JP6892092B2 - スーツケース用ベルト - Google Patents

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本発明は、スーツケース用ベルトに関するものである。
スーツケースに巻装することによりスーツケースの不用意な開放を防止するためのスーツケース用ベルトとしては、特許文献1に記載のものが知られている。
この従来例において、スーツケース用ベルトはスーツケースに巻装可能な帯状のベルト本体と、ベルト本体の中間部に固定される装着補助帯とを有する。装着補助体は一般的なスーツケースの伸縮引手の幅より長く形成されており、該装着補助帯の固定により、ベルト本体と装着補助帯との間に二重部分が形成される。
また、ベルト本体と装着補助帯とで形成される二重部分の対向面には相互に連結可能な面ファスナーが固定されており、スーツケース上に手荷物を保持する場合には、スーツケース用ベルトの二重部にスーツケースの伸縮引手を挿通させて面ファスナー同士を連結した後、さらに、スーツケース用ベルトの両端部を連結して該スーツケース用ベルトで手荷物を巻き付けて使用される。
特開2016-202794号公報
しかし、上述した従来例において、二重部分の長さは装着補助体の長さにより決定されるために、二重部分の幅がスーツケースの伸縮引手の幅より小さな場合には、スーツケースへの装着が不可能になり、大きな場合には、伸縮引手との間の隙間が過大になって手荷物のぐらつきが発生しやすくなるために融通性に欠けるという問題がある上に、装着補助帯の縫製作業を要するために製造効率が悪いという欠点がある。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、装着対象の融通性が高く、かつ、製造効率の良好なスーツケース用ベルトの提供を目的とする。
本発明によれば上記目的は、
帯状のベルト体1の一端に連結した長さ調整バックル2をベルト体1の中間部に移動操作自在、かつ、ベルト体1への引張力の負荷に対して移動することなく連結して長さ調整用ループ3を形成するとともに、前記長さ調整用ループ3の中間部を可動バックル4によりベルト体1の長手方向に移動自在に挟み付けて該長さ調整用ループ3を2分し、長さ調整バックル2と可動バックル4により挟まれた一方を引手杆挿入用ループ12とするベルト本体5と、
ベルト本体5の両端部に連結され、相互に連結した状態でベルト本体5をループ形状に保持する一対の連結部6とを有し、
前記引手杆挿入用ループ12内に挿通させたスーツケースの引手杆、あるいはスーツケースを載せたキャリーカートの引手杆を前記長さ調整バックル2と可動バックル4とにより挟み付けて該引手杆に固定可能なスーツケース用ベルトを提供することにより達成される。
スーツケース用ベルトは、スーツケース10に巻き付けるベルト本体5と、ベルト本体5の両端部に連結される相互に連結可能な連結部6とを有する。連結部6は、連結状態が維持可能であれば、一方が他方に弾発係止するもののほか、種々のものを使用することができる。
ベルト本体5は、帯状のベルト体1の一端部を折り返すとともに、一端をベルト本体5の中間部に連結して形成される長さ調整用ループ3のループ長を調整することによってベルト本体5の長さを調整することが可能であり、ベルト体1の一端部をベルト体1の中間位置に保持するために、ベルト体1の端部には長さ調整バックル2が固定される。
可動バックル4は、上記長さ調整用ループ3の中間部をベルト本体5の長手方向に沿って移動操作可能に挟み付けることにより該長さ調整用ループ3を2分し、可動バックル4を移動させることにより可動バックル4と長さ調整バックル2との間隔を好みに変化させることができる。
したがって本発明において、ベルト本体5をスーツケース10に巻き付けて連結部6を相互に連結させることによりスーツケース10が不用意に開いてしまうのを防ぐことができる。
また、手荷物11をスーツケース10の上に載せる場合には、ベルト本体5を手荷物11に巻き付けた後、長さ調整バックル2と可動バックル4との間に形成される引手杆挿入用ループ12にスーツケース10の引手杆10a、あるいはスーツケース10を載せたキャリーカートの引手杆を挿通させた後、該引手杆10aを長さ調整バックル2と可動バックル4により挟み付けると、手荷物11が落下することがなく、さらに、引手杆10aに対するベルト本体5の揺動等が規制されるために、手荷物11のをぐらつきなくスーツケース10、あるいはキャリーカートに固定することができる。
可動バックル4は、長さ調整用ループ3を挟み付けることができるものであれば、適宜のものを使用することができるが、
折り返し杆7を挟んでベルト本体5の長手方向両側に所定の間隔を隔てて一対の支え杆8を配置して形成することができる。
この場合、長さ調整バックル2を流用すると、部品点数を減らすことが可能になる。
スーツケースベルトを示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)の1B-1B線断面図である。 本発明の要部を示す図で、(a)は図1(b)の2A部拡大図、(b)は図1(b)の2B部拡大図、(c)は図1(b)の2C部拡大図、(d)は図1(b)の2D部拡大図である。 スーツケースベルトをスーツケースに巻き付けた状態を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 スーツケースベルトを手荷物に巻き付けた状態を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 手荷物への巻装状態を示す図で、(a)は図4(a)の5A-5A線断面図、(b)は図5(a)の要部拡大図である。
図1以下に示すように、スーツケース用ベルトは、帯状のベルト体1に長さ調整バックル2、および可動バックル4を装着したベルト本体5の両端部に連結部6としてのソケット側バックル6Aとプラグ側バックル6Bとを連結して形成される。
ベルト体1の一端部は他端部側に折り返されて長さ調整バックル2に連結され、長さ調整バックル2に連結した状態で、一端部(図1における上部)に長さ調整用ループ3が形成される。
上記可動バックル4は、長さ調整用ループ3を挟み付けるようにして装着され、装着状態において長さ調整用ループ3を2分し、長さ調整バックル2と可動バックル4との間に引手杆挿入用ループ12が形成され、上記ベルト体1の折返し屈曲部に上記ソケット側バックル6Aが装着される。
図1(a)、図2(a)、(d)に示すように、プラグ側バックル6Bには先端部に係止爪13aを備えた弾性変形可能な連結片13が設けられるとともに、ソケット側バックル6Aにはプラグ側バックル6Bの連結片13を受容可能な連結空間14が設けられており、プラグ側バックル6Bの連結片13をソケット側バックル6Aの連結空間14に挿入すると、プラグ側バックル6Bの係止爪13aがソケット側バックル6Aの係止開口14aに係止して両者が連結する。
プラグ側バックル6Bとソケット側バックル6Aとを連結した状態でベルト本体5はループ形状となり、スーツケース10、あるいは手荷物11に巻きつけることができる。
ベルト体1へのプラグ側バックル6Bの連結は、図2(d)に示すように、ベルト体1の端部をプラグ側バックル6Bに形成されたベルト挿通開口13bから挿通させてプラグ側バックル6Bの連結杆13cに巻き付けて行われる。連結状態においてプラグ側バックル6Bからの抜去方向(F)にベルト体1の中間部(図2(d)の右側部分)を引いても引張力により連結杆13c、およびベルト挿通開口13bの辺縁とベルト本体5との間に発生する摩擦により抜去方向の移動が規制される。
ベルト体1の一端に剛性を付与してプラグ側バックル6Bのベルト挿通開口13bへの挿通作業を容易にし、さらに端部からの繊維のほつれを防止するために、ベルト体1の先端部には該先端部を人工皮革、合成樹脂材等により覆った端部処理が施されるとともに、一端部近傍にはネームプレート15が装着される(図1(b)参照)。
一方、長さ調整バックル2は、図1、図2(c)に示すように、矩形枠9の対向する一対の辺縁部の中央から一本の折り返し杆7を橋渡し、折り返し杆7を挟んで一対のベルト挿通開口16を配置した「日」の字形状に形成され、ベルト体1への装着は、ベルト体1の端部に形成される連結用ループ1aを折り返し杆7に係止させて行われる。
なお、図2(c)において1bは連結用ループ1aを形成するための縫製箇所を示す。
また、ベルト体1の中間部は矩形枠9の裏面(以下、図1(b)における右側を「表面」、反対側(左側)を「裏面」とする。)に沿って配置され、中央部をベルト挿通開口16から表面側に引き出して折り返し杆7に表裏方向に係止させた姿勢を取る。この状態からベルト体1に引張力を負荷しても、ベルト体1間、ベルト体1と矩形枠9、あるいは折り返し杆7との間の摩擦力により不用意に長さ調整バックル2が移動することがない。この結果、長さ調整用ループ3のループ長が長くなって、ベルト本体5の全長が長くなって、スーツケース10、あるいは手荷物への締付け力が低下することが防がれる。
可動バックル4は、折り返し杆7を挟んでベルト体1の長手方向両側に所定の間隔を隔てて一対の支え杆8を設けて形成される。図1(a)、2(b)に示すように、本例において、可動バックル4は部品の共用化を図るために、長さ調整バックル2が使用され、矩形枠9の折り返し杆7に平行な辺縁が支え杆8として使用される。
この可動バックル4をベルト体1に装着した状態で、長さ調整用ループ3の中間部は重ね合わされて矩形枠9の裏面に沿って配置され、中央部をベルト挿通開口16から表面側に引き出して折り返し杆7に表裏方向に係止させた姿勢を取る。この状態での可動バックル4のベルト体1に沿うスライド操作は、スライド操作によりベルト体1間、ベルト体1と矩形枠9、あるいは折り返し杆7との間に発生する摩擦力によって規制される。
したがって本例において、ベルト本体5の長さを長さ調整バックル2を位置調整してスーツケース10の周長にほぼ一致させた状態で、図3に示すように、スーツケース10に巻きつけ、この後、プラグ側バックル6Bが連結される側のベルト体1の先端部を引くことによりスーツケース10を締め付けることにより、スーツケース10の不用意な開放を確実に防止することができる。
また、スーツケース10の上に手荷物11を載せる場合には、図4、5に示すように、ベルト本体5のループ径を調整した後、スーツケース10の引手杆10aを長さ調整バックル2と可動バックル4により挟み付けた状態でベルト本体5を締め付けると、図5(d)に示すように、手荷物11とスーツケース10との唯一の連結点であるベルト本体5と引手杆10aとが相互に強く連結されて緩むことがないために、手荷物のぐらつき、落下等を確実に防止することができる。
1 ベルト体
2 長さ調整バックル
3 長さ調整用ループ
4 可動バックル
5 ベルト本体
6 連結部
7 折り返し杆
8 支え杆
9 矩形枠



Claims (3)

  1. 帯状のベルト体の一端に連結した長さ調整バックルをベルト体の中間部に移動操作自在、かつ、ベルト体への引張力の負荷に対して移動することなく連結して長さ調整用ループを形成するとともに、前記長さ調整用ループの中間部を可動バックルによりベルト体の長手方向に移動自在に挟み付けて該長さ調整用ループを2分し、長さ調整バックルと可動バックルにより挟まれた一方を引手杆挿入用ループとするベルト本体と、
    ベルト本体の両端部に連結され、相互に連結した状態でベルト本体をループ形状に保持する一対の連結部とを有し、
    前記引手杆挿入用ループ内に挿通させたスーツケースの引手杆、あるいはスーツケースを載せたキャリーカートの引手杆を前記長さ調整バックルと可動バックルとにより挟み付けて該引手杆に固定可能なスーツケース用ベルト。
  2. 前記可動バックルは、折り返し杆を挟んでベルト体の長手方向両側に所定の間隔を隔てて一対の支え杆を配置して形成される請求項1記載のスーツケース用ベルト。
  3. 前記可動バックルと、長さ調整バックルには、矩形枠の対向辺縁の中間部間に一本の折り返し杆を橋渡ししたほぼ「日」形状を有する同一部品が使用される請求項1記載のスーツケース用ベルト。
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