JP2012097546A - 化粧パネル - Google Patents
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Abstract
【課題】視覚的には凹凸が有りながら、表面は平滑で、安全性、耐摩耗性、耐久性、耐汚染性、難燃性、不燃性、意匠性に優れた化粧パネルの提供。
【解決手段】化粧パネル1は、表面が平滑な透明素材製の表面材2と、透明素材の裏面を加工する事により設けた自然物やコンピューターグラフィックス等によるテクスチャー3か、あるいはオリジナルなテクスチャー3とそれを被覆する任意の色彩を有する裏面材4ないし裏面材5、裏面材6から成る。
【選択図】図1
【解決手段】化粧パネル1は、表面が平滑な透明素材製の表面材2と、透明素材の裏面を加工する事により設けた自然物やコンピューターグラフィックス等によるテクスチャー3か、あるいはオリジナルなテクスチャー3とそれを被覆する任意の色彩を有する裏面材4ないし裏面材5、裏面材6から成る。
【選択図】図1
Description
本考案は、特に建築物の壁面や床面等躯体の表面や、テーブルの天板等の家具表面等を、被覆、あるいは嵌め込む事により、装飾するための化粧パネルに関する。
従来の化粧パネルは、それ以上の立体物を樹脂内部に構築するのはハンドレイアップでクリア樹脂層、又は柄形比成材を添加したり、着色樹脂や、着色樹脂を混合した多色で様々な柄を塗り重ねて製造されていた。しかしながら、上記方法ではパネル表面の透明樹脂自体に凹凸が存在し、耐汚染生や、清掃性に問題が有る。その内部に凹凸を有する意匠も、0.1mm−0.5mmと平板であり、ハンドレイアップで各樹脂層を形成するという技法上それ以上の立体感の有る意匠を表現するのは困難であった。一方、近年ではより立体的で三次元的な意匠を持つ化粧パネルが様々な分野で求められており、下記特許文献1には上記化粧パネルの製造方法が開示されている。
特許開2007−31999号公報
従来この種の化粧パネルは、建築物の壁面や床面等の躯体表面や、家具表面を被覆するという特性上、安全性、耐摩耗性、耐久性、耐汚染性、清掃性などの見地からテクスチャーの選択は比較的平板な意匠を有する物に限られている。
本発明の課題は、上述したような平板な意匠を有する化粧パネルに対して、平滑な表面を有しながらも、様々な色彩と多種多様なテクスチャーを有する意匠を提供する事。
本発明は上記従来の発明の課題を解決する為に、この化粧パネル1は、表面が平滑な透明素材製の表面材2と、その裏面に設けたテクスチャー3とそれを被覆する意匠性に基づいた複数の色彩を有する裏面材4ないし裏面材5、裏面材6から成る。
またこの化粧パネル1で使用されるテクスチャー3は自然物やコンピューターグラフィックス等によるテクスチャーあるいはオリジナルなテクスチャーを透明素材を加工する事により、得る事が出来る。
このテクスチャーを表面材2の裏面に施し、テクスチャー3の側の一部又は全面に裏面材4ないし裏面材5、裏面材6を設ける事により、化粧パネル1を得る事が出来る。
この表面材2の裏側に施されたテクスチャー3は表面材2の表面の平滑面に到達しない範囲で施される事が好ましい。
この化粧パネル1は、かかる構造をしているため、安全性、耐摩耗性、耐久性、耐汚染性、難燃性、不燃性、清掃性に優れており、かつ多種多様なテクスチャーと色彩を得る事が出来る。
またこの化粧パネル1で使用されるテクスチャー3は自然物やコンピューターグラフィックス等によるテクスチャーあるいはオリジナルなテクスチャーを透明素材を加工する事により、得る事が出来る。
このテクスチャーを表面材2の裏面に施し、テクスチャー3の側の一部又は全面に裏面材4ないし裏面材5、裏面材6を設ける事により、化粧パネル1を得る事が出来る。
この表面材2の裏側に施されたテクスチャー3は表面材2の表面の平滑面に到達しない範囲で施される事が好ましい。
この化粧パネル1は、かかる構造をしているため、安全性、耐摩耗性、耐久性、耐汚染性、難燃性、不燃性、清掃性に優れており、かつ多種多様なテクスチャーと色彩を得る事が出来る。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に関わる化粧パネルの一実施の形態を示す斜視図である。当図に於いて、全体を符合1で示す化粧パネルは表面に平滑な面を持った透明素材製の表面材2と、その表面材の裏面のテクスチャー3を被覆する意匠性に基づいた複数の色彩を有する裏面材4ないし裏面材5、裏面材6と補強層7で構成されている。
図1は本発明に関わる化粧パネルの一実施の形態を示す斜視図である。当図に於いて、全体を符合1で示す化粧パネルは表面に平滑な面を持った透明素材製の表面材2と、その表面材の裏面のテクスチャー3を被覆する意匠性に基づいた複数の色彩を有する裏面材4ないし裏面材5、裏面材6と補強層7で構成されている。
透明素材製の表面材2としては、透明で難燃性及び、不燃性、安全性、耐摩耗性、耐久性、耐汚染性、清掃性などに優れた素材及びその性能を持たせる加工が施された素材が好ましく、さらに、化粧パネル1をリサイクルの為に加熱溶融した時に塩素ガス等の有毒ガスが発生しない物である事が望ましい。
このような表面材2の素材としては特に限定される物ではなく、難燃性及び、不燃性、安全性、耐摩耗性、耐久性、耐汚染性、清掃性などに優れた素材が好ましく、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネイト、ビニルエステル樹脂等の透明な素材が用いられる。表面材2の裏面のテクスチャー3の制作にあたっては、あらかじめ金型等でテクスチャーを施す事も出来るし、裏面材4ないし裏面材5、裏面材6にあらかじめ施したテクスチャーに溶解した表面材を流し込むことや、より高度な意匠性を求めて表面材2を直接掘削して施す事も出来る。このテクスチャー3は表面材1の表面の平滑面に到達しない範囲で表面材1の平滑面に対して自由な深さで裏面より施す事が出来る。
テクスチャー3の形状としては自然物やコンピューターグラフィックス等によるテクスチャーあるいはオリジナルなテクスチャーなど、意匠的なものであれば限定される物ではない。
裏面材4ないし裏面材5、裏面材6は表面材2の裏側に密着する様に被覆されていて、意匠の観点から選択された任意の色彩を有する。この裏面材4ないし裏面材5、裏面材6は表面材2に対しての厚みは図1で示した様にテクスチャー3の凹凸に充填する様に被覆する事も有れば、テクスチャーに沿って連続的なに一定の厚みで被覆される事も有る。この裏面材4ないし裏面材5、裏面材6は化粧パネル1をリサイクルの際に表面材2と裏面材4ないし裏面材5、裏面材6とに解体する必要が無い様に、表面材2と同一の素材である事が好ましい。
化粧パネル1の製造にあたっては、あらかじめテクスチャー3を施した表面材2の、テクスチャー面を裏面材4ないし裏面材5、裏面材6で、被覆する。または、あらかじめテクスチャー3を施した裏面材4ないし裏面材5、裏面材6のテクスチャー面を表面材2で被覆するいずれかの方法により、化粧パネル1が製作される。加えて、裏面材4を設けて得られる状態に再びテクスチャーを施し、新たな色彩を有する裏面材5、裏面材6を施す事により、重層的な色彩を施すことが出来る。この裏面材で被覆した後、再びテクスチャーを施すプロセスを繰り返し施す事により、より一層の立体的表現を得る事が出来る。
なお、このプロセスの回数は意匠的な観点により決定されるため、上記実施の形態に拘束されるものでは無く、自由な回数で施す事が出来る。
なお、このプロセスの回数は意匠的な観点により決定されるため、上記実施の形態に拘束されるものでは無く、自由な回数で施す事が出来る。
なお、本発明は、建築物の内装、天井、テーブルの天板を始めとする家具の表面、家電製品、什器等、あらゆる製品の表面に用いる事が出来る。
本発明は、建築物の内装、天井、テーブルの天板を始めとする家具の表面、家電製品、什器等、あらゆる製品の表面に用いる事が出来るため、それそれの製品の必要に応じて上記裏面材での被覆後、補強層7を積層する場合が有る。
以上説明した様に、本発明に関わる化粧パネルによれば、表面は平滑でありながらも視覚的には多種多様で複雑なテクスチャーと様々な色彩を有し、装飾性、意匠性に優れているばかりか、難燃性及び、不燃性、安全性、耐摩耗性、耐久性、耐汚染性、清掃性に優れておりメンテナンスやリサイクルが容易である。
1化粧パネル本体 2表面材 3テクスチャー 4裏面材 5裏面材 6裏面材 7補強層
Claims (1)
- 表面が平滑な透明素材製の表面材の裏側の面にテクスチャーを形成し、そのテクスチャー側テクスチャーの表面を意匠性に基づいた複数の色彩を有する裏面材で空隙の無いように密着させて被覆する。このテクスチャーを形成し、裏面材で被覆するプロセスを繰り返す事により、平滑な表面を持ちながらも、視覚的には様々な色彩と立体感を持つ多種多様なテクスチャーが形成されている事を特徴とする化粧パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010257280A JP2012097546A (ja) | 2010-10-29 | 2010-10-29 | 化粧パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010257280A JP2012097546A (ja) | 2010-10-29 | 2010-10-29 | 化粧パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012097546A true JP2012097546A (ja) | 2012-05-24 |
Family
ID=46389760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010257280A Pending JP2012097546A (ja) | 2010-10-29 | 2010-10-29 | 化粧パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012097546A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06344517A (ja) * | 1993-06-07 | 1994-12-20 | Toshinori Oguro | 建材用装飾板の製造方法 |
JPH0852849A (ja) * | 1994-08-12 | 1996-02-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シート及びその製造方法 |
JPH10183969A (ja) * | 1996-12-19 | 1998-07-14 | Toli Corp Ltd | 装飾床材及びその製造方法 |
JP2003247320A (ja) * | 2002-02-26 | 2003-09-05 | Toppan Printing Co Ltd | 化粧材 |
-
2010
- 2010-10-29 JP JP2010257280A patent/JP2012097546A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH06344517A (ja) * | 1993-06-07 | 1994-12-20 | Toshinori Oguro | 建材用装飾板の製造方法 |
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JP2003247320A (ja) * | 2002-02-26 | 2003-09-05 | Toppan Printing Co Ltd | 化粧材 |
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