JP2012080282A - 復号装置および復号方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フレームデータ記憶部40は、信路を介して、LDPC符号化がなされたデータを入力する。推定部48は、入力したデータをもとに、通信路の状況を推定する。選択部54は、推定した通信路の状況に応じて、予め規定した複数の事前値定数であって、かつ通信路における雑音の程度が反映された事前値定数のうちのいずれかを選択する。尤度導出部44は、選択した事前値定数をもとに、尤度比を導出する。sum−product処理部46は、導出した尤度比を使用して、入力したデータに対してsum−productアルゴリズムを実行する。
【選択図】図3
Description
本発明を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施例1は、LDPC符号化を実行する送信装置と、送信装置において符号化されたデータ(以下、「符号化データ」という)に対して検査行列をもとに繰り返し復号を実行する受信装置とを含む通信システムに関する。特に、受信装置は、sum−productアルゴリズムを実行する。前述のごとく、sum−productアルゴリズムでは、事前値として通信路値が必要になるが、事前値は少ない演算量で高速に導出される方が望ましい。これに対応するために、本実施例に係る通信システム、特に受信装置は、次のように構成される。
1.初期化:事前値比を初期化し、最大復号繰り返し回数を設定する。
2.チェックノード処理:検査行列の行方向に対して外部値比を更新する。
3.変数ノード処理:検査行列の列方向に対して事前値比を更新する。
4.一時推定語を計算する。
尤度比(λn)=2×受信データ(yn)/事前値定数(σ2)・・・(1)
ここで、受信データは、復調部26から出力される復調信号に相当する。このように、振幅変動有りのフレームにおいて、尤度導出部44は、振幅変動有り用定数と通常用定数とを切りかえながら尤度比を計算する。そのため、受信振幅変動中の受信データに対しては振幅変動有り用定数によって尤度計算がなされる。一方、受信振幅変動無しのフレームにおいて、尤度導出部44は、通常用定数のみを使用して尤度比を計算する。尤度導出部44は、尤度比をsum−product処理部46へ出力する。
αmn={Πsign(βmn’)}f{Σf(|βmn’|)}・・・(2)
ここで、f(x)=loge{(ex+1)/(ex−1)}(Gallager関数)と定義され、n’はA(m)\n :A(m)はチェックノードmに接続する変数ノード集合で、\nはnを含まない差集合を示す。また、signはシグネチャ関数、|βmn’|は絶対値を示す。図6は、復号部28における外部値比の概要を示す。外部値比α11は、β11’から導出される。図3に戻る。
βmn=Σαm’n+λn・・・・(3)
ここで、λnは、式(1)によって導出される。また、m’はB(n)\m :B(n)は変数ノードnに接続するチェックノード集合で、\mはmを含まない差集合を示す。図7は、復号部28における事前値比の概要を示す。事前値比β11は、α1’1から導出される。図3に戻る。前述のごとく、sum−product処理部46は、チェックノード処理と変数ノード処理を所定回数繰り返した後、一時推定語を計算して終了する。
本発明の実施例2は、実施例1と同様に、sum−productアルゴリズムを実行する受信装置に関する。その際、予め記憶した複数の事前値定数が選択して使用される。実施例1では、受信振幅変動が発生しているか否かに応じて、ふたつの事前値定数のうちのいずれかが選択される。一方、実施例2では、受信振幅変動が発生している場合に、受信振幅変動が発生している期間がフレーム中に占める比率に応じても、事前値定数がさらに切りかえられる。実施例2に係る通信システム100は、図1と同様のタイプであり、復号部28は、図3と同様のタイプである。ここでは、差異を中心に説明する。
割合={変動終了位置(E1)−変動開始位置(S1)}/1フレーム時間・・・(4)
つまり、フェージング発生タイミング記憶部50は、通信路の状況が悪化している期間を導出する。
本発明の実施例3は、これまでと同様に、sum−productアルゴリズムを実行する受信装置に関する。これまでは、受信振幅変動が発生しているか否かに応じて、予め記憶した複数の事前値定数のいずれかが選択して使用されている。一方、実施例3では、ある程度高いドップラー周波数を有したフェージングの発生を推定し、そのようなフェージングが発生しているか否に応じて、事前値定数が選択して使用される。実施例3に係る通信システム100は、図1と同様のタイプであり、復号部28は、図3と同様のタイプである。ここでは、差異を中心に説明する。
本発明の実施例4は、これまでと同様に、sum−productアルゴリズムを実行する受信装置に関する。実施例3では、しきい値よりも高いドップラー周波数を有したフェージングの発生を推定し、そのようなフェージングが発生しているか否に応じて、事前値定数が選択して使用される。実施例4では、複数段階のしきい値が使用される。実施例4に係る通信システム100は、図1と同様のタイプであり、復号部28は、図3と同様のタイプである。ここでは、差異を中心に説明する。
Claims (6)
- 通信路を介して、符号化がなされたデータを入力する入力部と、
前記入力部において入力したデータをもとに、通信路の状況を推定する推定部と、
前記推定部において推定した通信路の状況に応じて、予め規定した複数の事前値定数であって、かつ通信路における雑音の程度が反映された事前値定数のうちのいずれかを選択する選択部と、
前記選択部において選択した事前値定数をもとに、尤度比を導出する導出部と、
前記導出部において導出した尤度比を使用して、前記入力部において入力したデータに対してsum−productアルゴリズムを実行する復号部と、
を備えることを特徴とする復号装置。 - 前記選択部は、前記推定部において推定される通信路の状況が悪化するほど、大きな値の事前値定数を選択することを特徴とする請求項1に記載の復号装置。
- 前記推定部は、通信路の状況が悪化している期間を導出し、
前記選択部は、前記推定部において導出される期間が長くなるほど、大きな値の事前値定数を選択することを特徴とする請求項1に記載の復号装置。 - 通信路を介して、符号化がなされたデータを入力するステップと、
入力したデータをもとに、通信路の状況を推定するステップと、
推定した通信路の状況に応じて、予め規定した複数の事前値定数であって、かつ通信路における雑音の程度が反映された事前値定数のうちのいずれかを選択するステップと、
選択した事前値定数をもとに、尤度比を導出するステップと、
導出した尤度比を使用して、入力したデータに対してsum−productアルゴリズムを実行するステップと、
を備えることを特徴とする復号方法。 - 前記選択するステップは、推定される通信路の状況が悪化するほど、大きな値の事前値定数を選択することを特徴とする請求項4に記載の復号方法。
- 前記推定するステップは、通信路の状況が悪化している期間を導出し、
前記選択するステップは、導出される期間が長くなるほど、大きな値の事前値定数を選択することを特徴とする請求項4に記載の復号方法。
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