JP2012082009A - 密封式開閉自在袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】開閉用切り取りミシン目を有する物品収納袋において、袋内部を完全に気密、密封することを課題とする。
【解決手段】第1袋部材1と第2袋部材2を、互いに重ね合わさった状態で袋部材の両側部どうし、および、底部どうしを接着することにより袋体を構成する袋体において、第1袋部材1の上部を、第2袋部材2の上部より上方向に延ばし折り曲げ部を設け、第1袋部材1の折り曲げ部表面上部に袋幅方向に細幅なる粘着剤を塗布して粘着剤塗布面3とし、粘着剤塗布面3より下部で、第2袋部材の上部端より下方に粘着剤塗布面3と平行に開閉用切り取りミシン目4を形成し、開閉用切り取りミシン目部4を粘着剤塗布面3にて覆い被せて封印し、物品挿入口下部を封緘接着した。
【選択図】図3
【解決手段】第1袋部材1と第2袋部材2を、互いに重ね合わさった状態で袋部材の両側部どうし、および、底部どうしを接着することにより袋体を構成する袋体において、第1袋部材1の上部を、第2袋部材2の上部より上方向に延ばし折り曲げ部を設け、第1袋部材1の折り曲げ部表面上部に袋幅方向に細幅なる粘着剤を塗布して粘着剤塗布面3とし、粘着剤塗布面3より下部で、第2袋部材の上部端より下方に粘着剤塗布面3と平行に開閉用切り取りミシン目4を形成し、開閉用切り取りミシン目部4を粘着剤塗布面3にて覆い被せて封印し、物品挿入口下部を封緘接着した。
【選択図】図3
Description
本発明は、比較的高い気密状態で保存可能な物品収容袋に関する。
物品を漏れなくすること、比較的高い気密状態で保存可能な物品収容袋として、各種食品、医薬品等の幅広い分野で用いられている。このような物品収容袋は、一般に、お互いに重ね合わされた第1袋部材および第2袋部材を備え、これら第1袋部材および第2袋部材の両側部どうしおよび底部どうしが接着されて袋体が構成されており、袋体上部より物品を袋内に収容させ、袋体上部を接着させ、袋体内部を気密状態にする。上記開閉手段は、上記第1袋部材の上部に設けられている開閉用切り取りミシン目部より開閉する。
この種の開閉手段を有する物品収容袋のうち、上記開閉手段は、ミシン目などの開封を容易にするため切り取りミシン目が形成されたものが知られている。このような構成によって、切り取りミシン目より開くことにより物品収容袋を容易に開封することができる。
しかしながら、上記切り取りミシン目を備える従来の物品収容袋では、袋体内部を気密状態にすることは困難である。課題は、物品収容袋の開封前において、開閉手段の切り取りミシン目を通して、外気が袋内部に侵入する。食品や粉末状の薬品など内容物によっては開封前に気密保存が必要とされる場合かあるが、上記従来の物品収容袋では、このような気密保存を要する内容物には適していない物品収容袋となっていた。
さらに、上記物品収容袋では、切り取りミシン目より開封すると再度封緘することが不可能である。よって、収容物の再保存時にこぼれおちることがしばしば発生する。
本発明は、上記のような課題を解決するために考え出されたものであって、密封式物品収納袋において、完全密封保存と容易に開封可能な物品収納袋、さらに、再度封緘可能な密封式開閉自在袋、前記のような課題によって考え出されたものである。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
袋部材によって形成され、第1袋部材と第2袋部材を、互いに重ね合わさった状態で袋部材の両側部どうし、および、底部どうしが接着することにより袋体を構成する袋体において、
本発明は、第1袋部材の上部を、第2袋部材の上部より上方向に延ばし折り曲げ部を設ける。
前記第1袋部材の折り曲げ部表面上部に袋幅方向に細幅なる粘着剤を塗布する。
さらに、第1袋部材の粘着剤塗布面より下部で、第2袋部材の上部端より下方に粘着剤塗布面と平行に開閉用切り取りミシン目を形成する袋体であって、
第1袋部材の折り曲げ部を、第1袋部材の粘着剤塗布面が、開閉用切り取りミシン目部に覆い被さる方法で折り曲げ、開閉用切り取りミシン目部を封印する。
本発明は、第1袋部材の上部を、第2袋部材の上部より上方向に延ばし折り曲げ部を設ける。
前記第1袋部材の折り曲げ部表面上部に袋幅方向に細幅なる粘着剤を塗布する。
さらに、第1袋部材の粘着剤塗布面より下部で、第2袋部材の上部端より下方に粘着剤塗布面と平行に開閉用切り取りミシン目を形成する袋体であって、
第1袋部材の折り曲げ部を、第1袋部材の粘着剤塗布面が、開閉用切り取りミシン目部に覆い被さる方法で折り曲げ、開閉用切り取りミシン目部を封印する。
さらに、前記折り曲げ部の上部を接着させる手段を用いた。
本発明は、上記の解決手段を用いた密封式開閉自在袋の効果は、第1袋部材の折り曲げ部と第2袋部材の間ににて、物品を挿入させる、挿入後、挿入部を接着させ封緘させることによって、袋体内部は完全に密封状態である。
さらに、開閉用切り取りミシン目部は第1袋部材の粘着剤塗布面にて完全に封印されることによって、袋体内部は完全に密封状態である。
さらに、本発明の密封式開閉自在袋は、開封時には、粘着剤塗布部を剥がし、開閉用切り取りミシン目部を切り取り開封する。
さらに、開封部は切り取りミシン目のため、使用時以外は開封不可能である、よって、未開封保証になる。
さらに、開封後も再度封緘することが可能である、粘着剤塗布面によって、再度封緘することができる、よって、密封式開閉自在袋である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
本発明は、密封式開閉自在袋に関する発明である。発明の目的は、密封式物品収納袋において、完全密封保存と容易に開封可能な物品収納袋、さらに、再度封緘可能な密封式開閉自在袋に関する発明である。
袋部材によって形成され、第1袋部材1と第2袋部材2を、互いに重ね合わさった状態で袋部材の両側部どうし、および、底部どうしが接着することにより袋体を構成する。
第1袋部材1の上部を、第2袋部材2の上部より上方向に延ばし折り曲げ部7を設ける。
前記第1袋部材1の折り曲げ部7表面上部に袋幅方向に細幅なる粘着剤3を塗布する。
前記第1袋部材1の折り曲げ部7表面上部に袋幅方向に細幅なる粘着剤3を塗布する。
さらに、第1袋部材1の粘着剤塗布面3より下部で、第2袋部材2の上部端より下方に粘着剤塗布面3と平行に開閉用切り取りミシン目4を形成する袋体である。
第1袋部材1の折り曲げ部7を、第1袋部材1の粘着剤塗布面3が、開閉用切り取りミシン目部4に覆い被さる方法で折り曲げ、ミシン目部4を粘着剤塗布面3にて接着封印する。
前記折り曲げ部7の上部を接着6させる、本発明の密封式開閉自在袋が完成する。
さらに、上記第1袋部材1の折り曲げ部7の上部の接着部6に吊り下げ用孔8を設ける。
本発明の密封式開閉自在袋の実施例を説明する、本発明の第1袋部材の折り曲げ上部の接着部と第2袋部材上端部の間にて、物品を挿入させる、挿入後、挿入部を接着させる。
上記、密封式開閉自在袋は、開閉用切り取りミシン目部は第1袋部材の粘着剤塗布面にて完全に封印されことによって、袋体内部は完全に密封状態である。
本袋体の、開封部は切り取りミシン目のため、使用時以外は開封不可能である。未開封であることを証明する。
さらに、本発明の密封式開閉自在袋は、開封時には、粘着剤塗布部を剥がし、開閉用切り取りミシン目部を切り取り開封する。
さらに、開封後も再度封緘することが可能である、粘着剤塗布部によって、再度封緘することができる、よって、密封式開封自在袋。
本発明の第1袋部材1の折り曲げ部を別袋部材を用いることも、本発明の範囲である。
1 第1袋部材
2 第2袋部材
3 粘着剤塗布面
4 開閉用切り取りミシン目部
5 物品挿入口部
6 折り曲げ上部接着部
7 袋体封緘部
8 吊り下げ孔
2 第2袋部材
3 粘着剤塗布面
4 開閉用切り取りミシン目部
5 物品挿入口部
6 折り曲げ上部接着部
7 袋体封緘部
8 吊り下げ孔
Claims (2)
- 袋部材によって形成され、第1袋部材と第2袋部材を、互いに重ね合わさった状態で袋部材の両側部どうし、および、底部どうしが接着することにより袋体を構成する袋体において、
本発明は、第1袋部材の上部を、第2袋部材の上部より上方向に延ばし折り曲げ部を設ける。
前記第1袋部材の折り曲げ部表面上部に袋幅方向に細幅なる粘着剤を塗布する。
さらに、第1袋部材の粘着剤塗布面より下部で、第2袋部材の上部端より下方に粘着剤塗布面と平行に開閉用切り取りミシン目を形成する袋体であって、
第1袋部材の折り曲げ部を、第1袋部材の粘着剤塗布面が、開閉用切り取りミシン目部に覆い被さる方法で折り曲げ、開閉用切り取りミシン目部を封印することを特徴とする密封式開閉自在袋。 - 上記第1袋部材の折り曲げ部の上部を接着させることを特徴とする密封式開閉自在袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010245653A JP2012082009A (ja) | 2010-10-13 | 2010-10-13 | 密封式開閉自在袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010245653A JP2012082009A (ja) | 2010-10-13 | 2010-10-13 | 密封式開閉自在袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012082009A true JP2012082009A (ja) | 2012-04-26 |
Family
ID=46241315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010245653A Pending JP2012082009A (ja) | 2010-10-13 | 2010-10-13 | 密封式開閉自在袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012082009A (ja) |
-
2010
- 2010-10-13 JP JP2010245653A patent/JP2012082009A/ja active Pending
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