JP2012077735A - Dme燃料系統 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料タンク温度の上昇を抑制でき、安定して噴射できるDME燃料系統を提供する。
【解決手段】燃料タンク2内のDME燃料を供給ライン3を介してサプライポンプ4に供給し、そのサプライポンプ4からコモンレール5を介してインジェクタ6にDME燃料を供給すると共にインジェクタ6からの余剰のDME燃料を供給側に戻すためのDME燃料系統1であって、インジェクタ6の戻りポート26を、循環ライン30を介して供給ライン3に接続したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、DMEエンジンにDME燃料を供給するDME燃料系統に関するものである。
図4に示すように、DME燃料噴射装置40は、従来の軽油用コモンレール噴射系を流用したものが用いられている。
サプライポンプ4は、燃料ギャラリーからリリーフ弁あるいは逆止弁41によってギャラリー圧力が上がり過ぎないようにリリーフする。インジェクタ6の作動原理は、圧力バランスにより圧力室を制御することにより噴射する構造であり、燃料噴射時に燃料の一部をリークさせるようになっている。
このように、DMEエンジン42の燃料配管43は、供給側と戻り側の2系統存在し、互いに燃料タンク2と接続される。
特開2007−239651号公報
ところで、DMEエンジン42からの戻り燃料は、DMEエンジン42から授熱し、供給側より高温となる。DME燃料は液化ガスであり、温度により蒸気圧がかかることになる。
DMEエンジン42からのリターン配管44は燃料タンク2の気相部に接続されるため、エンジン戻り側のインジェクタ6出口部分等では気液混合状態となる可能性がある。気液混合状態では、インジェクタ6内の電磁弁等の動作が不安定あるいは流体抗力の影響がある場合と無くなる場合が生じて噴射が不安定になり、噴射量などへ影響を与えることとなる。
また、インジェクタリターン圧力が上昇することにより噴射量に影響し、エンジン振動、排出ガスに影響する。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、燃料タンク温度の上昇を抑制でき、安定して噴射できるDME燃料系統を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、燃料タンク内のDME燃料を供給ラインを介してサプライポンプに供給し、そのサプライポンプからコモンレールを介してインジェクタにDME燃料を供給すると共にインジェクタからの余剰のDME燃料を供給側に戻すためのDME燃料系統であって、前記インジェクタの戻りポートを、循環ラインを介して前記供給ラインに接続したものである。
前記燃料タンクには、供給ラインに供給するDME燃料の供給圧力と流量を制御するフィードポンプが設けられ、該フィードポンプがECUによって前記循環ラインから前記サプライポンプの吸込み側に戻る戻りDME燃料圧力が過剰の圧力を超えないように供給圧力と流量を制御されるとよい。
前記インジェクタは、インジェクタボディ内に、DME燃料を噴射するためのニードル弁を備え、前記インジェクタボディには、前記ニードル弁の上方にDME燃料供給圧力でニードル弁を閉弁する圧力室が形成されると共に、その圧力室にオリフィスを介して接続されるアーマチュア室が形成され、そのアーマチュア室内に、アクチュエータにより前記オリフィスを閉じるアーマチュアが設けられ、前記アクチュエータの作動でアーマチュアを駆動してオリフィスを開いて圧力室内のDME燃料をアーマチュア室に導入することでニードル弁を開弁し、その開弁中、アーマチュア室内に導入されたDME燃料を循環ラインを介して供給ラインに循環するようにするとよい。
前記サプライポンプの吸込み側のDME燃料圧力を検出し、その圧力を基に前記アーマチュア室内の圧力に応じたニードル弁の開弁動作遅れに基づくインジェクタ最終噴射量を制御すべくニードル弁の開弁期間を補正するようにするとよい。
前記ECUは、前記アーマチュア室内の圧力によるニードル弁の開弁遅れに基づくリーク圧力補正項のマップを備え、インジェクタ目標噴射量に応じて前記インジェクタの開弁期間を制御すると共に検出された供給圧力を基に、前記マップからインジェクタの噴射量の補正値を求め、その補正値を基に、インジェクタの開弁期間を補正してインジェクタ最終噴射量を制御するようにするとよい。
本発明によれば、燃料タンク温度の上昇を抑制でき、安定して噴射できる。
図1はDME自動車の燃料系統を示す説明図である。 図2(a)は閉弁時のインジェクタの断面説明図であり、図2(b)は開弁時のインジェクタの断面説明図である。 図3はインジェクタ噴射量の制御を示すブロック線図である。 図4は従来のDME自動車の燃料系統を示す説明図である。
図1に示すように、DME燃料系統1は、燃料タンク2内のDME燃料を供給ライン3を介してサプライポンプ4に供給し、そのサプライポンプ4からコモンレール5を介してインジェクタ6にDME燃料を供給すると共にインジェクタ6からの余剰のDME燃料を供給側に戻すようになっている。燃料タンク2は、供給ライン3を介してサプライポンプ4に接続されており、DME燃料を収容するようになっている。燃料タンク2には、DME燃料を外部から充填するための充填バルブ7と、燃料タンク2内の圧力が所定圧を超えたとき燃料タンク2内のガスを外部に逃がす安全弁8と、過充填防止装置9と、供給ライン3に供給するDME燃料の供給圧力と流量を制御するフィードポンプ10とが設けられている。供給ライン3には、フィードポンプ10からのDME燃料を取り出すための取り出しバルブ11と、電磁弁12と、逆止弁13とが設けられている。
サプライポンプ4は、吸込み側にギャラリー(図示せず)を有し、ギャラリーには、ギャラリー内のDME燃料の圧力を検出するギャラリー圧力センサ14と、ギャラリー内のDME燃料の温度を検出するギャラリー温度センサ15とが設けられている。ギャラリー圧力センサ14とギャラリー温度センサ15は制御装置たるECU(エンジンコントロールユニット)16に接続されており、ECU16にはこれらセンサ14、15の検出値が入力されるようになっている。
インジェクタ6は、DMEエンジン17に設けられその燃焼室(図示せず)内にDME燃料を噴射するものである。インジェクタ6は、コモンレール5を介してサプライポンプ4の吐出側に接続されている。
図2(a)及び図2(b)に示すように、インジェクタ6は、圧力バランスタイプであり、上下に延びて形成され下部に燃料噴射用のノズル18を有するインジェクタボディ19と、インジェクタボディ19内に上下に移動可能に設けられノズル18を開閉してDME燃料を噴射するためのニードル弁20と、ニードル弁20の上方のインジェクタボディ19に形成されDME燃料供給圧力でニードル弁20を閉弁すべくDME燃料を収容する圧力室21と、圧力室21の上方のインジェクタボディ19に形成されオリフィス22を介して圧力室21に接続されるアーマチュア室23と、アーマチュア室23内に上下に移動可能に設けられ下方位置にてオリフィス22を閉じるアーマチュア24と、アーマチュア室23の上方のインジェクタボディ19に設けられアーマチュア24を駆動するアクチュエータ25と、インジェクタボディ19に形成されアーマチュア室23に接続される戻りポート26とを備える。
インジェクタボディ19には、ニードル弁20に開弁方向の力を付勢するニードルスプリング27が設けられると共に、コモンレール5からのDME燃料をノズル18に供給するための燃料供給路28が形成されている。ニードル弁20は、上下に延びて形成されると共に圧力室21内に上端を挿入されており、上端面で閉弁方向の圧力を受けるようになっている。アーマチュア24は、アクチュエータ25の力とアーマチュア室23内の圧力とを受けてオリフィス22を閉じるようになっている。アクチュエータ25は、ECU16に接続されアーマチュア24を上昇させてオリフィス22から離間させるためのソレノイド29と、アーマチュア24を常時下方に付勢するためのアーマチュアスプリング(図示せず)とからなる。
図1及び図2(b)に示すように、戻りポート26は、循環ライン30を介して供給ライン3に接続されており、アーマチュア室23内に導入されたDME燃料は、循環ライン30を介して供給ライン3に循環し、エンジン17側にて循環するようになっている。これによりインジェクタ6は、燃料噴射時にアクチュエータ25の作動でアーマチュア24を駆動してオリフィス22を開いて圧力室21内のDME燃料をアーマチュア室23に導入することでニードル弁20を開弁し、その開弁中、アーマチュア室23内にDME燃料を導入するようになっている。
コモンレール5には、コモンレール5内のDME燃料の圧力を検出するコモンレール圧力センサ31と、コモンレール5内からDME燃料を排出してコモンレール5内を減圧するための減圧弁32と、コモンレール5内の最大圧力を規制するためのプレッシャリミッタ33とが設けられている。コモンレール圧力センサ31と減圧弁32はECU16に接続されている。
ECU16は、コモンレール圧力センサ31で検出される圧力が所定の圧力となるように減圧弁32を制御する。減圧弁32は循環ライン30に接続されており、減圧弁32から排出されたDME燃料が供給ライン3に戻るようになっている。
また、DMEエンジン17の運転状況によって供給ライン3及び循環ライン30が過剰の圧力にならないよう、ECU16はフィードポンプ10により供給圧力・流量を制御するようになっている。具体的には、ECU16は、ギャラリー圧力センサ14で検出される圧力、すなわち、循環ライン30からサプライポンプ4の吸込み側に戻る戻りDME燃料圧力(供給圧力)が所定の過剰の圧力を超えないようにフィードポンプ10の供給圧力と流量を制御するようになっている。これによりDMEエンジン17からのリターン配管がなく、リターンレス供給系統が実現可能となる。
またさらに、コモンレール5の減圧弁32の作動、プレッシャリミッタ33の作動等によるギャラリー圧力の変動に伴い、インジェクタ6の圧力室21からの排出による噴射量の影響が想定される。具体的には、図4に示す従来のDME燃料系統においては、コモンレール5の減圧弁32、プレッシャリミッタ33及びインジェクタ6の戻りポート26は、リターン配管44を介して燃料タンク2の気相部に接続されるため、インジェクタ6のアーマチュア室23内の圧力は燃料タンク2内の圧力と同じになり、常にほぼ一定になっていたが、本実施の形態に係るDME燃料系統1では、コモンレール5の減圧弁32、プレッシャリミッタ33及びインジェクタ6の戻りポート26が燃料タンク2よりも容積が小さく圧力の高い供給ライン3に接続される。このため、アーマチュア24が受ける圧力(アーマチュア室23内の圧力)は従来のものより大きくなると共に、アーマチュア室23内の圧力が変動し易くなることが想定される。この場合、アーマチュア24の開弁動作に一定でない応答遅れが発生して噴射量が不安定に減少するという影響が発生する。このため、ECU16は、噴射量供給圧力(供給ライン3の供給圧力)によりインジェクタ6の噴射量補正を行う。図1及び図3に示すように、具体的にはECU16は、アーマチュア室23内の圧力によるニードル弁20の開弁遅れに基づくリーク圧力補正項のマップ34を備え、インジェクタ目標噴射量35に応じてインジェクタ6の開弁期間を制御すると共に、ギャラリー圧力センサ14で検出された供給圧力36を基に、マップ34からインジェクタ6の噴射量の補正値を求め、その補正値を基に、インジェクタ6の開弁期間を補正してインジェクタ最終噴射量37を制御するようになっている。マップ34は、インジェクタ目標噴射量35と、供給圧力36と、噴射補正量との関係を予めECU16の記憶媒体(図示せず)に記録したものである。開弁期間は、前記記録媒体に予め記憶されたインジェクタ噴射量との関係式を用いて算出される。
次に本実施の形態の作用を述べる。
DMEエンジン17が起動されると、図1に示すように、ECU16はフィードポンプ10、サプライポンプ4及びインジェクタ6を駆動する。また、ECU16は、コモンレール圧力センサ31で検出される圧力値が予め設定された所定値となるように減圧弁32を制御する。これにより、コモンレール圧は常に一定となる。コモンレール5内のDME燃料は、インジェクタ6の圧力室21と燃料供給路28に供給される。図2(a)に示すニードル弁20は、圧力室21内のDME燃料の圧力を受けて下方に押され、ノズル18を塞いで閉じる。ECU16はDMEエンジン17が吸気行程となる直前のタイミングでインジェクタ最終噴射量37を決定し、このインジェクタ最終噴射量37に対応する開弁期間だけの開弁命令をインジェクタ6のアクチュエータ25に出力する。このとき、図1及び図3に示すように、インジェクタ最終噴射量37は、ECU16の別プロセスにて算出されたインジェクタ目標噴射量35と、ギャラリー圧力センサ14で検出された供給圧力36とに基づいてマップ34から求める。図1及び図2(a)に示すように、減圧弁32等からのDME燃料で供給圧力36が高くなっている場合、供給ライン3に循環ライン30及び戻りポート26を介して接続されているアーマチュア室23内のDME燃料も供給圧力36と同じ圧力となり、この圧力を利用してオリフィス22を閉じるアーマチュア24はオリフィス22を開く方向(上方)への移動が緩慢となって応答遅れが発生するが、これにより不足する燃料噴射量を補正するようにアーマチュア24の開弁期間を延長するため、インジェクタ目標噴射量35のDME燃料を安定して噴射することができる。
また、燃料噴射中、圧力室21からオリフィス22を通ってアーマチュア室23内に流れたDME燃料は、戻りポート26、循環ライン30を経て供給ライン3に戻る。
このように、インジェクタ6の戻りポート26を、循環ライン30を介して供給ライン3に接続したため、燃料タンク温度の上昇を抑制でき、安定してインジェクタ6から燃料噴射でき、燃料タンク2用の安全弁8の作動も抑制できる。そして、燃料タンク2へのリターン配管がないことによりDME燃料系統1を簡素にできると共に、コスト低減ができる。また、DME燃料系統1の簡素化により点検などのメンテナンスコストも低減可能となる。またさらに、継手部位も削減でき、漏洩の可能性のある箇所も低減でき、安全性を高めることもできる。
また、燃料タンク2には、供給ライン3に供給するDME燃料の供給圧力と流量を制御するフィードポンプ10が設けられ、フィードポンプ10がECU16によって循環ライン30からサプライポンプ4の吸込み側に戻る戻りDME燃料圧力が過剰の圧力を超えないように供給圧力36と流量を制御されるものとしたため、供給ライン3に過剰の圧力が作用するのを防ぐことができる。
またさらに、インジェクタ6は、インジェクタボディ19内に、DME燃料を噴射するためのニードル弁20を備え、インジェクタボディ19には、ニードル弁20の上方にDME燃料供給圧力でニードル弁20を閉弁する圧力室21が形成されると共に、その圧力室21にオリフィス22を介して接続されるアーマチュア室23が形成され、そのアーマチュア室23内に、アクチュエータ25によりオリフィス22を閉じるアーマチュア24が設けられ、アクチュエータ25の作動でアーマチュア24を駆動してオリフィス22を開いて圧力室21内のDME燃料をアーマチュア室23に導入することでニードル弁20を開弁し、その開弁中、アーマチュア室23内に導入されたDME燃料を循環ライン30を介して供給ライン3に循環するものとしたため、コモンレール圧力が高くても使用できると共に小型化できる圧力バランスタイプのインジェクタ6を備えるDMEエンジン17に確実に適用できる。
また、サプライポンプ4の吸込み側のDME燃料圧力(供給圧力36)を検出し、そのDME燃料圧力を基にアーマチュア室23内の圧力に応じたニードル弁20の開弁動作遅れに基づくインジェクタ最終噴射量37を制御すべくニードル弁20の開弁期間を補正するようにしたため、供給圧力36が変動しても安定してインジェクタ目標噴射量35のDME燃料を噴射できる。
ECU16は、アーマチュア室23内の圧力によるニードル弁20の開弁遅れに基づくリーク圧力補正項のマップ34を備え、インジェクタ目標噴射量35に応じてインジェクタ6の開弁期間を制御すると共に検出された供給圧力36を基に、マップ34からインジェクタ6の噴射量の補正値を求め、その補正値を基に、インジェクタ6の開弁期間を補正してインジェクタ最終噴射量37を制御するようにしたため、ニードル弁20の開弁期間を確実に補正できる。
1 DME燃料系統
2 燃料タンク
3 供給ライン
4 サプライポンプ
5 コモンレール
6 インジェクタ
10 フィードポンプ
16 ECU
19 インジェクタボディ
20 ニードル弁
21 圧力室
22 オリフィス
23 アーマチュア室
24 アーマチュア
25 アクチュエータ
26 戻りポート
30 循環ライン
34 マップ
35 目標噴射量
36 供給圧力
37 最終噴射量

Claims (5)

  1. 燃料タンク内のDME燃料を供給ラインを介してサプライポンプに供給し、そのサプライポンプからコモンレールを介してインジェクタにDME燃料を供給すると共にインジェクタからの余剰のDME燃料を供給側に戻すためのDME燃料系統であって、前記インジェクタの戻りポートを、循環ラインを介して前記供給ラインに接続したことを特徴とするDME燃料系統。
  2. 前記燃料タンクには、供給ラインに供給するDME燃料の供給圧力と流量を制御するフィードポンプが設けられ、該フィードポンプがECUによって前記循環ラインから前記サプライポンプの吸込み側に戻る戻りDME燃料圧力が過剰の圧力を超えないように供給圧力と流量を制御される請求項1記載のDME燃料系統。
  3. 前記インジェクタは、インジェクタボディ内に、DME燃料を噴射するためのニードル弁を備え、前記インジェクタボディには、前記ニードル弁の上方にDME燃料供給圧力でニードル弁を閉弁する圧力室が形成されると共に、その圧力室にオリフィスを介して接続されるアーマチュア室が形成され、そのアーマチュア室内に、アクチュエータにより前記オリフィスを閉じるアーマチュアが設けられ、前記アクチュエータの作動でアーマチュアを駆動してオリフィスを開いて圧力室内のDME燃料をアーマチュア室に導入することでニードル弁を開弁し、その開弁中、アーマチュア室内に導入されたDME燃料を循環ラインを介して供給ラインに循環する請求項1又は2記載のDME燃料系統。
  4. 前記サプライポンプの吸込み側のDME燃料圧力を検出し、その圧力を基に前記アーマチュア室内の圧力に応じたニードル弁の開弁動作遅れに基づくインジェクタ最終噴射量を制御すべくニードル弁の開弁期間を補正するようにした請求項3記載のDME燃料系統。
  5. 前記ECUは、前記アーマチュア室内の圧力によるニードル弁の開弁遅れに基づくリーク圧力補正項のマップを備え、インジェクタ目標噴射量に応じて前記インジェクタの開弁期間を制御すると共に検出された供給圧力を基に、前記マップからインジェクタの噴射量の補正値を求め、その補正値を基に、インジェクタの開弁期間を補正してインジェクタ最終噴射量を制御するようにした請求項4記載のDME燃料系統。
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