JP2012083063A - 直流駆動エアコン - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮機駆動のための高圧直流電力が必要なインバータエアコンが直流配電システム接続された場合であっても、高価な高圧直流パワーリレーを用いなくても待機電力削減効果を最大限に発揮できる。
【解決手段】室内機と室外機によって構成され、直流電力のみを入力するインバータエアコンにおいて、室外機の圧縮機駆動用インバータには第一の直流電圧値の高圧直流電力が入力され、圧縮機駆動用インバータ以外の室内機と室外機双方に設けられた電力変換回路群には、第一の直流電圧値より低い第二の直流電圧値の低圧直流電力が入力され、待機電力削減のため、室内機の電力変換回路群から室外機の電力変換回路群への第二の直流電圧値の低圧直流電力の搬送、又は、室外機の電力変換回路群から室内機の電力変換回路群への第二の直流電圧値の低圧直流電力の搬送をオンオフ制御するリレーを室内機あるいは室外機いずれか一方に有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、直流電力を入力するインバータエアコンにおいて、圧縮機駆動用インバータや室内機と室外機双方に設けられた電力変換回路群への電力搬送に関する。
近年、燃料電池及び太陽光発電装置等により得られた直流電力や、蓄電池の直流電力を駆動源として動作する電気機器が、省エネ性の向上を図る手段として議論されてきており、今後は、住宅やビル等においてこのような直流対応型の電気機器に対して直流電力を安定的に供給するための直流配電システムが普及するものと考えられている。
例えば、特開2009−159652号公報に開示されたものなどは、住宅などの各部屋に設置され正極及び負極の一対の給電部を有する直流コンセント等の直流アウトレットに対して直流供給線路を介して分電盤から直流電力を配電する直流配電システムに、発光ダイオード(LED)を光源として備える照明器具や、パーソナルコンピュータなど直流電力の供給を受けて動作する直流機器が接続されることを想定し、直流機器には直流電力が供給されることとなるため内部に交流/直流変換回路が不要になることで得られるコストメリットや省エネ性の向上効果が得られることを前提に述べられている。
一方で、従来の電気機器は、交流電力である商用電源を入力して動作する制御回路を備えるものが多く、インバータエアコンにおいても交流電源に接続されることのみ想定されたものであった。
一般的なエアコンに関しては、室内機と室外機によって構成されるセパレート型のものが普及しており、商用電源からの交流電力を一旦室内機に供給し、室外機へ電力搬送のオンオフ制御を行う室内機に設けられたリレーを介して室外機は電力の供給を受けるという構成のものが多く、例えば、特開2001−141260号公報においては、本構成のエアコンを前提にした発明の記載がなされている。
室外機への電力搬送のオンオフ制御は、主に待機電力の削減のために行われ、エアコンの動作が行われないときなどは室外機への電力搬送は遮断し、室内機のみ通電される状態でリモコンからの運転指示を待ち、余分な電力消費を抑えた状態で待機するようにしている。
室外機への電力搬送を制御するリレーに関しては、接点部の電力が交流であることを前提にしたもので、本用途に適用できるものは多くのメーカーで大量生産され、市場に安価で供給されている。
特開2009−159652号公報 特開2001−141260号公報
しかしながら、上述したような直流配電システムが普及し、このシステムにインバータエアコンを適用させることを想定した場合、高圧直流電力の圧縮機駆動用インバータへの供給が不可欠であり、その直流電圧値は、概ね100Vの交流電力を倍電圧整流回路にて
得られる280V以上であることが条件となる。
一般的なエアコンにおいて、従来と同等の回路構成で電力搬送を制御するリレーのみを置き換えようとすると、アーク放電対策などを施した高圧直流パワーリレーが必要となり、コスト及びサイズ面で不利になる。
一方で、低圧直流電力で圧縮機駆動用インバータを用いて圧縮機を回転させようとすると電流値が増大し、配線ケーブル太さや電子制御基板上のパターン幅を広くしなければならないといった構造面での問題や、電流増大による電子部品における損失増大といった性能面での問題等が発生し、実現性は極めて低くなる。
本発明は、前述の問題点を解決するものであって、電力搬送を制御するリレーのコスト及びサイズの増大を抑制しつつ、直流配電システムに適用可能なインバータエアコンを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のインバータエアコンは、室内機と室外機によって構成され、室外機の圧縮機駆動用インバータには第一の直流電圧値の高圧直流電力が入力され、前記圧縮機駆動用インバータ以外の室内機と室外機双方に設けられた電力変換回路群には、第一の直流電圧値より低い第二の直流電圧値の低圧直流電力が入力され、待機電力削減のため、室内機の前記電力変換回路群から室外機の前記電力変換回路群への第二の直流電圧値の低圧直流電力の搬送、又は、室外機の前記電力変換回路群から室内機の前記電力変換回路群への第二の直流電圧値の低圧直流電力の搬送をオンオフ制御するリレーを室内機あるいは室外機いずれか一方に有していることを特徴とする。
これにより、電力搬送を制御するリレーのコスト及びサイズの増大を抑制しつつ、直流配電システムに適用可能なインバータエアコンを実現することができる。
本発明に係るインバータエアコンによれば、室内機側は低圧直流電力のみで駆動されることで、直流配電システムとの接続部における安全性確保が容易であり、さらに、個々の電力変換回路においては、部品の耐圧を下げられることによるコスト、サイズダウンの効果が期待できる。
実施の形態1におけるインバータエアコンの室内機側の回路構成を示す説明図 実施の形態1におけるインバータエアコンの室外機側の回路構成を示す説明図 実施の形態1におけるインバータエアコンを直流配電システムに接続した様子を示す図 実施の形態2におけるインバータエアコンを直流配電システムに接続した様子を示す図 実施の形態3におけるインバータエアコンの室外機側の回路構成を示す説明図 実施の形態3におけるインバータエアコンを直流配電システムと商用電源の配電システムに接続した様子を示す図
第1の発明は、室内機と室外機によって構成され、直流電力のみを入力するインバータ
エアコンにおいて、室外機の圧縮機駆動用インバータには第一の直流電圧値の高圧直流電力が入力され、圧縮機駆動用インバータ以外の室内機と室外機双方に設けられた電力変換回路群には、第一の直流電圧値より低い第二の直流電圧値の低圧直流電力が入力され、待機電力削減のため、室内機の電力変換回路群から室外機の電力変換回路群への第二の直流電圧値の低圧直流電力の搬送、又は、室外機の電力変換回路群から室内機の電力変換回路群への第二の直流電圧値の低圧直流電力の搬送をオンオフ制御するリレーを室内機あるいは室外機いずれか一方に有していることを特徴とするものである。
これにより、電力搬送を制御するリレーのコスト及びサイズの増大を抑制しつつ、直流配電システムに適用可能なインバータエアコンを実現することができる。
第2の発明は、特に第1の発明の第二の直流電圧値の低圧直流電力が、宅内配電されたコンセントに差込可能な電源プラグを介して供給されることを特徴としたものである。
これにより、室内機側は低圧直流電力のみで駆動されるので、直流配電システムとの接続において、安全性を確保しつつ容易に行うことが可能となる。
第3の発明は、第1又は、第2の発明のうちいずれかの発明の圧縮機駆動用インバータに入力される第一の直流電圧値の高圧直流電力が、宅内に設置された直流配電盤に直結して供給されることを特徴としたものである。
これにより、直流配電盤と室外機の間における高圧直流電力の搬送路は接続部のないものとなり、高圧直流電力の通電時に誤って切り離されアークが発生するといった危険性を回避することが可能となる。
第4の発明は、室内機と室外機によって構成され、直流電力と交流電力を入力するインバータエアコンにおいて、室外機の圧縮機駆動用インバータには、商用電源から入力された交流電力をコンバータ回路によって変換された第一の直流電圧値の高圧直流電力が入力され、圧縮機駆動用インバータ以外の室内機と室外機双方に設けられた電力変換回路群には、商用電源の交流電圧値より低い第二の直流電圧値の低圧直流電力が入力され、待機電力削減のため、室内機の電力変換回路群から室外機の電力変換回路群への第二の直流電圧値の低圧直流電力の搬送、又は、室外機の電力変換回路群から室内機の電力変換回路群への第二の直流電圧値の低圧直流電力の搬送をオンオフ制御するリレーを室内機あるいは室外機いずれか一方に有していることを特徴としたインバータエアコン。
これにより、電力搬送を制御するリレーのコスト及びサイズの増大を抑制しつつ、直流配電システムと商用電源の配電システムが共存するような宅内に適用可能で、直流配電システムにおける電力が十分に確保できないような場合においても冷暖房の能力を落とすことのないインバータエアコンを実現することができる。
第5の発明は、特に第4の発明の第二の直流電圧値の低圧直流電力が、宅内配電されたコンセントに差込可能な電源プラグを介して供給されることを特徴としたものである。
これにより、室内機側は低圧直流電力のみで駆動されるので、直流配電システムとの接続において、安全性を確保しつつ容易に行うことが可能となる。
本発明は、第1の発明から第5の発明の要部を実施の形態とすることにより本発明の目的を達成できるため、各請求項に対応する実施の形態の詳細を、以下に図面を参照しながら説明し、本発明を実施するための形態の説明とする。
なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
また、各実施の形態の説明において、同一構成並びに同一作用効果を奏するところには、同一符号を付して重複した説明を行わないものとする。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるインバータエアコンの室内機側の回路構成を示す説明図である。
室内機100と宅内配電されたコンセントに差込可能な直流電源プラグ104は、概ね48V程度の低圧直流電力を搬送する正側配線2と負側配線3によって接続されている。
直流電源プラグ104の正側配線2は、室内機100内において逆流防止のダイオード4を介し、低圧直流の開閉動作が可能なリレー1の接点端子と直流電力を三相交流電力に変換する室内ファンモータ駆動回路6と直流電力変換回路7に接続されている。
逆流防止のダイオード4に接続されているリレー1の接点端子の他端側は、室外機への電力搬送のための端子14aに接続されている。
直流電源プラグ104の負側配線3は、室内機100内において直流電力を三相交流電力に変換する室内ファンモータ駆動回路6と直流電力変換回路7と室外機への電力搬送のための端子14bに接続されている。
逆流防止のダイオード4のカソード側の正側配線2と負側配線3間には、電圧安定化のためのコンデンサ5が配されている。
室内ファンモータ駆動回路6で変換された三相交流電力は、室内ファンモータ11に入力されている。
直流電力変換回路7では、室内機に搭載されている風向制御用ステッピングモータなどを駆動する概ね12〜16V程度の直流電力や、制御用マイコンなどを駆動する概ね3〜5V程度の直流電力を出力し、正側配線10と負側配線9によって制御回路12に入力されている。
制御回路12には室外機との通信を制御する室内外通信部13があり、端子14cに接続された通信用配線8によってデータ搬送が行われる。
図2は、本発明の実施の形態1におけるインバータエアコンの室外機側の回路構成を示す説明図である。
端子33aに接続された正側配線2は、室外機101内において直流電力を三相交流電力に変換する室外ファンモータ駆動回路26と直流電力変換回路27に接続されている。
また、端子33bに接続された負側配線3も、室外機101内において直流電力を三相交流電力に変換する室外ファンモータ駆動回路26と直流電力変換回路27に接続されている。
室外ファンモータ駆動回路26で変換された三相交流電力は、室外ファンモータ30に入力されている。
直流電力変換回路27では、室外機に搭載されている冷凍サイクル制御弁などを駆動する概ね12〜16V程度の直流電力や、制御用マイコンなどを駆動する概ね3〜5V程度の直流電力を出力し、正側配線29と負側配線28によって制御回路31に入力されている。
制御回路31には室内機との通信を制御する室内外通信部32があり、端子33cに接続された通信用配線8によってデータ搬送が行われる。
さらに室外機101には、宅内に設置された直流配電盤に直結することができ、概ね280V以上の高圧直流電力を搬送する正側配線22と負側配線23が施されている。
正側配線22は、室外機101内において逆流防止のダイオード24を介し圧縮機駆動用インバータ34に接続されている。
また、負側配線23も圧縮機駆動用インバータ34に接続されており、逆流防止のダイオード24のカソード側の正側配線22と負側配線23間には電圧安定化のためのコンデンサ25が配されている。
圧縮機駆動用インバータ34の出力は圧縮機モータ35に入力されている。
図3は、図1に示す室内機100と図2に示す室外機101を接続し、さらに直流配電システムに接続した様子を示す図である。
宅内に設置された直流配電盤102には、低圧直流電力を搬送する正側配線2と、高圧直流電力を搬送する正側配線22と、低圧直流電力を搬送する負側配線3と高圧直流電力を搬送する負側配線23を接続した配線が接続されている。
宅内に設置された直流配電盤102に接続された低圧直流電力を搬送する正側配線2と負側配線3は、直流コンセント103に接続されており、直流電源プラグ104を直流コンセント103に差し込むことによって低圧直流電力が室内機に供給される。
直流電源プラグ104が直流コンセント103に差し込まれると、室内機100は運転待機状態となり、さらにリモコンなどから運転開始の指令がなされると、制御回路12はリレー1をオンさせ室外機101への低圧直流電力の通電を行う。
宅内に設置された直流配電盤102には、室外機101からの高圧直流電力を搬送する正側配線22と負側配線33が直結されており、圧縮機駆動用インバータ34へは高圧直流電力が供給されている。
上述してきた構成によって、本実施の形態1においては、電力搬送を制御するリレーにおいて、アーク放電対策などを施した高圧直流パワーリレーを用いなくてもよいことから、コスト及びサイズの増大を抑制しつつ、待機電力削減を実現することができる。
また、低圧直流電力が宅内配電されたコンセントに差込可能な電源プラグを介して供給され、室内機側は低圧直流電力のみで駆動されることと、高圧直流電力の通電時に誤って切り離されアークが発生するといった危険性を回避するため、直流配電盤と室外機の間における高圧直流電力の搬送路は接続部のないもので圧縮機駆動用インバータへの高圧直流電力の供給が行われることで、安全性といった面においても非常に優れたシステムとなっている。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について図面を参照して説明する。
実施の形態1は、リレー1が室内機側に配され、室外機の待機電力を削減する構成であったが、本実施の形態2においては、図4に示すように、室外機側に宅内配電されたコンセントに差込可能な直流電源プラグ104やリレー1を設け、直流電源プラグ104を直流コンセント103に差し込むことによって低圧直流電力が室外機に供給された状態にし、室内機への電力搬送のオンオフ制御をリレー1で行うことによって、室内機の待機電力を削減する構成とした。
本発明の実施の形態2においても、実施の形態1と同様の効果が得られる上に、一台の室外機に対し、室内機が複数台接続されるようなマルチエアコンを想定した場合に有効なものとなっている。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3におけるインバータエアコンの室外機側の回路構成を示す説明図である。
概ね48V程度の低圧直流電力を搬送する正側配線2と負側配線3によって接続されている箇所については、実施の形態1で述べたものと同様である。
実施の形態1で述べたものと異なるのは、室外機の圧縮機駆動用インバータ34には、商用電源から入力される交流電力をコンバータ回路40によって変換された高圧直流電力が入力されているという点である。
商用電源から入力される交流電力は、リアクタ41が挿入された交流配線45a、と交流配線45bによって搬送される。
リアクタ41は4個のダイオードからなる第1のダイオードブリッジ42に接続されており、第1のダイオードブリッジ42で整流され、コンデンサ25で蓄えられた高圧直流電力が圧縮機駆動用インバータ34に供給されるようになっている。
また、交流配線45aと高圧直流電力を搬送する負側配線23との間には第2のダイオードブリッジ43が接続され、この第2のダイオードブリッジ43の両出力端には例えばIGBTやMOSFETなどからなるスイッチング素子44が接続され、スイッチング素子44がオンした場合には、リアクタ41及び第2のダイオードブリッジ43を介して電流を流し、これにより交流電力の力率を改善しうるようにした機能がコンバータ回路40に備えられている。
コンバータ回路40に関しては、商用電源からより多くの有効電力を取り出せ、多くの有効電力を負荷の機器に供給することにより機器の最大能力を増大することができる点や、近年問題となりつつある電源の高調波電流を低減できるといった点などから、本発明の実施の形態3では交流電力の力率を改善しうるようにした機能を備えたものにしたが、力率改善機能を備えない整流回路であってもよい。
図6は、図1に示す室内機100と図5に示す室外機101を接続し、さらに直流配電システムと商用電源の配電システムが共存するような宅内に接続した様子を示す図である。
宅内に設置された直流配電盤102には、低圧直流電力を搬送する正側配線2と負側配
線3が接続されている。
宅内に設置された直流配電盤102に接続された低圧直流電力を搬送する正側配線2と負側配線3は、直流コンセント103に接続されており、直流電源プラグ104を直流コンセント103に差し込むことによって低圧直流電力が室内機に供給される。
直流電源プラグ104が直流コンセント103に差し込まれると、室内機100は運転待機状態となり、さらにリモコンなどから運転開始の指令がなされると、制御回路12はリレー1をオンさせ室外機101への低圧直流電力の通電を行う。
一方、商用電源107から入力された交流電力は、交流電源プラグ106を交流コンセント105に差し込むことによって室外機のコンバータ回路40に供給され、コンバータ回路40において、概ね280V以上の高圧直流電力に変換された後、圧縮機駆動用インバータ34に供給されるようになっている。
上述してきた構成によって、本実施の形態3においても、実施の形態1と同様の効果が得られる上に、直流配電システムと商用電源の配電システムが共存するような宅内に適用可能で、直流配電システムにおける電力が十分に確保できないような場合においても商用電源の交流電力を利用することで、冷暖房の能力を落とすことのないものとなっている。
以上、本発明の各種実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
本発明は、インバータエアコンに限らず、燃料電池や太陽光発電装置等により得られた直流電力を住宅やビル内に配電する直流配電システムに接続される電気機器全般に適用することが可能である。
1 リレー
2、10、22、29 正側配線
3、9、23、28、33 負側配線
4、24 ダイオード
5、25 コンデンサ
6 室内ファンモータ駆動回路
7、27 直流電力変換回路
8 通信用配線
11 室内ファンモータ
12、31 制御回路
13、32 室内外通信部
14a、14b、14c、33a、33b、33c 端子
26 室外ファンモータ駆動回路
30 室外ファンモータ
34 圧縮機駆動用インバータ
35 圧縮機モータ
41 リアクタ
42 第1のダイオードブリッジ
43 第2のダイオードブリッジ
44 スイッチング素子
45a、45b 交流配線
100 室内機
101 室外機
102 直流配電盤
103 直流コンセント
104 直流電源プラグ
105 交流コンセント
106 交流電源プラグ
107 商用電源

Claims (5)

  1. 室内機と室外機によって構成され、直流電力のみを入力するインバータエアコンにおいて、
    室外機の圧縮機駆動用インバータには第一の直流電圧値の高圧直流電力が入力され、
    前記圧縮機駆動用インバータ以外の室内機と室外機双方に設けられた電力変換回路群には、第一の直流電圧値より低い第二の直流電圧値の低圧直流電力が入力され、
    待機電力削減のため、室内機の前記電力変換回路群から室外機の前記電力変換回路群への第二の直流電圧値の低圧直流電力の搬送、又は、室外機の前記電力変換回路群から室内機の前記電力変換回路群への第二の直流電圧値の低圧直流電力の搬送をオンオフ制御するリレーを室内機あるいは室外機いずれか一方に有していることを特徴としたインバータエアコン。
  2. 請求項1に記載のインバータエアコンであって、
    前記第二の直流電圧値の低圧直流電力は、宅内配電されたコンセントに差込可能な電源プラグを介して供給されることを特徴とするインバータエアコン。
  3. 請求項1又は2に記載のインバータエアコンであって、
    前記圧縮機駆動用インバータに入力される前記第一の直流電圧値の高圧直流電力は、宅内に設置された直流配電盤に直結して供給されることを特徴とするインバータエアコン。
  4. 室内機と室外機によって構成され、直流電力と交流電力を入力するインバータエアコンにおいて、
    室外機の圧縮機駆動用インバータには、商用電源から入力された交流電力をコンバータ回路によって変換された第一の直流電圧値の高圧直流電力が入力され、
    前記圧縮機駆動用インバータ以外の室内機と室外機双方に設けられた電力変換回路群には、商用電源の交流電圧値より低い第二の直流電圧値の低圧直流電力が入力され、
    待機電力削減のため、室内機の前記電力変換回路群から室外機の前記電力変換回路群への第二の直流電圧値の低圧直流電力の搬送、又は、室外機の前記電力変換回路群から室内機の前記電力変換回路群への第二の直流電圧値の低圧直流電力の搬送をオンオフ制御するリレーを室内機あるいは室外機いずれか一方に有していることを特徴としたインバータエアコン。
  5. 請求項4に記載のインバータエアコンであって、
    前記第二の直流電圧値の低圧直流電力は、宅内配電されたコンセントに差込可能な電源プラグを介して供給されることを特徴とするインバータエアコン。
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