JP2012097466A - ストッパ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】無段階に連続的に変位する移動規制対象を任意の変位位置に保持することができるストッパ機構を提供する。
【解決手段】チェック棒21の変位に連動して回転する回転体51を、ケース31内部の段差面43との間で弾性的に挟み込む押圧部材61を設けた。押圧部材61と回転体51との間の摩擦力、および回転体51と段差面43との間の摩擦力により、当該回転体51の回転、ひいてはチェック棒21の変位が規制される。また、押圧部材61には、回転体51を貫通する回転軸64を設けた。圧電アクチュエータ35の変位を利用して回転軸64を押し上げることにより、押圧部材61は回転体51に対して離間する。これにより回転体51の挟み込み状態が解除されて、当該回転体51は容易に回転可能となる。チェック棒21の変位も許容される。
【選択図】図2

Description

本発明は、移動規制対象の変位を規制するストッパ機構に関する。
従来、たとえば特許文献1,2に記載されるストッパ機構が知られている。これら文献に記載されるストッパ機構は、車両のドアを開状態で保持するものである。特許文献1のものは、ドアの端部に設けられたラチェットギアに対して車体に設けられたピンを係合させることにより、ドアを所定の開度に保持する。特許文献2のものは、ドアヒンジおよび当該ドアヒンジに対して弾性的に圧接される回転規制部材における互いの接触面に形成された面歯車状の噛合部の噛み合いを通じてドアを所定の開度に保持する。
特開平7−276988号公報 特開2008−223247号公報
特許文献1,2のものによれば、確かにラチェットの爪、あるいは歯のピッチ幅に応じて変化する多段階の開度位置にドアを保持することはできる。しかし近年では、ユーザビリティの観点から、より自由な開度位置にドアを保持することが要求されることも多い。特許文献1,2のものでは、爪あるいは歯のピッチ幅を短縮することによりドアの開度位置の段階数をある程度は増大させることが可能であるものの、これには限界がある。この点に改善の余地があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、無段階に連続的に変位する移動規制対象を任意の変位位置に保持することができるストッパ機構を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、移動規制対象の変位方向に交わる方向において当該移動規制対象と対向する位置に固定的に設けられる受圧部材と、前記移動規制対象へ向けて常時付勢されて当該移動規制対象を前記受圧部材との間で挟み込む押圧部材と、前記押圧部材に対して運動伝達可能に設けられて電圧の印加を通じて前記押圧部材の付勢方向と反対方向へ伸長するアクチュエータと、を備えてなることをその要旨とする。
本発明によれば、アクチュエータが収縮した状態においては、移動規制対象は受圧部材と押圧部材とに挟み込まれた状態に維持される。移動規制対象と押圧部材などとの間の摩擦力により、当該移動規制対象の変位が規制される。この状態でアクチュエータが伸長すると、これに伴い押圧部材は自身の付勢方向と反対方向へ変位する。これにより、押圧部材と移動規制対象との間には隙間が形成される。押圧部材と受圧部材との間の摩擦力が解除されるので、移動規制対象は容易に変位可能となる。このように、アクチュエータに対する電圧印加の有無を通じて、無段階に連続的に変化する移動規制対象を任意の変位位置に無段階で保持することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のストッパ機構において、前記押圧部材および前記アクチュエータを収容するケースを備え、前記受圧部材は前記ケースの一部として構成されてなることをその要旨とする。
本発明によれば、受圧部材を別部材として設ける場合に比べて、部品点数を抑制することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のストッパ機構において、前記移動規制対象は、特定の軸を中心として回転する回転体であることをその要旨とする。
本発明によれば、無段階に連続的に変化する回転体を任意の変位位置(回転位置)に無段階で保持することが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のストッパ機構において、前記押圧部材は、前記回転体の前記受圧部と反対側に設けるとともに、当該回転体に対向する部位には当該回転体の周縁部に対応する押圧部が設けられてなることをその要旨とする。
回転体を挟み込む位置がその中央部(回転中心)に近づくにつれて、回転体の回転を規制するために必要とされる押圧力は大きなものとなる。この点、本発明のように回転体の周縁部を挟み込むことにより、より小さな押圧力で回転体の回転を規制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項3または請求項4に記載のストッパ機構において、前記回転体には他の移動規制対象が噛合される歯車を一体回転可能に設け、当該歯車の直径は前記回転体の回転直径よりも小さく設定されてなることをその要旨とする。
本発明によれば、回転体の変位の規制を通じて他の移動規制対象の変位を規制することができる。また当該歯車の直径を回転体の回転直径よりも小さく設定することにより、当該歯車と他の移動規制対象との間の減速比を、より小さくすることが可能となる。このため、他の移動規制対象が変位するために必要とされる力を、より小さくすることが可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のストッパ機構において、前記他の移動規制対象は、特定の開閉体または当該開閉体の取付け対象に対して当該開閉体の開閉方向に沿って揺動可能に連結される棒状部材であることをその要旨とする。
本発明によれば、棒状部材の変位の規制およびその解除を通じて、特定の開閉体の開閉動作の規制およびその解除を行うことができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のストッパ機構において、前記移動規制対象は変位方向に延在する棒状部材であることをその要旨とする。
本発明によれば、無段階に連続的に変化する棒状部材を任意の変位位置に無段階で保持することが可能となる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のストッパ機構において、前記押圧部材は前記移動規制対象が貫通される孔を有し、当該孔の内周面と前記受圧部材との間で前記移動規制対象が挟み込まれることをその要旨とする。
本発明によれば、押圧部材が移動規制対象の片側に存在する場合と異なり、押圧部材の両側(移動規制対象の変位方向に交わる方向)のスペースを有効に利用することが可能になる。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のうちいずれか一項に記載のストッパ機構において、前記アクチュエータは、圧電素子を利用した圧電アクチュエータであることをその要旨とする。
圧電素子(電歪素子)は、変位に伴う力が大きいため、移動規制対象の挟み込み状態の解除動作の駆動源として好適である。また、圧電素子はいったん変位した後は、その状態を維持するために必要とされる電力が極めて少ない。このため、消費電力の節約が図られる。
本発明によれば、無段階に連続的に変化する移動規制対象を任意の変位位置に保持することができる。
車両のドアに対するドアチェック装置の取付け状態を示す斜視図。 (a)は第1の実施の形態におけるロック状態のストッパ機構の概略構成を示す正断面図、(b)は同じくアンロック状態のストッパ機構の概略構成を示す正断面図。 ストッパ機構の電気的な構成を示すブロック図。 (a)は、第2の実施の形態におけるロック状態のストッパ機構の概略構成を示す正断面図、(b)は同図(a)のロック状態における1−1線断面図、(c)は同図(a)のアンロック状態における1−1線断面図。
<第1の実施の形態>
以下、本発明を、車両用のドアチェック装置に具体化した第1の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。当該装置は、サイドドアの開状態を保持することにより当該ドアの不用意な開閉を抑制するものである。
図1に示すように、車体11の側部には、乗降用の開口部12が形成されるとともに、当該開口部12の車両前側の縁部12aには、上下一対のドアヒンジ13,13を介してドア14が回動自在に支持されている。同図において一部分を破断して示すように、ドア14の内部にはドアチェック装置15が設けられている。
<ドアチェック装置>
ドアチェック装置15は、車体11に設けられるチェック棒21およびドア14に設けられるストッパ機構22を備えてなる。チェック棒21の基端部は、縁部12aに対してドア14の開閉方向へ回動可能に連結されている。またチェック棒21は、ドア14の開閉方向に交わる方向への変位が規制されている。チェック棒21の先端部は、ドア14、さらにはストッパ機構22に貫通されている。チェック棒21は、ドア14の開閉動作に連動して、その基端部を中心に揺動しつつその長手方向に沿ってストッパ機構22に対して相対的に移動する。ストッパ機構22の作動を通じてチェック棒21の変位が規制されることにより、ドア14の開度が保持される。
<ストッパ機構>
つぎに、ストッパ機構について図2(a),(b)を参照しつつ詳細に説明する。同図はストッパ機構22をチェック棒21の変位方向に沿う方向から見た断面図である。同図に示すように、ストッパ機構22のケース31の内部には、第1および第2の室32,33が形成されている。第1および第2の室32,33はチェック棒21の変位方向に対して直交する方向(図中の上下)に並んで設けられている。第1および第2の室32,33は、孔34を介して相互に連通している。
第1の室32の内底面には、圧電アクチュエータ35が設けられている。圧電アクチュエータ35は、多数の圧電体(電歪体)が積層されて棒状をなしている。圧電アクチュエータ35は、図示しない電極を通じた電圧印加の有無により伸縮する。圧電アクチュエータ35は、当該電極間に直流電圧が印加されたときには伸長する一方、当該直流電圧の印加が解除されたときには収縮する。本例では、圧電アクチュエータ35は、チェック棒21の変位方向に対して直交する方向に沿って伸縮する。圧電アクチュエータ35の第1の端部は、第1の室32の内底面に固定されている。圧電アクチュエータ35の第2の端部には、スペーサ36が固定されている。スペーサ36の圧電アクチュエータ35と反対側の側面には凹部36aが形成されている。
第2の室33は、互いに連通する円柱状の第1および第2の収容部41,42からなる。第2の収容部42は第1の収容部41よりも第1の室32側(図中下側)に設けられている。第1の収容部41の内径は、第2の収容部42の内径よりも大きく設定されている。第1の収容部41と第2の収容部42との間(境界部分)には、環状の段差面43が形成されている。
第2の室33の内部には、回転体51が収容されている。回転体51は、第1の収容部41に収容される円板状の摺動部材52、および第2の収容部42に収容される歯車53を備えてなる。これら摺動部材52および歯車53は一体的に固定されている。摺動部材52の外径は、第1の収容部41よりも若干小さく、かつ第2の収容部42の内径よりも大きく設定されている。また歯車53の外径は、第2の収容部42の内径よりも小さく設定されている。そして摺動部材52の歯車53が設けられた側面(図中の下面)は、回転体51の自重により、段差面43に当接した状態に維持される。これにより、回転体51はケース31の内部に支持される。また回転体51には、摺動部材52および歯車53の配設方向(図中の上下方向)に沿って延びる貫通孔54が形成されている。この貫通孔54は、先のスペーサ36の凹部36aと同軸をなして形成されている。
摺動部材52が段差面43に当接した状態において、第2の収容部42に収容された歯車53には、ケース31を貫通するチェック棒21が噛み合わされている。ここで、チェック棒21は、ラック(歯竿)として形成されている。すなわち、チェック棒21の歯車53側の側面には、当該チェック棒21の変位方向に沿って多数の歯が形成されている。したがって、チェック棒21の直線運動は、歯車53を介して回転体51の回転運動に変換される。
摺動部材52の歯車53と反対側の側面には、押圧部材61が設けられている。図2の左上に示されるように、押圧部材61は、円板状の蓋部材62および環状の側壁63とから、下部が開口した有蓋円筒状に形成されている。側壁63の外径は、摺動部材52の外径よりも若干小さく設定されている。蓋部材62の内面における中央部には、回転軸64が固定されている。
押圧部材61は、その開口を回転体51へ向けるとともに、回転軸64を回転体51の貫通孔54に挿入することにより、摺動部材52の歯車53と反対側の側面(図中上面)に当接した状態で支持される。回転軸64の押圧部材61と反対側の端部は、ケース31の孔34を介してスペーサ36の凹部36aに挿入されている。このとき、回転軸64のスペーサ36側の端面と、当該凹部36aの内底面との間には、若干の隙間65が形成されている。当該隙間65は、圧電アクチュエータ35の伸長量よりも小さく設定されている。回転軸64は、その軸方向においてスペーサ36に対して相対変位可能とされている。また回転軸64は回転体51およびケース31(孔34)に対して相対回転可能とされている。
また、押圧部材61(正確には蓋部材62)の回転軸64と反対側の側面と第2の室33(第1の収容部44)の内頂面との間には、圧縮コイルばね66が介在されている。押圧部材61は、圧縮コイルばね66の弾性力により回転体51側へ常時付勢される。押圧部材61の側壁63は、摺動部材52の歯車53と反対側の側面における外縁寄りの部位に、強固に押し付けられる。すなわち、摺動部材52は、押圧部材61とケース31の段差面43とにより強固に挟み込まれる。この状態においては、圧縮コイルばね66の弾性力による挟み込みの分だけ、摺動部材52と押圧部材61との間の摩擦力、ならびに摺動部材52と段差面43との間の摩擦力が増大する。これにより、摺動部材52の回転が規制される。
<電気的な構成>
つぎに、ドアチェック装置の電気的な構成について説明する。図3に示すように、ドアチェック装置の制御回路71は、電源回路72を介して電源73に接続されている。電源73は車載されるバッテリ(たとえば12Vあるいは24V)である。電源73からの直流電圧は、電源回路72を通じて規定の電圧レベル(たとえば5V)に調整される。この調整された電圧が制御回路71の動作電源として供給される。当該電源回路72は、制御回路71に対する過電圧の印加を抑制する保護回路としても機能する。
また、制御回路71には、ドアハンドルスイッチ74が接続されている。このドアハンドルスイッチ74は、各ドア14の内外に設けられる図示しないドアハンドルの操作の有無を検出する。そして制御回路71は、ドアハンドルスイッチ74を通じてドアハンドルの操作を検出したとき、圧電アクチュエータ35の電極間に所定の直流電圧を印可する。制御回路71は、ドアハンドルスイッチ74を通じたドアハンドルの操作が検出されないとき、圧電アクチュエータ35への電圧印加を停止する。
<ドアチェック装置の動作>
つぎに、前述のように構成したドアチェック装置の動作を説明する。なお、ドアハンドルの操作がなされない通常時においては、回転体51は回転が規制された状態に維持されている。
さて、制御回路71は、ドアハンドルスイッチ74を通じてドアハンドルが操作された旨検出されるとき、圧電アクチュエータ35に直流電圧を印可する。すると、圧電アクチュエータ35が伸長し、これに伴いスペーサ36も当該伸長方向へ変位してその凹部36aの内底面が回転軸64の端面に当接する。そしてさらに圧電アクチュエータ35が伸長すると、回転軸64を介して押圧部材61が圧縮コイルばね66の弾性力に抗して押し上げられる。すなわち、押圧部材61は、圧電アクチュエータ35の伸長量と、凹部36aの内底面と回転軸64との隙間65との差の分だけ、回転体51と反対方向へ変位する。その結果、押圧部材61と回転体51との間には、圧電アクチュエータ35の伸長量と、凹部36aの内底面と回転軸64との隙間65との差と同じだけの隙間67が形成される。
このように回転体51と押圧部材61との接触状態が解除されることにより、回転体51(摺動部材52)と押圧部材61との間には摩擦力が作用しなくなる。また、回転体51に対する押圧部材61を介した圧縮コイルばね66の弾性力の印加も解除されるため、摺動部材52と段差面43との間の摩擦力も低減される。回転体51の自重による、摺動部材52と段差面43との間の摩擦力は、摺動部材52が押圧部材61と段差面43との間に挟み込まれているときの摩擦力よりも著しく小さい。このため、回転体51を回転させるために必要とされる外力も大きく低減する。したがって、歯車53に噛合するチェック棒21は、容易に変位することが可能となる。ひいてはドア14の開閉についても円滑に行うことが可能となる。
つぎに、制御回路71は、ドア14が任意の開度位置で停止されるなどして、ドアハンドルの操作が解除された旨ドアハンドルスイッチ74を通じて検出したとき、圧電アクチュエータ35への電圧印加を停止する。すると、圧電アクチュエータ35は収縮する。これに伴い押圧部材61は圧縮コイルばね66の弾性力により回転体51へ向けて変位して摺動部材52に当接する。摺動部材52は、再び押圧部材61と段差面43とによって強固に挟み込まれた状態になる。すなわち、回転体51の回転、ひいてはチェック棒21の変位が強固に規制されることにより、ドア14は適宜の開度位置に保持される。
<実施の形態の効果>
したがって、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)押圧部材61およびケース31の一部分である段差面43による回転体51(正確には、摺動部材52)の挟み込み状態の形成と解除とを通じて、無段階に連続的に変化するチェック棒21を任意の位置に保持することができる。チェック棒21に連動して回転する回転体51の回転を規制すれば、チェック棒21の変位も当然に規制されるからである。ひいては、無段階に連続的に変化するドア14を任意の開度位置に無段階で保持することができる。
(2)また、ドアハンドルスイッチ74を通じてドアハンドルの操作が検出されたとき、圧電アクチュエータ35に対して電圧が印加されて、ドアチェック装置はアンロック状態、すなわち回転体51(正確には、摺動部材52)の挟み込みが解除された状態となる。このため、実際にドア14を開閉させる際には、ドアチェック装置は既にアンロック状態とされているので、より小さな力で、かつスムーズにドア14を開閉させることが可能になる。なお、ドアチェック装置のロックおよびアンロック間の切り替えが、ユーザのドアの開閉操作自体に依存することがない。
(3)また、ドアハンドルスイッチ74のオンまたはオフを通じて、ドアチェック装置のロック状態およびアンロック状態が切り替えられる。当該切り替えは、ドア14の通常の開閉動作の流れのなかで行われる。このため、ドアチェック装置のロック状態およびアンロック状態の切り替えの際に、ボタン操作などのドア14の開閉動作と無関係な動作を行う必要はない。したがって、ユーザの利便性を確保することができる。
(4)さらに、回転体51(正確には、摺動部材52)の挟み込み状態を解除するアクチュエータとして圧電アクチュエータ35を採用した。圧電体(圧電素子)は、電圧を印可して一度伸長させれば、その状態を維持するために必要とされる電力は少ない。このため、消費電力を抑えることができる。
(5)直接的な移動規制対象である回転体51を、押圧部材61およびケース31の一部分である段差面43により挟み込むようにした。押圧部材61と協働して回転体51を挟み込む部材をケース31と別部材とする場合に比べて、部品点数の低減化が図られる。
(6)押圧部材61は、その側壁63を介して回転体51(正確には、摺動部材52)の周縁部を段差面43との間で挟み込むようにした。挟み込む位置が回転体51の中央部(回転中心)に近づくにつれて、回転体51の回転を規制するために必要とされる押圧力は大きなものとなる。この点、本例のように回転体51の周縁部を挟み込むことにより、より小さな押圧力で回転体51の回転を規制することができる。
(7)歯車53の外径は、摺動部材52の外径(回転直径)よりも小さく設定した。このため、歯車53とチェック棒21(ラック)との間のギヤ比(減速比)を、より小さくすることが可能になる。したがって、回転体51を回転させるために必要とされる力、ひいては歯車53に噛合するチェック棒21を変位させるために必要とされる力を、より小さくすることが可能となる。これにより、より小さな力でドア14の開閉動作を行うことも可能になる。
(8)回転体51を挟み込む力、ひいてはチェック棒21の変位を規制する保持力は、圧縮コイルばね66の弾性力にも依存する。このため、圧縮コイルばね66の弾性力の調節を通じて、回転体51およびチェック棒21の変位を規制する保持力を容易に調節することができる。
<第2の実施の形態>
つぎに、本発明の第2の実施の形態を説明する。本例は、ストッパ機構の構成の点で前記第1の実施の形態と異なる。したがって、前記実施の形態と同一の部材および構成には同一の符号を付しその詳細な説明を省略する。
図4(a),(b)に示すように、ストッパ機構22のケース81は、第1〜第4の壁82〜85が組み合わせられることにより直方体状に形成されている。図中の左右方向において互いに対向する第1および第2の壁82,83の肉厚は、同じく上下方向において互いに対向する第3および第4の壁84,85よりも大きく設定されている。第1および第2の壁82,83の中央部には、2つの孔86,87がそれぞれ形成されている。これら孔86,87にはチェック棒21が貫通されている。チェック棒21は、2つの孔86,87における第3の壁84側(図中下側)の2つの内面86a,87aに対して摺動可能に設けられている。
また、ケース81の内部には、チェック棒21に貫通される直方体状の押圧部材91が収容されている。押圧部材91は、図示しない支持構造を介して図中の上下方向へ変位可能に設けられる。押圧部材91の中央部には、ケース31の2つの孔86,87に対応する孔92が形成されている。この孔92には、先のチェック棒21が挿通されている。ここで、押圧部材91は、重力により第3の壁84側(図中の下側)へ常時付勢される。このため、孔92における第4の壁85側(図中上側)の内面92aは、通常、チェック棒21の第4の壁85側の側面に当接した状態に維持される。すなわち、チェック棒21は、2つの孔86,87における2つの内面86a,87a、および押圧部材91の孔92の内面92aによって挟み込まれた状態に維持される。なお、このとき、チェック棒21と孔92の第3の壁84側(図中下側)の内面92bとの間には隙間が形成される。当該隙間は、後述する圧電アクチュエータ35の伸長量、正確には当該伸長に伴う押圧部材91の変位量よりも大きく設定される。
また、押圧部材91の第4の壁85側の端部には、円柱状の凹部93が形成されている。この凹部93とこれに対向する第4の壁85との間には、圧縮コイルばね94が介在されている。このため、押圧部材91は、重力だけではなく、圧縮コイルばね94の弾性力によっても第3の壁84側へ常時付勢される。したがって、孔92における第4の壁85側の内面92aと、チェック棒21における第4の壁85側の側面(図中の上面)との間には、押圧部材91に作用する重力および圧縮コイルばね94の弾性力、ならびに押圧部材91およびチェック棒21の摩擦係数などに応じた摩擦力が作用する。この摩擦力により、チェック棒21の変位は規制される。
なお、チェック棒21は、基本的にはその変位方向に対して直交する方向への変位が規制されるものの、当該規制方向において若干の遊びなどが存在することも想定される。この場合、押圧部材91に作用する重力および圧縮コイルばね94の弾性力が押圧部材91を介してチェック棒21に印加されることにより、当該チェック棒21は、第3の壁84側(図中下側)へ変位しようとする。しかし当該変位は、チェック棒21がケース81の2つの孔86,87における第3の壁84側の2つの内面86a,87aに受け止められることにより規制される。したがって、チェック棒21における第3の壁84側の側面と、ケース81の2つの孔86,87における第3の壁84側の2つの内面86a,87aとの間には、押圧部材91に作用する重力および圧縮コイルばね94の弾性力、ならびにケース81およびチェック棒21の摩擦係数などに応じた摩擦力が作用する。この摩擦力によっても、チェック棒21の変位が規制される。
このように、通常は、チェック棒21とケース81との間に作用する摩擦力により、当該チェック棒21の変位が規制される。
ケース81の内底面(第3の壁84の上面)には、圧電アクチュエータ35が固定されている。圧電アクチュエータ35の押圧部材91側の端面(図中の上面)と、当該押圧部材91の圧電アクチュエータ35側の端面との間には、わずかに隙間96が形成されている。圧電アクチュエータ35は、図示しない電極を通じて直流電圧が印加されたとき、図4(c)に示されるように、第3の壁84と反対側へ伸長する。圧電アクチュエータ35の伸長量は、先の隙間96よりも大きく設定される。このため、圧電アクチュエータ35が伸長したとき、押圧部材91は、圧縮コイルばね94の弾性力に抗して、第3の壁84と反対側(図中上方)へ変位する。このときの押圧部材91の変位量は、圧電アクチュエータ35の変位量と、先の隙間96との差の値と等しい。そして孔92の内面92aと、チェック棒21の第4の壁85側の側面との間には、押圧部材91の変位量と同じだけの隙間が形成される。このため、孔92における第4の壁85側の内面92aと、チェック棒21における第4の壁85側の側面との間の摩擦力が解除される。なお、このとき、チェック棒21と、孔92の図中下側の内面92bとの間も離間している。
また、押圧部材91を介してチェック棒21がケース81の2つの孔86,87における2つの内面86a,87aにそれぞれ押し付けられていた場合には、当該押圧も解除される。すなわち、押圧部材91に作用する重力および圧縮コイルばね94の弾性力のチェック棒21に対する印加が解除されるので、その分だけチェック棒21と2つの内面86a,87aとの間の摩擦力も減少する。
このように、チェック棒21とケース81との摩擦力が著しく減少することにより、チェック棒21は、容易に変位可能となる。ひいてはドア14の開閉についても円滑に行うことが可能となる。
したがって、本実施の形態によれば、押圧部材91によるチェック棒21の押さえ付け状態の形成と解除、または押圧部材91とケース81とによるチェック棒21の直接的な挟み込み状態の形成と解除とを通じて、前記第1の実施の形態の(1)〜(4)および(8)と同様の効果を得ることができる。加えて、以下の効果を得ることもできる。
(9)押圧部材91にチェック棒21を貫通させて、その内面92a(孔92の内周面)とケース81(内面86a,87a)とによってチェック棒21を挟み込むようにした。このため、チェック棒21を押圧部材91の外に出して設ける場合と異なり、ケース81の内部における押圧部材91の両側(チェック棒21の変位方向に交わる方向)のスペースを有効に利用することが可能になる。本例では、圧縮コイルばね94および圧電アクチュエータ35を設けるスペースとして利用されている。
<他の実施の形態>
なお、前記実施の形態は、次のように変更して実施してもよい。
・第1の実施の形態において、押圧部材61は円筒状に形成したが、他の形状としてもよい。例えば矩形の板材の両端を回転体51へ向けて屈曲させることにより2つの突部を形成し、これら突部を介して回転体51を押圧するようにしてもよい。また、押圧部材61を円柱状あるいは直方体状に形成し、その回転体51側の全面を介して回転体51を押圧するようにしてもよい。
・第2の実施の形態において、チェック棒21はケース81の2つの内面86a,87aを摺動するようにしたが、チェック棒21とケース81の2つの内面86a,87aとの間を離間して設けてもよい。このようにしても、圧電アクチュエータ35に電圧が印加されない通常の状態において、チェック棒21には押圧部材91における孔92の内面92aを介して圧縮コイルばね94の弾性力が印加される。チェック棒21の変位は、自身と孔92の内面92aとの間の摩擦力により規制される。またこの場合、圧電アクチュエータ35の伸長を通じて押圧部材91が押し上げられたときには、チェック棒21は、押圧部材91にもケース81にも接触しない状態となる。このため、チェック棒21をケース81に対して相対変位させる際に必要とされる力は非常に小さいものとなる。したがって、ドア14についても、より軽い力で開閉動作をさせることができる。
・第1の実施の形態では、押圧部材61とケース31との間で移動規制対象である回転体51を、第2の実施の形態では押圧部材91とケース81との間で移動規制対象であるチェック棒21をそれぞれ挟み込むようにしたが、次のようにしてもよい。たとえば、押圧部材61,91との間で移動規制対象を挟み込む受圧部材を、ケース31,81の内部に設けてもよい。
・第1および第2実施の形態では、チェック棒21を車体11に、ストッパ機構22をドア14に設けた例を示したが、ストッパ機構22を車体11に、チェック棒21をドア14に設けてもよい。
・第1および第2実施の形態では、回転体51およびチェック棒21の挟み込み状態を解除するために圧電アクチュエータを採用したが、他のアクチュエータを採用してもよい。たとえばSMA(形状記憶合金)、またはモータ、またはリニア式あるいはロータリ式のソレノイドを使用することも可能である。この場合、それらアクチュエータの運動を挟持部材、あるいは転動体に伝達する部材あるいは機構を適宜設けてもよい。
・第1および第2実施の形態では、車両のドア14の開度位置を保持するドアチェック装置に具体化したが、他の用途としても適用可能である。たとえば、車両において、サイドドアだけでなく、バックドアの開度位置を保持するために使用してもよい。また、ドアだけでなく、シートのスライド位置を保持する目的で使用することも可能である。さらに、自動車分野以外にも適用可能である。たとえば、住宅等の引き戸あるいは開き戸、または開き窓にも適用可能である。たとえば住宅側にストッパ機構22を、戸あるいは窓側にチェック棒21を設ける。チェック棒21およびストッパ機構22の取付け対象を逆にしてもよい。このようにした場合、戸あるいは窓の開度位置を無段階で保持することができるので、便利である。なお、チェック棒21およびストッパ機構22の設置方向は、それらの取付け対象に応じて適宜変更して設ける。
<他の技術的思想>
次に、前記実施の形態から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)特定方向へ変位する移動規制対象へ向けて常時付勢されて当該移動規制部材をその変位方向に交わる方向から押圧する押圧部材と、当該押圧部材に対して運動伝達可能に設けられて電圧の印加を通じて前記押圧部材の付勢方向と反対方向へ伸長するアクチュエータと、を備えてなるストッパ機構。
この構成によれば、アクチュエータが収縮した状態においては、押圧部材は移動規制対象に対して押し付けられた状態に維持される。移動規制対象と押圧部材との間の摩擦力により、当該移動規制対象の変位が規制される。この状態でアクチュエータが伸長すると、これに伴い押圧部材は自身の付勢方向と反対方向へ変位する。これにより、押圧部材と移動規制対象との間には隙間が形成される。押圧部材と受圧部材との間の摩擦力が解除されるので、移動規制対象は容易に変位可能となる。
(ロ)請求項5に記載のストッパ機構において、前記移動規制対象は、特定の開閉体または当該開閉体の取付け対象に対して当該開閉体の開閉方向に沿って揺動可能に連結される棒状部材であるストッパ機構。
この構成によれば、棒状部材の変位の規制およびその解除を通じて、特定の開閉体の開閉動作の規制およびその解除を行うことができる。
12a…縁部(開閉体の取付け対象)、14…ドア(開閉体)、21…チェック棒(移動規制対象、棒状部材)、22…ストッパ機構、31,81…ケース、35…圧電アクチュエータ、43…段差面(受圧部材)、51…回転体(移動規制対象)、53…歯車、61,91…押圧部材、63…側壁(押圧部)、86a,87a…内面(受圧部材)、92…孔。

Claims (9)

  1. 移動規制対象の変位方向に交わる方向において当該移動規制対象と対向する位置に固定的に設けられる受圧部材と、
    前記移動規制対象へ向けて常時付勢されて当該移動規制対象を前記受圧部材との間で挟み込む押圧部材と、
    前記押圧部材に対して運動伝達可能に設けられて電圧の印加を通じて前記押圧部材の付勢方向と反対方向へ伸長するアクチュエータと、を備えてなるストッパ機構。
  2. 請求項1に記載のストッパ機構において、
    前記押圧部材および前記アクチュエータを収容するケースを備え、前記受圧部材は前記ケースの一部として構成されてなるストッパ機構。
  3. 請求項1または請求項2に記載のストッパ機構において、
    前記移動規制対象は、特定の軸を中心として回転する回転体であるストッパ機構。
  4. 請求項3に記載のストッパ機構において、
    前記押圧部材は、前記回転体の前記受圧部と反対側に設けるとともに、当該回転体に対向する部位には当該回転体の周縁部に対応する押圧部が設けられてなるストッパ機構。
  5. 請求項3または請求項4に記載のストッパ機構において、
    前記回転体には他の移動規制対象が噛合される歯車を一体回転可能に設け、当該歯車の直径は前記回転体の回転直径よりも小さく設定されてなるストッパ機構。
  6. 請求項5に記載のストッパ機構において、
    前記他の移動規制対象は、特定の開閉体または当該開閉体の取付け対象に対して当該開閉体の開閉方向に沿って揺動可能に連結される棒状部材であるストッパ機構。
  7. 請求項1または請求項2に記載のストッパ機構において、
    前記移動規制対象は変位方向に延在する棒状部材であるストッパ機構。
  8. 請求項7に記載のストッパ機構において、
    前記押圧部材は前記移動規制対象が貫通される孔を有し、当該孔の内周面と前記受圧部材との間で前記移動規制対象が挟み込まれるストッパ機構。
  9. 請求項1〜請求項8のうちいずれか一項に記載のストッパ機構において、
    前記アクチュエータは、圧電素子を利用した圧電アクチュエータであるストッパ機構。
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