JP2012070574A - 電力伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電力伝送に寄与しない浮遊容量を小さくし、装置を大型化することなく電力伝送効率を高めた電力伝送システムを構成する。
【解決手段】送電装置101には送電装置側パッシブ電極2と送電装置側アクティブ電極31が形成されている。受電装置201には受電装置側パッシブ電極7と受電装置側アクティブ電極6が形成されている。送電装置側アクティブ電極31は、格子状の導体部が平面方向に周期的に配列されている。送電装置側アクティブ電極31は送電装置側パッシブ電極2と受電装置側パッシブ電極7との結合を遮蔽せず、受電装置側パッシブ電極7と送電装置側パッシブ電極2との間に容量が生じる。その結果、送電装置側アクティブ電極31が受電装置側パッシブ電極7より拡がっているにもかかわらず、送電装置101と受電装置201間の結合度が大きく、電力伝送効率が高い。
【選択図】図3

Description

本発明はワイヤレスで電力を伝送する電力伝送システムに関するものである。
代表的なワイヤレス電力伝送システムとして、送電装置のコイル(一次コイル)から受電装置のコイル(二次コイル)に磁界を利用して電力を伝送する磁界結合方式の電力伝送システムが知られている。しかし、磁界結合で電力を伝送する場合、各コイルを通る磁束の大きさが起電力に大きく影響するため、一次コイルと二次コイルとの相対位置関係に高い精度が要求される。また、コイルを利用するため、装置の小型化が難しい。
一方、特許文献1に開示されているような電界結合方式のワイヤレス電力伝送システムも知られている。このシステムでは、送電装置の結合電極から受電装置の結合電極に電界を介して電力が伝送される。この方式は、結合電極の相対位置精度が比較的緩く、また、結合電極の小型・薄型化が可能である。
図1は特許文献1の電力伝送システムの基本構成を示す図である。この電力伝送システムは、送電装置と受電装置とで構成される。送電装置には、高周波高電圧発生回路1、パッシブ電極2及びアクティブ電極3を備えている。受電装置には、負荷回路5、パッシブ電極7及びアクティブ電極6を備えている。そして、送電装置のアクティブ電極3と受電装置のアクティブ電極6とが空隙4を介して近接することにより、この二つの電極同士が電界結合する。
送電装置のパッシブ電極、送電装置のアクティブ電極、受電装置のアクティブ電極及び受電装置のパッシブ電極は、この順に重ねられ、それらの中心を通る法線を共有している。
特表2009−531009号公報
特許文献1の電力伝送システムにおいては、送電装置と受電装置のそれぞれのアクティブ電極およびパッシブ電極が長手方向に一つの軸に沿って配置されているので、広範囲に亘る位置関係で送電装置と受電装置は電界結合して電力伝送できる。しかし、図1に示したように、位置自由度を高くする目的で送電装置側アクティブ電極3の面積を広くした場合に、次に述べる問題が生じる。
図1中の矢印線は電極間に生じる電気力線を概念的に表している。このように送電装置側アクティブ電極3と受電装置側パッシブ電極7との間に浮遊容量が生じてしまう。それとともに、送電装置側アクティブ電極3が、送電装置側パッシブ電極2と受電装置側パッシブ電極7との結合を遮蔽してしまう。その結果、送電装置と受電装置間の結合度が小さくなって、電力伝送効率が著しく低下するおそれがある。
本発明は、電力伝送に寄与しない浮遊容量を小さくし、必要な結合を確保して、装置を大型化することなく電力伝送効率を高めた電力伝送システムを提供することを目的としている。
本発明の電力伝送システムは、アクティブ電極およびパッシブ電極をそれぞれ有する、第1と第2の二つの電力伝送装置を備え、前記第1と第2の電力伝送装置のアクティブ電極同士の間に生じる容量およびパッシブ電極同士の間に生じる容量で前記第1と第2の電力伝送装置が結合する電力伝送システムにおいて、
第1の電力伝送装置のアクティブ電極の形成領域の面積をSta、第1の電力伝送装置のパッシブ電極の形成領域の面積をStp、第2の電力伝送装置のアクティブ電極の形成領域の面積をSra、第2の電力伝送装置のパッシブ電極の形成領域の面積をSrpで表すと、
Sta≦Stp,Sra≦Srp
の関係であり、
第1、第2の電力伝送装置のうち少なくとも一方のアクティブ電極は、枠状、縞状または格子状の導体部が平面方向に周期的に配列されたものである。
この構成により、パッシブ電極同士の結合容量が増大し、高い結合度が得られるので電力伝送効率を高めることができる。したがって、二つの電力伝送装置の相対位置関係の自由度を高めるとともに、電力伝送効率を改善した電力伝送システムが実現できる。
前記アクティブ電極の非導体部の幅をG、導体部の幅をWで表すと、電極比率W/(W+G)は10%〜50%の範囲内である。
この構造により、受電装置および送電装置のパッシブ電極間の結合を充分に高めることができる。
前記電極比率を10%〜35%の範囲内とすれば、受電装置および送電装置のパッシブ電極間の結合をさらに充分に高めることができる。
また、例えば、第1、第2の電力伝送装置のうち少なくとも一方の電力伝送装置のアクティブ電極およびパッシブ電極は、枠状、縞状または格子状の導体部が平面方向に周期的に配列され、前記アクティブ電極の非導体部で前記パッシブ電極の枠部が交差する。
この構造により、第1の電力伝送装置側アクティブ電極と第1の電力伝送装置側パッシブ電極との間の浮遊容量が削減されるとともに、第1の電力伝送装置側パッシブ電極と第2の電力伝送装置側パッシブ電極との間の結合容量が増す。その結果、第1の電力伝送装置と第2の電力伝送装置との間の結合度が高まる。
この構造により、アクティブ電極とパッシブ電極との間の浮遊容量を低減できる。
また、例えば第1の電力伝送装置のアクティブ電極は、枠状、縞状または格子状の導体部が平面方向に周期的に配列され、第1の電力伝送装置のアクティブ電極を第2の電力伝送装置に投影した時に第2の電力伝送装置のアクティブ電極の内側に収まる第1の電力伝送装置のアクティブ電極の非導体部が、第1の電力伝送装置のアクティブ電極の配列方向に二つ以上、且つ、この配列方向に直交する方向に二つ以上存在する。
この構造により、平面方向の位置による第1、第2のアクティブ電極同士の結合容量の変動が少なくなる。
また、例えば第1の電力伝送装置のアクティブ電極は、枠状、縞状または格子状の導体部が平面方向に周期的に配列され、第2の電力伝送装置のパッシブ電極は枠状の導体であり、第2の電力伝送装置のアクティブ電極は第2の電力伝送装置のパッシブ電極の内側に収まる大きさの導体である。
この構造により、第2の電力伝送装置のアクティブ電極とパッシブ電極間の浮遊容量が低減されるとともに、第1、第2の電力伝送装置のアクティブ電極間の結合容量およびパッシブ電極間の結合容量を大きくすることができる。
本発明によれば、送電装置側パッシブ電極と受電装置側パッシブ電極との結合容量が増大し、高い結合度が得られるので電力伝送効率を高めることができる。したがって、送電装置と受電装置との位置関係の自由度を高めるとともに、電力伝送効率を改善したワイヤレス電力伝送システムが実現できる。
図1は特許文献1の電力伝送システムの基本構成を示す図である。 図2は第1の実施形態に係る電力伝送システム301を構成する送電装置101と受電装置201の斜視図である。 図3は第1の実施形態に係る電力伝送システム301の概略断面図である。 図4はワイヤレス電力伝送システムの等価回路図である。 図5(A)、図5(B)は、送電装置101と受電装置201の各電極の形状、寸法、および位置関係を示す図である。 図6は、図5(A)に示した条件で電極比率を変化させたときの、電極比率に対する、送電装置と受電装置との結合度C/C0の関係を示す図である。 図7は第2の実施形態に係る電力伝送システム302の概略断面図である。 図8(A)は送電装置側のパッシブ電極21とアクティブ電極31の形状および平面視したときの位置関係を示す図である。図8(B)は受電装置側のパッシブ電極71とアクティブ電極6の形状および平面視したときの位置関係を示す図である。 図9は第3の実施形態に係る電力伝送システム303の概略断面図である。 図10(A)は送電装置側のパッシブ電極21とアクティブ電極31の形状および平面視したときの位置関係を示す図である。図10(B)は受電装置側パッシブ電極72とアクティブ電極61の形状および平面視したときの位置関係を示す図である。 図11は第4の実施形態に係る電力伝送システムに備える送電装置のパッシブ電極22とアクティブ電極31の形状および平面視したときの位置関係を示す図である。 図12は第5の実施形態に係る電力伝送システム305の概略断面図である。 図13(A)は第6の実施形態に係る送電装置側のパッシブ電極とアクティブ電極の形状および平面視したときの位置関係を示す図である。図13(B)は第6の実施形態にかかる電力伝送システムの概略断面図である。
《第1の実施形態》
図2は第1の実施形態に係る電力伝送システム301を構成する送電装置101と受電装置201の斜視図である。この送電装置101と受電装置201とでワイヤレス電力伝送システムを構成している。送電装置101は本発明の第1の電力伝送装置に相当し、受電装置201は本発明の第2の電力伝送装置に相当する。第1、第2の電力伝送装置のうち一方が送電装置、他方が受電装置になることは、第2の実施形態以降の各実施形態についても同様である。
送電装置101は、その筐体111内に送電装置側パッシブ電極2と送電装置側アクティブ電極31を備えている。受電装置201は、その筐体211内に受電装置側パッシブ電極7と受電装置側アクティブ電極6を備えている。
送電装置101に受電装置201を載置することによって、送電装置側アクティブ電極31と受電装置側アクティブ電極6との間に容量が生じ、且つ送電装置側パッシブ電極2と受電装置側パッシブ電極7との間に容量が生じる。この容量で電界結合した状態で、送電装置101は受電装置201へ電力を伝送する。
送電装置側パッシブ電極2、送電装置側アクティブ電極31、受電装置側アクティブ電極6および受電装置側パッシブ電極7はこの順に重ねられている。送電装置側アクティブ電極31と受電装置側アクティブ電極6とが空隙を介して近接することにより、互いに電界結合する。また送電装置側パッシブ電極2と受電装置側パッシブ電極7とが電界結合する。送電装置側アクティブ電極31と受電装置側アクティブ電極6とは、送電装置側パッシブ電極2と受電装置側パッシブ電極7のいずれよりも高電圧である。このような各電極の位置関係および各電極の電圧の関係となることは、第2の実施形態以降の各実施形態についても同様である。
図3は第1の実施形態に係る電力伝送システム301の概略断面図である。送電装置101の筐体111内の下面付近には送電装置側パッシブ電極2が形成されている。また、筐体111内の上面付近には送電装置側アクティブ電極31が形成されている。受電装置201の筐体211内の上面付近には受電装置側パッシブ電極7が形成されている。また、筐体211内の下面付近には受電装置側アクティブ電極6が形成されている。
送電装置側パッシブ電極2とアクティブ電極31との間には高周波高電圧発生回路1が接続されている。受電装置側パッシブ電極7とアクティブ電極6との間には負荷回路5が接続されている。
ここで、送電装置101のアクティブ電極31の形成領域の面積をSta、送電装置101のパッシブ電極2の形成領域の面積をStp、受電装置201のアクティブ電極6の形成領域の面積をSra、受電装置201のパッシブ電極7の形成領域の面積をSrpで表すと、
Sta=Stp,Sra<Srp,Sra<Sta
の関係である。
図3中の矢印線は電極間に生じる電気力線を概念的に表している。送電装置側アクティブ電極31は正方格子状である。そのため、送電装置側アクティブ電極31が、送電装置側パッシブ電極2と受電装置側パッシブ電極7との結合を遮蔽せず、受電装置側パッシブ電極7と送電装置側パッシブ電極2との間に容量が生じる。その結果、送電装置側アクティブ電極31が受電装置側パッシブ電極7より拡がっているにもかかわらず、送電装置101と受電装置201間の結合度が大きく、必要な電力伝送効率が得られる。
図4はワイヤレス電力伝送システムの等価回路図である。この図4において、送電装置101の高周波電圧発生回路OSCは例えば100kHz〜数10MHzの高周波電圧を発生する。昇圧トランスTGおよびインダクタLGによる昇圧回路37は、高周波電圧発生回路OSCの発生する電圧を昇圧してパッシブ電極2とアクティブ電極31との間に印加する。キャパシタCGはパッシブ電極2とアクティブ電極31とによる容量である。昇圧回路37とキャパシタCGは共振回路を構成する。受電装置201のパッシブ電極5とアクティブ電極6との間には、降圧トランスTLおよびインダクタLLによる降圧回路45が接続されている。キャパシタCLはパッシブ電極5とアクティブ電極6とによる容量である。降圧回路45とキャパシタCLは共振回路を構成する。降圧トランスTLの二次側には負荷RLが接続されている。この負荷RLは、ダイオードとコンデンサによる整流平滑回路および二次電池で構成されている。降圧回路45と負荷RLとで構成される回路が本発明の「負荷回路」に相当する。キャパシタCmは容量結合の状態を示している。
次に、送電装置101と受電装置201の各電極の構造と結合特性について示す。
図5(A)、図5(B)は、送電装置101と受電装置201の各電極の形状、寸法、および位置関係を示す図である。図5(A)は、送電装置側パッシブ電極2の幅Wtp、送電装置側アクティブ電極31の最外周幅Wta、受電装置側アクティブ電極6の幅Wra、受電装置側パッシブ電極7の幅Wrp、送電装置側のパッシブ電極2とアクティブ電極31との間隙Gt、受電装置側のパッシブ電極7とアクティブ電極6との間隙Gr、送電装置側アクティブ電極31と受電装置側アクティブ電極6との間隙Gtrをそれぞれ示している。各部の寸法は次のとおりである。
Wtp=240mm
Wta=240mm
Wrp=100mm
Wra=30mm
Gt=3mm
Gr=5mm
Gtr=0.2mm
送電装置側アクティブ電極31は、図5(B)に示すように、孔である非導体部Hおよび導体部Eの枠部が平面方向に(平面に沿って)周期的に配列されたものである。ここで、導体部Eの幅をW、非導体部Hの幅をG、で表すと、W/(W+G)で電極比率を表すことができる。導体Eの配置ピッチをPで表すと、電極比率はW/Pで表すこともできる。
図6は、図5(A)に示した条件で前記電極比率を変化させたときの、電極比率に対する、送電装置と受電装置との結合度C/C0の関係を示す図である。ここでCは等価結合容量(Cm)、C0は非導体部がない場合の等価結合容量(Cm)である。電極比率W/P=100%は、非導体部の無い従来構造に相当する。図6に表れているように、電極比率を100から小さくしていくと、すなわち非導体部の割合を増していくと、結合度C/C0は増大する。電極比率W/(W+G)=20%程度で結合度C/C0は最大になる。このとき、非導体部が無い状態に比べて結合度は8倍にも増大する。電極比率を20%よりさらに小さくすると、結合度C/C0は少し低下する。
このように、全体的には電極比率を小さくするほど結合度は増すが、最適値が存在する。したがって、送電装置側のパッシブ電極2、アクティブ電極31、受電装置側のパッシブ電極7、アクティブ電極6の寸法および位置関係が定まれば、あとは結合度が最大になるように、送電装置側アクティブ電極31の電極比率を決定すればよい。
電極比率W/(W+G)が10%〜50%の範囲内であれば結合度は5倍以上になるので充分な改善効果がある。また、前記電極比率W/(W+G)が10%〜35%の範囲内で結合度は7倍以上となって、さらなる改善効果が得られる。
送電装置側アクティブ電極31を受電装置側アクティブ電極6に投影したときの、送電装置側アクティブ電極31を受電装置に投影した時に受電装置側アクティブ電極6の面積に収まる送電装置側アクティブ電極31の非導体部は、送電装置側アクティブ電極31の配列方向に少なくとも二つ(2本)、且つ、その配列方向に直交する方向に少なくとも二つ(2本)存在する。
上記条件であれば、平面方向に位置ずれした場合であっても、送電装置側アクティブ電極31の1本の導体部を受電装置側アクティブ電極6に確実に対向させることができる。すなわち載置位置のずれによる結合容量の変化幅が小さく安定した結合度が得られ、且つ二つのパッシブ電極2,7同士の結合容量を確保できる。
なお、高周波高電圧発生回路1が発生する交流電圧の周波数は、送電装置101および受電装置201の周囲の誘電性媒質(すなわち空気)での波長が、送電装置101および受電装置201の大きさに比べて長い関係にある。すなわち準静電場により電力伝送される。このことにより、電磁波放射の形で輻射(分散)されるエネルギーが少ないので、電力伝送効率が高まる。また、高周波高電圧発生回路1が発生する交流電圧の周波数は、輻射される電磁波エネルギーが、送電装置101から受電装置201へ伝搬される電界エネルギーに比べて小さい範囲で、できるだけ高い周波数とする。このことによって、送電装置側アクティブ電極31、送電装置側パッシブ電極2、受電装置側アクティブ電極6、受電装置側パッシブ電極7のそれぞれの面積が小さくても(小さい割りに)送電装置101と受電装置201のアクティブ電極同士およびパッシブ電極同士の結合度を高めることができる。したがって、小型でありながら電力伝送効率の高い電力伝送システムが構成できる。これらのことは第2の実施形態以降の各実施形態についても同様である。
《第2の実施形態》
図7は第2の実施形態に係る電力伝送システム302の概略断面図である。送電装置102の筐体112内の上面付近には送電装置側パッシブ電極21が形成されている。また、筐体112内の上面付近には送電装置側アクティブ電極31が形成されている。受電装置202の筐体212内の下面付近には受電装置側パッシブ電極71が形成されている。また、筐体212内の下面付近には受電装置側アクティブ電極6が形成されている。
図7では図示を省略しているが、送電装置側パッシブ電極21とアクティブ電極31との間には高周波高電圧発生回路が接続されている。また、受電装置側パッシブ電極71とアクティブ電極6との間には負荷回路が接続されている。
ここで、送電装置102のアクティブ電極31の形成領域の面積をSta、送電装置102のパッシブ電極21の形成領域の面積をStp、受電装置202のアクティブ電極6の形成領域の面積をSra、受電装置202のパッシブ電極71の形成領域の面積をSrpで表すと、
Sta<Stp,Sra<Srp,Sra<Sta
の関係である。
図8(A)は送電装置側のパッシブ電極21とアクティブ電極31の形状および平面視したときの位置関係を示している。図8(B)は受電装置側のパッシブ電極71とアクティブ電極6の形状および平面視したときの位置関係を示している。
この第2の実施形態では、送電装置側のパッシブ電極21とアクティブ電極31は共に正方格子状である。このアクティブ電極31の非導体部の中心にパッシブ電極21の格子の交差部が位置するように、アクティブ電極31とパッシブ電極21の形状および平面視したときの位置関係を定めている。
また、この第2の実施形態では、受電装置側パッシブ電極71を矩形の枠状に形成している。そして、受電装置側アクティブ電極6は受電装置側パッシブ電極71の内側に収まる大きさに形成している。
このように、送電装置側のパッシブ電極21とアクティブ電極31の双方を格子状にしたことにより、両者間に生じる浮遊容量を低減できる。しかも、アクティブ電極31の非導体部の中心にパッシブ電極21の格子の交差部が位置するように配置したことにより、両者間に生じる浮遊容量を効果的に低減できる。
また、受電装置側についても、受電装置側のパッシブ電極71とアクティブ電極6との間の実質的な対向面積が小さく、対向距離が大きいので、両者間に生じる浮遊容量を低減できる。
以上に示した構成により、送電装置側パッシブ電極と受電装置側パッシブ電極との結合容量が増大するだけなく、送電装置102と受電装置202のそれぞれでの浮遊容量が減少するので、送電装置102と受電装置202との高い結合度が得られる。その結果、電力伝送効率を高めることができる。
《第3の実施形態》
図9は第3の実施形態に係る電力伝送システム303の概略断面図である。送電装置103の筐体113内の上面付近には送電装置側パッシブ電極21が形成されている。また、筐体113内の上面付近には送電装置側アクティブ電極31が形成されている。受電装置203の筐体213内の下面付近には受電装置側パッシブ電極72が形成されている。また、筐体213内の下面付近には受電装置側アクティブ電極61が形成されている。
図9では図示を省略しているが、送電装置側パッシブ電極21とアクティブ電極31との間には高周波高電圧発生回路が接続されている。また、受電装置側パッシブ電極72とアクティブ電極61との間には負荷回路が接続されている。
ここで、送電装置103のアクティブ電極31の形成領域の面積をSta、送電装置103のパッシブ電極21の形成領域の面積をStp、受電装置203のアクティブ電極61の形成領域の面積をSra、受電装置203のパッシブ電極72の形成領域の面積をSrpで表すと、
Sta<Stp,Sra<Srp,Sra<Sta
の関係である。
図10(A)は送電装置側のパッシブ電極21とアクティブ電極31の形状および平面視したときの位置関係を示している。図10(B)は受電装置側パッシブ電極72とアクティブ電極61の形状および平面視したときの位置関係を示している。
この第3の実施形態では、送電装置側のパッシブ電極21とアクティブ電極31は共に正方格子状である。このアクティブ電極31の非導体部の中心にパッシブ電極21の格子の交差部が位置するように、アクティブ電極31とパッシブ電極21の形状および平面視したときの位置関係を定めている。アクティブ電極31の導体幅Wtaはパッシブ電極21の導体幅Wtpより細くしている。アクティブ電極31の導体配置ピッチ(格子間ピッチ)とパッシブ電極21の導体配置ピッチ(格子間ピッチ)は同じである。したがって、アクティブ電極31の電極比率はパッシブ電極21の電極比率より小さい。図6に例示したように、電極比率によって結合度が変化するので、この電極比率は、最も高い結合度が得られるように定めればよい。
第3の実施形態では、受電装置側のパッシブ電極72とアクティブ電極61の両方が正方格子状である。但し、図10(B)に示した例では、パッシブ電極72とアクティブ電極61共に格子が粗くて1ピッチ分の格子形状である。そのため、パッシブ電極72は格子状に見えるが、アクティブ電極61は十字形状に見える。このアクティブ電極61の十字の交差部はパッシブ電極72の非導体部の中心に位置している。
このように、受電装置側のパッシブ電極72とアクティブ電極61を格子状にした場合も、受電装置側のパッシブ電極72とアクティブ電極61との間の実質的な対向面積が小さく、対向距離が大きいので、両者間に生じる浮遊容量を低減できる。また、受電装置側のパッシブ電極72とアクティブ電極61の導体幅Wrp,Wraを定めて電極比率を変化させると、送電装置と受電装置との結合度が変化するので、最も高い結合度が得られるように、受電装置側のパッシブ電極72とアクティブ電極61のそれぞれの電極比率を定めればよい。
《第4の実施形態》
図11は第4の実施形態に係る電力伝送システムに備える送電装置のパッシブ電極22とアクティブ電極31の形状および平面視したときの位置関係を示す図である。
図11に示すように、アクティブ電極31とパッシブ電極22の両電極とも格子状である。パッシブ電極22のうち、平面視でアクティブ電極31と重なる部分の導体幅Wp2は他の部分の導体幅Wp1より細い。
なお、アクティブ電極31のうち、平面視でパッシブ電極22と重なる部分の導体幅を他の部分の導体幅より細くしてもよい。また、パッシブ電極22とアクティブ電極31の両方について、平面視で重なる部分の導体幅を細くしてもよい。
このようにして、アクティブ電極とパッシブ電極とが平面視で交差する部分の導体幅を細くすることにより、アクティブ電極とパッシブ電極との間の浮遊容量が低減される。したがって容量結合度が高まり、電力伝送効率がさらに改善できる。
《第5の実施形態》
図12は第5の実施形態に係る電力伝送システム305の概略断面図である。送電装置105の筐体115内の上面付近には送電装置側パッシブ電極22が形成されている。また、筐体115内の上面付近には送電装置側アクティブ電極3が形成されている。受電装置205の筐体215内の下面付近には受電装置側パッシブ電極7が形成されている。また、筐体215内の下面付近には受電装置側アクティブ電極62が形成されている。
図12では図示を省略しているが、送電装置側パッシブ電極22とアクティブ電極3との間には高周波高電圧発生回路が接続されている。また、受電装置側パッシブ電極7とアクティブ電極62との間には負荷回路が接続されている。
ここで、送電装置105のアクティブ電極3の形成領域の面積をSta、送電装置105のパッシブ電極22の形成領域の面積をStp、受電装置205のアクティブ電極62の形成領域の面積をSra、受電装置205のパッシブ電極7の形成領域の面積をSrpで表すと、
Sta<Stp,Sra<Srp,Sra>Sta
の関係である。
送電装置のパッシブ電極22の形状は矩形枠状、アクティブ電極3の形状は矩形状である。受電装置側パッシブ電極7は非導体部の無い矩形状の導体板で構成されている。受電装置側アクティブ電極62は正方格子状の導体板で構成されている。
この第5の実施形態では、受電装置側アクティブ電極62の最外周幅が送電装置側アクティブ電極3の幅より大きい。このような関係であっても、受電装置側アクティブ電極62に非導体部が配列されているため、受電装置側アクティブ電極62が、送電装置側パッシブ電極22と受電装置側パッシブ電極7との結合を遮蔽せず、受電装置側パッシブ電極7と送電装置側パッシブ電極22との間に容量が生じる。
このように、非導体部を備える電極を受電装置側にのみ設けてもよい。
《第6の実施形態》
これまでに示した非導体部及び導体部の枠状または格子状のパターンは2次元状に拡がるものに限らず、1次元状に拡がるパターンであってもよい。第6の実施形態では、非導体部と導体部が縞状である例を示す。
図13(A)は第6の実施形態に係る送電装置側のパッシブ電極とアクティブ電極の形状および平面視したときの位置関係を示す図である。図13(B)は第6の実施形態に係る電力伝送システムの概略断面図である。
送電装置106の筐体116内には送電装置側パッシブ電極23が形成されている。また、筐体116内の上面付近には送電装置側アクティブ電極33が形成されている。受電装置206の筐体216内には受電装置側パッシブ電極7が形成されている。また、筐体216内の下面付近には受電装置側アクティブ電極6が形成されている。
第4の実施形態では導体部を図11に示すように、アクティブ電極31とパッシブ電極22の両電極とも格子状である。パッシブ電極22のうち、平面視でアクティブ電極31と重なる部分の導体幅Wp2は他の部分の導体幅Wp1より細い。導体幅を細くしたとしても平面視でアクティブ電極31と重なる部分で容量が発生する。第4の実施形態では送電装置側のパッシブ電極22とアクティブ電極31間の浮遊容量の増加を低減するためにパッシブ電極22とアクティブ電極31との距離を大きく保つ必要がある。
これに対して、図13に示すくし歯電極では送電装置側のアクティブ電極33とパッシブ電極23がそれぞれくし歯電極形状とされ、平面視で互いに間挿し合っている。そのため、平面視でパッシブ電極23がアクティブ電極33と重なる部分がない。従ってパッシブ電極23とアクティブ電極33の距離を近づけたとしても送電装置側のパッシブ電極23とアクティブ電極33との間の浮遊容量の増加を低減できる。よって、送電装置を薄型化することができる。
《他の実施形態》
以上に示した幾つかの実施形態では、送電装置または受電装置のパッシブ電極が枠状の導体部を備えるようにしたが、送電装置と受電装置のいずれについても、パッシブ電極が格子状の導体部を備える電極であってもよい。この構造により、パッシブ電極とアクティブ電極間の浮遊容量を低減できる。
また、格子状である導体部の形状は、正方格子状に限らず、六角格子状や三角格子状であってもよい。また、非導体部の形状は正方形、六角形、三角形のような多角形に限らず、円形や楕円形であってもよい。
また、導体部が平面方向に完全に周期的に配列されたものである必要はない。部分的に導体部が平面方向に非周期的に配列されていてもよい。導体部が平面方向に実質的に周期的に配列されていてもよい。
CG…キャパシタ
CL…キャパシタ
Cm…キャパシタ
E…導体部
Gr,Gt,Gtr…間隙
H…非導体部
LG,LL…インダクタ
OSC…高周波電圧発生回路
RL…負荷
TG…昇圧トランス
TL…降圧トランス
1…高周波高電圧発生回路
2…送電装置側パッシブ電極
3…送電装置側アクティブ電極
5…負荷回路
6…受電装置側アクティブ電極
7…受電装置側パッシブ電極
21,22,23…送電装置側パッシブ電極
31,33…送電装置側アクティブ電極
37…昇圧回路
45…降圧回路
61,62…受電装置側アクティブ電極
71,72…受電装置側パッシブ電極
101〜103,105…送電装置
111〜113,115,116…筐体
201〜203,205…受電装置
211〜213,215,216…筐体
301〜303,305,306…電力伝送システム

Claims (6)

  1. アクティブ電極およびパッシブ電極をそれぞれ有する、第1と第2の二つの電力伝送装置を備え、前記第1と第2の電力伝送装置のアクティブ電極同士の間に生じる容量およびパッシブ電極同士の間に生じる容量で前記第1と第2の電力伝送装置が結合する電力伝送システムにおいて、
    第1の電力伝送装置のアクティブ電極の形成領域の面積をSta、第1の電力伝送装置のパッシブ電極の形成領域の面積をStp、第2の電力伝送装置のアクティブ電極の形成領域の面積をSra、第2の電力伝送装置のパッシブ電極の形成領域の面積をSrpで表すと、
    Sta≦Stp,Sra≦Srp
    の関係であり、
    第1、第2の電力伝送装置のうち少なくとも一方のアクティブ電極は、枠状、縞状または格子状の導体部が平面方向に周期的に配列されたものである、電力伝送システム。
  2. 前記アクティブ電極の非導体部の幅をG、導体部の幅をWで表すと、電極比率W/(W+G)は10%〜50%の範囲内である、請求項1に記載の電力伝送システム。
  3. 前記電極比率は10%〜35%の範囲内である、請求項2に記載の電力伝送システム。
  4. 第1、第2の電力伝送装置のうち少なくとも一方の電力伝送装置の前記アクティブ電極および前記パッシブ電極は、枠状、縞状または格子状の導体部が平面方向に周期的に配列され、
    前記アクティブ電極の非導体部で前記パッシブ電極の枠部が交差する、請求項1〜3のいずれかに記載の電力伝送システム。
  5. 第1の電力伝送装置のアクティブ電極は、枠状、縞状または格子状の導体部が平面方向に周期的に配列され、第1の電力伝送装置のアクティブ電極を第2の電力伝送装置に投影した時に第2の電力伝送装置のアクティブ電極の内側に収まる第1の電力伝送装置のアクティブ電極の非導体部が、第1の電力伝送装置のアクティブ電極の配列方向に二つ以上、且つ、この配列方向に直交する方向に二つ以上存在する、請求項1〜3のいずれかに記載の電力伝送システム。
  6. 第1の電力伝送装置のアクティブ電極は、枠状、縞状または格子状の導体部が平面方向に周期的に配列され、第2の電力伝送装置のパッシブ電極は枠状の導体であり、第2の電力伝送装置のアクティブ電極は第2の電力伝送装置のパッシブ電極の内側に収まる大きさの導体である、請求項1〜3のいずれかに記載の電力伝送システム。
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