JP2012100186A - 補間画像生成装置 - Google Patents

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健太郎 松本
Hidetoshi Takeda
英俊 武田
Kazuyuki Nozawa
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Abstract

【課題】時間的に連続する画像間にさらに補間画像を生成する場合において、算出された動きベクトルが画像の動き補償範囲外となる場合でも、生成される補間画像の信頼性を向上させる。
【解決手段】第1の画像と、該第1の画像より時間的前の第2の画像と、に基づいて両画像間の動きベクトルを算出する動きベクトル算出部と、前記第1の画像と前記第2の画像との間に生成する補間画像の位相位置を移動させる調整補間位相を算出する補間位相調整部303と、前記調整補間位相と、前記第1の画像と、第2の画像と、前記動きベクトルと、に基づいて出力する補間画像を生成する動き補償部304と、を備える補間画像装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、入力映像信号のフレームレートを変換して出力する映像信号処理、特に補間画像を生成する補間画像生成装置に関する。
映像のフレームレートは、その映像方式等により様々なものが存在する。例えば、映画等で用いられる24Hz、NTSC(National Television System Committee)方式映像で用いられる29.97Hz、PAL(Phase Alternating Line)方式の25Hz、等である。また、昨今のテレビでは、これらの入力映像信号のフレームレートを2倍等して、より表示フレームレートを高速化させ、品質のよい映像を表示する技術が利用されている。
これらの技術を実現するために、入力映像信号の各画像間に、補間画像を生成、挿入することが一般的である。補間画像を生成するには、時間的に前の画像(フレーム)と時間的に後の画像との間で動きベクトルを算出し、当該動きベクトルと、時間的に前と後の画像と、から補間画像を生成する。
しかし、算出される動きベクトルの信頼性は確実とは言えない。そのため、誤った動きベクトルが算出された場合は、生成される補間画像が時間的に前後の画像と整合性が保てない場合、あるいは、補間画像の内容そのものが破綻してしまう場合、等の現象が生じる可能性がある。
特許文献1には、動きベクトルの類似度に基づいて、生成された補間画像の表示タイミングを調整することで、信頼性の低い補間画像の表示時間を通常より短くするものである。これにより、視聴者はノイズを含んだ補間画像を視覚的に捉え難くなるため、擬似的に高品位な動画像を視覚できる。
特開2009−33468号公報
しかし、特許文献1の方法では、ノイズを含んだ補間画像の表示時間を調整することで、表示映像を擬似的に高品位化しているが、生成される補間画像そのものの高品位化はおこなわれていない。
本出願の目的は、生成される補間画像の信頼性をより向上させることを目的とするものである。
本出願の補間画像生成装置は、第1の画像と、該第1の画像より時間的前の第2の画像と、に基づいて両画像間の動きベクトルを算出する動きベクトル算出部と、前記第1の画像と前記第2の画像との間に生成する補間画像の位相位置を移動させる調整補間位相を算出する補間位相調整部と、前記調整補間位相と、前記第1の画像と、第2の画像と、前記動きベクトルと、に基づいて出力する補間画像を生成する動き補償部と、を備える。
これにより、生成した第1の画像と、第2の画像の間に生成する補間画像を、動きベクトルと、その補間画像の位置(位相)を調整する調整補間位相に基づいて生成することで、従来より信頼性のある補間画像を生成することが可能となる。
また、上記において、動き補償部は、前記調整補間位相と前記動きベクトルに基づいて前記第1の画像に対する第1の動き補償範囲内に収まる第1の動きベクトルを生成し、前記調整補間位相と前記動きベクトルに基づいて前記第2の画像に対する第2の動き補償範囲内に収まる第2の動きベクトルを生成する、ベクトル計算部と、前記第1及び第2の動きベクトルと前記第1及び第2の画像とに基づいて中間補間画像を生成する、補間画像生成部と、前記中間補間画像と、前記第1の補間画像又は前記第2の補間画像の一方の選択した画像と、から出力する補間画像を生成するブレンド部と、を備えるものであってもよい。
これにより、動きベクトルがその画像の補償範囲内に治まるように補正され、その補正された動きベクトルに基づいて補間画像が生成されるため、従来より信頼性のある補間画像を生成することができる。
上記において、ブレンド部は、画像単位でなく画像を構成する画素単位で中間補間画像と、第1の補間画像又は第2の補間画像の一方の画像と、を混ぜ合わせて出力する補間画像を生成するものであってもよい。
これにより、出力される画像は第1の補間画像又は第2の補間画像それぞれの信頼性の高いほうの画素を用いて出力する補間画像が生成されるため、より信頼性の高い補間画像を生成することが可能となる。
また、ブレンド部は、ベクトル計算部において、動きベクトルが第1の補償範囲内に収まる場合、収まらない場合、あるいは、動きベクトルが第2の補償範囲内に収まる場合、収まらない場合等により、出力する補間画像の生成方法を異ならせるものであってもよい。
この場合は、動きベクトルの状況により、より好適な補間画像の生成方法が採用されるため、より信頼性の高い補間画像を生成することが可能となる。
本出願の発明により、生成される補間画像の信頼性を従来より向上させることが可能となる。
本実施の形態で説明する表示装置の機能構成図 本実施の形態で説明するパネルコントローラの機能構成図 本実施の形態で説明するフレームレート変換部の機能構成図 代表動きベクトルと原画率の関係例を示す図 原画率に基づいて調整補間位相を算出する方法の例を示す図 本実施の形態で説明する動き補償部の機能構成図 本実施の形態で説明する補間画像を生成する処理を示すフローチャート 動きベクトルが動き補償範囲内に収まっている場合の例を示す図 動きベクトルを動き補償範囲内にクリップ処理する例を示す図 第1の動きベクトル、第2の動きベクトルの一方が補正された場合の例を示す図 代表動きベクトルを補間位相調整により調整した場合の例を示す図 入力60Hz、出力120Hzの場合の正規補間位相を示す図 入力24Hz、出力69Hzの場合の正規補間位相を示す図
(実施の形態1)
以下、本実施の形態の発明を図を用いて説明する。図1は本発明の一実施の形態である表示装置100である。表示装置100は、HDMI部101と、BD部102と、チューナー部と103、MPEGデコーダ104と、アナログ入力部105と、アナログ/デジタル変換部(A/D Converter)106と、パネルコントローラ107と、CPU108と、RAM109と、ROM110と、表示パネル111と、を備える。
HDMI部101は、表示装置100の外部からHDMIケーブル等で映像信号等が入力される入力インタフェースである。
BD部102は、Bru−rayディスク等により映像が記録された記録媒体から映像信号を読み出す。
チューナー部103は、 放送局やケーブルテレビ局から配信された放送信号を受信、復調し所望の映像信号を抽出して出力する。
アナログ入力部105は、表示装置100の外部からの映像をアナログ信号として受け付けるインタフェースである。
MPEGデコーダ104は、BD部102やTuner部103等から入力された符号化された映像信号を復号する。
A/D Converter106は、アナログ入力部105から入力されたアナログの映像信号をデジタル信号に変換する。
パネルコントローラ107は、HDMI部101、MPEGデコーダ104、A/D Converter106等から入力された映像信号に、各種の処理を行う。具体的な処理内容等については、後述する。
CPU108は、表示装置100全体を制御する。CPU108は、特に、パネルコントローラ107へ各種の制御指示を出し、好適な映像信号処理を実行させる。
RAM109は、CPU108がプログラム等を実行する際の各種変数の一次保持の場所等として使用される記憶領域である。
ROM110は、CPU108が動作するために必要なプログラム等を保持しておく記憶領域である。
表示パネル111は、パネルコントローラ107等で処理された映像信号を、利用者等に表示する。表示パネル111は、具体的にはプラズマ表示パネル(PDP)や、液晶表示パネル(LCD)等を用いることが可能である。
なお、HDMI部101、BD部102、チューナー部103、アナログ入力部105は、いずれかの入力を採用するものであればよく、必ずしも全ての入力信号が必要となるわけではない。
図2は、パネルコントローラ107内部の機能構成を示した図である。APL部210と、3DCTC部211と、FRC部212と、PDPドライブ部213と、LCDドライブ部214と、を有する。
APL部210は、表示される映像のAPL(Average Picture Level)に基づいて、映像処理を行う機能部である。
3DCTC部211は、3D映像(立体映像)のCTC(Cross Talk Cancel)処理等を行う。左眼用映像と右眼用映像を時間軸上で交互に表示する方式で立体映像を表示する表示装置では、CTC処理が必要となる場合がある。
FRC部212は、入力される映像のフレームレートと出力される映像のフレームレートとが異なる場合に、入力映像と出力映像との間でフレームレート変換(Frame Rate Convert)処理を行う。
例えばNTSCの60Hzのビデオ信号を120Hz駆動の表示パネル111に表示する場合、FRC部212は、入力されたビデオ信号に対して2倍のフレームレートである120Hzのビデオ信号を生成し、後述するPDPドライブ部213、又は、LCDドライブ214により表示パネル111に120Hzの映像を表示する。また、映画などの素材でブルーレイディスクから24Hzで入力されるビデオ信号を60Hz駆動で表示パネル111に表示する場合、FRC部212は、入力信号に対して2.5倍のフレームレートである60Hzのビデオ信号を生成し、後述するPDPドライブ部213、又は、LCDドライブ214により表示パネル111に120Hzの映像を表示する。なお、FRC部212が行うフレームレート変換処理は、これ以外の組み合わせであってもよい。
PDPドライブ部213は、表示パネル111がPDPである場合に、PDPパネルを表示するための電気信号を生成し、所望の映像を表示パネル111に表示する。
LCDドライブ部214は、表示パネル111がLCDである場合に、LCDパネルを表示するための電気信号を生成し、所望の映像を表示パネル111に表示する。
FRC部212は、入力される映像のフレームレートと出力する映像のフレームとが異なっている場合に、この入力/出力映像間でのフレームレート変換処理を行う。
図3に本実施の形態で示すFRC部212の構成を示す。FRC部212は、動きベクトル探索(Motion Estimation)部(以下、ME部)301、同期生成部302、補間位相制御部303、動き補償(Motion Compensation)部(以下、MC部)304から構成される。また、図7にFRC部212で行われる処理のフローチャートを示す。
ME部301は、入力されたビデオ信号の各フレームにおいて、フレームを所定の大きさのブロックに分割し、ブロックごとに時間的に前のフレームからの動きを表す動きベクトルを検出する。ME部301では、例えば、想定される複数の動きのうち、ブロック間の画素差分絶対値和(SAD値)が最小になる動きを動きベクトルとして検出する。
同期生成部302は、所定のフレームレート変換率に応じて、入力ビデオ信号の同期信号から出力ビデオ信号の同期信号を生成するとともに、フレームレート変換の際の正規補間位相を生成する。ここで、正規補間位相とは、入力ビデオ信号の隣接するフレーム間の時間間隔を1としたときに、出力フレームを時間的に均等に生成する際の相対時間間隔を表す0以上1未満の値である。
例えば、入力ビデオ信号が60Hz、出力ビデオ信号が120Hz、の際の出力の正規補間位相について図12を用いて説明する。60Hzの入力を120Hzに変換するには、入力映像信号のフレーム(入力フレーム)が1枚変化する間に出力映像信号のフレーム(出力フレーム)は2枚変化する。そこで、入力フレームが1枚変化する時間を1とすると、出力フレームが1枚変化するための時間は0.5となる。図12に示すとおり、出力フレームは0.5ずつ変化し、入力フレームが0、1、2、・・・の時間で変化する場合では、出力フレームは、0、0.5、1、1.5、2、2.5・・・で変化する。このときの正規補間位相は0、0.5、0、0.5、0、0.5、・・・となる。
別の例として、映画等の24Hzで入力されるビデオ信号を60Hzで出力する際の出力の正規補間位相について図13を用いて説明する。24Hzの入力を60Hzに変換するには、入力フレームが2枚変化する間に出力フレームは5枚変化する。そこで、入力フレームが1枚変化する時間を1とすると、出力フレームが1枚変化するための時間は0.4となる。図13に示すとおり、出力フレームは0.4ずつ変化し、入力フレームが0、1、2、・・・の時間で変化する場合に、出力フレームは、0、0.4、0.8、1.2、1.6、2.0、2.4、2.8、・・・で変化する。このときに正規補間位相は0、0.4、0.8、0.2、0.6、0、0.4、0.8、・・・となる。
補間位相調整部303は、ME部301が検出した動きベクトルと、同期生成部302から入力する正規補間位相と、から、後段のMC部304が補間画像を生成する際に用いる調整補間位相を生成する。補間位相調整部303の具体的な処理は、後述する。
MC部304は、補間位相調整部303が決定した調整補間位相と、ME部301が検出した動きベクトルと、に基づいて、動き補償を用いて補間画像を生成する。入力映像信号の画像と補間画像とにより、MC部304は、を出力画像出力フレームレートで出力する。
図4及び図5を用いて補間位相調整部303の処理について説明する。補間位相調整部303は、補間位相を原画に近づける原画率を算出し、算出した原画率に基づいて補間位相を調整するための調整補間位相を決定する。
補間位相調整部303は、入力映像信号の各フレームに対して代表動きベクトルを決定する。代表動きベクトルの決定方法として、ME部301が検出した動きベクトルから代表動きベクトルを算出する方法がある。補間位相調整部303は、代表動きベクトルに基づいて0から1の範囲の値を、原画率として算出する。代表動きベクトルは、例えばフレーム内のベクトルの最大値を用いる、フレーム内のベクトルの平均値を用いる、フレーム内のベクトルの分布がピークとなる動きベクトルを用いる等、決定方法はいずれの方法であっても良い。
補間位相調整部303は、代表動きベクトルを決定すると、代表動きベクトルから原画率を算出する。図4は、代表動きベクトルと原画率の関係を示した図である。図4に従えば、代表動きベクトルが所定の値以下の場合は原画率=0とし、代表動きベクトルが所定の値より大きい場合は、代表動きベクトルの大きさに対して単調増加する、あるいは、折れ線または曲線等で示される非線形な増加をする。図4は、代表動きベクトルの大きさが大きいほど、動きベクトルを算出した際に用いた時間的に後のフレームとの相関関係が大きくなり、代表動きベクトルの大きさが小さいほど、動きベクトルを算出した際に用いた時間的に前のフレームとの相関関係が大きくなる、ことを概念的に示したものである。補間位相調整部303は、図4に示される「代表動きベクトルの大きさ」と「原画率」との所定の関係から、原画率を計算(決定)する。ただし、図4で示す代表動きベクトルの大きさと原画率との関係はこれに限らない。
図5は、原画率に基づいて調整補間位相を補間位相調整部303が算出する方法の例を示した図である。図5では、正規補間位相0.4および正規補間位相0.6に補間画像を生成する際の、補間位相調整方法を示す。
補間位相調整部303は、正規補間位相が0.5より小さい場合、例えば0.4の場合では、前後フレームの原画像のうち時間的に前のフレームに時間が近いため、原画に近づける際は補間位相を0.4に対して小さくして0に近づけることで原画に近づける。逆に正規補間位相が0.5より大きい場合、補間位相調整部303は、例えば0.6の場合では、前後フレームの原画像のうち時間的に後ろのフレームに時間が近いため、原画像に近づける際は補間位相を0.6に対して大きくして1に近づけることで原画に近づける。正規補間位相が0.5の場合は前後フレームのどちらに近づけてもよい。
以上をまとめると、補間位相調整部303は、原画率を0から1の範囲の値を持つxとした場合、正規補間位相pに対して調整補間位相p‘を以下の式で算出する。
p‘= p(1−x) (p≦0.5のとき)
p‘= p+(1−p)x (p>0.5のとき)
MC部304は、補間位相調整部で算出した調整補間位相に相当する補間画像を生成する。図6は、MC部304の構成例を示したものである。
MC部304は、ベクトル計算部401、402と、フィールドメモリ403、404と、補間画像生成部405、406、409と、ラインメモリ407、408と、ブレンド値算出部410と、ブレンド選択部411と、ブレンド部412とを備える。
ベクトル計算部401は、ME部301が検出した動きベクトルから、補間位相に対して時間的に後ろの入力画像へのベクトルを計算する。ベクトル計算部402は、ME部301が検出した動きベクトルから、補間位相に対して時間的に前の入力画像へのベクトルを計算する。
フィールドメモリ403は、時間的に後ろの入力画像を格納する。フィールドメモリ404は、時間的に前の入力画像を格納する。
補間画像生成部405は、時間的に後ろの入力画像から第1の補間画像を生成する。補間画像生成部406は、時間的に前の入力画像から第2の補間画像を生成する。
ラインメモリ407は、補間画像生成部405で補間画像生成に必要な画素(ライン)を、フィールドメモリ403から読み出して格納する。ラインメモリ408は、補間画像生成部406で補間画像生成に必要な画素を、フィールドメモリ404から読み出して格納する。なお、ラインメモリ407、408は記憶容量が限られている。そのため、ラインメモリ407、408に保持できるデータ量は、限られたライン分のデータ量である。
補間画像生成部409は、補間画像生成部405が生成した第1の補間画像と、補間画像生成部406が生成した第2の補間画像と、に基づいて第3の補間画像(中間補間画像)を生成する。
ブレンド値算出部410は、第3の補間画像に、第1の補間画像または第2の補間画像を画素毎にブレンドする比率を計算する。より具体的には、後述する、ブレンド部412における複数画像のブレンドによる画像の変化点を目立たなくするために、画像の特徴からブレンド値を適応的に算出する。
なお、本実施の形態では説明を簡単にするため、画素毎のケースを例に示すが、本発明はこれに限定されるものではない。複数の画素の集合体であるブロック毎に同様の処理を行うものであってもよい。また、この際に全てのブロックのサイズが同一、あるいは同形である場合に限定しない。例えば、画面端では、大き目のサイズを持つブロックであったり、画面中央付近では比較的小さいサイズのブロックであるものであってもよい。また、同様にブロックの形についても、画面内での位置により形がかわるものであってもよい。
ブレンド選択部411は、第1の補間画像と第2の補間画像とからいずれかの画像の画素をブレンドする対象として選択する。
ブレンド部412は、第3の補間画像にブレンド選択部で選択された第1の補間画像または第2の補間画像のいずれかの画素を適応的に混ぜあわせて出力する。
以下に、それぞれの構成部が行う処理について詳細に説明する。
ベクトル計算部401は、ME部301で検出した動きベクトル(VEC_X、VEC_Y)から、調整補間位相p‘に応じて、以下の式で第1の動きベクトル(VEC_NEW_X,VEC_NEW_Y)を算出する。
VEC_NEW_X = VEC_LIMIT_X (−p‘×VEC_X> VEC_LIMIT_Xの場合)
VEC_NEW_X = −VEC_LIMIT_X (−p‘×VEC_X<−VEC_LIMIT_Xの場合)
VEC_NEW_X = −p‘×VEC_X (上記以外の場合)
VEC_NEW_Y =VEC_LIMIT_Y (−p‘×VEC_Y> VEC_LIMIT_Yの場合)
VEC_NEW_Y = −VEC_LIMIT_Y(−p‘×VEC_Y<−VEC_LIMIT_Yの場合)
VEC_NEW_Y = −p‘×VEC_Y (上記以外の場合)
ME部301は、時間的に後の入力画像から時間的に前の入力画像への動きに基づいて動きベクトルを検出する。そのため、ベクトル計算部412が算出する第1の動きベクトルは、ME部301で検出した動きベクトルと符号が反対になる。ここで、ラインメモリ407は、上記の説明のとおり保持できるデータ量(ライン数)に制限があるため、格納している範囲外の画素は参照できない。そのため、ベクトル計算部401は、VEC_NEW_X,VEC_NEW_Yがラインメモリに格納している画素動き補償範囲を超えないよう、図9に示すとおり、動き補償範囲の上限にクリップ処理を行う。
なお、クリップ処理とは、信号値(ベクトル等)が予め設定した範囲(動き補償範囲等)外の値を有する場合に、信号値(ベクトル等)に予め設定した範囲(動き補償範囲等)の値を強制的に設定することを意味する。例えば、動きベクトルの値が動き補償範囲の上限を超えている場合は、動きベクトルに動き補償範囲の上限値を設定する等の処理を行うものである。
ベクトル計算部402は、調整補間位相p‘に応じて、以下の式で第2の動きベクトル(VEC_OLD_X,VEC_OLD_Y)を算出する。ただし、上記と同様に、ラインメモリ408に格納している範囲外の画素は参照できないためVEC_OLD_X,VEC_OLD_Yはラインメモリに格納している画素動き補償範囲を超えないようにクリップ処理を行う。
VEC_OLD_X = X_LIMIT (p‘×VEC_X> X_LIMITの場合)
VEC_OLD_X = −X_LIMIT (p‘×VEC_X<−X_LIMITの場合)
VEC_OLD_X = p‘×VEC_X (上記以外の場合)
VEC_OLD_Y = Y_LIMIT (p‘×VEC_Y> Y_LIMITの場合)
VEC_OLD_Y = −Y_LIMIT (p‘×VEC_Y<−Y_LIMITの場合)
VEC_OLD_Y = p‘×VEC_Y (上記以外の場合)
補間画像生成部405は、現在の画素位置(X,Y)と、第1の動きベクトル(VEC_NEW_X,VEC_NEW_Y)と、から以下の式で第1のフレーム参照画素位置(X_NEW,Y_NEW)を計算し、第1の補間画像を生成する。
X_NEW = X+VEC_NEW_X
Y_NEW = Y+VEC_NEW_Y
補間画像生成部406は、現在の画素位置(X,Y)と、第2の動きベクトル(VEC_OLD_X,VEC_OLD_Y)と、から以下の式で第2のフレーム参照画素位置(X_OLD,Y_OLD)を計算し、第2の補間画像を生成する。
X_OLD = X+VEC_OLD_X
Y_OLD = Y+VEC_OLD_Y
補間画像生成部409は、上記第1の補間画像と、第2の補間画像と、に基づいて第3の補間画像(中間補間画像)を生成する。補間画像生成部409は、例えば、第1の補間画像と第2の補間画像と調整補間位相と、を混ぜあわせることで第3の補間画像(中間補間画像)を生成する。
第1の動きベクトルまたは第2の動きベクトルの一方が、動き補償範囲を超えてクリップ処理されたベクトルである場合、図10に示す通り、補間画像生成部405または補間画像生成部406は、本来の動きと違う動きベクトルで動き補償を行う。そのため、補間画像生成部409は、破綻する(整合が取れない)部分を含んだ画像を生成する可能性を持つ。ブレンド部412は、この破綻を低減、又は、抑制することを目的として、クリップ処理が施されていない動きベクトルを用いて生成された、第1の補間画像または第2の補間画像を、補間画像生成部409が生成した第3の補間画像にブレンドする。
ブレンド値算出部410は、動きベクトルの信頼性に基づいて画素毎のブレンド値を算出する。動きベクトルの信頼性に基づくブレンド値の算出内容としては、例えば、(1)動きベクトルの大きさを用いて、動きベクトルが極端に大きい場合はブレンド値を小さくする、(2)画面端は誤った動きベクトルを検出しやすいため画面端はブレンド値を小さくする、等がある。また、他の算出内容として、(3)ME部301で動きベクトルを検出した際のSAD値が大きい場合はブレンド値を小さくするものもある。ブレンド値の算出内容は、特にここに記載した方法に限らない。
ブレンド選択部411は、第1の動きベクトルがクリップされていて、かつ第2の動きベクトルがクリップされていない場合は、第2の補間画像をブレンド用の画像として選択する。反対に、第1の動きベクトルがクリップされておらず、かつ第2の動きベクトルがクリップされている場合、ブレンド選択部411は、第1の補間画像をブレンド用の画像として選択する。
また、第1の動きベクトルと第2の動きベクトルの両方がクリップされている場合、または両方がクリップされていない場合は、ブレンド選択部411は、ブレンド用の画像を選択せず、ブレンド部412ではブレンド処理を行わない。
ここで、ME部301で検出した動きベクトルが非常に大きく、第1の動きベクトルと第2の動きベクトルの両方がクリップされる場合、ブレンド部412は、上記に説明した内容で画像をブレンドしても破綻を低減することが出来ない恐れがある。そこで、その場合には図11に示すように、代表動きベクトルを用いて、補間位相調整部303が補間位相を原画に近づけることで、第1の動きベクトルまたは第2の動きベクトルのいずれかが動き補償範囲に収まる値にする。その上でブレンド部412は、動き補償範囲内に収まった動きベクトルを用いて生成した補間画像をブレンドすることで破綻を抑制する。
以上により、本実施の形態のフレームレート変換処理では、算出される動きベクトルが、時間的に後のフレーム(第1の画像)、又は、時間的に前のフレーム(第2の画像)の一方のみの動き補償範囲内に収まらない場合、動き補償範囲内に収まる方のフレームと補間画像とをブレンド(融合)することで、より信頼性の高い補間画像を生成する。これは、図9の例に示すように、出力される補間画像の正規補間位相を、時間的に近いほうのフレームへ移動させることとなる。この場合、生成される補間画像への影響度は、動きベクトルが動き補償範囲内に収まっている方のフレームの内容が大きくなる。
また、算出される動きベクトルが、時間的に後のフレーム(第1の画像)と時間的に前のフレーム(第2の画像)のいずれの動き補償範囲内にも収まらない場合、生成する補間画像の時間的な位置(位相位置)を、その補間画像の正規補間位相から、時間的に近い方へ強制的に移動させ、当該動きベクトルから算出された代表動きベクトルを、どちらか一方の動き補償範囲内に収める。その上で、生成された補間画像と代表動きベクトルが動き補償範囲内に収まったほうのフレームとをブレンド(融合)することで、より信頼性の高い補間画像を生成する。これは、図11に示すように、出力される補間画像の時間的な位置を移動することで、代表動きベクトルを動き補償範囲内に納め、その位置で出力する補間画像を生成する。
以上より、本実施の形態で説明した発明では、時間的に前のフレームと時間的に後のフレームとの間で算出される動きベクトル又は代表動きベクトルが、動き補償範囲内に収まらない場合、生成する補間画像の時間的位置を、動きベクトルが一方のフレームの補償範囲内に収まる程度に移動させることで、生成する補間画像の信頼性をより向上させるものである。
図7は、上記で説明した処理の流れを示したフローチャートである。
(ステップS701)ME部301が、入力映像信号から動きベクトルを検出する。
(ステップS702)補間位相調整部303は、入力映像信号の各フレームに対して代表動きベクトルを決定する。
(ステップS703)補間位相調整部303は、補間位相を原画に近づける原画率を算出する。
(ステップS704)補間位相調整部303は、ステップS703で算出した原画率に基づいて補間位相を調整するための調整補間位相を決定する。
(ステップS705)ベクトル計算部401は、ME部301が検出した動きベクトルから、補間位相に対して時間的に後ろの入力画像へのベクトルを計算する。
(ステップS706)補間画像生成部405は、時間的に後ろの入力画像から第1の補間画像を生成する。
(ステップS707)ベクトル計算部402は、ME部301が検出した動きベクトルから、補間位相に対して時間的に前の入力画像へのベクトルを計算する。
(ステップS708)補間画像生成部406は、時間的に前の入力画像から第2の補間画像を生成する。
(ステップS709)補間画像生成部405が生成した第1の補間画像と、補間画像生成部406が生成した第2の補間画像と、に基づいて第3の補間画像を生成する。
(ステップS710)第1の動きベクトル及び第2の動きベクトルの大きさ等に基づいて以降の処理が異なる。第1の動きベクトルがクリップされていて、かつ第2の動きベクトルがクリップされていない場合、ステップS712へ処理を進める。
(ステップS711)ステップS710と同様に、第1の動きベクトル及び第2の動きベクトルの大きさ等に基づいて以降の処理が異なる。第1の動きベクトルがクリップされておらず、かつ第2の動きベクトルがクリップされている場合、ステップS714へ処理を進める。
(ステップS712)ブレンド値算出部410は、第3の補間画像にブレンドする第2の補間画像のブレンド値を算出する。
(ステップS713)ブレンド部412は、ブレンド値算出部410が算出したブレンド値で、第3の補間画像に第2の補間画像をブレンドする。
(ステップS714)ブレンド値算出部410は、第3の補間画像にブレンドする第1の補間画像のブレンド値を算出する。
(ステップS715)ブレンド部412は、ブレンド値算出部410が算出したブレンド値で、第3の補間画像に第1の補間画像をブレンドする。
以上により、本実施の形態に示す方法によれば、算出される動きベクトルが動き補償範囲に収まらない場合でも、出力する補間画像の時間的な位置を変更することで、より信頼性の高い補間画像を生成することが可能となる。
なお、本実施の形態では、FRC部212の処理として発明の内容を説明したが、本出願の内容はこれに限定されるものではない。FRC部212は、入力された映像信号に挿入する補間画像を生成し、入力された映像信号と補間画像とを出力することでフレーム変換処理を行う補間画像生成装置として実現することも可能である。また、図1で示した、ように補間画像生成装置に出力映像を表示する機能を備えた映像表示装置として、実現することも可能である。さらに、上記フレーム変換処理をCPU上で動作し、入力された映像信号をメモリに保持し、そのメモリ上で動きベクトル算出、補間画像生成等を行うプログラムとして実現することも可能である。
本出願の発明は、入力映像信号のフレームレートを変換して出力する補間画像生成を利用した映像信号を処理する装置で利用可能である。
100 表示装置
101 HDMI部
102 BD部
103 チューナー部
104 MPEGでコーダ
105 アナログ入力部
107 パネルコントローラ
108 CPU
109 RAM
110 ROM
111 表示パネル
210 APL部
211 3DCTC部
212 FRC部
213 PDPドライブ部
214 LCDドライブ部
301 ME部
302 同期生成部
303 補間位相調整部
304 MC部
401、402 ベクトル計算部
403、404 フィールドメモリ
405、406、409 補間画像生成部
407、408 ラインメモリ
410 ブレンド値算出部
411 ブレンド選択部
412 ブレンド部

Claims (7)

  1. 第1の画像と、該第1の画像より時間的前の第2の画像と、に基づいて両画像間の動きベクトルを算出する動きベクトル算出部と、
    前記第1の画像と前記第2の画像との間に生成する補間画像の位相位置を移動させる調整補間位相を算出する補間位相調整部と、
    前記調整補間位相と、前記第1の画像と、第2の画像と、前記動きベクトルと、に基づいて出力する補間画像を生成する動き補償部と、
    を備える補間画像生成装置。
  2. 前記動き補償部は、
    前記調整補間位相と前記動きベクトルに基づいて前記第1の画像に対する第1の動き補償範囲内に収まる第1の動きベクトルを生成し、前記調整補間位相と前記動きベクトルに基づいて前記第2の画像に対する第2の動き補償範囲内に収まる第2の動きベクトルを生成する、ベクトル計算部と、
    前記第1及び第2の動きベクトルと前記第1及び第2の画像とに基づいて中間補間画像を生成する、補間画像生成部と、
    前記中間補間画像と、前記第1の補間画像又は前記第2の補間画像の一方の選択した画像と、から出力する補間画像を生成するブレンド部と、
    を備える、請求項1に記載の補間画像生成装置。
  3. 前記ブレンド部は、前記第1の補間画像又は前記第2の補間画像の一方の選択を画素単位で行い、該画素単位で該選択した補間画像と前記中間補間画像とから出力する補間画像を生成する、
    請求項2に記載の補間画像生成装置。
  4. 前記ベクトル計算部において、前記動きベクトルが、前記第1の動き補償範囲内に収まるベクトルでなく、かつ、前記動きベクトルが前記第2の動き補償範囲内に収まるベクトルである場合、
    前記ブレンド部は、前記中間補間画像と前記第2の補間画像とから出力する補間画像を生成する、
    請求項2に記載の補間画像生成装置。
  5. 前記ベクトル計算部において、前記動きベクトルが、前記第1の動き補償範囲内に収まるベクトルであり、かつ、前記動きベクトルが前記第2の動き補償範囲内に収まるベクトルでない場合、
    前記ブレンド部は、前記中間補間画像と前記第1の補間画像とから出力する補間画像を生成する、
    請求項2に記載の補間画像生成装置。
  6. 前記ベクトル計算部において、前記動きベクトルが、前記第1の補償範囲内に収まり、かつ、前記動きベクトルが前記第2の動き補償範囲内にも収まる場合、
    前記ブレンド部は、前記中間補間画像を出力する補間画像とする、
    請求項2に記載の補間画像生成装置。
  7. 前記補間位相調整部は、前記算出した動きベクトルに基づいて、前記両画像間を代表する代表動きベクトルを決定し、
    前記ベクトル計算部において、前記動きベクトルが、前記第1の補償範囲内に収まらず、かつ、前記動きベクトルが前記第2の補償範囲内にも収まらない場合、
    前記ベクトル計算部は、代表動きベクトルに基づいて前記第1の画像に対する第1の動き補償範囲内に収まる第1の動きベクトルを生成し、前記代表動きベクトルに基づいて前記第2の画像に対する第2の動き補償範囲内に収まる第2の動きベクトルを生成する、
    請求項2に記載の補間画像生成装置。
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