JP2012101304A - ショット処理装置 - Google Patents

ショット処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012101304A
JP2012101304A JP2010250784A JP2010250784A JP2012101304A JP 2012101304 A JP2012101304 A JP 2012101304A JP 2010250784 A JP2010250784 A JP 2010250784A JP 2010250784 A JP2010250784 A JP 2010250784A JP 2012101304 A JP2012101304 A JP 2012101304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary table
meshing portion
injection
meshing
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010250784A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Yamamoto
万俊 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sintokogio Ltd filed Critical Sintokogio Ltd
Priority to JP2010250784A priority Critical patent/JP2012101304A/ja
Priority to CN201180031987.8A priority patent/CN102958647B/zh
Priority to EP11751654.2A priority patent/EP2637824B1/en
Priority to PCT/JP2011/004168 priority patent/WO2012063383A1/en
Priority to KR1020137007358A priority patent/KR101835825B1/ko
Priority to US13/822,958 priority patent/US9163295B2/en
Priority to PL11751654T priority patent/PL2637824T3/pl
Publication of JP2012101304A publication Critical patent/JP2012101304A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D7/00Modifying the physical properties of iron or steel by deformation
    • C21D7/02Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working
    • C21D7/04Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working of the surface
    • C21D7/06Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working of the surface by shot-peening or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24CABRASIVE OR RELATED BLASTING WITH PARTICULATE MATERIAL
    • B24C1/00Methods for use of abrasive blasting for producing particular effects; Use of auxiliary equipment in connection with such methods
    • B24C1/10Methods for use of abrasive blasting for producing particular effects; Use of auxiliary equipment in connection with such methods for compacting surfaces, e.g. shot-peening
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24CABRASIVE OR RELATED BLASTING WITH PARTICULATE MATERIAL
    • B24C3/00Abrasive blasting machines or devices; Plants
    • B24C3/08Abrasive blasting machines or devices; Plants essentially adapted for abrasive blasting of travelling stock or travelling workpieces
    • B24C3/085Abrasive blasting machines or devices; Plants essentially adapted for abrasive blasting of travelling stock or travelling workpieces the travelling workpieces being moved into different working positions during travelling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24CABRASIVE OR RELATED BLASTING WITH PARTICULATE MATERIAL
    • B24C3/00Abrasive blasting machines or devices; Plants
    • B24C3/18Abrasive blasting machines or devices; Plants essentially provided with means for moving workpieces into different working positions
    • B24C3/20Abrasive blasting machines or devices; Plants essentially provided with means for moving workpieces into different working positions the work being supported by turntables
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24CABRASIVE OR RELATED BLASTING WITH PARTICULATE MATERIAL
    • B24C3/00Abrasive blasting machines or devices; Plants
    • B24C3/18Abrasive blasting machines or devices; Plants essentially provided with means for moving workpieces into different working positions
    • B24C3/20Abrasive blasting machines or devices; Plants essentially provided with means for moving workpieces into different working positions the work being supported by turntables
    • B24C3/22Apparatus using nozzles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Abstract

【課題】ショット処理される被処理対象物の品質の安定性を維持しつつ、被処理対象物の処理待ち時間を抑えることができるショット処理装置を得る。
【解決手段】噴射範囲と非噴射範囲とを含む位置には大テーブル30が配置されて回転可能となっている。また、大テーブル30上には複数の小テーブル32が配置されると共に、小テーブル32は大テーブル30の回転軸31と平行な回転軸33を備えて回転可能となっており、被処理対象物12が載せられる。そして、小テーブル32上の被処理対象物12に対しては、投射材が噴射装置20により噴射される。ここで、小テーブル32上の被処理対象物12は、押さえ機構46の押さえ部48によって上方側から押さえられる。また、押さえ部48は被処理対象物12と共に回転可能となっている。
【選択図】図6

Description

本発明は、投射材を噴射して被処理対象物に衝突させるショット処理装置に関する。
ショット処理装置においては、略水平面内を回転する回転テーブル上にワーク台を固定しているものがある(例えば、特許文献1参照)。このような装置では、ワーク台の上に製品(被処理対象物)を配置すると共に回転テーブルを回転させながらショット処理している。
特開2002−96264公報
しかしながら、この装置では、製品の搬入出時にはショット処理できないため、処理待ち時間が生じる。
本発明は、上記事実を考慮して、ショット処理される被処理対象物の品質の安定性を維持しつつ、被処理対象物の処理待ち時間を抑えることができるショット処理装置を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明のショット処理装置は、投射材を含む圧縮空気をノズルから噴射して被処理対象物に対して投射材を衝突させる噴射装置と、前記噴射装置により投射材が噴射される噴射範囲と前記噴射範囲以外の非噴射範囲とを含む位置に配置され、回転可能な第一回転テーブルと、前記第一回転テーブル上に複数配置され、前記第一回転テーブルの回転軸と平行な回転軸を備えて回転可能とされると共に、前記被処理対象物が載せられる第二回転テーブルと、前記第一回転テーブルにおける前記噴射範囲の上方側に設けられ、前記第二回転テーブル上の前記被処理対象物を上方側から押さえて前記被処理対象物と共に回転可能な押さえ部を備えた押さえ機構と、を有する。
請求項1に記載する本発明のショット処理装置によれば、噴射装置により投射材が噴射される噴射範囲と当該噴射範囲以外の非噴射範囲とを含む位置には第一回転テーブルが配置されて回転可能となっている。また、第一回転テーブル上には複数の第二回転テーブルが配置されると共に、当該第二回転テーブルは第一回転テーブルの回転軸と平行な回転軸を備えて回転可能となっており、被処理対象物が載せられる。そして、第二回転テーブル上の被処理対象物に対しては、圧縮空気と共に噴射装置のノズルから噴射された投射材が衝突させられる。
ここで、第一回転テーブルにおける噴射範囲の上方側には、押さえ機構が設けられ、第二回転テーブル上の被処理対象物は、押さえ機構の押さえ部によって上方側から押さえられる。また、押さえ部は被処理対象物と共に回転可能となっている。このため、被処理対象物は安定した姿勢で回転してショット処理がなされ、またショット処理中においても、第一回転テーブルの非噴射範囲の上に配置された第二回転テーブル上では被処理対象物を搬入出することができる。
請求項2に記載する本発明のショット処理装置は、請求項1記載の構成において、前記押さえ部の回転を検知する回転検知手段が設けられている。
請求項2に記載する本発明のショット処理装置によれば、押さえ部が被処理対象物と共に回転すると、回転検知手段によってその回転が検知される。このため、被処理対象物が回転しているか否かを確認でき、被処理対象物の全周に亘ってむらなく均一にショット処理がなされているか否かが判断できる。
請求項3に記載する本発明のショット処理装置は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記第一回転テーブルを前記第二回転テーブルの配置に応じて設定された回転角度刻みで前記第一回転テーブルの回転軸回りに回転させると共に、前記第一回転テーブルを一時停止させた状態では前記第二回転テーブルのいずれかを前記第一回転テーブルにおける前記噴射範囲に配置させる割出装置と、前記割出装置による前記第一回転テーブルの回転時に前記噴射装置による投射材の噴射を中断するように制御すると共に、前記第一回転テーブルの一時停止時に前記噴射装置による投射材の噴射を行うように制御する制御部と、を有する。
請求項3に記載する本発明のショット処理装置によれば、第一回転テーブルは、割出装置によって、第二回転テーブルの配置に応じて設定された回転角度刻みで第一回転テーブルの回転軸回りに回転させられる。また、第一回転テーブルが一時停止した状態では第二回転テーブルのいずれかが第一回転テーブルにおける噴射範囲に配置される。ここで、割出装置による第一回転テーブルの回転時には、制御部によって噴射装置による噴射が中断させられるように制御され、第一回転テーブルの一時停止時には、制御部によって噴射装置による噴射が行われるように制御される。このため、投射材の漏れ出しが抑えられつつ、被処理対象物の全周に均一なショット処理ができる。
請求項4に記載する本発明のショット処理装置は、請求項3記載の構成において、前記第二回転テーブルの下方側に配置され、前記第二回転テーブルの回転軸に設けられた第一噛合部と、前記第一回転テーブルにおける前記噴射範囲の下方側に設けられ、前記第一噛合部に対して噛み合い可能で前記第一噛合部と噛み合った状態で回転駆動力を伝える第二噛合部と、前記第一回転テーブルの一時停止時に前記第一噛合部に対して前記第二噛合部を接触させると共に前記第一回転テーブルの回転時に前記第一噛合部に対して前記第二噛合部を離間させる接離機構と、を有する。
請求項4に記載する本発明のショット処理装置によれば、第二回転テーブルの下方側に配置された第一噛合部が当該第二回転テーブルの回転軸に設けられており、この第一噛合部に対しては、第一回転テーブルにおける噴射範囲の下方側に設けられた第二噛合部が噛み合い可能となっている。第二噛合部が第一噛合部と噛み合った状態では第二噛合部によって第一噛合部へ回転駆動力が伝えられる。また、第一回転テーブルの一時停止時には、接離機構によって第一噛合部に対して第二噛合部が接触させられると共に、第一回転テーブルの回転時には接離機構によって第一噛合部に対して第二噛合部が離間させられる。このため、第一回転テーブルの一時停止時には、被処理対象物が安定的に回転してその全周に亘ってむらなく均一にショット処理がなされると共に、第一回転テーブルの回転時には第一回転テーブルのスムーズな回転が可能になる。
請求項5に記載する本発明のショット処理装置は、請求項4記載の構成において、前記接離機構は、前記第二噛合部が先端部に配設される軸部材と、前記第二噛合部を前記第一噛合部から離間させる方向への駆動力を前記軸部材に対して付与可能なシリンダ機構と、を備えている。
請求項5に記載する本発明のショット処理装置によれば、第二噛合部は接離機構の軸部材の先端部に配設されており、接離機構のシリンダ機構は、第二噛合部を第一噛合部から離間させる方向への駆動力を軸部材に対して付与可能となっている。このため、簡易な構成で第一噛合部と第二噛合部との接離が可能となる。
請求項6に記載する本発明のショット処理装置は、請求項5記載の構成において、前記第二噛合部を回転駆動させる駆動モータは、前記軸部材の下方側に配置され、駆動力伝達手段を介して前記軸部材を回転させる。
請求項6に記載する本発明のショット処理装置によれば、第二噛合部を回転駆動させる駆動モータは、軸部材の下方側に配置され、駆動力伝達手段を介して軸部材を回転させるので、装置がコンパクト化される。
請求項7に記載する本発明のショット処理装置は、請求項6記載の構成において、前記シリンダ機構は、前記駆動モータの下方側に配置され、前記シリンダ機構の軸方向が前記駆動モータの軸方向と平行になるように設定されている。
請求項7に記載する本発明のショット処理装置によれば、シリンダ機構は、駆動モータの下方側に配置され、シリンダ機構の軸方向が駆動モータの軸方向と平行になるように設定されているので、装置がさらにコンパクト化される。
請求項8に記載する本発明のショット処理装置は、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の構成において、前記第一回転テーブル上は複数の仕切部によって仕切られて周方向に複数の領域に区画されると共に、前記複数の領域は、前記第二回転テーブルが載せられる第一領域と、前記第二回転テーブルが載せられない第二領域とが周方向に交互に設けられている。
請求項8に記載する本発明のショット処理装置によれば、第一回転テーブル上は複数の仕切部によって仕切られて周方向に複数の領域に区画されると共に、複数の領域は、第二回転テーブルが載せられる第一領域と、第二回転テーブルが載せられない第二領域とが周方向に交互に設けられているので、投射材の漏れ出しが効果的に抑えられる。
以上説明したように、本発明に係るショット処理装置によれば、ショット処理される被処理対象物の品質の安定性を維持しつつ、被処理対象物の処理待ち時間を抑えることができるという優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係るショットピーニング装置を示す右側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るショットピーニング装置を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るショットピーニング装置を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係るショットピーニング装置の加圧タンク及びその周囲部を示す部分拡大図である。 平断面視で製品載置部の構成等を模式的に示す概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るショットピーニング装置の要部を示す図である。図6(A)はショットピーニング装置の要部を示す右側面視の縦断面図である。図6(B)は図6(A)の矢印6B方向視の図である。 本発明の第1の実施形態に係るショットピーニング装置の小テーブルの駆動機構等を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るショットピーニング装置の駆動制御を説明するための模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るショットピーニング装置の接離機構の作動状態を説明するための模式的な作動図である。図9(A)は第二噛合部が第一噛合部と接触している状態を示す。図9(B)は第二噛合部が第一噛合部から離間した状態を示す。 本発明の第1の実施形態に係るショットピーニング装置における加圧タンクの変形例を示す部分拡大図である。 本発明の第2の実施形態に係るショットピーニング装置の製品載置部の構成等を平断面視で模式的に示す概略構成図である。
[第1実施形態]
本発明の第1の実施形態に係るショット処理装置としてのショットピーニング装置10について図1〜図9を用いて説明する。なお、図中では、装置内部を示すために装置外板を適宜外した状態(又は切り欠いた状態)で図示している。また、ショットピーニング処理の被処理対象物12としては、例えば、AT部品(自動変速機の部品)である歯車等の製品を適用できる。
図1にはショットピーニング装置10が右側面図にて示されており、図2にはショットピーニング装置10が正面図にて示されており、図3にはショットピーニング装置10が平面図にて示されている。
図1に示されるように、ショットピーニング装置10は、キャビネット14を備えている。キャビネット14の内部には、被処理対象物12に投射材を衝突させて被処理対象物12の表面加工をなすショット処理室16が形成されている。また、キャビネット14には、被処理対象物12を搬入及び搬出するための搬入出口14Aが形成されると共に、この搬入出口14Aには、エリアセンサ15が取り付けられている。
キャビネット14内の下部には、被処理対象物12が載置される製品載置部18が設けられている。なお、製品載置部18については詳細後述する。キャビネット14内の側部には、噴射装置20のノズル20Aが設けられている。噴射装置20は、投射材(鋼球等のショット、例えば、東洋製鋼(株)製のラウンドカットワイヤー)を含む圧縮空気をノズル20Aから噴射してショット処理室16の被処理対象物12に対して投射材を衝突させるようになっている。また、図8の模式図に示されるように、噴射装置20は、制御部64に接続されている。後述するように、制御部64は、噴射装置20の噴射のタイミングを制御する。以下、噴射装置20について簡単に説明する。
図1に示されるように、ノズル20Aは、耐摩ホース20B、鋳鋼製ベンド20C、鋼管20Dを介してミキシングバルブ20Eに接続されている。ミキシングバルブ20Eは、エア供給部20F(図中ではブロック化して図示)に接続されると共に、流量調整装置20G及びカットゲート20Hを介して加圧タンク22に接続されている。ミキシングバルブ20Eは、流量調整装置20G側からの投射材とエア供給部20F側からの圧縮空気を混合する。加圧タンク22は、その上方側に配置されるポペット弁20I及び定量供給装置20Jを介して投射材タンク20Kに接続されている。投射材タンク20Kは、定量供給装置20Jへ投射材を供給するためのタンクであり、定量供給装置20Jの上方側に配置されている。
図4には、加圧タンク22及びその周囲部の構成が示されている。図4に示される加圧タンク22には、加圧タンク22内の投射材の量を検知する図示しないレベル計が取り付けられている。前記レベル計は、制御部64(図8参照)に接続されており、制御部64は、加圧タンク22内の投射材の量が所定値未満であると前記レベル計が検知した場合には、ポペット弁20Iを開くように制御する。すなわち、ポペット弁20Iは、駆動用シリンダ20Lによって駆動されるようになっており、前記レベル計の検知状態に応じて制御部64(図8参照)によって、開閉が制御される。ポペット弁20Iが開かれた状態では、投射材タンク20K(図1参照)から定量供給装置20Jを経て適量の投射材が加圧タンク22へ送られる。
また、加圧タンク22の下方側に設けられたカットゲート20Hは、駆動用シリンダ20Mによって駆動され、制御部64(図8参照)によって、開閉が制御される。図1に示される噴射装置20より投射材を噴射させる場合には、制御部64(図8参照)による制御によって、加圧タンク22を満タン状態にしてから定量供給装置20J及びポペット弁20Iが閉じられて加圧タンク22内が加圧され、ミキシングバルブ20Eへ圧縮空気が流された状態で、カットゲート20H及び流量調整装置20Gが開けられる。この場合、加圧タンク22よりカットゲート20H、流量調整装置20Gを通ってミキシングバルブ20Eへ流された投射材は、ミキシングバルブ20Eを流れる圧縮空気に乗って加速され、鋼管20D、鋳鋼製ベンド20C、耐摩ホース20Bを通り、ノズル20Aより噴射される。これにより、被処理対象物12へのピーニング処理がなされる。
一方、ショットピーニング装置10には、噴射装置20のノズル20Aから噴射された投射材を再び投射材タンク20Kへ搬送することで投射材を循環させるための循環装置26が設けられている。循環装置26は、キャビネット14の内部における製品載置部18の下方側に投射材を回収するためのホッパ26Aを備えている。ホッパ26Aの下方側には、スクリュウコンベヤ26Bが設けられており、このスクリュウコンベヤ26Bは、駆動用モータ26Gに接続されている。
図2に示されるように、スクリュウコンベヤ26Bは、水平に配置されて図2の左右方向を長手方向としており、ホッパ26Aから流れ落ちた投射材をスクリュウコンベヤ26Bの長手方向に沿った所定方向へ搬送するようになっている。スクリュウコンベヤ26Bの搬送方向下流側(図中左側)には、装置上下方向を長手方向とするスクリュウコンベヤ26Cの下端部側が配置されている。スクリュウコンベヤ26Cは、その上端部が駆動用モータ26Hに接続されると共に、その下端部に搬送された投射材をキャビネット14の上方側に搬送するようになっている。
また、図1に示されるように、スクリュウコンベヤ26Cの上端部に対して図中右側のやや下方側には、セパレータ26Eが配置されている。このセパレータ26Eには、スクリュウコンベヤ26Cの上端部側に搬送された投射材が配管を介して流し込まれるようになっている。セパレータ26Eは、投射材タンク20Kに連通しており、搬送された投射材のうち適正な投射材のみを投射材タンク20Kへ流すようになっている。
一方、キャビネット14の上方側には、ベンチレータ28A(換気装置)が配置されている。また、キャビネット14の吸出口14Eにはダクト28Cが接続されており、キャビネット14の内部に発生した粉塵がキャビネット14の吸出口14Eから吸引されるようになっている。ダクト28Cの経路途中にはセトリングチャンバ28Dが取り付けられている。セトリングチャンバ28Dは、吸引された粉塵を含む空気へ分級流を生じさせ、吸引された空気中の粒子を分離する。セトリングチャンバ28Dは、スクリュウコンベヤ26Cの下端部近傍へ延びる流路部に接続されており、セトリングチャンバ28Dで分離された投射材はスクリュウコンベヤ26Cの下端部へ流されて再び利用されるようになっている。また、図3に示されるように、ダクト28Cには集塵機28Bが接続されている。集塵機28Bは、ファン28B1を備え、セトリングチャンバ28D及びダクト28Cを経た空気中の粉塵を濾過して空気のみを装置外に排出する。
また、図1に示されるように、ダクト28Cとセパレータ26Eとは、セトリングチャンバ28H及びダクト28Iを介して接続されている。これにより、セパレータ26Eより吸引された粉塵がセトリングチャンバ28H及びダクト28I、28Cを介して集塵機28Bに流れて濾過されるようになっている。また、図3に示されるセトリングチャンバ28Hの下方側には、粗受け箱28Eが配置されており、セトリングチャンバ28Hにより分離された粗粉が粗受け箱28E内に入る。
なお、ダクト28Cにはプリコート供給装置28Fが接続されている。プリコート供給装置28Fは、可燃性の粉塵に不活性粉体を混ぜ燃えにくい状態で排出する。
また、粗受け箱28Eには、パイプを介して分級用の分級篩28Gが接続されている。分級篩28Gは、パイプを介して投射材タンク20Kに接続されると共に、スクリュウコンベヤ26Cの下端部近傍へ延びる流路部に接続されている。この分級篩28Gは、投射材タンク20Kから流れた投射材のうち使用可能な投射材をスクリュウコンベヤ26Cの下端部側へ流すと共に、分離した微粉を粗受け箱28Eへ流す。
次に、製品載置部18について具体的に説明する。図5には平断面視で製品載置部18の構成が模式的な概略構成図にて示され、図6にはショットピーニング装置10の要部が縦断面図にて示され、ている。
図5に示されるように、製品載置部18には、第一回転テーブルとしての大テーブル30が配置されると共に、大テーブル30上には大テーブル30の同心円上の位置に複数の(本実施形態では八個の)第二回転テーブルとしての小テーブル32が配置されている。すなわち、製品載置部18は、所謂マルチテーブルの構造になっている。大テーブル30は、装置上下方向の回転軸31回りに回転(公転)可能とされており、噴射装置20により投射材が噴射される噴射範囲(二点鎖線Sで噴射範囲の両サイドを示す)と、噴射範囲以外の非噴射範囲とを含む位置に配置されている。また、小テーブル32は、大テーブル30よりも小径とされると共に、大テーブル30の回転軸31と平行な回転軸33を備えて回転(自転)可能とされ、被処理対象物12が載せられる。
図6(A)に示されるように、大テーブル30の回転軸31の下端部は軸受部36を介してベース部38上に配置されており、大テーブル30の回転軸31の上端部はカップリングを介して図1に示される割出装置42に接続されている。
割出装置42は、公知の割出装置が適用されるため詳細図示を省略するが、大テーブル30をタクト送りするためのブレーキ付モータ、大テーブル30を位置決めするための位置決めクランプ及び当該位置決めクランプの作動用の位置決めシリンダを備えている。これにより、割出装置42は、大テーブル30をベース部38上に、所定の回転角度位置に回転割り出し可能にかつ該割り出し位置にクランプ可能に搭載しており、大テーブル30を小テーブル32の配置に応じて設定された回転角度(本実施形態では90°)刻みで大テーブル30の回転軸31回りに回転させる。換言すれば、割出装置42は、小テーブル32の位置に応じた回転角度で大テーブル30をタクト送りさせて回転させる。また、割出装置42が大テーブル30を一時停止させた状態では、図5に示されるように、小テーブル32のいずれか(本実施形態ではいずれか二個)が大テーブル30における噴射範囲に配置されるように設定されている。なお、割出装置42には、例えば、カム式割出装置(例えば、CKD製のインデックスマン(登録商標))及び減速機付モータを備えた構成の装置を適用してもよい。
図8に示されるように、割出装置42は、制御部64に接続されている。制御部64は、割出装置42のタクト運転による大テーブル30の回転時に噴射装置20による噴射を中断するように制御すると共に、大テーブル30の一時停止時に噴射装置20による噴射を行うように制御している。
図5に示されるように、大テーブル30が一時停止している状態では、小テーブル32は、投射材が噴射される噴射ゾーン(噴射範囲)と、(小テーブル32の)載せ降ろしがなされる載せ降ろしゾーン(図5では図中左側のゾーン)と、その他のゾーンとに配置される。また、大テーブル30上は複数の(本実施形態では四つの)壁板状の仕切部44によって仕切られて周方向に複数の領域に区画されている。なお、キャビネット14内には、仕切部44とその周囲部との隙間をシールするシール部材を配置してもよい。また、前記シール部材が大テーブル30の回転時に仕切部44と接しない位置に退避されるように制御する構成が適用されてもよい。
図6(A)に示されるように、大テーブル30における噴射範囲の上方側には、押さえ機構46(押さえ治具)が配置されており、この押さえ機構46は、小テーブル32上の被処理対象物12を上方側から押さえるための押さえ部48を備えている。押さえ部48は、複数シャフトが直列的に連結された押さえ用シャフト50の下端部に固定されており、押さえ用シャフト50の上端部は軸受52に支持されている。また、図8に示されるように、軸受52は、ロッド58の下端部に設けられた連結部58Aに固定されている。押さえ用シャフト50は、ロッド58及び軸受52に対して上下方向の相対移動が不能とされているが、軸受52に対して押さえ用シャフト50の軸回りに回転可能となっている。これにより、押さえ部48は、押さえ用シャフト50と共に装置上下方向の軸線回りに回転可能とされており、被処理対象物12を押さえた状態では被処理対象物12と共に回転可能とされている。なお、押さえ用シャフト50の下部は、投射材による摩耗が想定されるため、当該下部を交換できる構造(換言すれば、直列的に連結された複数シャフトを分解できる構造)になっている(図6(A)参照)。
図8に示されるように、ロッド58の一部及び当該ロッド58の上端部に固定されたピストン57は、シリンダ56内に配設されている。シリンダ56は、図示しない連結部材を介してキャビネット14(図1参照)の天井部側に取り付けられており、ピストン57及びロッド58は、シリンダ56内の流体圧(本実施形態では一例として空気圧)によってシリンダ56に対して相対移動(上下方向に往復運動)可能となっている。すなわち、押さえ機構46は、ロッド58が上下方向に往復運動することで、軸受52、押さえ用シャフト50、及び押さえ部48もこれと連動して装置上下方向に変位するようになっている。なお、本実施形態では、シリンダ56がキャビネット14の天井部側に取り付けられることでピストン57及びロッド58が昇降する構造となっているが、例えば、ロッドがキャビネットの天井部側に取り付けられることでシリンダが昇降する構造としてもよく、そのような昇降構造によって軸受(52)、押さえ用シャフト(50)、及び押さえ部(48)を昇降させてもよい。
押さえ機構46は、シリンダ56がエア方向制御機器(電磁弁等)60を介してエア供給源62と接続されており、エア方向制御機器60は、制御部64に接続されている。制御部64は、エア方向制御機器60を制御することで、ピストン57及びロッド58の昇降を方向制御できるようになっている。
これらにより、押さえ部48は、被処理対象物12の上端位置に合わせた位置に変位することができると共に、被処理対象物12が装置上下方向の軸線回りに回転した場合には、被処理対象物12と共に回転するようになっている。
また、図6(A)に示されるように、押さえ機構46には、軸受52の下方側に隣接して回転検知手段としての回転検知センサ66が押さえ用シャフト50の上端近傍に取り付けられている。回転検知センサ66は、押さえ用シャフト50の回転を検知すること、換言すれば、押さえ部48の回転を検知することができるようになっている。図8に示されるように、回転検知センサ66は、制御部64と接続されている。制御部64は、大テーブル30の一時停止時(換言すれば押さえ部48が回転すべき場合)であってかつ回転検知センサ66が押さえ部48の回転を検知しない場合には、図示しない警告部に対し、作業者に被処理対象物12が回転していないとの警告をするように制御する。なお、制御部64は、大テーブル30が一時停止時であるか否かを割出装置42からの情報に基づいて判断する。また、警告部は、表示又は警報音により作業者に警告をする。
図7に示されるように、小テーブル32の下方側には、回転軸33の下端部に対して回転軸33と同軸に固着された第一噛合部74が配置されている。第一噛合部74は、傘歯車に類似した形状に形成されている。また、大テーブル30における噴射範囲の下方側には、この第一噛合部74に対して噛み合い可能な第二噛合部76が設けられている。第二噛合部76も傘歯車に類似した形状に形成されている。すなわち、第一噛合部74及び第二噛合部76は、歯車機構に類似した噛み合わせ機構を構成している。なお、第一噛合部74及び第二噛合部76による噛み合わせ機構では、仮に投射材を噛み込んだ場合にも第一噛合部74と第二噛合部76とがスリップしない程度の大きな噛み合わせ隙間が設定されている。
第二噛合部76は、第一噛合部74よりも小径とされ、軸部材としてのシャフト78の先端部に対してシャフト78と同軸に固着されている。なお、本実施形態では、第二噛合部76は第一噛合部74よりも小径とされているが、第二噛合部76は第一噛合部74と同径とされても(換言すれば、二軸の両方の歯数が同じであるマイタ歯車が適用されても)よい。シャフト78は、軸受80A、80Bに回転可能に支持されると共に、第二噛合部76側とは反対側の端部にはチェーンホイール82が固着されている。また、一対のシャフト78における長手方向中央部よりもチェーンホイール82寄りの部位の下方側には、取付基板90の下面側に固定手段等を介して固定された減速機付きの駆動モータ84が配置されており(図6(B)参照)、駆動モータ84の軸部には同軸にチェーンホイール86が固着されている。このチェーンホイール86は、一対のチェーンホイール82の下方側に配置されており、上側の一対のチェーンホイール82及び下側のチェーンホイール86に無端のチェーン88が巻き掛けられている。これにより、駆動モータ84は、駆動力伝達手段としてのチェーンホイール86、チェーン88、及びチェーンホイール82を介して一対のシャフト78を回転させることで、第二噛合部76を軸回りに回転駆動させるようになっている。そして、第二噛合部76は第一噛合部74と噛み合った状態で回転駆動力を伝える。
また、第二噛合部76には、第一噛合部74に対して接離させるための接離機構100が接続されている。接離機構100は、シャフト78を含んで構成され、大テーブル30の一時停止時に第一噛合部74に対して第二噛合部76を接触させると共に大テーブル30の回転時に第一噛合部74に対して第二噛合部76を離間させる。以下、この接離機構100について説明する。
一対のシャフト78を支持する軸受80A、80Bは、一枚の取付基板90上に固定されている。この一枚の取付基板90には、概ね一対の軸受80Aを挟んだ両外側に一対のブラケット94が接合されている。一対のブラケット94には、互いに同軸とされてピン96が取り付けられている。これらのピン96は、平面視でシャフト78に対して直交する方向に延在し、シャフト78側とは反対側でピン支持部97に回転可能に支持されている。ピン支持部97は、連結部材93を介して装置縦基板92に固定されている。
一方、図6(A)及び図7に示されるように、駆動モータ84の下方側にはシリンダ機構としてのエアシリンダ98が配置されており、エアシリンダ98の軸方向が駆動モータ84の軸方向と平行になるように設定されている。図8に示されるように、エアシリンダ98は、シリンダ98A内にピストン98Bが配置されており、ピストン98Bは、シリンダ98A内の空気圧(広義には流体圧)によって往復運動可能となっている。ピストン98Bにはロッド98Cの基端部が固定されており、ロッド98Cの先端部にはアーム98Dの一端が回転自在に取り付けられている。アーム98Dの他端は、取付基板90の下面側に取り付けられており、その取付位置は、平面視でピン96の軸線上よりも第二噛合部76寄りの部位を含む位置に設定されている。
接離機構100は、エアシリンダ98がエア方向制御機器(電磁弁等)102を介してエア供給源104と接続されており、エア方向制御機器102は、制御部64に接続されている。制御部64は、割出装置42からの情報に基づいてエア方向制御機器102を制御することで、ロッド98Cの進退を方向制御できるようになっている。このように、本実施形態の接離機構100では、第二噛合部76を第一噛合部74から離間させる方向(矢印A方向)への駆動力をエアシリンダ98がシャフト78に対して付与可能となっており、前記駆動力の付与に応じてシャフト78はピン96を支点として先端側(第二噛合部76側)が下がるように変位するようになっている(図9(B)参照)。
(作用・効果)
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
図5に示されるように、噴射装置20により投射材が噴射される噴射範囲と当該噴射範囲以外の非噴射範囲とを含む位置には大テーブル30が配置されて回転可能となっている。また、大テーブル30上には複数の小テーブル32が配置されると共に、小テーブル32は大テーブル30の回転軸31と平行な回転軸33を備えて回転可能となっており、被処理対象物12が載せられる。そして、小テーブル32上の被処理対象物12に対しては、投射材が噴射装置20により噴射されてショット処理がなされる。
ここで、図6(A)に示されるように、大テーブル30における噴射範囲の上方側には、押さえ機構46が設けられ、小テーブル32上の被処理対象物12は、押さえ機構46の押さえ部48によって上方側から押さえられる。また、押さえ部48は被処理対象物12と共に回転可能となっている。このため、被処理対象物12は安定した姿勢で回転してショット処理され、またこのようなショット処理中においても、図5に示される大テーブル30の非噴射範囲の上(載せ降ろしゾーン)に配置された小テーブル32(図5では図中左側の小テーブル32)上では被処理対象物12を搬入出することができる。
また、本実施形態では、図6(A)に示される押さえ部48が被処理対象物12と共に回転すると、回転検知センサ66によってその回転が検知される。大テーブル30の一時停止時(押さえ部48が回転すべき場合)であってかつ回転検知センサ66が押さえ部48の回転を検知しない場合には、図8に示される制御部64は、図示しない警告部に対し、作業者に被処理対象物12が回転していないとの警告をするように制御する。なお、制御部64は、大テーブル30が一時停止時であるか否かを割出装置42からの情報に基づいて判断し、前記の制御をする。これにより、警告部は、表示又は警報音により作業者に警告をする。このため、被処理対象物12の全周に亘ってむらなく均一に処理がなされているか否かが判断できる。
また、本実施形態では、大テーブル30は、割出装置42によって、大テーブル30を小テーブル32の配置に応じて設定された回転角度(本実施形態では90°)刻みで大テーブル30の回転軸31回りに回転させる。大テーブル30が一時停止した状態では小テーブル32のいずれか(本実施形態ではいずれか二個)が大テーブル30における噴射範囲に配置される。ここで、割出装置42による大テーブル30の回転時には、制御部64によって噴射装置20による噴射が中断させられるように制御され、大テーブル30の一時停止時には、制御部64によって噴射装置20による噴射が行われるように制御される。このため、投射材の漏れ出しが抑えられつつ、被処理対象物12の全周に均一な処理ができる。
また、本実施形態では、小テーブル32の下方側に配置された第一噛合部74が小テーブル32の回転軸33に固着されており、この第一噛合部74に対しては、大テーブル30における噴射範囲の下方側に設けられた第二噛合部76が噛み合い可能となっている。第二噛合部76が第一噛合部74と噛み合った状態では第二噛合部76によって第一噛合部74へ回転駆動力が伝えられる。また、大テーブル30の一時停止時には、接離機構100によって第一噛合部74に対して第二噛合部76が接触させられると共に、大テーブル30の回転時には接離機構100によって第一噛合部74に対して第二噛合部76が離間させられる。このため、大テーブル30の一時停止時には、被処理対象物12が安定的に回転してその全周に亘ってむらなく均一に処理がなされると共に、大テーブル30の回転時には大テーブル30のスムーズな回転が可能になる。
ここで、本実施形態では、第二噛合部76は接離機構100のシャフト78の先端部に固着されており、接離機構100のエアシリンダ98は、第二噛合部76を第一噛合部74から離間させる方向への駆動力をシャフト78に対して付与可能となっている。より具体的には、割出装置42によって大テーブル30が回転し始めるとき、割出装置42からの情報に基づいて、制御部64は、エア方向制御機器102を制御することで、ロッド98Cを縮ませるように制御する。これによって、ロッド98Cが縮む方向(矢印B方向参照)に変位すると、アーム98D、取付基板90、及び軸受80Aを介してシャフト78が下方側(矢印A方向参照)へ引っ張られる。このとき、取付基板90に接合された一対のブラケット94はピン96の軸線回りに回転移動する。その結果、図9(A)に示される状態から図9(B)に示されるように、シャフト78の先端部に固着された第二噛合部76が第一噛合部74から離間して非連結状態になる。
一方、大テーブル30が所定の回転角度だけ回転して一時停止するとき、図8に示される割出装置42からの情報に基づいて、制御部64は、エア方向制御機器102を制御することで、ロッド98Cを伸ばすように制御する。これによって、ロッド98Cが伸びる方向(矢印B方向とは反対の方向)に変位すると、アーム98D、取付基板90、及び軸受80Aを介してシャフト78が上方側(矢印A方向とは反対の方向)へ押し上げられる。このとき、取付基板90に接合された一対のブラケット94はピン96の軸線回りに回転移動する。その結果、図9(B)に示される状態から図9(A)に示されるように、シャフト78の先端部に固着された第二噛合部76が第一噛合部74に接触して連結状態になる。
このため、簡易な構成で第一噛合部74と第二噛合部76との接離が可能となり、また、大テーブル30及び小テーブル32の回転不良も抑えられるので、ショット処理される被処理対象物12の品質も良好となる。
以上説明したように、本実施形態に係るショットピーニング装置10によれば、ショット処理される被処理対象物12の品質の安定性を維持しつつ、被処理対象物12の処理待ち時間を抑えることができる。
また、図7及び図8に示されるように、第二噛合部76を回転駆動させる駆動モータ84は、一対のシャフト78の下方側に配置され、チェーンホイール86、チェーン88、及びチェーンホイール82を介してシャフト78を回転させるので、装置がコンパクト化される。また、エアシリンダ98は、駆動モータ84の下方側に配置され、当該エアシリンダ98の軸方向が駆動モータ84の軸方向と平行になるように設定されているので、装置がさらにコンパクト化される。
なお、上記実施形態の図4に示される加圧タンク22及びその周囲部の構成に代えて、図10に示される構成を適用してもよい。以下、図10に示される構成について概説する。なお、図10において、図4と同様の構成部については同一符号を付して説明を省略する。
図10に示されるように、定量供給装置20Jの下方側には、上段加圧タンク20N及び下段加圧タンク20Pが直列的に配置され、下段加圧タンク20Pは、カットゲート20Hに通じている。定量供給装置20Jは上段ポペット弁20Qを介して上段加圧タンク20Nに通じており、上段加圧タンク20Nは下段ポペット弁20Rを介して下段加圧タンク20Pに通じている。上段ポペット弁20Qは、上段加圧タンク20Nの加圧力により作動され、下段ポペット弁20Rは、下段加圧タンク20Pの加圧力により作動される。
投射材を噴射する際には、下段加圧タンク20Pを加圧して下段ポペット弁20Rを閉じた状態で、下段加圧タンク20Pの下方側のカットゲート20H及び流量調整装置20Gを開け、投射材をミキシングバルブ20E(図1参照)へ送る。また、投射材の噴射中に上段加圧タンク20Nに投射材を送る場合には、上段加圧タンク20Nの加圧が停止されて上段ポペット弁20Qが開けられ、投射材タンク20K(図1参照)から定量供給装置20Jを介して適量の投射材が上段加圧タンク20Nへ送られる。
そして、上段加圧タンク20Nが満タン状態にされると、定量供給装置20Jが閉じられて上段加圧タンク20Nが加圧され、その加圧力を利用して上段ポペット弁20Qが閉じられる。このとき、上段加圧タンク20Nと、噴射中で内圧が若干下がっている下段加圧タンク20Pとの圧力差によって下段ポペット弁20Rが開けられ、上段加圧タンク20Nから下段加圧タンク20Pへ投射材が補給される。この補給が完了すると、上段加圧タンク20Nへの加圧が停止されて下段ポペット弁20Rが閉じられる。
このような構成によれば、投射材の噴射を連続的に行うことが可能となる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係るショット処理装置としてのショットピーニング装置110について、図11に基づいて説明する。図11には、本発明の第2の実施形態に係るショットピーニング装置110の要部が平面図にて示されている。なお、本実施形態は、以下に説明する点を除いて第1の実施形態と同様の構成となっている。よって、第1の実施形態と同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。
図11に示されるように、大テーブル30上は複数の(本実施形態では四つの)壁板状の仕切部44によって仕切られて周方向に複数の領域(30A、30B)に区画されている。複数の領域(30A、30B)は、小テーブル32が載せられる第一領域30Aと、小テーブル32が載せられない第二領域30Bとが周方向に交互に設けられている。
以上説明した本実施形態に係る構成によれば、前述した第1実施形態と同様の作用及び効果が得られるうえに、投射材の漏れ出しが効果的に抑えられる。
[実施形態の補足説明]
なお、上記実施形態では、図6(A)等に示される押さえ部48の回転を検知する回転検知センサ66が設けられており、被処理対象物12が全周に亘って均一にショット処理されているか否かを判断するには、このような構成がより好ましいが、回転検知手段が設けられない構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、図1に示される割出装置42が、大テーブル30を小テーブル32の配置に応じて設定された回転角度刻みで大テーブル30の回転軸31回りに回転させているが、例えば、第二回転テーブルの位置を検出する位置検出センサを設けて第二回転テーブルの位置に応じた回転角度で第一回転テーブルをタクト送り(回転)させるような他の構造とすることも可能である。
また、上記実施形態では、図7等に示される接離機構100は、シャフト78を含んで構成され、大テーブル30の一時停止時に第一噛合部74に対して第二噛合部76を接触させると共に大テーブル30の回転時に当該第一噛合部74に対して第二噛合部76を離間させる構成となっており、小テーブル32を安定的に回転させつつ大テーブル30の回転もスムーズにする観点からはこのような構成が好ましいが、例えば、接離機構100を設けずに、第一噛合部に代えて第一ゴムローラを設けると共に第二噛合部に代えて第二ゴムローラを設けるような構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、接離機構100のエアシリンダ98が、第二噛合部76を第一噛合部74から離間させる方向への駆動力をシャフト78に対して付与可能となっているが、接離機構は、例えば、エアシリンダ98に代えて、ソレノイドを備えた構成とし、第二噛合部を第一噛合部から離間させる方向への駆動力を前記ソレノイドが軸部材に対して付与可能としたような構成としてもよい。また、他の変形例として、上記実施形態におけるエアシリンダ98に代えて、油圧シリンダを適用してもよい。
また、上記実施形態では、第一噛合部74は、小テーブル32の回転軸33の下端部に固着されているが、第一噛合部は、第二回転テーブルの回転軸の下端部に一体に形成されてもよい。また、上記実施形態では、第二噛合部76は、シャフト78の先端部に固着されているが、第二噛合部は、軸部材の先端部に一体に形成されてもよい。
また、上記実施形態では、第二噛合部76を回転駆動させる駆動モータ84は、一対のシャフト78の下方側に配置されており、装置をコンパクト化する観点からはこのような構成が好ましいが、第二噛合部を回転駆動させる駆動モータの配置位置は、例えば、軸部材の延長位置等のような他の位置であってもよい。また、駆動モータが中空軸を使用した減速機付駆動モータとされると共に、チェーンホイール82の取付軸部へ減速機付駆動モータの中空軸を直接取り付けて駆動するような構成としてもよい。
また、上記実施形態では、エアシリンダ98は、駆動モータ84の下方側に配置され、エアシリンダ98の軸方向が駆動モータ84の軸方向と平行になるように設定されており、装置をコンパクト化させる観点からはこのような構成が好ましいが、シリンダ機構の配置位置は、例えば、駆動モータ84の軸方向の延長位置等のような他の位置であってもよい。
また、上記実施形態では、ショット処理装置は、噴射装置20を備えたショットピーニング装置10、110とされているが、ショット処理装置は、噴射装置20を備えたショットブラスト装置であってもよい。ショットピーニング装置10、110と同じ構成の装置を、ショットピーニング装置兼ショットブラスト装置として用いてもよい。
なお、上記実施形態及び上述の複数の変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
10 ショットピーニング装置(ショット処理装置)
12 被処理対象物
20 噴射装置
30 大テーブル(第一回転テーブル)
30A 第一領域
30B 第二領域
32 小テーブル(第二回転テーブル)
42 割出装置
44 仕切部
46 押さえ機構
48 押さえ部
64 制御部
66 回転検知センサ(回転検知手段)
74 第一噛合部
76 第二噛合部
78 シャフト(軸部材)
82 チェーンホイール(駆動力伝達手段)
84 駆動モータ
86 チェーンホイール(駆動力伝達手段)
88 チェーン(駆動力伝達手段)
98 エアシリンダ(シリンダ機構)
100 接離機構
110 ショットピーニング装置(ショット処理装置)

Claims (8)

  1. 投射材を含む圧縮空気をノズルから噴射して被処理対象物に対して投射材を衝突させる噴射装置と、
    前記噴射装置により投射材が噴射される噴射範囲と前記噴射範囲以外の非噴射範囲とを含む位置に配置され、回転可能な第一回転テーブルと、
    前記第一回転テーブル上に複数配置され、前記第一回転テーブルの回転軸と平行な回転軸を備えて回転可能とされると共に、前記被処理対象物が載せられる第二回転テーブルと、
    前記第一回転テーブルにおける前記噴射範囲の上方側に設けられ、前記第二回転テーブル上の前記被処理対象物を上方側から押さえて前記被処理対象物と共に回転可能な押さえ部を備えた押さえ機構と、
    を有するショット処理装置。
  2. 前記押さえ部の回転を検知する回転検知手段が設けられている請求項1記載のショット処理装置。
  3. 前記第一回転テーブルを前記第二回転テーブルの配置に応じて設定された回転角度刻みで前記第一回転テーブルの回転軸回りに回転させると共に、前記第一回転テーブルを一時停止させた状態では前記第二回転テーブルのいずれかを前記第一回転テーブルにおける前記噴射範囲に配置させる割出装置と、
    前記割出装置による前記第一回転テーブルの回転時に前記噴射装置による投射材の噴射を中断するように制御すると共に、前記第一回転テーブルの一時停止時に前記噴射装置による投射材の噴射を行うように制御する制御部と、
    を有する請求項1又は請求項2に記載のショット処理装置。
  4. 前記第二回転テーブルの下方側に配置され、前記第二回転テーブルの回転軸に設けられた第一噛合部と、
    前記第一回転テーブルにおける前記噴射範囲の下方側に設けられ、前記第一噛合部に対して噛み合い可能で前記第一噛合部と噛み合った状態で回転駆動力を伝える第二噛合部と、
    前記第一回転テーブルの一時停止時に前記第一噛合部に対して前記第二噛合部を接触させると共に前記第一回転テーブルの回転時に前記第一噛合部に対して前記第二噛合部を離間させる接離機構と、
    を有する請求項3記載のショット処理装置。
  5. 前記接離機構は、
    前記第二噛合部が先端部に配設される軸部材と、
    前記第二噛合部を前記第一噛合部から離間させる方向への駆動力を前記軸部材に対して付与可能なシリンダ機構と、
    を備えている請求項4記載のショット処理装置。
  6. 前記第二噛合部を回転駆動させる駆動モータは、前記軸部材の下方側に配置され、駆動力伝達手段を介して前記軸部材を回転させる請求項5記載のショット処理装置。
  7. 前記シリンダ機構は、前記駆動モータの下方側に配置され、前記シリンダ機構の軸方向が前記駆動モータの軸方向と平行になるように設定されている請求項6記載のショット処理装置。
  8. 前記第一回転テーブル上は複数の仕切部によって仕切られて周方向に複数の領域に区画されると共に、前記複数の領域は、前記第二回転テーブルが載せられる第一領域と、前記第二回転テーブルが載せられない第二領域とが周方向に交互に設けられている請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のショット処理装置。
JP2010250784A 2010-11-09 2010-11-09 ショット処理装置 Pending JP2012101304A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010250784A JP2012101304A (ja) 2010-11-09 2010-11-09 ショット処理装置
CN201180031987.8A CN102958647B (zh) 2010-11-09 2011-07-25 弹丸处理设备
EP11751654.2A EP2637824B1 (en) 2010-11-09 2011-07-25 Shot-treatment apparatus
PCT/JP2011/004168 WO2012063383A1 (en) 2010-11-09 2011-07-25 Shot-treatment apparatus
KR1020137007358A KR101835825B1 (ko) 2010-11-09 2011-07-25 쇼트 처리 장치
US13/822,958 US9163295B2 (en) 2010-11-09 2011-07-25 Shot-treatment apparatus
PL11751654T PL2637824T3 (pl) 2010-11-09 2011-07-25 Urządzenie do obróbki strumieniowo-ściernej

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010250784A JP2012101304A (ja) 2010-11-09 2010-11-09 ショット処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012101304A true JP2012101304A (ja) 2012-05-31

Family

ID=44543657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010250784A Pending JP2012101304A (ja) 2010-11-09 2010-11-09 ショット処理装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9163295B2 (ja)
EP (1) EP2637824B1 (ja)
JP (1) JP2012101304A (ja)
KR (1) KR101835825B1 (ja)
CN (1) CN102958647B (ja)
PL (1) PL2637824T3 (ja)
WO (1) WO2012063383A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015016530A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 三菱重工業株式会社 ボルトの清掃装置
WO2018211879A1 (ja) 2017-05-16 2018-11-22 新東工業株式会社 表面処理加工方法及び表面処理加工装置
WO2019003647A1 (ja) 2017-06-30 2019-01-03 新東工業株式会社 ショット処理装置
WO2019064938A1 (ja) * 2017-09-28 2019-04-04 新東工業株式会社 ショット処理装置
JP2021102255A (ja) * 2019-12-26 2021-07-15 新東工業株式会社 ショット処理装置およびショット処理方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015077638A (ja) * 2012-02-13 2015-04-23 新東工業株式会社 ショット処理装置及びショット処理方法
CN102980790B (zh) * 2012-11-30 2016-02-10 上海交通大学 高温喷丸的试验装置及方法
CN103170887B (zh) * 2013-04-02 2016-01-27 雷博尔自动化系统(惠州)有限公司 一种全自动数控打磨机
CN103567882B (zh) * 2013-10-28 2017-03-15 浙江阿克希龙舜华铝塑业有限公司 一种口红管表面抛光设备
CN104111619B (zh) * 2014-07-21 2016-06-15 徐州博宸新材料科技有限公司 一种抛丸设备电气控制系统
WO2019188610A1 (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 新東工業株式会社 ショット処理装置
CN108747843B (zh) * 2018-08-01 2023-11-10 国营四达机械制造公司 一种五轴喷丸设备
JP7238702B2 (ja) * 2019-08-30 2023-03-14 新東工業株式会社 ショット処理装置及びショット処理方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2276345A (en) * 1938-05-13 1942-03-17 Pangborn Corp Abrading apparatus
US2725685A (en) * 1953-08-24 1955-12-06 James M Hill Spark plug vapor blasting machine
US3146550A (en) * 1961-07-07 1964-09-01 Ajem Lab Inc Abrasive blasting machine
JPH0753345B2 (ja) * 1988-04-21 1995-06-07 日産自動車株式会社 ロータ式ショットピーニング装置
DE3824949A1 (de) * 1988-07-22 1990-01-25 Becker Emil & Adolf Gmbh Co Getriebe fuer sektional- oder rolltore
JP2750895B2 (ja) * 1989-05-22 1998-05-13 株式会社ニッサンキ ステアリングホイールの加工装置
US5272897A (en) * 1992-05-12 1993-12-28 Engineered Abrasives, Inc. Part hold down apparatus for part processing machine
CN2286442Y (zh) * 1997-04-22 1998-07-22 齐锦堂 抛丸机
JP4186400B2 (ja) * 2000-09-20 2008-11-26 日本軽金属株式会社 ショットブラスト加工方法およびその装置
TWI499483B (zh) * 2010-11-01 2015-09-11 Sintokogio Ltd Nozzle handling device
JP2015077638A (ja) * 2012-02-13 2015-04-23 新東工業株式会社 ショット処理装置及びショット処理方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015016530A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 三菱重工業株式会社 ボルトの清掃装置
WO2018211879A1 (ja) 2017-05-16 2018-11-22 新東工業株式会社 表面処理加工方法及び表面処理加工装置
WO2019003647A1 (ja) 2017-06-30 2019-01-03 新東工業株式会社 ショット処理装置
US11161220B2 (en) 2017-06-30 2021-11-02 Sintokogio, Ltd. Shot treatment device
WO2019064938A1 (ja) * 2017-09-28 2019-04-04 新東工業株式会社 ショット処理装置
DE112018004231T5 (de) 2017-09-28 2020-05-14 Sintokogio, Ltd. Strahlbearbeitungsvorrichtung
JPWO2019064938A1 (ja) * 2017-09-28 2020-11-05 新東工業株式会社 ショット処理装置
US11980999B2 (en) 2017-09-28 2024-05-14 Sintokogio, Ltd. Shot-processing device
JP2021102255A (ja) * 2019-12-26 2021-07-15 新東工業株式会社 ショット処理装置およびショット処理方法
US11370085B2 (en) 2019-12-26 2022-06-28 Sintokogio, Ltd. Shot treatment apparatus and shot treatment method

Also Published As

Publication number Publication date
US20130213104A1 (en) 2013-08-22
KR20130139881A (ko) 2013-12-23
EP2637824A1 (en) 2013-09-18
PL2637824T3 (pl) 2015-07-31
KR101835825B1 (ko) 2018-03-07
EP2637824B1 (en) 2015-04-08
US9163295B2 (en) 2015-10-20
CN102958647A (zh) 2013-03-06
WO2012063383A1 (en) 2012-05-18
CN102958647B (zh) 2016-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012101304A (ja) ショット処理装置
JP5742851B2 (ja) ショット処理装置
WO2013121632A1 (ja) ショット処理装置及びショット処理方法
KR102158405B1 (ko) 쇼트 처리 장치
JP6897768B2 (ja) ショット処理装置
US10035241B2 (en) Shot processing apparatus and projector
WO2012066809A1 (ja) ショット処理装置
KR20130139887A (ko) 에어식 쇼트 처리 장치
JP6066459B2 (ja) ショット処理装置及びショット処理方法
KR101670250B1 (ko) 정교한 표면을 얻기 위한 샌드 블라스트 장치
JP2015051490A (ja) ショットピーニング装置