JP2012071731A - ハイブリッドモータ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】モータとエンジンとを結合する際に捩りを緩衝することができるハイブリッドモータ駆動装置を低コスト・小型化で提供する。
【解決手段】ハイブリッドモータ駆動装置20は、ハウジング21に回転可能に支承されかつ車両に搭載されたエンジンで発生された駆動力を入力する入力回転体22と、入力回転体21と同軸にハウジング21に回転可能に支承されかつ車両の駆動輪に駆動力を出力する出力回転体23と、ハウジング21内に配設され、かつ、出力回転体23に取り付けられ出力回転体23と一体的に回転するロータ42と、ハウジング21に固定されロータ4と同軸に配設されたステータ41と、を有し、発電機としても使用可能である電動モータ24と、ハウジング21内に配設され、入力回転体22と出力回転体23との間に生じるトルク変動を吸収するダンパー装置25と、を備えている。
【選択図】 図2
【解決手段】ハイブリッドモータ駆動装置20は、ハウジング21に回転可能に支承されかつ車両に搭載されたエンジンで発生された駆動力を入力する入力回転体22と、入力回転体21と同軸にハウジング21に回転可能に支承されかつ車両の駆動輪に駆動力を出力する出力回転体23と、ハウジング21内に配設され、かつ、出力回転体23に取り付けられ出力回転体23と一体的に回転するロータ42と、ハウジング21に固定されロータ4と同軸に配設されたステータ41と、を有し、発電機としても使用可能である電動モータ24と、ハウジング21内に配設され、入力回転体22と出力回転体23との間に生じるトルク変動を吸収するダンパー装置25と、を備えている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ハイブリッドモータ駆動装置に関する。
ハイブリッドモータ駆動装置の一形式として、特許文献1に示されているものが知られている。特許文献1の図1に示されているように、ハイブリッドモータ駆動装置においては、ハウジングMHに回転可能に支承されかつ車両に搭載されたエンジンで発生された駆動力を入力する出力軸1(入力回転体)と、出力軸1と同軸にハウジングMHに回転可能に支承されかつ車両の駆動輪に駆動力を出力する入力軸2(出力回転体)とは、外部にモータロータ30を配した連結部材40を介して連結されている。
このハイブリッドモータ駆動装置においては、連結軸部40と出力軸1とはフライホィール70を介してスプライン結合されている。また、連結軸部40と入力軸2とは直接スプライン結合されている。さらに、モータロータ30のロータ支持部31は、連結軸部40の中間部に直接スプライン結合されている。
特許文献1に記載のハイブリッドモータ駆動装置においては、慣性質量の大きなモータをシャフト(連結軸部40)によりエンジンに結合する構造であるため、シャフトの捩り共振によりシャフトにダメージが加わるおそれがあった。また、これを低コスト・小型化にて達成する要請があった。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、モータとエンジンとを結合する際に捩りを緩衝することができるハイブリッドモータ駆動装置を低コスト・小型化で提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、ハウジングに回転可能に支承されかつ車両に搭載されたエンジンで発生された駆動力を入力する入力回転体と、入力回転体と同軸にハウジングに回転可能に支承されかつ車両の駆動輪に駆動力を出力する出力回転体と、ハウジング内に配設され、かつ、出力回転体に取り付けられ出力回転体と一体的に回転するロータと、ハウジングに固定されロータと同軸に配設されたステータと、を有し、発電機としても使用可能である電動機と、ハウジング内に配設され、入力回転体と出力回転体との間に生じるトルク変動を吸収するダンパー装置と、を備えたことである。
また請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、ロータは円筒状に形成され、ダンパー装置は、ロータの径方向内側に配設されていることである。
また請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1または請求項2において、ダンパー装置は、入力回転体に一体回転するように設けられた第1ダンパー回転体と、出力回転体に一体回転するように設けられ第1ダンパー回転体に同軸かつ相対回転可能である第2ダンパー回転体と、第1ダンパー回転体および第2ダンパー回転体を回転方向に弾性的に連結する弾性部材と、を備えたことである。
また請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項3において、入力回転体は棒状に形成された入力軸で構成され、第1ダンパー回転体は、入力軸から径方向外側に向けて形成されたフランジ部で構成されたことである。
また請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項3において、第2ダンパー回転体は、円筒状に形成され出力回転体に軸方向に延在して形成されたスプラインと係合するスプラインが形成されたハブと、ハブに外周が固定され環状に形成された第1プレート部材と、ハブに外周が固定され環状に形成されるとともに第1プレート部材に連結された第2プレート部材と、を含んで構成され、弾性部材は、第1および第2プレート部材により保持されていることである。
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、ダンパー装置は、ハウジングに回転可能に支承されかつ車両に搭載されたエンジンで発生された駆動力を入力する入力回転体と、入力回転体と同軸にハウジングに回転可能に支承されかつ車両の駆動輪に駆動力を出力するとともに電動機のロータが取り付けられている出力回転体との間に生じるトルク変動を吸収する。これにより、慣性質量の大きなモータとエンジンとを結合する際に、入力回転体および出力回転体に発生する捩りを確実に緩衝することができ、入力回転体および出力回転体にダメージが加わるのを確実に抑制することができる。よって、モータとエンジンとを結合する際に捩りを緩衝することができるハイブリッドモータ駆動装置を、クラッチ装置を使用する場合に比較して低コスト・小型化にて提供することができる。
さらに、本発明に係るダンパー装置がハウジング内に配設されている。これにより、ハイブリッドモータ駆動装置の外側に設けるべきダンパー装置を省略することができるため、その分エンジン、ハイブリッドモータ駆動装置および自動変速機からなるパワーユニットの駆動軸方向の軸長を短くすることができ、パワーユニットを小型化することができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、請求項1において、ロータは円筒状に形成され、ダンパー装置は、ロータの径方向内側に配設されている。これにより、ハイブリッドモータ駆動装置の軸方向の長さをより短くすることにより、装置自体を小型化することができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、請求項1または請求項2において、ダンパー装置は、入力回転体に一体回転するように設けられた第1ダンパー回転体と、出力回転体に一体回転するように設けられ第1ダンパー回転体に同軸かつ相対回転可能である第2ダンパー回転体と、第1ダンパー回転体および第2ダンパー回転体を回転方向に弾性的に連結する弾性部材と、を備えている。これにより、ダンパー装置を簡単な構成かつ低コストにて提供することができる。
上記のように構成した請求項4に係る発明においては、請求項3において、入力回転体は棒状に形成された入力軸で構成され、第1ダンパー回転体は、入力軸から径方向外側に向けて形成されたフランジ部で構成されている。これにより、入力回転体と第1ダンパー回転体とを簡単な構成で確実に固定することができる。
上記のように構成した請求項5に係る発明においては、請求項3において、第2ダンパー回転体は、円筒状に形成され出力回転体に軸方向に延在して形成されたスプラインと係合するスプラインが形成されたハブと、ハブに外周が固定され環状に形成された第1プレート部材と、ハブに外周が固定され環状に形成されるとともに第1プレート部材に連結された第2プレート部材と、を含んで構成され、弾性部材は、第1および第2プレート部材により保持されている。これにより、出力回転体に第2ダンパー回転体を簡単な構成で確実に取り付けることができるとともに、出力回転体と第2ダンパー回転体とを確実に固定することができる。
以下、本発明によるハイブリッドモータ駆動装置をハイブリッド車に適用した一実施形態について図面を参照して説明する。図1はそのハイブリッド車の構成を示す概要図である。
ハイブリッド車Mは、図1に示すように、ハイブリッドシステムによって駆動輪例えば左右後輪Wrl,Wrrを駆動させる車両である。ハイブリッドシステムは、エンジン11および電動モータ24(電動機)の2種類の動力源を組み合わせて使用するパワートレーンである。本実施形態の場合、エンジン11および電動モータ24の少なくとも何れか一方で車輪を直接駆動する方式であるパラレルハイブリッドシステムである。
ハイブリッド車Mは、エンジン11、ハイブリッドモータ駆動装置20、トランスミッション12、プロペラシャフト13、ディファレンシャル装置14、駆動輪(左右後輪)Wrl,Wrrおよび従動輪(操舵輪;左右前輪)Wfl,Wfrを備えている。ハイブリッドモータ駆動装置20、トランスミッション12、プロペラシャフト13、およびディファレンシャル装置14は、エンジン11とエンジン11の駆動力によって駆動される駆動輪Wrl,Wrrとの間の駆動経路にその駆動経路に沿って直列に設けられている。駆動経路とは、エンジン11から駆動輪Wrl,Wrrまでの間の経路であって両者間で動力が伝達する経路である。
エンジン11は、燃料の燃焼によって駆動力を発生させるものである。エンジン11の駆動力は、ハイブリッドモータ駆動装置20、トランスミッション12、プロペラシャフト13、およびディファレンシャル装置14を介して駆動輪Wrl,Wrrに伝達されるように構成されている。トランスミッション12は、一般的な自動変速機であり、トルクコンバータ12a、プラネタリギヤユニット(図示省略)、および油圧制御装置(図示省略)を含んで構成されている。
ハイブリッドモータ駆動装置20は、ハウジング21、入力回転体22、出力回転体23、電動モータ24、ダンパー装置25およびリザーバ26を含んで構成されている。
電動モータ24は、車輪駆動用の同期モータである。電動モータ24は、エンジン11とエンジン11の駆動力によって駆動される駆動輪Wrl,Wrrとの間の駆動経路に設けられている。電動モータ24の駆動力は、トランスミッション12、プロペラシャフト13、およびディファレンシャル装置14を介して駆動輪Wrl,Wrrに伝達されるように構成されている。
電動モータ24は、車両の加速時にはエンジン11の出力を補助し駆動力を高めるものであり、一方車両の制動時には発電を行って回生制動力を駆動輪に発生させるものである。また電動モータ24は、エンジン11の出力により発電を行うものであり、エンジン始動時のスタータの機能としても使える。なお、電動モータ24は、車輪駆動用の同期モータに限定されるものではない。
ダンパー装置25は、ハウジング21内に配設され、入力回転体22と出力回転体23との間に生じるトルク変動を吸収するダンパー装置である。ダンパー装置25は、円筒状に形成されたロータ42の径方向内側に配設されている。
リザーバ26は、ハウジング21の内側底部で構成され、ハウジング21内に設けられている各構成部材に供給する油液を貯めるものである。
ハイブリッド車Mにおいては、図1に示すように、エンジン11はエンジンECU31に電気的に接続され、トランスミッション12は自動変速機ECU32に電気的に接続されている。また、電動モータ24は、バッテリ16に接続されているインバータ15を介してモータECU33に電気的に接続されている。エンジンECU31、自動変速機ECU32およびモータECU33は互いに通信可能に接続されるとともに、これらECU31〜33はハイブリッドECU35とも互いに通信可能に接続されている。
エンジンECU31は、エンジン11を制御するECU(エレクトロニックコントロール ユニット:電子制御装置。以下同様。)であり、エンジン11の回転数をエンジン11に設けられた回転数センサ(図示省略)から入力している。回転数センサはエンジン11のクランク軸の回転数(すなわちエンジン回転数)を検出するものである。
自動変速機ECU32は、トランスミッション12を制御するECUである。また、モータECU33は、インバータ15を介して電動モータ24を上述した各駆動となるように制御するECUである。インバータ15は、直流電源としてのバッテリ16に電気的に接続されており、電動モータ24から入力した交流電圧を直流電圧に変換してバッテリ16に供給したり、逆にバッテリ16からの直流電圧を交流電圧に変換して電動モータ24へ出力したりするものである。
ハイブリッドECU35は、各ECU31〜33を統合的に制御するECUである。例えば、ハイブリッドECU35は、車両発進時には、電動モータ24でエンジン11をスタートさせ、車両加速時には、エンジン11の駆動力を電動モータ24の駆動力でアシストさせるようにエンジン11、電動モータ24などを制御することができる。また、ハイブリッドECU35は、減速時(制動時)には、電動モータ24を発電させて回生制動力を駆動輪に発生させるように制御(回生制御)する。
次に、ハイブリッドモータ駆動装置20について図2を参照して詳述する。ハイブリッドモータ駆動装置20は、ハウジング21、電動モータ24およびダンパー装置25を含んでいる。
図2に示すように、ハウジング21は、略円筒状に形成された本体ハウジング21aと、本体ハウジング21aの前方開口部を覆うカバーハウジング21bとを備えている。本体ハウジング21aの軸方向ほぼ中央には、本体ハウジング21a内を軸方向に区画する隔壁部21a1が形成されている。軸方向が前後方向である。また、エンジン11が縦置きである場合には、軸方向は車両前後方向である。図示左方向が前方向であり右方向が後方向である。
本体ハウジング21aの前部空間とカバーハウジング21bとで形成される空間内に、電動モータ24およびダンパー装置25が収納されるようになっている。
入力回転体22は、ハウジング21に回転可能に支承されかつハイブリッド車M(車両)に搭載されたエンジン11で発生された駆動力を入力するものである。本実施形態では、入力回転体22はインプットシャフトである。インプットシャフト22は、エンジン11のフライホイール11aに連結されている。
インプットシャフト22は、棒状に形成された入力軸であり、カバーハウジング21bの中心に形成された貫通穴21b1に、軸受20bを介して回転可能に支承されている。インプットシャフト22は、フランジ部51a1とフランジ部51a1の外周に円筒状に形成された円筒部51a2とから構成されたクラッチインナ51aを備えている。
出力回転体23は、入力回転体22と同軸にハウジング21に回転可能に支承されかつハイブリッド車Mの駆動輪Wrr,Wrlに駆動力を出力するものである。出力回転体23は、発電機としても使用可能である電動モータ24のロータ42が取り付けられている。本実施形態では、出力回転体23はロータドラム(モータロータドラム)である。
ロータドラム23は、アウトプットシャフト27に一体回転するように連結されている。具体的には、ロータドラム23の内筒部23aの内周壁面とアウトプットシャフト27の外周壁面がスプライン嵌合するように構成されている。上述したように、ロータドラム23は、本体ハウジング21aに回転可能に支承されているので、アウトプットシャフト27も本体ハウジング21aに回転可能に支承されている。
また、アウトプットシャフト27の後端には、プレート28が一体回転するようにねじ止めなどにより固定されている。プレート28には、トランスミッション12のトルクコンバータ12aのポンプインペラ(図示省略)が一体回転するように取り付けられる。したがって、インプットシャフト22に入力されたエンジン11の駆動力がアウトプットシャフト27に伝達され、トランスミッション12などを介して駆動輪Wrr,Wrlに出力される。
電動モータ24について詳述する。電動モータ24(40)は、本体ハウジング21aに固定されたステータ41と、ステータ41の径方向内側に同軸回転可能に配設されたロータ42とを備えている。
ステータ41は、円筒状に形成された円筒部41aと、円筒部41aの内壁面から径方向内側に向けて突設された複数の突出部41bとから構成されている。このステータ41は、珪素鋼板(図示せず)を円筒部41aの軸方向に積層して構成されている。各突出部41bには、ロータ42を回転させる磁界を形成するためのコイル41cがそれぞれ巻回されている。コイル41cは、バスリング41dを介してインバータ15に接続されている。
このステータ41は、本体ハウジング21a内にその内周壁に沿うように配設されている。具体的には、ステータ41は、略円筒状に形成されたステータホルダ41e内に同軸に挿入され保持固定されている。ステータホルダ41eは、本体ハウジング21a内に同軸に挿入されねじ止め固定されている。なお、本明細書および特許請求の範囲において「同軸に」とは中心軸または回転軸が同軸であることを示す。
ロータ42は、ステータ41の径方向内側に回転可能に配置されている。ロータ42は、ステータ41と所定のギャップを保持しながら対向するように同軸に設けられている。
具体的には、ロータ42は、円筒状に形成されたロータ本体42aを備えている。ロータ本体42aは、複数の鋼板を軸方向に積層して構成されている。ロータ本体42aは、一対の保持プレート42b1,42b2により軸方向に挟まれた状態で複数の固定ピン42cにより固定されている。一対の保持プレート42b1,42b2は、環状板状に形成されており、ロータ本体42aと同一形状に形成されている。固定ピン42cは、保持プレート42b1、ロータ本体42aおよび保持プレート42b2を貫通するものであり、固定ピン42cの両端部がかしめ加工されて一対の保持プレート42b1,42b2を抜け止め固定している。ロータ本体42aには、複数の界磁用磁石42dが周方向に沿って設けられている。
一対の保持プレート42b1,42b2のうちいずれか一方は、電動モータ24の回転軸としても機能しているロータドラム23にねじ止め固定されている。本実施形態では、保持プレート42b2の内周端から径方向内側に向かって突設された複数の固定部42b3が、ロータドラム23の外側環状板部23eにねじ止め固定されている。
ロータドラム23は、内筒部23a、外筒部23b、中間筒部23c、内側環状板部23dおよび外側環状板部23eを含んで構成されている。
内筒部23aは、円筒状に形成され、内筒部23aの外周壁面と隔壁部21a1に形成された支承部21a2との間に介装された軸受20aを介して隔壁部21a1に回転自在に支承されている。支承部21a2は、隔壁部21a1の中心に形成された貫通穴21a3の周縁から前方に向けて突設された円筒部である。
外筒部23bは、内筒部23aの径方向外側に内筒部23aと同軸に配設されている。外筒部23bの外周壁面には、ロータ42の内周壁面が当接している。外筒部23bの内周壁面にはスプライン23b1が形成されている。
中間筒部23cは、外筒部23bと内筒部23aとの径方向の間に内筒部23aと同軸に配設されている。内側環状板部23dは、その内周端縁が内筒部23aの前端と接続されその外周端縁が中間筒部23cの前端と接続されている。外側環状板部23eは、その内周端縁が中間筒部23cの後端と接続されその外周端縁が外筒部23bの後端と接続されている。
このように構成されたロータドラム23は、ロータ42が回転されると回転軸Cを中心に一体的に回転するので、ロータ42の回転を外部(本実施形態ではトランスミッション12)に伝える電動モータ24の出力軸を構成している。
電動モータ24は、ロータ42の回転位置を検出する回転位置検出センサ43をさらに備えている。回転位置検出センサ43は、いわゆるレゾルバタイプのセンサであり、レゾルバロータ43aとレゾルバステータ43bとを含んで構成されている。回転位置検出センサ43は、その検出信号をモータECU33に出力するようになっている。
レゾルバロータ43aは、例えば、複数枚の薄板形状の電磁鋼板を積層して形成されるが、特にこれに限定されるものではない。レゾルバロータ43aは、例えば、磁性材で形成される薄板形状を有していればよい。レゾルバロータ43aは、略円環状に形成されている。レゾルバロータ43aの外周の形状は、本実施の形態においては、例えば、楕円形状を有するが、特にこれに限定されるものではない。このレゾルバロータ43aは、ロータドラム23の外側環状板部23eから後方に向けて突設され内筒部23aと同軸の環状突部52fの先端部に固定されている。レゾルバロータ43aの円状の貫通穴と環状突部52fの先端部とが連結されている。
また、レゾルバステータ43bは、円環状に形成されており、レゾルバロータ43aの外周の面に対向するように設けられている。このレゾルバステータ43bは、隔壁部21a1の前面壁面から前方に向けて円筒状に突設された固定部21a4にねじ止めなどにより固定されている。レゾルバステータ43bには、励磁電流が流れる巻線(図示省略)と、出力信号を出力する出力巻線(図示省略)とが設けられている。
レゾルバロータ43aは、ロータ42が固定されているロータドラム23に固定されている。そのため、ロータ42の回転に伴なって、レゾルバロータ43aも一体回転する。レゾルバステータ43bの励磁巻線に励磁電流が流れると、レゾルバステータ43bとレゾルバロータ43aとのエアギャップの変化に応じて、出力巻線から出力信号が出力される。この出力信号に応じて、レゾルバロータ43aの回転位置が検出される。なお、レゾルバの構造および作用については、周知の技術を用いればよいため、その詳細な説明は行なわない。
さらに、ダンパー装置25について詳述する。ダンパー装置25(50)は、第1ダンパー回転体51、第2ダンパー回転体52、コイルスプリング53、カシメピン54を含んで構成されている。
第1ダンパー回転体51は、本実施形態では、フランジ部で構成されている。このフランジ部51は、インプットシャフト22から径方向外側に向けて形成されている。これにより、フランジ部51は、インプットシャフト22に一体回転するように設けられている。フランジ部51は、本実施形態では、インプットシャフト22の後端部に一体的に設けられているが、後端部以外の部位に設けるようにしてもよい。
フランジ部51には、径方向外側に切欠いてなる切欠き51aが複数形成されている。本実施形態では、切欠き51aは周方向に沿って所定角度毎に複数箇所(本実施形態では4箇所)に形成されており、フランジ部51は略十字状に形成されている。各切欠き51aにはコイルスプリング53がそれぞれ1つずつ配設される。この切欠き51aはスプリングシート55,56の外周面側がフランジ部51の外周面よりも径方向外側に位置するように構成されている。フランジ部51は、切欠き51aの径方向両側に凸部51bが形成されている。凸部51bは切欠き51aと同数だけ形成されている。
第2ダンパー回転体52は、出力回転体23に一体回転するように設けられ第1ダンパー回転体51に同軸かつ相対回転可能なものである。具体的には、第2ダンパー回転体52は、ハブ52a、第1プレート部材52bおよび第2プレート部材52cを含んで構成されている。
ハブ52aは、円筒状に形成されており、外周壁面にはスプライン52a1が軸方向に延在して形成されている。このスプライン52a1は、出力回転体23の外筒部23bの内周壁面に形成されたスプライン23b1に係合するように構成されている。ハブ52aの内周壁面には、径方向内側に延在する環状突部52a2が形成されている。環状突部52a2とフランジ部51(第1ダンパー回転体)とは、同一平面内に配置され、フランジ部51が環状突部52a2内に同軸に収納されるようになっている。環状突部52a2には、さらに径方向内側に向けて突設された突部52a3が複数(本実施形態では4つ)形成されており、各突部52a3には、貫通孔52a4がそれぞれ形成されている。
第1プレート部材52bおよび第2プレート部材52cは、環状に形成された板状部材であり、環状突部52a2およびフランジ部51の両側に第1ダンパー回転体51と同軸かつ相対回転可能に配設されている。第1プレート部材52bおよび第2プレート部材52cは、それぞれ外周がハブ52aの環状突部52a2にカシメピン54によって固定されている。具体的には、第1プレート部材52bおよび第2プレート部材52cは、それぞれ貫通孔52b1、52c1が形成されている。カシメピン54は、貫通孔52b1、貫通孔52a4および貫通孔52c1を貫通し、カシメピン54の両端部がカシメられ、第1プレート部材52bと第2プレート部材52cとは連結固定されている。
第1プレート部材52bおよび第2プレート部材52cには、コイルスプリング53の両端の各一部が当接する細長い窓孔52b2,52c2がそれぞれ形成されている。
第1プレート部材52bおよび第2プレート部材52cには、コイルスプリング53の両端の各一部が当接する細長い窓孔52b2,52c2がそれぞれ形成されている。
コイルスプリング53は、第1ダンパー回転体51および第2ダンパー回転体52を回転方向に弾性的に連結する弾性部材である。弾性部材は、コイルスプリングに限られず、弾性を有する他の部材で構成するようにしてもよい。コイルスプリング53は、第1ダンパー回転体51に形成された切欠き51aと、第1プレート部材52bであってこの切欠き51aに対向する位置に形成された窓孔52b2と、第2プレート部材52cであって切欠き51aに対向する位置に形成された窓孔52c2と、の間に収容されている。各コイルスプリング53は、一対のスプリングシート55,56により両端を支持されながらこれら切欠き51a、窓孔52b2及び窓孔52c2内に収容されている。コイルスプリング53は、第1プレート部材52bおよび第2プレート部材52cにより第2ダンパー回転体52内に保持されている。
コイルスプリング53は、その両端が隣接する凸部51b間に当接するように配設されている。すなわち、コイルスプリング53の両端は、スプリングシート55,56を介して両凸部51bにそれぞれ当接するようになっている。また、コイルスプリング53は、細長い窓孔52b2および52c2の長手方向の両辺に当接するように配設されている。すなわち、コイルスプリング53の両端は、スプリングシート55,56を介して窓孔52b2および52c2の長手方向の両辺に当接するようになっている。
このように構成されたダンパー装置25の作動について図3を参照して説明する。インプットシャフト22が図示時計まわり方向に回転すると、第1ダンパー回転体51も時計まわり方向に回転する。各コイルスプリング53は、コイルスプリング53の反時計まわり方向側に位置する第1ダンパー回転体51の凸部51bによって時計まわり方向に押圧される。各コイルスプリング53の時計まわり方向側においては、第1ダンパー回転体51の凸部51bは、スプリングシート55からは離れているが、細長い窓孔52b2および52c2の時計まわり方向側辺には当接している。よって、各コイルスプリング53は、第1プレート部材52bおよび第2プレート部材52cを時計まわり方向に付勢する。その後、第1ダンパー回転体51は、第2ダンパー回転体52と一体的に時計まわり方向に回転し、インプットシャフト22がロータドラム23と一体的に時計まわり方向に回転する。
一方、インプットシャフト22が図示反時計まわり方向に回転すると、第1ダンパー回転体51も反時計まわり方向に回転する。各コイルスプリング53は、コイルスプリング53の時計まわり方向側に位置する第1ダンパー回転体51の凸部51bによって反時計まわり方向に押圧される。各コイルスプリング53の反時計まわり方向側においては、第1ダンパー回転体51の凸部51bは、スプリングシート55からは離れているが、細長い窓孔52b2および52c2の反時計まわり方向側辺には当接している。よって、各コイルスプリング53は、第1プレート部材52bおよび第2プレート部材52cを反時計まわり方向に付勢する。その後、第1ダンパー回転体51は、第2ダンパー回転体52と一体的に反時計まわり方向に回転し、インプットシャフト22がロータドラム23と一体的に反時計まわり方向に回転する。
上述した説明から明らかなように、ダンパー装置25は、ハウジング21に回転可能に支承されかつ車両に搭載されたエンジンで発生された駆動力を入力する入力回転体22と、入力回転体22と同軸にハウジング21に回転可能に支承されかつ車両の駆動輪に駆動力を出力するとともに電動機22のロータ42が取り付けられている出力回転体23との間に生じるトルク変動を吸収する。これにより、慣性質量の大きなモータ22とエンジン11とを結合する際に、入力回転体22および出力回転体23に発生する捩りを確実に緩衝することができ、入力回転体22および出力回転体23にダメージが加わるのを確実に抑制することができる。よって、モータ22とエンジン11とを結合する際に捩りを緩衝することができるハイブリッドモータ駆動装置20を、クラッチ装置を使用する場合に比較して低コスト・小型化にて提供することができる。
さらに、本発明に係るダンパー装置25がハウジング21内に配設されている。これにより、ハイブリッドモータ駆動装置20の外側に設けるべきダンパー装置(エンジンのフライホイールとハイブリッドモータ駆動装置20との間に設けられている)を省略することができるため、その分エンジン、ハイブリッドモータ駆動装置および自動変速機からなるパワーユニットの駆動軸方向の軸長を短くすることができ、パワーユニットを小型化することができる。
さらに、本発明に係るダンパー装置25がリザーバ26から油液が供給されるハウジング21内に配設されている。よって、油中にダンパー装置25を内蔵することで、コイルスプリング53の磨耗緩和による特性のバラツキ低減と寿命向上を図ることができる。
また、ロータ42は円筒状に形成され、ダンパー装置25は、ロータ42の径方向内側に配設されている。これにより、ハイブリッドモータ駆動装置20の軸方向の長さをより短くすることにより、装置自体を小型化することができる。
また、ダンパー装置25は、入力回転体22に一体回転するように設けられた第1ダンパー回転体51と、出力回転体23に一体回転するように設けられ第1ダンパー回転体51に同軸かつ相対回転可能である第2ダンパー回転体52と、第1ダンパー回転体51および第2ダンパー回転体52を回転方向に弾性的に連結するコイルスプリング53と、を備えている。これにより、ダンパー装置25を簡単な構成かつ低コストにて提供することができる。
また、入力回転体22は棒状に形成された入力軸(インプットシャフト)で構成され、第1ダンパー回転体51は、入力軸22から径方向外側に向けて形成されたフランジ部で構成されている。これにより、入力回転体22と第1ダンパー回転体51とを簡単な構成で確実に固定することができる。
また、第2ダンパー回転体52は、円筒状に形成され出力回転体23に軸方向に延在して形成されたスプライン23b1と係合するスプライン52a1が形成されたハブ52aと、ハブ52aに外周が固定され環状に形成された第1プレート部材52bと、ハブ52aに外周が固定され環状に形成されるとともに第1プレート部材52bに連結された第2プレート部材52cと、を含んで構成され、コイルスプリング53は、第1および第2プレート部材52b,52cにより保持されている。これにより、出力回転体23に第2ダンパー回転体52を簡単な構成で確実に取り付けることができるとともに、出力回転体23と第2ダンパー回転体52とを確実に固定することができる。
なお、上述した実施形態に係るダンパー装置は、上述した構成に限定されるものではなく、ハウジング21内に配設され、入力回転体22と出力回転体23との間に生じるトルク変動を吸収するものであれば他の構成でもよい。
11…エンジン、12…トランスミッション、13…プロペラシャフト、14…ディファレンシャルギア、15…インバータ、16…バッテリ、20…ハイブリッドモータ駆動装置、21…ハウジング、22…インプットシャフト(入力回転体)、23…ロータドラム(出力回転体)、24…電動モータ(電動機)、25…ダンパー装置、26…リザーバ、31…エンジンECU、32…自動変速機ECU、33…モータECU、34…クラッチECU、35…ハイブリッドECU、41…ステータ、42…ロータ、43…回転位置検出センサ、51…第1ダンパー回転体、52…第2ダンパー回転体、52a…ハブ、52b…第1プレート部、52c…第2プレート部、53…コイルスプリング(弾性部材)、Wrl,Wrr…駆動輪。
Claims (5)
- ハウジングに回転可能に支承されかつ車両に搭載されたエンジンで発生された駆動力を入力する入力回転体と、
前記入力回転体と同軸に前記ハウジングに回転可能に支承されかつ前記車両の駆動輪に前記駆動力を出力する出力回転体と、
前記ハウジング内に配設され、かつ、前記出力回転体に取り付けられ前記出力回転体と一体的に回転するロータと、前記ハウジングに固定され前記ロータと同軸に配設されたステータと、を有し、発電機としても使用可能である電動機と、
前記ハウジング内に配設され、前記入力回転体と前記出力回転体との間に生じるトルク変動を吸収するダンパー装置と、を備えたことを特徴とするハイブリッドモータ駆動装置。 - 請求項1において、前記ロータは円筒状に形成され、
前記ダンパー装置は、前記ロータの径方向内側に配設されていることを特徴とするハイブリッドモータ駆動装置。 - 請求項1または請求項2において、前記ダンパー装置は、前記入力回転体に一体回転するように設けられた第1ダンパー回転体と、前記出力回転体に一体回転するように設けられ前記第1ダンパー回転体に同軸かつ相対回転可能である第2ダンパー回転体と、前記第1ダンパー回転体および第2ダンパー回転体を回転方向に弾性的に連結する弾性部材と、を備えたことを特徴とするハイブリッドモータ駆動装置。
- 請求項3において、前記入力回転体は棒状に形成された入力軸で構成され、前記第1ダンパー回転体は、前記入力軸から径方向外側に向けて形成されたフランジ部で構成されたことを特徴とするハイブリッドモータ駆動装置。
- 請求項3において、前記第2ダンパー回転体は、円筒状に形成され前記出力回転体に軸方向に延在して形成されたスプラインと係合するスプラインが形成されたハブと、前記ハブに外周が固定され環状に形成された第1プレート部材と、前記ハブに外周が固定され環状に形成されるとともに前記第1プレート部材に連結された第2プレート部材と、を含んで構成され、
前記弾性部材は、前記第1および第2プレート部材により保持されていることを特徴とするハイブリッドモータ駆動装置。
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