JP2012084809A - 太陽電池モジュールの故障診断装置および方法 - Google Patents

太陽電池モジュールの故障診断装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ストリングを構成する太陽電池モジュールの種類や直列接続数、太陽光発電システムの構成によらず、個々の太陽電池モジュールの故障診断を遠隔から安全確実に実施し、発見した故障を係員に早期に気付かせて、システムとしての無用な発電ロスを生じさせない太陽電池モジュールの故障診断装置および方法を得ること。
【解決手段】バイパスダイオードのそれぞれに並列にスイッチ素子を接続し、該複数のスイッチ素子の全てが同時にオフ状態にあるときのストリングの出力電圧(第1の電圧値)と、該複数のスイッチ素子の全てが個別に一つずつオン状態にあるときのストリングの出力電圧(第2の電圧値)それぞれとの差電圧の中に1V以下である差電圧がある場合に、該当するスイッチ素子が接続されている太陽電池モジュールは故障していると判断し、報知部内の表示器に該故障モジュールを表示し、報知部内のブザーを鳴動させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、太陽光発電システムで使用されている太陽電池モジュールの故障診断装置および方法に関するものである。
太陽光発電システムは、基本的な構成として、直列に接続した複数の太陽電池モジュールで構成される太陽電池と、該太陽電池が発電した直流電力を交流電力へ変換するインバータ装置を備えるパワーコンディショナとを備えている。そして、太陽光発電システムのタイプとして、システム内の交流負荷に電力を供給するだけでなく、外部の商用電力系統(配電系統)にも連系して電力を供給できるタイプと、システム内の交流負荷にのみ電力を供給するタイプとがある。なお、複数の太陽電池モジュールの直列接続体は、ストリングと称される。
ところで、ストリング内の或る太陽電池モジュールに劣化や異常による故障が発生すると、太陽電池の発電能力は低下するが、太陽光発電システムでは、当該太陽光発電システムの出力(つまりパワーコンディショナの出力)が所定値以下に低下するまでは、太陽電池の発電能力低下に気付かないので、不良モジュールが存在したままの運転が長期に渡り継続することが起こる。
太陽電池の発電能力の確認は、日射量を計測して発電量を推定し、その推定値と実際の発電量とを比較することで行えるが、発電量の差から発電能力の低下の程度が解るだけであり、不良モジュールを特定することはできない。つまり、従来では、太陽電池の発電能力低下の確認ができてから、不良モジュールを特定する故障診断を実施するので、システムの修復が大幅に遅れる。
そして、この不良モジュールの特定では、屋上等、太陽電池の設置場所において、係員が、個々のモジュールの外観異常有無を目視で確認し、また個々のモジュールの出力電圧を測定する必要があるので、手間や時間が掛かり、また、感電の危険性がある。さらに、設置場所によっては高所作業となり、落下の危険性も発生するという問題がある。
このような問題を解決するため、例えば特許文献1では、複数のストリングが並列にパワーコンディショナの入力ポートに接続される太陽光発電システムにおいて、異常のあるストリングが他のストリングの発電量に影響を与えないようにするため、各太陽電池モジュールに電圧検出装置を取り付けて各太陽電池モジュールの故障を定期的に診断し、故障モジュールが接続されているストリングはシステムから切り離すと共に、故障モジュールを表示器に表示する方法が提案されている。
特開平7−177652号公報
しかし、上記特許文献1に示される方法は、故障診断結果を表示器に表示するだけであるので、表示器の確認が遅れれば、発電異常の発見が遅れることに繋がり、システムの修復が大幅に遅れる。また、上記特許文献1に示される方法をストリングが1つの太陽光発電システムに適用する場合には、故障診断結果を表示器に表示するだけとなるので、同様の問題が起こる。
さらに、複数のストリングを備える太陽光発電システムであっても、パワーコンディショナが複数の入力ポートを有し、該複数の入力ポートのそれぞれに接続されるストリング毎の最大電力点の追随が可能なタイプである場合は、異常のあるストリングが他のストリングの発電量を低下させる要因にはならないので、異常のあるストリングを切り離す必要はない。
加えて、上記特許文献1に示される方法では、各ストリングの電源出力端子間に予め定めた負荷を印加する負荷手段を必要とし、さらにストリング中の所定箇所の検出端子間の電圧との比較値を予め定める必要があるので、モジュールの種類や直列接続数、太陽光発電システムの構成によって、比較値を設定し直さなければならず、手間が発生する。
例えば、結晶系の太陽電池の場合、太陽電池セル1枚の電圧は約0.7Vである。太陽電池モジュールが、太陽電池セルの50直列で構成されている場合、モジュール1枚当たりの電圧は35V程度となるが、太陽電池セルの20直列で構成されている場合、モジュール1枚当たりの電圧は14V程度となる。
そのため、上記特許文献1に示される、発電時にモジュールの正極端と負極端との間に電圧が発生することを利用して、フォトカプラに電流を流して故障を検知する方法では、フォトカプラに電流が流れるように装置をチューニングする必要があり、さらに診断時以外にもフォトカプラに微少ではあるが電流を流し続けるため、発電ロスが生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、ストリングを構成する太陽電池モジュールの種類や直列接続数、太陽光発電システムの構成によらず、個々の太陽電池モジュールの故障診断を遠隔から安全確実に実施し、発見した故障を係員に早期に気付かせて、システムとしての発電ロスの低減が可能な太陽電池モジュールの故障診断装置および方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる太陽電池モジュールの故障診断装置は、太陽光発電システムの太陽電池を構成するストリング内の各太陽電池モジュールに設けられているバイパスダイオードのそれぞれに並列に接続された複数のスイッチ素子と、前記ストリングの出力電圧を検出する電圧検出器と、表示器および発音手段と、前記太陽光発電システムのパワーコンディショナを停止した故障診断時において、前記複数のスイッチ素子の全てが同時に非導通状態にあるときの前記電圧検出器が検出した第1の電圧値と、前記複数のスイッチ素子の全てが個別に一つずつ導通状態にあるときの前記電圧検出器が検出した第2の電圧値それぞれとの差電圧の中に1V以下である差電圧がある場合に、該当するスイッチ素子が接続されている太陽電池モジュールは故障しているとして前記表示器に表示し、前記発音手段を駆動する故障診断手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、太陽電池モジュール一枚毎に故障診断が可能となり、太陽電池モジュールの種類や直列接続数、太陽光発電システムの構成によらず、遠隔から安全確実に故障した太陽電池モジュールの特定が行える。そして、故障モジュールを表示器に表示するだけでなく、ブザーを鳴動させるので、係員に早期に故障発生を気付かせることができ、早期のシステム修復が可能になり、システムとしての発電ロスを低減できる。このとき、故障診断時以外の発電運転時では、複数のスイッチ素子の全ては同時に非導通状態にあり、太陽電池を流れる電流は、太陽電池モジュールおよびバイパスダイオードからなる通常の経路を流れるので、発電運転時において太陽電池に無用な発電ロスは生じない、などの効果を奏する。
図1は、本発明の一実施の形態による太陽電池モジュールの故障診断装置を備える太陽光発電システムの構成例を示すシステム図である。 図2は、この実施の形態による故障診断の原理を説明する図である。 図3は、図1に示す太陽電池モジュールの故障診断装置が実施する故障診断の処理手順(その1)を説明するフローチャートである。 図4は、図1に示す太陽電池モジュールの故障診断装置が実施する故障診断の処理手順(その2)を説明するフローチャートである。
以下に、本発明にかかる太陽電池モジュールの故障診断装置および方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施の形態による太陽電池モジュールの故障診断装置を備える太陽光発電システムの構成例を示すシステム図である。図1において、太陽光発電システム1は、屋上等の高所などに配置される太陽電池2と、建物内等に配置されるパワーコンディショナ3とで構成される。
太陽電池2は、複数個の太陽電池モジュール(図示例では8個の太陽電池モジュール4−1〜4−8)の直列接続体からなる一つのストリングで構成されている。8個の太陽電池モジュール4−1〜4−8のそれぞれには、局所的な日射量の変化に対応するため、正極端と負極端との間にバイパスダイオード5−1〜5−8が設けられている。バイパスダイオードのアノード端子は太陽電池モジュールの負極端に接続され、カソード端子は太陽電池モジュールの正極端に接続されている。バイパスダイオードは、対応する太陽電池モジュールが正規の発電を行っている場合は逆バイアスがかかりオフしているが、対応する太陽電池モジュールが日射量不足により出力が低下するとオンして、該太陽電池モジュールをバイパスする機能を営む。
この実施の形態では、このような太陽電池2の構成において、バイパスダイオード5−1〜5−8に1対1の関係で、この実施の形態による故障診断装置の構成要素の一つであるスイッチ素子6−1〜6−8を並列に接続して設けてある。スイッチ素子6−1〜6−8は、それぞれ、スイッチ駆動回路7−1〜7−8が付随している。なお、スイッチ素子6−1〜6−8は、図示例ではトランジスタであるが、小型のリレーでもよい。
パワーコンディショナ3は、インバータ装置8を備えている。太陽電池2の正極母線Pおよび負極母線Nは、それぞれインバータ装置8の正極入力端および負極入力端に接続され、インバータ装置8の正極入力端と負極入力端の間に平滑コンデンサ9が接続されている。平滑コンデンサ9は、太陽電池2が日射量に応じて発生する直流電力により充電されてインバータ装置8の正極入力端と負極入力端の間に直流電源を形成する。インバータ装置8は、この直流電源の電力を交流電力に変換する。インバータ装置8の交流出力は、交流母線11を介して、システム内の交流負荷10に供給されるとともに、商用電力系統(配電系統)12にも連系して供給される。
さて、パワーコンディショナ3内に、この実施の形態による故障診断装置の残り構成要素である電圧検出器13、演算部14、制御部15および報知部16が設けられている。報知部16は、表示器と発音手段としてのブザーとを備えている。電圧検出器13は、平滑コンデンサ9の両端電圧を検出し、演算部14に出力する。演算部14は、後述する図3や図4に示すように、制御部15から通知されたタイミングで取り込んだ電圧検出器13の検出電圧から、まず比較基準値を取得し、その後、その比較基準値との差電圧を演算して制御部15に与える。
制御部15は、故障診断用の記憶装置を備えている。記憶装置には、予め、ストリングを構成する全太陽電池モジュールの識別符号が対応するスイッチ素子と対応付けて記憶されている。
制御部15は、該記憶装置を利用して、後述する図3や図4に示すような手順で故障診断を実行する。概要を示す。制御部15は、故障診断時に、パワーコンディショナ3を停止させておいて、スイッチ駆動回路7−1〜7−8を個別に制御することで、スイッチ素子6−1〜6−8を全て同時に非導通状態(オフ状態)にすることと、スイッチ素子6−1〜6−8を一つずつ導通状態(オン状態)にすることとを行い、それぞれの状態にしたことを演算部14に通知した後に演算部14から入力される差電圧(1つまたは全部)を記憶装置に取り込み、それに基づき個々のモジュールの故障診断を行う。制御部15は、故障モジュールが見つかると、記憶装置から該当する故障モジュールの識別符号を読み出して報知部16の表示器に表示させ、報知部16のブザーを鳴動させる。
以下、この実施の形態による太陽電池モジュールの故障診断装置の動作について説明する。まず、故障診断の基本的な考え方について説明する。太陽電池モジュールは、複数の太陽電池セルを直列接続した構成であるので、故障していない場合の無負荷時においては正極端と負極端間に10V〜40V程度の直流電圧を発生する。
太陽電池モジュールの故障には、開放故障と短絡故障とがある。スイッチ素子(6−1〜6−8)が存在しない一般的な構成の太陽電池2において、開放故障した太陽電池モジュールは高抵抗体となっており、通常は、対応するバイパスダイオードはオンしているので、該開放故障した太陽電池モジュールの正極端と負極端間には、対応するバイパスダイオードを流れる電流により、バイパスダイオードの順方向電圧の分だけの電位差が生じている。
つまり、開放故障が生じた太陽電池モジュールの正極端と負極端間の電位差は、概ね1V以下になり、1V以上の電圧は発生しない。この状況を、正極端と負極端とを短絡したことと等価と考えれば、開放故障が生じた太陽電池モジュールは、該モジュールの正極端と負極端とを短絡させても、正極端と負極端間の電圧に変化は生じないことになる。
そこで、太陽電池モジュールの正極端と負極端とをスイッチ素子により短絡させても、電圧が短絡前と同じで変化が無い場合に、該太陽電池モジュールは、故障モジュールであると判断することにした。
次に、図2を参照して具体的に説明する。なお、図2は、この実施の形態による故障診断の原理を説明する図である。図2では、診断回#0〜#8のそれぞれにおける8個の太陽電池モジュール4−1〜4−8の出力電圧と、電圧検出器13の検出電圧と、演算部14の演算結果とが示されている。
図2において、診断回#0では、制御部15は、8個のスイッチ素子6−1〜6−8の全てを同時にオフさせている。診断回#1〜#8では、制御部15は、8個のスイッチ素子6−1〜6−8の中の一つだけを順にオンさせて対応する太陽電池モジュールの正極端と負極端間を短絡させている。
例えば、8個の太陽電池モジュール4−1〜4−8のうち、太陽電池モジュール4−3が開放故障していて出力電圧は0Vであり、その他の太陽電池モジュールは健全で出力電圧は30V〜35Vであるとすると、診断回#0での電圧検出器13の検出電圧は224.5Vである。次に、スイッチ素子6−1のみをオンさせた診断回#1では、太陽電池モジュール4−3に加えて太陽電池モジュール4−1の出力電圧が0Vになり、電圧検出器13の検出電圧は、192.5Vに低下する。スイッチ素子6−2のみをオンさせた診断回#2においても同様に、太陽電池モジュール4−3に加えて太陽電池モジュール4−2の出力電圧が0Vになり、電圧検出器13の検出電圧は、193.5Vになる。一方、スイッチ素子6−3のみをオンさせた診断回#3では、太陽電池モジュール4−3の出力電圧のみが0Vであり、電圧検出器13の検出電圧は診断回#0と変わらずに224.5Vのままである。その後の診断回#4〜#8では、太陽電池モジュール4−3に加えて、それぞれの個々の太陽電池モジュールの出力電圧が0Vになり、電圧検出器13の検出電圧は、189.5V、191.5V、194.5V・・・と低下する。
つまり、診断回#0での電圧検出器13の検出電圧に対し、診断回#1〜#8のそれぞれにおける電圧検出器13の検出電圧の変化を監視し、診断回#1〜#8の中で電圧検出器13の検出電圧に変化の無い診断回があれば、該診断回での太陽電池モジュールは故障していると判定することができる。
そこで、この実施の形態では、演算部14にて、診断回#0での電圧検出器13の検出電圧224.5Vを比較基準値とし、診断回#1〜#8のそれぞれにおける電圧検出器13の検出電圧と比較基準値との差電圧を演算する。制御部15は、その差電圧が1V以下であった診断回が見つかると、該診断回での太陽電池モジュールに故障が発生していると判定し、表示器に故障モジュールを表示させ、ブザーを鳴動させて故障モジュール検出を係員が早期に確実に気付くようにしている。
具体的には、この実施の形態による故障診断動作は、例えば図3や図4に示すように行われる。なお、図3と図4は、図1に示す太陽電池モジュールの故障診断装置が実施する故障診断の処理手順(その1、その2)を説明するフローチャートである。図3と図4では、処理手順を示すステップは、STと略記してある。
図3において、ST1では、制御部15は、スイッチ素子6−1〜6−8の全てを同時にオフさせ、パワーコンディショナ3を駆動して当該太陽光発電システム1を運転している。制御部15は、当該太陽光発電システム1を運転している過程で、運転開始時からの経過時間が予め定められた時間になったか否か、或いは、外部から故障診断の指示入力があるか否かにより、故障診断時期の到来を監視している(ST2)。
制御部15は、故障診断時期が到来すると(ST2;Yes)、スイッチ素子6−1〜6−8の全てを同時にオフさせたまま、パワーコンディショナ3を停止状態にし、故障診断の開始を演算部14に通知する(ST3)。演算部14は、故障診断開始の通知を受け取ると、電圧検出器13の検出電圧を取り込み、それを比較基準値として保持する(ST4)。故障診断開始時における8個の太陽電池モジュール4−1〜4−8の出力電圧は、例えば、図2に示した診断回#0のようになっているとすると、演算部14は、該診断回#0での電圧検出器13の検出電圧224.5Vを比較基準値とする。
次に、制御部15は、i=1〜8としたときの一つのスイッチ素子iのみをオンし、その旨を演算部14に通知する(ST5)。演算部14は、制御部15から一つのスイッチ素子iをオンした旨の通知を受け取ると、電圧検出器13の検出電圧を取り込み、それと比較基準値との差電圧を演算し、制御部15に与える(ST6)。制御部15は、演算部14から受け取った差電圧が1V以下であるか否かを判断する(ST7)。
制御部15は、ST7において、差電圧が1V以下である場合(ST7:Yes)は、オンしたスイッチ素子に対する太陽電池モジュールの識別符号を報知部16の表示器に表示させ、同時に報知部16のブザーを鳴動させ(ST8)、ST9に進む。一方、制御部15は、ST7において、差電圧が1V以下でない場合(ST7:No)は、直接ST9に進む。
ST9では、制御部15は、全てのスイッチ素子についてオン操作を行ったか否かを判断する。制御部15は、全てのスイッチ素子についてオン操作を終了するまで(ST9:No)、ST5〜ST9の処理を繰り返す。その間に図2に示す例で言えば、スイッチ素子6−3をオンさせた診断回#3において、故障している太陽電池モジュール4−3が検出され、報知部16から係員に、故障モジュール4−3の識別符号表示およびブザー鳴動によって報知される。
制御部15は、全てのスイッチ素子についてオン操作を終了した(ST9:Yes)場合は、報知部16の表示器に故障診断の終了を表示させるとともに、故障モジュールが有ったか否かを判断する(ST10)。制御部15は、故障モジュールが無かった場合(ST10:No)には、直接先のST1に戻ってシステムの運転を再開する。一方、制御部15は、故障モジュールが有った場合(ST10:Yes)には、モジュール交換後係員から運転OKの入力がある(ST11:Yes)のを確認してからST1に戻ってシステムの運転を再開する。
次に、図4では、制御部15が備える記憶装置に余裕がある場合の動作例が示されている。すなわち、図4において、図3にて説明したST1〜ST6の処理後におけるST20では、制御部15は、オンさせたスイッチ素子の順序番号と演算部14から入力された差電圧とを関連付けて記憶装置に記憶する。そして、制御部15は、全てのスイッチ素子についてオン操作を終了するまで(ST21:No)、ST5、ST6、ST20の処理を繰り返す。
そして、制御部15は、全てのスイッチ素子についてオン操作を終了すると(ST21:Yes)、オンさせたスイッチ素子の全ての順序番号と演算部14から入力された全ての差電圧とを関連付けて記憶させた記憶装置において、差電圧が1V以下であるスイッチ素子の有無を調べる(ST22)。
その結果、制御部15は、差電圧が1V以下であるスイッチ素子がある場合(ST22:Yes)は、該スイッチ素子に対する太陽電池モジュールの識別符号を報知部16の表示器に表示させ、同時に報知部16のブザーを鳴動させ(ST23)、ST24に進む。一方、制御部15は、ST22において、差電圧が1V以下であるスイッチ素子がない場合(ST22:No)は、直接ST24に進む。
ST24では、制御部15は、報知部16の表示器に故障診断の終了を表示させるとともに、故障モジュールが有ったか否かを判断する。制御部15は、故障モジュールが無かった場合(ST24:No)には、直接先のST1に戻ってシステムの運転を再開する。一方、制御部15は、故障モジュールが有った場合(ST24:Yes)には、モジュール交換後係員から運転OKの入力がある(ST25:Yes)のを確認してからST1に戻ってシステムの運転を再開する。
なお、複数のストリングが並列にインバータ装置の入力ポートに接続される太陽光発電システムでは、各ストリングの出力端と電圧検出器との接続をスイッチで切り替えることで、ストリング毎の故障診断が図3や図4に示す手順で行える。
また、図4では示してないが、制御部15は、記憶装置に故障診断時の時刻情報も記憶させることができ、その記憶内容(全モジュールの差電圧と時刻情報)を、適宜な時期に外部のモニタ装置に送信することができる。これによって、各太陽電池モジュールの履歴を取ることができ、太陽電池モジュールの交換時期判断の資料が得られる。
以上のように、この実施の形態によれば、ストリングを構成する各太陽電池モジュールに設けられているバイパスダイオードのそれぞれに並列にスイッチ素子を接続し、該複数のスイッチ素子の全てが同時に非導通状態(オフ状態)にあるときのストリングの出力電圧(第1の電圧値)と、前記複数のスイッチ素子の全てが個別に一つずつ導通状態(オン状態)にあるときのストリングの出力電圧(第2の電圧値)それぞれとの差電圧の中に1V以下である差電圧がある場合に、該当するスイッチ素子が接続されている太陽電池モジュールは故障していると判断するので、太陽電池モジュール一枚毎に故障診断が可能となり、太陽電池モジュールの種類や直列接続数、太陽光発電システムの構成によらず、遠隔から安全確実に故障した太陽電池モジュールの特定が行える。
そして、故障モジュールを表示器に表示するだけでなく、ブザーを鳴動させるので、係員に早期に故障発生を気付かせることができ、早期のシステム修復が可能になり、システムとしての発電ロスを低減できる。
さらに、複数回目の故障診断時に故障が発見されたりするので、故障がどの段階で発生したかが特定できる。
このとき、故障診断時以外の発電運転時では、複数のスイッチ素子の全ては同時に非導通状態にあり、太陽電池を流れる電流は、太陽電池モジュールおよびバイパスダイオードからなる通常の経路を流れるので、太陽電池に無用な発電ロスは生じない。
なお、バイパスダイオードのそれぞれに並列に接続した複数のスイッチ素子を用いて、遠隔から太陽電池モジュール毎の開放電圧を確認できるという効果も得られる。
以上の実施の形態では、太陽電池モジュール内にバイパスダイオードが1個だけ設けられている例、すなわちそのバイパスダイオードのアノード端子は太陽電池モジュールの負極端に接続され、カソード端子は太陽電池モジュールの正極端に接続されている場合を示した。しかしながら、1枚の太陽電池モジュールにおいて、直列接続された太陽電池セルをいくつかのブロックに分け、そのブロック毎にバイパスダイオードを設ける構成も多く知られている。このような1枚の太陽電池モジュールに複数個のバイパスダイオードを有する構成の場合、各バイパスダイオードのそれぞれに並列にスイッチ素子を接続する構成により、上述した実施の形態と同様の効果を奏することができる。
以上のように、本発明にかかる太陽電池モジュールの故障診断装置および方法は、ストリングを構成する太陽電池モジュールの種類や直列接続数、太陽光発電システムの構成によらず、個々の太陽電池モジュールの故障診断を遠隔から安全確実に実施し、発見した故障を係員に早期に気付かせて、システムとしての発電ロスの低減が可能な太陽電池モジュールの故障診断装置および方法として有用である。
1 太陽光発電システム
2 太陽電池
3 パワーコンディショナ
4−1〜4−8 ストリングを構成する太陽電池モジュール
5−1〜5−8 バイパスダイオード
6−1〜6−8 スイッチ素子
7−1〜7−8 スイッチ駆動回路
8 インバータ装置
9 平滑コンデンサ
10 交流負荷
11 交流母線
12 商用電力系統(配電系統)
13 電圧検出器
14 演算部
15 制御部
16 報知部(表示器、ブザー)
P 正極母線
N 負極母線

Claims (9)

  1. 太陽光発電システムの太陽電池を構成するストリング内の各太陽電池モジュールに設けられているバイパスダイオードのそれぞれに並列に接続された複数のスイッチ素子と、
    前記ストリングの出力電圧を検出する電圧検出器と、
    表示器および発音手段と、
    前記太陽光発電システムのパワーコンディショナを停止した故障診断時において、前記複数のスイッチ素子の全てが同時に非導通状態にあるときの前記電圧検出器が検出した第1の電圧値と、前記複数のスイッチ素子の全てが個別に一つずつ導通状態にあるときの前記電圧検出器が検出した第2の電圧値それぞれとの差電圧の中に1V以下である差電圧がある場合に、該当するスイッチ素子が接続されている太陽電池モジュールは故障しているとして前記表示器に表示し、前記発音手段を駆動する故障診断手段と
    を備えたことを特徴とする太陽電池モジュールの故障診断装置。
  2. 前記故障診断手段は、
    前記第1の電圧値と前記第2の電圧値それぞれとの差をそれぞれ演算し、それぞれの差電圧を順に出力する演算部と、
    前記故障診断の開始時において、前記複数のスイッチ素子の全てを同時に非導通状態に制御し、その後、前記複数のスイッチ素子の全てを個別に一つずつ導通状態にする制御を行い、その間に前記演算部から差電圧が入力される度に該差電圧が1V以下であるか否か判定し、1V以下の差電圧である場合に、該当するスイッチ素子が接続されている太陽電池モジュールは故障しているとして前記表示器に表示し、前記発音手段を駆動する制御部と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュールの故障診断装置。
  3. 前記故障診断手段は、
    前記第1の電圧値と前記第2の電圧値それぞれとの差をそれぞれ演算し、それぞれの差電圧を順に出力する演算部と、
    前記故障診断の開始時において、前記複数のスイッチ素子の全てを同時に非導通状態に制御し、その後、前記複数のスイッチ素子の全てを個別に一つずつ導通状態にする制御を行い、その間に前記演算部から入力される全ての差電圧を記憶し、記憶した差電圧の中に1V以下の差電圧がある場合に、該当するスイッチ素子が接続されている太陽電池モジュールは故障しているとして前記表示器に表示し、前記発音手段を駆動する制御部と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュールの故障診断装置。
  4. 前記故障診断時は、
    当該太陽光発電システムの運転開始後の任意の時期、または、外部から指示があった時である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の太陽電池モジュールの故障診断装置。
  5. 前記制御部は、
    前記演算部から入力された全ての差電圧を記憶する際に、当該故障診断を実施した日時の時刻情報も記憶し、該記憶内容を外部の上位装置に送信する
    ことを特徴とする請求項3に記載の太陽電池モジュールの故障診断装置。
  6. 太陽光発電システムのパワーコンディショナを停止した故障診断時において、
    該故障診断の開始時に、前記太陽光発電システムの太陽電池を構成するストリング内の各太陽電池モジュールに設けられているバイパスダイオードのそれぞれに並列に接続された複数のスイッチ素子の全てを同時に非導通状態に制御しそのときの前記ストリングの出力電圧を比較基準値として取得する第1の工程と、
    その後、前記複数のスイッチ素子の中の1つを導通状態に制御しそのときの前記ストリングの出力電圧と前記比較基準値との差電圧が1V以下であるか否かを判定することを、前記複数のスイッチ素子の全てについて実施する第2の工程と、
    前記判定の結果、差電圧が1V以下である場合に、該当するスイッチ素子が接続されている太陽電池モジュールは故障しているとして表示器に表示し、発音手段を駆動する第3の工程と
    を含むことを特徴とする太陽電池モジュールの故障診断方法。
  7. 太陽光発電システムのパワーコンディショナを停止した故障診断時において、
    該故障診断の開始時に、前記太陽光発電システムの太陽電池を構成するストリング内の各太陽電池モジュールに設けられているバイパスダイオードのそれぞれに並列に接続された複数のスイッチ素子の全てを同時に非導通状態に制御しそのときの前記ストリングの出力電圧を比較基準値として取得する第1の工程と、
    その後、前記複数のスイッチ素子の中の1つを導通状態に制御しそのときの前記ストリングの出力電圧と前記比較基準値との差電圧を記憶装置に記憶することを、前記複数のスイッチ素子の全てについて実施する第2の工程と、
    前記記憶した差電圧の中に1V以下の差電圧がある場合に、該当するスイッチ素子が接続されている太陽電池モジュールは故障しているとして表示器に表示し、発音手段を駆動する第3の工程と
    を含むことを特徴とする太陽電池モジュールの故障診断方法。
  8. 前記故障診断時は、
    当該太陽光発電システムの運転開始後の任意の時期、または、外部から指示があった時である
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の太陽電池モジュールの故障診断方法。
  9. 前記第2の工程では、
    全ての差電圧を記憶する際に、当該故障診断を実施した日時の時刻情報も記憶し、さらに、該記憶内容を外部の上位装置に送信する工程
    が含まれることを特徴とする請求項7に記載の太陽電池モジュールの故障診断方法。
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