JP2012074844A - マルチストリーム符号化制御装置及びカメラシステム - Google Patents

マルチストリーム符号化制御装置及びカメラシステム Download PDF

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Abstract

【課題】マルチストリーム符号化制御装置において、複数の互いに異なる符号化形式で符号化した符号データを同時に出力する場合に、画質劣化を抑制して、高精細な画像を配信する。
【解決手段】2種以上の互いに異なる符号化方式で各々映像データを符号化する場合に、符号化予測部204は、符号化部202における各符号化方式での符号化において、符号化後の符号量及び符号化パラメータと、その符号化よりも前の符号化時の符号量及び符号化パラメータと、符号化するフレームレートと、出力部203の出力レートの何れか1つ以上によって、次の符号化時の設定を決定する。従って、複数の符号化方式で各々符号化された符号量の単位時間当たりの総和を、出力部203の伝送速度に合わせて制御することが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、主にWebカメラとしてTVやPCなどへの画像配信やTV会議システムにおいて、画像をリアルタイムにマルチストリーム配信する際に、限られた出力帯域で高画質な動画を提供するマルチストリーム符号化制御装置に関するものである。
近年、一般家庭でADSLや光ファイバ、CATV網などの専用線を使った広帯域で高速なデータ伝送が可能なIP常時接続が当り前になってきた。これにより、家庭やオフィス端末に対してインターネットが常時接続されるようになり、静止画や動画、音声、その他のマルチメディア情報の伝送を行うテレビ電話システムやテレビ会議システムなどの通信手段の実現が可能となった。
上記のテレビ電話システム等での通信端末における映像入力機器として、カメラ撮影した映像信号をそのカメラ内部でデジタル信号として信号処理を実施し、デジタル映像信号を配信する技術が進んできた。
これにより、カメラで撮影した映像信号をインターネットなどを介して複数のユーザーへ配信することが可能となり、配信する映像信号のデータは配信先の出力伝送速度に応じて符号化を行い、撮影した映像をリアルタイムに提供する。
このとき、ユーザー側で扱う符号化された映像信号は、ユーザー環境に応じて異なっており、配信側で環境に応じた符号化を実施する必要性がある。
図1は、カメラからの映像信号を入力して所望の解像データを符号化し配信するシステムを示すブロック図である。
図1において、画像入力部101は、カメラからの映像画像を入力する。YC生成リサイズ処理部102は、入力された映像信号からYC生成して所望の解像にリサイズする。符号化部103は、配信先の状態に応じた符号化処理部105にて符号化し、出力部104は、EtherやUSBなど外部インタフェースを経由して外部の出力伝送速度に応じて前記符号化処理部105にて符号量を制御し且つ符号化した映像を配信している。
特開2004−88480号公報
しかしながら、上記のような構成は、出力部104からの出力データは1系統のみであるが、符号化部103が複数の符号化処理部105を持って2種以上の異なる符号化形式で符号化し、それ等の複数系統の符号データを出力部104から同時出力しようとする場合には、出力部104の符号データ出力レートを越えてしまうことが想定される。
そこで、例えば、複数の符号化処理部での符号結果の一部又は全部を再符号化により調整し、全符号量を抑制することが考えられるが、この場合には、再符号化する際にメモリアクセスが増加し、また出力部からの符号データの出力遅延を招き、更にはバッファリングによるメモリ増加が発生する課題が生じる。
更に、複数の符号化処理部での総符号量が出力部の出力レートに応じた最大総符号量を超えないように対処する場合に、複数の符号化処理部での各々の符号化処理での経時的な符号量変化を考慮すると、各符号化処理部で符号化する符号量は他の符号化処理部での最大符号量を考慮した少ない符号量に制限されて、複数の符号化処理部で符号化した符号量の総和は極めて少なくなってしまうことも想定される。そして、この場合には、出力部の出力レートに比して単位時間当たりの総和符号量が極めて少ない状況となって、画質劣化が発生する課題がある。
本発明の目的は、マルチストリーム符号化制御装置において、2種以上の異なる符号化形式で符号化する複数の符号化処理部を備えて、それ等の複数の符号化処理で符号化した符号データを出力部から同時出力する場合に、画質劣化を抑制して、高画質画像をリアルタイムで伝送できるようにすることにある。
前記目的を達成するため、本発明では、複数の符号化処理部で符号化した単位時間当たりの総和符号量が、出力部の符号データ出力レートを越えず、且つその符号データ出力レートに近いように制御する。
具体的に、請求項1記載の発明のマルチストリーム符号化制御装置は、映像信号を入力する画像入力部と、前記画像入力部に入力された前記映像信号を、2種以上の互いに異なる符号化方式に合わせて符号化する符号化部と、前記符号化部で符号化された2種以上の符号化データを出力する出力部と、前記符号化部での符号化結果に基づいて、前記符号化部での次の符号化設定を決定する符号化予測部とを備え、前記符号化予測部は、2種以上の異なる符号化方式での符号化結果と、それ等の符号化時に設定された符号化パラメータとに基づいて、前記2種以上の異なる符号化方式での総符号量を制御することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記請求項1記載のマルチストリーム符号化制御装置において、前記2種以上の互いに異なる符号化方式は、2種以上の異なる動画符号化方式であり、前記符号化予測部は、前記2種以上の互いに異なる符号化方式の各々について、符号化後の符号量及び符号化パラメータと、前記符号化時よりも前回の符号化時での符号量及び符号化パラメータと、符号化するフレームレートと、前記出力部の出力レートとの何れか1つ以上によって、次の符号化パラメータを決定することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記請求項1記載のマルチストリーム符号化制御装置において、前記2種以上の互いに異なる符号化方式は、1つ以上の静止画符号化方式と1つ以上の動画符号化方式であり、前記符号化予測部は、前記2種以上の互いに異なる符号化方式の各々について、符号化後の符号量及び符号化パラメータと、前記符号化時よりも前回の符号化時での符号量及び符号化パラメータと、符号化するフレームレートと、前記出力部の出力レートとの何れか1つ以上によって、次の符号化パラメータを決定することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記請求項2記載のマルチストリーム符号化制御装置において、前記2つ以上の互いに異なる動画符号化方式は、各々、映像信号の各フレーム毎に符号化処理が異なり、前記符号化予測部は、前記各符号化方式において映像信号の各フレーム毎に符号化処理が異なって符号量が変動することを予測して、次に符号化する符号量を制御することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記請求項3記載のマルチストリーム符号化制御装置において、静止画符号化方式での静止画の符号化結果を複数に分割して前記出力部へ渡す分割部を有し、前記出力部は、分割されたデータサイズを前記符号化予測部に通知し、前記符号化予測部は、前記出力部の出力レートと、前記分割されたデータサイズとに基づいて、動画符号化方式での動画符号化処理の符号量を制御をすることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4記載のマルチストリーム符号化制御装置において、前記符号化予測部は、次に符号化する符号量の制御について、周期的に符号量が変動する情報を保持し、符号量が多いフレームが重ならないように制御することを特徴とする。
請求項7記載の発明のカメラシステムは、前記請求項1〜6の何れか1項に記載のマルチストリーム符号化制御装置を備えたことを特徴とする。
以上により、請求項1記載の発明では、2種以上の異なる符号化方式の映像信号を同時に出力する際に、それ等複数の符号化方式で各々符号化された符号量の単位時間当たりの総和を、出力部の符号データ出力速度に合わせて制御することが可能であるので、常に、その単位時間当たりの符号量の総和を出力部の伝送速度に応じた最大総和に制御でき、よって、符号化に伴う画質劣化を抑制して、高精細な画像を配信できる。
しかも、各符号化方式で符号化した符号量を再符号化する必要がないので、遅延なく高精細な画像を配信することが可能である。
また、請求項3記載の発明では、動画符号化方式の特徴に合わせて静止画像を出力できるので、動画像の画質劣化を抑制して高精細な画像を配信しつつ、静止画の出力が可能である。
更に、請求項4記載の発明では、複数の符号化方式で各々符号化する際に、符号量が大きくなるピクチャ同士が重ならないように制御できるので、単位時間当たりの符号量総和が出力部の符号データ出力速度に応じた符号量を越えることを防止でき、画質劣化を抑制することが可能である。
加えて、請求項5記載の発明では、動画符号化方式の特徴に合わせて静止画像を出力できるので、動画像の画質劣化を抑制して高精細な画像を配信しつつ、静止画の出力が可能である。
また、請求項6記載の発明では、H.264などの動画符号化方式において符号量が大きくなるピクチャが重ならないように制御できるので、単位時間当たりの符号量総和が出力部の符号データ出力速度に応じた符号量を越えることを防止でき、画質劣化を抑制することが可能である。
以上説明したように、請求項1〜7記載の発明によれば、2種以上の異なる符号化方式の映像信号を同時に出力する際に、それ等複数の符号化方式で各々符号化された符号量の単位時間当たりの総和を、出力部の伝送速度に合わせて制御することが可能であるので、常に、その単位時間当たりの符号量の総和を出力部の伝送速度に応じた最大総和に制御でき、高精細な画像を配信できる。
しかも、各符号化方式で符号化した符号量を再符号化する必要がないので、遅延なく高精細な画像を配信することができる。
従来の符号化配信システムのブロック構成図である。 本発明の第1の実施形態のマルチストリーム符号化制御装置の全体構成を示すブロック図である。 同マルチストリーム符号化制御装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態のマルチストリーム符号化制御装置を搭載したWebカメラの全体構成を示すブロック図である。 (a)は同Webカメラの動作を示すフローチャート図、同図(b)は同図(a)の動作フローチャートのステップS504及びS506の詳細を示すフローチャート図である。である。 本発明の第3の実施形態のマルチストリーム符号化制御装置を搭載したWebカメラの全体構成を示すブロック図である。 (a)は同Webカメラの動作を示すフローチャート図、同図(b)は同図(a)の動作フローチャートのステップS504及びS506の詳細を示すフローチャート図である。
以下、本発明を実施形態について図面を参照しながら説明する
(実施形態1)
図2は、本発明の実施形態1に関わるマルチストリーム符号化制御装置の全体構成を示す。
図1に示したマルチストリーム符号化制御装置は、外部から符号化したい映像信号を入力する入力部201と、入力された映像信号を所定の符号化方式に合わせて符号化する符号化部202とを備える。前記符号化部202は、互いに異なる2つの符号化方式で入力映像信号を符号化する符号化処理部205、206を有する。
更に、図1に示したマルチストリーム符号化制御装置は、前記符号化部202で符号化された符号データを出力する出力部203と、符号化予測部204とを具備する。前記符号化予測部204は、前記出力部203の符号データ出力速度と、前記符号化部202の2つの各符号化処理部205、206での符号化結果とを入力して、次回符号化する場合の前記符号化処理部205、206での総符号量を制御する。
次に、映像信号が外部から入力された場合の動作について図2の構成図と図3のフローチャートに基づいて説明する。
図3のステップS301では、入力部201にて外部から入力された画像を取得する。次に、ステップS302では、符号化部202へ取得した映像信号を入力し、所望の符号化処理が一方の符号化処理部205での符号化か他方の符号化処理部206での符号化かを判断し、符号化処理部205での符号化の場合はステップS303に進み、符号化処理部206での符号化の場合はステップS305に進む。
ステップS303、S304及びステップS305、S306は、各々、前記符号化処理部205、206での処理を示しており、ステップS303、S305では、符号化予測部204にて、出力部203の符号データ出力速度と、単位時間当たりの各符号化処理部205、206で符号化処理した2つの符号量の総和と、その各符号化処理でのフレームレートと、その各符号化処理でのビットレートと、前回の符号化時に設定された符号化パラメータとに基づいて、各符号化処理部205、206にて次に符号化する場合の各符号化パラメータを決定する。
ステップS304、S306では、各符号化処理部205、206での符号化方式に則って入力映像信号を各々符号化する。その後、ステップS307では、各符号化処理部205、206で符号化した結果を前記符号化予測部204へ通知し、符号化予測部204はその保持している情報を前記通知情報に基づいて更新する。ステップS308では、各符号化処理部205、206で符号化された各符号データを出力部203から出力処理する。
(実施形態2)
図4は本発明の第2の実施形態を示す。
図4は、2つの異なる動画符号化形式がH.264とMPEG4であるマルチストリーム符号化制御装置を搭載したWebカメラの構成を示す。
同図のWebカメラは、入力された映像光を電気信号に変換する撮像素子から読み出された映像信号を取得する画像入力部401と、YC生成と所望の画像サイズにリサイズするYC生成・リサイズ部402と、得られたYCデータについてH.264符号化をする符号化処理部406及びMPEG4符号化をする符号化処理部407からなる符号化部403と、その符号化した符号データをUSB出力する出力部404と、前記出力部404の符号データ出力速度及び前記各符号化処理部406、407の符号化結果を入力して次回に前記前記各符号化処理部406、407で符号化する場合の符号量の制御を行う符号化予測部405とを備え、前記出力部404から接続先のホストPC408へUSBケーブル経由で符号データの送信を行う構成である。
次に、映像信号が外部から入力された場合の動作について図4の構成図と図5のフローチャートより説明する。
図5(a)において、ステップS501では、画像入力部401にて外部から入力された映像光を電気信号に変換する撮像素子から読み出された映像信号を取得する。ステップS502では、YC生成・リサイズ部402において、前記取得された映像信号についてYC生成及び所望の画像サイズにリサイズする。次のステップS503では、前記YC生成・リサイズされた画像を符号化部403へ入力して、所望の符号化処理対象の符号化処理部406又は407を選択する。
ステップS504、S505及びステップS506、S507は、各々、符号化処理部406、407での符号化処理を示している。ステップS504及びS506では、符号化予測部405にて、USB出力部404の符号データ出力速度と、各符号化処理部406、407での符号化処理結果とに基づいて、これ等符号化処理部406、407で各々次に符号化する場合の符号化パラメータを決定する。
ステップS505とS507では、各符号化処理部406、407において、各々、自己の符号化方式に則り、前記YC生成・リサイズ部402からの入力画像を符号化する。ステップS508では、前記各符号化処理部406、407で符号化した各々の結果を符号化予測部405へ通知し、符号化予測部405は保持している情報をその通知された情報に基づいて更新する。ステップS509では、前記符号化処理部406、407で符号化された各々の符号データをUSB出力部404からホストPC408へ出力する。
図5(b)は、前記図5(a)のステップS504とS505での符号化予測処理の詳細を示したフローチャートである。
同図(b)のフローチャートにおいて、ステップS510では、前記図5(a)のステップS508で保持した例えば符号化処理部406での前回のH.264符号化結果であり、符号量、符号化パラメータであるQp値(量子化パラメータ)、次のピクチャタイプを読み出す。
ステップS511とステップS512では、他の符号化形式であるMPEG4符号化処理での符号処理部407の前回の符号化結果(符号量、Qp値、次のピクチャタイプ)を取得する。また、ステップS513では、USB出力部404の出力情報として出力ビットレートと、符号化処理部406、407での単位時間当たりの各出力符号量の総和を取得する。
そして、ステップS514では、各符号処理部406、407で次に符号化する符号化パラメータを決定するために、前記取得したUSB出力部404の出力ビットレートと、単位時間当たりの出力符号量総和とに基づいて、出力可能符号量を算出すると共に、例えば符号化処理部406で次にH.264符号化する1フレーム当たりの符号量を算出し、この次のピクチャタイプが符号量の大きいIピクチャである場合に、符号化処理部407で次にMPEG4符号化処理もIピクチャであるときには、単位時間当たりの符号量が大きくなるため、符号化処理部407で次にMPEG4符号化処理するピクチャタイプをP又はBピクチャに選択し、その後、符号化処理部407での前回の符号量と次にMPEG4符号化する1フレーム当たりの符号量とを比較し、同等の場合は前回の符号化時と同じQp値、前回の符号量の方が小さい場合には前回の符号化時よりもQp値を減らし、逆に前回の符号量の方が大きい場合には前回の符号化時よりもQp値を増やす制御を行うように、次の符号化パラメータQp値を決定する。
(実施形態3)
図6は本発明の第3の実施形態を示す。
同図は、動画符号化形式であるH.264と静止画符号化形式であるJPEGとを2種の異なる符号化形式とするマルチストリーム符号化制御装置を搭載したWebカメラ(カメラシステム)の構成を示す。
図6に示したWebカメラは、入力された映像光を電気信号に変換する撮像素子から読み出された映像信号を取得する画像入力部601と、YC生成と所望の画像サイズにリサイズするYC生成・リサイズ部602と、得られたYCデータをH.264符号化する符号化処理部606と、JPEG符号化をする符号化処理部607とからなる符号化部603と、この符号化された符号データをUSB出力するUSB出力部604と、USB出力部604の符号データ出力速度及び各符号化処理部606、607の符号化結果を入力して各符号化処理部606、607で次回に符号化する場合の各々の符号量を制御する符号化予測部605と、静止画用のJPEG符号化された符号データを固定長に分割して一定周期で出力部604へ出力する分割部608とを備え、前記USB出力部604から接続先のホストPC609へUSBケーブル経由でデータの送信を行う構成である。
次に、映像信号が外部から入力された場合の動作について、図6の構成図と図7のフローチャートより説明する。
図7(a)において、ステップS701では画像入力部601にて外部から入力された映像光を電気信号に変換する撮像素子から読み出された映像信号を取得する。ステップS702では、YC生成・リサイズ部602において、取得した映像信号をYC生成及び所望の画像サイズにリサイズする。その後、ステップS703では、YC生成・リサイズした画像を符号化部603へ入力し、所望の符号化処理対象を選択する。
ステップS704、S705及びステップS706、S707は、各々、符号化処理部606、607での処理を示している。ステップS704とS706では、符号化予測部605にて、USB出力部604の符号データ出力速度と、各符号化処理部606、607での各符号化結果とに基づいて、次に各符号化処理部606、607で符号化する際の各々の符号化パラメータを決定する。
ステップS706とS707では、各符号化処理部606、607での符号化方式に則って入力画像信号を符号化する。ステップS708では、各符号化処理部606、607での符号化結果を符号化予測部605へ通知し、符号化予測部605は、保持している情報を前記通知された情報に基づいて更新する。また、ステップS707では、JPEG符号化されたデータを固定長に分割する情報を一定周期で分割部608へ通知する。
その後、ステップS709では、各符号化処理部606、607で符号化された各々の符号データをUSB出力部604からホストPC609へ出力する。
このとき、符号化処理部607で符号化された静止画用符号データは、分割部608にて所望の時間内に転送できるように固定長に分割され、一定周期でUSB出力部604へ出力する。
図7(b)は、前記図7(a)のフローチャートのステップS604とS605の詳細を示すフローチャートである。同図において、ステップS710では、図7(a)のステップS708で保持したH.264符合化処理の前回の符号化結果である符号量、Qp値、次のピクチャタイプを読み出す。
その後、ステップS711とステップS712では、符号化処理部607でのJPEG符号化形式の前回の符号化結果(符号量、量子化テーブル、スケールファクタ)を取得する。続くステップS713では、USB出力部604の出力情報として出力ビットレート、両符号化処理部606、607の単位時間当たりの出力符号量総和を取得する。
ステップS714では、各符号化処理部606、607で次に符号化する各々の符号化パラメータを決定するために、前記取得した出力ビットレートと、単位時間当たりの出力符号量総和と、JPEGの一定周期の出力符号量とに基づいて、出力可能符号量算出を算出すると共に、H.264符合化処理部606で次に符号化する1フレーム当たりの符号量を算出して、前回の1フレーム当たりの符号量と次に符号化する1フレーム当たりの符号量とを比較し、同等の場合は同じQp値に、前回の符号量が小さい場合はQp値を減らし、前回の符号量が大きい場合はQp値を増やす制御を行うよう、次の符号化パラメータを決定する。JPEG符号化処理部607は、前回の符号量に基づいて、分割部608で使用する固定長の情報を算出する。
以上説明したように、本発明のマルチストリーム符号化制御装置は、出力部の出力転送速度を考慮してその出力帯域範囲一杯に使用しつつ、動画像の画質劣化を抑制して高画質の動画像をリアルタイムに出力できるので、例えば、監視カメラ、WEBカメラなどのネットワークカメラや、車載カメラ、ドライブレコーダなどの自動車搭載用カメラ、TVやPC接続によるTV会議システムやTV電話などに利用すると、好適である。
201 入力部
202 符号化部
203 出力部
204 符号化予測部
205、206 符号化処理部
401、601 画像入力部
402、602 YC生成・リサイズ部
403、603 符号化部
404、604 USB出力部
405、605 符号化予測部
406、606 H.264符号化処理部
407 MPEG4符号化処理部
408、609 ホストPC
607 JPEG符号化処理部
608 分割部

Claims (7)

  1. 映像信号を入力する画像入力部と、
    前記画像入力部に入力された前記映像信号を、2種以上の互いに異なる符号化方式に合わせて符号化する符号化部と、
    前記符号化部で符号化された2種以上の符号化データを出力する出力部と、
    前記符号化部での符号化結果に基づいて、前記符号化部での次の符号化設定を決定する符号化予測部とを備え、
    前記符号化予測部は、
    2種以上の異なる符号化方式での符号化結果と、それ等の符号化時に設定された符号化パラメータとに基づいて、前記2種以上の異なる符号化方式での総符号量を制御する
    ことを特徴とするマルチストリーム符号化制御装置。
  2. 前記請求項1記載のマルチストリーム符号化制御装置において、
    前記2種以上の互いに異なる符号化方式は、2種以上の異なる動画符号化方式であり、
    前記符号化予測部は、
    前記2種以上の互いに異なる符号化方式の各々について、
    符号化後の符号量及び符号化パラメータと、
    前記符号化時よりも前回の符号化時での符号量及び符号化パラメータと、
    符号化するフレームレートと、
    前記出力部の出力レートとの何れか1つ以上によって、
    次の符号化パラメータを決定する
    ことを特徴とするマルチストリーム符号化制御装置。
  3. 前記請求項1記載のマルチストリーム符号化制御装置において、
    前記2種以上の互いに異なる符号化方式は、1つ以上の静止画符号化方式と1つ以上の動画符号化方式であり、
    前記符号化予測部は、
    前記2種以上の互いに異なる符号化方式の各々について、
    符号化後の符号量及び符号化パラメータと、
    前記符号化時よりも前回の符号化時での符号量及び符号化パラメータと、
    符号化するフレームレートと、
    前記出力部の出力レートとの何れか1つ以上によって、
    次の符号化パラメータを決定する
    ことを特徴とするマルチストリーム符号化制御装置。
  4. 前記請求項2記載のマルチストリーム符号化制御装置において、
    前記2つ以上の互いに異なる動画符号化方式は、各々、映像信号の各フレーム毎に符号化処理が異なり、
    前記符号化予測部は、
    前記各符号化方式において映像信号の各フレーム毎に符号化処理が異なって符号量が変動することを予測して、次に符号化する符号量を制御する
    ことを特徴とするマルチストリーム符号化制御装置。
  5. 前記請求項3記載のマルチストリーム符号化制御装置において、
    静止画符号化方式での静止画の符号化結果を複数に分割して前記出力部へ渡す分割部を有し、
    前記出力部は、分割されたデータサイズを前記符号化予測部に通知し、
    前記符号化予測部は、
    前記出力部の出力レートと、前記分割されたデータサイズとに基づいて、動画符号化方式での動画符号化処理の符号量を制御をする
    ことを特徴とするマルチストリーム符号化制御装置。
  6. 請求項4記載のマルチストリーム符号化制御装置において、
    前記符号化予測部は、
    次に符号化する符号量の制御について、周期的に符号量が変動する情報を保持し、符号量が多いフレームが重ならないように制御する
    ことを特徴とするマルチストリーム符号化制御装置。
  7. 前記請求項1〜6の何れか1項に記載のマルチストリーム符号化制御装置を備えた
    ことを特徴とするカメラシステム。
JP2010217221A 2010-09-28 2010-09-28 マルチストリーム符号化制御装置及びカメラシステム Withdrawn JP2012074844A (ja)

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