JP2012088705A - ズームレンズシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、小型化を実現するとともに優れた結像品質を有するズームレンズシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】物体側から像側に向かって、正の屈折力を有する第一レンズ群、負の屈折力を有する第二レンズ群、正の屈折力を有する第三レンズ群、正の屈折力を有する第四レンズ群及び結像面の順で配設され、前記第一レンズ群及び前記第三レンズ群は固定され、ズーム動作時に光軸方向に沿って移動せず、前記第二レンズ群及び前記第四レンズ群は光軸方向に沿って移動可能に配設され、ズーム動作時に光軸方向に沿って移動する。
5<f3/f4<8.2
2.1<|f2/fw|<3.2
ただし、f2は、前記第二レンズ群の有効焦点距離であり、f3は、前記第三レンズ群の有効焦点距離であり、f4は、前記第四レンズ群の有効焦点距離であり、fwは、前記ズームレンズシステムの広角状態での有効焦点距離である。
【選択図】図1
【解決手段】物体側から像側に向かって、正の屈折力を有する第一レンズ群、負の屈折力を有する第二レンズ群、正の屈折力を有する第三レンズ群、正の屈折力を有する第四レンズ群及び結像面の順で配設され、前記第一レンズ群及び前記第三レンズ群は固定され、ズーム動作時に光軸方向に沿って移動せず、前記第二レンズ群及び前記第四レンズ群は光軸方向に沿って移動可能に配設され、ズーム動作時に光軸方向に沿って移動する。
5<f3/f4<8.2
2.1<|f2/fw|<3.2
ただし、f2は、前記第二レンズ群の有効焦点距離であり、f3は、前記第三レンズ群の有効焦点距離であり、f4は、前記第四レンズ群の有効焦点距離であり、fwは、前記ズームレンズシステムの広角状態での有効焦点距離である。
【選択図】図1
Description
本発明は、ズームレンズシステムに関するものである。
近年、マルチメディアの発展に伴い、デジタル製品に用いられるCCD(電荷結合素子)又はCMOS(相補性金属酸化膜半導体)などの固体撮像素子に対する需要はだんだん大きくなる一方、CCD又はCMOSなどの固体撮像素子のサイズはだんだん小さくなる。従って、固体撮像素子と合致させるためにズームレンズシステムを小型化する必要がある。通常、ズーム比を高めてズームレンズシステムの小型化を実現するが、従来のズームレンズシステムにおいて、ズーム比に対する要求が高いと、球面収差が矯正し難くなり、その結果、ズームレンズシステムの小型化の実現に伴い結像品質が悪くなる問題がある。
本発明の目的は、小型化を実現するとともに優れた結像品質を有するズームレンズシステムを提供することである。
前記目的を達成するため、本発明に係るズームレンズシステムは、物体側(撮像対象物側)から像側(結像側)に向かって、正の屈折力を有する第一レンズ群、負の屈折力を有する第二レンズ群、正の屈折力を有する第三レンズ群、正の屈折力を有する第四レンズ群及び結像面の順で配設され、前記第一レンズ群及び前記第三レンズ群は固定され、ズーム動作時に光軸方向に移動せず、前記第二レンズ群及び前記第四レンズ群は光軸方向に沿って移動可能に配設され、ズーム動作時に光軸方向に沿って移動し、以下の条件式を満足する。
5<f3/f4<8.2
2.1<|f2/fw|<3.2
ただし、f2は、前記第二レンズ群の有効焦点距離であり、f3は、前記第三レンズ群の有効焦点距離であり、f4は、前記第四レンズ群の有効焦点距離であり、fwは、前記ズームレンズシステムの広角状態での有効焦点距離である。
5<f3/f4<8.2
2.1<|f2/fw|<3.2
ただし、f2は、前記第二レンズ群の有効焦点距離であり、f3は、前記第三レンズ群の有効焦点距離であり、f4は、前記第四レンズ群の有効焦点距離であり、fwは、前記ズームレンズシステムの広角状態での有効焦点距離である。
本発明のズームレンズシステムは、前記条件式を満足すると、小型化の要求を満すとともに、前記第二レンズ群、前記第三レンズ群及び前記第四レンズ群の屈折力の比例を確保して、球面収差を低減し、結像品質を高める。
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明に係るズームレンズシステムの構造を示す図である。前記ズームレンズシステム100の光軸に沿って、物体側から像側に向かって、正の屈折力を有する第一レンズ群10、負の屈折力を有する第二レンズ群20、絞り50、正の屈折力を有する第三レンズ群30、正の屈折力を有する第四レンズ群40及びフィルター60が順番に配列される。前記ズームレンズシステム100は、像側に結像面70を有する。
前記ズームレンズシステム100が結像する場合、被写体からの光線は物体側から前記ズームレンズシステム100に入射し、且つ前記第一レンズ群10、前記第二レンズ群20、前記絞り50、前記第三レンズ群30及び前記第四レンズ群40を順次に通過し、最終に前記フィルター60を通過して前記結像面70に集光され、前記結像面70に設置されたCCD又はCMOSなどの固体撮像素子によって、前記被写体の像が結像される。前記ズームレンズシステム100がズーム操作を行う場合、前記第一レンズ群10は固定されて光軸方向に沿って移動せず、前記第二レンズ群20は光軸方向に沿って移動し、前記第三レンズ群30は固定されて光軸方向に沿って移動せず、前記第四レンズ群40は光軸方向に沿って移動して、ズーム過程及び物距離(Object Distance)変化による結像面位置の変動を補償する。又、前記ズームレンズシステム100を広角状態から望遠状態に切り替える場合、前記第二レンズ群20と前記第一レンズ群10との間の距離は増加される。
本実施形態において、前記第一レンズ群10は、物体側から像側に向かって第一レンズ11、第二レンズ12、第三レンズ13及び第四レンズ14の順で配設された複数のレンズを備える。前記第一レンズ11は、物体側に凸曲面を有すると共に像側に凹曲面を有する断面視三日月形の凹レンズである。前記第二レンズ12は、物体側及び像側にそれぞれ凸曲面を有する凸レンズである。前記第一レンズ11及び前記第二レンズ12は、第一レンズ11の像側の凹曲面と第二レンズ12の物体側の凸曲面とが接着剤によって接合されることで一体になって複合レンズを構成する。前記第三レンズ13は、物体側に凸曲面を有すると共に像側に凹曲面を有する断面視三日月形の凸レンズである。前記第四レンズ14は、ガラス球面レンズであり、物体側に凸曲面を有すると共に像側に凹曲面を有する断面視三日月形のガラス凸レンズである。前記第一レンズ11、前記第二レンズ12および前記第三レンズ13の光軸方向の後方側にガラス球面レンズである前記第四レンズ14を増加することにより、前記第一レンズ群10が中間焦点距離状態及び望遠状態で生じる球面像差を適正に補償することができ、その結果、前記ズームレンズシステム100の映像解析能力が効果的に高められる。
前記第二レンズ群20は、物体側から像側に向かって第五レンズ21、第六レンズ22及び第七レンズ23の順で配設された複数のレンズを備える。前記第五レンズ21は、物体側に凸曲面を有すると共に像側に凹曲面を有する断面視三日月形の凹レンズである。前記第六レンズ22は、物体側及び像側にそれぞれ凹曲面を有する凹レンズであり、負の屈折力を有するレンズである。前記第七レンズ23は、物体側に凸曲面を有すると共に像側に凹曲面を有する断面視三日月形の凸レンズであり、正の屈折力を有するレンズである。前記第六レンズ22及び前記第七レンズ23は、第六レンズ22の像側の凹曲面と第七レンズ23の物体側の凸曲面とが接着剤によって接合されることで一体になって複合レンズを構成する。
前記ズームレンズシステム100の低高度及び低球面収差を実現するために、前記ズームレンズシステム100は、以下の条件式を満足している。
5<f3/f4<8.2 ...(1)
2.1<|f2/fw|<3.2 ...(2)
2.1<|f2/fw|<3.2 ...(2)
f2は、前記第二レンズ群20の有効焦点距離であり、f3は、前記第三レンズ群30の有効焦点距離であり、f4は、前記第四レンズ群40の有効焦点距離であり、fwは、前記ズームレンズシステム100の広角状態での有効焦点距離である。前記第三レンズ群30の屈折力が小さすぎると、球面収差を十分に補償することができなくなる。前記第四レンズ群40の屈折力が小さすぎると、ズームする時に前記第四レンズ群40の移動距離が長すぎて、前記ズームレンズシステム100の全長が長くなり、且つ望遠状態の前記ズームレンズシステム100のバックフォーカスが短くなる。又、前記第二レンズ群20の屈折力が大きすぎると、組立時に要求される精密性が高くなり、組立誤差などの要因で解析度が大幅に低下する。前記第二レンズ群20の屈折力が小さすぎると、ズームする時に前記第二レンズ群20の移動距離が長すぎて、前記ズームレンズシステム100の全長が長くなる。前記条件式(1)は、前記第三レンズ群30の有効焦点距離と前記第四レンズ群40の有効焦点距離との間の関係を説明し、前記条件式(2)は、前記第二レンズ群20の有効焦点距離と広角状態の前記ズームレンズシステム100の有効焦点距離との間の関係を説明し、2つの前記条件式の限定によって、前記ズームレンズシステム100の結像品質を確保するとともに、前記ズームレンズシステム100の全長を短縮することができる。
前記第一レンズ群10は、以下の条件式を満足することが好ましい。
70<V2 ...(3)
V2は、前記第二レンズ12のアッベ数を示し、望遠状態の前記ズームレンズシステム100の横向色収差をさらによく修正する。
前記第二レンズ群20は、以下の条件式を満足することが好ましい。
0.2<M2/L<0.4 ...(4)
M2は、前記ズームレンズシステム100が広角状態から望遠状態に切り替えられる時、前記第二レンズ群20の光軸に沿う最大移動量であり、Lは、前記ズームレンズシステム100の全長であり、即ち前記第一レンズ11の物体側の表面から前記結像面70までの距離である。高ズーム比のため、ズームする時に前記第二レンズ群20の移動距離が短すぎると、前記第二レンズ群20の屈折力を高めなければならず、その結果、組立時に要求される精密性が高くなる。これに反して、ズームする時に前記第二レンズ群20の移動距離が長すぎると、前記ズームレンズシステム100の全長が延伸する一方、ズームする時に像面湾曲と球面収差の変化量が増加する。前記条件式(4)によって、前記ズームレンズシステム100の組立時に要求される精密性が低下し、前記ズームレンズシステム100の全長が短縮され、ズームする時に像面湾曲と球面収差の変化量を下げることができる。
前記第三レンズ群30は、第八レンズからなり、この第八レンズは、物体側に凸曲面を有すると共に像側に凹曲面を有する断面視三日月形の凸レンズである。第八レンズの前記凸曲面および前記凹曲面のうちの少なくとも一方は非球面である。本実施形態において、前記第三レンズ群30は、物体側および像側の両方の面が非球面であるので、球面収差、コマ収差及び乱視(astigmatism)を除去して、結像品質を高めることができる。前記第三レンズ群30は、好ましくはプラスチックレンズであり、前記ズームレンズシステム100のコストを下げることができる。
前記第四レンズ群40は、物体側から像側に向かって第九レンズ41、第十レンズ42及び第十一レンズ43の順で配設された複数のレンズを備える。前記第九レンズ41は、物体側及び像側にそれぞれ凸曲面を有する凸レンズであり、正の屈折力を有するレンズである。この第九レンズ41の両側の凸曲面のうちの少なくとも一方は非球面である。本実施形態において、前記第九レンズ41は、物体側および像側の両方の面が非球面であるので、球面収差、コマ収差及び乱視を除去して、結像品質を高めることができる。前記第十レンズ42は、物体側及び像側にそれぞれ凹曲面を有する凹レンズであり、負の屈折力を有するレンズである。前記第十一レンズ43は、物体側及び像側にそれぞれ凸曲面を有する凸レンズであり、正の屈折力を有するレンズである。前記第十レンズ42及び前記第十一レンズ43は、第十レンズ42の像側の凹曲面と第十一レンズ43の物体側の凸曲面とが接着剤によって接合されることで一体になって複合レンズを構成する。前記第九レンズ41は、前記第十レンズ42及び前記第十一レンズ43からなる複合レンズに接着剤によって接着しない。これにより、接着ステップが削減され、接着間違いなどによる不良品のリスクを低減することができる。
前記第二レンズ群20は、以下の条件式を満足することが好ましい。
45<(V6−V7) ...(5)
V6及びV7は、前記第六レンズ22及び前記七レンズ23のアッベ数を示し、望遠状態の前記ズームレンズシステム100の横向色収差をさらによく修正する。
前記絞り50は、前記第二レンズ群20と前記第三レンズ群30との間に位置し、前記第二レンズ群20から射出した光線が前記第三レンズ群30に入射する光通過量を制限するために用いられ、前記第二レンズ群20を透過した光錐の対称性を向上させることにして、前記ズームレンズシステム100のコマ収差を修正する。前記絞り50は、前記第三レンズ群30の物体側の表面に設置されて、前記ズームレンズシステム100の部品の数量を減少させ、前記ズームレンズシステム100の組立作業の複雑さを軽減させる。実際に操作する場合、前記第三レンズ群30の物体側表面の周囲の環状領域に不透明な材料を塗布して、前記絞り50とすることができる。前記フィルター60は、前記第四レンズ群40と前記結像面70との間に位置し、前記ズームレンズシステム100に入る光線の中の赤外線だけを透過させるのに用いられる。
前記ズームレンズシステム100の第二レンズ群20及び第四レンズ群40は、全て低色分散材料からなる。本実施形態において、前記第二レンズ群20及び前記第四レンズ群40は、ガラスで作られる。
以下、図2〜図10を参照して、本発明のズームレンズシステム100に対して詳しく説明する。
本実施形態において、前記第三レンズ群30及び前記第九レンズ41はそれぞれ、両側(物体側および像側)の表面が両方とも非球面となっている。
非球面の形状は以下の数式によって表示する。
xは、光軸方向に沿って高さがhである位置で表面頂点を参考とする際、光軸までの変移値であり、hは、前記ズームレンズシステム100の光軸から非球面までの高さであり、kは、二次曲面係数であり、Aiは、非球面のi番目のオーダー(order)補正係数であり、cは、頂点曲率である。
前記ズームレンズシステム100の各々の光学素子は、表1〜表4の条件を満足する。表1〜表4の各々のパラメーターの意味は下記のようである。
fは、前記ズームレンズシステム100の有効焦点距離である。
D7は、前記第一レンズ群10と前記第二レンズ群20との間の距離であり、即ち前記第四レンズ14の像側の表面と前記第五レンズ21の物体側の表面との間の距離である。
D12は、前記第二レンズ群20と前記第三レンズ群30との間の距離であり、即ち前記第七レンズ23の像側の表面と前記第三レンズ群30の物体側の表面との間の距離である。
D15は、前記第三レンズ群30と前記第四レンズ群40との間の距離であり、即ち前記第三レンズ群30の像側の表面と前記第九レンズ41の物体側の表面との間の距離である。
D20は、前記第四レンズ群40と前記フィルター60との間の距離であり、即ち前記第十一レンズ43の像側の表面と前記フィルター60の物体側の表面との間の距離である。
FNoは、Fナンバーである。
2ωは、視野角である。
前記ズームレンズシステム100の広角状態の像面湾曲、歪曲収差、球面収差は、図2乃至図4に示した。図2に示したように、S(Sagittal field curvature curve)及びT(Tangential field curvature curve)は、全て−0.05mm〜0.05mmの範囲内に制御される。図3に示したように、歪曲収差は、−5%〜5%の範囲内に制御される。図4は、d線(波長が588nmである)の球面収差値を示す。本実施形態に係るズームレンズシステム100の可視光線に対する球面収差値は−0.03mm〜0.03mmの範囲である。前記ズームレンズシステム100の広角状態の像面湾曲、歪曲収差、球面収差は、よく校正されることができる。
前記ズームレンズシステム100の中間焦点距離状態の像面湾曲、歪曲収差、球面収差は、図5乃至図7に示した。図5に示したように、S(Sagittal field curvature curve)及びT(Tangential field curvature curve)は、全て−0.05mm〜0.05mmの範囲内に制御される。図6に示したように、歪曲収差は、−1%〜1%の範囲内に制御される。図7は、d線(波長が588nmである)の球面収差値を示す。本実施形態に係るズームレンズシステム100の可視光線に対する球面収差値は−0.03mm〜0.03mmの範囲である。前記ズームレンズシステム100の中間焦点距離状態の像面湾曲、歪曲収差、球面収差は、よく校正されることができる。
前記ズームレンズシステム100の望遠状態の像面湾曲、歪曲収差、球面収差は、図8乃至図10に示した。図8に示したように、S(Sagittal field curvature curve)及びT(Tangential field curvature curve)は、全て−0.2mm〜0.2mmの範囲内に制御される。図9に示したように、歪曲収差は、−2%〜2%の範囲内に制御される。図10は、d線(波長が588nmである)の球面収差値を示す。本実施形態に係るズームレンズシステム100の可視光線に対する球面収差値は−0.12mm〜0.12mmの範囲である。前記ズームレンズシステム100の望遠状態の像面湾曲、歪曲収差、球面収差は、よく校正されることができる。
条件式を満足すると、前記ズームレンズシステム100は、小型化の要求を満すとともに、前記第二レンズ群20、前記第三レンズ群30及び前記第四レンズ群40の屈折力の比例を確保して、球面収差を低減し、結像品質を高める。
以上、本発明を実施例に基づいて具体的に説明したが、本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能であることは勿論であって、本発明の保護範囲は、以下の特許請求の範囲から決まる。
10 第一レンズ群
11 第一レンズ
12 第二レンズ
13 第三レンズ
14 第四レンズ
20 第二レンズ群
21 第五レンズ
22 第六レンズ
23 第七レンズ
30 第三レンズ群
40 第四レンズ群
41 第九レンズ
42 第十レンズ
43 第十一レンズ
50 絞り
60 フィルター
70 結像面
100 ズームレンズシステム
11 第一レンズ
12 第二レンズ
13 第三レンズ
14 第四レンズ
20 第二レンズ群
21 第五レンズ
22 第六レンズ
23 第七レンズ
30 第三レンズ群
40 第四レンズ群
41 第九レンズ
42 第十レンズ
43 第十一レンズ
50 絞り
60 フィルター
70 結像面
100 ズームレンズシステム
Claims (8)
- 物体側から像側に向かって、正の屈折力を有する第一レンズ群、負の屈折力を有する第二レンズ群、正の屈折力を有する第三レンズ群、正の屈折力を有する第四レンズ群及び結像面の順で配設され、前記第一レンズ群及び前記第三レンズ群は固定され、ズーム時に光軸方向に沿って移動せず、前記第二レンズ群及び前記第四レンズ群は光軸方向に沿って移動可能に配設され、ズーム時に光軸方向に沿って移動し、以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズシステム。
5<f3/f4<8.2
2.1<|f2/fw|<3.2
ただし、f2は、前記第二レンズ群の有効焦点距離であり、f3は、前記第三レンズ群の有効焦点距離であり、f4は、前記第四レンズ群の有効焦点距離であり、fwは、前記ズームレンズシステムの広角状態での有効焦点距離である。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズシステム。
0.2<M2/L<0.4
ただし、M2は、前記ズームレンズシステムが広角状態から望遠状態に切り替えられる時、前記第二レンズ群の光軸に沿う最大移動量であり、Lは、前記ズームレンズシステムの全長であり、即ち前記第一レンズの物体側の表面から前記結像面までの距離である。 - 前記第一レンズ群は、物体側から像側に向かって第一レンズ、第二レンズ、第三レンズ及び第四レンズの順で配設された複数のレンズを備え、前記第一レンズ及び前記第二レンズは、接着剤によって互いに接合されて一体になって複合レンズを構成し、前記第二レンズは凸レンズであり、
前記第二レンズ群は、物体側から像側に向かって第五レンズ、第六レンズ及び第七レンズの順で配設された複数のレンズを備え、前記第六レンズ及び前記第七レンズは、接着剤によって互いに接合されて一体になって複合レンズを構成し、前記第六レンズは、負の屈折力を有するレンズであり、前記第七レンズは、正の屈折力を有するレンズであり、
前記第三レンズ群は、第八レンズを備え、少なくとも1つの非球面からなる表面を備え、
前記第四レンズ群は、物体側から像側に向かって第九レンズ、第十レンズ及び第十一レンズの順で配設された複数のレンズを備え、前記第十レンズ及び前記第十一レンズは、接着剤によって互いに接合されて一体になって複合レンズを構成し、前記第九レンズは、正の屈折力を有するレンズであり、少なくとも1つの非球面からなる表面を備え、前記第十レンズは、負の屈折力を有するレンズであり、前記第十一レンズは、正の屈折力を有するレンズであることを特徴とする請求項1又は2に記載のズームレンズシステム。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項3に記載のズームレンズシステム。
70<V2
ただし、V2は、前記第二レンズのアッベ数を示す。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項3又は4に記載のズームレンズシステム。
45<(V6−V7)
ただし、V6は、前記第六レンズのアッベ数を示し、V7は、前記七レンズのアッベ数を示す。 - 前記第一レンズは、物体側に凸曲面を有すると共に像側に凹曲面を有する断面視三日月形の凹レンズであり、前記第三レンズ、前記第四レンズ及び前記第八レンズは、物体側に凸曲面を有すると共に像側に凹曲面を有する断面視三日月形の凸レンズであり、前記第五レンズは、物体側に凸曲面を有すると共に像側に凹曲面を有する断面視三日月形の凹レンズであり、前記第四レンズは、ガラス球面レンズであり、前記第八レンズは、プラスチックレンズであることを特徴とする請求項3から5の何れか一項に記載のズームレンズシステム。
- 前記第四レンズ群と前記結像面との間に位置するフィルターをさらに備えることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載のズームレンズシステム。
- 前記第七レンズと前記第八レンズとの間に位置する絞りをさらに備えることを特徴とする請求項3から6の何れか一項に記載のズームレンズシステム。
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