JP2012070819A - 紐留め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】紐の引き量調整を弱い力で行うことができ、かつ使用対象物に対する安定した取付状態を維持できるようする。
【解決手段】紐用通し孔12を有した雌部材1と、紐用通し孔22を有して雌部材に摺動自在に差し込まれる雄部材2とを備え、紐5又は5Aが雌・雄部材を付勢力に抗して相対的に接近した状態で各通し孔12,22に挿通され、かつ、雌・雄部材が付勢力により相対的に離間する方向に動くことで紐抜止め状態となる紐留め具4において、雌部材1及び雄部材2が前記通し孔と共に設けられて帯を通す貫通孔13,23をそれぞれ有しており、帯6を雌・雄部材の各貫通孔に順に挿通してその両端側を引っ張ると、又は、帯6を雌・雄部材の各貫通孔に順に挿通してその両端6a側を押さえた状態で各通し孔12,22を通った紐の引出部5aを引っ張ると、雌・雄部材が付勢力に抗して接近し紐抜止め状態を解放することを特徴としている。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、衣服や袋体の開口縁回り等に配置される紐の引出量や締め付け度合いを調整するために好適な紐留め具に関する。
図6は特許文献1に開示された紐留め具を示している。この紐留め具において、構造特徴は、紐用通し孔15を有した雌部材1と、紐用通し孔24を有して雌部材1に摺動自在に差し込まれる雄部材2と、両部材1,2の間に介在された付勢部材3とを備え、紐Wが雌・雄部材を付勢力に抗して相対的に接近した状態で各通し孔15,24に挿通され、かつ、雌・雄部材が付勢力により相対的に離間する方向に動くことで紐抜止め状態となる。また、この構造では、雌部材1が帯W’を挿通する貫通孔(挿通穴)16を有している。
以上の紐留め具は、帯W’を貫通孔16に挿通した状態で、帯W’の両端部を衣服などの使用対象物Mに縫製にて取り付けられて、使用対象物Mに配置されている紐Wの引出量や締め付け度合いを調整可能となる。
特許第3973604号公報
上記した紐留め具は、部材数が少なく、衣服や袋体等の使用対象物に配置された紐に対し各通し孔を介して係止され、紐の引出量などを簡単に調整できるため簡易かつ使い勝手に優れているが、次のような点から未だ満足できなかった。
(ア)図6(a)などの使用状態において、紐Wの引出量を増やして引っ張り度合いを強くする場合、操作者は、一方の手(指)で雌部材1と雄部材2とを付勢力に抗して相対的に接近操作するか、雄部材2を雌部材1側に押圧操作によって紐Wに対する抜止め状態を解除して、その状態を維持しながら、他方の手(指)で紐Wの引出端側を引っ張って調整する。その後は、雌部材や雌・雄部材から手を離すと、雌・雄部材1,2は付勢力により相対的に離間する方向に動いて紐抜止め状態となる。このため、従来構造では、調整操作では付勢力の大きさに比例した力を必要とし、また例えば、一方の手が荷物を持っていたり他の作業などを行っていると、紐の引き調整を行うことが困難となって不便であり用途の制約要因となる。
(イ)紐留め具は、使用対象物Mに対して帯W’を介して取り付けられた状態で使用されるが、帯W’で拘束されている箇所が紐留め具下端側(つまり雌部材2の端部に設けられた貫通孔16に通されている)であるため不安定であり、例えば振動を受けると揺れが大きくなり易い。以上のような不具合は、用途によって紐留め具が大きくなることもあり、そのような場合に問題になり易く品質低下要因となる。
本発明の目的は、以上のような問題を解消して、特に紐の引き量調整時の力を軽減可能にして、かつ使用対象物に対する安定した取付状態を維持できるようにして、それにより信頼性の向上と用途拡大に寄与することにある。
上記した目的を達成するため本発明は、紐用通し孔を有した雌部材と、紐用通し孔を有して前記雌部材に摺動自在に差し込まれる雄部材とを備え、紐が前記雌・雄部材を付勢力に抗して相対的に接近した状態で前記各通し孔に挿通され、かつ、前記雌・雄部材が付勢力により相対的に離間する方向に動くことで紐抜止め状態となる紐留め具において、前記雌部材及び前記雄部材が前記通し孔と共に設けられて帯を通す貫通孔をそれぞれ有しており、前記帯を雌・雄部材の前記各貫通孔に順に挿通してその両端側を引っ張ると(これは図3の使用例)、又は、前記帯を雌・雄部材の前記各貫通孔に順に挿通してその両端側を押さえた状態で前記各通し孔を通った前記紐の引出部を引っ張ると(これは図2の使用例)、前記雌・雄部材が付勢力に抗して接近し紐抜止め状態を解放することを特徴としている。
以上の本発明において、『紐』には、ロープ、コード、帯及びそれら類似にするものを含む。『帯』には、形状的に紐と実質的に同じく、帯以外にロープ、コード及びそれら類似にするものを含む。『通し孔』及び『貫通孔』は、便宜的に区別したが機能的にものを挿通する点で同じであり、通し孔は引き紐を挿通する孔であり、貫通孔は帯を挿通する孔である。
以上の本発明は次のように具体化されることがより好ましい。
(1)前記通し孔は、前記貫通孔同士を結ぶ線上からずれて設けられている構成である(請求項2)。
(2)前記雌・雄部材は両者の間に介在される付勢部材、又は前記雌・雄部材の一方に設けられたばね部により離間する方向に付勢されるとともに、前記貫通孔は前記雌・雄部材のうち、前記付勢部材又は前記ばね部の付勢方向とほぼ同じ線上に設けられている構成である(請求項3)。
(3)前記貫通孔は、前記雌・雄部材が互いに重ねられない外側の端部に設けられている構成である(請求項4)。
(4)前記帯は、前記各貫通孔を通って重ねられる両端部が衣服などの使用対象物に縫製固定される構成である(請求項5)。
請求項1の発明は、雌部材及び雄部材が通し孔と共に帯を通す貫通孔をそれぞれ有し、図3のごとく帯を雌・雄部材の各貫通孔に順に挿通してその両端側を引っ張たり、又は、図2のごとく帯を雌・雄部材の各貫通孔に順に挿通してその両端側を押さえた状態で各通し孔を通った紐の引出部を引っ張ると、雌・雄部材が付勢力に抗して接近し紐抜止め状態を解放するため、紐の引き量調整を弱い力で行うことができ片手操作も可能となり、それによって使い勝手を向上できる。また、使用対象物に対し帯を介して取り付けられた場合は、紐留め具の全体つまり雌部材及び雄部材が共通の帯で拘束されるため、取付状態での安定性に優れ、大きな振動を受けても揺れに難くなって品質低下要因を解消できる。
請求項2の発明は、各通し孔が貫通孔同士を結ぶ線上からずれて設けられているため、紐の引き量調整操作において紐が各貫通孔に挿通された帯に干渉して操作性を損なうという虞がなく、それによって使い勝手を維持できる。
請求項3の発明は、各貫通孔が雌・雄部材のうち、付勢部材又はばね部の付勢方向とほぼ同じ線上に設けられているため、紐留め具の全寸を短くし易くなり、それによって設計自由度を拡大できる。
請求項4の発明は、各貫通孔が雌・雄部材が互いに重ねられない側の端部にあるため、図2から推察されるごとく、紐の矢印方向への引き力が雌・雄部材が互いに接近する方向への応力として効率よく伝わり、それによって紐の引き量調整の操作性を向上できる。
請求項5の発明は、帯が各貫通孔を通って重ねられる両端部を使用対象物に縫製固定されるため、従来と同様な縫製作業により、上記した紐の引き量調整の操作性を確実に向上できる。
本発明形態に係る紐留め具を示し、(a)は紐留め具の概略分解斜視図、(b)は紐留め具に帯を組み付けた状態での概略斜視図である。 上記紐留め具の作動を示し、(a)と(b)は帯を押さえ、雌・雄部材の各通し孔に挿通された紐の引出部を引っ張っている状態での斜視図と縦断面図である。 上記紐留め具の他の作動を示し、(a)と(b)は紐の両端を雌・雄部材の各通し孔から引出した使用状態で、各貫通孔に通された帯の両端を引っ張っている状態での斜視図と縦断面図である。 上記紐留め具の詳細を示し、(a)は雄部材の前方より見た端面図、(b)は正面図、(c)は雌部材の後方より見た端面図である。 図4と同じく紐留め具の詳細を示し、(a)は図4の側面図、(b)は図4(b)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図である。 上記形態の変形例を示し、(a)は図5(b)と対応した状態での図、(b)は図5(c)と対応した状態での図である。 特許文献1に開示の紐留め具を示し、(a)は紐留め具の使用状態を示し、(b)は紐留め具の断面図である。
以下、本発明の形態を図面を参照しながら説明する。この説明では、構造、作用、図5の変形例の順で詳述する。
(構造)形態の紐留め具4は、互いに嵌合される雌部材1及び雄部材2、並びに雌・雄部材1,2の間に介在される付勢部材3から構成されている。雌部材1及び雄部材2は、何れもが樹脂成形品からなっているが、他の材質でも差し支えない。大きさは任意であり、使用対象物に応じて設定される。なお、図3及び図4において、紐留め具4(雌部材1及び雄部材2)は、正面と背面、及び、右側面と左側面とがそれぞれ対称形となっている。
このうち、雌部材1は、図1及び図5に示されているごとく、全体が矩形偏平状からなり、内部10が内側端部1aから外他端部1bに向かって凹状の空洞となっている。内部10は、雄部材2を挿入可能な大きさと形状となっているとともに、一対の弧形の位置決め片部11が底面中央部に突設されている。位置決め片部11は、内側に付勢部材3であるコイルばねの一端を位置決めする。
雌部材1には、一対の紐用通し孔12が内側の端部1a側に、帯6を通す貫通孔13が外側の端面1b側にそれぞれ厚さ方向に貫通形成されている。一対の通し孔12は、略円形状であり、中心線を挟んで左右対称となっている。貫通孔13は、略矩形ないしは長円形状であり、中心線上に設けられている。
雄部材2は、全体が雌部材1より一回り小さな矩形偏平状からなり、雌部材の内部10に内側の端部2aから摺動自在に差し込まれる。雄部材2には、一対の紐用通し孔22が端部2a側に、帯6を通す貫通孔23が反対である外側の端面2b側にそれぞれ厚さ方向に貫通形成されている。一対の通し孔22は、雌部材側の通し孔12とほぼ同形の円形状で、中心線を挟んで左右対称となっている。貫通孔23は、雌部材側の貫通孔13とほぼ同形の略矩形ないしは長円形状であり、中心線上に設けられている。
雄部材2には、中心線上にあって、端部2a側から端部2bに向かって切り欠かれた凹部20と、凹部20の内低面に突出された軸状の突起21とが設けられている。凹部20は、付勢部材3であるコイルばねの他端を突起21を介して位置決めする。雄部材2の表裏面には、各通し孔22の孔縁部にあって、爪部24が端部2a側に突設されている。
各爪部24は、図5(c)から推察されるごとく雄部材2が雌部材の内部10に差し込まれるときに、弾性変位を伴って雌部材1の対応する通し孔12内に嵌合する。これにより、雄部材2は、雌部材1に摺動自在に組み付けられた状態で、各爪部24が対応する通し孔12の孔縁に当接することによって雌部材1から外れなくなる。また、組立操作時には、雄部材2を雌部材の内部10に挿入する際、付勢部材3であるコイルばねが一端を雌部材側の位置決め片部11に位置決めされ、他端を雄部材側の突起21に位置決めされることになる。
(作用)完成された紐留め具4は、図2や3に示されるごとく雌部材1と雄部材2とが付勢部材3の付勢力により相対的に離間されている。紐留め具4には帯6が各貫通孔13,23を利用してループ状に取り付けられる。すなわち、帯6は、図2のごとくその一端部6aが雌部材1の背面より正面に向かって貫通孔13に通された後、雄部材2の正面より背面に向かって貫通孔23に通される。又は、帯6は、図3のごとくその一端部6aが雌部材1の正面より背面に向かって貫通孔13に通された後、雄部材2の背面より正面に向かって貫通孔23に通される。そして、紐留め具4は、帯の両端部6aを紐留め具4の背面側で引っ張って重合すると、図1(b)の帯組み付け状態となる。
ところで、紐留め具4は、市販する態様として、帯6を取り付けた状態で提供する態様と、取付前の帯6とをセットにして提供する態様と、帯なしの状態で提供し購入者が帯6を用意して取り付ける態様との何れかである。貫通孔13,23及び帯6の形状は、任意であるが、通常は紐留め具4を使う使用対象物7に応じて設計される。紐留め具4は、図2のごとく必要に応じて帯6を介して使用対象物7に取り付けられる。その取付方法は、技術的に制約されないが、衣服や袋体などの使用対象物7だと、図2(b)に模式的に示したように縫製により固定することが見栄えや柔軟性などから好ましい。なお、同図の符号8は縫製部を示している。
使用対象物7に帯6を介して取り付けられた紐留め具4には、使用対象物7に配置されている紐5や5Aが図2(a)又は図3(a)に示したごとくその引出部5aや締め付け度合いを調整可能となるよう組み込まれる。すなわち、紐5や5Aを組み込む場合は、雌部材1と雄部材2とを付勢部材3の付勢力に抗して相対的に接近したり、雌・雄部材1,2の一方を他方側に付勢部材3の付勢力に抗して押すことにより、両者の通し孔12と通し孔22とが重なるようにする。その状態で、図2の場合は、紐5を紐留め具4の背面より正面に向けて一方側の通し孔12,22に挿通した後、正面より背面に向けて他方側の通し孔12,22に挿通する。図3の場合は、紐5Aの引出部5aとなる両端を紐留め具4の背面より正面に向けて共に両側の通し孔12,22に挿通する。挿通した後は、雌・雄部材1,2に対する押し力、又は、雌・雄部材1,2のうち一方部材に対する他方部材の押し力を開放する。すると、紐5や5Aは、雌・雄部材1,2が付勢部材3の付勢力により相対的に離間する方向に動いて、通し孔12,22同士がずれることで紐対応部が両孔内に挟持されて紐抜止め状態となる。
次に、以上の紐留め具4の場合は、次のような要領にて紐5の引出量や締め付け度合いを調整する。すなわち、図2の使用例だと、操作者は、片手で各通し孔12,22を通った紐5の引出部5aを図2(a)の矢印方向へ引っ張ると、同(b)のごとく紐留め具4が前記した帯6により使用対象物7の定位置に固定されているため、紐5の引出部5aの引き力が帯6を介して雌・雄部材1,2が同(b)の矢印方向への応力、つまり両部材1,2が互いに接近する方向への応力となり、雌・雄部材1,2が付勢部材3の付勢力に抗して接近する結果、各通し孔12,22が重なる部分を増やして紐抜け止め状態を解放する。
従って、この構造では、帯の両端部6aを衣服などの使用対象物7に取り付けた使用状態において、紐5の引き量調整を片手操作により行うことができ、それにより従来構造に比べて使い勝手を向上できる。加えて、使用対象物7に対し帯8を介して取り付けられた状態において、紐留め具4の全体つまり雌部材1及び雄部材2が共通の帯6で拘束されるため、取付状態での斬新性と安定性に優れ、大きな振動を受けても揺れに難くなり、従来構造に比べて品質低下要因を解消できる。
これに対し、図3の使用例だと、操作者は、片手で帯6の両端部6aを矢印方向へ引っ張ると、同(b)のごとく紐留め具4を構成している雌・雄部材1,2が付勢部材3の付勢力に抗して接近する結果、各通し孔12,22が重なる部分を増やして紐抜け止め状態を解放する。従って、この使用例でも、紐5Aの引き量調整を行うときは従来よりも弱い力で行うことができ、使い勝手を向上できる。
加えて、以上の構造では、雌部材の通し孔12と雄部材2の通し孔22とが貫通孔13,23同士を結ぶ線上から両側にずれるよう設けられているため、紐5や5Aの引き量調整操作において紐が各貫通孔13,23に挿通された帯6に干渉して操作性を損なったり、外観を悪くするという虞がなく、それによって使い勝手を維持でき、かつ斬新性を付与できる。同時に、各貫通孔13,23が雌・雄部材1,2のうち、付勢部材3の付勢方向とほぼ同じ線上に設けられているため、紐留め具の全寸を短くし易くなり、それによって設計自由度を拡大できる。しかも、各貫通孔13,23が雌・雄部材1,2が互いに重ねられない外側の端部1b,2bの近くにあるため、図2の使用態様では紐の引出部5aの矢印方向への引き力が帯6を介して雌・雄部材1,2が互いに接近する方向への応力として効率よく伝わり、図3の使用態様では帯6に対する引き力が雌・雄部材1,2が互いに接近する方向への応力として効率よく伝わる結果、紐の引き量調整の操作をより弱い力で行える。
(変形例)図6の変形例は上記付勢部材3に代えて、ばね部25を雄部材2に一体に形成した一例である。この説明では、上記形態と同一部位に同じ符号を付し、変更した構成についてだけ述べる。すなわち、図6の雄部材2は、凹部20の内底面より下向きに略波形のばね部25を形成している。このため、この変形例では、部材数を減らしてコスト低減が図られる。なお、以上のようなばね部は、雌部材1側に形成することも可能である。このように、本発明の紐留め具は、請求項1で特定される構成を備えておればよく、細部はこの形態及び変形例を参考にして更に変更したり展開可能なものである。
1…雌部材(10は内部、11は位置決め片部、12は通し孔、13は貫通孔)
2…雄部材(20は凹部、21は突起、22は通し孔、23は貫通孔、24は爪部)
3…付勢部材
4…紐留め具
5,5A…紐(5aは引出部)
6…帯(6aは端部)
7…使用対象物
8…縫製部
25…ばね部

Claims (5)

  1. 紐用通し孔を有した雌部材と、紐用通し孔を有して前記雌部材に摺動自在に差し込まれる雄部材とを備え、紐が前記雌・雄部材を付勢力に抗して相対的に接近した状態で前記各通し孔に挿通され、かつ、前記雌・雄部材が付勢力により相対的に離間する方向に動くことで紐抜止め状態となる紐留め具において、
    前記雌部材及び前記雄部材が前記通し孔と共に設けられて帯を通す貫通孔をそれぞれ有しており、前記帯を雌・雄部材の前記各貫通孔に順に挿通してその両端側を引っ張ると、又は、前記帯を雌・雄部材の前記各貫通孔に順に挿通してその両端側を押さえた状態で前記各通し孔を通った前記紐の引出部を引っ張ると、前記雌・雄部材が付勢力に抗して接近し紐抜止め状態を解放することを特徴とする紐留め具。
  2. 前記通し孔は、前記貫通孔同士を結ぶ線上からずれて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の紐留め具。
  3. 前記雌・雄部材は両者の間に介在される付勢部材、又は前記雌・雄部材の一方に設けられたばね部により離間する方向に付勢されるとともに、前記貫通孔は前記雌・雄部材のうち、前記付勢部材又は前記ばね部の付勢方向とほぼ同じ線上に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の紐留め具。
  4. 前記貫通孔は、前記雌・雄部材が互いに重ねられない外側の端部に設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の紐留め具。
  5. 前記帯は、前記各貫通孔を通って重ねられる両端部が衣服などの使用対象物に縫製固定されることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の紐留め具。
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