JP2012098563A - スクリーン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コイルばね内蔵の手動式スクリーン装置において、スクリーン生地を巻取りする際の不定期なうねり音を無くし、スクリーン生地の静かな巻取りを可能とするスクリーン装置を提供せんとする。
【解決手段】スクリーン生地11を巻取り又は繰出しすることで該スクリーン生地11を昇降させる巻取りローラ10とその回転支持軸6Aとの間に、該巻取りローラ10を下方に繰り出したスクリーン生地11を巻き取る方向に弾性復元力で回転付勢するコイルばね2を介装した手動式のスクリーン装置であり、コイルばね2の一端側に、巻取りローラ内周面10cに回転一体となるように回転方向に係合する連結部材3を、該巻取りローラ10に対して軸方向に移動可能に設けた。
【選択図】図4
【解決手段】スクリーン生地11を巻取り又は繰出しすることで該スクリーン生地11を昇降させる巻取りローラ10とその回転支持軸6Aとの間に、該巻取りローラ10を下方に繰り出したスクリーン生地11を巻き取る方向に弾性復元力で回転付勢するコイルばね2を介装した手動式のスクリーン装置であり、コイルばね2の一端側に、巻取りローラ内周面10cに回転一体となるように回転方向に係合する連結部材3を、該巻取りローラ10に対して軸方向に移動可能に設けた。
【選択図】図4
Description
本発明は、建築物の壁面や天井面に取付けられるスクリーン装置に関する。
従来から、スクリーン生地を巻取り又は繰出しすることで該スクリーン生地を昇降させる巻取りローラとその回転支持軸との間に、該巻取りローラを下方に繰り出したスクリーン生地を巻き取る方向に弾性復元力で回転付勢するコイルばねを介装した手動式のスクリーン装置が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、従来のコイルばね内蔵の手動式スクリーン装置は、スクリーン生地の巻取りの際、不定期なうねり音が出てしまうという問題があった。
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、コイルばね内蔵の手動式スクリーン装置において、スクリーン生地を巻取りする際の不定期なうねり音を無くし、スクリーン生地の静かな巻取りを可能とするスクリーン装置を提供する点にある。
本発明者は、前述の課題解決のために鋭意検討した結果、うねり音の原因がコイルばねの蛇行にあり、これを解消することでうねり音を無くすことができる点、並びにこの蛇行を無くすことができる構成を新たに見出し、本発明を完成したものである。
すなわち本発明は、コイルばねスクリーン生地を巻取り又は繰出しすることで該スクリーン生地を昇降させる巻取りローラとその回転支持軸との間に、該巻取りローラに対して下方に繰り出したスクリーン生地を巻き取る方向に弾性復元力で回転付勢するコイルばねを介装した手動式のスクリーン装置において、前記コイルばねの一端側に、前記巻取りローラの内周面に回転一体となるように回転方向に係合する連結部材を、該巻取りローラに対して軸方向に移動可能に設けてなることを特徴とするスクリーン装置を提供する。
本発明によれば、コイルばね一端側の巻取りローラへの連結部材を該巻取りローラに対して軸方向に移動可能に設けたので、スクリーン生地の巻取り/繰出し時にコイルばねが変形して全長が変化するその変化を逃がし、これによりコイルばねの蛇行が無くなることから、コイルばね、回転支持軸及び巻取りローラのスムーズな動作が可能となる。したがって、従来のうねり音が無くなり、スクリーン生地の静かな巻取りが可能となる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係る手動式スクリーン装置の全体構成を示す斜視図であり、図1〜4は代表的実施形態を示し、図中符号1はスクリーン装置、2はコイルばね、10は巻取りローラ、11はスクリーン生地、12は収納ケースをそれぞれ示している。
スクリーン装置1は、図1〜3に示すように、巻取りローラ10に対して、スクリーン生地11を巻取り又は繰出しすることで該スクリーン生地11を昇降させる手動式のものである。本実施形態では、建築物の壁面上部や天井などに取付けられる収納ケース12に巻取りローラ10が収納されている。巻取りローラ10とその回転支持軸6Aとの間には、図4に示すように、該巻取りローラ10を下方に繰り出したスクリーン生地を巻き取る方向に弾性復元力で回転付勢するためのコイルばね2が介装されている。
収納ケース12は、ステンレス等の金属板よりなり、図3に示すように上面板13aと後面板13bとを有する倒立略L字状のフレーム部材13と、フレーム部材13の上面板13aの前端部に着脱可能に支持されて収納ケース12の前面を覆う前面パネル14と、前面パネル14に着脱可能に取付けられて収納ケースの下面を閉鎖する略L字状の下面板14aと、フレーム部材13の左右端部に固定した側面板15とより構成されている。符号16は収納ケース12を建築物の壁面や天井面に取付けるための設置金具であり、ケース左右にそれぞれ設置金具16、16がビス等で固定される。
巻取りローラ10は、アルミニウム押出材等の金属製であり、図4に示すように、その一端部10Aには、中心側に配される回転支持軸6Aに対して該巻取りローラ10を回転可能に支持する軸受け部材5Aが設けられ、他端部10Bにも、同じく中心側に配される回転支持軸6Bに対して巻取りローラ10を回転可能に支持する軸受け部材5Bが設けられている。回転支持軸6A,6Bは、いずれも巻取りローラ端部から外側に延出してそれぞれ支軸7A、7Bとして機能している。
軸受け部材5Aは、図示しないボールストップスプリング機構が内蔵されており、巻取りローラ10から繰り出したスクリーン生地11を適宜な位置で維持できる。また、軸受け部材5Bは、ロータリーダンパーよりなるブレーキ装置8が付設されており、スクリーン生地11を巻き取る上昇時にのみ巻取りローラ10の回転にブレーキがかかる構造とし、これにより繰出し時には軽く操作でき、且つ巻取り時にはコイルばね2の付勢力により勢い良くスクリーン生地11が上昇してしまうことを防止し、より静かな巻取りを可能としている。
回転支持軸6Aの巻取りローラ内側には、コイルばね2が装着されるとともにその連結部材3を回転可能且つ軸方向に移動可能に軸支する軸体4が延設されており、コイルばね2の一端側は、軸体4上の連結部材3を介して巻取りローラ10の内周面10cに連結されることで該巻取りローラ10と回転一体に構成されている。
連結部材3は、コイルばね2の一端側に挿入されてコイルばね2を同軸の位置に安定保持する小径筒状の保持部31と、巻取りローラ内周面10cに軸方向にスライド移動可能に且つ回転不能に係合する大径筒状の連結部30とより構成されている。具体的には、巻取りローラ内周面10cに軸方向にわたって突条10dが形成され、連結部30の外周面に前記突条10dが係合する凹溝30aが軸方向に形成されている。コイルばね2の一端部21は、この連結部30に回転一体に掛止されている。
また、コイルばね2の他端部20は、回転支持軸6A又は軸体4に回転一体に掛止されている。そして、スクリーン生地11の繰出し時に、巻取りローラ10を介してコイルばね2を回転させて弾性復元力を増大させ、スクリーン生地11の巻取り時には、コイルばね2の弾性復元力により巻取りローラ10を巻取り方向に回転付勢させ、スクリーン生地11が自動的に上昇して巻取りローラ10に巻き取られる。
巻取りローラ10は、図2に示すように、両端から延びる支軸7A、7Bに保持金具70A、70Bを取り付け、該支軸7A、7Bを収納ケース12の左右の側部17A,17Bの取付け溝18A、18Bに前側から装填して仮支持させた状態で、保持金具70A、70Bを側部17A,17Bに取付ネジ19A、19Bで前側から固定して組み付けられる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
1 スクリーン装置
2 コイルばね
3 連結部材
4 軸体
5A、5B 軸受け部材
6A,6B 回転支持軸
7A、7B 支軸
8 ブレーキ装置
10 巻取りローラ
10A、10B 端部
10c 内周面
10d 突条
11 スクリーン生地
12 収納ケース
13 フレーム部材
13a 上面板
13b 後面板
14 前面パネル
14a 下面板
15 側面板
16 設置金具
17A,17B 側部
18A、18B 取付け溝
19A、19B 取付ネジ
20、21 端部
30 連結部
30a 凹溝
31 保持部
70A、70B 保持金具
2 コイルばね
3 連結部材
4 軸体
5A、5B 軸受け部材
6A,6B 回転支持軸
7A、7B 支軸
8 ブレーキ装置
10 巻取りローラ
10A、10B 端部
10c 内周面
10d 突条
11 スクリーン生地
12 収納ケース
13 フレーム部材
13a 上面板
13b 後面板
14 前面パネル
14a 下面板
15 側面板
16 設置金具
17A,17B 側部
18A、18B 取付け溝
19A、19B 取付ネジ
20、21 端部
30 連結部
30a 凹溝
31 保持部
70A、70B 保持金具
Claims (1)
- スクリーン生地を巻取り又は繰出しすることで該スクリーン生地を昇降させる巻取りローラとその回転支持軸との間に、該巻取りローラに対して下方に繰り出したスクリーン生地を巻き取る方向に弾性復元力で回転付勢するコイルばねを介装した手動式のスクリーン装置において、
前記コイルばねの一端側に、前記巻取りローラの内周面に回転一体となるように回転方向に係合する連結部材を、該巻取りローラに対して軸方向に移動可能に設けてなることを特徴とするスクリーン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010246868A JP2012098563A (ja) | 2010-11-02 | 2010-11-02 | スクリーン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010246868A JP2012098563A (ja) | 2010-11-02 | 2010-11-02 | スクリーン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012098563A true JP2012098563A (ja) | 2012-05-24 |
Family
ID=46390511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010246868A Pending JP2012098563A (ja) | 2010-11-02 | 2010-11-02 | スクリーン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012098563A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107082306A (zh) * | 2017-06-15 | 2017-08-22 | 福建祥源纺织有限公司 | 一种新型纺织机械用卷筒装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4837730U (ja) * | 1971-09-08 | 1973-05-09 | ||
JPH0815776A (ja) * | 1994-06-28 | 1996-01-19 | O S:Kk | 映写スクリーン装置 |
JP2003205786A (ja) * | 2002-01-17 | 2003-07-22 | Nhk Spring Co Ltd | 車両用巻取り装置 |
JP2009500241A (ja) * | 2005-07-15 | 2009-01-08 | ベバスト・アクチィエンゲゼルシャフト | ローラブラインド装置用の巻取りシャフト |
-
2010
- 2010-11-02 JP JP2010246868A patent/JP2012098563A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0815776A (ja) * | 1994-06-28 | 1996-01-19 | O S:Kk | 映写スクリーン装置 |
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JP2009500241A (ja) * | 2005-07-15 | 2009-01-08 | ベバスト・アクチィエンゲゼルシャフト | ローラブラインド装置用の巻取りシャフト |
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