JP2012100802A - シャワーヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】吐水時にシャワーヘッド内に備えられたシャワー板にかかる水圧を緩和する構造を備えたシャワーヘッドを提供する。
【解決手段】複数の吐水孔23を有するシャワー板14と、シャワー板14の吐水孔23と対応する開口30が形成され、シャワー板14の吐水孔23が開口30から突出されるシャワー板ガイド15と、シャワー板14の吐水孔23に対応する給水孔46が形成され、シャワー板14を押圧し固定するシャワー板押さえ16と、シャワー板14、シャワー板ガイド15及びシャワー板押さえ16がそれぞれ装着されるヘッド部59と、ヘッド部59と一体に形成され内部に通水路12aを有する把持部12と、を有するヘッド本体17と、を備えたシャワーヘッド10において、シャワー板押さえ16は、ヘッド部59の内壁面63と当接される当接部52が形成され、当接部52以外の部分は、給水孔46と通水される導水路48となされている。
【選択図】 図9

Description

本発明はシャワーヘッドに関し、詳しくは、吐水時にシャワーヘッド内に備えられたシャワー板にかかる水圧を緩和する構造を備えたシャワーヘッドに関する。
従来、シャワーヘッドは、主に複数の吐水孔を有する板状のシャワー板と、把持部とヘッド部が一体となった本体部分とで構成されている。このようなシャワーヘッドに通水した場合、シャワー板は本体内部を通水する動水圧による荷重を受けることになる。特に節水の効果を目的としたシャワーヘッドでは、吐水される水の流速を早くするために吐水孔が小さく形成され、また、その数も少ないことが必要とされ、さらに、広範囲に吐水できるようにするために、シャワー板の面積を大きく形成することが必要とされている。その結果、シャワー板全体で受ける水圧が増大することとなり、シャワー板の破損、脱落等の要因となり、シャワーヘッドの寿命を縮めるという問題がある。
このような問題を解決するため、例えば、下記特許文献1には、内圧を下げ、シャワー装置の破損を防ぐ発明が開示されている。すなわち、下記特許文献1に開示されているシャワー装置70は、図12に示すように、シャワーヘッド本体71内に1次側と区画されると共に2次側を開放した筒状の隔壁75を形成し、この隔壁75に弁口76を開設しており、この弁口76には2次側より常時ばね77で付勢された弁体78が臨んでおり、多数の開孔73が設けられた散水板74はシャワー本体71の出口72と共に隔壁75の開放端を覆うようにシャワー本体71に取付けられている。
このような構成とすることで、下記特許文献1のシャワー装置では、水圧が低い場合には、図12Aに示すように、弁口76が弁体78で塞がれており、水は隔壁75の外側に位置する開孔73より噴出するが、水圧が高くなるに従って、図12Bに示すように、水圧により弁体78がばね77の付勢力に抗して開弁側に移動し、水は隔壁75の外側に位置する開孔73に加えて隔壁75の内部空間79を通過して隔壁75の内側に位置する開孔73からも噴出するようになり、その結果、シャワー装置の内圧を下げシャワー装置の破損を防ぐことができるとされている。
また、下記特許文献2には、散水板に過剰な圧力が作用しないようにしたシャワーヘッドの発明が開示されている。すなわち、下記特許文献2のシャワーヘッドは、入口と出口を備えたシャワーヘッド本体の出口部分に、金属薄板にて形成されるとともに多数個の散水孔をエッチング加工により形成し、この総開口面積を小さくして節水構造とした散水板を取り付け、この散水板の上流側に、金属薄板にて形成されるとともに多数の小孔をエッチング加工により開口し、これら小孔の総開口面積をシャワーヘッド本体の最小通水路面積よりも小さくした制水板を取付けたとされている。
このようにすることで、下記特許文献2のシャワーヘッドによれば、散水板の上流側に総開口面積を最小通水路面積より小さくした制水板を設けると、制水板でも流れを堰き止めるので流量を絞るようになり、節水作用が生じるとともに、散水板の上流側で一旦流量を絞ることができるため散水板に作用する圧力を減じることができ、散水板に加わる力を抑制することができるとされ、水道水圧が高い場所や水圧が高い時間中に使用しても、散水板に変形が生じるなどの不具合を防止することができるとされている。
特開2000−279338号公報 実用新案登録第3150076号公報
上記特許文献1に開示されているシャワー装置によれば、水圧の上昇に伴って、シャワー装置内の水を逃がすことで、シャワー装置内の水圧を下げることができる。しかし、減圧手段としての弁機構は構造が複雑であり、また、ばね等に不具合が生じた場合、散水板全体で水圧を受けるため、シャワー装置内の減圧が困難となり、故障の原因となる。さらに、シャワー本体内の空間が大きいため、その部分に滞留する水が、止水後に流れ出るおそれもある。
また、上記特許文献2に開示されているシャワーヘッドでは、散水板自体にかかる水圧は緩和されるが、上流側に設けられた制水板には、従来と同じ水圧がかかり、この水圧は制水板の全面で受けることとなるため、制水板の破損のおそれがある。さらに、上記特許文献1と同様に、止水後に広がり室内に滞留した水が流れ出るおそれがある。
また、大きな水圧に耐えることができるようにシャワー板自身の強度を増し、シャワー板を本体に取付ける構造も強固にするとなると、製造コストの増加やデザイン性を損なうなどの課題がある。
そこで、発明者等は、従来技術の問題点を解決すべく種々実験を繰り返した結果、シャワーヘッドに装着されるシャワー板押さえの一部分と、ヘッド部の内壁面とを接触させるようにし、この接触した部分に水圧がかからないようにすることで、シャワー板全体に水圧をかけないようにすることができることを見出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明の目的は、シャワー板にかかる水圧が緩和され、シャワー板の破損や脱落を抑制し、さらに液垂れを抑制し、しかも、デザインの自由度の高いシャワーヘッドを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様のシャワーヘッドは、
複数の吐水孔を有するシャワー板と、
前記シャワー板の吐水孔と対応する開口が形成され、前記シャワー板の吐水孔が前記開口から突出されるシャワー板ガイドと、
前記シャワー板の吐水孔に対応する給水孔が形成され、前記シャワー板を押圧し固定するシャワー板押さえと、
前記シャワー板、前記シャワー板ガイド及び前記シャワー板押さえがそれぞれ装着されるヘッド部と、前記ヘッド部と一体に形成され内部に通水路を有する把持部と、を有するヘッド本体と、
を備えたシャワーヘッドにおいて、
前記シャワー板押さえは、前記ヘッド部の内壁面と当接される当接部が形成され、前記当接部以外の部分は、前記給水孔と通水される導水路となされていることを特徴とする。
また、第2の態様のシャワーヘッドは、第1の態様のシャワーヘッドにおいて、
前記当接部は、複数が環状に、かつ同心円状に設けられ、
前記複数の環状の当接部には、それぞれの環状の当接部の間に形成された導水路を連通させる貫通孔が少なくとも1つ形成されていることを特徴とする。
また、第3の態様のシャワーヘッドは、第1又は2の態様のシャワーヘッドにおいて、前記ヘッド部の内壁面と前記シャワー板押さえとの間には、シートパッキンが設けられていることを特徴とする。
また、第4の態様のシャワーヘッドは、第1〜3のいずれかの態様のシャワーヘッドにおいて、前記シャワー板、前記シャワー板ガイド及び前記シャワー板押さえは、一体に形成されていることを特徴とする。
本発明の第1の態様のシャワーヘッドでは、シャワー板押さえに形成された当接部は、ヘッド部の内壁面と当接されているので、この当接した部分には、シャワー使用時に水が進入しないため水圧がかからず、その結果、シャワー板にもこの当接部が形成された部分には水圧がかかることがなくなる。そのため、本発明の第1の態様のシャワーヘッドによれば、シャワー板全体にかかる水圧を減らすことができ、シャワーヘッドの故障や損傷を抑制し、長く使用することができると共に、大きな水圧に耐える構造とする必要もなくなるので、デザインや設計の自由度を増やすことができる。
さらに、本発明の第1の態様のシャワーヘッドによれば、ヘッド部内部の空間に当接部が形成されることで、ヘッド部内部の空間が小さくなっているため、ヘッド部内部の空間に滞留される水の量を減らすことができ、シャワー止水後にこの滞留された水が流れ続けることを抑制することができる。加えて、節水の効果を高めるために、吐水孔の径を小さくしたり、吐水孔が形成される個数を少なくしたりした場合や、シャワーを広範囲に吐水するためにシャワー板の面積を大きくした場合でも、シャワー板全体にかかる水圧を減らすことができるようになる。
また、本発明の第2の態様のシャワーヘッドによれば、複数の当接部が環状かつ同心円状に形成されているため、当接部間に形成される導水路も環状に形成されることとなり、シャワー板にかかる水圧は導水路から環状に水圧を受けるため均等に分散することができるため、シャワー板の故障及び損傷をさらに抑制することができる。そして、これらの導水路はこれらを貫通する少なくとも1つの貫通孔で連通されているので、すべての導水路に効率よく液体を導くことができる。
また、本発明の第3の態様のシャワーヘッドでは、ヘッド部の内壁面とシャワー板押さえの間にシートパッキンが設けられているため、シャワーヘッド押さえの当接部は、シートパッキンを挟んでヘッド部の内壁面に当接することとなる。そのため、本発明の第3の態様のシャワーヘッドによれば、当接部とヘッド部の内壁面との間に水が浸入することをさらに抑制することができるので、当接部が形成された部分に対応するシャワー板には水圧がかかることをより抑制することができるようになる。さらに、シートパッキンを挟むことで、シャワー板押さえがシャワー板をより確実に押圧させることができるので、水漏れや吐水不良を抑制することができる。
また、本発明の第4の態様のシャワーヘッドによれば、シャワー板、シャワー板ガイド及びシャワー板押さえは一体に形成されているので、この一体に形成された部材を装着させればよいので、製造を容易に行うことができる。
実施形態にかかるシャワーヘッドの正面図である。 図1のII−II線での断面図である。 図3Aはシャワー板の正面図であり、図3Bは図3AのIIIB−IIIB線での断面図であり、図3Cは図3BのIIIC部の拡大図であり、図3Dは図3BのIIID部の拡大図である。 図4Aはシャワー板ガイドの正面図でありであり、図4Bはシャワー板ガイドの側面図であり、図4Cはシャワー板ガイドの背面図であり、図4Dは図4CのIVD−IVD線での断面図であり、図4Eは図4CのIVE部の拡大図である。 図5Aはシャワー板押さえの正面図であり、図5Bは図5Aの矢印VBの方向から見た側面図であり、図5Cは図5Aの矢印VCの方向から見た側面図である。 図6Aはシャワー板押さえの背面図であり、図6Bは図6AのVIB−VIB線での断面図であり、図6Cは図6AのVIC−VIC線での断面図であり、図6Dは図6AのVID−VID線での断面図である。 図7Aはヘッド本体の正面図であり、図7Bは図7AのVIIB−VIIB線での断面図である。 図8Aはシートパッキンの正面図であり、図8Bは図8AのVIIIB−VIIIB線での断面図である。 図9Aはシャワーヘッドの液体の流れを示した図2に対応する拡大断面図であり、図9Bは図9AのIXB部の拡大図である。 図10Aは導水路内の液体の流れを示した平面図であり、図10Bは図10AのXB−XB線での断面図である。 シャワーヘッド内にかかる圧力を示した図2に対応する拡大断面図である。 図12A及び図12Bは従来技術を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、実施形態及び図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための一例を示すものであって、本発明をこの実施形態に記載されたシャワーヘッドに特定することを意図するものではなく、本発明は特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
[実施形態]
図1〜図11を参照して実施形態にかかるシャワーヘッドについて説明する。図1に示すように、実施形態にかかるシャワーヘッド10は、供給された液体をシャワー状に放出する吐水部11と、水栓等の液体供給装置から供給される液体を吐水部11まで送る通水路12aを有する把持部12と、水栓等の液体供給装置が有するホース等が接続される接続装置13aを有する接続部13とで構成されている。以下、これらを構成する各部品について説明する。
図2に示すように吐水部11は、各構成部品が装着されるヘッド本体17と、液体をシャワー状に放出させる複数の吐水孔23を有するシャワー板14と、シャワー板14とヘッド本体17との間に設けられシャワー板14が押圧され固定されるシャワー板押さえ16と、シャワー板14の吐水孔23をガイドしヘッド本体17に固定するシャワー板ガイド15と、ヘッド本体17とシャワー板押さえ16との間に介されるシートパッキン18とで構成され、これらの各部品は、中央部をねじ19によりねじ止めされ固定されている。なお、ヘッド部59の中央には、ねじ頭19aを覆い隠すと共に液体の侵入を抑制するキャップ20が装着されている。
シャワー板14は、図3Aに示すように、所定径を有する円板体22に液体を吐出させる複数個の吐水孔23が同心円状に一定の間隔を設けて形成されている。ここで、シャワー板は、液体が吐出される面を表面24、液体が供給される面を裏面25とする。この吐水孔23は、図3Bに示すように、シャワー板14の裏面側に形成された部分の径が広く、シャワー板14の表面に行くにしたがって徐々に径が狭くなるような形状で、円板体22から突起状に形成されている。このようにすることで、供給される液体の流速を早めて吐出させることができるようになる(図3C、図3D参照)。また、シャワー板14の表面24の吐水孔23が形成されていない平坦な部分は、シャワーヘッド10が組み立てられるときシャワー板ガイド15の一部と接触し、固定される接触面26となる。一方、シャワー板14の裏面25の吐水孔23が形成されていない部分は、シャワー板押さえ16に圧着される圧着面27となる。さらに、シャワー板14の中央部には、シャワー板ガイド15の一部が挿入される中心開口28が形成されている。
次に、シャワー板ガイド15は、図4A〜図4Dに示すように、複数個の開口30が形成された円形のガイド部材29と、このガイド部材29の周囲から立設した環状の側面33とで形成されている。ガイド部材29は、円形の平板体で形成され、中央部がやや隆起して、外周に行くにしたがって低くなっている。また、ガイド部材29に形成された複数個の開口30は、シャワー板14に形成された吐水孔23と同じ数で、吐水孔23に対応する位置に形成されている。すなわち、シャワーヘッド10が組み立てられるときこの開口30にシャワー板14の吐水孔23がガイド部材29の表面31から突出されることとなる。また、ガイド部材29の内面32は、シャワー板14の接触面26と接触する部分となる。
シャワー板ガイド15の側面33の外側34には、Oリング21が装着されるOリング溝35が形成されている。このOリング溝35は、所定高さの環状の突起36を設けることで形成されている。また、側面33の長手方向の略中央部には、対向する4箇所に細長い係合溝37が開けられている。この係合溝37は、シャワーヘッド10が組み立てられるときに、シャワー板押さえ16が取り付けられる部分となる。さらに、側面のガイド部材29と反対側の端部には対向する4箇所に所定長さの係止突起38が形成されている。この係止突起38は、シャワーヘッド10を組み立てるときにヘッド本体17と係止される部分となる。
一方、シャワー板ガイド15の側面33の内側40には、ガイド部材29とは反対側の端部に、対向する2箇所に切れ込み41が形成されている。この切れ込み41は、シャワーヘッド10の組み立てのときシャワー板押さえ16の一部が嵌合し位置決めがされる部分となる。
また、ガイド部材29の中央部分には、ガイド部材29の一部を凹状に形成した有底の筒状部42が設けられ、この底部の中央にはねじ19が貫通されるねじ孔43が形成されている。さらに、この筒状部42はシャワー板押さえ16と組み合わされたとき、シャワー板押さえ16と嵌合される部分にもなる。
次に、シャワー板押さえ16は、図5A〜図5C及び図6A〜図6Dに示すように、所定厚さを有する円柱体44で形成されている。ここで、シャワー板押さえ16は、液体が排出される面を表面45、液体が供給される面を裏面47とする。この円柱体44の表面45には、複数個の給水孔46が形成されている。この給水孔46は、シャワー板14に形成される吐水孔23と同じ数で、且つこの吐水孔23に対応する位置に形成されている。そして、この表面45は、シャワーヘッド10が組み立てられるときシャワー板14の圧着面27と圧着される。
また、シャワー板押さえ16の側面50には、シャワー板ガイド15と係合される係合突起51が対向する位置に4箇所形成されている。さらに、この側面50には、シャワー板ガイド15と嵌合される嵌合突起54も対向する位置に2箇所形成されている。また、側面50には、シャワー板押さえ16を略中央部分まで貫通する貫通孔55が形成されている。
さらに、シャワー板押さえ16の裏面47には、同心円状に複数本の導水路48が形成されている。この導水路48は、所定の高さを有する環状の壁部材49が複数本形成され、その隙間が導水路48となっている。なお、複数本の壁部材49のうち、最外周に形成される壁部材49aは他の壁部材に比べて高さが低く形成されており、この部分から最外周の導水路48aに液体が流入することとなる。また、この複数の導水路48は、側面50から最深部の導水路48bまでを貫通して形成された貫通孔55で連通されており、すべての導水路48が繋がって形成されている。そして、この環状に形成された導水路48に沿って、複数個の給水孔46が形成されている。
また、シャワー板押さえ16の裏面47における導水路48を形成している壁部材49の頂上部分は、シャワーヘッド10を組み立てるときにヘッド本体17と当接する当接部52となっている。
さらに、シャワー板押さえ16の表面の中央部には、円形の凹状に形成された有底の第1凹み部56が形成され、この第1凹み部56にシャワー板ガイド15の中央の筒状部42が嵌合される。一方、シャワー板押さえ16の裏面の中央部にも、円形の凹状に形成された有底の第2凹み部57が形成されている。この第2凹み部57には、後述するヘッド部59の固定軸61が嵌合される。また、第1凹み部56と第2凹み部57の底は共有され、その中心部にはねじ19が挿通されるねじ孔58が形成されている。
次にヘッド本体17は、図7A及び図7Bに示すように、各構成部品が収容され装着されるヘッド部59と、内部に通水路12aを有する把持部12と、接続装置13aを備えた接続部13とで形成されている。
ヘッド部59は、円形の底板部60を有し、この底板部60周辺から立設された環状の側壁64で構成されている。底板部60の中央部分には、各構成部品を装着させ固定させるための固定軸61が形成されており、この固定軸61の中心には、ねじ19を螺合するためのねじ孔62が形成されている。ヘッド部59の底板部60の内側の面は、シャワー板押さえ16の当接部52が当接される内壁面63となっている。
また、ヘッド部59の側壁64の内側65には、シャワー板ガイド15の側面33の外側34に形成された係止突起38と係止される係止溝66が形成され、この係止溝66は、シャワー板ガイド15の係止突起38と対応する数と位置に形成されている。さらに、液体をヘッド部59内に流入させる流入口68が側壁64を貫通して形成されている。
ヘッド本体17の把持部12は、シャワーヘッド10を使用するときに使用者が手に持つ部分である。この把持部12の内部に液体を通過させる通水路12aが形成されている。また、把持部12のヘッド部59とは反対側の端部には、液体が供給される装置とホース等で接続される接続装置13aを備えた接続部13が形成されている。
なお、ヘッド本体には一般的な節水機構を、例えば、ヘッド部、通水路及び接続部の一部に設けるようにしてもよい。
また、シートパッキン18は、ヘッド本体17のヘッド部59とシャワー板押さえ16との間に設けられ、図8A及び図8Bに示すように、ヘッド部59の内壁面と略同じ径で形成された円板状のパッキンであり、中心部には、ヘッド部59に形成された固定軸61が挿通される挿通口69が形成されている。このシートパッキン18は、樹脂又は弾性体で形成される。
次に、図2〜図8を参照しシャワーヘッド10の組み立てを説明する。シャワーヘッド10は、まず、シャワー板14をシャワー板ガイド15の内部に取り付ける。この取り付けは、シャワー板14の複数の吐水孔23の突起状の部分をシャワー板ガイド15に形成された開口30から突出するように装着させる。このとき、シャワー板14の表面24の接触面26とシャワー板ガイド15のガイド部材29の内面32と接触して固定される。また、シャワー板ガイド15の中央に形成された筒状部42がシャワー板14の中心開口28に挿通される。なお、シャワー板ガイド15の側面のOリング溝35には、あらかじめOリング21を装着させておく。
次に、シャワー板14を取り付けたシャワー板ガイド15にシャワー板押さえ16をシャワー板14の吐水孔23とシャワー板押さえ16の給水孔46が対応するように取り付ける。この取り付けは、シャワー板ガイド15にシャワー板押さえ16を嵌め込むことで行われ、シャワー板押さえ16の側面50に形成された4つの係合突起51をシャワー板ガイド15の側面33の外側34に形成された係合溝37に嵌め込むようにして行われる。このとき、係合突起51には嵌め込む方向にテーパー部51aが形成されており、嵌め込みやすくされているとともに、テーパー部51aの反対側は直角部51bになっているので、抜け難くされている。なお、シャワー板押さえ16が正確な位置に嵌め込まれるように、シャワー板押さえ16の側面50に形成された嵌合突起54をシャワー板ガイド15の側面33の内側40に形成された切れ込み41に合わせて嵌め込むことで、シャワー板14の吐水孔23とシャワー板押さえ16の給水孔46を正確に合わせて取り付けることが可能となる。また、シャワー板押さえ16の表面の中央に形成された第1凹み部56がシャワー板ガイド15の筒状部42と嵌合される。
この段階で、シャワー板14、シャワー板ガイド15及びシャワー板押さえ16は一体に組み合わされることとなる。
次に、これらをヘッド本体17に装着させる。この装着は、まず、ヘッド部59の内壁面63を覆うようにシートパッキン18を設け、その上に、一体となったシャワー板14、シャワー板ガイド15及びシャワー板押さえ16を挿入する。そして、ヘッド部59の側壁64の内側65に形成された係止溝66と、シャワー板ガイド15の側面33の外側34に形成された係止突起38を噛み合わせ、必要角度を回動させて装着させる。このとき、シャワー板押さえ16の裏面47の当接部52は、ヘッド部59の内側の内壁面63とシートパッキン18を介して当接することとなるので、シャワー板押さえ16の当接部52とヘッド部59の内壁面63とは隙間が形成されることなく液密に装着されることとなる。なお、ヘッド部59の中央の固定軸61は、シャワー板押さえ16の第2凹み部57に嵌合される。また、ヘッド部59の係止溝66に形成された出っ張り部67とシャワー板押さえ16の係止突起38に形成された切り欠き部39(図4E参照)を掛止させることで、装着が完了したことを使用者に感触で伝えることができると共に、音でも伝えることができ、さらに、抜け止めにもなる。
ヘッド部59に各構成部品が装着された後、中央のねじ孔62にねじ19を挿通させ、ヘッド部59の固定軸61に螺号することで完全に固定され、その後、ねじ頭19aをキャップ20で覆うことでシャワーヘッド10の組み立てが完了する。そして、シャワーヘッド10の接続部13の接続装置13aと外部の液体供給装置とをホース等で接続される。
次に、シャワーヘッド10の液体の流れを図9及び図10を参照して説明する。なお、図10ではシャワー板押さえのみを図示している。まず、液体は、シャワーヘッド10の接続部13に接続された液体供給装置から液体が供給され、把持部12の内側の通水路12aを通り、シャワーヘッド10のヘッド部59に形成され流入口68から吐水部11に流入される。このとき、液体は、シャワー板押さえ16の最外周の低く形成された壁部材49aとヘッド部59との隙間から、シャワー板押さえ16の最外周の導水路48aに流れ込む。
次に、シャワー板押さえ16の最外周の導水路48aに流れ込んだ液体は、まず、その最外周の導水路48aを満たしつつ貫通孔55へと進む。貫通孔55へと進んだ液体は、この貫通孔55を通り、それぞれの導水路48へと進み、このそれぞれの導水路48を液体で満たすこととなる。
導水路48へと進んだ液体は、シャワー板押さえ16の給水孔46を通り、シャワー板14の吐水孔23へと進む。この吐水孔23では、シャワー板押さえ16の給水孔46から給水される直後の部分は、径が大きく形成されているが、吐水される部分に近づくにつれて径が小さくなっていくように形成されている。このようにすることで、液体の流速を早い状態で吐水することが可能となる。
次に、実施形態の吐水時のシャワーヘッド内の圧力について図11を参照して説明する。実施形態のシャワーヘッド内の液体の流れは、ヘッド部59内に装着されているシャワー板押さえ16に形成された導水路48内を進むようにされ、この導水路48を進む液体が給水孔46を通り吐水される。このとき、シャワー板押さえ16、シャワー板14及びシャワー板ガイド15に圧力Pがかかる。しかし、シャワー板押さえ16の導水路48を形成するための壁部材49の当接部52は、シートパッキン18を介してヘッド部59の内壁面63と当接しているので、この当接している部分には圧力がかからない領域NPAとなり、この壁部材49の当接部52と対向する部分のシャワー板14と接触する接触面26にも圧力がかかることは抑制される。すなわち、従来のシャワー板の全面に圧力がかかっていたものに比べ、格段にシャワー板にかかる圧力を減らすことが可能となる。このときの圧力は、従来に比べ約60%程度に抑えることができるようになる。
そのため、本実施形態のシャワーヘッドでは、シャワーヘッドの故障や損傷を抑制し、長く使用することができると共に、大きな水圧に耐える構造とする必要もなくなるので、デザインや設計の自由度を増やすことができる。さらに、ヘッド部内部の空間に当接部が形成されることで、ヘッド部内部の空間が小さくなっているため、ヘッド部内部の空間に滞留される水の量を減らすことができ、シャワー止水後にこの滞留された水が流れ続けることを抑制することができる。
なお、本実施形態のシャワー板押さえに形成された導水路は4本であるが、これに限らず4本以上でも以下でもよく、使用するシャワーヘッドの大きさによって変更することができる。また、吐水孔の数も任意に変更可能である。さらに、シャワー板押さえに形成される貫通孔も複数形成することもできる。
また、本実施形態では、シャワー板、シャワー板ガイド及びシャワー板押さえをそれぞれ別の部品として形成していたが、これに限らず、シャワー板、シャワー板ガイド及びシャワー板押さえを1つの部材として一体に形成するようにしてもよい。このようにすることで、さらに部品数を減らすことができるようになる。
10…シャワーヘッド 11…吐水部 12…把持部 12a…通水路 13…接続部 13a…接続装置 14…シャワー板 15…シャワー板ガイド 16…シャワー板押さえ 17…ヘッド本体 18…シートパッキン 19…ねじ 20…キャップ 21…Oリング 23…吐水孔 26…接触面 27…圧着面 29…ガイド部材 30…開口 46…給水孔 48、48a、48b…導水路 49、49a壁部材 52…当接部 55…貫通孔 59…ヘッド部 61…固定軸 63…内壁面 68…流入口
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様のシャワーヘッドは、
複数の吐水孔を有するシャワー板と、
前記シャワー板の吐水孔と対応する開口が形成され、前記シャワー板の吐水孔が前記開口から突出されるシャワー板ガイドと、
前記シャワー板の吐水孔に対応する給水孔が形成され、前記シャワー板を押圧し固定するシャワー板押さえと、
前記シャワー板、前記シャワー板ガイド及び前記シャワー板押さえがそれぞれ装着されるヘッド部と、前記ヘッド部と一体に形成され内部に通水路を有する把持部と、を有するヘッド本体と、
を備えたシャワーヘッドにおいて、
前記シャワー板押さえは、前記ヘッド部の内壁面と当接される当接部が形成され、前記当接部以外の部分は、前記給水孔と通水される導水路となされ
前記ヘッド部の内壁面と前記シャワー板押さえとの間には、シートパッキンが設けられていることを特徴とする。
また、第の態様のシャワーヘッドは、第1又は2の態様のシャワーヘッドにおいて、前記シャワー板、前記シャワー板ガイド及び前記シャワー板押さえは、一体に形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明の第1の態様のシャワーヘッドによれば、ヘッド部内部の空間に当接部が形成されることで、ヘッド部内部の空間が小さくなっているため、ヘッド部内部の空間に滞留される水の量を減らすことができ、シャワー止水後にこの滞留された水が流れ続けることを抑制することができる。加えて、節水の効果を高めるために、吐水孔の径を小さくしたり、吐水孔が形成される個数を少なくしたりした場合や、シャワーを広範囲に吐水するためにシャワー板の面積を大きくした場合でも、シャワー板全体にかかる水圧を減らすことができるようになる。
また、本発明の第1の態様のシャワーヘッドでは、ヘッド部の内壁面とシャワー板押さえの間にシートパッキンが設けられているため、シャワーヘッド押さえの当接部は、シートパッキンを挟んでヘッド部の内壁面に当接することとなる。そのため、本発明の第1の態様のシャワーヘッドによれば、当接部とヘッド部の内壁面との間に水が浸入することをさらに抑制することができるので、当接部が形成された部分に対応するシャワー板には水圧がかかることをより抑制することができるようになる。さらに、シートパッキンを挟むことで、シャワー板押さえがシャワー板をより確実に押圧させることができるので、水漏れや吐水不良を抑制することができる。
また、本発明の第の態様のシャワーヘッドによれば、シャワー板、シャワー板ガイド及びシャワー板押さえは一体に形成されているので、この一体に形成された部材を装着させればよいので、製造を容易に行うことができる。

Claims (4)

  1. 複数の吐水孔を有するシャワー板と、
    前記シャワー板の吐水孔と対応する開口が形成され、前記シャワー板の吐水孔が前記開口から突出されるシャワー板ガイドと、
    前記シャワー板の吐水孔に対応する給水孔が形成され、前記シャワー板を押圧し固定するシャワー板押さえと、
    前記シャワー板、前記シャワー板ガイド及び前記シャワー板押さえがそれぞれ装着されるヘッド部と、前記ヘッド部と一体に形成され内部に通水路を有する把持部と、を有するヘッド本体と、
    を備えたシャワーヘッドにおいて、
    前記シャワー板押さえは、前記ヘッド部の内壁面と当接される当接部が形成され、前記当接部以外の部分は、前記給水孔と通水される導水路となされていることを特徴とするシャワーヘッド。
  2. 前記当接部は、複数が環状に、かつ同心円状に設けられ、
    前記複数の環状の当接部には、それぞれの環状の当接部の間に形成された導水路を連通させる貫通孔が少なくとも1つ形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシャワーヘッド。
  3. 前記ヘッド部の内壁面と前記シャワー板押さえとの間には、シートパッキンが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシャワーヘッド。
  4. 前記シャワー板、前記シャワー板ガイド及び前記シャワー板押さえは、一体に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシャワーヘッド。
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