JP2012081835A - ハイブリッド自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料残量が少ないときに、燃料タンクの燃料をエンジンに正常に供給できなくなるのを抑制する。
【解決手段】エンジンが運転中で要求パワーPe*が閾値Pstop以下のときに(S120,S180)、燃料残量Qfが閾値Qfref以下で横方向加速度Gyの大きさが閾値Gyref以上のときには(S230,S240)、エンジンを継続して運転しながら要求トルクTr*によって走行するようエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定してエンジンと二つのモータとを制御する(S250,S200〜S220)。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハイブリッド自動車に関する。
従来、この種のハイブリッド自動車としては、走行用の動力を出力するエンジンと走行用の動力を出力するモータとを備え、エンジンに燃料を供給するための燃料タンクに貯蔵されている燃料残量が予め定められたしきい値以下になったときには、エンジンを動作させて走行するHVモードよりもエンジンを停止させてモータからの動力のみを用いて走行するEVモードを優先して走行するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド自動車では、このように走行することにより、燃料残量が完全にゼロになるのを遅くしている。
特開2009−12593号公報
こうしたハイブリッド自動車では、燃料残量が少ないときにエンジンを停止させると、その後にエンジンを始動させるときに、燃料タンクの燃料をエンジンに正常に供給できない場合があり、この場合、エンジンの始動性が悪化するなどの不都合を生じる可能性がある。
本発明のハイブリッド自動車は、燃料残量が少ないときに、燃料タンクの燃料をエンジンに正常に供給できなくなるのを抑制することを主目的とする。
本発明のハイブリッド自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド自動車は、
燃料タンクに蓄えられている燃料が燃料供給手段により供給されて走行用の動力を出力可能な内燃機関と、走行用の動力を出力可能な電動機と、前記電動機と電力をやりとり可能なバッテリと、を備え、前記内燃機関の間欠運転を伴って走行するハイブリッド自動車であって、
前記燃料タンクに蓄えられている燃料の残量である燃料残量が予め定められた所定残量以下のときには、前記内燃機関を継続して運転しながら走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する制御手段、
を備えることを要旨とする。
この本発明のハイブリッド自動車では、燃料タンクに蓄えられている燃料の残量である燃料残量が予め定められた所定残量以下のときには、内燃機関を継続して運転しながら走行するよう内燃機関と電動機とを制御する。これにより、燃料残量が少ないときに、内燃機関を運転停止してその後に始動するという状況が生じないから、燃料供給手段によって燃料タンクの燃料を内燃機関に正常に供給できなくなるのを抑制することができる。
こうした本発明のハイブリッド自動車において、前記制御手段は、前記燃料残量が前記所定残量以下で車両の横方向の加速度の大きさが予め定められた所定値以上のときに、前記内燃機関を継続して運転しながら走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する手段である、ものとすることもできる。これは、燃料残量が少なく車両の横方向の加速度が大きいときに、内燃機関を運転停止してその後に始動するときに燃料供給手段によって燃料タンクの燃料を正常に供給できなくなりやすいと考えられるためである。
また、本発明のハイブリッド自動車において、前記制御手段は、前記内燃機関が運転中で該内燃機関の停止要求がなされているときに前記燃料残量が前記所定残量以下のときには、前記内燃機関を自立運転しながら走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する手段である、ものとすることもできる。
さらに、本発明のハイブリッド自動車において、動力を入出力可能な発電機と、車軸に連結された駆動軸と前記内燃機関の出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に3つの回転要素が接続された遊星歯車機構と、を備え、前記電動機は、前記駆動軸に動力を出力可能に取り付けられてなる、ものとすることもできる。
本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 ハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 要求トルク設定用マップの一例を示す説明図である。 モータ運転モードで走行しているときの動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図の一例を示す説明図である。 エンジン22の動作ラインの一例と目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定する様子を示す説明図である。 エンジン運転モードで走行しているときの動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図の一例を示す説明図である。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車320の構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに取り付けられた減速ギヤ35と、この減速ギヤ35に接続されたモータMG2と、車両全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、燃料タンク90に貯留されているガソリンや軽油などの炭化水素系の燃料が燃料ポンプ92の駆動により供給されて動力を出力する内燃機関である。ここで、燃料タンク90や、燃料タンク90の燃料をエンジン22に供給する燃料供給系(燃料ポンプ92を含む)は、実施例では、燃料タンク90の燃料の残量が少ないときでもエンジン22を継続して運転していれば燃料ポンプ92によって燃料をエンジン22に正常に供給できる(燃料供給系に空気などが混入しない)ようになっているものとした。エンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により吸入空気量調節制御や燃料噴射制御,点火制御などの運転制御を受けている。エンジンECU24には、燃料タンク90に貯留されている燃料の残量を検出する燃料残量センサ94からの燃料残量Qfや、エンジン22の運転状態を検出する各種センサからの信号、例えば、エンジン22のクランクシャフト26のクランク角を検出する図示しないクランクポジションセンサからのクランクポジションなどが入力されている。エンジンECU24からは、燃料ポンプ92への駆動信号や、エンジン22を運転制御するための種々の制御信号(例えば、スロットルバルブの駆動モータや、燃料噴射弁,点火プラグ,可変バルブタイミング機構への駆動信号など)などが出力されている。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、エンジンECU24は、図示しないクランクポジションセンサからのクランクポジションに基づいてクランクシャフト26の回転数、即ちエンジン22の回転数Neも演算している。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、リングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されており、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構60およびデファレンシャルギヤ62を介して、最終的には車両の駆動輪63a,63bに出力される。
モータMG1およびモータMG2は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ50は、モータMG1,MG2のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されない。モータMG1,MG2は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からの信号に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2も演算している。
バッテリ50は、例えばリチウムイオン二次電池として構成されており、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。また、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC)を演算したり、演算した残容量(SOC)と電池温度Tbとに基づいてバッテリ50を充放電してもよい最大許容電力である入出力制限Win,Woutを演算している。なお、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、電池温度Tbに基づいて入出力制限Win,Woutの基本値を設定し、バッテリ50の残容量(SOC)に基づいて出力制限用補正係数と入力制限用補正係数とを設定し、設定した入出力制限Win,Woutの基本値に補正係数を乗じることにより設定することができる。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速V,車両横方向の加速度を検出する横方向加速度センサ89からの横方向加速度Gyなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。なお、トルク変換運転モードと充放電運転モードは、いずれもエンジン22の運転を伴って要求動力が駆動軸32に出力されるようエンジン22とモータMG1,MG2とを制御するモードであるから、両者を合わせてエンジン運転モードとして考えることができる。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作について説明する。図2は、ハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば数msec毎)に繰り返し実行される。
駆動制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや車速センサ88からの車速V,横方向加速度センサ89からの横方向加速度Gy,燃料残量Qf,モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2など制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS100)。ここで、燃料残量Qfは、燃料残量センサ94により検出されたものをエンジンECU24から通信により入力するものとした。また、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2は、回転位置検出センサ43,44により検出されたモータMG1,MG2の回転子の回転位置に基づいて演算されたものをモータECU40から通信により入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したアクセル開度Accと車速Vとに基づいて車両に要求されるトルクとして駆動輪63a,63bに連結された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクTr*と車両に要求される要求パワーPe*とを設定する(ステップS110)。要求トルクTr*は、実施例では、アクセル開度Accと車速Vと要求トルクTr*との関係を予め定めて要求トルク設定用マップとしてROM74に記憶しておき、アクセル開度Accと車速Vとが与えられると記憶したマップから対応する要求トルクTr*を導出して設定するものとした。図3に要求トルク設定用マップの一例を示す。要求パワーPe*は、設定した要求トルクTr*にリングギヤ軸32aの回転数Nrを乗じたものとバッテリ50が要求する充放電要求パワーPb*とロスLossとの和として計算することができる。なお、リングギヤ軸32aの回転数Nrは、車速Vに換算係数kを乗じること(Nr=k・V)によって求めたり、モータMG2の回転数Nm2を減速ギヤ35のギヤ比Grで割ること(Nr=Nm2/Gr)によって求めたりすることができる。
続いて、エンジン22が運転中であるか運転停止中であるかを判定し(ステップS120)、エンジン22が運転停止中であるときには、要求パワーPe*を、エンジン22を効率よく運転するためにエンジン22を始動した方がよい要求パワーPe*の範囲の下限として定められた閾値Pstartと比較し(ステップS130)、要求パワーPe*が閾値Pstart未満のときには、エンジン22の運転停止を継続した方がよいと判断し、モータMG1のトルク指令Tm1*に値0を設定すると共に(ステップS140)、要求トルクTr*を減速ギヤ35のギヤ比Grで除したものをモータMG2のトルク指令Tm2*に設定し(ステップS150)、設定したモータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信して(ステップS160)、本ルーチンを終了する。トルク指令Tm1*,Tm2*を受信したモータECU40は、モータMG1,MG2がトルク指令Tm1*,Tm2*で駆動されるようインバータ41,42のスイッチング素子をスイッチング制御する。こうした制御により、モータMG2から駆動軸としてのリングギヤ軸32aに要求トルクTr*を出力して走行することができる。モータ運転モードで走行しているときの動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図の一例を図4に示す。図中、左のS軸はモータMG1の回転数Nm1であるサンギヤ31の回転数を示し、C軸はエンジン22の回転数Neであるキャリア34の回転数を示し、R軸はモータMG2の回転数Nm2を減速ギヤ35のギヤ比Grで除したリングギヤ32の回転数Nrを示す。
ステップS130で要求パワーPe*が閾値Pstart以上のときには、エンジン22を始動した方がよいと判断し、エンジン22を始動する(ステップS170)。ここで、エンジン22の始動は、モータMG1からトルクを出力すると共にこのトルクの出力に伴って駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるトルクをキャンセルするためのトルクをモータMG2から出力することによりエンジン22をクランキングし、エンジン22の回転数Neが所定回転数(例えば1000rpm)に至ったときに燃料噴射制御や点火制御などを開始することにより行なわれる。なお、このエンジン22の始動の最中も要求トルクTr*がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG2の駆動制御が行なわれる。即ち、モータMG2から出力すべきトルクは、要求トルクTr*をリングギヤ軸32aに出力するためのトルクと、モータMG1によってエンジン22をクランキングする際にリングギヤ軸32aに作用するトルクをキャンセルするためのトルクと、の和のトルクとなる。
エンジン22を始動すると、要求パワーPe*とエンジン22を効率よく動作させる動作ラインとに基づいてエンジン22を運転すべき運転ポイントとしての目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定し(ステップS190)、エンジン22の目標回転数Ne*とモータMG2の回転数Nm2と動力分配統合機構30のギヤ比ρと減速ギヤ35のギヤ比Grとを用いて次式(1)によりモータMG1の目標回転数Nm1*を計算すると共に計算した目標回転数Nm1*と入力したモータMG1の回転数Nm1とエンジン22の目標トルクTe*と動力分配統合機構30のギヤ比ρとに基づいて式(2)によりモータMG1から出力すべきトルク指令Tm1*を計算する(ステップS200)。エンジン22の動作ラインの一例と目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定する様子を図5に示す。図示するように、目標回転数Ne*と目標トルクTe*は、動作ラインと要求パワーPe*(Ne*×Te*)が一定の曲線との交点により求めることができる。式(1)は、動力分配統合機構30の回転要素に対する力学的な関係式である。エンジン運転モードで走行しているときの動力分配統合機構30の回転要素における回転数とトルクとの力学的な関係を示す共線図の一例を図6に示す。図中、R軸上の2つの太線矢印は、モータMG1から出力されたトルクTm1がリングギヤ軸32aに作用するトルクと、モータMG2から出力されるトルクTm2が減速ギヤ35を介してリングギヤ軸32aに作用するトルクとを示す。式(1)は、この共線図を用いれば容易に導くことができる。また、式(2)は、モータMG1を目標回転数Nm1*で回転させるためのフィードバック制御における関係式であり、式(2)中、右辺第2項の「k1」は比例項のゲインであり、右辺第3項の「k2」は積分項のゲインである。
Nm1*=Ne*・(1+ρ)/ρ-Nm2/(Gr・ρ) (1)
Tm1*=-ρ・Te*/(1+ρ)+k1・(Nm1*-Nm1)+k2・∫(Nm1*-Nm1)dt (2)
そして、要求トルクTr*にトルク指令Tm1*を動力分配統合機構30のギヤ比ρで除したものを加えて更に減速ギヤ35のギヤ比Grで除してモータMG2から出力すべきトルク指令Tm2*を次式(3)により計算し(ステップS210)、エンジン22の目標回転数Ne*と目標トルクTe*についてはエンジンECU24に、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*についてはモータECU40にそれぞれ送信して(ステップS220)、本ルーチンを終了する。目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを受信したエンジンECU24は、エンジン22が目標回転数Ne*と目標トルクTe*とによって示される運転ポイントで運転されるようにエンジン22における吸入空気量制御や燃料噴射制御,点火制御などの制御を行なう。こうした制御により、エンジン22から要求パワーPe*を効率よく出力して、駆動軸としてのリングギヤ軸32aに要求トルクTr*を出力して走行することができる。ここで、式(3)は、図6の共線図から容易に導くことができる。
Tm2*=(Tr*+Tm1*/ρ)/Gr (3)
こうしてエンジン22からの動力を用いた走行を開始すると、次回に本ルーチンが実行されたときにはステップS120でエンジン22は運転中であると判定され、要求パワーPe*を、エンジン22を効率よく運転するためにエンジン22を運転停止した方がよい要求パワーPe*の上限として定められた閾値Pstopと比較し(ステップS180)、要求パワーPe*が閾値Pstopより大きいときには、エンジン22の運転を継続した方がよいと判断し、上述したステップS190〜S220の処理により、エンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定してエンジンECU24やモータECU40に送信して、本ルーチンを終了する。
要求パワーPe*が閾値Pstop以下のときには、エンジン22を運転停止した方がよいと判断し、燃料残量Qfを閾値Qfrefと比較すると共に(ステップS230)、横方向加速度Gyの大きさを閾値Gyrefと比較する(ステップS240)。ここで、閾値Qfrefや閾値Gyrefは、エンジン22を運転停止してその後に始動するときに、燃料ポンプ92によって燃料タンク90の燃料をエンジン22に正常に供給できない(燃料ポンプ92を含む燃料供給系に空気などが混入する)場合が生じ得ると考えられるか否かを判定するために用いられるものであり、実験や解析などによって予め定めた値を用いることができる。前述したように、燃料タンク90や燃料供給系は、燃料タンク90の燃料の残量が少ないときでもエンジン22を継続して運転していれば燃料ポンプ92によって燃料をエンジン22に正常に供給できるようになっているものとしたが、エンジン22を運転停止してその後に始動するときには、特に、燃料残量Qfが少なく横方向加速度Gyが大きいときに、燃料ポンプ92によって燃料タンク90の燃料をエンジン22に正常に供給できない場合が生じ得る。この場合、エンジン22の始動性が悪化したり燃料ポンプ92に異常が生じやすくなったりするなどの不都合を生じる可能性があるため、できるだけこうした事象が生じないようにすることが好ましい。実施例では、こうした事象が生じ得ると考えられるか否かを判定するために、要求パワーPe*が閾値Pstrop以下のときに、燃料残量Qfを閾値Qfrefと比較すると共に横方向加速度Gyの大きさを閾値Gyrefと比較するものとした。
燃料残量Qfが閾値Qfrefより多いときや、燃料残量Qfが閾値Qfref以下でも横方向加速度Gyの大きさが閾値Gyref未満のときには、エンジン22を運転停止してその後に始動するときに燃料ポンプ92によって燃料タンク90の燃料をエンジン22に正常に供給できると考えられると判断し、エンジン22の運転を停止し(ステップS260)、上述したステップS140〜S160の処理により、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定してモータECU40に送信して、本ルーチンを終了する。
燃料残量Qfが閾値Qfref以下で横方向加速度Gyの大きさが閾値Gyref以上のときには、エンジン22を運転停止してその後に始動するときに燃料ポンプ92によって燃料タンク90の燃料をエンジン22に正常に供給できない場合が生じ得ると考えられると判断し、エンジン22が自立運転されるようエンジン22の目標回転数Ne*にアイドル回転数Nidlを設定すると共にエンジン22の目標トルクTe*に値0を設定し(ステップS250)、上述したステップS190〜S220の処理により、エンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定してエンジンECU24やモータECU40に送信して、本ルーチンを終了する。即ち、エンジン22が運転中で要求パワーPe*が閾値Pstop以下のときに、燃料残量Qfが閾値Qfref以下で横方向加速度Gyの大きさが閾値Gyref以上のときには、エンジン22の停止要求がなされているか否かに拘わらず、エンジン22を継続して運転しながら走行するようエンジン22とモータMG1,MG2とを制御するのである。これにより、燃料残量Qfが少なく横方向加速度Gyが大きいときに、エンジン22を運転停止してその後に始動するという状況が生じないから、燃料ポンプ92によって燃料タンク90の燃料をエンジン22に正常に供給できなくなるのを抑制することができる。この結果、燃料残量Qfが少なく横方向加速度Gyが大きいときに、エンジン22の始動性が悪化したり燃料ポンプ92に異常が生じやすくなったりするなどの不都合が生じないようにすることができる。しかも、このときには、エンジン22を自立運転することにより、エンジン22から動力を出力するものに比して燃料消費を抑制することができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、エンジン22が運転中で要求パワーPe*が閾値Pstop以下のときに、燃料タンク90の燃料の残量である燃料残量Qfが閾値Qfref以下で車両横方向の加速度である横方向加速度Gyの大きさが閾値Gyref以上のときには、エンジン22を継続して運転しながら要求トルクTr*によって走行するようエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定してエンジン22とモータMG1,MG2とを制御するから、燃料残量Qfが少なく横方向加速度Gyが大きいときに、燃料ポンプ92によって燃料タンク90の燃料をエンジン22に正常に供給できなくなるのを抑制することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、燃料残量Qfが閾値Qfref以下で横方向加速度Gyの大きさが閾値Gyref以上のときに、エンジン22を継続して運転しながら走行するようエンジン22とモータMG1,MG2とを制御するものとしたが、燃料残量Qfが閾値Qfref以下のときには、横方向加速度Gyの大きさに拘わらず、エンジン22を継続して運転しながら走行するようエンジン22とモータMG1,MG2とを制御するものとしてもよい。この場合、燃料残量Qfが少ないときに、燃料ポンプ92によって燃料タンク90の燃料をエンジン22に正常に供給できなくなるのを抑制することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、横方向加速度Gyは、横方向加速度センサ89により検出したものを用いるものとしたが、これに代えて、図示しないステアリングの操舵角θsや、駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力されるトルクTr,車重Mなどのパラメータを用いて演算したものを用いるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG2からの動力を駆動輪63a,63bに連結された駆動軸32に出力するものとしたが、図7の変形例のハイブリッド自動車120に例示するように、モータMG2からの動力を駆動軸32が接続された車軸(駆動輪63a,63bに接続された車軸)とは異なる車軸(図7における車輪64a,64bに接続された車軸)に出力するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22からの動力をプラネタリギヤ30を介して駆動輪63a,63bに接続された駆動軸32に出力すると共にモータMG2からの動力を駆動軸32に出力するものとしたが、図8の変形例のハイブリッド自動車220に例示するように、駆動輪63a,63bに接続された駆動軸に変速機230を介してモータMGを取り付け、モータMGの回転軸にクラッチ229を介してエンジン22を接続する構成とし、エンジン22からの動力をモータMGの回転軸と変速機230とを介して駆動軸に出力すると共にモータMGからの動力を変速機230を介して駆動軸に出力するものとしてもよい。また、図9の変形例のハイブリッド自動車320に例示するように、エンジン22からの動力を変速機330を介して駆動輪63a,63bに接続された車軸に出力すると共にモータMGからの動力を駆動輪63a,63bに接続された車軸とは異なる車軸(図9における車輪64a,64bに接続された車軸)に出力するものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、燃料タンク90が「燃料タンク」に相当し、モータMG2が「電動機」に相当し、バッテリ50が「バッテリ」に相当し、エンジン22が運転中で要求パワーPe*が閾値Pstop以下のときに、燃料タンク90の燃料の残量である燃料残量Qfが閾値Qfref以下で車両横方向の加速度である横方向加速度Gyの大きさが閾値Gyref以上のときには、エンジン22を継続して運転しながら要求トルクTr*によって走行するようエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定してエンジンECU24やモータECU40に送信する図2の駆動制御ルーチンを実行するハイブリッド用電子制御ユニット70と、受信した目標回転数Ne*と目標トルクTe*とに基づいてエンジン22を制御するエンジンECU24と、受信したトルク指令Tm1*,Tm2*に基づいてモータMG1,MG2を制御するモータECU40と、が「制御手段」に相当する。
ここで、「内燃機関」としては、燃料タンク90に貯留されているガソリンや軽油などの炭化水素系の燃料が燃料ポンプ92の駆動により供給されて動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど、燃料タンクに蓄えられている燃料が燃料供給手段により供給されて走行用の動力を出力可能なものであれば如何なるタイプの内燃機関であっても構わない。「電動機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG2に限定されるものではなく、誘導電動機など、走行用の動力を入出力可能なものであれば如何なるタイプの電動機であっても構わない。「バッテリ」としては、リチウムイオン二次電池として構成されたバッテリ50に限定されるものではなく、ニッケル水素二次電池やニッケルカドミウム二次電池,鉛蓄電池など、如何なるタイプのバッテリであっても構わない。「制御手段」としては、ハイブリッド用電子制御ユニット70とエンジンECU24とモータECU40とからなる組み合わせに限定されるものではなく単一の電子制御ユニットにより構成されるなどとしてもよい。また、「制御手段」としては、エンジン22が運転中で要求パワーPe*が閾値Pstop以下のときに、燃料タンク90の燃料の残量である燃料残量Qfが閾値Qfref以下で車両横方向の加速度である横方向加速度Gyの大きさが閾値Gyref以上のときには、エンジン22を継続して運転しながら要求トルクTr*によって走行するようエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定してエンジン22とモータMG1,MG2とを制御するものに限定されるものではなく、燃料残量Qfが閾値Qfref以下のときには、横方向加速度Gyの大きさに拘わらず、エンジン22を継続して運転しながら要求トルクTr*によって走行するようエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定してエンジン22とモータMG1,MG2とを制御するなど、燃料タンクに蓄えられている燃料の残量である燃料残量が予め定められた所定残量以下のときには、内燃機関を継続して運転しながら走行するよう内燃機関と電動機とを制御するものであれば如何なるものとしても構わない。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業などに利用可能である。
20,120,220,320 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35 減速ギヤ、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 ギヤ機構、62 デファレンシャルギヤ、63a,63b 駆動輪、64a,64b 車輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、89 横方向加速度センサ、90 燃料タンク、92 燃料ポンプ、94 燃料残量センサ、229 クラッチ、230,330 変速機、MG,MG1,MG2 モータ。

Claims (4)

  1. 燃料タンクに蓄えられている燃料が燃料供給手段により供給されて走行用の動力を出力可能な内燃機関と、走行用の動力を出力可能な電動機と、前記電動機と電力をやりとり可能なバッテリと、を備え、前記内燃機関の間欠運転を伴って走行するハイブリッド自動車であって、
    前記燃料タンクに蓄えられている燃料の残量である燃料残量が予め定められた所定残量以下のときには、前記内燃機関を継続して運転しながら走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する制御手段、
    を備えるハイブリッド自動車。
  2. 請求項1記載のハイブリッド自動車であって、
    前記制御手段は、前記燃料残量が前記所定残量以下で車両の横方向の加速度の大きさが予め定められた所定値以上のときに、前記内燃機関を継続して運転しながら走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する手段である、
    ハイブリッド自動車。
  3. 請求項1記載のハイブリッド自動車であって、
    前記制御手段は、前記内燃機関が運転中で該内燃機関の停止要求がなされているときに前記燃料残量が前記所定残量以下のときには、前記内燃機関を自立運転しながら走行するよう前記内燃機関と前記電動機とを制御する手段である、
    ハイブリッド自動車。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つの請求項に記載のハイブリッド自動車であって、
    動力を入出力可能な発電機と、
    車軸に連結された駆動軸と前記内燃機関の出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に3つの回転要素が接続された遊星歯車機構と、
    を備え、
    前記電動機は、前記駆動軸に動力を出力可能に取り付けられてなる、
    ハイブリッド自動車。
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