JP2012073065A - 表示板 - Google Patents

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JP2012073065A
JP2012073065A JP2010216835A JP2010216835A JP2012073065A JP 2012073065 A JP2012073065 A JP 2012073065A JP 2010216835 A JP2010216835 A JP 2010216835A JP 2010216835 A JP2010216835 A JP 2010216835A JP 2012073065 A JP2012073065 A JP 2012073065A
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孝紀 茂野
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Abstract

【課題】意匠の立体感を強調できる表示板を提供する。
【解決手段】光透過性の基板7と、この基板7の前面に形成され所定の表示意匠を形成する表示層8と、基板7の前面または背面に形成され表示層8の周囲を縁取る開口部10aを有する不透過層9と、基板7の背面であって表示層8に対向するように形成され表示層8の虚像を表示層8の周囲に向けて反射する鏡面反射層10とを備えることによって、表示層8は金属調の枠に縁取られたように視認されるため、立体的な表示形態を得ることができることから、表示板に高級感を持たせることが可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば車両のメータに組み込まれ、回転する指針の表示対象となる文字,数字及び目盛等の表示意匠が形成された表示板に関するもので、特に表示意匠が光源からの光により照明されるタイプの表示板に関するものである。
この種の表示板として特許文献1、2に記載のものが知られている。特許文献1に記載の表示板は、照明光を透過する透光性基板と、この透光性基板の表面に形成され表示意匠を形成する表示層と、透光性基板の裏面に形成され表示意匠の背景色を形成する透過色層と、この透過着色層の裏面に形成され表示層よりも面積の大きい開口部を有する不透過層とを有しており、表示板の裏側に配置した光源の消灯時は、透光性基板の表裏に離間形成された表示層とその背景となる透過着色層とが外光等の入射により透光性基板に厚みによる距離差(視差)を伴って立体的に視認され、一方、光源の点灯時には、開口部を通じて透過着色層を透過し表示層と不透過層との隙間から表側に漏れる漏光の強弱(表示層近辺で強く表示層から遠ざかるに従って弱くなる)によって表示層の輪郭を照明し立体感を得るものである。
特許文献2に記載の表示板は、照明光を透過する透光性基板と、この透光性基板の表面に形成され表示意匠を形成する表示層(表画像部)と、透光性基板の裏面に形成され表示層に対応した形状の裏画像部と、この裏画像部の周囲に形成され表示層の輪郭よりも大きな影画像部とを有しており、表示層(表画像部)と影画像部との視差により立体感を得るものである。
特開2003―216077号公報 特開平05―026697号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載の表示板は、その何れもが透光性基板の厚みに基づく視差により立体感を得る構成であるため、透光性基板の厚み分の奥行き感しか得られず、立体表現には限界があった。なお特許文献1に記載の表示板は、光源の点灯時、表示層周囲における漏光の強弱により立体感を得ているが、光の強弱による視覚効果に基づく立体表現でしかなく、実質的に(構成的)には透光性基板の厚みぶんの奥行き感しか得られず、立体表現に限界があった。
そこで本発明は、意匠の立体感を強調できる表示板を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、光透過性の基板と、この基板の前面に形成され所定の表示意匠を形成する表示層と、前記基板の前面または背面に形成され前記表示層の周囲を縁取る開口部を有する不透過層と、前記基板の背面であって前記表示層に対向するように形成され前記表示層の虚像を前記表示層の周囲に向けて反射する鏡面反射層とを備えることを特徴とする。
このように構成することにより、鏡面反射層を通じて表示層の虚像を奥まった位置に表示できるため、より奥行き感を向上させることができる。
また本発明は、前記鏡面反射層は、前記表示層の輪郭よりも面積が大きく形成されることを特徴とする。
このように構成することで、鏡面反射層による虚像の見える範囲を広げることができる。
また本発明は、前記基板の前面側に透光性を有する艶消し層を有し、この艶消し層の前記開口部に対応する箇所に第2の開口部を形成したことを特徴とする。
このように構成することで、艶消し層を形成する場合でも第1の開口部が露出するので奥行き感を維持することができる。
本発明によれば、奥行き感を向上させることができる表示板を提供することができる。
本発明を適用した車両用表示装置を示す要部断面図。 本発明の第1の実施例を示す要部断面図。 同上の実施例における表示例を示す説明図。 本発明の第2の実施例を示す要部断面図。 本発明の第3の実施例を示す要部断面図。
以下、本発明の第1の実施形態を添付図面に基づいて説明するが、本発明を車両用表示装置に適用する場合を例に上げて説明する。
図1において、車両用表示装置1は、本発明の特徴ポイントである表示板2と、表示板2の下方に位置する計器本体3と、表示板2の上方に位置し計器本体3によって回動駆動する指針4と、表示板2の背面に配設される導光体5と、ランプ,LED等からなる光源6とから構成される。車両用表示装置1においては、回転する指針4が表示板2に形成される表示意匠(後述する表示層)を指し示すことによって所定の情報(例えば車速、エンジン回転)の表示を行い、また、導光体5を介して光源6から発せられる照明光によって指針4を光輝させるとともに表示板2を裏面側から照射することにより表示意匠の周囲を光輝させ、読み取りを可能とする。
表示板2は、図2に示すように、透明樹脂性の基板7と、表示層8と、不透過層9と、鏡面反射層10と、艶消し層12とによって構成されており、表示層8、不透過層9、鏡面反射層10、艶消し層12は何れも例えばスクリーン印刷手法またはデジタル印刷手法を用いて基板7に印刷形成されている。
表示層8は、基板7の表面側に形成され、表示板2における文字,数字及び目盛等の表示意匠を表すものである。また、表示層8は、例えば白などの所定の不透過色によって形成され外光や照明光を透過しない構成となっている。
不透過層9は、本実施形態の場合は、基板7の裏面側に形成され、光源6の点灯時において照明光が透過する領域を定めるためのものであり、照明光を透過しない構成となっている。また、不透過層9は表示層8の形成位置に応じて表示層8に対応した形状で且つ当該表示層8を縁取る開口部10aを有している。また不透過層9は鏡面反射層の裏面にも形成されているが、この部分に形成される不透過層9はなくともよい。
鏡面反射層10は、基板7の裏面側であって表示層8と対向する位置に形成される例えばミラーインク層からなり、基板7と鏡面反射層10との境界面は鏡面となっている。この鏡面反射層10は、表示層8の形状に対応するが、表示層8の輪郭よりも面積が大きく形成されており、表示層8の虚像X(図示のこと)を表示層8の周囲に向けて反射する。
艶消し層12は、図2に示すように、基板7の表面側であって、表示層8と開口部10aの輪郭に対応する範囲を除いた箇所に形成されている。また表示層8と前記範囲に形成することにより表示層8と艶消し層12との間には第2の開口部12aが形成されている。
このような構成において、表示板2は、光源6の非点灯時においては、自然光などの外光を受けると、光の表面反射により表示層8が白色に視認されると共に基板7を透過した光が不透過層9に到達し、表示層8の周囲に不透過層9による黒色の背景が視認される。基板7内を進む光は鏡面反射層10の表面と表示層8の裏面にも到達し、表示層8を照らす光が鏡面反射層10で表面側に反射されることで表示層8の輪郭を縁取る虚像X(図3)を形成し、第2の開口部12aを通じて運転者(観察者)に視認される。この際、虚像Xを形成する光が進む経路は、図2に示すように、表示層8から鏡面反射層10に進む第1の経路K1と、鏡面反射層10で反射して表側に向かう第2の経路K2とを足した経路(少なくとも基板7の厚み寸法の倍以上の経路)を進むため、虚像Xは、表示層8(の裏面)を基準としたとき、距離D分から奥まった位置で視認される。これにより、表示層8と、表示層8の輪郭を縁取る虚像Xとの距離Dに基づく視差によって、表示層8が浮き上がっているかのような立体的な表示形態で運転者に視認される。
また、光源6の点灯時においては、光源6から発せられた照明光が開口部10aから基板7に導かれ、表示層8と艶消し層12の第2の開口部12aとの間の隙間から表示板2の表側に透過することにより、表示層8周囲の輪郭が光輝する(この場合、表示層8と不透過層9は透過照明されず影として視認される)。基板7内を進む光は、鏡面反射層10の表面と表示層8の裏面にも到達し、光源6の消灯時と同様、表示層8を照らす光が鏡面反射層10で表面側に反射されることで表示層8の輪郭を縁取る虚像X(図3)を形成する。
このように本実施形態は、光透過性の基板7と、この基板7の前面に形成され所定の表示意匠を形成する表示層8と、基板7の前面または背面に形成され表示層8の周囲を縁取る開口部10aを有する不透過層9と、基板7の背面であって表示層8に対向するように形成され表示層8の虚像Xを表示層8の周囲に向けて反射する鏡面反射層10とを備えることによって、鏡面反射層10を通じて金属調の枠に縁取られたような表示層8の虚像を基板7の厚み寸法より大きな距離分、奥まった位置に表示できるため、より奥行き感を向上させることができ、表示板に高級感を持たせることが可能となる。
このように本実施形態は、光透過性の基板7と、この基板7の前面に形成され所定の表示意匠を形成する表示層8と、基板7の前面または背面に形成され表示層8の周囲を縁取る開口部10aを有する不透過層9と、基板7の背面であって表示層8に対向するように形成され表示層8の虚像Xを表示層8の周囲に向けて反射する鏡面反射層10とを備えることによって、鏡面反射層10を通じて金属調の枠に縁取られたような表示層8の虚像を基板7の厚み寸法より大きな距離分、奥まった位置に表示できるため、より奥行き感を向上させることができ、表示板2に高級感を持たせることが可能となる。
また、鏡面反射層10は、表示層8の輪郭よりも面積が大きく形成されることによって、斜めから見た場合だけでなく、正面視した場合であっても鏡面反射層10による虚像Xを見せることができ、虚像Xの見える範囲を広げることができる。
また、基板7の前面側に透光性を有する艶消し層12を有し、この艶消し層12の開口部10aに対応する箇所に第2の開口部12aを形成したことによって、表示層8の金属調枠を強調させることができることから、表示板に高級感を持たせることが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明するが、同一箇所には同じ符号を付けて、詳細説明は省略する。
不透過層9は、本実施形態の場合は、基板7の表面側に形成され、光源6の点灯時において照明光が透過する領域を定めるためのものであり、照明光を透過しない構成となっている。図4に示すように、不透過層9を基板7の表面側に形成する場合、艶消し層12が不透過層9を覆うように形成する。
鏡面反射層10は、基板7の裏面側であって表示層8と対向する位置に形成される例えばミラーインク層からなり、基板7と鏡面反射層10との境界面は鏡面となっている。この鏡面反射層10は、第1の実施形態では、表示層8の形状に対応していたが、第2の実施形態のように、表示層8の虚像Xを表示層8の周囲に向けて反射する効果が得られるならば、連続して形成された1つの層から形成されていてもよい。
艶消し層12は、図2に示すように、基板7の表面側であって、表示層8と開口部10aの輪郭に対応する範囲を除いた箇所に形成されている。また表示層8と前記範囲に形成することにより表示層8と艶消し層12との間には第2の開口部12aが形成されている。
このような構成において、表示板2は、光源6の非点灯時においては、自然光などの外光を受けると、光の表面反射により表示層8が白色に視認されると共に基板7上に形成された不透過層9及び艶消し層12によって、表示層8の周囲に不透過層9による黒色の背景が視認される。基板7内を進む光は鏡面反射層10の表面と表示層8の裏面にも到達し、表示層8を照らす光が鏡面反射層10で表面側に反射されることで表示層8の輪郭を縁取る虚像X(図3)を形成し、第2の開口部12aを通じて運転者(観察者)に視認される。
また、光源6の点灯時においては、光源6から発せられた照明光が鏡面反射層10を透過して基板7に導かれ、表示層8と艶消し層12の第2の開口部12aとの間の隙間から表示板2の表側に透過することにより、表示層8周囲の輪郭が光輝する(この場合、表示層8と不透過層9は透過照明されず影として視認される)。基板7内を進む光は、鏡面反射層10の表面と表示層8の裏面にも到達し、光源6の消灯時と同様、表示層8を照らす光が鏡面反射層10で表面側に反射されることで表示層8の輪郭を縁取る虚像Xを形成する。
次に、本発明の第3の実施例を添付図面に基づいて説明する。図5に示すように、鏡面反射層10に開口部10aが設けられている場合、非点灯時に文字板2の奥行きが透けて見えてしまうのを防ぐために、開口部10aの隙間を白色などからなる透過性着色層で覆ったものである。このように形成することで、第1の実施形態と同様に、表示層8は奥行きのある金属調の枠に縁取られたように視認されるため、立体的な表示形態を得ることができることから、表示板に高級感を持たせることが可能となる。
また、前述の実施の形態においては、車両用表示装置を例に上げて説明したが、本発明においては、表示板の用途は前述の実施の形態に限定されるものではない。
1 車両用表示装置
2 表示板
6 光源
7 基板
8 表示層
9、9a 不透過層
10 鏡面反射層
10a 開口部
12 艶消し層
12a 第2の開口部
13 透過性着色層

Claims (3)

  1. 光透過性の基板と、この基板の前面に形成され所定の表示意匠を形成する表示層と、前記基板の前面または背面に形成され前記表示層の周囲を縁取る開口部を有する不透過層と、前記基板の背面であって前記表示層に対向するように形成され前記表示層の虚像を前記表示層の周囲に向けて反射する鏡面反射層とを備えることを特徴とする表示板。
  2. 前記鏡面反射層は、前記表示層の輪郭よりも面積が大きく形成されることを特徴とする請求項1に記載の表示板。
  3. 前記基板の前面側に透光性を有する艶消し層を有し、この艶消し層の前記開口部に対応する箇所に第2の開口部を形成したことを特徴とする請求項1及び2に記載の表示板。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015031548A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 リズム時計工業株式会社 時計文字板の照明構造
JP2015127696A (ja) * 2013-11-29 2015-07-09 矢崎総業株式会社 計器用文字板

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