JP2012100073A - 通信アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】家電機器をネットワークに対応する場合の家電機器側の負担を軽減しつつ、新たな機能の追加に対応可能とする。
【解決手段】通信アダプタ6は、家電機器2との間で通信を行なうための第2インターフェース部8と、ネットワーク50との間で通信を行なうための入出力部16と、通信データが基本データである場合に基本データの通信形式を変換するための基本データ変換部42と、通信データが付加データである場合に付加データの通信形式を変換するための付加データ変換部44と、第2インターフェース部8および入出力部16のうちの少なくともいずれか一方を経由して取得される家電機器2に対応した更新情報を用いて基本データ変換部42および付加データ変換部44を個別に更新するための変換データ書換制御部24とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、家電機器等の電気機器をネットワークに接続するための通信アダプタに関する。
家電機器等の電気機器同士をネットワーク接続して相互操作・相互運用するホームネットワークシステムが普及しつつある。現在、ホームネットワークシステムで使用する通信プロトコルとしては、エコーネット、HomePNA(Home Phoneline Networking Alliance)、HAVi(Home Audio Video Interoperability)等の様々な方式が規格されており、伝送媒体もこのような規格に応じて、無線、有線、赤外線等と様々なもので構成される。
したがって、家電機器が装備する、ホームネットワークとのインターフェース部は、接続するホームネットワークシステムの通信プロトコルおよび伝送媒体の種類等の通信形式に応じて設計されている。そのため、家電機器が装備するインターフェース部において対応する通信形式と異なる通信形式で構成されるホームネットワークに当該家電機器を接続することは、物理的にも電気的にも困難であった。
このような問題に鑑みて、上記インターフェース部を家電機器とは別構成の通信アダプタとし、当該通信アダプタを変更することにより、通信形式の異なるホームネットワークに対応できるようにしたシステム構成が開示されている。たとえば、特開2005−73055号公報(特許文献1)は、家電機器をネットワークに対応させる場合の家電機器の負担を軽減し、通信媒体が異なるネットワークにも容易に対応可能なネットワークアダプタを開示する。
また、特開2009−134563号公報(特許文献2)は、RAM(Random Access Memory)の容量を大きくすることなく、1つのフラッシュメモリを用いて動作プログラムの更新を行なうことができる通信アダプタを開示する。
特開2005―73055号公報 特開2009―134563号公報
しかしながら、家電機器を新たなネットワークに対応させる場合には、新たなネットワークに対応した通信プログラム、ハードウェア、および、ネットワークに接続するための通信制御手順等を備える必要がある。そのため、家電機器側の開発等の負担が増大するという問題がある。
さらに、家電機器とは別構成とした特許文献1に開示された通信アダプタにおいても、家電機器に新たな機能が追加された場合には、追加された機能をネットワークを経由して使用できないという問題がある。
また、特許文献2のように通信アダプタ内の通信制御プログラムをダウンロードして書換えることも考えられる。しかしながら、通信制御プログラム全体をダウンロードして書換える場合には、通信アダプタ側にダウンロードしたプログラムを保存するために記憶容量を増大させる必要がある。そのため、通信アダプタのコストが増大してしまうという問題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、家電機器をネットワークに対応する場合の家電機器側の負担を軽減しつつ、新たな機能の追加に対応可能な通信アダプタを提供することである。
この発明のある局面に係る通信アダプタは、電気機器およびネットワークのうちのいずれか一方から受信する通信データを他方と通信可能な通信形式に変換するための通信アダプタである。この通信アダプタは、電気機器との間で通信を行なうための第1インターフェースと、ネットワークとの間で通信を行なうための第2インターフェースと、通信データが電気機器についての第1情報を含む第1データである場合に第1データの通信形式を変換するための第1変換部と、通信データが電気機器についての第1情報と異なる第2情報を含む第2データである場合に第2データの通信形式を変換するための第2変換部と、第1インターフェースおよび第2インターフェースのうちの少なくともいずれか一方を経由して取得される電気機器に対応した更新情報を用いて第1変換部および第2変換部を個別に更新するための更新部とを含む。第1情報は、電気機器の機種が共通する複数の電気機器間で共通する情報を含む。第2情報は、機種が共通する複数の電気機器間で共通しない情報であって、電気機器の型式に依存した情報を含む。
好ましくは、更新部は、第1変換部において第1データの通信形式の変換が可能である場合であって、かつ、第2変換部において第2データの通信形式の変換が可能でない場合に更新情報を用いて第2変換部を更新する。
さらに好ましくは、更新部は、第1変換部において第1データの通信形式の変換が可能でない場合に更新情報を用いて第1変換部および第2変換部を更新する。
さらに好ましくは、更新部は、第1変換部において第1データの通信形式の変換が可能である場合であって、かつ、第2変換部において第2データの通信形式の変換が可能である場合に第1変換部および第2変換部のいずれも更新しない。
さらに好ましくは、通信アダプタは、第1変換部を実現する第1プログラムを記憶するための記憶部をさらに含む。更新部は、電気機器から第1インターフェースを経由して取得される電気機器の機種と、記憶部に記憶された第1プログラムによって第1データの通信形式の変換が可能な機種とが一致する場合に第1データの通信形式の変換が可能であると判定し、一致しない場合に第1データの通信形式の変換が可能でないと判定する。
さらに好ましくは、通信アダプタは、第2変換部を実現する第2プログラムを記憶するための記憶部をさらに含む。更新部は、電気機器から第1インターフェースを経由して取得される電気機器の型式と、記憶部に記憶された第2プログラムによって第2データの通信形式の変換が可能な型式とが一致する場合に第2データの通信形式の変換が可能であると判定し、一致しない場合に第2データの通信形式の変換が可能でないと判定する。
本発明によると、家電機器の固有情報である機器情報により、機器通信データを機種で共通のデータと型式によって異なるデータとを分けて通信形式の変換を行なうことによって、通信形式の変換を行なうプログラムを個別に書換えることができる。そのため、旧機種の家電機器に対応した基本データ変換プログラムと付加データ変換プログラムが記憶された通信アダプタにおいて、型式情報のみが異なる新機種の家電機器に対応させる場合には、付加データ変換プログラムのみを書き換えることによって新機種の家電機器との通信が可能となる。そのため、データの通信形式を変換するために用いられるプログラムをすべて書き換える場合よりもプログラムの書換に要する時間を短縮できるとともに、通信容量を減らすことによりデータ通信時のエラーの発生頻度を減少させることができる。そのため、ダウンロードの信頼性が向上する。
また、機器通信データを機種で共通のデータと型式によって異なるデータとを変換するプログラムを分けることによって、両方のプログラムの書換を実行する場合に一方のプログラムの書換を実行した後に他方のプログラムの書換を実行することができる。そのため、ダウンロードした書換用プログラムを一時保存するために必要な記憶容量を少なくすることができる。その結果、通信アダプタを安価に構成することができ、ユーザーの負担軽減(すなわち、コスト削減)にもつながる。
したがって、家電機器をネットワークに対応する場合の家電機器側の負担を軽減しつつ、新たな機能の追加に対応可能な通信アダプタを提供することができる。
第1の実施の形態に係る通信アダプタの全体構成を示す制御ブロック図である。 第1の実施の形態に係る通信アダプタと家電機器間での通信に用いられる所定のフォーマットのデータの一例を示す図である。 家電機器の機器情報に対応するデータ変換部を特定するためのマップである。 第1の実施の形態に係る通信アダプタと家電機器間での通信に用いられる機器通信データの一例として、エアコン用のデータフォーマットを示す図である。 第1の実施の形態に係る通信アダプタと家電機器間での通信に用いられる機器通信データの一例として、冷蔵庫用のデータフォーマットを示す。 第1の実施の形態に係る通信アダプタの動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る通信アダプタと、家電機器と、ネットワークを経由して接続されるコントローラとの間で行われる通信シーケンスを示す図である。 第2の実施の形態に係る通信アダプタの全体構成を示す制御ブロック図である。 第2の実施の形態に係る通信アダプタの動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る通信アダプタと、家電機器と、パソコンとの間で行なわれる通信シーケンスを示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1に示すように、本実施の形態に係る通信アダプタ6は、家電機器2と、ネットワーク50に接続された電気機器52との間で行なわれる通信を中継する。家電機器2と通信アダプタ6との間で行なわれる通信の通信形式は、通信アダプタ6とネットワーク50に接続された電気機器との間で行なわれる通信の通信形式と異なる。通信アダプタ6は、家電機器2およびネットワーク50のうちのいずれか一方から受信するデータを他方と通信可能な通信形式に変換する。
本実施の形態において、家電機器2は、エアコンディショナ(以下、単にエアコンと記載する)および冷蔵庫を一例として説明するが、特にこれらに限定されるものではない。たとえば、家電機器2は、電子レンジ、IH(Induction Heating)調理器、炊飯器、テレビ、家庭用照明装置、電気暖房機、電子ブラインド、床暖房、電気温水器等の電気機器であってもよい。
ネットワーク50に接続された電気機器52は、家電機器2を屋内の別室または屋外から遠隔制御するためのコントローラであってもよいし、通信アダプタ6に記憶されるソフトウェアを更新したり、更新情報を管理したりするためのコントローラであってもよいし、電気使用量を抑制するために家電機器2と連携して動作させる他の家電機器であってもよいし、家電機器2の動作履歴を蓄積したり、家電機器2が予め定められた制御パターンを読み出すためのサーバであってもよい。
家電機器2は、機器通信制御部20と、第1インターフェース部4とを含む。機器通信制御部20は、第1インターフェース部4を経由して通信アダプタ6との間で通信を行なうための機器通信プログラムを実行する。
機器通信制御部20は、機器情報応答部22を含む。機器情報応答部22は、通信アダプタ6(具体的には、機器情報取得部18)からの要求に応じて機器情報を通信アダプタ6に対して送信する。
本実施の形態においては、機器通信制御部20は、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)等の簡易的な通信機能を用いて通信アダプタ6と通信を行なう。第1インターフェース部4と通信アダプタ6とは、有線通信によって相互に通信可能に接続されてもよい。あるいは、第1インターフェース部4と通信アダプタ6とは、無線通信によって相互に通信可能に接続されてもよい。無線通信は、たとえば、RFID(Radio Frequency IDentification)などの短距離無線通信であってもよいし、赤外線通信であってもよい。
家電機器2と通信アダプタ6との間で通信を行なうための機器通信プログラムは、家電機器2に開発負担が増大しないように各家電機器固有の通信仕様で必要最小限のデータのやりとりを行なう。必要最小限のデータとは、たとえば、図2に示すデータであり、詳細は後述する。
通信アダプタ6は、家電機器2と接続するための第2インターフェース部8と、ネットワーク50と接続するための入出力部16と、機器全体の制御を行なうための制御部40とを含む。制御部40は、たとえば、マイクロコンピュータである。制御部40は、第2インターフェース部8を経由して家電機器2から受信するデータを通信アダプタ6とネットワーク50を経由した電気機器52との間の通信に対応する通信形式のデータに変換して入出力部16を経由してネットワーク50に送信する。あるいは、制御部40は、入出力部16を経由してネットワーク50から受信するデータを通信アダプタ6と家電機器2との間の通信に対応する通信形式のデータに変換して第2インターフェース部8を経由して家電機器2に送信する。
制御部40は、機器通信制御部10と、データ変換部12と、変換データ書換制御部24と、ネットワーク通信制御部14とを含む。
第2インターフェース部8は、家電機器2と通信アダプタ6との間でデータを送受信するためのインターフェースである。たとえば、第1インターフェース部4と第2インターフェース部8との間で、有線通信を用いてデータが送受信されてもよいし、あるいは、無線通信を用いてデータが送受信されてもよい。家電機器2にケーブル等を用いて物理的に接続される場合には、第2インターフェース部8として、USB(Universal Serial Bus)等の所定の規格に適合したコネクタが用いられる。
機器通信制御部10は、家電機器2との通信を制御する。具体的には、機器通信制御部10は、データ変換部12において通信形式が変換されたデータを第2インターフェース部8を経由して家電機器2に送信する。あるいは、機器通信制御部10は、家電機器2から第2インターフェース部8を経由して受信したデータをデータ変換部12に送信する。
機器通信制御部10は、機器情報取得部18と、機器情報要求部38とを含む。機器情報要求部38は、家電機器2の機器情報を送信するように家電機器2に対して要求する。機器情報取得部18は、家電機器2から機器情報を取得する。具体的には、機器情報取得部18は、家電機器2から機器情報を受信した場合に機器情報を変換データ書換制御部24に送信したり、あるいは、メモリ等の記憶媒体に記憶させたりする。
家電機器2の機器情報は、家電機器2のメーカ情報と、機種情報と、機能、型番、製造年度あるいはバージョンなどの型式情報とを含む家電機器2の固有の情報である。家電機器2の機器情報は、家電機器2内のメモリ等の記憶媒体に予め記憶されている。
データ変換部12は、家電機器2およびネットワーク50のうちのいずれか一方との通信を可能とする通信形式のデータを他方との通信を可能とする通信形式のデータに変換する。
具体的には、データ変換部12は、機器通信制御部10から受信したデータをネットワーク50を経由した電気機器52との通信を可能とする通信形式のデータに変換してネットワーク通信制御部14に送信する。
また、データ変換部12は、ネットワーク通信制御部14から受信したデータを家電機器2との通信を可能とする通信形式のデータに変換して機器通信制御部10に送信する。
データ変換部12は、基本データ変換部42と、付加データ変換部44とを含む。基本データ変換部42は、データのヘッダ等の情報(たとえば、後述するプロパティコード)に基づいて家電機器2およびネットワーク50のうちのいずれか一方から受信するデータが基本データである場合に、基本データを他方との通信を可能とする通信形式のデータに変換する。基本データは、家電機器2の機種が共通する複数の電気機器間で共通する情報を含む。
付加データ変換部44は、データのヘッダ等の情報に基づいて家電機器2およびネットワーク50のうちのいずれか一方から受信するデータが付加データである場合に、付加データを他方との通信を可能とする通信形式のデータに変換する。付加データは、家電機器2の機種が共通する複数の電気機器間で共通しない情報であって、家電機器2の型式に依存した情報を含む。
基本データ変換部42および付加データ変換部44は、ソフトウェアによって実現される。すなわち、基本データ変換部42は、制御部40がプログラム(以下、基本データ変換プログラムともいう)を実行することによって基本データのデータ変換を行なう。また、付加データ変換部44は、制御部40がプログラム(以下、付加データ変換プログラムともいう)を実行することによって付加データのデータ変換を行なう。基本データ変換プログラムおよび付加データ変換プログラムの各々は、通信アダプタ6内の書換可能な記憶媒体であるメモリ46に記憶される。なお、メモリ46は、制御部40内に設けられてもよい。メモリ46は、たとえば、不揮発性メモリである。
ネットワーク通信制御部14は、ネットワーク50に接続された電気機器52との通信を制御する。ネットワーク通信制御部14は、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)等のネットワーク50の規格に応じた通信方式で通信を行なうための通信プログラムを実行する。ネットワーク50は、たとえば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、あるいは、インターネットを利用したものであってもよい。
本実施の形態において、ネットワーク通信制御部14は、データ変換部12において通信形式が変換されたデータを入出力部16を経由して電気機器52に対して送信する。あるいは、ネットワーク通信制御部14は、入出力部16を経由して受信した電気機器52からのデータをデータ変換部12に送信する。
入出力部16は、ネットワーク50と接続するためのインターフェースである。たとえば、ネットワーク50に通信ケーブル、電話線、電力線等の有線を用いて通信が行なわれる場合には、入出力部16としてUSB等の所定の規格に適合したコネクタが用いられる。
また、たとえば、ネットワーク50に接続されたアクセスポイントに無線通信(たとえば、無線LAN)を用いて通信が行なわれる場合には、入出力部16として、アクセスポイントから電波を送受信するための無線ユニットが用いられる。
変換データ書換制御部24は、上述の基本データ変換プログラムまたは付加データ変換プログラムの書換動作を制御する。変換データ書換制御部24は、変換データ比較部26を含む。
変換データ書換制御部24は、第2インターフェース部8および入出力部16のうちの少なくともいずれか一方を経由して取得される家電機器2に対応した更新情報を用いて基本データ変換部42および付加データ変換部44を個別に更新する。変換データ書換制御部24は、基本データ変換部42において基本データの通信形式の変換が可能である場合であって、かつ、付加データ変換部44において付加データの通信形式の変換が可能でない場合に更新情報を用いて付加データ変換部44を更新する。さらに、変換データ書換制御部24は、基本データ変換部42において第1データの通信形式の変換が可能でない場合に更新情報を用いて第1変換部および第2変換部を更新する。さらに、変換データ書換制御部24は、基本データ変換部42において基本データの通信形式の変換が可能である場合であって、かつ、付加データ変換部44において付加データの通信形式の変換が可能である場合に基本データ変換部42および付加データ変換部44のいずれも更新しない。
変換データ比較部26は、機器情報取得部18から受信する家電機器2の機器情報と基本データ変換部42とが対応するか否かを判定する。すなわち、変換データ比較部26は、家電機器2から第2インターフェース部8を経由して取得される家電機器2の機種と、メモリ46に記憶された基本データ変換プログラムによって基本データの通信形式の変換が可能な機種とが一致する場合に基本データの通信形式の変換が可能であると判定し、一致しない場合に基本データの通信形式の変換が可能でないと判定する。
さらに、変換データ比較部26は、家電機器2から第2インターフェース部8を経由して取得される家電機器2の型式と、メモリ46に記憶された付加データ変換プログラムによって付加データの通信形式の変換が可能な型式とが一致する場合に不可データの通信形式の変換が可能であると判定し、一致しない場合に付加データの通信形式の変換が可能でないと判定する。
なお、本実施の形態においては、変換データ比較部26は、家電機器2の機器情報のうちのメーカ情報および機種情報が、メモリ46に記憶されている基本データ変換プログラムに対応するメーカ情報および機種情報と一致するか否かを判定する。
変換データ書換制御部24は、変換データ比較部26において家電機器2の機器情報と基本データ変換部42とが対応しないと判定された場合に、基本データ変換プログラムおよび付加データ変換プログラムの両方の書換を実行する。
変換データ比較部26は、家電機器2の機器情報と基本データ変換部42とが対応すると判定した場合に、家電機器2の機器情報と付加データ変換部44とが対応するか否かを判定する。具体的には、変換データ比較部26は、家電機器2の機器情報のうちの型式情報が、メモリ46に記憶されている付加データ変換プログラムに対応する型式情報と一致するか否かを判定する。
変換データ書換制御部24は、変換データ比較部26において家電機器2の機器情報と付加データ変換部44とが対応しないと判定された場合に、付加データ変換プログラムのみの書換を実行する。
なお、変換データ書換制御部24は、たとえば、変換データ比較部26において家電機器2の機器情報と基本データ変換部42および付加データ変換部44の各々とが対応すると判定された場合にプログラムの書換を実行しない。
変換データ書換制御部24は、プログラムの書換を行なう場合に書換用プログラムの取得をネットワーク通信制御部14に対して要求する。ネットワーク通信制御部14は、変換データ取得部28を含む。
変換データ取得部28は、変換データ書換制御部24からの要求に応じてネットワーク50に接続される電気機器52に対して書換用プログラムの取得を要求し、電気機器52から書換用のプログラムをダウンロードする。変換データ取得部28は、たとえば、家電機器2の機器情報を電気機器52に対して送信することによって適切な書換用プログラムを取得する。
変換データ取得部28は、たとえば、基本データ変換プログラムおよび付加データ変換プログラムの両方の書換を行なう場合には、いずれか一方のプログラムの書換用プログラムを取得する。変換データ取得部28は、取得した書換用プログラムをメモリ46の一時記憶領域に記憶させる。変換データ書換制御部24は、一時記憶領域から書換用プログラムを読み出して、書換対象となる一方のプログラムが記憶された所定の記憶領域を上書きすることによって一方のプログラムの書換を実行する。変換データ取得部28は、一方のプログラムの書換が完了した後に、他方のプログラムの書換用プログラムを取得を要求する。変換データ取得部28は、電気機器52から要求に応じて送信された他方のプログラムの書換用プログラムを取得して、メモリ46の一時記憶領域に上書きする。変換データ書換制御部24は、上書きされた一時記憶領域から書換用プログラムを読み出して、他方のプログラムが記憶された所定の記憶領域を上書きすることによって他方のプログラムの書換を実行する。
なお、変換データ取得部28は、データの一時記憶領域の記憶容量が基本データ変換プログラムおよび付加データ変換プログラムのデータサイズよりも十分に大きい場合には、両方の書換用プログラムを取得した後に順次あるいは並行して書換を実行するようにしてもよい。
また、変換データ取得部28は、付加データ変換プログラムのみの書換を行なう場合には、付加データ変換プログラムの書換用プログラムのみを取得する。
図2に家電機器2と通信アダプタ6との間での通信に用いられる機器通信用データフォーマットの一例を示す。
通信用データは、先頭コードを示す「HD」と、バイトカウンタを示す「BC」と、プロパティコードを示す「PC」と、制御コードを示す「CC」と、「PC」に対する具体的な設定あるいは読み出しの対象となるデータの内容を示す「DT」と、フレームチェックコードを示す「FCC」とを含む。「HD」、「BC」、「PC」、「CC]および「FCC]のサイズの各々は、1バイトである。
バイトカウンタは、「PC」、「CC」および「DT」部のバイト長を示す。プロパティコードは、データの種類を示し、家電機器毎に規定される。
「CC」は、たとえば、設定要求「0x61」、設定応答「0x71」、読み出し要求「0x62」、読み出し応答「0x72」、および、通知「0x73」等の制御コードを示す。
「DT」がnバイトであるとした場合、通信用データは、「HD」を先頭バイトとして、「BC]、「PC」、「CC」、「DT」および「FCC」の順で(5+n)バイトのデータサイズで構成される。
機器通信制御部10または機器通信制御部20は、図2に示すようなデータフォーマットの通信用データのプロパティコードに応じて設定もしくは読み出しを行なう。
図3に機器情報から適切な基本データ変換部および付加データ変換部を特定するためのマップの一例を示す。図3に示すように、機器情報は、メーカ情報であるメーカコードと、機種情報と、型式情報とを含む。メーカコードは、たとえば、メーカ名を示す。なお、メーカコードは、メーカ名を特定できる番号あるいは記号であってもよい。機種情報は、家電機器あるいは電気機器の種類を示す。型式情報は、製造年度およびバージョンを示す。なお、型式情報は、特にこれらに限定されるものではない。
さらに、図3に示すように、機種情報には、機種情報に対応した基本データ変換プログラムを特定するための番号と、機種情報に対応した付加データ変換プログラムを特定するための番号とが関連づけられる。
図3のマップにおいては、たとえば、メーカコードがA社であって、機種情報がエアコンであって、かつ、型式情報が2010年製造のバージョン1である機器情報に対しては、「61」という番号で特定される基本データ変換プログラムと、「62」という番号で特定される付加データ変換プログラムとが対応していることが示される。
通信アダプタ6には、図3に示すようなマップがメモリ46に記憶される。図3に示すマップは、ネットワーク50に接続されたサーバあるいはコントローラ等によって情報が追加、変更されるようにしてもよい。
変換データ比較部26は、図3に示すマップと家電機器2から取得される機器情報とから特定される基本データ変換プログラムと、メモリ46に記憶される基本データ変換プログラムとが一致するか否かを判定する。
すなわち、変換データ比較部26は、図3に示すマップと家電機器2から取得される機器情報とから適合する基本データ変換プログラムの番号を特定する。変換データ比較部26は、特定された番号と、メモリ46に記憶される基本データ変換プログラムを特定するための番号とが一致するか否かを判定する。
さらに、変換データ比較部26は、図3に示すマップと家電機器2から取得される機器情報とから特定される付加データ変換プログラムと、メモリ46に記憶される付加データ変換プログラムとが一致するか否かを判定する。
すなわち、変換データ比較部26は、図3に示すマップと家電機器2から取得される機器情報とから適合する付加データ変換プログラムの番号を特定する。変換データ比較部26は、特定された番号と、メモリ46に記憶される基本データ変換プログラムを特定するための番号とが一致するか否かを判定する。
図4に、家電機器2がエアコンである場合に、家電機器2と通信アダプタ6との間で送受信される通信データの一例を示す。具体的には、複数のプロパティコードと、複数のプロパティコードの各々に対応付けられたデータの詳細な内容とが示される。なお、エアコン用の通信データとしては、図4に示されるデータ構成に特に限定されるものではない。
図4に示すように、複数のプロパティコードは、エアコン制御1を示す「0xF0」と、エアコン制御2を示す「0xF1」と、エアコン状態1を示す「0xF2」と、エアコン状態2を示す「0xF3」と、エアコン状態3を示す「0xF4」と、エアコン状態4を示す「0xF5」とを含む。また、エアコン制御1、エアコン制御2、エアコン状態1、エアコン状態2、エアコン状態3およびエアコン状態4の具体的な設定の内容は、図4に示すように「DT」に規定される。
エアコン制御1は、運転オンあるいは運転オフ等の運転切替、自動運転、暖房運転、冷房運転あるいは除湿運転等の運転モードおよび設定温度の設定を示すプロパティコードである。エアコン制御1としては、上記した設定内容に限定されるものではなく、たとえば、上記設定内容に加えて、風量の設定あるいは上下風向の設定を示すプロパティコードであってもよい。
エアコン制御2は、空気清浄運転モード、省エネ運転モードおよびパワー運転モードの設定を示すプロパティコードである。エアコン制御2は、上記した運転モードを示すプロパティコードであることに特に限定されるものではない。
エアコン状態1は、エアコンの運転状態、運転モードおよび設定温度の読み出しを示すプロパティコードである。エアコン状態2は、空気清浄運転モード、省エネ運転モードおよびパワー運転モードの設定状態の読み出しを示すプロパティコードである。エアコン状態3は、室内温度の計測値および外気温度の計測値の読み出しを示すプロパティコードである。エアコン状態4は、消費電力の計測値の読み出しを示すプロパティコードである。
エアコン制御1、エアコン状態1および3のプロパティコードは、複数の種類のエアコンが共通して有する基本機能の設定と、設定状態および計測値の読み出しとを示すプロパティコードである。これらのプロパティコードを有する通信データが基本データに対応する。
エアコン制御2およびエアコン状態2および4は、エアコンの型番、製造年度、バージョンなどにより搭載の有無が異なる付加機能の設定と、設定状態の読み出しとを示すプロパティコードである。これらのプロパティコードを有する通信データが付加データに対応する。
図5に、家電機器2が冷蔵庫である場合に、家電機器2と通信アダプタ6との間で送受信される通信データの一例を示す。具体的には、複数のプロパティコードと、複数のプロパティコードの各々に対応付けられたデータの詳細な内容とが示される。なお、冷蔵庫用の通信データとしては、図5に示されるデータ構成に特に限定されるものではない。
図5に示すように、複数のプロパティコードは、冷蔵庫設定1を示す「0xF0」と、冷蔵庫設定2を示す「0xF1」と、冷蔵庫状態1を示す「0xF2」と、冷蔵庫状態2を示す「0xF3」と、冷蔵庫状態3を示す「0xF4」と、冷蔵庫状態4を示す「0xF5」とを含む。また、冷蔵庫設定1、冷蔵庫設定2、冷蔵庫状態1、冷蔵庫状態2、冷蔵庫状態3および冷蔵庫状態4の具体的な設定の内容は、図5に示すように「DT」に規定される。
冷蔵庫設定1は、冷蔵室の設定温度および冷凍室の設定温度の設定を示すプロパティコードである。なお、冷蔵庫設定1は、上記した設定内容に限定されるものではなく、たとえば、上記設定内容に加えて、急速冷凍動作の設定を示すプロパティコードであってもよい。
冷蔵庫設定2は、急速冷凍モード、エコモードおよび掃除モード等の冷蔵庫の運転モードと、冷凍モード、冷蔵モードおよびホットモード等の切替室の運転モードとの設定を示すプロパティコードである。
冷蔵庫状態1は、ドアの開閉状態、冷蔵室の温度設定および冷凍室の温度設定の読み出しを示すプロパティコードである。なお、冷蔵庫状態1は、上記読み出し内容に加えて、ドア解放の警告状態の読み出しを示すプロパティコードであってもよい。
冷蔵庫状態2は、冷蔵庫の運転モード、切替室の運転モードの設定状態の読み出しを示すプロパティコードである。冷蔵庫状態3は、冷蔵室温度の計測値および冷凍室温度の計測値の読み出しを示すプロパティコードである。冷蔵庫状態4は、外気温の計測値および消費電力の計測値の読み出しを示すプロパティコードである。
冷蔵庫設定1、冷蔵庫状態1および3のプロパティコードは、複数の種類の冷蔵庫が共通して有する基本機能の設定と、設定状態および計測値の読み出しとを示すプロパティコードである。これらのプロパティコードを有する通信データが基本データに対応する。
冷蔵庫設定2および冷蔵庫状態2および4は、冷蔵庫の型番、製造年度、バージョンなどにより搭載の有無が異なる付加機能の設定と、設定状態の読み出しとを示すプロパティコードである。これらのプロパティコードを有する通信データが付加データに対応する。
図6を参照して、本実施の形態に係る通信アダプタ6の動作について説明する。ステップ(以下、ステップをSと記載する)100にて、機器情報要求部38は、接続された家電機器2の機器情報の要求電文を家電機器2に対して送信する。
S102にて、機器情報取得部18は、家電機器2からの機器情報の応答電文を受信したか否かを判定する。家電機器2からの機器情報の応答電文を受信した場合(S102にてYES)、処理はS104に移される、もしそうでない場合(S102にてNO)、処理はS102に戻され、応答電文を受信するまで待機する。
S104にて、変換データ比較部26は、受信した機器情報のメーカおよび機種情報と基本データ変換部42とが対応しているか否かを判定する。受信した機器情報のメーカおよび機種情報と基本データ変換部42とが対応している場合(S104にてYES)、処理はS106に移される。もしそうでない場合(S104にてNO)、処理はS110に移される。
S106にて、変換データ比較部26は、受信した機器情報の型式情報と付加データ変換部44とが対応しているか否かを判定する。受信した機器情報の型式情報と付加データ変換部44とが対応している場合(S106にてYES)、処理はS108に移される。もしそうでない場合(S106にてNO)、処理はS116に移される。
S108にて、変換データ書換制御部24は、メモリ46に記憶されたプログラムの書換を行なわない。なお、このとき、制御部40は、図示しない表示部にその旨を表示させてもよい。
S110にて、変換データ取得部28は、家電機器2の機器情報に対応した基本データ変換部42の書換用プログラムのダウンロードを要求する。S112にて、変換データ取得部28は、書換用プログラムのダウンロードが完了したか否かを判定する。書換用プログラムのダウンロードが完了した場合(S112にてYES)、処理はS114に移される。もしそうでない場合(S112にてNO)、処理はS112に戻され、ダウンロードが完了するまで待機する。
S114にて、変換データ書換制御部24は、書換用プログラムを用いてメモリ46に記憶された基本データ変換プログラムの書換を実行する。
S116にて、変換データ取得部28は、型式情報に対応した付加データ変換部44の書換用プログラムのダウンロードを要求する。
S118にて、変換データ取得部28は、書換用プログラムのダウンロードが完了したか否かを判定する。書換用プログラムのダウンロードが完了した場合(S118にてYES)、処理はS120に移される。もしそうでない場合(S118にてNO)、処理はS118に戻され、書換用プログラムのダウンロードが完了するまで待機する。
S120にて、変換データ書換制御部24は、書換用プログラムを用いて付加データ変換プログラムの書換を実行する。なお、制御部40は、付加データ変換プログラムの書換の完了後に表示部にその旨を表示させてもよい。
以上のような構造およびフローチャートに基づく通信アダプタ6を経由した電気機器52と家電機器2との間で行なわれる通信シーケンスについて図7を参照して説明する。図7において、電気機器52としては、たとえば、通信アダプタ6のデータ変換部12のソフトウェアを記憶、管理を行なうためのコントローラを一例として説明する。
家電機器2と通信アダプタ6とが接続された場合、家電機器2から第1インターフェース部4を経由して通信アダプタ6に対して電源供給が開始される。通信アダプタ6は、家電機器2からの電源供給を受けて起動する。なお、家電機器2が通信アダプタ6に対して電源供給を開始するタイミングは、たとえば、家電機器2の電源が入った時点であるが、特にこれに限定されるものではなく、たとえば、ユーザーの指示があった時点であってもよい。
電源供給を受けて起動した後に機器情報要求部38は、家電機器2に対して機器情報(メーカコード、機種情報および型式情報)の要求電文を送信する(S100)。家電機器2の機器情報応答部22は家電機器2の機器情報を返信する。
機器情報取得部18は、機器情報応答部22から返信された家電機器2の機器情報を取得して変換データ書換制御部24に送信する(S102にてYES)。変換データ比較部26は、受信した機器情報と基本データ変換部42とが対応しているか否かを判定する(S104)。
変換データ比較部26は、受信した機器情報と基本データ変換部42とが対応している場合(S104にてYES)、受信した機器情報と付加データ変換部44とが対応しているか否かを判定する(S106)。
たとえば、変換データ比較部26において受信した機器情報と付加データ変換部44とが対応していない場合(S106にてNO)、変換データ取得部28は、ネットワーク50を経由してコントローラに対して付加データ変換部44に対応する書換用プログラムのダウンロードを要求する(S116)。コントローラは、変換データ取得部28から家電機器2の機器情報を受信することによって必要な書換用プログラムを通信アダプタ6に送信する。ダウンロードの完了後に(S118にてYES)、変換データ書換制御部24は、ダウンロードした書換用プログラムを用いてメモリ46に記憶された付加データ変換プログラムの書換を実行する(S120)。なお、変換データ取得部28は、ダウンロードの完了後に受信したデータに対してチェックサム等の誤り検出方法を用いてデータが適切に受信されたことを確認することが望ましい。
また、たとえば、変換データ比較部26において受信した機器情報と基本データ変換部42とが対応していない場合(S104にてNO)、変換データ取得部28は、ネットワーク50を経由してコントローラに対して基本データ変換部42に対応する書換用プログラムのダウンロードを要求する(S110)。ダウンロードの完了後に(S112にてYES)、変換データ書換制御部24は、ダウンロードした書換用プログラムを用いてメモリ46に記憶された基本データ変換プログラムの書換を実行する(S114)。
そして、基本データ変換プログラムの書換の実行後に、変換データ取得部28は、ネットワーク50を経由してコントローラに対して付加データ変換部44に対応する書換用プログラムのダウンロードを要求する(S116)。ダウンロードの完了後に(S118にてYES)、変換データ書換制御部24は、ダウンロードした書換用プログラムを用いてメモリ46に記憶された付加データ変換プログラムの書換を実行する(S120)。
また、たとえば、変換データ比較部26において受信した機器情報が基本データ変換部42および付加データ変換部44のいずれにも対応する場合(S104にてYES,S106にてYES)、変換データ書換制御部24は、プログラムの書換を実行しないと決定する(S108)。
必要に応じて基本データ変換プログラムおよび付加データ変換プログラムの両方または付加データ変換プログラムのみの書換が実行された後に、あるいは、書換を実行しないと決定された後に、通信アダプタ6は、コントローラに対して家電機器2との通信を確立するための登録処理を要求する。コントローラは、通信アダプタ6からの要求に応じて家電機器2の登録処理を実行し、登録の完了を通信アダプタ6に通知する。登録完了後は、コントローラからの制御要求を含む通信データは、通信アダプタ6において通信アダプタ6と家電機器2との間における通信形式に変換された後に家電機器2に送信される。また、家電機器2から送信される通信データは、通信アダプタとネットワーク50を経由したコントローラとの間における通信形式に変換された後にコントローラに送信される。このようにして、コントローラは、家電機器2毎に規定されるプロパティコードに対する設定あるいは読み出しを行なうことができる。
たとえば、通信アダプタ6がA社のエアコン(2010年製造、Ver.1)に接続された場合には、通信アダプタ6の基本データ変換プログラムおよび付加データ変換プログラムの両方または付加データ変換プログラムのみが必要に応じて書換が実行される。
そのため、書換が実行された後に、あるいは、書換を実行しないと決定された後に、基本データ変換部42は、たとえば、図4に示すプロパティコードのうちの「0xF0」、「0xF2」および「0xF4」のプロパティコードを有する家電機器2側の通信形式の基本データと、ネットワーク50側の通信形式の基本データとを相互に変換することができる。
さらに、書換が実行された後に、あるいは、書換を実行しないと決定された後に、付加データ変換部44は、図4に示すプロパティコードのうちの「0xF1」、「0xF3」および「0xF5」のプロパティコードを有する家電機器2側の通信形式の付加データと、ネットワーク50側の通信形式の基本データとを相互に変換することができる。
ネットワーク通信制御部14は、入出力部16を経由して通信アダプタ6に接続されるネットワーク50(すなわち、コントローラ)から、たとえば、エアコンを停止状態から運転をオンし、運転モードとして冷房モードを設定し、設定温度として25℃を設定する制御要求が規定される基本データを受信する場合を想定する。
基本データ変換部42は、家電機器2と通信するためのデータフォーマットに基づいて受信したネットワーク50側の通信形式の基本データをプロパティコード「PC」を「0xF0」とし、「CC」コードを「0x61」とし、「DT」コードの1バイト目を「0x01」とし、2バイト目を「0x02」とし、3バイト目を「0x08」とした家電機器2側の通信形式の基本データに変換して、機器通信制御部10に送信する。機器通信制御部10は、変換された基本データを家電機器2であるエアコンに対して送信する。家電機器2であるエアコンは、受信した基本データに基づいて冷房運転モードであって、かつ、設定温度を25℃としてエアコンの運転を開始する。
なお、付加データを受信した場合も同様に、付加データ変換部44は、受信したネットワーク側の通信形式の付加データを家電機器2側の通信形式の付加データに変換して、機器通信制御部10に送信する。
また、その後たとえば通信アダプタ6がA社のエアコン(2010年製造、Ver.2)に接続された場合には、通信アダプタ6の付加データ変換プログラムのみの書換が実行されることとなる。
以上のようにして、本実施の形態に係る通信アダプタによると、家電機器2からネットワーク通信機能を分離して、データ変換部12によってデータ変換することにより、各家電機器固有の通信仕様で必要最小限のデータのやりとりを行なうことができる。そのため、家電機器2にかかる負荷が少なくなり、容易にネットワークと通信することができる。
さらに、家電機器2の固有情報である機器情報により、機器通信データをメーカ及び機種情報で共通の基本データと型式情報の製造年度やバージョンによって異なる付加データとを分けて通信形式の変換を行なうことによって、通信形式の変換を行なうプログラムを個別に書換えることができる。そのため、旧機種の家電機器に対応した基本データ変換プログラムと付加データ変換プログラムが記憶された通信アダプタにおいて、型式情報のみが異なる新機種の家電機器に対応させる場合には、付加データ変換プログラムのみを書き換えることによって新機種の家電機器との通信が可能となる。そのため、データの通信形式を変換するために用いられるプログラムをすべて書き換える場合よりもプログラムの書換に要する時間を短縮できるとともに、通信容量を減らすことによりデータ通信時のエラーの発生頻度を減少させることができる。そのため、ダウンロードの信頼性が向上する。
また、基本データ変換部42と付加データ変換部44を別々のプログラムとすることで、両方の書換を実行する場合に一方の書換を実行した後に他方の書換を実行することができる。そのため、ダウンロードした書換用プログラムを一時保存するために必要な記憶容量を少なくすることができる。その結果、通信アダプタを安価に構成することができ、ユーザーの負担軽減(すなわち、コスト削減)にもつながる。
したがって、家電機器をネットワークに対応する場合の家電機器側の負担を軽減しつつ、新たな機能の追加に対応可能な通信アダプタを提供することができる。
<第2の実施の形態>
以下、第2の実施の形態に係る通信アダプタについて説明する。本実施の形態に係る通信アダプタは、上述の第1の実施の形態に係る通信アダプタの構成と比較して、第2インターフェース部8にパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと記載する)が接続可能である点、機器通信制御部10が変換データ取得部30を有する点、ネットワーク通信制御部14が変換データ取得部28を有しない点、表示部32を有する点が異なる。それ以外の構成については、上述の第1の実施の形態に係る通信アダプタ6の構成と同じ構成である。それらについては同じ参照符号が付してある。それらの機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
図8に示すように、通信アダプタ6は、変換データ比較部26において機器情報と基本データ変換部または付加データ変換部とが対応しない場合に、プログラムの書換が必要であることを表示するための表示部32をさらに含む。表示部32は、通信アダプタ6を経由して家電機器2と電気機器52との間の通信を確立するために作業を行なうユーザー等の作業者に対して書換用プログラムの書換動作の状態や書換動作を行なうために必要な操作の情報等を表示する。このとき、制御部40は、プログラムの書換動作を行なうことをっメモリ46に記憶させる。
パソコン34は、第3インターフェース部36と、書換用プログラムを記憶するための記憶部(図示せず)とを含む。なお、パソコン34に代えて、データ変換部のソフトウェアを記憶、管理を行っている専用装置またはUSB(Universal Serial Bus)等の所定の規格に適合したコネクタを有するメモリ装置等であってもよい。
通信アダプタ6は、メモリ46に記憶されたプログラムの書換が必要であると判定された後に、家電機器2の接続が解除され、第2インターフェース部8とパソコン34の第3インターフェース部36とが接続された場合に、メモリ46に記憶されたプログラムの書換動作を行なう指示に従って、パソコン34から書換用プログラムをダウンロードする。なお、通信アダプタ6は、機器情報取得部18において取得された機器情報に基づいて接続された電気機器がパソコン34であるか否かを判定するようにしてもよい。
第2インターフェース部8と第3インターフェース部36との間の通信は、有線通信であってもよいし、無線通信であってもよいものとする。
機器通信制御部10は、変換データ取得部30をさらに含む。変換データ取得部30は、第2インターフェース部8と第3インターフェース部36とが通信可能となった場合に、必要に応じて書換用プログラムをパソコン34に対して要求する。変換データ取得部30は、たとえば、書換用プログラムのダウンロードの要否を判定するために接続が解除される前に取得した家電機器2の機器情報をパソコン34に送信する。パソコン34は、受信した家電機器2の機器情報に基づいて適切な書換用プログラムを通信アダプタ6に送信する。
変換データ書換制御部24は、ダウンロードした書換用プログラムを用いて基本データ変換プログラムおよび付加データ変換プログラムの両方あるいは付加データ変換プログラムのみ書換を実行する。制御部40は、書換の完了後に書換の完了を示す旨を表示部32に表示させる。制御部40は、書換動作が完了していることをメモリ46に記憶させる。
図9を参照して、本実施の形態に係る通信アダプタ6の動作について説明する。なお、図9に示したフローチャートの中で、前述の図6に示したフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについての処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
受信した機器情報と基本データ変換部42とが対応していない場合(S104にてNO)、S200にて、制御部40は、基本データ変換プログラムおよび付加データ変換プログラムの書換が必要であることを表示部32に表示させる。
S202にて、制御部40は、通信アダプタ6とパソコン34とが接続されているか否かを判定する。通信アダプタ6とパソコン34とが接続されている場合(S202にてYES)、処理はS204に移される。もしそうでない場合(S202にてNO)、処理はS202に戻され、通信アダプタ6とパソコン34とが接続されるまで待機する。
S204にて、変換データ取得部30は、パソコン34に対して家電機器2の機器情報に対応した基本データ変換部42の書換用プログラムのダウンロードを要求する。S206にて、変換データ取得部30は、書換用プログラムのダウンロードが完了したか否かを判定する。書換用プログラムのダウンロードが完了した場合(S206にてYES)、処理はS208に移される。もしそうでない場合(S206にてNO)、処理はS206に戻され、ダウンロードが完了するまで待機する。
S208にて、変換データ書換制御部24は、書換用プログラムを用いてメモリ46に記憶された基本データ変換変換プログラムの書換を実行する。基本データ変換プログラムの書換が実行された後、処理はS214に移される。
S210にて、制御部40は、表示部32に付加データ変換プログラムの書換が必要であることを表示させる。S212にて、制御部40は、通信アダプタ6とパソコン34とが接続されているか否かを判定する。通信アダプタ6とパソコン34とが接続されている場合(S212にてYES)、処理はS214に移される。もしそうでない場合(S212にてNO)、処理はS212に戻され、通信アダプタ6とパソコン34とが接続されるまで待機する。
S214にて、変換データ取得部30は、パソコン34に対して家電機器2の機器情報に対応した付加データ変換部44の書換用プログラムのダウンロードを要求する。S216にて、変換データ取得部30は、書換用プログラムのダウンロードが完了したか否かを判定する。書換用プログラムのダウンロードが完了した場合(S216にてYES)、処理はS218に移される。もしそうでない場合(S216にてNO)、処理はS216にもと度され、ダウンロードが完了するまで待機する。
S218にて、変換データ書換制御部24は、書換用プログラムを用いて付加データ変換プログラムの書換を実行する。S220にて、制御部40は、書換が完了したことを表示部32に表示させる。
以上のような構成およびフローチャートに基づく通信アダプタ6と家電機器2との間で行なわれる通信シーケンスおよび通信アダプタ6とパソコン34との間で行なわれる通信シーケンスについて図10を参照して説明する。
家電機器2と通信アダプタ6とが接続された場合、家電機器2から第1インターフェース部4を経由して通信アダプタ6に対して電源供給が開始される。通信アダプタ6は、家電機器2からの電源供給を受けて起動する。なお、家電機器2が通信アダプタ6に対して電源供給を開始するタイミングは、たとえば、家電機器2の電源が入った時点であるが、特にこれに限定されるものではなく、たとえば、ユーザーの指示があった時点であってもよい。
電源供給を受けて起動した後に機器情報要求部38は、家電機器2に対して機器情報(メーカコード、機種情報および型式情報)の要求電文を送信する(S100)。家電機器2の機器情報応答部22は家電機器2の機器情報を返信する。
機器情報取得部18は、機器情報応答部22から返信された家電機器2の機器情報を取得して変換データ書換制御部24に送信する(S102にてYES)。変換データ比較部26は、受信した機器情報と基本データ変換部42とが対応しているか否かを判定する(S104)。
変換データ比較部26は、受信した機器情報と基本データ変換部42とが対応している場合(S104にてYES)、受信した機器情報と付加データ変換部44とが対応しているか否かを判定する(S106)。
たとえば、変換データ比較部26において受信した機器情報と付加データ変換部44とが対応していないと判定された場合(S106にてNO)、制御部40は、付加データ変換プログラムの書換が必要であることを表示部32に表示させる(S210)。
ユーザーによって家電機器2と通信アダプタ6との接続が解除されて、通信アダプタ6とパソコン34とが接続された場合、パソコン34の起動とともに、第3インターフェース部36を経由して通信アダプタ6に対して電源供給が開始される。通信アダプタ6は、家電機器2からの電源供給を受けて再び起動する。なお、パソコン34が通信アダプタ6に対して電源供給を開始するタイミングは、たとえば、パソコン34の電源が入った時点であるが、特にこれに限定されるものではなく、起動中のパソコン34に接続された時点であってもよいし、ユーザーによって電源供給の指示があった時点であってもよい。
変換データ取得部30は、パソコン34と接続された場合(S212にてYES)、パソコン34に対して家電機器2の機器情報に対応した付加データ変換部44の書換用プログラムのダウンロードを要求する(S214)。パソコン34は、変換データ取得部30から家電機器2の機器情報を受信することによって必要な書換用プログラムを通信アダプタ6に送信する。ダウンロード完了後に(S216にてYES)、変換データ書換制御部24は、ダウンロードした書換用プログラムを用いて付加データ変換プログラムの書換を実行する(S218)。なお、変換データ取得部30は、ダウンロードの完了後に受信したデータに対してチェックサム等の誤り検出方法を用いてデータが適切に受信されたことを確認することが望ましい。制御部40は、書換が正常に終了した場合に、書換が完了したことを表示部32に表示させる(S220)。
また、たとえば、変換データ比較部26において受信した機器情報が基本データ変換部42に対応しない場合(S104にてNO)、制御部40は、基本データ変換部42および付加データ変換部44を実現するプログラムの書換が必要であることを表示部32に表示させる(S200)。
変換データ取得部30は、パソコン34と接続された場合(S202にてYES)、パソコン34に対して家電機器2の機器情報に対応した基本データ変換部42の書換用プログラムのダウンロードを要求する(S204)。ダウンロード完了後に(S206にてYES)、変換データ書換制御部24は、ダウンロードした書換用プログラムを用いて基本データ変換部42を実現するプログラムの書換を実行する(S208)。
基本データ変換部42を実現するプログラムの書換を実行した後に、変換データ取得部30は、パソコン34と接続された場合(S212にてYES)、パソコン34に対して家電機器2の機器情報に対応した付加データ変換部44の書換用プログラムのダウンロードを要求する(S214)。ダウンロード完了後に(S216にてYES)、変換データ書換制御部24は、ダウンロードした書換用プログラムを用いて付加データ変換部44を実現するプログラムの書換を実行する(S218)。制御部40は、書換が正常に終了した場合に、書換が完了したことを表示部32に表示させる(S220)。
また、たとえば、変換データ比較部26において受信した機器情報が基本データ変換部42および付加データ変換部44のいずれにも対応する場合(S104にてYES,S106にてYES)、変換データ書換制御部24は、プログラムの書換を実行しない(S108)。このとき、制御部40は、その旨を表示部32に表示させてもよい。
必要に応じてプログラムの書換が行なわれた後に、通信アダプタ6は、家電機器2が再び接続された場合にコントローラに対して家電機器2との通信を確立するための登録処理を要求する。コントローラは、通信アダプタ6からの要求に応じて家電機器2の登録処理を実行し、登録の完了を通信アダプタ6に通知する。登録完了後は、コントローラからの制御要求を含む通信データは、通信アダプタ6において通信アダプタ6と家電機器2との間における通信形式に変換された後に家電機器2に送信される。また、家電機器2から送信される通信データは、通信アダプタとネットワーク50を経由したコントローラとの間における通信形式に変換された後にコントローラに送信される。このようにして、コントローラは、家電機器2毎に規定されるプロパティコードに対する設定あるいは読み出しを行なうことができる。
以上のようにして、本実施の形態に係る通信アダプタによると、通信アダプタ6の製造時や設置作業時に搭載されたデータ変換部12のソフトウェアを通信アダプタ6の家電機器2との接続用の第2インターフェース部8を経由してダウンロードすることができる。そのため、ソフトウェアの入手経路として、ネットワーク50を経由する経路に加えて、第2インターフェース部8を経由する経路を状況に応じて選択することができるため、ソフトウェアを書き換える際の利便性を向上させることができる。
本実施の形態においては、通信アダプタ6は、家電機器2から独立した別体のものとしているが、家電機器2に着脱可能に内蔵させてもよい。また、本実施の形態においては、1つの家電機器2が1つの通信アダプタ6を通じてネットワーク50に接続されるとして説明したが、1つの通信アダプタ6に複数の家電機器を接続する構成にしてもよい。
このようにすると、近くに設置される複数の家電機器を1つの通信アダプタで対応することができる。また、複数の家電機器を接続する場合には、複数の家電機器と通信アダプタとの通信は、有線通信であってもよいし無線通信であってもよい。あるいは、複数の家電機器のうちの少なくとも一つと通信アダプタ6との通信を有線通信とし、他の家電機器と通信アダプタ6との通信を無線通信としてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 家電機器、4 第1インターフェース部、6 通信アダプタ、8 第2インターフェース部、10,20 機器通信制御部、12 データ変換部、14 ネットワーク通信制御部、16 入出力部、18 機器情報取得部、22 機器情報応答部、24 変換データ書換制御部、26 変換データ比較部、28,30 変換データ取得部、32 表示部、34 パソコン、36 第3インターフェース部、38 機器情報要求部、40 制御部、42 基本データ変換部、44 付加データ変換部、50 ネットワーク、52 電気機器。

Claims (6)

  1. 電気機器およびネットワークのうちのいずれか一方から受信する通信データを他方と通信可能な通信形式に変換するための通信アダプタであって、
    前記電気機器との間で通信を行なうための第1インターフェースと、
    前記ネットワークとの間で通信を行なうための第2インターフェースと、
    前記通信データが前記電気機器についての第1情報を含む第1データである場合に前記第1データの前記通信形式を変換するための第1変換部と、
    前記通信データが前記電気機器についての前記第1情報と異なる第2情報を含む第2データである場合に前記第2データの前記通信形式を変換するための第2変換部と、
    前記第1インターフェースおよび前記第2インターフェースのうちの少なくともいずれか一方を経由して取得される前記電気機器に対応した更新情報を用いて前記第1変換部および前記第2変換部を個別に更新するための更新部とを含み、
    前記第1情報は、前記電気機器の機種が共通する複数の電気機器間で共通する情報を含み、
    前記第2情報は、前記機種が共通する前記複数の電気機器間で共通しない情報であって、前記電気機器の型式に依存した情報を含む、通信アダプタ。
  2. 前記更新部は、前記第1変換部において前記第1データの前記通信形式の変換が可能である場合であって、かつ、前記第2変換部において前記第2データの前記通信形式の変換が可能でない場合に前記更新情報を用いて前記第2変換部を更新する、請求項1に記載の通信アダプタ。
  3. 前記更新部は、前記第1変換部において前記第1データの前記通信形式の変換が可能でない場合に前記更新情報を用いて前記第1変換部および前記第2変換部を更新する、請求項1または2に記載の通信アダプタ。
  4. 前記更新部は、前記第1変換部において前記第1データの前記通信形式の変換が可能である場合であって、かつ、前記第2変換部において前記第2データの前記通信形式の変換が可能である場合に前記第1変換部および前記第2変換部のいずれも更新しない、請求項1〜3のいずれかに記載の通信アダプタ。
  5. 前記通信アダプタは、前記第1変換部を実現する第1プログラムを記憶するための記憶部をさらに含み、
    前記更新部は、前記電気機器から前記第1インターフェースを経由して取得される前記電気機器の機種と、前記記憶部に記憶された前記第1プログラムによって前記第1データの前記通信形式の変換が可能な機種とが一致する場合に前記第1データの前記通信形式の変換が可能であると判定し、一致しない場合に前記第1データの前記通信形式の変換が可能でないと判定する、請求項2〜4のいずれかに記載の通信アダプタ。
  6. 前記通信アダプタは、前記第2変換部を実現する第2プログラムを記憶するための記憶部をさらに含み、
    前記更新部は、前記電気機器から前記第1インターフェースを経由して取得される前記電気機器の型式と、前記記憶部に記憶された前記第2プログラムによって前記第2データの前記通信形式の変換が可能な型式とが一致する場合に前記第2データの前記通信形式の変換が可能であると判定し、一致しない場合に前記第2データの前記通信形式の変換が可能でないと判定する、請求項2〜4のいずれかに記載の通信アダプタ。
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