JP2012091709A - ロータリーベーン式舵取機の舵軸固定装置 - Google Patents

ロータリーベーン式舵取機の舵軸固定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】舵取機が使用不能となった場合、船の運航中に、舵が外力に対して自由状態にならずに中立位置に固定されるように、舵軸を固定することが可能な舵取機の舵軸固定装置を提供する。
【解決手段】舵軸固定装置11a,b,d〜gは、ローターの上部軸部の頂面2mと油圧ナット7の座面7aとの間に着脱自在な円環板11aと、円環板11aに設けられたアイプレート11bとからなり、アイプレート11bに、自由状態の舵の舵軸を回転させるための回転操作用孔11eと、アイプレート11bをトップカバー3に固定するための固定用孔11fとが設けられている。
【選択図】図6

Description

本発明は、ロータリーベーン式舵取機の舵軸固定装置に関する。
従来のロータリーベーン式舵取機は、例えば図11〜図13に示すように、ハウジング1と、その内部に収納されるローター2とを有している。ローター2は、下部軸部2aがハウジング1の底部に設けたボス部1aで支持され、上部軸部2bが、ハウジング1の上部開口部にトップカバー取付ボルト3dにより取り付けられた環状のトップカバー3で支持されている。
すなわち、トップカバー3には、複数の取付ボルト孔3eが上下方向に貫通して形成され、ハウジング1の上部開口部には、複数のトップカバー取付ボルト用ねじ孔1hが形成されている。複数のトップカバー取付ボルト3dを各取付ボルト孔3eに挿通して各トップカバー取付ボルト用ねじ孔1hに螺合することにより、トップカバー3がハウジング1の上部開口部に取り付けられている。
ボス部1aと下部軸部2aとの間にはラジアル軸受4aとスラスト軸受4bとが装入され、トップカバー3と上部軸部2bとの間にはラジアル軸受4cが装入されている。ローター2は、半径方向と軸方向とに荷重のかかった状態で、船体に固定されたハウジング1の内部で回動自在に保持されている。
ローター2は、舵軸5の軸頭5aが装入される内部貫通孔2cを有し、外周面の周方向に沿った等間隔の位置に複数のベーン2dを突設している。ハウジング1は、内周面の周方向に沿った等間隔の位置に、上記ベーン2dと同数のセグメント1bを突設している。
ローター2の各ベーン2dは、上端面に形成された上部横スリット2e内に、トップカバー3の裏面に摺接する上部横シール2fを保持し、下端面に形成された下部横スリット2g内に、ハウジング1の内底面に摺接する下部横シール2hを保持し、半径方向の先端面に形成された縦スリット2i内に、ハウジング1の内周面に摺接する縦シール2jを保持している。
また、ハウジング1のセグメント1bは、半径方向の先端面に形成した縦スリット1c内に、ローター2の外周面に摺接する縦シール1dを保持している。
トップカバー3は、ローター2の上部端面2kに対向する部位に形成された上部リングスリット3a内に、一体構造の環状の上部リングシール3bを保持している。また、ハウジング1は、ローター2の下部端面2lに対向する部位に形成された下部リングスリット1e内に、一体構造の環状の下部リングシール1fを保持している。上部リングシール3bのリングシール面3cがローター2の上部端面2kと周方向において摺接し、下部リングシール1fのリングシール面1gがローター2の下部端面2lと周方向において摺接して、それぞれシーリング作用を行っている。
なお、上記各シール2f、2h、2j、1d、3b、1fはそれぞれ弾性材料によって形成されている。
ローター2は、ハウジング1内において、上部および下部横シール2f、2hがそれぞれトップカバー3の裏面およびハウジング1の内底面に摺接し、縦シール2jがハウジング1の内周面に摺接し、ハウジング1のセグメント1bの縦シール1dがローター2の外周面に摺接し、かつ、ローター2の上部端面2kがトップカバー3に装設された上部リングシール3bのリングシール面3cに周方向において摺接するとともに、ローター2の下部端面2lがハウジング1の内底面に装設された下部リングシール1fのリングシール面1gに周方向において摺接する状態で回転する。これにより、ベーン2dとセグメント1bとの間には、油密が確保された複数の作動油室6a、6b、6c、6dが形成される。
これら作動油室6a〜6dは、供給された圧油によってローター2を左右一方向へ回転させる第1グループの対極をなす作動油室6a、6cと、左右他方向へ回転させる第2グループの対極をなす作動油室6b、6dとの2つのグループからなる。
なお、上記各シール2f、2h、2j、1d、3b、1fには、作動油室6a〜6dのうち、高圧となった方の作動油室(6a、6cあるいは6b、6d)から各シールの背面に作動油を導くことによって、それぞれ相手面との間に必要なシーリング面圧を与えている。
ローター2の舵軸5の軸頭5aへの固着は、公知の、いわゆる油圧嵌めによってなされる。すなわち、図12に示すように、舵軸5の軸頭5aに、相互に連通する複数の環状の油溝5cが形成されおり、軸頭5aの上部のねじ部5bに、油圧ナット7が螺合されている。尚、油圧ナット7には、ローター2の上部軸部2bの頂面2mを油圧ナット7の座面7aを介して押す油圧ピストン(図示省略)が内蔵されている。油圧嵌め用の油圧源から高圧油を油溝5cに作用させてローター2の内部貫通孔2cを拡径させると同時に、その拡径分だけ、舵軸5を油圧ナット7の油圧ピストンによりローター2の内部貫通孔2cに押し込む。所定量の押し込みが終われば、油溝5cの油圧を抜く。これにより、ローター2の内部貫通孔2cには、縮径応力が発生し、舵軸5の軸頭5aとの嵌合がなされる。
なお、ローター2の上部軸部2bの頂面2mには、舵取機の組立・開放作業においてローター2を吊り上げるための、吊上げボルト用ねじ孔2nが設けられている。
上記のようなロータリーベーン式舵取機については、例えば下記特許文献1に記載されている。
上記の構成の従来のロータリーベーン式舵取機は、他形式の舵取機に比べて所要据付面積が極めて小さくてすみ、また、重量も小さくてすむことにより、舵を左右2枚備えた船において好んで採用されている(下記特許文献2参照)。
尚、その場合、左舷側のロータリーベーン式舵取機と右舷側のロータリーベーン式舵取機とは、ローター2等、内部構成部分を含めて、船体の長手方向中心線に対して対称に配置されている。
舵と舵取機を2組設ける船における大きな特長の一つは、左右いずれか一方の舵と舵取機が使用不能になっても、他方の舵と舵取機だけで船の運航を続けることができるので、安全性が高くなることにある。
特開2009−162290 特開2003−26096
しかしながら、上記のように舵とロータリーベーン式舵取機を左右2組設けた構成において、例えば、左右いずれか一方のロータリーベーン式舵取機のいずれかのシールが破断した場合、作動油室6a〜6dの油密が失われるので、一方のロータリーベーン式舵取機は、使用不能に陥るばかりか、一方の舵に作用する外力を支承することができなくなる。このため、一方の舵が外力により自由に動かされてしまい、健全(正常)な他方の舵と他方のロータリーベーン式舵取機だけで船の運航を続行することが困難であるという問題があった。
本発明は、ロータリーベーン式舵取機が使用不能となった場合、上記使用不能のロータリーベーン式舵取機の舵軸を舵の中立位置に固定することが可能なロータリーベーン式舵取機の舵軸固定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本第1発明は、舵軸に嵌合装着されるローターと、ローターを収納してローターの周囲に油室用空間を形成するハウジングと、ハウジングの上部開口部に配置される環状のトップカバーとを有し、
トップカバーに複数のトップカバー取付ボルトを挿通してハウジングに形成された複数のトップカバー取付ボルト用ねじ孔に螺合することにより、トップカバーがハウジングの上部開口部に取り付けられ、
舵軸をローターに嵌合装着するための油圧ナットを、その座面がローターの上部端面と対向するように、舵軸の軸頭に螺合し、
ローターの外周面の周方向に沿った等間隔の位置に複数のベーンを配置し、
ハウジングの内周面の周方向に沿った等間隔の位置にベーンと同数のセグメントを配置し、
ベーンとセグメントによって上記油室用空間を複数の作動油室に区画し、
ローターは、その下部軸部がハウジングの底部に軸受を介して支持されるとともに、その上部軸部がトップカバーに軸受を介して支持されて回動自在であり、
ローターの上部軸部の頂面に、組立および開放時にローターを吊り上げるための吊上げボルト用ねじ孔が設けられたロータリーベーン式舵取機の舵軸を固定する舵軸固定装置であって、
ローターの上部軸部の頂面と油圧ナットの座面との間に着脱自在な円環板と、円環板の外周側面に設けられて径方向外側へ突出したアイプレートとからなり、
舵軸の軸頭に形成された油圧ナット用ねじ部を円環板に貫通した状態で、第1の固定ボルトを円環板に挿通して吊上げボルト用ねじ孔に螺合することにより、円環板をローターの上部軸部の頂面に固定可能であり、
アイプレートに、自由状態の舵の舵軸を回転させるための回転操作用孔と、アイプレートをトップカバーに固定するための固定用孔とが設けられ、
第2の固定ボルトをアイプレートの固定用孔に挿通してトップカバー取付ボルト用ねじ孔に螺合することにより、舵軸を固定することが可能となるものである。
これによると、例えばロータリーベーン式舵取機に備えられているいずれかのシールが破断して舵取機が使用不能になり、外力に対して舵が固定されずに自由状態に陥った場合、油圧ナットを舵軸の軸頭の油圧ナット用ねじ部から取外し、トップカバーをハウジングに取り付けている複数のトップカバー取付ボルトのうちの所定箇所のトップカバー取付ボルトをトップカバー取付ボルト用ねじ孔から取外し、舵軸固定装置の円環板を油圧ナット用ねじ部に外嵌する。そして、第1の固定ボルトを円環板に挿通して吊上げボルト用ねじ孔に螺合し、円環板をローターの上部軸部の頂面に固定する。これにより、舵軸固定装置がローターに取り付けられる。
次に、アイプレートの回転操作用孔にワイヤー等を掛け、ワイヤーを引張って舵軸固定装置をローターと共に回転させ、アイプレートの固定用孔の位置を、上記取外された所定箇所のトップカバー取付ボルトに対応する所定箇所のトップカバー取付ボルト用ねじ孔の位置に合わせる。その後、第2の固定ボルトをアイプレートの固定用孔に挿通して上記所定箇所のトップカバー取付ボルト用ねじ孔に螺合する。これにより、アイプレートがトップカバーに固定され、ローターが舵軸固定装置によってトップカバーに固定されるため、所定の位置に舵軸(すなわち舵)を固定することができる。
本第2発明における舵軸固定装置は、複数の作動油室は、供給された圧油によってローターを左右一方向へ回転させる第1グループの対極をなす作動油室と左右他方向へ回転させる第2グループの対極をなす作動油室との2つのグループからなり、
各作動油室の油密を形成するために、ローターの各ベーンには、トップカバーの裏面およびハウジングの内周面と内底面にそれぞれ対向して摺接するように、その半径方向先端面と上下両端面とに縦シールと上部および下部横シールが設けられ、
ハウジングのセグメントには、ローターの外周面に対向して摺接するように、その半径方向先端面に縦シールが設けられ、
トップカバーの裏面には、ローターの上部端面に対向して摺接するように、円環状の上部リングシールが設けられ、
ハウジングの内底面には、ローターの下部端面に対向して摺接するように、円環状の下部リングシールが設けられたロータリーベーン式舵取機の舵軸を固定するものである。
本第3発明における舵軸固定装置は、ロータリーベーン式舵取機と舵軸とは、二枚舵を有する船体に、左右舷に対称に二組設けられており、
自由状態の舵が舵の中立位置に維持されるように舵軸を固定するものである。
これによると、例えば一方のロータリーベーン式舵取機のいずれかのシールが破断して、一方のロータリーベーン式舵取機が使用不能となるばかりか、一方の舵が外力に対して固定されずに自由状態に陥った場合、舵軸固定装置を用いて、一方のロータリーベーン式舵取機の舵軸(すなわち一方の舵)を舵の中立位置に固定することができる。したがって、万一、一方のロータリーベーン式舵取機が使用不能になっても、正常(健全)に機能している他方のロータリーベーン式舵取機を用いて他方の舵を操作することにより、船の運航を続行することができ、安全性が高くなる。
同様に、他方のロータリーベーン式舵取機が使用不能となった場合、舵軸固定装置を用いて、他方のロータリーベーン式舵取機の舵軸を舵の中立位置に固定することができる。したがって、万一、他方のロータリーベーン式舵取機が使用不能になっても、正常に機能している一方のロータリーベーン式舵取機を用いて一方の舵を操作することにより、船の運航を続行することができる。
本第4発明における舵軸固定装置は、円環板に、左舷側のロータリーベーン式舵取機に使用する場合の第1の取付用合せマークと、右舷側のロータリーベーン式舵取機に使用する場合の第2の取付用合せマークとが設けられ、
第1の取付用合せマークを左舷側の舵軸に設けられた舵向表示マークに合わせることにより、左舷側の舵軸に対して位置決めされ、
第2の取付用合せマークを右舷側の舵軸に設けられた舵向表示マークに合わせることにより、右舷側の舵軸に対して位置決めされるものである。
これによると、左舷側のロータリーベーン式舵取機に対しても、或は、右舷側のロータリーベーン式舵取機に対しても、同じ舵軸固定装置を使用して、各ロータリーベーン式舵取機の舵軸を舵の中立位置に固定することができる。
以上のように、本第1発明によると、ロータリーベーン式舵取機が使用不能となって舵が固定されずに外力に対して自由状態に陥った場合、舵軸固定装置を用いて、上記使用不能のロータリーベーン式舵取機の舵軸(すなわち舵)を所定の位置(例えば舵の中立位置)に固定することができる。
また、本第3発明によると、一方のロータリーベーン式舵取機が使用不能となって一方の舵が固定されずに外力に対して自由状態に陥った場合、舵軸固定装置を用いて、上記一方のロータリーベーン式舵取機の舵軸(すなわち一方の舵)を舵の中立位置に固定することができる。したがって、万一、一方のロータリーベーン式舵取機が使用不能になっても、正常に機能している他方のロータリーベーン式舵取機を用いて他方の舵を操作することにより、船の運航を続行することができ、安全性が高くなる。
本発明の実施の形態におけるロータリーベーン式舵取機を二台備えた船尾の平面図であって、一方のロータリーベーン式舵取機に舵軸固定装置を装着した状態を示す。 同、舵軸固定装置を一方(右舷側)のロータリーベーン式舵取機に取り付けたときの平面図である。 同、舵軸固定装置の組付け手順を示す斜視図である。 同、舵軸固定装置の組付け要領を示す斜視図である。 同、舵軸固定装置の位置決め要領を示す斜視図である。 同、舵軸固定装置をロータリーベーン式舵取機に装着したときの斜視図である。 同、舵軸固定装置をロータリーベーン式舵取機に装着したときの縦断面図である。 同、舵軸固定装置を一方(右舷側)のロータリーベーン式舵取機に位置決めしたときの平面図である。 同、舵軸固定装置を他方(左舷側)のロータリーベーン式舵取機に位置決めしたときの平面図である。 同、舵軸固定装置の平面図である。 従来のロータリーベーン式舵取機の一部を断面表示した斜視図である。 同、ロータリーベーン式舵取機の縦断面図であり、下記図13におけるa−a矢視図である。 同、ロータリーベーン式舵取機の水平断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図10に基づいて説明する。
尚、先に図11〜図13において説明した従来のものと基本的に同様の作用を行う部材については、同一番号を付して説明を省略する。
図1に示すように、船体20には、左右二本の舵軸5と、これら舵軸5に設けられた二枚の左舷舵21Pおよび右舷舵21Sと、各々の舵軸5を回転させて操舵を行う二台の左舷ロータリーベーン式舵取機22Pおよび右舷ロータリーベーン式舵取機22Sとが設けられている。両ロータリーベーン式舵取機22P,22Sは上記図11〜図13において説明した従来のものと基本的に同じ構成を有している。
尚、図2に示すように、吊上げボルト用ねじ孔2nは、ロータ2をバランスをとって吊り上げられるように、ベーン2dの半径方向の中心線上に極対称に二個設けられ、さらに、他の二個はそれと直交する直線上に極対称に設けられている。また、図3,図5に示すように、トップカバー3には空気抜プラグ30が設けられている。
図2,図4,図10に示すように、11は各ロータリーベーン式舵取機22P,22Sの舵軸5を固定可能にする舵軸固定装置であって、各ロータリーベーン式舵取機22P,22Sに共通して使用できるようにしたものである。以下、舵軸固定装置11の構成を説明する。
舵軸固定装置11は、各ロータリーベーン式舵取機22P,22Sのローター2の上部軸部2bの頂面2mと油圧ナット7の座面7a(裏面)との間に着脱自在な円環板11aと、円環板11aの外周側面に設けられて径方向外側へ突出した二枚(複数枚)のアイプレート11bとからなる。
図4,図5に示すように、円環板11aは、舵軸5の軸頭5aの油圧ナット7用のねじ部5bに外嵌されて、ローター2の上部軸部2bの頂面2mに、複数のローター吊上げボルト用ねじ孔2nを利用して、複数の第1の固定ボルト11dで固定できるように構成されている。このため、円環板11aには、ローター吊上げボルト用ねじ孔2nと同じピッチ円とピッチの第1の固定用孔11cが複数設けられている。また、第1の固定ボルト11dはローター吊上げボルト用ねじ孔2nと同じねじ寸法とする。尚、図5に示すように、舵軸固定装置11をローター2に装着した際、舵軸5の軸頭5aのねじ部5bは円環板11aを下から上へ貫通する。
図2,図4〜図7に示すように、円環板11aをローター2の上部軸部2bの頂面2mに配置した状態で、アイプレート11bの裏面はトップカバー取付ボルト3dの頂面よりも上位にある。また、各アイプレート11bの先端部には、自由状態の舵21P,21Sの舵軸5すなわちローター2を舵軸固定装置11によって舵21P,21Sの中立位置(所定位置)まで回転させるための回転操作用孔11eが設けられている。さらに、各アイプレート11bには、アイプレート11bをトップカバー3に固定するための第2の固定用孔11fが二個ずつ設けられている。これら第2の固定用孔11fは、トップカバー3をハウジング1に取り付けるためのトップカバー取付けボルト3dのピッチ円とピッチに合致している。
図4,図6,図7に示すように、上記トップカバー取付けボルト3dのねじ寸法と同じねじ寸法を有する第2の固定ボルト11gを、アイプレート11bの第2の固定用孔11fとトップカバー3の複数の取付ボルト孔3eのうちの所定箇所の取付ボルト孔3eとに挿通し、ハウジング1の複数のトップカバー取付ボルト用ねじ孔1hのうちの所定箇所のトップカバー取付ボルト用ねじ孔1hにねじ込むことにより、アイプレート11bをトップカバー3に連結固定することができる。このとき、図4に示すように、第2の固定用孔11fと第2の固定ボルト11gとの間にカラー11hを介在せしめる。
図2,図4,図8に示すように、両舵軸5の頂面には舵向表示マークFが表示され、舵軸固定装置11の円環板11aには左舷側の取付用合せマークP(第1の取付用合せマークの一例)および右舷側の取付用合せマークS(第2の取付用合せマークの一例)が表示されている。
図8,図9に示すように、舵向表示マークFは、舵21P,21Sのそれぞれの中立位置の船首方向を示す目印であり、舵21P,21Sの前後方向のそれぞれの中心線24P,24Sと平行な直線からなる。また、両取付用合せマークP,Sは舵軸5の軸心を中心とする半径方向の直線であり、左舷ロータリーベーン式舵取機22Pと右舷ロータリーベーン式舵取機22Sとが船体の長手方向中心線23に対して左右対称に設置されていることに鑑み、図9に示すように、舵軸固定装置11を左舷ロータリーベーン式舵取機22Pに取付ける場合は、左舷側の取付用合せマークPによって連結固定位置を定め、また、図8に示すように、舵軸固定装置11を右舷ロータリーベーン式舵取機22Sに取付ける場合は、右舷側の取付用合せマークSによって連結固定位置を定めるものである。
尚、図10に示すように、左舷側の取付用合せマークPは舵軸5の軸心と左舷側の第2の固定用孔11fとを通る直線26p上にある。また、右舷側の取付用合せマークSは舵軸5の軸心と右舷側の第2の固定用孔11fとを通る直線26s上にある。
図8に示すように、右舷側の取付用合せマークSを右舷側の舵軸5の舵向表示マークFに合わせることにより、舵軸固定装置11が右舷側の舵軸5に対して位置決めされる。また、図9に示すように、左舷側の取付用合せマークPを左舷側の舵軸5の舵向表示マークFに合わせることにより、舵軸固定装置11が左舷側の舵軸5に対して位置決めされる。
また、複数のトップカバー取付ボルト3dのうち、船体の長手方向中心線23と平行な直線(図1では直線24P,24S)上に位置しているトップカバー取付ボルト3dを最前端部のトップカバー取付ボルト3dfと最後端部のトップカバー取付ボルト3daと記載する。さらに、最前端部のトップカバー取付ボルト3dfの左舷側隣りに位置するトップカバー取付ボルト3dをトップカバー取付けボルト3dfpと記載し、最前端部のトップカバー取付ボルト3dfの右舷側隣りに位置するトップカバー取付ボルト3dをトップカバー取付けボルト3dfsと記載する。また、最後端部のトップカバー取付ボルト3daの左舷側隣りに位置するトップカバー取付ボルト3dをトップカバー取付けボルト3dapと記載し、最後端部のトップカバー取付ボルト3daの右舷側隣りに位置するトップカバー取付ボルト3dをトップカバー取付けボルト3dasと記載する。
以下、上記構成における作用を説明する。
例えば左右いずれか一方のロータリーベーン式舵取機、例えば右舷側のロータリーベーン式舵取機22Sのいずれかのシールが破断して、使用不能となり、このため右舷の舵21Sが固定されずに自由状態に陥った場合、図1に示すように、舵軸固定装置11を右舷側のロータリーベーン式舵取機22Sに取付けることにより、右舷の舵21Sを固定することができる。
上記のように舵軸固定装置11を用いて例えば右舷側のロータリーベーン式舵取機22Sの舵軸5(すなわち右舷の舵21S)を固定する方法を以下に説明する。
図3に示すように、作動不能となった右舷側のロータリーベーン式舵取機22Sの油圧ナット7を舵軸5の軸頭5aのねじ部5bから取り外す。次に、トップカバー取付けボルト3dのうち、最前端(所定箇所)のトップカバー取付けボルト3dfとその左舷側隣り(所定箇所)に位置するトップカバー取付けボルト3dfp、および、最後端(所定箇所)のトップカバー取付けボルト3daとその右舷側隣り(所定箇所)に位置するトップカバー取付けボルト3dasの四本を取付けボルト用ねじ孔1hから取り外す。
その後、図4に示すように、舵軸固定装置11の円環板11aを軸頭5aのねじ部5bに外嵌し、図8に示すように、舵向表示マークFと右舷側の取付用合せマークSとが同一直線上になるように円環板11aを回す。このとき、円環板11aの第1の固定用孔11cはローター2の上部軸部2bの頂面2mの吊上げボルト用ねじ孔2nと一致する。そして、図4,図5,図7に示すように、第1の固定ボルト11dを第1の固定用孔11cに挿通して吊上げボルト用ねじ孔2nに螺合し、円環板11aをローター2の上部軸部2bの頂面2mに固定する。これにより、油圧ナット7用のねじ部5bが円環板11aを貫通した状態で、舵軸固定装置11がローター2に取り付けられる。
尚、図8に示すように、右舷側の取付用合せマークSを舵向表示マークFに合わせることにより、舵軸固定装置11が右舷側の舵軸5に対して位置決めされる。
次に、図5の実線で示すように、両アイプレート11bの回転操作用孔11eにワイヤー25を掛け、チェーンブロック等を用いてワイヤー25を引張って舵軸固定装置11(すなわちローター2および右舷の舵21S)を回転させ、図5の仮想線および図8に示すように、両アイプレート11bの各第2の固定用孔11fの位置を、上記取外された4本のトップカバー取付けボルト3df,3dfp,3da,3dasに対応する箇所(所定箇所)の各トップカバー取付ボルト用ねじ孔1hの上方位置に合致させる。
その後、図4,図6,図7に示すように、第2の固定ボルト11gを、アイプレート11bの第2の固定用孔11fと、上記取外された4本のトップカバー取付けボルト3df,3dfp,3da,3dasに対応する箇所(所定箇所)の各トップカバー取付ボルト用ねじ孔1hに螺合する。その後、油圧ナット7を舵軸5の軸頭5aのねじ部5bに締め込む。これにより、両アイプレート11bがトップカバー3に固定され、右舷側のロータリーベーン式舵取機22Sのローター2が舵軸固定装置11によってトップカバー3に固定され、図1に示すように、右舷の舵軸5が固定されて右舷の舵21Sが中立位置に固定される。
尚、第2の固定ボルト11gをアイプレート11bの第2の固定用孔11fに挿通する際、図4,図7に示すように、第2の固定ボルト11gと第2の固定用孔11fとの間にカラー11hを介在せしめる。
したがって、万一、例えば右舷側のロータリーベーン式舵取機22Sが使用不能になっても、上記のように舵軸固定装置11を用いて、右舷の舵21Sを中立位置に固定し、正常(健全)に機能している左舷側のロータリーベーン式舵取機22Pを用いて左舷の舵21Pを操作することにより、船の運航を続行することができ、安全性が高くなる。
また、左舷側のロータリーベーン式舵取機22Pが使用不能となって左舷の舵21Pが固定されずに外力に対して自由状態に陥った場合、上記と同じ舵軸固定装置11を用いて、左舷の舵21Pを中立位置に固定することができる。
この場合、左舷側のロータリーベーン式舵取機22Pと右舷側のロータリーベーン式舵取機22Sとで同じ舵軸固定装置11を共用するが、左舷側のロータリーベーン式舵取機22Pと右舷側のロータリーベーン式舵取機22Sとは、その内部構造を含めて、船体の長手方向中心線23に対して左右対称に配置されていることに鑑みて、舵軸固定装置11は以下のように適用する。
すなわち、作動不能となった左舷側のロータリーベーン式舵取機22Pの油圧ナット7を舵軸5の軸頭5aのねじ部5bから取り外した後、トップカバー取付けボルト3dのうち、最前端(所定箇所)のトップカバー取付けボルト3dfとその右舷側隣り(所定箇所)に位置するトップカバー取付けボルト3dfs、および、最後端(所定箇所)のトップカバー取付けボルト3daとその左舷側隣り(所定箇所)に位置するトップカバー取付けボルト3dapの四本を取付けボルト用ねじ孔1hから取り外す。
その後、図9に示すように、舵軸固定装置11の円環板11aを軸頭5aのねじ部5bに外嵌し、舵向表示マークFと左舷側の取付用合せマークPとが同一直線上になるように、円環板11aを回す。このとき、円環板11aの第1の固定用孔11cは、ローター2の上部軸部2bの頂面2mの吊上げボルト用ねじ孔2nと一致し、第1の固定ボルト11dを第1の固定用孔11cに挿通して吊上げボルト用ねじ孔2nに螺合し、円環板11aをローター2の上部軸部2bの頂面2mに固定することで、舵軸固定装置11はローター2に取り付けられる。
尚、左舷側の取付用合せマークPを舵向表示マークFに合わせることにより、舵軸固定装置11が左舷側の舵軸5に対して位置決めされる。
次に、両アイプレート11bの回転操作用孔11eにワイヤー25を掛け、チェーンブロック等を用いてワイヤー25を引張って舵軸固定装置11(すなわちローター2および左舷の舵21P)を回転させ、両アイプレート11bの各第2の固定用孔11fの位置を、上記取外された4本のトップカバー取付けボルト3df,3dfs,3da,3dapに対応する箇所(所定箇所)の各トップカバー取付ボルト用ねじ孔1hの上方位置に合致させる。
その後、第2の固定ボルト11gを、アイプレート11bの第2の固定用孔11fに挿通し、カラー11hを介して、上記取外された4本のトップカバー取付けボルト3df,3dfs,3da,3dapに対応する箇所(所定箇所)の各トップカバー取付ボルト用ねじ孔1hに螺合する。その後、油圧ナット7を舵軸5の軸頭5aのねじ部5bに締め込む。これにより、両アイプレート11bがトップカバー3に固定され、左舷側のロータリーベーン式舵取機22Pのローター2が舵軸固定装置11によってトップカバー3に固定され、図1に示すように、左舷の舵軸5が固定されて左舷の舵21Pが中立位置に固定される。
したがって、正常に機能している右舷側のロータリーベーン式舵取機22Sを用いて、右舷の舵21Sを操作することにより、船の運航を続行することができ、安全性が高くなる。
尚、上記実施の形態では、船体20に二台のロータリーベーン式舵取機22P,22Sを設け、使用不能に陥った片方のロータリーベーン式舵取機の舵軸5を舵軸固定装置11で固定する例を示したが、船体20に一台のロータリーベーン式舵取機を設け、このロータリーベーン式舵取機が使用不能に陥った場合、舵が外力に対して自由状態になることの危険性を避けるために、このロータリーベーン式舵取機の舵軸5(すなわち舵)を舵軸固定装置11で固定することに利用することも可能である。
1 ハウジング
1b セグメント
1d 縦シール
1f 下部リングシール
1h トップカバー取付けボルト用ねじ孔
2 ローター
2a 下部軸部
2b 上部軸部
2d ベーン
2f 上部横シール
2h 下部横シール
2j 縦シール
2m 上部軸部頂面
2n 吊上げボルト用ねじ孔
3 トップカバー
3b 上部リングシール
3d,3df,3dfp,3dfs,3da,3dap,3das トップカバー取付けボルト
4a ラジアル軸受
4b スラスト軸受
4c ラジアル軸受
5 舵軸
5a 軸頭
5b ねじ部
6a、6b、6c、6d 作動油室
7 油圧ナット
7a 座面
11 舵軸固定装置
11a 円環板
11b アイプレート
11d 第1の固定ボルト
11e 回転操作用孔
11f 第2の固定用孔
11g 第2の固定ボルト
20 船体
21P,21S 舵
22P,22S ロータリーベーン式舵取機
F 舵向表示マーク
P 左舷側の取付用合せマーク(第1の取付用合せマーク)
S 右舷側の取付用合せマーク(第2の取付用合せマーク)

Claims (4)

  1. 舵軸に嵌合装着されるローターと、ローターを収納してローターの周囲に油室用空間を形成するハウジングと、ハウジングの上部開口部に配置される環状のトップカバーとを有し、
    トップカバーに複数のトップカバー取付ボルトを挿通してハウジングに形成された複数のトップカバー取付ボルト用ねじ孔に螺合することにより、トップカバーがハウジングの上部開口部に取り付けられ、
    舵軸をローターに嵌合装着するための油圧ナットを、その座面がローターの上部端面と対向するように、舵軸の軸頭に螺合し、
    ローターの外周面の周方向に沿った等間隔の位置に複数のベーンを配置し、
    ハウジングの内周面の周方向に沿った等間隔の位置にベーンと同数のセグメントを配置し、
    ベーンとセグメントによって上記油室用空間を複数の作動油室に区画し、
    ローターは、その下部軸部がハウジングの底部に軸受を介して支持されるとともに、その上部軸部がトップカバーに軸受を介して支持されて回動自在であり、
    ローターの上部軸部の頂面に、組立および開放時にローターを吊り上げるための吊上げボルト用ねじ孔が設けられたロータリーベーン式舵取機の舵軸を固定する舵軸固定装置であって、
    ローターの上部軸部の頂面と油圧ナットの座面との間に着脱自在な円環板と、円環板の外周側面に設けられて径方向外側へ突出したアイプレートとからなり、
    舵軸の軸頭に形成された油圧ナット用ねじ部を円環板に貫通した状態で、第1の固定ボルトを円環板に挿通して吊上げボルト用ねじ孔に螺合することにより、円環板をローターの上部軸部の頂面に固定可能であり、
    アイプレートに、自由状態の舵の舵軸を回転させるための回転操作用孔と、アイプレートをトップカバーに固定するための固定用孔とが設けられ、
    第2の固定ボルトをアイプレートの固定用孔に挿通してトップカバー取付ボルト用ねじ孔に螺合することにより、舵軸を固定することが可能となることを特徴とするロータリーベーン式舵取機の舵軸固定装置。
  2. 複数の作動油室は、供給された圧油によってローターを左右一方向へ回転させる第1グループの対極をなす作動油室と左右他方向へ回転させる第2グループの対極をなす作動油室との2つのグループからなり、
    各作動油室の油密を形成するために、ローターの各ベーンには、トップカバーの裏面およびハウジングの内周面と内底面にそれぞれ対向して摺接するように、その半径方向先端面と上下両端面とに縦シールと上部および下部横シールが設けられ、
    ハウジングのセグメントには、ローターの外周面に対向して摺接するように、その半径方向先端面に縦シールが設けられ、
    トップカバーの裏面には、ローターの上部端面に対向して摺接するように、円環状の上部リングシールが設けられ、
    ハウジングの内底面には、ローターの下部端面に対向して摺接するように、円環状の下部リングシールが設けられたロータリーベーン式舵取機の舵軸を固定することを特徴とする請求項1記載のロータリーベーン式舵取機の舵軸固定装置。
  3. ロータリーベーン式舵取機と舵軸とは、二枚舵を有する船体に、左右舷に対称に二組設けられており、
    自由状態の舵が舵の中立位置に維持されるように舵軸を固定することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のロータリーベーン式舵取機の舵軸固定装置。
  4. 円環板に、左舷側のロータリーベーン式舵取機に使用する場合の第1の取付用合せマークと、右舷側のロータリーベーン式舵取機に使用する場合の第2の取付用合せマークとが設けられ、
    第1の取付用合せマークを左舷側の舵軸に設けられた舵向表示マークに合わせることにより、左舷側の舵軸に対して位置決めされ、
    第2の取付用合せマークを右舷側の舵軸に設けられた舵向表示マークに合わせることにより、右舷側の舵軸に対して位置決めされることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のロータリーベーン式舵取機の舵軸固定装置。
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