4,4’−ビス〔ジ(β−ヒドロキシエトキシ)フェニルスルフィニオ〕フェニルスルフィド−ビス−ヘキサフルオロアンチモネートの50質量%プロピオンカーボネート溶液2質量部を混合することにより、第1樹脂(非溶剤系の感光性エポキシ樹脂組成物)を調製した。
製造例2(第2樹脂の製造)
ビスフェノキシエクノールフルオレングリシジルエーテル70質量部、1,3,3−トリス{4−〔2−(3−オキセクニル)〕ブトキシフェニル}ブタン30質量部および4,4’−ビス〔ジ(β−ヒドロキシエトキシ)フェニルスルフィニオ〕フェニルスルフィド−ビス−ヘキサフルオロアンチモネートの50質量%プロピオンカーボネート溶液1質量部を乳酸エチルに溶解することにより、第2樹脂(感光性エポキシ樹脂組成物)を調製した。
実施例1
シリコン基板(基板)の上に、製造例2で得られた第2樹脂を用いて、厚み50μm、幅50μmの略角柱形状に塗布した後、70℃で10分加熱することにより溶剤を揮発させた。次に、フオトマスクを介して、紫外線照射し、さらに70℃で10分加熱して反応を完了させた。次に、γ−ブチロラクトンの現像液で現像し、厚み50μm、幅110μmの略角柱形状のコア層を形成した(図3(a)参照)。
次いで、製造例1で得られた第1樹脂を、コア層の表面(上面)からの厚みが100μmとなるように、コア層を披覆するように基板上に塗布し、140℃で20分加熱した。この加熱処理により、第1樹脂がコア層の表層の第2樹脂に浸透した(図3(b)参照)。
次いで、紫外線照射して、さらに120℃で10分加熱することにより反応を完了させた。これにより、アンダークラッド層を形成するとともに、コア層のアンダークラッド層と接触する表層に、第1樹脂が第2樹脂に浸透されている樹脂混合層を形成し、また、樹脂混合層に埋設される単一樹脂層を形成した(図3(c)参照)。
次いで、アンダークラッド層およびコア層からシリコン基板を剥離させ(図3(d)参照)、アンダークラッド層およびコア層を上下反転させた。
次いで、アンダークラッド層およびコア層の上に、スパッタリング法により、厚み10nmの二酸化ケイ素薄膜を保護層として形成した(図3(e)参照)。
別途、平面視においてシリコン基板と略同一形状であり、かつ、幅方向長さ1mm、伝播方向長さ12mmの開口部が形成されたシリコーンゴムシートを用意し、保護層に積層した。これにより、幅方向長さ1mm、伝播方向長さ12mmのサンプル配置部を区画した(図3(f)参照)。
このようにして、比色センサセルを得た。なお、アンダークラッド層の屈折率は、1.531、樹脂混合層の屈折率は、1.584であり、混合樹脂層の屈折率は、その積層方向において、アンダークラッド層側から単一樹脂層側に向けて、1.531から1.584に連続的に変化していた。
比較例1
140℃で20分加熱する工程を省略して、第1樹脂が第2樹脂(コア層の表層)に浸透しないようにした以外は、実施例1と同様にして、樹脂混合層を備えていない比色センサセルを得た。
評価
各実施例および各比較例により得られた比色センサセルを、比色センサ(図4参照)に固定した。
その後、比色センサセルのサンプル収容部に、サンプルとして、溶質の濃度に応じて色の濃度が異なる4種のローダミンB(別名:ベーシックバイオレット10)水溶液(濃度:1ng/mL(薄い赤色)、10ng/mL(やや薄い赤色)、100ng/mL(やや濃い赤色)、1000ng/mL(濃い赤色))、および、水(ローダミンB濃度0ng/mL)を50μL投入し、コア層の一端から波長555nmの光を入射し、他端から射出した光の強度を測定した。
そして、ローダミンB水溶液や水が無い状態での光の強度を100%とした場合の透過率(%)を求めた。その結果を、表1に示す。
Figure 2012107901
そして、ローダミンB水溶液の濃度をX軸、透過率をY軸として、それらの関係をXY座標にプロットした。その結果を、図5に示す。
結果
樹脂混合層を形成した実施例では、樹脂混合層を形成していない比較例に比べ、ローダミンB水溶液の濃度を精度よく検出することができた。
1 比色センサセル
2 光導波路
3 アンダークラッド層
4 コア層
6 オーバークラッド層
11 比色センサ
23 樹脂混合層
30 検知部
31 サンプル配置部

Claims (3)

  1. 検知部と、前記検知部に隣接するサンプル配置部とを備え、
    前記検知部は、第1樹脂からなるアンダークラッド層と、第2樹脂からなり、前記アンダークラッド層に被覆されるコア層とを備える光導波路を備え、
    前記コア層の前記アンダークラッド層と接触する表層に、前記第1樹脂が前記第2樹脂に浸透されている樹脂混合層が、形成されていることを特徴とする、比色センサセル。
  2. 請求項1に記載の比色センサセルを備えることを特徴とする比色センサ。
  3. 基板の上に、第2樹脂からなるコア層を所定パターンで形成する工程と、
    前記基板の上において、第1樹脂を、前記コア層を被覆するとともに、前記コア層の表層に前記第1樹脂を浸透させるように、塗布および加熱する工程と、
    前記第1樹脂を硬化させることにより、前記第1樹脂からなるアンダークラッド層を形成するとともに、前記コア層の前記アンダークラッド層と接触する表層に、前記第1樹脂が前記第2樹脂に浸透されている樹脂混合層を形成する工程と
    を備えることを特徴とする、比色センサセルの製造方法。
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