JP2012103378A - 液晶表示素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減し、コストアップを抑えるとともに、静電気による影響を抑えた液晶表示素子を提供する。
【課題手段】本発明に係る液晶表示素子100は、絶縁性を有する第1、第2の基板120、130と、この第1、第2の基板120、130間に封止される液晶層110と、第1、第2の基板120、130の対向面に設けた透明電極122、132からなる表示部190を備え、第1、第2の基板120、130の各対向面に表示部190の周囲を囲むように第1、第2のグランドパターン123、133を設け、各グランドパターン123、133を電気的に接続したものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶表示素子に関する。
従来の液晶表示素子は、静電気対策を施したものとして、特許文献1に開示されたものがあった。
特開2008−165179号公報
しかし、特許文献1に記載の液晶表示素子は、2枚の基板間に液晶を挟持した液晶表示素子の外面上に導電層を形成し、この導電層と、前記液晶表示素子と電気的に接続されているフレキシブル基板のグランド配線とを電気的に接続するテープ状の導電部材を備えたものであった。
前記導電層は、導電性を有する偏光板などの光学シートであり、高価な部品であり、また、前記導電層と前記フレキシブル基板のグランド配線とを電気的に接続するテープ状の導電部材を必要とするため、部品点数が多く、コストアップするという問題点があった。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、部品点数を削減し、コストアップを抑えるとともに、静電気による影響を抑えた液晶表示素子を提供することにある。
本発明に係る液晶表示素子は、絶縁性を有する第1、第2の基板と、この第1、第2の基板間に封止される液晶層と、前記第1、第2の基板の対向面に設けた透明電極からなる表示部を備えた液晶表示素子において、前記第1、第2の基板の各対向面に前記液晶表示部の周囲を囲むように第1、第2のグランドパターンを設け、前記各グランドパターンを電気的に接続したものである。
また、前記液晶表示素子は、四角形であり、その1辺に前記透明電極と前記各グランドパターンに電気的に接続する複数の端子を備え、前記各グランドパターンは、前記端子を設けた1辺を除いた3辺を囲むように設けたものである。
また、前記第1、第2のグランドパターンは、前記第1、第2の基板を封止する封止部材に達し、前記封止部材に混入した導電材料にて電気的に接続した
ものである。
本発明に係る液晶表示素子によれば、部品点数を削減し、コストアップを抑えるとともに、静電気による影響を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る液晶表示素子の正面図である。 図1中A−A線の断面図である。 同実施形態に係る液晶表示素子の第2の基板の正面図である。 同実施形態に係る液晶表示素子の第1の基板の背面図である。
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は下記の実施形態及び図面によって限定されるものではない。下記の実施形態(図面に記載された態様も含む。)に変更(構成要素の削除又は付加等を含む)を加えることが出来るのはもちろんである。
図1のように、本実施形態に係る液晶表示素子100は、液晶層110、上側基板(第1の基板)120、下側基板(第2の基板)130を備える。なお、上側、下側基板120、130の外側には、それぞれ図示していない偏光板が設けられている。
液晶層110は、上側基板120と下側基板130とによって挟持された、液晶分子111を含む液晶によって構成される。上側基板120と下側基板130とは、封止部材170を挟んで、所定の距離を保って対向するように重ね合わされ、封止部材170によって両者は固着される。上側基板120と下側基板130と封止部材170とによって密閉空間が形成され、形成された密閉空間内に液晶が閉じこめられる。液晶を閉じこめる方法は公知の方法で行える。前記密閉空間内に閉じこめられた液晶は液晶層110を構成する。液晶は、例えば、誘電率異方性が負の特性を持つ液晶材料によって構成される。
上側基板120は、透明電極122、第1のグランドパターン123を備える。上側基板120の下側基板130の対向面上に、表示部190を構成する所定形状の透明電極122が形成される。第1のグランドパターン123は、表示部190を構成する透明電極122の周囲を囲むように設けられている。透明電極122、第1のグランドパターン123は、公知の方法(例えば、スパッタ、蒸着、又は、エッチング)によって形成される。なお、図示していない絶縁膜が、透明電極122、第1のグランドパターン123を覆うように、上側基板120上に形成されており、さらに、図示しない配向膜が、前記絶縁膜を覆うように、前記絶縁膜上に形成される。これら前記絶縁膜及び前記配向膜は、それぞれ、公知の方法(例えば、フレクソ印刷)によって形成される。
上側基板120は、透明基板(例えば透明ガラス基板)であり光を透過する。
透明電極122は、例えば、光を透過するITO(酸化インジウムスズ)によって形成されるものである。透明電極122の詳細については後述する。
第1のグランドパターン123は、透明電極122と同一材料であり、例えば、光を透過するITO(酸化インジウムスズ)によって形成されるものである。第1のグランドパターン123の詳細については後述する。
下側基板130は、上側基板120と略同様の構成を有しており、下側基材130は、上側基板120に対応する。透明電極132は、透明電極122に対応する。第2のグランドパターン133は、第1のグランドパターン123に対応する。また、図示しない絶縁膜、配向膜を備えており、上側基板120に設けた前記絶縁膜、配向膜に対応する。
下側基板130が、上側基板120と異なる点は、端子134を備えている点である。端子134は、四角形状で4つの辺を備えた液晶表示素子100の一つの辺に複数設けられている。複数の端子134は、それぞれ透明電極132や第2のグランドパターン133と電気的に接続している。透明電極132、第2のグランドパターン133、端子134は、公知の方法(例えば、スパッタ、蒸着、又は、エッチング)によって形成される。
端子134は、透明電極132、第2のグランドパターン133と同一材料であり、透明電極132、第2のグランドパターン133と同一の工程にて形成される。端子134は、例えば、光を透過するITO(酸化インジウムスズ)によって形成される。複数の端子134のうち、両端の二つの端子134が、第2のグランドパターン133と電気的に接続されており、他は、透明電極122、132と電気的に接続されている。
封止部材170は、例えば、光硬化性の樹脂からなり、この封止部材170中には多数の導電材料である導電性粒子171がほぼ均等に混入されて分散している。導電性粒子171は、例えば、球状の樹脂の表面に金コーティングなどによる導電層を形成したものである。或いは、導電材料は、導電性粒子171に限定されるものではなく、銀などの金属からなる球体であってもよい。
図3及び図4に示すように、透明電極122、132は、所望の形状で複数形成される。透明電極122、132は、それぞれ、1以上形成されればよい。互いに対向する、各透明電極122と各透明電極132とは、平面形状(液晶層110の厚さ方向から見た形状)が略同形状になる。液晶表示素子100の表示面における、複数の透明電極122と複数の透明電極132とに対応する領域が、液晶表示素子100が表示パターンを表示する表示部190になる。つまり、複数の透明電極122と複数の透明電極132とによって、表示部190が形成される。
本実施形態においては、液晶表示素子100は、表示パターンを所謂セグメント表示する。つまり、表示パターンを表示するための表示部190は、複数のセグメント191によって構成される。一つのセグメント191は、一つの透明電極122と一つの透明電極132とによって構成される。液晶表示素子100は、複数のセグメント191のうちから選択された1以上のセグメント191を通過させた光を外部に出射させる(つまり、セグメント191を点灯させる)ことによって、複数種の表示パターン(例えば、数字の「0」〜「9」)を表示することができる。セグメント191を点灯させるためには、所望のセグメント191に電圧を印加させればよい。
図3及び図4に示すように、第1のグランドパターン123及び第2のグランドパターン133は、第1、第2の基板120、130の各対向面に表示部190を構成する透明電極122、132の周囲を囲むように設けられている。本実施形態では、四角形の液晶表示素子110の1辺には、複数の端子134を備えており、第1、第2のグランドパターン123、133は、端子134を設けた1辺を除いた3辺を囲むように設けられている。また、第1、第2のグランドパターン123、133は、封止部材170に達しており、封止部材170に混入した導電性粒子171にて互いに電気的に接続している。なお、本実施形態では、封止部材170に達した第1、第2のグランドパターン123、133は、液晶表示素子100の端面に達している。
以上のように、本実施形態に係る液晶表示素子100においては、第1、第2の基板120、130の各対向面に表示部190の周囲を囲むように第1、第2のグランドパターン123、133を設け、各グランドパターン123、133を電気的に接続したことによって、液晶表示素子100の静電気を外部に逃すことができ、静電気による影響を抑えることができる。
また、各グランドパターン123、133は、端子134を設けた1辺を除いた3辺を囲むように設けたことによって、表示部190を構成する透明電極122、132をシールドする機能を備えて、外部からの静電気等の影響を抑えることができる。
また、第1、第2のグランドパターン123、133は、第1、第2の基板120、130を封止する封止部材170に達し、封止部材170に混入した導電材料171にて電気的に接続したことによって、液晶表示素子100内の静電気を端子134を介して、速やかに外部に逃すことができ、静電気による影響を抑えることができる。
本発明は、液晶表示素子に利用することができる。
100・・・液晶表示素子
110・・・液晶層
111・・・液晶分子
120・・・上側基板(第1の基板)
122・・・透明電極
123・・・第1のグランドパターン
130・・・下側基板(第2の基板)
132・・・透明電極
133・・・第2のグランドパターン
134・・・端子
170・・・封止部材
171・・・導電性粒子(導電部材)
190・・・表示部
191・・・セグメント

Claims (3)

  1. 絶縁性を有する第1、第2の基板と、この第1、第2の基板間に封止される液晶層と、前記第1、第2の基板の対向面に設けた透明電極からなる表示部を備えた液晶表示素子において、前記第1、第2の基板の各対向面に前記表示部の周囲を囲むように第1、第2のグランドパターンを設け、前記各グランドパターンを電気的に接続したことを特徴とする液晶表示素子。
  2. 前記液晶表示素子は、四角形であり、その1辺に前記透明電極と前記各グランドパターンに電気的に接続する複数の端子を備え、前記各グランドパターンは、前記端子を設けた1辺を除いた3辺を囲むように設けたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示素子。
  3. 前記第1、第2のグランドパターンは、前記第1、第2の基板を封止する封止部材に達し、前記封止部材に混入した導電材料にて電気的に接続したことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示素子。
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