JP2012073843A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、審査拠点で必要なコンテンツの審査を行い、且つ、審査拠点への処理負荷を軽減させることが可能な情報通信システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
コンテンツIDを受信したWebサーバWSは、コンテンツIDを埋め込んだWebページを生成する。WebサーバWSは、生成されたWebページを、SNSサーバへ通知する。SNSは、特定のユーザにしかコンテンツが閲覧、または、取得されないため、作成コンテンツの審査が不要な場合がある。これにより、センターサーバCSの処理負荷を低減させると共に、特定のユーザのみ閲覧可能なSNSでは、によりコンテンツの審査なしに作成コンテンツを投稿することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ネットワークに接続される端末装置により、ネットワークへコンテンツが投稿される情報通信システムに関する。具体的には、ネットワークへ投稿されるコンテンツが、ネットワークに公開して良いコンテンツか否かを審査する情報通信システムに関する。
近年、インターネットの普及、及び、情報処理装置の多機能化により、ユーザにより様々なコンテンツが作成可能になり、ネットワークに投稿されつつある。一般的に、このようにユーザにより投稿されるコンテンツは、公開前に、インターネットに公開されて良いコンテンツであるか否かが審査される。例えば、作成されたコンテンツを投稿するシステムがある場合を想定する。この場合、システムを運営する運営側の審査者により、コンテンツが審査される。例えば、特許文献1に記載の技術により、審査プロセスを経て合格とされたコンテンツのみが、ネットワークに公開される。
特開平11−306100号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、投稿されるコンテンツが増えると、コンテンツを審査する審査拠点への処理負荷が増大する。具体的には、審査拠点へのコンテンツのアップロード、他の端末装置からのダウンロード処理である。このため、従来技術では、審査拠点へのアクセス集中が課題となっていた。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、審査拠点で必要なコンテンツの審査を行い、且つ、審査拠点への処理負荷を軽減させることが可能な情報通信システムを提供することである。
請求項1に記載の発明によれば、ネットワークに接続される複数の端末装置のいずれかに前記ネットワークを介して公開されるコンテンツであって、前記複数の端末装置の中の第1端末装置から投稿された前記コンテンツを取得する第1取得手段と、前記第1取得手段により取得された前記コンテンツが審査不要なコンテンツであるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により審査不要なコンテンツであると判定されたとき、審査不要と判定されたコンテンツを、前記複数の端末装置のいずれかへの公開を許可する許可手段と、前記許可手段により許可された前記コンテンツを前記複数の端末装置のいずれかへの公開を指示する公開手段と、前記判定手段により審査必要なコンテンツであると判定されたとき、審査必要と判定されたコンテンツを、前記審査必要と判定されたコンテンツの内容がネットワークに公開可能か否かを審査する審査装置へ審査を要求する第1要求手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
請求項2に記載の発明によれば、前記第1取得手段は、前記コンテンツと、前記コンテンツが前記複数の端末装置の中の特定の端末装置または前記端末装置の特定のユーザが参加可能な特定サイトへ投稿することを示す第1識別情報とを取得し、前記第1取得手段により前記第1識別情報が取得されたとき、前記判定手段は、前記特定サイトへ投稿するコンテンツを、審査不要なコンテンツとして判定し、前記公開手段は、前記審査不要なコンテンツと判定された前記コンテンツを、前記特定サイトへの公開を指示することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記第1取得手段は、前記コンテンツと、前記特定サイトへ投稿し且つネットワークに接続される複数の端末装置のいずれかに一般公開することを示す第2識別情報とを取得し、前記第1取得手段により前記第2識別情報が取得されたとき、前記公開手段は、前記第1取得手段により取得された前記コンテンツを、前記特定サイトへの公開を指示し、前記公開手段により前記コンテンツが前記特定サイトへの公開を指示することに応じて、前記第1要求手段は、前記コンテンツの審査を前記審査装置へ要求することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記情報通信システムは、複数の拠点により構成され、各拠点に接続される前記情報処理装置がオーバーレイネットワークにより接続される前記情報通信システムであって、前記情報通信システムは、前記オーバーレイネットワークに投入されるコンテンツを管理する管理装置を備え、前記情報処理装置は、前記判定手段により審査不要なコンテンツと判定されたとき、前記審査不要と判定されたコンテンツを、前記オーバーレイネットワークに投入可能な状態へ変換する変換手段と、前記変換手段により前記オーバーレイネットワークに投入可能な状態へ変換されたとき、前記変換されたコンテンツを署名する署名情報の付与を、前記署名情報を管理する前記管理装置へ要求する第2要求手段と、前記第2要求手段により要求された前記署名情報を前記管理装置から取得する第2取得手段と、前記第2取得手段により前記署名情報が取得されたことに応じて、前記変換手段により変更された前記コンテンツを前記オーバーレイネットワークに投入する投入手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記情報通信システムは、複数の拠点により構成され、各拠点に接続される前記情報処理装置がオーバーレイネットワークにより接続される前記情報通信システムであって、前記情報通信システムは、前記オーバーレイネットワークに投入可能な状態へ前記コンテンツを変換し、前記オーバーレイネットワークに変更されたコンテンツを投入する管理装置を備え、前記判定手段により審査不要なコンテンツと判定されたとき、前記審査不要と判定されたコンテンツを、前記管理装置へ送信する送信手段を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、ネットワークに接続される複数の端末装置のいずれかに前記ネットワークを介して公開されるコンテンツであって、前記複数の端末装置の中の第1端末装置から投稿された前記コンテンツを前記情報処理装置が取得する第1取得ステップと、前記第1取得ステップにより取得された前記コンテンツが審査不要なコンテンツであるか否かを前記情報処理装置が判定する判定ステップと、前記判定ステップにより審査不要なコンテンツであると判定されたとき、審査不要と判定されたコンテンツを、前記複数の端末装置のいずれかへの公開を前記情報処理装置が許可する許可ステップと、前記許可ステップにより許可された前記コンテンツを前記複数の端末装置のいずれかへの公開を前記情報処理装置が指示する公開ステップと、前記判定ステップにより審査必要なコンテンツであると判定されたとき、審査必要と判定されたコンテンツを、前記審査必要と判定されたコンテンツの内容がネットワークに公開可能か否かを審査する審査装置へ審査を、前記情報処理装置が要求する第1要求ステップと、を含む情報通信方法である。
請求項7に記載の発明によれば、ネットワークに接続される複数の端末装置のいずれかに前記ネットワークを介して公開されるコンテンツであって、前記複数の端末装置の中の第1端末装置から投稿された前記コンテンツを取得する第1取得ステップと、前記第1取得ステップにより取得された前記コンテンツが審査不要なコンテンツであるか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより審査不要なコンテンツであると判定されたとき、審査不要と判定されたコンテンツを、前記複数の端末装置のいずれかへの公開を許可する許可ステップと、前記許可ステップにより許可された前記コンテンツを前記複数の端末装置のいずれかへの公開を指示する公開ステップと、前記判定ステップにより審査必要なコンテンツであると判定されたとき、審査必要と判定されたコンテンツを、前記審査必要と判定されたコンテンツの内容がネットワークに公開可能か否かを審査する審査装置へ審査を要求する第1要求ステップと、を実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項1に記載の発明によれば、許可手段は、判定手段により審査不要なコンテンツであると判定されたとき、審査不要と判定されたコンテンツを、複数の端末装置のいずれかへの公開を許可する。公開手段は、許可手段により許可されたコンテンツを複数の端末装置のいずれかへの公開を指示する。第1要求手段は、判定手段により審査必要なコンテンツであると判定されたとき、審査必要と判定されたコンテンツを、審査必要と判定されたコンテンツの内容がネットワークに公開可能か否かを審査する審査装置へ審査を要求する。従って、審査が必要なコンテンツは審査装置へ送信し、審査が不要なコンテンツはネットワークへ公開される。この結果、審査が必要なコンテンツのみが審査装置へ送信されるため、審査装置の処理負荷を軽減させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1取得手段は、コンテンツと、コンテンツが複数の端末装置の中の特定の端末装置または端末装置の特定のユーザが参加可能な特定サイトへ投稿することを示す第1識別情報とを取得する。第1取得手段により第1識別情報が取得されたとき、判定手段は、特定サイトへ投稿するコンテンツを、審査不要なコンテンツとして判定する。特定サイトへ投稿されるコンテンツは、限られたユーザまたは端末装置にしか閲覧することができない。従って、限られたユーザまたは端末装置により閲覧可能なコンテンツを審査不要と判定し、ネットワークに接続される不特定多数のユーザまたは端末装置により閲覧可能なコンテンツを審査必要と判定する。この結果、特定サイトに投稿するコンテンツは一般ユーザにより閲覧できないため、投稿コンテンツを公開することによるリスクを最低限に抑えながら、審査装置の処理負荷を軽減させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1取得手段は、コンテンツと、特定サイトへ投稿し且つネットワークに接続される複数の端末装置のいずれかに一般公開することを示す第2識別情報とを取得する。第1取得手段により第2識別情報が取得されたとき、公開手段は、第1取得手段により取得されたコンテンツを、特定サイトへの公開を指示する。公開手段によりコンテンツが特定サイトへの公開を指示することに応じて、第1要求手段は、コンテンツの審査を審査装置へ要求する。この結果、特定サイトと一般のネットワークとの両方へコンテンツを投稿する場合であっても、審査装置の処理負荷を軽減させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、情報通信システムは、複数の拠点により構成される。さらに、情報通信システムは、各拠点に接続される情報処理装置がオーバーレイネットワークにより接続される。情報通信システムは、オーバーレイネットワークに投入されるコンテンツを管理する管理装置を備える。第2要求手段は、変換手段によりオーバーレイネットワークに投入可能な状態へ変換されたとき、変換されたコンテンツを署名する署名情報の付与を、署名情報を管理する前記管理装置へ要求する。
第2取得手段は、第2要求手段により要求された署名情報を管理装置から取得する。投入手段は、第2取得手段により署名情報が取得されたことに応じて、変換手段により変更されたコンテンツをオーバーレイネットワークに投入する。この結果、審査装置の処理負荷を軽減させるとともに、オーバーレイネットワークへの投稿処理を行う管理装置の処理負荷も軽減することができる。
請求項5に記載の発明によれば、情報通信システムは、複数の拠点により構成される。さらに、情報通信システムは、各拠点に接続される情報処理装置がオーバーレイネットワークにより接続される。情報通信システムは、オーバーレイネットワークに投入可能な状態へ前記コンテンツを変換し、オーバーレイネットワークに変更されたコンテンツを投入する管理装置を備える。送信手段は、判定手段により審査不要なコンテンツと判定されたとき、審査不要と判定されたコンテンツを、管理装置へ送信する。この結果、審査不要と判定されたコンテンツを管理装置へ送信できるため、審査不要のコンテンツを迅速にオーバーレイネットワークへ投入することができる。
請求項6に記載の発明によれば、許可ステップは、前記判定ステップにより審査不要なコンテンツであると判定されたとき、審査不要と判定されたコンテンツを、複数の端末装置のいずれかへの公開を情報処理装置が許可する。公開ステップは、許可ステップにより許可されたコンテンツを複数の端末装置のいずれかへの公開を情報処理装置が指示する。第1要求ステップは、判定ステップにより審査必要なコンテンツであると判定されたとき、審査必要と判定されたコンテンツを、審査必要と判定されたコンテンツの内容がネットワークに公開可能か否かを審査する審査装置へ審査を、情報処理装置が要求する。従って、審査が必要なコンテンツは審査装置へ送信し、審査が不要なコンテンツはネットワークへ公開される。この結果、審査が必要なコンテンツのみが審査装置へ送信されるため、審査装置の処理負荷を軽減させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、許可ステップは、前記判定ステップにより審査不要なコンテンツであると判定されたとき、審査不要と判定されたコンテンツを、前記複数の端末装置のいずれかへの公開を許可する。公開ステップは、許可ステップにより許可されたコンテンツを複数の端末装置のいずれかへの公開を指示する。第1要求ステップは、判定ステップにより審査必要なコンテンツであると判定されたとき、審査必要と判定されたコンテンツを、審査必要と判定されたコンテンツの内容がネットワークに公開可能か否かを審査する審査装置へ審査を要求する。従って、審査が必要なコンテンツは審査装置へ送信し、審査が不要なコンテンツはネットワークへ公開される。この結果、審査が必要なコンテンツのみが審査装置へ送信されるため、審査装置の処理負荷を軽減させることができる。
本実施形態における情報通信システムSにおける各ノード装置Tm−nの接続態様の一例を示す図である。 本実施形態のSNS範囲公開処理の説明を行う説明図である。 本実施形態の一般ユーザへコンテンツを公開する公開処理の説明を行う説明図である。 本実施形態のノード装置の電気的構成を示すブロック図である。 ノード装置におけるメイン動作の処理手順を示すフローチャートである。 ノード装置におけるSNS範囲公開処理の処理手順を示すフローチャートである。 ノード装置における審査処理の処理手順を示すフローチャートである。
[最良の実施形態]
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、ピアツーピア型の情報通信システムに本発明を適用した場合の実施形態である。
[情報通信システムSの概要構成]
始めに、図1を参照して、本実施形態における情報通信システムSの概要構成について説明する。図1は、本実施形態における情報通信システムSにおける各ノード装置の接続態様の一例を示す図である。
図1に示すように、情報通信システムSは、複数のノード装置Tm−n(n=1,2,3・・・の何れか)から構成されている。複数のノード装置Tm−nは、ネットワークNWを介して互いに通信可能である。このネットワークNWは、現実世界の通信ネットワークである。例えば、インターネットである。
ネットワークNWは、各拠点ネットワークNLm(m=1,2,3・・・の何れか)を相互接続するためのネットワークである。このネットワークNWは、例えば、インターネットやWAN(Wide Area Network)等である。そして、ネットワークNWは、例えば、IX(Internet Exchange)、ISP(Internet Service Provider)、DSL(Digital Subscriber Line)回線事業者の装置、FTTH(Fiber To The Home)回線事業者の装置、及び通信回線等によって構築されている。なお、ネットワークNWは、情報通信システムS専用のネットワークであっても良い。
本実施形態では、ネットワークNW内に、1つ以上の各拠点ネットワークNLmが形成される。また、各拠点ネットワークNLmには、複数のノード装置Tm−n(n=1,2,3・・・の何れか)が接続されている。各拠点ネットワークNLmは、夫々拠点mの敷地内に構築されたネットワークである。拠点としては、例えば、会社、学校、病院、塾、カラオケボックス等がある。この拠点ネットワークNLmは、例えば、LAN等により構築されている。或いは、拠点ネットワークNLmは、複数のLANが相互接続して構築されたネットワークであっても良い。この場合、複数のLANは、ルータ等のネットワーク機器を介して接続される。複数のLANが相互接続されたネットワークとしては、例えば、CAN(Campus Area Network)等がある。各拠点ネットワークNLmには、ブロードバンドルータBRが接続されている。各拠点ネットワークNLmには、ファイアウォールFWが備えられても良い。ファイアウォールFW又はブロードバンドルータBRは、拠点内に接続されるノード装置Tm−nと、その拠点に接続されるノード装置Tm−n以外のノード装置Tm−nとを通信可能にする通信機器である。ファイアウォールFW又はブロードバンドルータBRは、公知であるので詳細な説明は省略する。ファイアウォールFW又はブロードバンドルータBRの何れが拠点に設置されるかは、拠点毎に任意に決定される。本実施形態の拠点ネットワークNLmは、例えば、LAN(Local Area Network)である。具体的には、拠点ネットワークNLmは、各カラオケボックスに備えられたブロードバンドルータBRである。
本実施形態では、ネットワークNWには、複数のノード装置Tm−nが備えられている。各拠点がLANの場合、各拠点NL1またはNL2が備えるノード装置T1−1〜T1−6、または、ノード装置T2−1〜T2−6は、LANに接続される一般的なパーソナルコンピュータであっても良い。また、各拠点がカラオケボックスの場合、各拠点NL1またはNL2が備えるノード装置T1−1〜T1−6、または、ノード装置T2−1〜T2−6は、カラオケボックスが備えるコマンダーである。各カラオケボックスには、コマンダーが接続されている。コマンダーとは、ネットワークNWを介して、所定の装置からカラオケデータを受信して再生する装置である。カラオケボックスに設置される複数のコマンダーがブロードバンドルータBRに接続される。
また、本実施形態では、拠点に接続されるノード装置T1−1〜T1−6またはノード装置T2−1〜T2−6以外に、拠点のブロードバンドルータBRを介さず、ネットワークNWに直接接続するノード装置がある。例えば、ノード装置T3−1、ノード装置T4−1、ノード装置T5−1である。ノード装置T3−1、ノード装置T4−1、ノード装置T5−1は、例えば、一般的なパーソナルコンピュータである。
本実施形態のノード装置Tm−nは、ネットワークNWにコンテンツを投稿することができる。以下、ノード装置Tm−nのユーザにより作成されたコンテンツを作成コンテンツと呼ぶ。本実施形態では、ノード装置Tm−nにインストールされたソフトウェアにより作成コンテンツの作成が可能である。また、ノード装置Tm−nにカメラが備えられる場合、カメラにより撮影された静止画または動画を用いて作成コンテンツが作成可能である。
コンテンツの投稿とは、例えば、作成コンテンツが、ネットワークNWを介して、ネットワークNWに接続されるノード装置Tm−nのいずれかから閲覧または視聴可能な状態にすることである。また、コンテンツの投稿とは、例えば、作成コンテンツが、ネットワークNWを介して、ネットワークNWに接続されるノード装置Tm−nのいずれかから取得(ダウンロードまたはストリーミング)可能なことである。具体的には、作成コンテンツが、所定の装置によりアップロードされる。アップロードされた作成コンテンツが、ネットワークNWに接続されるノード装置Tm−nのいずれかから閲覧または取得可能な状態にすることで、作成コンテンツが投稿されることになる。
本実施形態の情報通信システムSは、審査端末ET1または審査端末ET2を含む。審査端末ET1または審査端末ET2は、ブロードバンドルータBRを介してネットワークNWに接続される。審査端末ET1またはET2は、ノード装置Tm−nにより投稿された作成コンテンツを審査する。作成コンテンツが、公衆回線を通して不特定多数の一般ユーザに公開されると、作成コンテンツの内容によって、問題となる場合がある。このため、作成コンテンツが審査端末ET1またはET2により審査される。例えば、審査端末ET1またはET2を操作する審査者により、作成コンテンツの公開の可否が審査される。審査した結果、作成コンテンツの公開が許可されると、不特定多数の一般ユーザへの作成コンテンツの公開が可能となる。
本実施形態の情報通信システムSは、センターサーバCSと、WebサーバWSと、SNS(Social Networking Sight)サーバSSと、を含む。センターサーバCSと、WebサーバWSと、SNSサーバSSとは、ネットワークNWに接続される。
センターサーバCSは、後述するオーバーレイネットワークOLで送受信されるコンテンツのオリジナルを記憶する。また、センターサーバCSは、オーバーレイネットワークOLでコンテンツを送受信するために、各コンテンツに固有なコンテンツIDを付与する。コンテンツIDの詳細は、後述する。なお、本実施形態のセンターサーバCSは、本発明の管理装置の一例である。
WebサーバWSは、Webページを生成する。Webサーバで生成されるWebページは、コンテンツIDが埋め込まれたWebページである。コンテンツIDが埋め込まれたWebページが生成されることで、Webページを取得したノード装置Tm−nは、取得したコンテンツIDに基づいてコンテンツを取得することができる。コンテンツの取得方法については、後述する。
SNSサーバSSは、特定のユーザのみに閲覧可能なWebページを公開するサーバである。例えば、SNSサーバは、ログイン認証が成功した特定のユーザへのみ所定のWebページを公開する。なお、本実施形態では、SNSについて記載したがこれに限定されるものではない。例えば、ログイン認証等が成功した特定のユーザへのみコンテンツを公開するシステムであれば、特に限定されない。なお、本実施形態のSNSは、本発明の特定サイトの一例である。
[オーバーレイネットワークOLの説明]
以下、本実施形態のオーバーレイネットワークOLについて説明する。本実施形態の情報通信システムSは、大きく2つに分類される。(1)各拠点の代表装置がオーバーレイネットワークOLに参加する場合、(2)ネットワークNWのノード装置Tm−nがオーバーレイネットワークOLに参加する場合、の2つである。以下、(1)の場合のオーバーレイネットワークOLについて説明する。なお、本実施形態のブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nは、本発明の情報処理装置の一例である。
(1)の場合、各拠点の代表装置は、例えば、拠点サーバまたは図1に示すブロードバンドルータBRである。この場合、拠点サーバまたはブロードバンドルータBRには、コンテンツを記憶する記憶手段が備えられる。本実施形態では、図1に示すように、各拠点のブロードバンドルータBRがオーバーレイネットワークに参加している。この場合、情報通信システムSに接続されているブロードバンドルータBRには、所定桁数からなる固有の識別情報であるノードIDが割り当てられている。本実施形態の情報通信システムSでは、コンテンツ配信のためのオーバーレイネットワークOLが構築されている。オーバーレイネットワークOLは、ネットワークNW上に構築されたオーバーレイネットワークである。言い換えれば、オーバーレイネットワークOLは、物理的なネットワーク上に生成される論理的なネットワークである。また、オーバーレイネットワークOLは、特定のアルゴリズム、例えば、分散ハッシュテーブルを利用したアルゴリズムにより実現される。分散ハッシュテーブルを、以下、「DHT(Distributed Hash Table)」という。なお、DHTを用いたルーティングテーブルについては、特開2006−197400号公報等で公知である。各ブロードバンドルータBRは、夫々、DHT(Distributed Hash Table)を用いたルーティングテーブルを記憶している。このルーティングテーブルは、情報通信システムS上における各種制御メッセージの転送先を規定している。制御メッセージは、P2Pの情報通信システムSの運用を制御するメッセージである。言い換えれば、制御メッセージは、P2Pの情報通信システムSで、コンテンツの検索又はコンテンツの取得に用いるためのメッセージである。また、制御メッセージは、DHTのルーティングテーブルに従って送受信されるメッセージである。具体的に、このルーティングテーブルには、ID空間内で適度に離れたブロードバンドルータBRのノードID、IPアドレス及びポート番号を含むノード情報が複数登録されている。情報通信システムSに接続している1台のブロードバンドルータBRは、必要最低限のブロードバンドルータBRのノード情報をルーティングテーブルとして記憶している。各ブロードバンドルータBR間で互いに制御メッセージが転送されることで、ノード情報を記憶していないブロードバンドルータBRについてのノード情報が取得される。また、制御メッセージが、各ブロードバンドルータBRにより送受信されることで、情報通信システムSは、ピアツーピア型の情報通信システムとして動作可能である。
なお情報通信システムSへの接続は、情報通信システムSへ接続していないブロードバンドルータBRが、接続している任意のブロードバンドルータBRに対して情報通信システムSへの参加要求を示す参加メッセージを送信することによって行われる。情報通信システムSへの参加とは、ノード装置が情報通信システムSに接続され、情報通信システムSからコンテンツを取得可能になることである。また、言い換えれば、オーバーレイネットワークOLに参加するとは、DHTを用いたルーティングテーブルに基づいて他のノードNnとの間で各種メッセージを送受信できる状態に稼動することをいう。任意のブロードバンドルータBRは、例えば、情報通信システムSに常時接続しているコンタクトノードである。情報通信システムSへ参加するブロードバンドルータBRが、コンタクトノードへ参加メッセージを送信することで、ブロードバンドルータBRは、DHTのルーティングテーブルをコンタクトノードから取得することができる。
以下、(2)の場合のオーバーレイネットワークOLについて説明する。(2)の場合、図1に示す各ノード装置Tm−nがオーバーレイネットワークOLに参加する。この場合、情報通信システムSに接続されているノード装置Tm−nには、所定桁数からなる固有の識別情報であるノードIDが割り当てられている。各ノード装置Tm−nは、夫々、DHTを用いたルーティングテーブルを記憶している。このルーティングテーブルには、ID空間内で適度に離れたノード装置Tm−nのノードID、IPアドレス及びポート番号を含むノード情報が複数登録されている。情報通信システムSに接続している1台のノード装置Tm−nは、必要最低限のブロードバンドルータBRのノード情報をルーティングテーブルとして記憶している。各ノード装置Tm−n間で互いに制御メッセージが転送されることで、ノード情報を記憶していないノード装置Tm−nについてのノード情報が取得される。また、制御メッセージが、各ノード装置Tm−nにより送受信されることで、情報通信システムSは、ピアツーピア型の情報通信システムとして動作可能である。
(2)の場合では、各ノード装置Tm−nがピアツーピア方式で通信を行えるよう、ブロードバンドルータBRやファイアウォールFWにおいてポートフォワーディングの設定が行われる場合がある。例えば、ブロードバンドルータBRであれば、UPnP(Universal Plug and Play)機能等を利用して自動的にポートフォワーディングの設定が行われるようにしておくと良い。
なお、本実施形態のブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nは、本発明の情報処理装置の一例である。
[情報通信システムSのコンテンツ取得動作の説明]
情報通信システムSにおいては、内容の異なる様々なコンテンツが分散して保存される。(1)の場合、内容の異なる様々なコンテンツが、複数のブロードバンドルータBRに分散して保存される。(2)の場合、内容の異なる様々なコンテンツが、複数のノード装置Tm−nに分散して保存される。各コンテンツには、それぞれコンテンツ名及びコンテンツ毎に固有の識別情報であるコンテンツIDが付与されている。コンテンツIDは、オーバーレイネットワークOLで送受信されるコンテンツを識別する識別情報である。本実施形態の情報通信システムSは、オーバーレイネットワークOLによりコンテンツのP2P配信を行うことが可能である。本実施形態では、コンテンツIDとノードIDとは、同じ桁数のIDが付与される。
本実施形態では、コンテンツIDは、センターサーバCSにより付与される。付与されたコンテンツIDが、コンテンツを投稿したブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nに通知される。または、WebサーバWSに、コンテンツIDが通知される。
一般的なP2P型の情報通信システムSでは、センターサーバCSが、投入処理を行う。投入処理は、オーバーレイネットワークOLでコンテンツが分散して保存可能な形式に変換する処理である。具体的に、投入処理は、ウィルスチェック処理とDRM処理とコンテンツ分割処理とを含む。ウィルスチェック処理は、投稿される作成コンテンツにコンピュータウィルスが含まれていないかをチェックする処理である。DRM処理は、ウィルスチェックされたコンテンツに、DRM(Digital Rights Management)処理を行う。分割処理は、DRM処理が施されたコンテンツを分割し、分割したコンテンツにヘッダを付加してオーバーレイネットワークOLで送受信可能なデータに変換する処理である。本実施形態では、(1)の場合、投入処理は、各拠点の代表装置、例えば、ブロードバンドルータBRが行う。また、(2)の場合、投入処理は、各ノード装置Tm−nが行う。なお、本実施形態では、投入処理は、ブロードバンドルータBRとノード装置Tm−nとにより行われているが、従来どおり、センターサーバCSにより行われても良い。
本実施形態の分割処理について説明する。投入されたコンテンツが複数のデータに分割される。この分割されたデータを、以下「チャンク」という。分割されたチャンクにも夫々コンテンツIDが付与される。以下、チャンクに付与されるコンテンツIDを、チャンクIDと呼ぶ。各チャンクは、例えば、分割処理より、コンテンツを所定のデータサイズで分割することにより生成される。例えば、本実施形態では、チャンクの最小データサイズは、2MB(Mega Byte)である。また、チャンクの最大データサイズは、128MBである。ただし、チャンクに分割した結果、一部のチャンクが、2MBよりも小さくなってしまう場合もある。また、チャンクに分割する前のデータサイズがもともと2MBより小さい場合、2MB未満のデータサイズのチャンクとなる場合がある。本実施形態では、コンテンツが複数のチャンクに分割されている。本実施形態に記載のように、コンテンツが複数のチャンクに分割されなくても良い。分割されていないコンテンツが本実施形態に適用されても良い。
各チャンクは、(1)の場合、複数のブロードバンドルータBRに分散して保存される。また、(2)の場合、複数のノード装置Tm−nに分散して保存される。これにより、元となるコンテンツが複数のブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nに分散して保存されることになる。各チャンクのオリジナルは、センターサーバに保存されても良い。各チャンクには、それぞれシーケンス番号及びチャンクIDが付与されている。シーケンス番号は、例えば、分割された複数のチャンクを、元となるコンテンツを構成するように並べたときの並び順に相当する。チャンクIDは、チャンク毎に固有の識別情報である。本実施形態では、チャンクIDとノードIDとは、同じ桁数のIDが付与される。
各ノード装置は、あるコンテンツのコンテンツIDを取得すると、そのコンテンツを構成する各チャンクのチャンクIDを、そのシーケンス番号と対応付けて取得することができる。コンテンツを構成する各チャンクのチャンクIDは、メタ情報ファイルに含まれる。メタ情報ファイルは、複数のチャンクにより構成されるコンテンツのコンテンツIDにより検索されるコンテンツである。所望のコンテンツがコンテンツIDにより検索されるとき、まずは、メタ情報ファイルが取得される。取得されたメタ情報ファイルが含むチャンクIDにより、所望したコンテンツを構成するチャンクが取得される。これにより、所望のコンテンツを取得することができる。
コンテンツまたはチャンクを保存しているノード装置を、「コンテンツ保持ノード」という。また、コンテンツまたはチャンクの所在は、インデックス情報として、コンテンツまたはチャンクの所在を管理(記憶)しているノード装置により記憶される。以下、コンテンツまたはチャンクの所在を管理しているノード装置を、「ルートノード」という。インデックス情報は、コンテンツまたはチャンクを保存したノード装置のノード情報と、コンテンツIDまたはチャンクIDと等の組を含む。このようなルートノードは、例えば、コンテンツIDまたはチャンクIDと最も近いノードIDを有するノードNnであるように定められる。コンテンツIDまたはチャンクIDと最も近いノードIDとは、例えば、IDの上位桁が最も多く一致するノードIDである。
あるノード装置のユーザが、所望のコンテンツを取得したい場合、ノード装置は、所望されたコンテンツを構成する各チャンクを保存するコンテンツ保持ノードをそれぞれ検索する。以下、ユーザによりチャンクの取得を望むノード装置を、「ユーザノード」という。具体的に、ユーザノードは、検索メッセージを送信する。この検索メッセージは、取得を望むチャンクのコンテンツID及びユーザノードのノードIDを含む。この検索メッセージが、ユーザノードが記憶するDHTのルーティングテーブルに従って、他のノード装置に対して送信される。つまり、ユーザノードは、検索メッセージを、ルートノードに向けて送信する。これにより、検索メッセージは、コンテンツIDをキーとするDHTルーティングによって最終的にルートノードに到着することになる。なお、DHTルーティングについては、特開2006−197400号公報等で公知であるので、詳しい説明を省略する。
検索メッセージを受信したルートノードは、これに含まれるコンテンツIDに対応するインデックス情報をインデックス情報キャッシュから1または複数取得する。取得されたインデックス情報は、検索メッセージの送信元であるユーザノードに対して返信される。こうしてインデックス情報を取得したユーザノードは、インデックス情報に基づいて、コンテンツIDに対応するメタ情報ファイルを取得(ダウンロード)する。具体的に、ユーザノードは、インデックス情報に含まれるコンテンツ保持ノードのIPアドレス及びポート番号等に基づいて、コンテンツ要求メッセージをコンテンツ保持ノードに送信する。コンテンツ要求メッセージには、ユーザノードのノード情報、所望するコンテンツのコンテンツID及び取得を望むコンテンツのコンテンツIDが含まれている。コンテンツ要求メッセージを受信したコンテンツ保持ノードは、コンテンツ要求メッセージに含まれるコンテンツIDに対応するコンテンツをユーザノードに送信(アップロード)する。本実施形態では、コンテンツIDに対応するメタ情報ファイルが、ユーザノードに送信される。一方、所望するコンテンツを保存するコンテンツ保持ノードが存在しないとき、ユーザノードは、コンテンツ保持ノードのインデックス情報を取得することができない。この場合、ユーザノードは、センターサーバCSからコンテンツを取得しても良い。
あるいは、ルートノードは、インデックス情報に含まれるIPアドレス等に示されたコンテンツ保持ノードに対してコンテンツ送信要求メッセージを送信する。コンテンツ送信要求メッセージは、コンテンツ要求メッセージの送信元のノード情報を含む。コンテンツ送信要求を受信したコンテンツ保持ノードは、受信したメッセージが含むノード情報が示すユーザノードへコンテンツの送信(アップロード)を開始する。本実施形態では、コンテンツIDに対応するメタ情報ファイルがユーザノードに送信される。これにより、ユーザノードは、コンテンツ保持ノードからコンテンツを取得することが可能になる。そして、取得したメタ情報ファイルが含むチャンクIDが、ユーザノードにより取得される。取得されたチャンクIDに基づいて、ユーザノードは、上記と同じ方法によりチャンクを取得する。
そして、ユーザノードは、コンテンツ保持ノードからコンテンツまたはチャンクを取得して保存したとき、コンテンツまたはチャンクを公開する。コンテンツまたはチャンクの公開とは、ユーザノードがコンテンツ保持ノードとしてコンテンツまたはチャンクを保存したことをルートノードへ知らせることをいう。コンテンツまたはチャンクの公開により、公開したコンテンツ保持ノードから、公開されたコンテンツまたはチャンクを他のノード装置が取得可能になる。具体的に、コンテンツまたはチャンクを保存したユーザノードは、パブリッシュメッセージを送信する。パブリッシュメッセージは、コンテンツIDまたはチャンクID及び、コンテンツまたはチャンクを保存したユーザノードのノード情報を含む。パブリッシュメッセージは、ルートノードに向けて送出される。これにより、パブリッシュメッセージは、検索メッセージと同じように、コンテンツIDまたはチャンクIDをキーとするDHTルーティングによってルートノードに到着することになる。ルートノードは、受信したパブリッシュメッセージに含まれるノード情報及び、コンテンツIDまたはチャンクIDの組を含むインデックス情報をインデックス情報キャッシュに記憶する。こうして、上記ユーザノードは、新たに、上記コンテンツまたはチャンクを保存するコンテンツ保持ノードとなる。(2)の場合、ノード装置Tm−n自身が上述したユーザノードまたはルートノードまたはコンテンツ保持ノードとして機能して、オーバーレイネットワークOLに参加して、作成コンテンツの送受信を行う。
(1)の場合、ノード装置T1−1〜T1−6またはノード装置T2−1〜T2−6により投稿された作成コンテンツは、ブロードバンドルータBRにアップロードされる。ブロードバンドルータBRにアップロードされた作成コンテンツが、オーバーレイネットワークOLによりネットワークNWを介して送受信可能になる。例えば、拠点NL1に接続されるノード装置T1−1が作成コンテンツの取得を望む場合、ノード装置T1−1は、取得を望むコンテンツIDを含む取得要求を、ブロードバンドルータBRへ送信する。取得要求を受信したブロードバンドルータBRが、上記ユーザノードとして、検索メッセージを送信する。そして、ブロードバンドルータBRがインデックスキャッシュ情報を取得する。取得したインデックスキャッシュ情報に基づいて、ブロードバンドルータBRはコンテンツ要求メッセージを送信する。この結果、ノード装置T1−1が取得を要求した作成コンテンツがブロードバンドルータBRにより取得される。作成コンテンツを取得したブロードバンドルータBRが、ノード装置T1−1に作成コンテンツを提供することで、ノード装置T1−1は所望の作成コンテンツを取得することができる。
[SNS範囲処理の概要]
以下、本実施形態におけるSNS範囲処理の概要について説明する。図2は、本実施形態のSNS範囲公開処理の説明を行う説明図である。図2では、(1)の場合を例に挙げて説明する。まず、各拠点に接続するノード装置Tm−nが、作成コンテンツを投稿する。この場合、作成コンテンツを投稿するノード装置Tm−nは、作成コンテンツを投稿するSNS(Social Network Sight)を決定する。具体的には、コンテンツを投稿するSNSサイトを識別するSNS識別情報を決定する。SNSサーバは、1以上のSNSを管理する。SNSは、特定のユーザのみがアクセス可能なサイトである。そして、ノード装置Tm−nは、投稿するノード装置Tm−nが接続する拠点のブロードバンドルータBRへ作成コンテンツと、決定されたSNS識別情報とを送信する。そして、作成コンテンツとSNS識別情報とを受信したブロードバンドルータBRは、作成コンテンツに対して投入処理を実行する。投入処理が完了された作成コンテンツは、センターサーバCSの処理負荷、または、通信負荷が小さいときに、ブロードバンドルータBRによりセンターサーバCSにアップロードされても良い。
次に、作成コンテンツとSNS識別情報とが送信されたブロードバンドルータBRは、SNSサーバSSへ投稿リクエストを送信する(図2:矢印(1))。投稿リクエストは、SNS識別情報を含む。この投稿リクエストは、SNS識別情報が示すSNSへ作成コンテンツの投稿の可否を尋ねるメッセージである。投稿リクエストを受信したSNSサーバは、投稿の可否について、返信メッセージを送信する(図2:矢印(2))。返信メッセージは、SNSへの投稿の可否結果を含む。返信メッセージによりSNSへの投稿が許可された場合、ブロードバンドルータBRが、投稿する作成コンテンツに投入処理を行っても良い。
投入処理が行われた後に、ブロードバンドルータBRは、センターサーバCSに署名リクエストを送信する(図2:矢印(3))。署名リクエストは、投稿する作成コンテンツの署名を示す署名情報の付与の依頼である。この署名リクエストには、認証情報が含まれる。認証情報は、投入処理を行ったブロードバンドルータBRが投入処理を実行する認証を受けているかを示す。署名リクエストに認証情報が含まれている場合、センターサーバCSは、署名情報と投稿される作成コンテンツのコンテンツIDとを、ブロードバンドルータBRに送信する(図2:矢印(4))。そして、コンテンツIDを取得したブロードバンドルータBRは、WebサーバWSへコンテンツIDを送信する(図2:矢印(5))。コンテンツIDを受信したWebサーバWSは、コンテンツIDを埋め込んだWebページを生成する。WebサーバWSは、生成されたWebページを、SNSサーバへ通知する。通知を受信したSNSサーバは、特定のユーザへ生成されたWebページを公開する。SNSは、特定のユーザにしかコンテンツが閲覧、または、取得されないため、作成コンテンツの審査が不要な場合がある。これにより、センターサーバCSの処理負荷を低減させると共に、特定のユーザのみ閲覧可能なSNSでは、によりコンテンツの審査なしに作成コンテンツを投稿することができる。
なお、本実施形態では、ブロードバンドルータBRが投稿処理を行ったが、センターサーバCSに作成コンテンツがアップロードされても良い。この場合、センターサーバCSにより投稿処理が行われても良い。
[審査処理の概要]
以下、本実施形態における審査処理の概要について説明する。図3は、本実施形態の審査処理の説明を行う説明図である。図3では、(1)の場合を例に挙げて説明する。まず、ブロードバンドルータBRは、投稿された作成コンテンツに対して投入処理を実行する。投入処理が完了された作成コンテンツは、センターサーバCSの処理負荷、または、通信負荷が小さいときに、ブロードバンドルータBRによりセンターサーバCSにアップロードされても良い。
次に、審査処理では、投稿される作成コンテンツが、ブロードバンドルータBRからSNSサーバSSにアップロードされる(図3:矢印(6))。そして、SNSサーバSSは、審査端末ET1または審査端末ET2に審査依頼を送信する(図3:矢印(7))。本実施形態では、ブロードバンドルータBRからSNSサーバSSに作成コンテンツがアップロードされたが、これに限定されるものではない。例えば、SNSサーバに作成コンテンツがアップロードされる以外に、ブロードバンドルータBRから審査端末ET1または審査端末ET2に審査依頼が送信されても良い。この場合、審査端末ET1または審査端末ET2が、ブロードバンドルータBRから作成コンテンツをストリーミングまたはダウンロードして審査しても良い。
審査端末ET1または審査端末ET2により作成コンテンツの投稿が許可された場合、審査端末ET1または審査端末ET2は、投稿許可をSNSサーバSSに送信する(図3:矢印(8))。審査端末ET1または審査端末ET2がブロードバンドルータBRに記憶された作成コンテンツをストリーミングまたはダウンロードにより審査した場合、審査端末ET1または審査端末ET2は、公開許可をブロードバンドルータBRへ送信する。
公開許可を受信したSNSサーバSSは、署名リクエストをセンターサーバCSへ送信する(図3:矢印(9))。署名リクエストに認証情報が含まれている場合、センターサーバCSは、署名情報と投稿される作成コンテンツのコンテンツIDとを、SNSサーバSSに送信する(図2:矢印(10))。審査端末ET1または審査端末ET2がブロードバンドルータBRに記憶された作成コンテンツをストリーミングまたはダウンロードにより審査した場合、ブロードバンドルータBRが、署名リクエストをセンターサーバへ送信する。そして、署名リクエストに認証情報が含まれている場合、センターサーバCSは、署名情報と投稿される作成コンテンツのコンテンツIDとを、ブロードバンドルータBRに送信する。
そして、コンテンツIDを取得したSNSサーバSSは、WebサーバWSへコンテンツIDを送信する(図2:矢印(11))。審査端末ET1または審査端末ET2がブロードバンドルータBRに記憶された作成コンテンツをストリーミングまたはダウンロードにより審査した場合、ブロードバンドルータBRは、WebサーバWSへコンテンツIDを送信する。
コンテンツIDを受信したWebサーバWSは、コンテンツIDを埋め込んだWebページを生成する。WebサーバWSは、生成されたWebページを、不特定多数の一般ユーザへ公開する。これにより、センターサーバCSの処理負荷を低減させると共に、作成されたコンテンツを不特定多数のユーザに対して、安全に閲覧することができる。
なお、本実施形態では、ブロードバンドルータBRが投稿処理を行ったが、センターサーバCSに作成コンテンツがアップロードされても良い。この場合、センターサーバCSにより投稿処理が行われても良い。
[ノード装置の電気的構成]
次に、図4を参照して、本実施形態のブロードバンドルータBR及びノード装置Tm−nの電気的構成ついて説明する。図4は、本実施形態のブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nの電気的構成を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態のブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nには、ブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nを制御するCPU1が備えられている。CPU1には、HDD2とRAM3と通信部9とがそれぞれ電気的に接続されている。HDD2、RAM3、などの記憶手段とCPU1とは、ブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nのコンピュータを構成している。CPU1、HDD2、RAM3及び通信部9はバスを介して相互に接続されている。なお、ノード装置としては、ルータ、ホームゲートウェイ、パーソナルコンピュータ、又はSTB(Set Top Box)等を適用可能である。
HDD2は、プログラム記憶領域21と、コンテンツ記憶領域25と、投稿方法情報記憶領域26とを含む。プログラム記憶領域21は、メイン動作プログラム記憶領域22とSNS範囲公開処理プログラム記憶領域23と審査処理プログラム記憶領域24とを含む。メイン動作プログラム記憶領域22は、メイン動作プログラムを記憶する。メイン動作プログラムは、ブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nにメイン動作を実行させる。SNS範囲公開処理プログラム記憶領域23は、SNS範囲公開処理プログラムを記憶する。SNS範囲公開処理プログラムは、ブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nにSNSへ作成コンテンツを投稿させるプログラムである。審査処理プログラム記憶領域24は、審査処理プログラムを記憶する。審査処理プログラムは、ブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nが審査端末ET1または審査端末ET2に作成コンテンツを審査させるプログラムである。なお、上記メイン動作プログラムとSNS範囲公開処理プログラムと審査処理プログラムとは、例えば、ネットワークNW上の所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて当該記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしても良い。なお、HDD2には、センターサーバCSとSNSサーバSSとWebサーバWSと審査端末ET1と審査端末ET2とへアクセスするための情報が記憶されている。例えば、HDD2には、センターサーバCSとSNSサーバSSとWebサーバWSと審査端末ET1と審査端末ET2とのIPアドレスが記憶されている。
コンテンツ記憶領域25は、情報通信システムSで送受信されるコンテンツまたは作成コンテンツを記憶する。
投稿方法情報記憶領域26は、投稿方法情報を記憶する。投稿方法情報は、作成コンテンツを投稿する投稿方法を示す。本実施形態では、投稿方法は3種類ある。1つ目は、SNSに公開するために作成コンテンツを投稿する第1方法である。2つ目は、SNSに作成コンテンツを公開した後に、作成コンテンツの審査を行う第2方法である。3つ目は、作成コンテンツの審査を行った後に、不特定多数の一般ユーザに作成コンテンツを投稿する第3方法である。本実施形態では、作成コンテンツを投稿するユーザは、上記の3つの投稿方法から、投稿方法を選択する。ユーザにより選択された投稿方法が、投稿方法情報記憶領域26に記憶される。(1)の場合、ユーザにより選択された投稿方法情報が、ブロードバンドルータBRにより受信されて、投稿方法情報記憶領域26に記憶される。(2)の場合、ノード装置Tm−nのユーザにより選択された投稿方法情報が、ノード装置Tm−nの投稿方法情報記憶領域26に記憶される。なお、コンテンツ記憶領域25または投稿方法情報記憶領域26は、RAM3に備えられても良い。
通信部9は、ネットワークNWを通じてノード装置または外部装置と情報の通信制御を行う。ノード装置は、通信部9を介して要求に応じて送信されてきたチャンクまたはコンテンツを受信する受信処理を行う。本実施形態のチャンクまたはコンテンツはパケット化されて送信されるようになっている。各パケットは、通信部9を通じて受信され、RAM3に一時記憶される。また、ノード装置Tm−nは、このように一時記憶されたチャンクまたはコンテンツを再生出力しても良い。再生出力とは、ノード装置Tm−nに接続されたディスプレイまたはスピーカとを通じて出力されることである。
[メイン動作]
以上説明した構成からなる本実施形態のブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nの動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。まず、ブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nのメイン動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図5は、ブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nにおけるメイン動作の処理手順を示すフローチャートである。メイン動作は、電源またはコンセントを介して商用電源などの外部電源とノード装置とが接続され、インストールされたP2PソフトウェアプログラムがCPU1により実行されることにより、開始される。
ステップS100では、作成コンテンツが受信されたか否かが判定される。具体的には、作成コンテンツと投稿方法情報とが受信されたか否かが判定される。作成コンテンツが受信されたと判定された場合(ステップS100:YES)、ステップS101が実行される。作成コンテンツが受信されたと判定されなかった場合(ステップS100:NO)、ステップS111が実行される。そして、ステップS101では、作成コンテンツが取得される。(1)の場合、ノード装置Tm−nにより作成された作成コンテンツと投稿方法情報とが、ブロードバンドルータBRにより受信される。受信された作成コンテンツと投稿方法情報とが、ブロードバンドルータBRにより取得される。取得された作成コンテンツは、コンテンツ記憶領域25に記憶される。また、取得された投稿方法情報は、投稿方法情報記憶領域26に記憶される。(2)の場合、ノード装置Tm−nのユーザにより作成された作成コンテンツが、コンテンツ記憶領域25に記憶される。また、ノード装置Tm−nのユーザにより決定された投稿方法情報が、投稿方法情報記憶領域26に記憶される。本実施形態のコンピュータとステップS101とは、本発明の第1取得手段及び第2取得手段の一例である。また、本実施形態のステップS101は、本発明の第1取得ステップの一例である。
ステップS102では、作成コンテンツの投稿が、審査無しであり、且つ、SNS範囲内の公開であるか否かが判定される。審査無しであり、且つ、SNS範囲内の公開であるか否かは、投稿方法情報記憶領域26に記憶された投稿方法情報に基づいて、決定される。投稿方法情報記憶領域26に、第1方法を示す投稿方法情報が記憶されていた場合、審査無しであり、且つ、SNS範囲内の公開であると決定される。審査無しであり、且つ、SNS範囲内の公開であると判定された場合(ステップS102:YES)、ステップS103が実行される。審査無しであり、且つ、SNS範囲内の公開であると判定されなかった場合(ステップS102:NO)、ステップS104が実行される。本実施形態のコンピュータとステップS102とは、本発明の判定手段の一例である。また、本実施形態のステップS102は、本発明の判定ステップの一例である。
ステップS103では、SNS範囲公開処理が実行される。SNS範囲公開処理は、作成コンテンツを、SNSに公開する処理である。SNS範囲公開処理の詳細は後述する。
ステップS104では、作成コンテンツの投稿が、審査が有り、且つ、SNS範囲内の公開であるか否かが判定される。審査が有り、且つ、SNS範囲内の公開であるか否かは、投稿方法情報記憶領域26に記憶された投稿方法情報に基づいて決定される。投稿方法情報記憶領域26に、第2方法を示す投稿方法情報が記憶されていた場合、審査が有り、且つ、SNS範囲内の公開であると決定される。審査が有り、且つ、SNS範囲内の公開であると判定された場合(ステップS104:YES)、ステップS105が実行される。審査が有り、且つ、SNS範囲内の公開であると判定されなかった場合(ステップS104:NO)、ステップS107が実行される。本実施形態のコンピュータとステップS104とは、本発明の判定手段の一例である。また、本実施形態のステップS104は、本発明の判定ステップの一例である。
ステップS105では、SNS範囲公開処理が実行される。SNS範囲公開処理は、作成コンテンツを、SNSに公開する処理である。SNS範囲公開処理の詳細は後述する。
ステップS106では、審査処理が実行される。審査処理は、審査端末ET1または審査端末ET2に作成コンテンツを審査させる処理である。審査処理の詳細は後述する。
ステップS107では、作成コンテンツの投稿が、一般公開であるか否かが判定される。一般公開であるか否かは、投稿方法情報記憶領域26に記憶された投稿方法情報に基づいて、決定される。投稿方法情報記憶領域26に、第3方法を示す投稿方法情報が記憶されていた場合、一般公開であると決定される。一般公開であると判定された場合(ステップS107:YES)、ステップS108が実行される。一般公開であると判定されなかった場合(ステップS107:NO)、ステップS109が実行される。本実施形態のコンピュータとステップS107とは、本発明の判定手段の一例である。また、本実施形態のステップS107は、本発明の判定ステップの一例である。
ステップS108では、投入処理が実行される。ステップS107で一般公開すると判定された作成コンテンツに投入処理が実行される。本実施形態のコンピュータとステップS108とは、本発明の変換手段の一例である。
ステップS109では、審査処理が実行される。審査処理は、審査端末ET1または審査端末ET2に作成コンテンツを審査させる処理である。審査処理の詳細は後述する。
ステップS110では、エラー通知が実行される。エラー通知は、情報通信システムSで設定されていない投稿方法であったことを示す。ステップS111では、電源がオフにされたか否かが判定される。電源は、ブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nの電源である。電源がオフにされたと判定された場合(ステップS111:YES)、メイン動作は終了される。電源がオフにされたと判定されなかった場合(ステップS111:NO)、ステップS100が実行される。
[SNS範囲公開処理動作]
以下、図6を参照して、本実施形態のSNS範囲公開処理を説明する。図6は、本実施形態のSNS範囲公開処理動作の処理手順を示すフローチャートである。まず、ステップS201では、作成コンテンツを公開するSNSが決定される。具体的には、SNS識別情報が決定される。決定されたSNS識別情報は、RAM3の所定の記憶領域に一時記憶される。そして、SNSサーバSSへ投稿リクエストが送信される。投稿リクエストは、決定されたSNS識別情報を含む。この投稿リクエストは、SNS識別情報が示すSNSへ作成コンテンツの投稿の可否を尋ねるメッセージである。投稿リクエストを受信したSNSサーバは、投稿の可否について、返信メッセージを送信する。返信メッセージは、SNSへの投稿の可否結果を含む。返信メッセージによりSNSへの投稿が許可された場合、ステップS203が実行される。SNSへの投稿が許可されなかった場合、SNS範囲公開処理は終了される。本実施形態のコンピュータとステップS201とは、本発明の許可手段の一例である。また、本実施形態のステップS201は、本発明の許可ステップの一例である。
ステップ202では、投入処理が実行される。ステップS201で公開するSNSが決定された作成コンテンツに投入処理が実行される。本実施形態のコンピュータとステップS202とは、本発明の変換手段の一例である。
ステップS203では、署名リクエストがセンターサーバCSに送信される。本実施形態のコンピュータとステップS203とは、本発明の第2要求手段の一例である。
ステップS204では、ステップS203で署名リクエストした結果、センターサーバCSから署名情報とコンテンツIDとが取得される。取得された署名情報とコンテンツIDとは、RAM3の所定の記憶領域に一時記憶される。本実施形態のコンピュータとステップS204とは、本発明の第2取得手段の一例である。
ステップS205では、WebサーバへコンテンツIDの埋め込みが依頼される。具体的には、ステップS204で取得されたコンテンツIDと、ステップS201で決定されたSNS識別情報とが、WebサーバWSへ送信される。コンテンツIDを受信したWebサーバが、受信したコンテンツIDが埋め込まれたWebページを生成する。本実施形態のコンピュータとステップS205とは、本発明の投入手段の一例である。
ステップS206では、ステップS205で埋め込みを依頼したWebページの公開がWebサーバへ依頼される。具体的には、ステップS205で送信したSNS識別情報が示すSNSへの、Webページの公開が依頼される。公開が依頼されたWebサーバは、所定のSNSへWebページを公開する。本実施形態のコンピュータとステップS206とは、本発明の公開手段の一例である。また、本実施形態のステップS206は、本発明の公開ステップの一例である。
[審査処理動作]
以下、図7を参照して、本実施形態の審査処理を説明する。図7は、本実施形態の審査処理動作の処理手順を示すフローチャートである。まず、ステップS301では、審査依頼が審査端末ET1または審査端末ET2へ送信される。投稿されると決定された作成コンテンツの審査依頼が、審査端末ET1または審査端末ET2へ送信される。具体的には、(1)の場合、本実施形態では、ブロードバンドルータBRからSNSサーバSSへ作成コンテンツがSNSサーバSSへアップロードされる。そして、審査依頼が審査端末ET1または審査端末ET2へ送信される。審査依頼を受信した審査端末ET1またはET−2は、SNSサーバSSにアップロードされた作成コンテンツを審査する。このとき、審査端末ET1または審査端末ET2は、SNSサーバSSから審査する作成コンテンツをダウンロードして審査しても良い。また、審査端末ET1または審査端末ET2は、SNSサーバSSから審査する作成コンテンツをストリーミングにより審査しても良い。また、(2)の場合、本実施形態では、ノード装置Tm−nからSNSサーバSSへ作成コンテンツがアップロードされる。そして、審査依頼が審査端末ET1または審査端末ET2へ送信される。審査依頼を受信した審査端末ET1またはET−2は、SNSサーバSSにアップロードされたコンテンツを審査する。このとき、審査端末ET1または審査端末ET2は、SNSサーバSSから審査する作成コンテンツをダウンロードして審査しても良い。また、審査端末ET1または審査端末ET2は、SNSサーバSSから審査する作成コンテンツをストリーミングにより審査しても良い。
本実施形態では、ブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nが作成コンテンツをSNSサーバSSにアップロードしているが、これに限定されるものではない。例えば、審査依頼を受信した審査端末ET1または審査端末ET2が、ブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nに記憶されている作成コンテンツをストリーミングにより審査しても良い。また、審査依頼を受信した審査端末ET1または審査端末ET2が、ブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nに記憶されている作成コンテンツをダウンロードして審査しても良い。本実施形態のコンピュータとステップS301とは、本発明の第1要求手段の一例である。また、本実施形態のステップS301は、本発明の第1要求ステップの一例である。
ステップS302では、審査端末ET1またはET−2により、作成コンテンツの一般公開が許可されたか否かが判定される。審査端末ET1またはET−2から公開許可が受信された場合、作成コンテンツの一般公開が許可されたと判定される。審査端末ET1またはET−2から公開許可が受信されなかった場合、作成コンテンツの一般公開が許可されなかったと判定される。作成コンテンツの一般公開が許可されたと判定された場合(ステップS302:YES)、ステップS303が実行される。作成コンテンツの一般公開が許可されたと判定されなかった場合(ステップS302:NO)、ステップS306が実行される。
ステップS303では、署名リクエストがセンターサーバCSに送信される。本実施形態のコンピュータとステップS303とは、本発明の第2要求手段の一例である。
ステップS304では、ステップS303で署名リクエストした結果、センターサーバCSから署名情報とコンテンツIDとが取得される。取得された署名情報とコンテンツIDとは、RAM3の所定の記憶領域に一時記憶される。本実施形態のコンピュータとステップS304とは、本発明の第2取得手段の一例である。
ステップS305では、WebサーバへコンテンツIDの埋め込みが依頼される。具体的には、ステップS304で取得されたコンテンツIDが、WebサーバWSへ送信される。コンテンツIDを受信したWebサーバが、受信したコンテンツIDが埋め込まれたWebページを生成する。本実施形態のコンピュータとステップS305とは、本発明の投入手段の一例である。
ステップS306では、ステップS305で埋め込みを依頼したWebページの一般公開がWebサーバへ依頼される。公開が依頼されたWebサーバは、不特定多数のユーザにより閲覧可能なようにWebページをネットワークNWへ公開する。
ステップS307では、一般公開が不許可なことを示す情報を、投稿者に通知する。具体的には、作成コンテンツを投稿したユーザに対して、一般公開が不許可なことを通知する。
また、本実施形態では、ステップS108またはステップS202で、ブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nにより投入処理が実行されていたが、これに限定されるものではない。例えば、ステップS108またはステップS202で、投入処理が必要な作成コンテンツが、ブロードバンドルータBRまたはノード装置Tm−nから、センターサーバCSに送信されても良い。そして、作成コンテンツを受信したセンターサーバCSが投入処理を実行しても良い。この場合、ステップS108またはステップS202で作成コンテンツをセンターサーバCSへ送信した処理と、本実施形態のコンピュータとが、本発明の送信手段の一例である。
本実施形態においては、オーバーレイネットワークOLに、DHTのルーティングテーブルを利用したピアツーピアの通信システムが適用されていたが、これに限られるものではない。他のピアツーピアの通信システム、または、オーバーレイネットワークを用いたシステムに、本発明が適用されても良い。例えば、DHT以外のルーティングテーブルが用いられる通信システムまたはピアツーピアの通信システムに本発明が適用されても良い。DHTを利用しないピアツーピアの通信システムとしては、例えば、ハイブリッド型のピアツーピアの通信システムがある。ハイブリッド型のピアツーピアの通信システム、または、ピュア型のピアツーピアの通信システムに本発明が適用されても良い。
1 CPU
2 HDD
3 RAM
9 通信部
21 プログラム記憶領域
22 メイン動作処理プログラム記憶領域
23 SNS範囲公開処理プログラム記憶領域
24 審査処理プログラム記憶領域
25 コンテンツ記憶領域
26 投稿方法情報記憶領域
Tm−n ノード装置
NLm 拠点
NW ネットワーク
BR ブロードバンドルータ
S 情報通信システム
OL オーバーレイネットワーク
WS Webサーバ
SS SNSサーバ
CS センターサーバ
ET1、ET2 審査端末

Claims (7)

  1. ネットワークに接続される複数の端末装置のいずれかに前記ネットワークを介して公開されるコンテンツであって、前記複数の端末装置の中の第1端末装置から投稿された前記コンテンツを取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段により取得された前記コンテンツが審査不要なコンテンツであるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により審査不要なコンテンツであると判定されたとき、審査不要と判定されたコンテンツを、前記複数の端末装置のいずれかへの公開を許可する許可手段と、
    前記許可手段により許可された前記コンテンツを前記複数の端末装置のいずれかへの公開を指示する公開手段と、
    前記判定手段により審査必要なコンテンツであると判定されたとき、審査必要と判定されたコンテンツを、前記審査必要と判定されたコンテンツの内容がネットワークに公開可能か否かを審査する審査装置へ審査を要求する第1要求手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1取得手段は、前記コンテンツと、前記コンテンツが前記複数の端末装置の中の特定の端末装置または前記端末装置の特定のユーザが参加可能な特定サイトへ投稿することを示す第1識別情報とを取得し、
    前記第1取得手段により前記第1識別情報が取得されたとき、前記判定手段は、前記特定サイトへ投稿するコンテンツを、審査不要なコンテンツとして判定し、
    前記公開手段は、前記審査不要なコンテンツと判定された前記コンテンツを、前記特定サイトへの公開を指示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1取得手段は、前記コンテンツと、前記特定サイトへ投稿し且つネットワークに接続される複数の端末装置のいずれかに一般公開することを示す第2識別情報とを取得し、
    前記第1取得手段により前記第2識別情報が取得されたとき、前記公開手段は、前記第1取得手段により取得された前記コンテンツを、前記特定サイトへの公開を指示し、
    前記公開手段により前記コンテンツが前記特定サイトへの公開を指示することに応じて、前記第1要求手段は、前記コンテンツの審査を前記審査装置へ要求することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報通信システムは、複数の拠点により構成され、
    各拠点に接続される前記情報処理装置がオーバーレイネットワークにより接続される前記情報通信システムであって、
    前記情報通信システムは、前記オーバーレイネットワークに投入されるコンテンツを管理する管理装置を備え、前記情報処理装置は、
    前記判定手段により審査不要なコンテンツと判定されたとき、前記審査不要と判定されたコンテンツを、前記オーバーレイネットワークに投入可能な状態へ変換する変換手段と、
    前記変換手段により前記オーバーレイネットワークに投入可能な状態へ変換されたとき、前記変換されたコンテンツを署名する署名情報の付与を、前記署名情報を管理する前記管理装置へ要求する第2要求手段と、
    前記第2要求手段により要求された前記署名情報を前記管理装置から取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段により前記署名情報が取得されたことに応じて、前記変換手段により変更された前記コンテンツを前記オーバーレイネットワークに投入する投入手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報通信システムは、複数の拠点により構成され、
    各拠点に接続される前記情報処理装置がオーバーレイネットワークにより接続される前記情報通信システムであって、
    前記情報通信システムは、
    前記オーバーレイネットワークに投入可能な状態へ前記コンテンツを変換し、前記オーバーレイネットワークに変更されたコンテンツを投入する管理装置を備え、
    前記判定手段により審査不要なコンテンツと判定されたとき、前記審査不要と判定されたコンテンツを、前記管理装置へ送信する送信手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. ネットワークに接続される複数の端末装置のいずれかに前記ネットワークを介して公開されるコンテンツであって、前記複数の端末装置の中の第1端末装置から投稿された前記コンテンツを前記情報処理装置が取得する第1取得ステップと、
    前記第1取得ステップにより取得された前記コンテンツが審査不要なコンテンツであるか否かを前記情報処理装置が判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより審査不要なコンテンツであると判定されたとき、審査不要と判定されたコンテンツを、前記複数の端末装置のいずれかへの公開を前記情報処理装置が許可する許可ステップと、
    前記許可ステップにより許可された前記コンテンツを前記複数の端末装置のいずれかへの公開を前記情報処理装置が指示する公開ステップと、
    前記判定ステップにより審査必要なコンテンツであると判定されたとき、審査必要と判定されたコンテンツを、前記審査必要と判定されたコンテンツの内容がネットワークに公開可能か否かを審査する審査装置へ審査を、前記情報処理装置が要求する第1要求ステップと、
    を含む情報通信方法。
  7. ネットワークに接続される複数の端末装置のいずれかに前記ネットワークを介して公開されるコンテンツであって、前記複数の端末装置の中の第1端末装置から投稿された前記コンテンツを取得する第1取得ステップと、
    前記第1取得ステップにより取得された前記コンテンツが審査不要なコンテンツであるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより審査不要なコンテンツであると判定されたとき、審査不要と判定されたコンテンツを、前記複数の端末装置のいずれかへの公開を許可する許可ステップと、
    前記許可ステップにより許可された前記コンテンツを前記複数の端末装置のいずれかへの公開を指示する公開ステップと、
    前記判定ステップにより審査必要なコンテンツであると判定されたとき、審査必要と判定されたコンテンツを、前記審査必要と判定されたコンテンツの内容がネットワークに公開可能か否かを審査する審査装置へ審査を要求する第1要求ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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