JP2012082454A - 高炉操業方法 - Google Patents
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Abstract
【解決課題】最小限のコークス装入量により高炉の炉中心領域、特に炉芯近傍域における鉱石層とコークス層の層厚比を極小として高炉操業時の中心ガス流を集中的に強化することが可能なベルレス高炉における旋回シュートを用いたコークス装入方法を提供すること。
【解決手段】高炉に鉱石とコークスを旋回シュートを用いて装入して炉内に鉱石層とコークス層を交互に形成する際のコークスの装入方法において、先ず、炉壁側領域にコークスをリング状に装入して鉱石層を覆う第1コークス層を形成し、次いで炉壁側領域と炉中心領域の中間領域に同コークスをスパイラル状に装入して前記第1コークス層の上に前記中間領域及び炉中心領域を覆う第2コークス層を形成し、さらに炉中心領域に同コークスを装入して前記第2コークス層の上に炉中心領域を覆う第3コークス層を形成せしめることを特徴とする高炉のコークス装入方法。
【選択図】図1
【解決手段】高炉に鉱石とコークスを旋回シュートを用いて装入して炉内に鉱石層とコークス層を交互に形成する際のコークスの装入方法において、先ず、炉壁側領域にコークスをリング状に装入して鉱石層を覆う第1コークス層を形成し、次いで炉壁側領域と炉中心領域の中間領域に同コークスをスパイラル状に装入して前記第1コークス層の上に前記中間領域及び炉中心領域を覆う第2コークス層を形成し、さらに炉中心領域に同コークスを装入して前記第2コークス層の上に炉中心領域を覆う第3コークス層を形成せしめることを特徴とする高炉のコークス装入方法。
【選択図】図1
Description
本発明は高炉へコークスを装入する方法に関し、特に旋回シュートを用いたベルレス高炉におけるコークス装入方法に関する。
高炉を安定した状態で、効率よく操業するためには、中心ガス流を維持し、融着体形状を逆V型にすることが望ましいことが知られており、既に出願人はこれを有効に実現する方法として高炉の炉中心領域(炉の軸心部)へコークスに装入してこの領域における鉱石層とコークス層の層厚比(LO/〔LO+LC〕、LO:鉱石層の層厚、LC:コークス層の層厚)を大幅に下げるいわゆるコークス中心装入技術を開発、実用化している(特許文献1参照)。
こうしたコークス中心装入を実際に高炉で実施する場合は、ベル式高炉では専用シュートを用い、ベルレス高炉では旋回シュートを用いるが、一般にベルレス高炉による原料の装入分布制御がベル式高炉による場合に比べて、容易であり、また多様な装入分布を得ることができるため近年、ベルレス高炉の割合が増加しつつある。
本発明はこのベルレス高炉における旋回シュートを用いたコークス装入に際して、上記中心装入技術の採用に伴う操業上の利点をさらに高める効果的な装入方法の提案に係るものである。
従来、この旋回シュートを用いたコークスの装入方法は図12に示すように秤量された所定の装入量(1バッチ分)コークスを高炉1の炉頂バンカー2に貯めておき、装入指令に従って、流調ゲート4を開き、旋回シュート4の傾動角θ(炉中心CEとシュート4の成す角度)を予め設定された範囲内に調整、変化させながらバンカー2内のコークスを高炉内の炉壁W側(周辺側)の領域(炉壁側領域という)に装入(通常装入)した後、流調ゲート3を閉めて装入を一旦停止し、次いで旋回シュート4の傾動角θをほぼ0°に調整して、流調ゲート3を再び開いてバンカー2内の残りのコークスを炉中心CEの領域(炉中心領域という)に装入(中心装入)するようにしていた。
図13はこのコークス装入による旋回シュート4からのコークスの落下軌跡(落下地点の軌跡)の模式的平面図、図14は装入されたコークス及び鉱石の炉内における堆積層の模式的断面図を示したものである。
炉壁側領域へのコークスの装入は、設定された旋回シュート3の傾動角θの範囲内(例えば55°〜40°)において炉壁Wに近い外側よりL1〜L4の順に傾動角θを小さくしてシュート4を旋回させながら、炉内に既に堆積された前装入鉱石層Obの上にリング状にコークスを落下させる。なお、L1〜L4の同一傾動角θにおける各リング状の装入は1回または複数回で実施される。
このように炉壁側にリング状に装入されたコークスは堆積ずみのなだらかなV字状を呈した前装入鉱石層Obの表面に沿ってその一部が炉中心CE側に流れ込み、前装入鉱石層Obと同様なV字状を有する第1コークス層C1が形成される。
炉中心領域へのコークスの装入は、上記炉壁側への装入が終了した後、シュート4の傾動角θをほぼ0°に調整して炉中心の領域にスポット状に装入、落下させる。こうしてスポット装入CLされたコークスは、第1コークス層C1のV字状の中心部に衝突し、その安息角により一部が炉壁側に向かって流動し、上面が頂部hとなだらかな斜面部Sからなる山状をなして堆積し、その堆積範囲Aを占める第3コークス層すなわち中心コークス層C3が形成される。
このようにして、炉壁側及び炉中心領域へのコークスの装入が完了すると、異なる炉頂バンカー2に貯めた所定の装入量(1バッチ分)の鉱石を、流調ゲート3を開いて、予め設定されたシュート4の傾動角θの範囲内に調整して装入する。装入された鉱石は、上記第1コークス層C1及び第3コークス層C3の上に堆積し、先の前装入鉱石層Obと同様になだらかなV字状を呈した鉱石層Oが形成される。
しかし、かかる従来のコークスの装入方法では、高炉の炉中心領域における鉱石層とコークス層の層厚比を小さくするために、炉中心領域へのコークスの装入量すなわち中心コークス装入量を一定量以上にしなければならない。これは、図15に示すように、炉中心領域への装入量が少ない場合には、同様になだらかな斜面Sを有した第3コークス層C3の堆積量が減るため必然的に第3コークス層C3の頂部hの高さが、上に堆積する鉱石層Oの表面の谷部の高さより低くなり、この間に鉱石層Oが介在してしまう結果、同コークス層C3が鉱石層Oの下部に埋没してしまうため、炉中心領域における鉱石層とコークス層の層厚比が増大することになるからである。特に、鉱石としてペレットを使用する場合はその形状が球状であることから堆積時の安息角(23°17′〜25°17′)が生鉱石(29°17′〜30°27′)や焼結鉱(29°15′〜33°50′)に比べて小さいため、装入後の炉中心への流れ込み量が多くなり、これにより炉中心領域の鉱石層が厚くなり、上記層厚比が顕著に増大する傾向となる。
このため、炉中心領域へのコークスの装入量を増加することにより図8に示すように第3コークス層C3の頂部hの高さをその上に堆積する鉱石層Oの表面の谷部の高さとほぼ一致させ、さらには同頂部hを同谷部の高さよりも高くして、鉱石層とコークス層の層厚比を小さくする必要がある。
ところが、この領域へのコークスの装入量を増加させると、コークスの使用量すなわちコークス比が増大して操業コストが上昇するため、経済的に不利である上に、上記層厚比の減少により炉中心領域での中心ガス流が増加するにもかかわらず、炉内の圧損の上昇や変動が発生して返って炉況が悪化するという新たな問題が生じる。この理由は、コークスの装入量の増加に比例して、上記コークス層の頂部hを高くできるものの、その安息角に従って炉中心から炉壁側(周辺側)への流動量も増加して、堆積層の範囲Aがその周囲に更に広がったなだらかな山状の堆積層になってしまう。このように炉中心から広がって堆積した第3コークス層C3は中心ガス流を周辺側に拡大させることになり炉中心近傍でのガス流を相対的に減少させる結果を招来するからである。この中心ガス流の拡大に伴う炉況の悪化は高炉の還元効率を低下させ、コークス比の増大や出銑量の低下もたらすことになり、これを抑制するために炉壁側領域に装入するコークスを増加させる必要が生じるなど、コークス比がさらに上昇する原因となる。
こうしたことから、この従来のコークス中心装入を活用するコークスの装入方法では、炉中心領域のより狭い炉中心近傍域に集中した中心ガス流を形成することに限界があり、ましてやコークスの装入量を減らして炉況の安定した還元効率の高い高炉操業を継続させることは至難であった。
本発明はかかる従来のコークスの装入方法の問題点を解消し、最小限のコークス装入量により高炉の炉中心領域、特に炉芯近傍域における鉱石層とコークス層の層厚比を極小として高炉操業時の中心ガス流を集中的に強化することが可能なベルレス高炉における旋回シュートを用いたコークス装入方法を提供することをその課題とするものである。
本発明は、この課題を解決するための具体的手段として、以下の高炉のコークス装入方法を提案するものである。
(1)高炉に鉱石とコークスを旋回シュートを用いて装入して炉内に鉱石層とコークス層を交互に形成する際のコークスの装入方法において、先ず、炉壁側領域にコークスをリング状に装入して鉱石層を覆う第1コークス層を形成し、次いで炉壁側領域と炉中心領域の中間領域に同コークスをスパイラル状に装入して前記第1コークス層の上に前記中間領域及び炉中心領域を覆う第2コークス層を形成し、さらに炉中心領域に同コークスを装入して前記第2コークス層の上に炉中心領域を覆う第3コークス層を形成せしめることを特徴とする高炉のコークス装入方法(請求項1)。
(2)前記第1コークス層の形成に当っては旋回シュートの傾動角を50°〜35°の範囲に調整してコークスを装入し、前記第2コークス層の形成に当っては旋回シュートの傾動角を37°〜6°の範囲に調整してコークスを装入し、さらに前記第3コークス層の形成に当っては旋回シュートの傾動角を8.5°以下の範囲に調整してコークスを装入することを特徴とする上記1に記載の高炉のコークス装入方法(請求項2)。
(3)前記第2コークス層の形成に当っては、旋回シュートの最終傾動角を21°〜6°に調整してコークスを装入することを特徴とする上記2に記載の高炉のコークス装入方法(請求項3)。
(4)前記第2コークス層の形成から前記第3コークス層の形成に移行する間はコークスの装入を停止することを特徴とする上記1〜3のいずれかに記載の高炉のコークス装入方法(請求項4)。
(5)前記高炉に装入する鉱石の50%以上がペレットである上記1〜4のいずれかに記載の高炉のコークス装入方法(請求項5)。
本発明によれば、最小限のコークス装入量により高炉の炉中心領域、特に炉芯近傍域における鉱石層とコークス層の層厚比を極小として高炉操業時の中心ガス流を集中的に強化することが可能なベルレス高炉における旋回シュートを用いたコークス装入方法を提供することができる。
また、本発明によれば、上記最小限のコークス装入量により高炉の中心ガス流を集中的に強化することが可能となることから、より炉況の安定した還元効率の高い操業を継続させることができ、この結果、低コークス比、高出銑量の経済的にも技術的効率の優れた高炉操業を実現することができる。
本発明者らは、前述の技術的背景に鑑み、高炉の炉中心領域へのコークスの供給(中心コークス装入)を必須とするコークスの装入方法において、ペレットを鉱石として50%以上多配合する高炉操業下でこの炉中心領域における中心ガス流を周辺に拡大、拡散させることなく炉中心近傍域に集中的に強化すべく、この領域での鉱石層とコークス層の層厚比をできる限り小さくすること、しかもこれを少ないコークスの装入量で達成する装入方法、つまり従来の装入方法による図8の第3コークス層C3がその堆積量(体積)を減らしても、図9の鉱石層Oに埋没した状態にならずに、同コークス層C3の頂部hの高さを十分に維持できる堆積状態となる装入方法がないかどうか鋭意、検討、研究を行なった。
この結果、炉壁側領域におけるコークスの装入と炉中心領域におけるコークスの装入の間の工程において、炉壁側領域と炉中心領域の中間領域に新たに一部のコークスをスパイラル状に装入し、下層の第1コークス層と上層の第3コークス層の間に中間層を形成させる方法が有効ではないかとの着想を得た。
そして、この着想に基づくコークス装入方法を実施すると、鉱石(原料)として、ペレットと塊鉱石(生鉱石)の合計が50%以上(焼結鉱が50%未満)、特に焼結鉱を用いずにこれらペレット及び塊鉱石のみを100%使用する操業であっても、少ないコークス装入量で鉱石層Oの第3コークス層C3の頂部hを同鉱石層Oの上方に突出した高い位置に維持させることができ、これにより、炉中心領域における鉱石層とコークス層の層厚比を非常に小さくできると共に、特に、より狭い中心近傍域すなわち炉中心から炉内半径の10%以下の半径に相当する領域においてこの層厚比が極小値である0となる事実を確認(後述の実施例参照)し、本発明を完成するに至った。
以下、本発明に係るコークスの装入方法についてその実施態様を中心に本発明の先の課題、効果を達成する原理、作用を含めて図1及び図2を参照しながら詳述する。
本発明のコークスの装入方法は炉壁側領域への装入、炉壁側領域と炉中心領域の中間領域への装入及び炉中心領域への装入の3工程から成る。ここで、本発明における上記各領域は、図1に示す高炉内の炉中心CEと炉壁W間の距離(高炉の炉内半径)をRとし、炉壁側領域をWP、中間領域をMP、炉中心領域をCPとして、これら各領域が占める炉内半径方向距離をそれぞれRW、RM、RCとすると、以下のように定義される。
炉壁側領域WP:RW/R =0〜0.5
中間領域MP:RM/R =0.4〜0.9
炉中心領域CP:Rc/R =0.8〜1.0
中間領域MP:RM/R =0.4〜0.9
炉中心領域CP:Rc/R =0.8〜1.0
そこで、先ず、炉壁側領域WPへの装入工程においては、装入指令に従って炉頂バンカー2に貯めたコークスを流調ゲート3を開いて、旋回シュート4の傾動角θを好ましくは45°〜36°で調整し、炉壁Wに近い外側よりL1〜L4の順に傾動角θを小さくしてシュート4を旋回させながら、炉内に既に堆積された前装入鉱石層Obの上にリング状にコークスを落下させる。この場合の各リング装入は、例えばL1は43°で3旋回、L2は40°で2旋回、L3は38°で1旋回及びL4は36°で1旋回とする。図1の矢印で示される外側から内側へのリング装入の移行時つまり傾動角θの変更、調整時においても流調ゲート3を開いたままとし、この間もコークスの装入が連続的に行なわれるようにする。
この炉壁側領域WPにおけるコークスの装入量はバンカー2に貯めた1バッチ分のコークス全装入量の75〜95%とする。この領域におけるコークスの装入量が上記下限未満ではこの領域におけるガス流が不足し、鉱石の還元効率が低下するとともに炉況が悪化することなり、また、上限を超えた場合は中心ガス流が不足して、炉況が不安定となり、鉱石の還元効率も低下することになる。
このように炉壁側領域WPにリング状に装入されたコークスは図2の通り、堆積ずみのなだらかなV字状を呈した前装入鉱石層Obの表面に沿ってその一部が炉中心CE側に流れ込み、鉱石層Obを覆った状態で同様なV字状を有する第1コークス層C1が形成される。
次に、炉壁側領域WPと炉中心領域CPの中間領域MPへの装入を行なう。この、中間領域MPへのコークスの装入工程は本発明において特徴的な構成である。
すなわち、本装入工程においては、前記炉壁側領域WPへのリング状の装入が終了した後、流調ゲート4を開いた状態で旋回シュート3により、その傾動角θを好ましくは37°〜6°の範囲に調整してこの中間領域MPへコークスをスパイラル状に装入する。すなわち、前記最後のリング装入時のシュート3の傾動角θ(例えば36°)から徐々に減少させながら図1の実線矢印SPで示すようにスパイラル状に旋回させてコークスを連続的に同領域に装入、落下させる。このとき、スパイラル装入SPによるシュートの旋回数は1〜4回とする。これは1回以上としなければ後の装入工程において装入、堆積した第3コークス層C3の頂部hの高さ(以下、第3コークス層高さと略称する場合がある)を十分に維持することが困難となり、一方、5回以上の多旋回となると、コークスの装入時間が長引き、無駄なコークスを装入することにもなるからである。また、装入終了時の傾動角θ(以下、最終傾動角θSFという)は後述するように21°〜6°とする。
なお、このスパイラル装入の装入終了時の最終傾動角θSFにおいて、さらに連続させて1旋回のリング状装入を行なっても良い。
このスパイラル装入SPにおける中間領域MPへのコークスの装入量はバンカー2に貯めた1バッチ分のコークス全装入量の10〜20%の範囲とする。この領域におけるコークスの装入量が上記下限未満では、次の炉中心領域に対する装入工程で装入されたコークス層の高さを十分に保持できなくなり、炉中心近傍域における中心ガス流の強化が困難となると共に炉中心領域へのコークス装入量を減少させることができなくなる。また、上記上限を超える多量の装入では、コークス層の高さを確保でき、炉中心領域でコークス装入量を減らすことができるものの、ガス流が周辺側に広がり、やはり炉中心近傍域における中心ガス流の強化できなくなり、また、全体としてのコークスの装入量を減少させることができなくなる。
このように中間領域MPにスパイラル状に装入されたコークスは図2に示すように、前工程の炉壁側領域WPへの装入により、堆積した表面に沿ってその一部が炉中心CE側に流れ込み、中間領域及び炉中心領域を覆って、第2コークス層C2が形成される。そして、この第2コークス層C2の表面は図の通り、周辺部が山状をなし、炉中心に対応する中心が窪んだV字状をなす凹部Uを有した形状となる。
次に、中間領域MPにスパイラル状の装入SPが終了すると、炉中心領域CPへのコークスの装入、いわゆるコークス中心装入を行なう。炉中心領域CPへの装入に当っては、中間領域MPへの装入が終わった時点で、図1の点線矢印に示すように、一旦、流調ゲート4を閉止して旋回シュート3からのコークスの炉内への装入を一時的に停止する。そして、シュートの傾動角θを好ましくは8.5°以下に調整した後、再び流調ゲート4を開いてバンカー3の残りのコークスをシュートによりそのままスポット状CL、または旋回させながらリング状CLに炉中心領域CPに装入、落下させる。この装入工程により、バンカー3にためられた1バッチ分の全てのコークスの高炉への装入が完了することになる。
そして、このコークスの装入完了後に、異なる炉頂バンカー2に貯めた所定の装入量(1バッチ分)の鉱石を、流調ゲート3を開いて、予め設定されたシュート4の傾動角θの範囲内に調整して装入する。以下、これらコークスと鉱石の炉内への装入を交互に繰り返して、高炉の操業を行なうことになる。このようにして交互に装入される鉱石量とコークス量の比(オアバイコークス)は4.0〜4.5とする。
前記の如く、炉中心領域CPに装入されたコークスは、図2に示すように、前工程の中間領域MPへのスパイラル装入SPによる第2コークス層C2の中心部の表面を覆って堆積し、第3コークス層C3が形成される。この第3コークス層C3は同図の如く、第2コークス層C2のV字状の凹部Uにちょうど嵌まり込んだ状態となり、その斜面Sは図8、9の従来法による同コークス層よりも急斜面で堆積範囲がBのように狭くなる。これは、装入、落下したコークスがその外側に堆積した第2コークス層C2の山状の周辺部に堰き止められてその安息角にそった周辺側への流動が阻止され、V字状の凹部Uに堆積、保持されるためである。
この結果、炉中心近傍の狭い範囲Bに集積してこの第3コークス層C3はその頂部hが盛り上がり、その堆積量(体積)が少ない場合でも、つまり装入コークス量を減少させても従来よりも同頂部hを高く位置させることができる。そして、第3コークス層C3の頂部hの高さがこのように高く形成されているので、従来より少量でも、炉中心近傍の範囲Bにおいては、次装入の鉱石層O中に埋没することなく、コークス層C3をその上部に突出させた堆積状態とすることができる。
これにより、炉中心領域CPに積層、堆積した全体のコークス層(第1コークス層C1、第2コークス層C2及び第3コークス層C3)は炉内の高さ方向に一体的に積層、連続し、この領域での鉱石層とコークス層の層厚比を極めて小さく、特に中止ガス流を集中的に強化する上で重要となる炉中心近傍域の範囲Bにおいてはその理想状態である0とすることが可能となる。
炉中心領域CPへのコークスの装入量はバンカー2に貯めた1バッチ分のコークス全装入量の5〜10%の範囲とする。
この領域におけるコークスの装入量が上記下限未満では、第3コークス層高さを十分に保持できなくなり、炉中心近傍における中心ガス流の強化が困難となると共に炉中心領域へのコークス装入量を減少させることができなくなる。また、上記上限を超える多量の装入を行なっても、上記コークス層高さを上昇は期待できず、しかもガス流の周辺側に広がりが助長されてやはり炉中心近傍における中心ガス流の強化できなくなり、全体のコークスの装入量も増加することになる。
次に、本発明では前記スパイラル装入により第3コークス層C3高さ(頂部hの高さ)を高くするところが大きな特徴であるが、この高さを望ましく維持するためには、このスパイラル装入による最終傾動角θFが重要となる。
図3は、容積2112m3の高炉で鉱石としてペレット100%配合した操業において本発明にかかる旋回シュートによるコークス装入方法を適用し、炉壁側、中間及び炉中心の各領域にコークスを装入し、この際、中間領域のスパイラル装入(2旋回)における旋回シュートの最終傾動角θFを25°〜4.2°の範囲で変化させて、1バッチの全コークス装入後の第3コークス層高さを実測した結果をグラフで表示したものである。なお、詳しい高炉の操業条件、原料の装入条件などについては後述する実施例の本発明法と同じである。
この図3から、シュートの最終傾動角θFが大きすぎてもまた小さすぎてもコークス層高さが低くなり、最終傾動角θFが21°〜6°であればこのコークス層高さが約1000mm以上になること、また、さらに17°.5〜8.5°であればこの高さが約1060mm以上になることがわかる。従って、第3コークス層高さを十分に維持するために旋回シュートの最終傾動角θF好ましくは21°〜6°の範囲、特に好ましくは17.5°〜8.5°の範囲に調整して中間領域にスパイラル装入することが肝要となる。
(実施例)
本発明の優れた効果を実証するため、本発明に係るコークス装入方法(本発明法)の実施例を挙げる。また、対比のため前述の従来のコークス装入方法(従来法)についても合せて説明する。
本発明の優れた効果を実証するため、本発明に係るコークス装入方法(本発明法)の実施例を挙げる。また、対比のため前述の従来のコークス装入方法(従来法)についても合せて説明する。
容積2112m3の高炉で鉱石として自溶性ペレット70%、塊鉱石30%を配合した操業(微粉炭比:160〜210 kg/tpの吹込み実施、送風量:2800〜3000Nm3/min、送風温度:1100〜1230℃)において鉱石とコークスを旋回シュートを用いて炉内に交互に装入するに当たって、コークスについては本発明の装入方法と従来法について両者を一定期間その時期をずらして実施した。本発明法のコークス装入は炉内の炉壁側(リング装入)、中間(スパイラル装入)及び炉中心の3領域に、従来法は炉壁側及び炉中心の2領域に装入した。両法の各領域へ装入した際の旋回シュートの条件(装入パターン)を表1に、また各領域へのコークスの装入量の条件、鉱石の装入量を表2示す。
そして、両法における炉壁側のリング装入、本発明法におけるリングス装入かスパイラル装入への移行並びに中間領域のスパイラル装入はすべて連続的に行った。また、本発明法におけるスパイラル装入が終了した時点で流調ゲートを閉めて装入を一旦停止し、旋回シュートを炉中心領域への装入のための傾動角(4.2°)に調整した後、再び流調ゲート4を開いて炉中心領域に装入した。
また、コークスの装入量は、表2から明らかなように炉中心領域については本発明法の方を従来法より0.4t/ch少なくし、炉壁側領域についても発明法の方を従来法より2.5t/chの少なくし、従って中間領域についての本発明法の装入量を含めた合計の装入量は本発明法が従来法に比べ1.9t/ch少ない条件とした。
なお、両法における鉱石装入量とコークス装入量の比は一定(4.2)となるように調整した。
以上の操業、装入条件で実施した本発明法と従来法による高炉操業結果を図4〜図11及び表3に示す。
図4〜図7は本発明法、図8〜図11は従来法による炉内の径方向における各パターンの実測に基づく結果で、それぞれ図4、図8はコークス及び鉱石(ペレット)の堆積パターン、図5、図9は鉱石層とコークス層の層厚比のパターン、図6、図10は炉内温度のパターン、図7、図11は炉口温度のパターンを示したものである。
先ず、図4の本発明による堆積パターンを見ると、図2の模式図で説明したものと同様にコークス層(第1〜3コークス層の積層した全体の層)の頂部つまり炉中心領域に最後に装入された第3コークス層の頂部が、少なくとも炉壁からの距離でほぼ3.6から4.4mに相当する炉中心近傍域(炉内半径の10%以下)においてその後に装入された鉱石層の谷部の上方に高く突出し、露出した状態で堆積していることが分かる。これは、中心に流れ込みやすい鉱石(ペレット)が装入された場合でも第3コークス層の高さが十分に高い位置で保持されているので、その流れ込みを阻止し、埋没することがないたからである。
これに対して、図8の従来法による堆積パターンでは、図15の模式図と同様に、同コークスの頂部は鉱石層の谷部の下の層中に完全に埋没していることが判明する。前記の如く、本発明法による炉中心領域へのコークス装入量すなわち中心コークス装入量が従来法よりも少ないにもかかわらずこうしたパターンを示すのは、とりもなおさず本発明のスパイラル装入による第2コークス層の形成により炉内における炉中心領域の第3コークス層の堆積状態が著しく改善されたことを意味し、本発明の技術的意義を明確に物語るものである。
次に、図5の本発明法による鉱石層とコークス層の層厚比のパターンを見ると、炉中心領域の周辺部から炉中心に向かって層厚比がV字状に急激に低下して上記炉中心近傍域においては理想状態の極小値の0になっていることが知れる。
一方、図9の従来法による該層厚比パターンは、炉中心領域でV字状の低下を示すが緩慢な変化であり、炉中心近傍域における層厚比は0.4と本発明法のそれとはかけ離れて大きな値となっており、最小となる炉中心でも0,2の高い値を示していること分かり、さらに、炉中心領域から炉壁までの中間において0.4を最初値とするV字状のパターンが再び現れていることも認められる。
次いで、先ず、図6の本発明による炉内温度パターンを見ると、炉口部 から炉腹かけて炉中心側ほど当然ながら温度が高く、且つ中心に近い900〜1200℃の高温の温度ラインが極度に密集して、800℃と900℃間は離れて、さらに400〜800℃が比較的密集した温度分布となっていることが読み取れ、これは炉の高さ方向の各位置において炉内ガスの温度が炉の径方向で前記の炉中心近傍域が急激に高くなったV字状のパターンを示すものであることが理解でき、図7の本発明法による炉口温度パターンは、炉中心を700℃の最高温度として中心近傍域の外側と炉壁間が200℃以下の低温となった温度分布であり、まさにこのV字状パターンに相当することを鮮明に示している。また、同図6から本発明法によると炉況や還元効率を支配する炉熱が十分に確保され、融着帯の形状が好ましい逆V型に形成されていることも分かる。
これに対して、図10の従来法による炉内温度パターンは、全体的に温度ラインが明らかに疎で乱れた分布であることが知れ、特に1000℃のラインは炉複部付近において炉中心側に向かって逆に低くなっており、炉熱が不足し、融着帯の形状も好ましい逆V型にはなっていないことが判明する。また、図11の炉口温度パターンは炉中心の最高温度が400℃で、本発明より相当に低い温度であり、炉壁側に広がった緩慢なV字状パターンとなっていることが分かる。
これら図4〜図7と図8〜図11に示す各パターンの観察、比較結果から、本発明法のコークス装入方法を採用することにより、鉱石(原料)として全量ペレットを装入、使用した場合の実操業において、しかも、従来法に比して中心コークス装入量が少く、また全体の合計量としても少ないコークス装入量の条件の中で、中心コークス層(第3コークス層)の高さを十分高くした状態で炉内の、特に炉中心近傍域(炉内半径の10%以下)の狭い範囲に集中して堆積させ、この範囲で炉内の上下方向にコークス層を連続させるようにして、鉱石層とコークス層の層厚比を0の理想状態とし、これをもって、従来法では全く困難であった周辺側への広がり抑えたシャープな中心ガス流の形成を一段と集中的に強化、促進することができることが容易に確認できるのである。
表3は本発明法と従来法の操業結果から得られた特に高炉の成績を示す重要な出銑量、還元剤比、コークス及び炉内圧損の4諸元のデータをまとめた結果である。同表2から、両者を比較すると還元剤比、炉内圧損についてはほぼ同等であるが、出銑量とコークス比については顕著な差が認められ、すなわち本発明法によれば出銑量(t/d=トン/1日)については従来法より486t/dと大幅に増加しており、またコークス比(kg/tp=キログラム/銑鉄1トン)については21.8kg/tpとかなり減少していることが分かる。
これは、本発明のークス装入方法の採用により、上記高炉の中心ガス流を集中的に強化することができたために、従来によりも高炉の炉況の安定した還元効率の高い操業が実現されたためと考えられる。
1;高炉 2:バンカー 3:流調ゲート 4:旋回シュート
CE:炉中心 W:炉壁
WP:炉壁側領域 MP:中間領域 CP:炉中心領域 R:炉内半径
Rp:炉壁側領域の半径方向距離 RM:中間領域の半径方向距離
Rp:炉中心領域半径方向距離
L1〜L4:リング(状)装入 SP:スパイラル(状)装入
SP:スポット(状)装入
C1:第1コークス層 C2:第2コークス層 C3:第3コークス層
O:鉱石層 Cb:前装入鉱石層
h:第3コークス層の頂部 S:第3コークス層の斜面
A:従来法による第3コークス層の堆積範囲
B:本発明法による第3コークス層の堆積範囲
CE:炉中心 W:炉壁
WP:炉壁側領域 MP:中間領域 CP:炉中心領域 R:炉内半径
Rp:炉壁側領域の半径方向距離 RM:中間領域の半径方向距離
Rp:炉中心領域半径方向距離
L1〜L4:リング(状)装入 SP:スパイラル(状)装入
SP:スポット(状)装入
C1:第1コークス層 C2:第2コークス層 C3:第3コークス層
O:鉱石層 Cb:前装入鉱石層
h:第3コークス層の頂部 S:第3コークス層の斜面
A:従来法による第3コークス層の堆積範囲
B:本発明法による第3コークス層の堆積範囲
Claims (5)
- 高炉に鉱石とコークスを旋回シュートを用いて装入して炉内に鉱石層とコークス層を交互に形成する際のコークスの装入方法において、先ず、炉壁側領域にコークスをリング状に装入して鉱石層を覆う第1コークス層を形成し、次いで炉壁側領域と炉中心領域の中間領域に同コークスをスパイラル状に装入して前記第1コークス層の上に前記中間領域及び炉中心領域を覆う第2コークス層を形成し、さらに炉中心領域に同コークスを装入して前記第2コークス層の上に炉中心領域を覆う第3コークス層を形成せしめることを特徴とする高炉のコークス装入方法。
- 前記第1コークス層の形成に当っては旋回シュートの傾動角を50°〜35°の範囲に調整してコークスを装入し、前記第2コークス層の形成に当っては旋回シュートの傾動角を37°〜6°の範囲に調整してコークスを装入し、さらに前記第3コークス層の形成に当っては旋回シュートの傾動角を8.5°以下の範囲に調整してコークスを装入することを特徴とする請求項1に記載の高炉のコークス装入方法。
- 前記第2コークス層の形成に当っては、旋回シュートの最終傾動角を21°〜6°に調整してコークスを装入することを特徴とする請求項2に記載の高炉のコークス装入方法。
- 前記第2コークス層の形成から前記第3コークス層の形成に移行する間はコークスの装入を停止することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の高炉のコークス装入方法。
- 前記高炉に装入する鉱石の50%以上がペレットである請求項1〜4のいずれかに記載の高炉のコークス装入方法。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114959133A (zh) * | 2022-05-27 | 2022-08-30 | 武汉钢铁有限公司 | 一种取消高炉中心加焦的布料方法 |
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-
2010
- 2010-10-07 JP JP2010227703A patent/JP2012082454A/ja active Pending
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