JP2012080657A - 回転装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転装置の本体と回転軸の端部との間に仕切り板状の部材が配置される場合であっても、本体側からの潤滑材の漏れを防止することができる回転装置を提供すること。
【解決手段】気流調整板6のベース板61の領域A側には、そのベース板61の外周側から中心側に沿って配置された気流ガイド部62が設けられている。これにより、ロータ軸41が回転することにより発生する気流であって、気流調整板6の外周側から、ベース板61の穴64へ向かう方向に気流を整流することができる。これにより領域Aでの乱流の発生が抑制されるので、気流調整板6の外周側から空気が十分に補給され、領域Aでの負圧の発生を抑制することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、モータやダイナモ等の回転装置に関する。
一般に、モータやダイナモの回転電機は、特に回転軸の軸受部分に潤滑油を供給可能な構造を有している(例えば、特許文献1の明細書段落[0013]等参照)。
この特許文献1の回転電機は、例えば自動車関連製品の開発や試験において試験装置としてのダイナモメータとして使用される。このような回転電機の回転軸の端部には、エンドフランジ(カップリング)を介してエンジンやその他の外部装置の軸が接続され、この回転電機が例えば自動車のタイヤを模擬した負荷として用いられ、そのエンジン等の性能が試験される。
ここで、一般に回転電機の本体には潤滑油の供給路が設けられ、その供給路を介して本体の外部から回転軸の軸受に潤滑油が供給可能となっている。エンドフランジが回転軸に取り付けられた状態では、そのエンドフランジの形状により回転軸の端部にフランジ形状の部分が形成されるようになる。回転電機が高速回転することによりこのエンドフランジが高速回転すると、そのエンドフランジの周囲の空気が遠心力により外周側へ流れ、エンドフランジの周囲、特に軸中心側に負圧が発生する。このように回転軸の端部で負圧が発生すると、上記供給路を介して供給された潤滑油を含む軸受から、その潤滑油が回転軸の端部に設けられたエンドフランジの方へ吸い出されてしまう、という問題があった。
ここで、例えば特許文献2に記載の遠心型の送風装置では、ファンケース内に仕切り板が設けられ、この仕切り板により、ファンが配置される空間(渦形室)と、これを駆動するモータ及び制御基板とが配置される空間(区画空間)とが仕切られている。このような構成により、ファンの回転によりファンケース内に吸入された塩分、水分、ダストが、モータ及び制御基板が配置された空間に浸入することを防止している(例えば、特許文献2の明細書段落[0039]、図1〜4参照)。
特開2002−84714号公報 特開2008−280928号公報
上述したように、エンドフランジの回転による負圧の影響により軸受等の部分から潤滑油が吸い出されてしまう、という問題を解決するために、特許文献2の送風装置における仕切り板を応用することが考えられる。具体的には、エンドフランジと、回転電機等の回転装置の本体との間に、固定の(回転しない)仕切り板を配置することで、本体の周囲の領域と、エンドフランジ周囲の負圧領域とを遮断するという対策が考えられる。
しかしながら、仕切り板が設けられる場合でも、上記2つの領域同士を完全に遮断することはできない。仕切り板は固定であり回転軸と仕切り板との間に隙間を設ける必要があるからである。この場合、エンドフランジの回転によって、その隙間を介してエンドフランジ側の負圧が本体側に影響すると想定される。そうなると、仕切り板の本体に向く側では、回転軸の径方向外側から回転軸の軸中心へ向かう気流が多くなり、その結果、その軸中心付近で気流がぶつかり合い、仕切り板の本体に向く側では気流が乱流となると考えられる。その一方で、仕切り板と回転軸との間の隙間からエンドフランジが設けられた端部の方向へ気体が吸い出される。つまり、本体と仕切り板との間の空間が負圧気味になる上、本体と仕切り板との間においては乱流の発生によって仕切り板の外周側から軸中心側への気体の供給が不足する。したがって、本体に設けられた軸受の部分から潤滑油が吸い出されるという問題を解決できない。
一方、エンドフランジが回転装置の本体から遠い位置にあるほど、その分回転軸の重量が増え、共振周波数が下がり、その共振周波数に応じて決まる危険回転速度が、実際の回転速度に近づいてくる。したがって、安全上、実際の回転速度から危険回転速度を遠ざけるために、エンドフランジの位置をできるだけ本体に近づける、という設計が必要となる。そうなると、回転装置の本体とエンドフランジとの間の空間を仕切るために仕切り板状の部材を設けることは必須の設計となる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、回転装置の本体と回転軸の端部との間に仕切り板状の部材が配置される場合であっても、本体側からの潤滑油の漏れを防止することができる回転装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る回転装置は、本体と、回転軸と、気流調整板とを具備する。
前記本体は、軸受に潤滑材を外部から供給可能な供給路を有する。
前記回転軸は、エンドフランジが接続され得る端部、または、フランジ状に形成された端部を有し、前記端部が前記本体から露出するように、前記本体の前記軸受に回転可能に支持される。
前記気流調整板は、前記本体と前記回転軸の端部との間に配置され、前記回転軸との間に隙間をあけて前記回転軸を囲むように設けられ、前記回転軸の回転により発生する、前記本体との間の気流を整流する。
回転軸の端部にエンドフランジが接続された状態で回転軸が回転することで、あるいは回転軸の端部がフランジ状に形成されている場合に回転軸が回転することで、それらエンドフランジまたはフランジ状部分の周囲では、遠心力による気体の流れにより負圧が発生する。そうすると、回転装置の本体と、この本体から露出して設けられた回転軸の端部との間に設けられた気流調整板の周囲では、気流調整板の外周側から、気流調整板と回転軸との間の隙間へ向かう方向に気流が発生する。この気流は気流調整板によって整流され、本体と気流調整板との間における乱流の発生が抑制されるので、気流調整板の外周側から気体が十分に補給され、本体と気流調整板との間での負圧の発生を抑制することができる。このように本発明では、気流調整板という仕切り板状の部材を、本体と回転軸の端部との間に配置することにより、回転軸の端部の位置をできるだけ本体に近づけ、実際の回転速度から危険速度を遠ざけて安全性を確保しながらも、本体の供給路から供給された潤滑材が軸受部分から、本体の外部に露出した回転軸の端部側へ漏れ出ることを防止することができる。
本発明の別の形態に係る回転装置は、本体と、回転軸と、仕切り板と、気流のガイド部とを具備する。
前記本体は、軸受に潤滑材を外部から供給可能な供給路を有する。
前記回転軸は、エンドフランジが接続され得る端部、または、フランジ形状の端部を有し、前記端部が前記本体から露出するように、前記本体の前記軸受に回転可能に支持される。
前記仕切り板は、前記本体と前記回転軸の端部との間に配置され、前記回転軸との間に隙間をあけて前記回転軸を囲むように設けられる。
前記気流のガイド部は、長手方向が前記仕切り板の外周側から前記隙間側への方向に沿って配置されるように、前記仕切り板の前記本体側に設けられる。
本発明においても、上述のようにエンドフランジまたはフランジ状部分の周囲では、遠心力による気体の流れにより負圧が発生する。そうすると、回転装置の本体と、この本体から露出して設けられた回転軸の端部との間に設けられた仕切り板の周囲では、仕切り板の外周側から、仕切り板と回転軸との間の隙間へ向かう方向に気流が発生する。この気流は、仕切り板の当該方向に沿って設けられたガイド部により、外周側から当該隙間に向かって整流される。したがって、本体と仕切り板との間における乱流の発生が抑制されるので、仕切り板の外周側から気体が十分に補給され、本体と仕切り板との間での負圧の発生を抑制することができる。このように本発明では、本体と回転軸の端部との間に仕切り板を配置することにより、回転軸の端部の位置をできるだけ本体に近づけ、実際の回転速度から危険速度を遠ざけて安全性を確保しながらも、本体の供給路から供給された潤滑材が軸受部分から、本体の外部に露出した回転軸の端部側へ漏れ出ることを防止することができる。
以上、本発明によれば、回転装置の本体と回転軸の端部との間に仕切り板状の部材が配置される場合であっても、本体側からの潤滑材の漏れを防止することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る回転装置を示す断面図である。 図2は、ロータ軸方向でハウジング側から見た気流調整板の正面図である。 図3は、図1において気流調整板の周辺部を拡大して示した図である。 図4は、本発明の第2の実施形態に係る気流調整板であって、ロータ軸方向で見た気流調整板の正面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る回転装置を示す断面図である。
この回転装置100は、典型的には、例えば車両用のエンジンやトランスミッション等の供試体(被試験装置)(図示せず)を試験する試験装置、つまりダイナモメータとしてこれらの供試体に接続されて使用される。あるいは、回転装置100は、ガスタービン等の動力源に接続されて発電機として使用されてもよいし、外部装置を駆動するモータとして使用されてもよい。
回転装置100は、ハウジング1を含む本体50を備えている。ハウジング1は、両端(図1中の左右の両端)が開口された筒体11と、この筒体11の両端部にそれぞれ装着され固定されたカバー12及び13とを有する。ハウジング1の中心には、ロータ4が配置され、ロータ4の周囲に、コア31及びコイル32を有するステータ3が配置されている。ステータ3は、ハウジング1の筒体11の内壁に固定されている。ロータ4は回転軸としてのロータ軸41を有し、ロータ軸41の周囲に永久磁石42が固定されている。ロータ軸41は、その両端部が本体50から露出するように、すなわちハウジング1から外部へ露出するように設けられている。
ハウジングの筒体11の両端の開口部11a及び11bには、ロータ軸41の両端部寄りの位置をそれぞれ回転可能に支持する軸受21及び22がそれぞれ設けられている。カバー12及び13の中央部には凹部12a及び13aがそれぞれ形成され、それらの凹部12a及び13aには、軸受21及び22をそれぞれ固定する軸受ナット23及び24が配置されている。
ハウジング1の筒体11には、筒体11の外周部から軸受21及び22まで連通する供給路として油路14及び15がそれぞれ形成されている。これらの油路14及び15を介して、筒体11の外周部から軸受21に潤滑材として潤滑油が供給可能となっている。
カバー12及び13とロータ軸41とが対面する部分には、軸受21及び22部分から潤滑油がハウジング1外へ漏れ出ることを抑制するラビリンスシール構造5がそれぞれ設けられている。
ロータ軸41の一端部411にはエンドフランジ7(カップリング)が接続され固定されている。ロータ軸41は、このエンドフランジ7を介して、上記した供試体や動力源等の外部装置の駆動軸150に接続されている。
回転装置100は、ハウジング1とエンドフランジ7との間に配置された気流調整板6を備える。図2は、ロータ軸方向でハウジング1側から見た気流調整板6の正面図である。気流調整板6には、ボルト等の固定具63による固定のためにネジ孔が複数形成され、図1に示すように、気流調整板6はその固定具63によってハウジング1のカバー12に固定されている。
気流調整板6は、例えば円形のベース板61と、このベース板61に設けられた、複数の気流ガイド部62とを有する。図2に示すように、これらの気流ガイド部62は、例えば曲線状で細長く形成され、例えばロータ軸41の回転方向に沿って所定の角度間隔で配列されている。気流ガイド部62の数は、図2では8つであるが、これより少なくてもよいし多くてもよい。
ベース板61の中央部にはロータ軸41が通る穴64が形成され、ロータ軸41と穴64の内周面との間には隙間gが形成される。気流ガイド部62は、その長手方向がベース板61の径方向外周側からその内周側にある隙間g側(穴64側)に沿って配置されるように、ベース板61に設けられている。ベース板61の穴64の内周面と、ロータ軸41の外周面との距離は例えば0.5〜2mmであるが、この範囲に限られない。
図1に示すように、気流調整板6の直径と、ハウジング1(の例えばカバー12)の外径とを比べると、気流調整板6の直径の方が大きく形成されている。気流調整板6の直径が200〜500mmである場合、例えばそれらの半径の差aは、例えば10〜15mmとされる。しかし、差aはその範囲に限られない。
また、図1に示すように、ロータ軸方向において、気流ガイド部62のハウジング1側の端部と、ハウジング1の端部との間の距離bは、例えば0.5〜1.5mmとされるが、できるだけ狭い方が好ましい。ベース板61のエンドフランジ7側の面と、エンドフランジ7のベース板61側の端部との間の距離cは、例えば0.5〜2mmとされる。しかし、距離b、cはこれらの範囲に限られない。
図3は、図1において気流調整板6の周辺部を拡大して示した図である。気流調整板6のベース板61は、回転装置100のハウジング1側の領域Aと、エンドフランジ7側の領域Bとを仕切る仕切り板としての機能を有する。これにより、後述するようにロータ4が回転してエンドフランジ7が回転することで発生する負圧の領域Bから領域Aを遮断することができる。
以上のように構成された回転装置100の動作を説明する。
この回転装置100が例えばダイナモメータ等の試験装置として使用され、これに接続される装置が車両用のエンジンである場合、外部装置が作動して駆動軸150が回転すると、エンドフランジ7を介してこの駆動軸150に接続されたロータ軸41を有するロータ4が回転する。すなわちこの場合、回転装置100としての試験装置はその外部装置の負荷となり、回転装置100は車両のタイヤやトランスミッション等を模擬するものとなる。回転装置100の回転速度は、10,000〜50,000rpm、あるいはその範囲より高い高速回転となる。
このようにロータ4が高速回転すると、エンドフランジ7の周囲では、遠心力によりエンドフランジ7の外周側へ空気の流れが発生し、領域Bでは負圧領域となる。ここで、領域AとBとが気流調整板6のベース板61により仕切られているため、領域Aではその負圧の影響を抑えることができる。
しかし、回転装置100の回転がさらに高速になると、領域Bでの負圧がさらに高まり、ロータ軸41とベース板61との隙間g、つまり穴64を介して領域Aの空気が領域Bの方へ流れ出るようになる。
この場合、仮に気流ガイド部62がないとすると、ベース板61の穴64付近へ向けてベース板61の外周側から空気が集まる過程で領域Aで乱流が発生する。領域Aで乱流が発生すると、領域Aに十分な量の空気が補給されず、領域Aで負圧状態が持続することになり、軸受21から潤滑油が漏れ出るおそれがある。
本実施形態では、ベース板61の領域A側には、そのベース板61の外周側から中心側に沿って配置された気流ガイド部62が設けられているので、気流調整板6の外周側から、ベース板61の穴64へ向かう方向に気流を整流することができる。これにより領域Aでの乱流の発生が抑制されるので、気流調整板6の外周側から空気が十分に補給され、領域Aでの負圧の発生を抑制することができる。
ここで、エンドフランジ7が回転装置100の本体50から遠い位置にあるほど、その分回転軸の重量が増え、共振周波数が下がり、その共振周波数に応じて決まる危険回転速度が、実際の回転速度に近づいてくる。したがって、安全上、実際の回転速度から危険回転速度を遠ざけるために、エンドフランジ7の位置をできるだけ本体50に近づける、という設計が必要となる。そうなると、回転装置100の本体50とエンドフランジ7との間の空間を仕切るために仕切り板状の部材を設けることは必須の設計となる。
本実施形態では、気流調整板6という仕切り板状の部材を、回転装置100の本体50とロータ軸41の一端部411との間に配置することにより、ロータ軸41の一端部411の位置をできるだけ本体50に近づけ、実際の回転速度から危険速度を遠ざけて安全性を確保しながらも、軸受21から潤滑油が、本体50の外部に配置されたロータ軸41の一端部411側へ漏れ出ることを防止することができる。
また、本実施形態では、上記したように気流調整板6の直径の方が、ハウジング1の端部の外径より大きく形成されている。これにより、領域A側、つまり回転装置100の本体50側の空気が、気流調整板6の外周面より外側を通って(ベース板61の穴64を通らずに)直接領域B側へ流れる、という状態を抑えることができる。すなわち、領域Aにおいて、回転装置100の本体50側からの空気を気流調整板6の内周側へ十分に補給することができる。
[第2の実施形態]
図4は、本発明の第2の実施形態に係る気流調整板16であって、ロータ軸方向で見た気流調整板16の正面図である。この気流調整板16と、上記第1の実施形態に係る気流調整板16と異なる点は、ベース板161に設けられた気流ガイド部162の長手方向が径方向に沿うように直線状に配置されている点である。このような気流調整板16によっても、上記実施形態に係る気流調整板6によって奏する作用効果と同様の作用効果が得られる。
[その他の実施形態]
本発明に係る実施形態は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態が実現される。
上記第2の実施形態に係る気流調整板16の気流ガイド部162は、ベース板161の径方向に沿って配置されていたが、径方向から所定角度ずれて配置されていてもよい。
上記実施形態では、エンドフランジ7はロータ軸41の一端部411に接続される、ロータ軸41とは別体の部材として説明した。しかし、ロータ4の一端部がフランジ状部分を有し、つまりエンドフランジがロータ軸の一部の形状をなすものであってもよい。
上記実施形態に係る気流調整板では、細長い形状の気流ガイド部がベース板に設けられる構成であった。しかし、気流調整板は、空気が通る流路として複数の溝(あるいは凹部)がベース板自体に形成された構成を備えていてもよい。その場合、溝の長手方向の形状や角度は、図2及び4に示したように種々の変形が可能である。また、ロータ軸の回転方向に沿った各溝のピッチは、適宜変更可能である。
気流調整板の気流ガイド部の長手方向の長さは適宜変更可能である。例えば、図3では、気流ガイド部62の外周側端部がハウジング1の外周面より若干外側に位置していたが、ハウジング1の外周面より内側に位置していてもよい。また例えば、気流ガイド部の外周側端部が、ベース板の外周縁部に一致していてもよい。あるいは、気流ガイド部の内周側端部が、ベース板の、ロータ軸を通す穴の外周縁部に一致していてもよい。
上記実施形態では、回転装置100が空気中にあり気流調整板6が空気を整流する例について説明した。しかし、気流調整板6は、空気以外の気体、例えば窒素やアルゴン等の不活性気体、あるいはその他の気体の気流を調整するものであってもよい。
g…隙間
6、16…気流調整板
7…エンドフランジ
14、15…油路(供給路に相当)
21、22…軸受
41…ロータ軸
50…本体
61、161…ベース板(仕切り板に相当)
62、162…気流ガイド部(ガイド部に相当)
100…回転装置
411…ロータ軸の一端部

Claims (2)

  1. 軸受に潤滑材を外部から供給可能な供給路を有する本体と、
    エンドフランジが接続され得る端部、または、フランジ状に形成された端部を有し、前記端部が前記本体から露出するように、前記本体の前記軸受に回転可能に支持された回転軸と、
    前記本体と前記回転軸の端部との間に配置され、前記回転軸との間に隙間をあけて前記回転軸を囲むように設けられ、前記回転軸の回転により発生する、前記本体との間の気流を整流する気流調整板と
    を具備する回転装置。
  2. 軸受に潤滑材を外部から供給可能な供給路を有する本体と、
    エンドフランジが接続され得る端部、または、フランジ形状の端部を有し、前記端部が前記本体から露出するように、前記本体の前記軸受に回転可能に支持された回転軸と、
    前記本体と前記回転軸の端部との間に配置され、前記回転軸との間に隙間をあけて前記回転軸を囲むように設けられた仕切り板と、
    長手方向が前記仕切り板の外周側から前記隙間側への方向に沿って配置されるように、前記仕切り板の前記本体側に設けられた気流のガイド部と
    を具備する回転装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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