JP2012105842A - 脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具、脱色剤又は酸化染毛剤を備えた塗布具並びに毛髪の脱色又は染色方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具1は、脱色剤又は酸化染毛剤を毛髪に塗布するために用いられる塗布具である。塗布具1は、下端に底部2aを有し、上端に開口部2bを有し、かつ脱色剤又は酸化染毛剤を内部に収容するための容器2と、容器2の開口部2bに取り付けられる蓋3とを備える。蓋3は、ノズル12を少なくとも2個有する。ノズル12は、容器2中に収容された脱色剤又は酸化染毛剤が流れる流路12aを有する。蓋3が容器2の開口部2bに取り付けられた状態で、ノズル12は、容器2側に脱色剤又は酸化染毛剤を流路に流入させるための流入口12bと、容器2側とは反対側の先端に脱色剤又は酸化染毛剤を流路から流出させるための流出口12cとを有する。
【選択図】図1
Description
図1に、本発明の一実施形態に係る脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具を模式的に斜視図で示す。図2に、図1に示す塗布具1を部分的に正面図で示す。図3に、図1に示す塗布具1を部分的に側面図で示す。図4に、図1に示す塗布具を部分的に正面断面図で示す。
容器中に収容される脱色剤又は酸化染毛剤は、毛髪に塗布される。容器中に収容される脱色剤又は酸化染毛剤は、アルカリ剤を含む第1剤と、酸化剤を含む第2剤とを少なくとも備える混合前の多剤式の脱色剤又は酸化染毛剤を混合した混合剤であることが好ましい。混合前の多剤式の脱色剤又は酸化染毛剤が酸化染毛剤である場合には、上記第1剤は、アルカリ剤に加えて、酸化染料をさらに含む。混合された脱色剤又は酸化染毛剤が酸化染毛剤である場合には、該酸化染毛剤は、酸化染料を含む。以下、「混合前の多剤式の脱色剤又は酸化染毛剤」を「脱色剤又は酸化染毛剤X」と記載し、容器中に収容される「混合後の脱色剤又は酸化染毛剤」又は「毛髪に塗布される直前の脱色剤又は酸化染毛剤」を「脱色剤又は酸化染毛剤Y」と記載することがある。脱色剤又は酸化染毛剤Xは、混合されて混合剤として用いられる。
脱色剤又は酸化染毛剤Yは、アニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤の内の少なくとも1種の第1の界面活性剤成分(A)を含むことが好ましい。上記第1剤及び上記第2剤の内の少なくとも一方は、アニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤の内の少なくとも1種の第1の界面活性剤成分(A)を含むことが好ましい。脱色剤又は酸化染毛剤Yが第1の界面活性剤成分(A)を含むことにより、毛髪上でジェル状の脱色剤又は酸化染毛剤Yを良好に泡立てることができる。毛髪上でジェル状の脱色剤又は酸化染毛剤Yをより一層良好に泡立てる観点からは、第1剤及び第2剤がそれぞれ、アニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤の内の少なくとも1種の界面活性剤成分(A)を含むことが好ましい。第1の界面活性剤成分(A)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
脱色剤又は酸化染毛剤Yは、第2の界面活性成分(B)としてノニオン性界面活性剤を含むことが好ましい。上記第1剤及び上記第2剤の内の少なくとも一方は、第2の界面活性剤成分(B)としてノニオン性界面活性剤を含むことが好ましい。脱色剤又は酸化染毛剤Yが第1の界面活性成分(B)としてノニオン性界面活性剤を含むことにより、毛髪への塗布時に脱色剤又は酸化染毛剤Yの垂れ落ちを抑制することができ、かつ塗布された脱色剤又は酸化染毛剤Yの毛髪からの垂れ落ちも抑制することができる。さらに、脱色剤又は酸化染毛剤Yが第1の界面活性成分(B)としてノニオン性界面活性剤を含むことにより、ジェル状の脱色剤又は酸化染毛剤Yが毛髪に塗布された後に、毛髪に塗布されたジェル状の脱色剤又は酸化染毛剤Yを泡立てて泡状にすることができる。このようにジェル状の状態から、シャンプーするような要領で泡立てて泡状の状態にすることで、脱色剤又は酸化染毛剤Yを毛髪に均一に付着させることができる。このため、脱色又は染色後の毛髪に脱色むら又は染色むらを生じ難くすることができる。第2の界面活性剤成分(B)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
脱色剤又は酸化染毛剤Xの混合時に粘度を効果的に向上させ、脱色剤又は酸化染毛剤Yをより一層良好なジェルするために、脱色剤又は酸化染毛剤Yは、増粘性高分子(C)を含むことが好ましい。第1剤及び第2剤の内の少なくとも一方は、脱色剤又は酸化染毛剤Xの混合により脱色剤又は酸化染毛剤Yの粘度を上昇させる成分を含むことが好ましく、増粘性高分子(C)を含むことがより好ましい。増粘性高分子(C)は、多剤式の脱色剤又は酸化染毛剤Xの混合により脱色剤又は酸化染毛剤Yの粘度を上昇させる成分である。増粘性高分子(C)の使用により、ジェル状の脱色剤又は酸化染毛剤Yを毛髪に塗布する際に、ジェル状の脱色剤又は酸化染毛剤Yが垂れ落ちにくくなる。増粘性高分子(C)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
脱色剤又は酸化染毛剤Y並びに第1剤はそれぞれ、アルカリ剤を含む。アルカリ剤は特に限定されない。アルカリ剤として、従来公知のアルカリ剤が使用可能である。アルカリ剤は、無機アルカリ剤であってもよく、有機アルカリ剤であってもよい。アルカリ剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
脱色剤又は酸化染毛剤X,Yが酸化染毛剤である場合には、該酸化染毛剤並びに第1剤はそれぞれ、アルカリ剤に加えて、酸化染料をさらに含む。「酸化染料」は、自身の酸化重合により発色する酸化染料前駆体と、酸化染料前駆体との反応により種々の色に発色させるカップラーとの双方を意味する。酸化染料は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
脱色剤又は酸化染毛剤X,Yが酸化染毛剤である場合には、脱色剤又は酸化染毛剤Y並びに第1剤はそれぞれ、アルカリ剤及び酸化染料に加えて、還元剤をさらに含むことが好ましい。還元剤は、第1剤が大気暴露された際に酸化染料の発色を抑制する。
脱色剤又は酸化染毛剤Y並びに第2剤はそれぞれ、酸化剤を含む。酸化剤は特に限定されない。酸化剤として、従来公知の酸化剤が使用可能である。酸化剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
本発明に係る脱色剤又は酸化染毛剤を備えた塗布具は、上述した脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具と、脱色剤又は酸化染毛剤X又は脱色剤又は酸化染毛剤Yとを備える。脱色剤又は酸化染毛剤Yが備えられる場合には、該脱色剤又は酸化染毛剤Yは、混合された状態で、塗布具の上記容器の内部に収容されている。
本発明に係る毛髪の脱色又は染色方法では、脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具の上記容器中に、ジェル状である脱色剤又は酸化染毛剤Yを収容した状態にする工程と、脱色剤又は酸化染毛剤Yをジェル状である状態で、上記蓋の上記ノズルから吐出して、毛髪に塗布する工程と、毛髪に塗布されたジェル状の脱色剤又は酸化染毛剤Yを泡立てる工程とを備えることが好ましい。
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン(30質量%)(旭化成ケミカルズ社製「アミノサーファクト ACMT−L」)
ラウリル(2−ヒドロキシスルホプロピル)ジメチルベタイン(30質量%)(花王社製「アンヒトール 20HD」)
ラウリン酸アミドプロピルベタイン(30質量%)(新日本理化社製「リカビオン B−300」)
ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム(25質量%)(花王社製「エマール 125HP」)
ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル(25E.O.)(花王社製「エマルゲン 2025G」)
ポリオキシエチレンステアリルエーテル(20E.O.)(日光ケミカル社製「NIKKOL BS−20」)
ポリオキシエチレンベヘニルエーテル(20E.O.)(日光ケミカル社製「NIKKOL BB−20」)
塩化−O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース(東邦化学工業社製「カチナール HC−200」)
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体(40質量%)(オンデオナルコ社製「マーコート280」)
アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキル・ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル(30質量%)(ローム・アンド・ハース社製「アキュリン22」)
下記の表1,2に示す各成分を下記の表1,2に示す含有量で配合し、混合して、第1剤を得た。また、下記の表1,2に示す各成分を下記の表1,2に示す含有量で配合し、混合して、第2剤を得た。得られた第2剤は、図1に示す容器2(混合容器)に収容した。実施例1〜8及び参考例1〜5で得られた第1剤及び第2剤はいずれも、液状又はジェル状であった。
(評価)
(1)混合剤の性状(混合剤の粘度)
第1剤と第2剤との質量比(第1剤:第2剤)が1:2となるように、第2剤を含む容器2中に第1剤を入れ、図7に示す蓋51を取り付けて、均一になるまで混合し、混合剤を得た。
官能評価パネル20名がそれぞれ、第1剤と第2剤との質量比(第1剤:第2剤)が1:2となるように、第2剤を含む容器2中に第1剤を入れ、図7に示す蓋51を取り付けて、均一になるまで混合し、混合剤を得た。官能評価パネル20名がそれぞれ、蓋51を図1に示す蓋3に取り換えて、混合剤を蓋3のノズル12から吐出し、健常毛を有するウィッグ(レッスンマネキン:ユーカリジャパン社製)の毛の根元付近に混合剤を塗布した。
○○:20名中16名以上が、塗布時に混合剤の垂れ落ちがないと回答
○:20名中11〜15名が、塗布時に混合剤の垂れ落ちがないと回答
△:20名中6〜10名が、塗布時に混合剤の垂れ落ちがないと回答
×:20名中5名以下が、塗布時に混合剤の垂れ落ちがないと回答
上記(2)の評価の後、官能評価パネル20名がそれぞれ、毛の根元付近に塗布された混合剤を、シャンプーをする要領で泡立てようと試みた。
○○:20名中16名以上が、容易に泡立ち、起泡性に優れると回答
○:20名中11〜15名が、容易に泡立ち、起泡性に優れると回答
△:20名中6〜10名が、容易に泡立ち、起泡性に優れると回答
×:20名中5名以下が、容易に泡立ち、起泡性に優れるか回答(全く泡立たない場合も含む)
上記(3)の評価の後、官能評価パネル20名がそれぞれ、泡立ててから又は全く泡立たなかった場合には泡立てようとする作業をしてから30分間放置した。
○○:20名中16名以上が、放置中に毛髪からの混合剤の垂れ落ちがないと回答
○:20名中11〜15名が、放置中に毛髪からの混合剤の垂れ落ちがないと回答
△:20名中6〜10名が、放置中に毛髪からの混合剤の垂れ落ちがないと回答
×:20名中5名以下が、放置中に毛髪からの混合剤の垂れ落ちがないと回答
上記(4)の評価の後、官能評価パネル20名がそれぞれ、30分間放置後の混合剤を温水で洗い流した。次に、タオルドライ及びドライヤーによる温風乾燥を行った。
○○:20名中16名以上が、むらがなく、毛の根元まで均一に脱色又は染色されていると回答
○:20名中11〜15名が、むらがなく、毛の根元まで均一に脱色又は染色されていると回答
△:20名中6〜10名が、むらがなく、毛の根元まで均一に脱色又は染色されていると回答
×:20名中5名以下が、むらがなく、毛の根元まで均一に脱色又は染色されていると回答
下記の表3,4に示す各成分を下記の表3,4に示す含有量で配合し、混合して、第1剤を得た。また、下記の表3,4に示す各成分を下記の表3,4に示す含有量で配合し、混合して、第2剤を得た。得られた第2剤は、図1に示す容器2(混合容器)に収容した。実施例9〜15及び参考例6〜10で得られた第1剤及び第2剤はいずれも、液状又はジェル状であった。
実施例1〜8及び参考例1〜5と同様にして、(1)混合剤の性状(混合剤の粘度)を評価した。
キャンデリラロウ15.0質量%と、ミツロウ5.0質量%と、高融点マイクロクリスタリンワックス5.0質量%と、モノステアリン酸ソルビタン3.0質量%と、ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)3.0質量%と、流動パラフィン10.0質量%と、2−エチルヘキサン酸セチル5.0質量%と、ステアリン酸1.0質量%と、ステアリルアルコール1.0質量%と、カルボキシビニルポリマー0.1質量%と、水酸化ナトリウム0.3質量%と、精製46.6質量%とを含む組成物より形成されたヘアワックスを用意した。
上記(2A)の評価の後、官能評価パネル20名がそれぞれ、毛の根元付近に塗布された混合剤を、シャンプーをする要領で泡立てようと試みた。
上記(3A)の評価の後、官能評価パネル20名がそれぞれ、泡立ててから又は全く泡立たなかった場合には泡立てようとする作業をしてから30分間放置した。
上記(4A)の評価の後、官能評価パネル20名がそれぞれ、30分間放置後の混合剤を温水で洗い流した。次に、タオルドライ及びドライヤーによる温風乾燥を行った。
2…容器
2a…底部
2b…開口部
2c…筒部
2d…雄ねじ部
2e…滑り止め部
3…蓋
11…蓋本体
11a…筒部
11b…上壁部
11c…基端部
11d…雌ねじ部
11e…滑り止め部
12…ノズル
12a…流路
12b…流入口
12c…流出口
21〜27…蓋
21a〜27a…蓋本体
21b〜27b…ノズル
31〜33…蓋
31a〜33a…ノズル
31b〜33b…流路
51…蓋
51a…筒部
51b…上壁部
Claims (23)
- 脱色剤又は酸化染毛剤を毛髪に塗布するために用いられる塗布具であって、
下端に底部を有し、上端に開口部を有し、かつ脱色剤又は酸化染毛剤を内部に収容するための容器と、
前記容器の前記開口部に取り付けられる蓋とを備え、
前記蓋は、ノズルを少なくとも2個有し、
前記ノズルは、前記容器中に収容された脱色剤又は酸化染毛剤が流れる流路を有し、
前記蓋が前記容器の前記開口部に取り付けられた状態で、前記ノズルは、前記容器側に脱色剤又は酸化染毛剤が前記流路に流入する流入口と、前記容器側とは反対側の先端に脱色剤又は酸化染毛剤が前記流路から流出する流出口とを有する、脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具。 - 前記蓋が前記容器の前記開口部に取り付けられた状態で、前記容器を下側かつ前記蓋を上側となるように配置したときに、前記ノズルに設けられた前記流路は、下方から上方に向かってに延びている、請求項1に記載の脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具。
- 前記蓋が前記容器の前記開口部に取り付けられた状態で、前記ノズルに設けられた前記流路は、前記容器の中心線に対して略平行な方向に延びている、請求項1又は2に記載の脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具。
- 前記ノズルに設けられた前記流路が直線状に延びている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具。
- 前記ノズルの外形が略円錐台状である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具。
- 前記ノズルに設けられた前記流路が略円錐台状である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具。
- 前記ノズルの前記流出口の開口面積が、0.3mm2以上、3mm2以下である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具。
- 前記ノズルの前記流入口の開口面積が、前記ノズルの前記流出口の開口面積よりも大きい、請求項1〜7のいずれか1項に記載の脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具。
- 前記ノズルの前記流入口の開口面積が、前記ノズルの前記流出口の開口面積の10倍以上、40倍以下である、請求項8に記載の脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具。
- 隣り合う前記ノズルの先端間の隙間の距離が、4mm以上、20mm以下である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具。
- 前記蓋が、前記ノズルを少なくとも3個有し、
少なくとも3個の前記ノズルが、直線状に並んでいる、請求項1〜10のいずれか1項に記載の脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具。 - 前記容器中に収容された脱色剤又は酸化染毛剤を、ジェル状である状態で毛髪に塗布する用途に用いられる脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具である、請求項1〜11のいずれか1項に記載の脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具。
- 混合前の脱色剤又は酸化染毛剤を前記容器中で混合した後、混合された脱色剤又は酸化染毛剤を、ジェル状である状態で前記ノズルの前記流出口から吐出し、毛髪に塗布する用途に用いられる脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具である、請求項12に記載の脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具。
- 前記容器中に収容された脱色剤又は酸化染毛剤を、ジェル状である状態で毛髪に塗布し、毛髪に塗布された脱色剤又は酸化染毛剤を毛髪上で泡立てる用途に用いられる脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具である、請求項12又は13に記載の脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具。
- 請求項1〜14のいずれか1項に記載の脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具と、
脱色剤又は酸化染毛剤とを備え、
前記脱色剤又は酸化染毛剤が、アルカリ剤と酸化剤とを含み、
脱色剤又は酸化染毛剤が酸化染毛剤である場合には、該酸化染毛剤が酸化染料を含む、脱色剤又は酸化染毛剤を備えた塗布具。 - 前記脱色剤又は酸化染毛剤が、アニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤の内の少なくとも1種の界面活性剤成分と、増粘性高分子とをさらに含み、
前記脱色剤又は酸化染毛剤の混合時の性状がジェル状である、請求項15に記載の脱色剤又は酸化染毛剤を備えた塗布具。 - 前記脱色剤又は酸化染毛剤が、アニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤の内の少なくとも1種の第1の界面活性剤成分と、第2の界面活性剤成分としてノニオン性界面活性剤とをさらに含み、
前記脱色剤又は酸化染毛剤の混合時の性状がジェル状である、請求項15に記載の脱色剤又は酸化染毛剤を備えた塗布具。 - 前記脱色剤又は酸化染毛剤が、増粘性高分子をさらに含む、請求項17に記載の脱色剤又は酸化染毛剤を備えた塗布具。
- 前記脱色剤又は酸化染毛剤が、アルカリ剤を含む第1剤と、酸化剤を含む第2剤とを少なくとも有する混合前の多剤式の脱色剤又は酸化染毛剤である、請求項15〜18のいずれか1項に記載の脱色剤又は酸化染毛剤を備えた塗布具。
- 前記脱色剤又は酸化染毛剤が混合された状態で、塗布具の前記容器の内部に収容されている、請求項15〜18のいずれか1項に記載の脱色剤又は酸化染毛剤を備えた塗布具。
- 請求項1〜14のいずれか1項に記載の脱色剤又は酸化染毛剤の塗布具の前記容器中に、ジェル状である脱色剤又は酸化染毛剤を収容した状態にする工程と、
前記脱色剤又は酸化染毛剤をジェル状である状態で、前記蓋の前記ノズルから吐出して、毛髪に塗布する工程と、
毛髪に塗布されたジェル状の脱色剤又は酸化染毛剤を泡立てる工程とを備える、毛髪の脱色又は染色方法。 - ジェル状である脱色剤又は酸化染毛剤を収容した状態にする工程が、アルカリ剤を含む第1剤と、酸化剤を含む第2剤とを少なくとも有する混合前の多剤式の脱色剤又は酸化染毛剤を前記容器中で混合し、混合剤であるジェル状の脱色剤又は酸化染毛剤にする工程を含む、請求項21に記載の毛髪の脱色又は染色方法。
- 前記第1剤として液状又はジェル状の第1剤を用い、かつ前記第2剤として液状又はジェル状の第2剤を用いる、請求項22に記載の毛髪の脱色又は染色方法。
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