JP2012097466A - ストッパ機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】チェック棒21の変位に連動して回転する回転体51を、ケース31内部の段差面43との間で弾性的に挟み込む押圧部材61を設けた。押圧部材61と回転体51との間の摩擦力、および回転体51と段差面43との間の摩擦力により、当該回転体51の回転、ひいてはチェック棒21の変位が規制される。また、押圧部材61には、回転体51を貫通する回転軸64を設けた。圧電アクチュエータ35の変位を利用して回転軸64を押し上げることにより、押圧部材61は回転体51に対して離間する。これにより回転体51の挟み込み状態が解除されて、当該回転体51は容易に回転可能となる。チェック棒21の変位も許容される。
【選択図】図2
Description
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のストッパ機構において、前記移動規制対象は、特定の軸を中心として回転する回転体であることをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のストッパ機構において、前記押圧部材は、前記回転体の前記受圧部と反対側に設けるとともに、当該回転体に対向する部位には当該回転体の周縁部に対応する押圧部が設けられてなることをその要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のストッパ機構において、前記移動規制対象は変位方向に延在する棒状部材であることをその要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のストッパ機構において、前記押圧部材は前記移動規制対象が貫通される孔を有し、当該孔の内周面と前記受圧部材との間で前記移動規制対象が挟み込まれることをその要旨とする。
以下、本発明を、車両用のドアチェック装置に具体化した第1の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。当該装置は、サイドドアの開状態を保持することにより当該ドアの不用意な開閉を抑制するものである。
ドアチェック装置15は、車体11に設けられるチェック棒21およびドア14に設けられるストッパ機構22を備えてなる。チェック棒21の基端部は、縁部12aに対してドア14の開閉方向へ回動可能に連結されている。またチェック棒21は、ドア14の開閉方向に交わる方向への変位が規制されている。チェック棒21の先端部は、ドア14、さらにはストッパ機構22に貫通されている。チェック棒21は、ドア14の開閉動作に連動して、その基端部を中心に揺動しつつその長手方向に沿ってストッパ機構22に対して相対的に移動する。ストッパ機構22の作動を通じてチェック棒21の変位が規制されることにより、ドア14の開度が保持される。
つぎに、ストッパ機構について図2(a),(b)を参照しつつ詳細に説明する。同図はストッパ機構22をチェック棒21の変位方向に沿う方向から見た断面図である。同図に示すように、ストッパ機構22のケース31の内部には、第1および第2の室32,33が形成されている。第1および第2の室32,33はチェック棒21の変位方向に対して直交する方向(図中の上下)に並んで設けられている。第1および第2の室32,33は、孔34を介して相互に連通している。
つぎに、ドアチェック装置の電気的な構成について説明する。図3に示すように、ドアチェック装置の制御回路71は、電源回路72を介して電源73に接続されている。電源73は車載されるバッテリ(たとえば12Vあるいは24V)である。電源73からの直流電圧は、電源回路72を通じて規定の電圧レベル(たとえば5V)に調整される。この調整された電圧が制御回路71の動作電源として供給される。当該電源回路72は、制御回路71に対する過電圧の印加を抑制する保護回路としても機能する。
つぎに、前述のように構成したドアチェック装置の動作を説明する。なお、ドアハンドルの操作がなされない通常時においては、回転体51は回転が規制された状態に維持されている。
したがって、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)押圧部材61およびケース31の一部分である段差面43による回転体51(正確には、摺動部材52)の挟み込み状態の形成と解除とを通じて、無段階に連続的に変化するチェック棒21を任意の位置に保持することができる。チェック棒21に連動して回転する回転体51の回転を規制すれば、チェック棒21の変位も当然に規制されるからである。ひいては、無段階に連続的に変化するドア14を任意の開度位置に無段階で保持することができる。
つぎに、本発明の第2の実施の形態を説明する。本例は、ストッパ機構の構成の点で前記第1の実施の形態と異なる。したがって、前記実施の形態と同一の部材および構成には同一の符号を付しその詳細な説明を省略する。
ケース81の内底面(第3の壁84の上面)には、圧電アクチュエータ35が固定されている。圧電アクチュエータ35の押圧部材91側の端面(図中の上面)と、当該押圧部材91の圧電アクチュエータ35側の端面との間には、わずかに隙間96が形成されている。圧電アクチュエータ35は、図示しない電極を通じて直流電圧が印加されたとき、図4(c)に示されるように、第3の壁84と反対側へ伸長する。圧電アクチュエータ35の伸長量は、先の隙間96よりも大きく設定される。このため、圧電アクチュエータ35が伸長したとき、押圧部材91は、圧縮コイルばね94の弾性力に抗して、第3の壁84と反対側(図中上方)へ変位する。このときの押圧部材91の変位量は、圧電アクチュエータ35の変位量と、先の隙間96との差の値と等しい。そして孔92の内面92aと、チェック棒21の第4の壁85側の側面との間には、押圧部材91の変位量と同じだけの隙間が形成される。このため、孔92における第4の壁85側の内面92aと、チェック棒21における第4の壁85側の側面との間の摩擦力が解除される。なお、このとき、チェック棒21と、孔92の図中下側の内面92bとの間も離間している。
なお、前記実施の形態は、次のように変更して実施してもよい。
・第1の実施の形態において、押圧部材61は円筒状に形成したが、他の形状としてもよい。例えば矩形の板材の両端を回転体51へ向けて屈曲させることにより2つの突部を形成し、これら突部を介して回転体51を押圧するようにしてもよい。また、押圧部材61を円柱状あるいは直方体状に形成し、その回転体51側の全面を介して回転体51を押圧するようにしてもよい。
次に、前記実施の形態から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)特定方向へ変位する移動規制対象へ向けて常時付勢されて当該移動規制部材をその変位方向に交わる方向から押圧する押圧部材と、当該押圧部材に対して運動伝達可能に設けられて電圧の印加を通じて前記押圧部材の付勢方向と反対方向へ伸長するアクチュエータと、を備えてなるストッパ機構。
Claims (9)
- 移動規制対象の変位方向に交わる方向において当該移動規制対象と対向する位置に固定的に設けられる受圧部材と、
前記移動規制対象へ向けて常時付勢されて当該移動規制対象を前記受圧部材との間で挟み込む押圧部材と、
前記押圧部材に対して運動伝達可能に設けられて電圧の印加を通じて前記押圧部材の付勢方向と反対方向へ伸長するアクチュエータと、を備えてなるストッパ機構。 - 請求項1に記載のストッパ機構において、
前記押圧部材および前記アクチュエータを収容するケースを備え、前記受圧部材は前記ケースの一部として構成されてなるストッパ機構。 - 請求項1または請求項2に記載のストッパ機構において、
前記移動規制対象は、特定の軸を中心として回転する回転体であるストッパ機構。 - 請求項3に記載のストッパ機構において、
前記押圧部材は、前記回転体の前記受圧部と反対側に設けるとともに、当該回転体に対向する部位には当該回転体の周縁部に対応する押圧部が設けられてなるストッパ機構。 - 請求項3または請求項4に記載のストッパ機構において、
前記回転体には他の移動規制対象が噛合される歯車を一体回転可能に設け、当該歯車の直径は前記回転体の回転直径よりも小さく設定されてなるストッパ機構。 - 請求項5に記載のストッパ機構において、
前記他の移動規制対象は、特定の開閉体または当該開閉体の取付け対象に対して当該開閉体の開閉方向に沿って揺動可能に連結される棒状部材であるストッパ機構。 - 請求項1または請求項2に記載のストッパ機構において、
前記移動規制対象は変位方向に延在する棒状部材であるストッパ機構。 - 請求項7に記載のストッパ機構において、
前記押圧部材は前記移動規制対象が貫通される孔を有し、当該孔の内周面と前記受圧部材との間で前記移動規制対象が挟み込まれるストッパ機構。 - 請求項1〜請求項8のうちいずれか一項に記載のストッパ機構において、
前記アクチュエータは、圧電素子を利用した圧電アクチュエータであるストッパ機構。
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