JP2012105485A - 電力変換装置 - Google Patents

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Koji Tokawa
康児 東川
Takeshi Higuchi
剛 樋口
Tomohiro Kawachi
智洋 川地
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Abstract

【課題】 直流電圧と交流電圧の双方向型電力変換装置では、高圧の中間直流部に大容量の電解コンデンサと電力容量の大きい放電抵抗が必要であり、装置が大きく、コストが高くなるという問題があった。
【解決手段】 切替スイッチ2と、チョッパリアクトル3と、4つの片方向スイッチS1〜S4をブリッジ接続した双方向コンバータ部を備え、切替スイッチ2で直流電源の正極をチョッパリアクトル3に接続すると、直流電源の直流電圧を双方向コンバータ部4により直接 交流電圧に変換し、切替スイッチ2で直流電源の負極をチョッパリアクトル3に接続すると、交流電圧を双方向コンバータ部4により直接 直流電圧に変換できる電力変換装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、直流と交流を双方向に変換する電力変換装置に関する。
従来の電力変換装置は、商用電源接続するか負荷に接続するかを切り替える切替スイッチと、チョークコイルとフィルタコンデンサで構成されたローパスフィルタと、充放電リアクトルと、4つの半導体スイッチ素子と4つダイオードで構成される双方向コンバータと、平滑コンデンサと、ダイオードと、半導体スイッチ素子と充電リアクトルと還流ダイオードとで構成される降圧チョッパと、直流電圧検出部と、直流電流検出部と、降圧チョッパに接続される蓄電デバイスとを備える。そして、蓄電デバイスを充電するときは、切替スイッチを切り替えて商用電源を接続し、双方向コンバータを昇圧チョッパとして動作させ、商用電圧を昇圧させ中間直流電圧に変換した上で、降圧チョッパで中間直流電圧を降圧して蓄電デバイスを充電する。また蓄電デバイスを放電するときは、切替スイッチを切り替えて負荷を接続し、蓄電デバイスの直流電圧をダイオードを介して直接双方向コンバータに入力して降圧チョッパをバイパスし、双方向コンバータで交流電圧に変換し、商用電源に供給する(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−084676号公報(第6頁、図1)
しかしながら、特許文献1に記載の電力変換装置では、充電動作時は、交流電源の交流を一旦コンバータ部で直流へ変換し、その直流を降圧チョッパで蓄電デバイスに適合する直流に降圧して変換していた。
このように中間直流部が必要となり、大容量の電解コンデンサと電力容量の大きい放電抵抗が必要であり装置が大きくなり、コストも高くなる問題があった。また、電解コンデンサは寿命品であり、定期的な部品交換が必要になるという問題があった。
そこで本発明は中間直流部を無くし大容量の電解コンデンサを必要とせずに、蓄電デバイスからの直流電圧を昇圧し、直接交流電圧に変換し負荷へ供給することができ、また、蓄電デバイスの電力が減少した場合には、交流電圧を降圧し、直接低圧直流電圧へと変換し蓄電デバイスを充電することができる小型で低コストかつ長寿命の双方向型の電力変換装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明の一の観点によれば、ブリッジ接続された4つの片方向スイッチを備え直流と交流を双方向に変換可能な双方向コンバータ部を備え、双方向コンバータ部の直流接続端の一端に一端を接続したチョッパリアクトルと、チョッパリアクトルの他端と双方向コンバータ部の直流接続端の他端を出力側に接続し、直流電源を入力側に接続し、入力二線と出力二線の接続関係を相互に切り替える切替スイッチと、切替スイッチの出力二線間の電圧を検出する直流電圧検出器と、双方向コンバータ部の交流接続端に並列に接続されたコンデンサと、双方向コンバータ部の交流接続端の電圧を検出する交流電圧検出器と、交流前記双方向コンバータに制御信号を出力する制御器と、を備え、
切替スイッチの状態を示す極性切替信号と、直流電圧検出器の検出した直流電圧検出値と、交流電圧指令と、交流電圧検出器の検出した交流電圧検出値と、第1の直流電圧指令とに基づき、双方向コンバータ部に制御信号を出力する制御器と、を備えた電力変換装置が適用される。
また、第一の観点において、制御器は、極性切替信号が、直流電源の正極がチョッパリアクトルに接続されたことを示すとき、直流電圧検出値と、交流電圧指令とを出力し、極性選択信号が、直流電源の負極がチョッパリアクトルに接続されたことを示すとき、交流電圧検出値と、直流電圧指令を出力するモード選択器と、モード選択器の出力が直流電圧検出値と、交流電圧指令とのとき、これらに基づき直流電源の直流電圧を交流電圧に変換する制御信号を生成し、モード選択器の出力が交流電圧検出値と、直流電圧指令とのとき、これらに基づき前記双方向コンバータ部の交流接続端に接続された交流電源の交流電圧を直流電圧に変換する制御信号を生成するPWM部と、を備えた電力変換装置とすることができる。
また、本発明の第二の観点によれば、ブリッジ接続された4つの片方向スイッチを備え直流と交流を双方向に変換可能な双方向コンバータ部を備え、双方向コンバータ部の直流接続端の一端に一端を接続したチョッパリアクトルと、チョッパリアクトルの他端と双方向コンバータ部の直流接続端の他端を出力側に接続し、蓄電デバイスを入力側に接続し、入力二線と出力二線の接続関係を相互に切り替える切替スイッチと、切替スイッチの出力二線間の電圧を検出する直流電圧検出器と、双方向コンバータ部の交流接続端に並列に接続されたコンデンサと、双方向コンバータ部の交流接続端の電圧を検出する交流電圧検出器と、交流前記双方向コンバータに制御信号を出力する制御器と、を備え、切替スイッチの状態を示す極性切替信号と、交流電圧指令と、交流電圧検出器の検出した交流電圧検出値と、第1の直流電圧指令とに基づき、双方向コンバータ部に制御信号を出力する制御器と、を備えた電力変換装置が適用される。
また上記第二の観点において、制御器は、極性切替信号が、直流電源の正極がチョッパリアクトルに接続されたことを示すとき、直流電圧検出値と、交流電圧指令とを出力し、極性選択信号が、直流電源の負極がチョッパリアクトルに接続されたことを示すとき、交流電圧検出値と、直流電圧指令を出力するモード選択器と、モード選択器の出力が直流電圧検出値と、交流電圧指令とのとき、これらに基づき蓄電デバイスの直流電圧を交流電圧に変換し蓄電デバイスを放電する制御信号を生成し、モード選択器の出力が交流電圧検出値と、直流電圧指令とのとき、これらに基づき双方向コンバータ部の交流接続端に接続された交流電源の交流電圧を直流電圧に変換し蓄電デバイスを充電する制御信号を生成するPWM部と、を備えた電力変換装置とすることができる。
また上記第二の観点において、双方向コンバータ部の直流接続端の電流を検出する直流電流検出器をさらに備え、制御器は、直流電圧検出値から充電電流指令を出力する充電電流設定器と、充電電流設定器の出力と直流電流検出器の出力である直流電流検出値が入力される電流制御器と、電流制御器の出力と直流電圧検出器を加算する加算器と、をさらに備え、モード選択部は、極性選択信号が、蓄電デバイスの負極がチョッパリアクトルに接続されたことを示すとき、交流電圧検出値と、加算器の出力とに基づき、双方向コンバータ部の交流接続端に接続された交流電源の交流電圧を直流電圧に変換し蓄電デバイスを充電する制御信号を生成する電力変換装置とすることができる。
また、第一または第二の観点において、PWM部は、極性切替信号が、直流電源の正極がチョッパリアクトルに接続されたことを示すとき、交流電圧指令が直流電圧検出値以上のとき、直流電源の直流電圧を昇圧して交流電圧に変換する制御信号を生成し、交流電圧指令が直流電圧検出値未満のとき、正負の値をもつダイポーラパルスを交流側に出力する制御信号を生成する電力変換装置とすることができる。
また、第一または第二の観点において、PWM部は、極性切替信号が、直流電源の負極がチョッパリアクトルに接続されたことを示すとき、第1の直流電圧指令が交流電圧検出値以下のとき、交流電源の交流電圧を降圧して直流電圧に変換する制御信号を生成し、第1の直流電圧指令が交流電圧検出値を超えるとき、ゼロである直流電圧を直流側に出力する制御信号を生成する電力変換装置とすることができる。
また、第一または第二の観点において、PWM部は、第1の直流電圧指令が交流電圧検出値以下のとき、第1の直流電圧指令を増加して第2の直流電圧指令を生成し、直流側に出力される直流電圧の時間平均値を、第1の直流電圧指令に一致させる電力変換装置とすることができる。
また、上記第一または第二の観点において、片方向スイッチは、半導体スイッチ素子とダイオードを直列接続して構成される電力変換装置とすることができる。
さらに、上記第一または第二の観点において、片方向スイッチは逆阻止型自己消弧素子である電力変換装置とすることができる。
本発明によると、従来必要であった中間直流部が無くなり、コンデンサは交流回路にのみ設けられ、大型で大容量の電解コンデンサを使うことのない、小型、低コスト、長寿命の双方向型の電力変換装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態における電力変換装置のブロック図 同実施形態に係る電力変換装置の双方向コンバータ部へのゲート信号の動作説明図(その1) 同実施形態に係る電力変換装置の制御器ブロック図 同実施形態に係る電力変換装置の双方向コンバータ部へのゲート信号の動作説明図(その2) 同実施形態に係る交流電源の交流電圧と直流電圧指令の波形図 本発明の第2実施形態における電力変換装置のブロック図 同実施形態に係る電力変換装置の充電動作時の制御器ブロック図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、同一の構成については同一の符号を付することにより、重複説明を適宜省略する。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態を示す電力変換装置のブロック図である。同図において、ユーザによって操作される切替スイッチ2は二つのC接点と、C接点の切替状態に応じて開閉する補助接点を備えている。
切替スイッチ2の第1のC接点の第1端は、直流端子1の端子Pに接続される。切替スイッチ2の第1のC接点の第2端Aは、チョッパリアクトル3の一端と接続され、チョッパリアクトル3の他端は双方向コンバータ部4に接続されている。直流端子1の端子Nは、切替スイッチ2の第2のC接点の第1端に接続され、この第2のC接点の第2端Aは、双方向コンバータ部4に接続される。切替スイッチ2の第1のC接点の第3端Bは第2のC接点の第2端Aと接続され、また切替スイッチ2の第2のC接点の第3端Bは第1のC接点の第2端Aと接続されている。そして、この切替スイッチ2は、第1のC接点の第1端と第2端A間が閉でありかつ第2のC接点の第1端と第2端A間が閉である状態(状態A)と、第1のC接点の第1端と第3端B間が閉でありかつ第2のC接点の第1端と第3端B間が閉である状態(状態B)と、を切替える。切替スイッチ2の補助接点はこの切替状態に応じて、例えば本実施形態においては、状態Aであれば閉、状態Bであれば開となり、直接制御器15に直接接続されることにより、開閉状態は極性選択信号Sdcとして制御器5に入力される。
双方向コンバータ部4は、交流端子14の端子Rおよび端子Sと直接接続されている。また、双方向コンバータ部4の交流端子14側にはコンデンサ5が並列に接続されている。なお、双方向コンバータ部4は、半導体スイッチ素子(S1〜S4)とダイオード(D1〜D4)の直列回路を備える4つの片方向スイッチ(6〜9)をブリッジ接続して構成されている。 片方向スイッチ6のダイオードD1は、チョッパリアクトル3の他端に接続され、半導体スイッチ素子S1は、交流端子14の端子Rに接続される。片方向スイッチ7のダイオードD2は、片方向スイッチ6の半導体スイッチS1に接続され、半導体スイッチ素子S2は、切替スイッチ2の第1のC接点の第3端Bと第2のC接点の第2端Aとの接続点に接続される。片方向スイッチ8のダイオードD3は、片方向スイッチ6のダイオードD1に接続され、半導体スイッチ素子S3は交流端子14の端子Sに接続される。片方向スイッチ9のダイオードD4は、片方向スイッチ8の半導体スイッチ素子S3に接続され、半導体スイッチ素子S4は、双方向スイッチ7の半導体スイッチ素子S2に接続されている。また、コンデンサ5は、片方向スイッチ6の半導体スイッチ素子S1と片方向スイッチ7のダイオードD2との接続点と、片方向スイッチ8の半導体スイッチ素子S3と片方向スイッチ9のダイオードD4との接続点との間に接続されている。
なお、双方向コンバータ部4を制御するために、チョッパリアクトル3の一端と、切替スイッチ2の第1のC接点の第3端Bと第2のC接点の第2端Aとの接続点と、の間には直流電圧検出器11が接続され、その出力は制御器15に接続されている。また、交流端子14の両端には交流電圧検出器13が接続され、その出力は制御器15に接続されている。制御器15は双方向コンバータ部4の片方向スイッチ6〜9にゲート信号を出力することにより、双方向コンバータ部4を制御する。制御器15の詳細は後述する。なお、ゲート信号は本発明の「制御信号」の一例である。
次に、本発明の電力変換装置の動作、すなわち直流電圧と交流電圧の直接変換の動作概要について説明する。本電力変換装置には、直流端子1から入力される直流電圧を交流電圧に変換して交流端子14に出力する動作モード(以下、直流/交流モードと記載する)と、交流端子14から入力される交流電圧を直流電圧に変換して直流端子1に出力する動作モード(以下、交流/直流モードと記載する)の二つがあり、切替スイッチ2で直流端子1の接続状態を直流/交流モード時と交流/直流モード時で切替え、この切替えに応じて制御器15によるゲート信号生成方法を切替えることで、動作モードに関係無く4つの半導体スイッチ素子で構成できる。また、直流端子1には図示しない直流電源又は負荷が接続され、交流端子14には同じく図示しない交流電源又は負荷が接続される。直流/交流モードでは、直流電源又は回生運転する負荷から直流電力が直流端子1から入力され、本電力変換装置で交流電力に変換され、交流端子14から交流電源又は負荷に出力される。また交流/直流モードでは、交流電源又は回生運転される負荷から交流電力が交流端子14から入力され、本電力変換装置で直流電力に変換され、直流端子1から直流電源又は負荷に出力される。
以下に本発明の電力変換器の動作の詳細を、図2から図5に基づき動作モード別に説明する。
まず、直流/交流モードでの動作について説明する。直流/交流モード時は、ユーザの操作により、切替スイッチ2の二つのC接点の第一端と第二端Aの間が共に閉となる状態に切替えられる。その結果切替スイッチ2の補助接点は閉となり、極性選択信号このときSdcはオンになるものとする。制御器15は半導体スイッチ素子S1からS4に制御周期Ts毎にゲート信号を送出し、図2(A)に示す定周期動作が行われる。この定周期動作には交流端子14からの出力電圧の指令である交流電圧指令Vacrの絶対値が直流電圧検出器11の出力である直流電圧検出値Vdcを超える場合と、交流電圧指令Vacrの絶対値が直流電圧検出値Vdc以下の場合とがある。
まず前者の場合の昇圧動作を、交流端子14の電位がR>Sの場合と、交流端子14の電位がR<Sの場合と、交流端子14の電位がR=Sの場合とに分けて、順次説明する。
直流/交流モードにおいては、制御器15は、図1に示す極性選択信号Sdcがオンのとき、交流電圧指令Vacrと直流電圧検出値Vdcに基づき、ゲート信号を生成する。交流電圧指令Vacrは図示しない演算器で演算されて与えられる。この図示しない演算器は、まず負荷あるいは交流電源の特性に従い電圧値Vrms、周波数Fを演算し、続いてこれら二つの値に基づき交流電圧指令Vacrを瞬時値として演算する。この演算器は制御器15の外部にある場合と、制御器15の内部にある場合が考えられるが、交流電圧指令Vacrさえ与えられれば本発明は実施できるので、どちらでもあっても良い。本実施例では、制御器15の外部にあるものとする。交流電動機を負荷としたときの可変電圧可変周波数指令がこの交流電圧指令Vacrの一例である。制御器15はあらかじめ決められた制御周期Tsの間にゲート信号を更新するが、半導体スイッチ素子S1〜S6のターンオン時間の最大値をTmaxとすると、本実施形態において、交流電圧指令Vacrの絶対値が直流電圧検出値Vdc以上で昇圧を行う場合の、厳密な条件は、|Vacr|≧Vdcではなく、|Vacr|>Ts・Vdc/(Ts−Tmax)となる。その理由については後述する。
A−1)交流端子14の電位がR>Sの場合(交流電圧指令Vacrが正の場合)
半導体スイッチ素子S1とS2をオンすることで、直流端子1の端子P→チョッパリアクトル3→片方向スイッチ6(D1,S2)→片方向スイッチ7(D2,S2)→直流端子1の端子Nの経路に電流が流れチョッパリアクトル3にエネルギーを蓄積させる(図2(A)の区間a)。尚本区間の直前の区間(図2(A)の区間c)では半導体スイッチ素子S4がオンしているが、この区間の最初にオフする。
次に、半導体スイッチ素子S4をオンする。ここではダイオードD4は逆バイアス状態であるため導通せず電流経路も変わらない。(図2(A)の区間b)
次に、半導体スイッチS2をオフする。するとダイオードD4がオンとなり、チョッパリアクトル3を電流源として、直流端子1の端子P→チョッパリアクトル3→片方向スイッチ6(D1,S1)→コンデンサ5→片方向スイッチ9(D4,S4)→直流端子1の端子Nの経路に電流が流れ、チョッパリアクトル3のエネルギーがコンデンサ5に放出される。(図2(A)の区間c)
A−2)交流端子14の電位がR<Sの場合(交流電圧指令Vacrが負の場合)
半導体スイッチ素子S3とS4をオンすることで、直流端子1の端子P→チョッパリアクトル3→片方向スイッチ8(D3,S3)→片方向スイッチ9(D4,S4)→直流端子1の端子Nの経路に電流が流れチョッパリアクトル3にエネルギーを蓄積させる(図2(A)の区間a)。尚本区間の直前の区間(図2(A)の区間c)では半導体スイッチ素子S2がオンしているが、この区間の最初にオフする。
次に、半導体スイッチS2をオンする。ここではダイオードD2は逆バイアス状態であるため導通せず電流経路も変わらない。(図2(A)の区間b)
次に、S4をオフする。するとD2がオンとなり、チョッパリアクトル3を電流源として、直流端子1の端子P→チョッパリアクトル3→片方向スイッチ8(D3,S3)→コンデンサ5→片方向スイッチ7(D2,S2)→直流端子1の端子Nの経路に電流が流れ、チョッパリアクトル3のエネルギーがコンデンサ5に放出される。(図2(A)の区間c)
A−3)交流端子14の電位がR=Sの場合(交流電圧指令Vacrがゼロの場合)
直前の制御周期Tsにおいて、図2(A)の区間cの状態を継続する。すなわち、直前の制御周期Tsにおける交流端子14の電位の状態がA−1の状態であれば、半導体スイッチ素子S1とS4のみオンの状態を継続し、制御周期Tsの間保持する。また、直前の制御周期Tsにおける交流端子14の電位の状態がA−2の状態であれば、半導体スイッチ素子S2とS3のみオンの状態を継続し、制御周期Tsの間保持する。
以上のように、交流電圧指令Vacrの絶対値が直流電圧検出値Vdc以上である場合、制御器15は交流電圧指令Vacrの正、負およびゼロによって、半導体スイッチ素子S1,S2,S3,S4のオンオフ状態および時間を変化させながら、直流電源の直流電圧を直接、直流電圧より振幅の大きい交流電圧に変換して交流端子14に出力している。
次に、制御器15の詳細について、図3に基づいて説明する。図3は本発明の第1実施形態における電力変換装置の放電動作時の制御器ブロック図である。制御器15は、モード選択部21とPWM部22とから構成される。その動作は次のとおりである。交流電圧指令Vacr、直流電圧指令Vdcr、直流電圧検出器11の出力である直流電圧検出値Vdc、交流電圧検出器13の出力である交流電圧検出値Vac、および極性選択信号Sdcは全てモード選択部21に入力される。モード選択部21は、極性選択信号Sdcがオンのとき、交流電圧指令Vacrと直流電圧検出値Vdcを選択して、PWM部22に出力する。PWM部22は、交流電圧指令Vacrと直流電圧検出値Vdcに基づき、双方向コンバータ部4を構成する片方向スイッチ6〜9のゲート信号を生成する。
PWM部22は、昇圧チョッパの制御原理に準じて片方向スイッチ6〜9のゲート信号を生成する。ゲート信号生成の原理について説明する。図2に示すとおり、PWM部22はあらかじめ決められた制御周期でゲート信号を更新するが、その制御周期をTs、図2(A)の区間a、b、cの継続時間を各々Ta、Tb、Tcとすると、これらの時間の定義から式(1)が成り立つ。
Ts=Ta+Tb+Tc ・・・(1)
昇圧チョッパの原理に従い、出力端子14の電位の大小関係(R>S又はR<S)に関わらず、チョッパリアクトル3に蓄積されたエネルギーを放出する区間である区間cの継続時間Tcは式(2)にて決定される。
|Vacr|/Vdc=Ts/Tc ・・・(2)
また、TaおよびTbの決定の仕方の一例として、半導体スイッチ素子S1〜S6のターンオン時間の最大値Tmaxと、Ts−Tc−Tmaxより小さい任意の正の値αとを用いて式(3)により、区間bの継続時間Tbを決定する。
Tb=α ・・・(3)
αを前述の条件で定めると、この条件に式(1)と式(3)を用いることにより、Ta>Tmaxとなり、区間aにおいて、半導体スイッチS1〜S4は確実にオンとなる。尚、区間bについては、この区間で電流の流れを変えるようなものでなく、区間bでオン信号を入力した半導体スイッチが、次の区間cでオンしてもかまわないので、Tb>Tmaxである必要はない。また区間cは当然Tc>Tmaxでなければならないが、これについては、交流電圧指令Vacrの絶対値が、式(2)からTs・Vdc/Tmaxであることを意味し、それを超える電圧は出力できないことを意味するが、通常はTsに対しTmaxは十分小さいので実用上問題は無い。式(2)および式(3)により区間bの継続時間Tbおよび区間cの継続時間Tcが求まるので、式(1)を用いて区間aの継続時間Taを決定することができる。また昇圧動作となる条件を前述のとおり、|Vacr|>Ts・Vdc/(Ts−Tmax)としているので、式(2)で定まるTcはTs−Tmaxより小さな値となり、Ts−Tc−Tmaxより小さい任意の正の値であるαを定めることができる。
以上の原理によりPWM部22は、式(1)〜式(3)により各区間の継続時間Ta、Tb、Tcを決定する。さらにPWM部22は、交流電圧指令Vacrの正負(R>S又はR<S)により、直流電圧検出値Vdcに基づいて、図2(A)に示したオンオフパターンで各半導体スイッチS1〜S4をオンオフするゲート信号を生成する。
制御器15がこのように動作することにより、半導体スイッチ素子S1,S2,S3,S4のオンオフ時間を変えながらチョッパリアクアトル3と双方向コンバータ部4を昇圧動作させることで、直流電圧を直接交流電圧に変換することができる。
次に交流電圧指令Vacrの絶対値が直流電圧検出値Vdc以下で、降圧動作を行う場合を説明する。この場合の厳密な条件は、|Vacr|≦Ts・Vdc/(Ts−2・Tmax)となる。この場合、図4に一例を示すように、制御周期Ts毎に、正極性の矩形波状電圧と、負極性の矩形波状電圧を交互に切り替えて交流端子14に出力するダイポーラパルス波形となるようにスイッチングし、正極性矩形波状電圧と負極性矩形波状電圧の大きさを変化させることで、時間平均値として直流電源の直流電圧よりも低い交流電圧を出力する。正極性矩形波状電圧の出力のためのスイッチングは上記A−1に、また負極性矩形波状電圧の出力のためのスイッチングは上記A−2に準じたものになるが、両者を交互に出力するため、最初にオフする半導体スイッチ素子が異なり、それぞれ以下で説明するA−1’、A−2となる。
A−1’)正極性矩形波状電圧の出力
半導体スイッチ素子S1とS2をオンすることで、直流端子1の端子P→チョッパリアクトル3→片方向スイッチ6(D1,S2)→片方向スイッチ7(D2,S2)→直流端子1の端子Nの経路に電流が流れチョッパリアクトル3にエネルギーを蓄積させる(図2(A)の区間a)。尚本区間の直前の区間(図2(A)の区間c)では半導体スイッチ素子S3がオンしているが、この区間の最初にオフする。
次に、半導体スイッチ素子S4をオンする。ここではダイオードD4は逆バイアス状態であるため導通せず電流経路も変わらない。(図2(A)の区間b)
次に、半導体スイッチS2をオフする。するとダイオードD4がオンとなり、チョッパリアクトル3を電流源として、直流端子1の端子P→チョッパリアクトル3→片方向スイッチ6(D1,S1)→コンデンサ5→片方向スイッチ9(D4,S4)→直流端子1の端子Nの経路に電流が流れ、チョッパリアクトル3のエネルギーがコンデンサ5に放出される。(図2(A)の区間c)
A−2’)負極性矩形波状電圧の出力
半導体スイッチ素子S3とS4をオンすることで、直流端子1の端子P→チョッパリアクトル3→片方向スイッチ8(D3,S3)→片方向スイッチ9(D4,S4)→直流端子1の端子Nの経路に電流が流れチョッパリアクトル3にエネルギーを蓄積させる(図2(A)の区間a)。尚本区間の直前の区間(図2(A)の区間c)では半導体スイッチ素子S2がオンしているが、この区間の最初にオフする。
次に、半導体スイッチS2をオンする。ここではダイオードD2は逆バイアス状態であるため導通せず電流経路も変わらない。(図2(A)の区間b)
次に、S4をオフする。するとD2がオンとなり、チョッパリアクトル3を電流源として、直流端子1の端子P→チョッパリアクトル3→片方向スイッチ8(D3,S3)→コンデンサ5→片方向スイッチ7(D2,S2)→直流端子1の端子Nの経路に電流が流れ、チョッパリアクトル3のエネルギーがコンデンサ5に放出される。(図2(A)の区間c)
図4を実施するための制御器15の動作の一例は以下のとおりである。図4(A)の場合を例にとると、正極性矩形波状電圧の大きさ(パルスの高さ)をVp、負側パルスの電圧の大きさ(パルスの高さ)をVnとすると、出力される電圧の平均値Vmeanは、Vp−Vnとなる。Vpは交流端子14に出力される正極性矩形波状電圧の大きさであるから、つまりは交流電圧指令Vacrの絶対値に等しい。従って例えばVpを常にVdcの2.5倍となるように定めれば、式(2)において|Vacr|=Vp=2.5Vdcとすることにより、Vpを出力するためのTc、さらには式(3)および式(1)により、Vpを出力するためのTa、Tbを定める。同様にしてVnは交流端子14に出力される負極性矩形波上電圧の大きさでやはり交流電圧指令Vacrの絶対値に等しいので、VnをVdcのβ倍の値とし、Vpと同様に式(1)から式(3)により、このVnを出力するためのTa、Tb、Tcを定める。そして、βの値を2.5-Ts/(Ts-2・Tmax)から2.5の値とすれば、出力される電圧の平均値Vmeanは0〜Ts・Vdc/(Ts−2・Tmax)の間で変化させることができ、所望の出力電圧が得られることになる。
図4(B)の場合は、VpとVnが同じ値となるようにすればよく、また図4(C)の場合は、図4(A)の場合におけるVpの出力方法をVnの出力方法に適用し、Vnの出力方法をVpの出力方法に適用することにより、全く同様に実施することができる。
次に、交流/直流モードでの動作について説明する。交流/直流モード時は、ユーザの操作により、切替スイッチ2の二つのC接点の第一端と第三端Bの間が共に閉となる状態に切替えられる。その結果切替スイッチ2の補助接点は開となり、極性選択信号Sdcはオフとなる。このとき制御器15から半導体スイッチ素子S1からS4に送出されるゲート信号により、図2(B)に示すように制御周期Tsによる毎に定周期動作が行われる。
尚、このモードの運転は、直流端子1に出力される電圧が交流電源の電圧実効値未満である場合に限られる。
交流/直流モードにおいては、制御器15は、図1に示す極性選択信号Sdcがオフのとき、直流電圧指令Vdcrと交流電圧検出器13の出力である交流電圧検出値Vacに基づき、ゲート信号を制御周期Tsの間に生成する。直流電圧指令Vdcrは、図示しない演算器で負荷あるいは直流電源の特性に従い演算されて与えられる。直流/交流モードと同様この演算器は制御器15の内部にあっても外部にあっても良いが、本実施例では制御器15の外部にあるものとして説明する。この直流電圧指令Vdcrは、「第1の直流電圧指令」の一例である。また直流電動機を負荷としたときの可変電圧指令や直流動作コントローラ等を負荷としたときの定電圧指令がこの直流電圧指令Vdcrの一例である。
直流電圧指令Vdcrが交流電源の電圧実効値未満の場合においても、交流電源の電圧1周期の間に、直流電圧指令Vdcrが交流電圧検出値Vacの絶対値を超える時と、直流電圧指令Vdcrが交流電圧検出値Vacの絶対値以下の時とがある。まず後者における降圧動作を交流端子14の電位がR>Sの場合と、交流端子14の電位がR<Sの場合と、R=Sの場合に分けて、順次説明する。
B−1)交流端子14の電位がR>Sの場合(交流電圧検出値Vacが正の場合)
半導体スイッチ素子S2とS3のみをオンすることで、交流端子14の端子R→片方向スイッチ7(D2,S2)→直流端子1のP端子→負荷又は直流電源→直流端子1のN端子→チョッパリアクトル3→片方向スイッチ8(D3,S3))→交流端子14の端子Sの径路に電流が流れる。(図2(B)の区間a)
次に、S1をオンする。ここではD1は逆バイアス状態であるため導通せず電流経路も変わらない。(図2(B)の区間b)
次に、S3をオフする。するとD1がオンとなり、チョッパリアクトル3を電流源として、チョッパリアクトル3→片方向スイッチ6(D1,S1)→片方向スイッチ7(D2,S2)→直流端子1のP端子→負荷又は直流電源→直流端子1のN端子→チョッパリアクトル3の径路に電流が流れる。(図2(B)の区間c)
B−2)交流端子14の電位がR<Sの場合(交流電圧検出値Vacが負の場合)
半導体スイッチ素子S1とS4のみをオンすることで、交流端子14の端子S→片方向スイッチ9(D4,S4)→直流端子1のP端子→負荷又は直流電源→直流端子1のN端子→チョッパリアクトル3→片方向スイッチ6(D1,S1)→交流端子14の端子Rの径路に電流が流れる。(図2(B)の区間a)
次に、S3をオンする。ここではD3は逆バイアス状態であるため導通せず電流経路も変わらない。(図2(B)の区間b)
次に、S1をオフする。するとD3がオンとなり、チョッパリアクトル3を電流源として、チョッパリアクトル3→片方向スイッチ8(D3,S3)→片方向スイッチ9(D4,S4)→直流端子1のP端子→負荷又は直流電源→直流端子1のN端子→チョッパリアクトル3の径路に電流が流れる。(図2(B)の区間c)
B−3)交流端子14の電位がR=Sの場合(交流電圧検出値Vacがゼロの場合)
この場合は、後述する直流電圧指令Vdcrが交流電圧検出値Vacの絶対値を超える時と同じ動作を行う。従って詳細の説明は後述の説明に譲りここでは説明しない。
以上述べたように、直流電圧指令Vdcrが交流電圧検出値Vacの絶対値以下の時、制御器15は交流電圧検出値Vacに基づき、半導体スイッチ素子S1,S2,S3,S4のオンオフ時間を変化させながら繰り返すことにより、交流電源の交流電圧を直接、直流電圧に変換して直流端子1に出力している。
次に、直流電圧指令Vdcrが交流電圧検出値Vacの絶対値を超える時の昇圧動作について説明する。交流端子14の電位がR=Sの場合は後述のゼロクロス点であり、必ずこの場合に相当する。この場合は前述のとおり昇圧動作ができないことから、本実施例では常にゼロである直流電圧を出力するものとする。零である直流電圧を出力することは出力すべき電圧を出力していないことになるので、出力される直流電圧の時間平均値が直流電圧指令Vdcrより小さくなる。これを防止するためには、前述の直流電圧指令Vdcが交流電圧検出値Vacの絶対値以下の場合の、直流電圧指令Vdcrを増加させれば良いがこの方法については後述する。
直流電圧指令Vdcrが交流電圧検出値Vacの絶対値を超える状態は、図5に示すとおり、交流電圧検出値Vacのゼロクロス点の前後において発生する。これには二つの場合があり、交流電圧検出値Vacが正の値のときにこの状態が始まる場合(図5の区間d)と、交流電圧検出値Vacが負の値のときにこの状態が始まる場合(図5の区間e)とである。以下では、直流電圧指令Vdcrが交流電圧検出値Vacの絶対値以下となる時の動作を、この二つの場合に分けて説明する。
B−4)交流電圧検出値Vacが正の値のときに始まる場合
この場合、前述したB−1の場合の図2(B)区間cでの半導体スイッチ素子S1〜S4のオンオフ状態を継続し、保持する。すなわち半導体スイッチ素子S1およびS2をオンする。この状態では、直流出力端子1の端子Pは片方向スイッチ7(D2,S2)を介して交流端子14のR端子に接続され、直流端子1の端子Nはチョッパリアクトル3、片方向スイッチ6(D1,S1)を介して交流端子14のR端子に接続される。直流端子1の端子Pおよび端子Nがともに、交流端子14のR端子に接続されることにより、両端子は交流電源の同じ極に接続されるため、直流端子1に出力される電圧はゼロとなる。
B−5)交流電圧検出値Vacが負の値のときに始まる場合
この場合、前述したB−2の場合の図2(B)区間cでの半導体スイッチ素子S1〜S4のオンオフ状態を継続し、保持する。すなわち半導体スイッチ素子S3およびS4をオンする。この状態では、直流端子1の端子Pは片方向スイッチ9(D4,S4)を介して交流端子14のS端子に接続され、直流端子1の端子Nはチョッパリアクトル3、片方向スイッチ8(D3,S3)を介して交流端子14のS端子に接続される。直流端子1の端子Pおよび端子Nが、ともに交流端子14のS端子に接続されることにより、両端子は交流電源の同じ極に接続されるため、直流端子1に出力される電圧はゼロとなる。
次に、制御器15の詳細について、図3に基づいて説明する。モード選択部21は、極性選択信号Sdcがオフのとき、直流電圧指令Vdcrと交流電圧検出器13の出力である交流電圧検出値Vacを選択して、PWM部22に出力する。PWM部22は、直流電圧指令Vdcrと交流電圧検出値Vacに基づき、双方向コンバータ部4を構成する片方向スイッチ6〜9のゲート信号を生成する。
PWM部22は、降圧チョッパの制御原理に準じて片方向スイッチ6〜9のゲート信号を生成する。ゲート信号生成の原理について説明する。直流/交流モードのときと同様、PWM部22の制御周期をTs、図2(B)の区間a、b、cの継続時間を各々Ta、Tb、Tcとすると、これらには前出の式(1)が成り立つ。
また、降圧チョッパの原理に従い、交流端子14の大小関係(R>S又はR<S)に関わらず、式(4)が成り立つ。
Vdcr/|Vac|=(Ta+Tb)/Ts ・・・(4)
Tbの決定の仕方の一例としては、直流/交流モードのときと同様、式(3)に従ってTbを決定する方法がある。
式(4)および式(3)により区間bの継続時間Tbおよび区間a継続時間Taが求まるので、式(1)を用いて区間cの継続時間Tcを決定することができる。
以上の原理によりPWM部22は、式(1)、式(3)、式(4)により各区間の継続時間Ta、Tb、Tcを決定する。さらにPWM部22は、交流電圧検出器13が検出した交流電圧検出値Vacの極性で定まる交流端子14の電位の大小関係(R>S又はR<S)に基づいて、図2(A)に示したオンオフパターンで各半導体スイッチS1〜S4をオンオフするゲート信号を生成する。
前述のとおり、直流電圧指令Vdcrが交流電圧検出値Vacの絶対値を超える時、出力される直流電圧の時間平均値を直流電圧指令Vdcrに一致させるために、交流電源の直流端子1に出力される電圧が交流電源の瞬時電圧値以下の場合、直流電圧指令Vdcrを増加させることが考えられる。この直流電圧指令Vdcrを増加させるための原理を説明する。交流電源電圧のピーク値をVacpとすると、図5における直流電圧指令Vdcrが交流電圧検出値Vacの絶対値と等しくなる交流電源の位相θ0(0≦θ0≦π/2は式(5)により求まる。
θ0=sin−1(Vdcr/Vacp) ・・・(5)
交流電源の位相0からπ/2の1/4周期の間では、位相0からθ0の間ゼロである直流電圧が出力されることから、出力される直流電圧の時間平均値は式(6)で定まるVdcr1となり小さくなる。
Vdcr1=Vdcr・π/(2・θ0) ・・・(6)
交流電源の位相π/2からπの間、位相πから3π/2の間、位相3π/2から2πの間についても出力される直流電圧の時間平均値が式(6)で定まることは正弦波である交流波形の対称性及び図5から明らかである。つまり交流電源の電圧1周期を通して、出力される直流電圧の時間平均値は式(6)で計算される。このことから、出力される直流電圧の時間平均値を直流電圧指令Vdcrに一致させるためには、直流端子1に出力される電圧が交流電源の瞬時電圧値以下である時に、直流電圧指令Vdcrを式(7)で定まるVdcr2とすれば良いことになる。ここで式(7)で定まるVdcr2は「第2の直流電圧の一例」である。
Vdcr2=Vdcr・2・θ0/π ・・・(7)
以上の原理に基づき、制御器15を、交流端子14に接続される交流電源の仕様としてあらかじめ設定される交流電源電圧のピーク値Vacpを用いて、式(5)を用いて位相θ0を演算し、さらに式(7)を用いてVdcr2を演算し、直流端子1に出力される電圧が交流電源の瞬時電圧値以下である時の直流電圧指令VdcrをVdcr2とするように構成すれば、出力される直流電圧の時間平均値を直流電圧指令Vdcrに一致させることができる。尚式(5)で逆正弦関数を用いているが、これは演算によらず、Vdcr/Vacpの値とsin−1(Vdcr/Vacp)の数値の対応を記憶した数値テーブルを用いて求めるように構成してもよい。
以上のとおり、切替スイッチ2によって直流端子1の接続状態を切替えることで4つの半導体スイッチ素子を使い、直流電圧を昇圧動作で直接交流電圧に変換しながら交流端子14に出力でき、交流電圧を降圧動作で直接直流電圧に変換しながら直流端子1に出力することができる。
<第2実施形態>
図6は本発明の第2実施形態を示す電力変換装置のブロック図である。この第2実施形態に係る電力変換装置は、直流端子1に蓄電デバイス31を接続し、直流電流検出器12を追加し、制御器15を制御器32に置き換えた点で第1実施形態に係る電力変換装置と異なり、他については同様に構成されている。従って、以下では、説明の便宜上、重複説明を適宜省略し、第1実施形態と異なる点を中心に説明することとする。
図6において、蓄電デバイス31は蓄電池や電気二重層キャパシタなど、充電が可能な直流電源である。また、電流検出器12は双方向コンバータ部4の直流側に流れる電流を検出し、その出力は制御器32に接続されている。蓄電デバイス31を放電する場合は第1実施形態と同様、ユーザの操作により、切替スイッチ2の二つのC接点の第一端と第二端Aの間が共に閉となる状態に切替えられ、その結果切替スイッチ2の補助接点は閉となり、極性選択信号Sdcはオンとなる。制御器32は、交流電圧指令Vacrと直流電圧検出器11の出力である蓄電デバイス31の直流電圧検出値Vdcとに基づいて、半導体スイッチ素子S1〜S4のオンオフ時間を変化させ、チョッパリアクトル3と双方向コンバータ部4が昇圧動作することで、蓄電デバイス31の直流電圧を直接交流電圧に変換する。
また蓄電デバイス31を充電する場合は、ユーザの操作により、第1実施形態と同様切替スイッチ2の二つのC接点の第一端と第三端Bの間が共に閉となる状態に切替えられ、その結果切替スイッチ2の補助接点は開となり、極性選択信号Sdcはオフとなる。制御器32は、交流電圧検出器13の出力である交流電圧検出値Vacと、直流電圧検出器11の出力である直流電圧検出値Vdcと、直流電流検出器12の出力である直流電流検出値とに基づき、半導体スイッチ素子S1〜S4のオンオフ時間を変化させ、双方向コンバータ部4は降圧動作することで、交流電圧を直接直流電圧に変換し、かつ蓄電デバイス31の充電に必要な直流電流を流すことで、蓄電デバイス31を充電する。
次に、制御器32の詳細について、図7に基づいて説明する。図7は本発明の第二実施形態における電力変換装置の制御器ブロック図である。制御器32は、充電電流設定器23、電流制御器24、加算器25を備えた点で、第1実施形態に係る制御器15と異なり、他については同様に構成される。蓄電デバイス31の直流電圧を交流電圧に変換して交流端子14に出力する場合、制御器32は第1実施形態に係る制御器15と全く同様、交流電圧指令Vacr、直流電圧検出器11の出力Vdcに基づき、式(1)〜式(3)により、半導体スイッチS1〜S4へのゲート信号を作り出し、双方向コンバータ部4に出力する。
一方、交流電圧を直流電圧に変換し蓄電デバイス31を充電するときの動作は、次のとおりである。直流電圧検出器11の出力である直流電圧検出値Vdcが充電電流設定器23に入力される。充電電流設定器23では、入力される直流電圧検出値Vdcから予め設定されている充電パターンに基づき充電電流指令Icを生成する。ここで充電パターンとは、蓄電デバイス31の直流電圧と充電電流の関係を定めたもので、直流電圧と充電電流の関係式であってもよく、また直流電圧値に対する充電電流値を記憶したテーブルであってもよい。この充電電流指令Icと直流電流検出器12の出力を電流制御器24に入力する。電流制御器24は、例えば入力された充電電流指令Icと直流電流検出値12の出力の偏差を求め、この偏差にゲインを掛け算するP制御器や、偏差をPI(比例積分)増幅するPI制御器であればよいが、これに限るものではない。電流制御器24の出力は、加算器25に入力される。加算器25は電流制御器24の出力を直流電圧検出値Vdcに加算し、加算器の出力は充電用直流電圧指令Vdccとなる。充電用直流電圧指令Vdccはモード選択部21に入力される。
モード選択部21は、第1実施形態における直流電圧指令Vdcrを充電用直流電圧指令Vdccに置換え、第1実施形態と同様、充電用直流電圧指令Vdccと交流電圧検出器13の出力である交流電圧検出値Vacを選択して、PWM部22に出力する。
PWM部22は、第1実施形態における直流電圧指令Vdcrを充電用直流電圧指令Vdccに置換え、充電用直流電圧指令Vdccが交流電圧検出値Vacの絶対値以下の場合、交流電圧検出値Vacと、制御周期Tsと、任意の正の値αと、を用いて、式(1)、式(3)、式(4)により図2(B)の区間a、b、cの各々の継続時間Ta、Tb、Tc、を決定し、さらに交流電圧検出器13が検出した交流電圧検出値Vacの極性で定まる交流端子14の電位の大小関係(R>S又はR<S)に基づいて、図2(B)に示したオンオフパターンで各半導体スイッチS1〜S4をオンオフするゲート信号を生成する。交流端子14の電位がR=Sである場合は第1実施形態に同じく、直前の制御周期Tsにおける区間cの状態を継続する。また、充電用直流電圧指令Vdccが交流電圧検出値Vacの絶対値を超える場合は、第1実施形態の交流/直流モードで直流電圧指令Vdcrが交流電圧検出値Vacの絶対値を超える場合の動作と全く同じ動作でゼロである直流電圧出力を行う。
尚、第1実施形態では、ゼロである直流電圧の出力により出力される直流電圧の時間平均値が直流電圧指令より小さくなるのに伴い、出力される直流電圧の時間平均値を直流電圧指令Vdcrに一致させる手段を採用していたが、第2実施形態における蓄電デバイス31の充電においては、この手段は必ずしも採用しなくてもよい。これは、第2実施形態においては、直流端子1に出力される直流電圧の時間平均値が充電用直流電圧指令Vdccより小さくなると、直流電流検出器12の出力が充電電流指令Icより小さくなるので、電流制御器24から充電用直流電圧指令Vdccを増加させる信号が出力されることによるものである。
以上のとおり、切替スイッチ2によって蓄電デバイス31の接続状態を切替えることで4つの半導体スイッチ素子を使い、直流電圧を昇圧動作で直接交流電圧に変換しながら蓄電デバイス31を放電でき、交流電圧を効圧動作で直接直流電圧に変換しながら蓄電デバイス31を充電することができる。
本発明実施の形態では、片方向スイッチは半導体スイッチ素子とダイオードを直列接続したものとしたが、本発明はこれに限るものではない。片方向スイッチは逆阻止型IGBTのような逆阻止型自己消弧素子であってもよい。
1 直流端子
2 切替スイッチ
3 チョッパリアクトル
4 双方向コンバータ部
5 コンデンサ
6〜9 片方向スイッチ
11 直流電圧検出器
12 電流検出器
13 交流電圧検出器
14 交流端子
15,32 制御器
21 モード選択部
22 PWM部
23 充電電流設定器
24 電流制御器
25 加算器
31 蓄電デバイス
S1〜S4 半導体スイッチ素子
D1〜D4 ダイオード

Claims (10)

  1. ブリッジ接続された4つの片方向スイッチを備え直流と交流を双方向に変換可能な双方向コンバータ部を備えた電力変換装置であって、
    前記双方向コンバータ部の直流接続端の一端に一端を接続したチョッパリアクトルと、
    前記チョッパリアクトルの他端と前記双方向コンバータ部の直流接続端の他端を出力側に接続し、直流電源を入力側に接続し、入力二線と出力二線の接続関係を相互に切り替え、切替状態を示す極性切替信号を出力する切替スイッチと、
    前記切替スイッチの出力二線間の電圧を検出する直流電圧検出器と、
    前記双方向コンバータ部の交流接続端に並列に接続されたコンデンサと、
    前記双方向コンバータ部の交流接続端の電圧を検出する交流電圧検出器と、
    前記双方向コンバータ部に制御信号を出力する制御器と、を備え、
    前記切替スイッチの切り替え状態を示す極性切替信号と、前記直流電圧検出器の検出した直流電圧検出値と、交流電圧指令と、前記交流電圧検出器の検出した交流電圧検出値と、第1の直流電圧指令とに基づき、前記双方向コンバータ部に制御信号を出力する制御器と、を備えたことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記制御器は、前記極性切替信号が、前記直流電源の正極がチョッパリアクトルに接続されたことを示すとき、前記直流電圧検出値と、前記交流電圧指令とを出力し、前記極性選択信号が、前記直流電源の負極がチョッパリアクトルに接続されたことを示すとき、前記交流電圧検出値と、前記直流電圧指令を出力するモード選択器と、前記モード選択器の出力が前記直流電圧検出値と、前記交流電圧指令とのとき、これらに基づき前記直流電源の直流電圧を交流電圧に変換する前記制御信号を生成し、前記モード選択器の出力が前記交流電圧検出値と、前記直流電圧指令とのとき、これらに基づき前記双方向コンバータ部の交流接続端に接続された交流電源の交流電圧を直流電圧に変換する前記制御信号を生成するPWM部と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. ブリッジ接続された4つの片方向スイッチを備え直流と交流を双方向に変換可能な双方向コンバータ部を備えた電力変換装置であって、
    前記双方向コンバータ部の直流接続端の一端に一端を接続したチョッパリアクトルと、
    前記チョッパリアクトルの他端と前記双方向コンバータ部の直流接続端の他端を出力側に接続し、蓄電デバイスを入力側に接続し、入力二線と出力二線の接続関係を相互に切り替え、切替状態を示す極性切替信号を出力する切替スイッチと、
    前記切替スイッチの出力二線間の電圧を検出する直流電圧検出器と、
    前記双方向コンバータ部の交流接続端に並列に接続されたコンデンサと、
    前記双方向コンバータ部の交流接続端の電圧を検出する交流電圧検出器と、
    前記双方向コンバータ部に制御信号を出力する制御器と、を備え、
    前記切替スイッチの切り替え状態を示す極性切替信号と、前記直流電圧検出器の検出した直流電圧検出値と、交流電圧指令と、前記交流電圧検出器の検出した交流電圧検出値と、第1の直流電圧指令とに基づき、前記双方向コンバータに制御信号を出力する制御器と、を備えたことを特徴とする電力変換装置。
  4. 前記制御器は、前記極性切替信号が、前記直流電源の正極が前記チョッパリアクトルに接続されたことを示すとき、前記直流電圧検出値と、前記交流電圧指令とを出力し、前記極性選択信号が、前記直流電源の負極が前記チョッパリアクトルに接続されたことを示すとき、前記交流電圧検出値と、前記直流電圧指令を出力するモード選択器と、前記モード選択器の出力が前記直流電圧検出値と、前記交流電圧指令とのとき、これらに基づき前記蓄電デバイスの直流電圧を交流電圧に変換し蓄電デバイスを放電する前記制御信号を生成し、前記モード選択器の出力が前記交流電圧検出値と、前記直流電圧指令とのとき、これらに基づき前記双方向コンバータ部の交流接続端に接続された交流電源の交流電圧を直流電圧に変換し蓄電デバイスを充電する前記制御信号を生成するPWM部と、を備えたことを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記双方向コンバータ部の直流接続端の電流を検出する直流電流検出器をさらに備え、
    前記制御器は、前記直流電圧検出値から充電電流指令を出力する充電電流設定器と、該充電電流設定器の出力と前記直流電流検出器の出力である直流電流検出値が入力される電流制御器と、該電流制御器の出力と前記直流電圧検出器を加算する加算器と、をさらに備え、
    前記モード選択部は、前記極性選択信号が、前記直流電源の負極が前記チョッパリアクトルに接続されたことを示すとき、前記交流電圧検出値と、前記加算器の出力とを出力し、
    前記PWM部は、前記交流電圧検出値と、前記加算器の出力とに基づき、前記双方向コンバータ部の交流接続端に接続された交流電源の交流電圧を直流電圧に変換し蓄電デバイスを充電する前記制御信号を生成することを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置。
  6. 前記PWM部は、前記極性切替信号が、前記直流電源の正極が前記チョッパリアクトルに接続されたことを示すとき、前記交流電圧指令が前記直流電圧検出値以上のとき、前記直流電源の直流電圧を昇圧して交流電圧に変換する前記制御信号を生成し、前記交流電圧指令が前記直流電圧検出値未満のとき、正負の値をもつダイポーラパルスを交流側に出力する前記制御信号を生成することを特徴とする請求項2または請求項4または請求項5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  7. 前記PWM部は、前記極性切替信号が、前記直流電源の負極が前記チョッパリアクトルに接続されたことを示すとき、前記第1の直流電圧指令が前記交流電圧検出値以下のとき、前記交流電源の交流電圧を降圧して直流電圧に変換する制御信号を生成し、前記第1の直流電圧指令が前記交流電圧検出値を超えるとき、ゼロである直流電圧を直流側に出力する制御信号を生成することを特徴とする請求項2または請求項4または請求項5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  8. 前記PWM部は、前記第1の直流電圧指令が前記交流電圧検出値以下のとき、前記第1の直流電圧指令を増加して第2の直流電圧指令を生成し、直流側に出力される直流電圧の時間平均値を、前記第1の直流電圧指令に一致させることを特徴とする請求項7に記載の電力変換装置。
  9. 前記片方向スイッチは、半導体スイッチ素子とダイオードを直列接続して構成されることを特徴とする請求項1乃至8のいすれか1項に記載の電力変換装置。
  10. 前記片方向スイッチは、逆阻止型自己消弧素子であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102969932A (zh) * 2012-12-20 2013-03-13 中南大学 一种多功能电流型双向ac/dc变流器及其控制方法

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