JP2012070231A - 映像音声中継表示装置およびその制御方法、集積回路 - Google Patents

映像音声中継表示装置およびその制御方法、集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の映像音声表示装置がある映像音声信号伝送システムに於いて、全映像音声表示装置が「TV」としてCECの動作を振舞い、映像音声表示装置同士でもCECのコマンド送受信が行えるシステムを提供する。
【解決手段】映像音声中継表示装置111は、第1の映像音声信号送信装置121や第2の映像音声信号送信装置122との間で構築した、映像音声中継表示装置111が頂点のリアルCECネットワークの情報を元に、映像音声受信表示装置112を頂点としたバーチャルCECネットワーク情報を生成する。バーチャルCECネットワークの構築時には、生成したバーチャルCECネットワーク情報を元に、映像音声中継表示装置111が、仮想的に第1の映像音声信号送信装置121や第2の映像音声信号送信装置122として動作し、かつ自身は中継装置であるかのようにネットワークの構築処理を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、1つの伝送システム内に複数台の映像音声表示装置が接続されることが想定されるシステムでCECによる機器間相互制御を行う映像音声中継表示装置およびその制御方法、集積回路に関するものである。
映像音声信号伝送規格の1つとして、デジタル化された映像音声データを伝送する規格のHDMI(High−Definition Multimedia Interface)が普及している(例えば非特許文献1参照)。
HDMI規格に準拠したHDMIケーブルの中には、映像音声のデジタル信号を伝送するTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)ラインや、映像音声表示装置側の情報を伝送するDDC(Display Data Channel)ライン、接続した機器同士が相互に制御しあうためのコマンドをやりとりするCEC(Consumer Electoronics Control)ラインが存在する。以後、HDMIケーブル内の信号を全てまとめて、HDMI信号と呼ぶ。
また、以後、HDMIケーブルで接続された機器で構築する映像音声信号伝送システムのことをHDMIシステムと呼び、HDMIシステム内でCECラインを利用した相互制御するCECコマンドをやりとりする機能のことをCEC機能と呼ぶ。
また、HDMI規格に準拠したケーブルに於いて、TMDSラインを流れるデジタルの映像音声信号には流れがあり、一方向(すなわち、映像音声信号送信装置の出力側から映像音声表示装置の入力側への方向)に向かって流れる。以後、本デジタルの映像音声信号の流れの事をTMDSストリームと呼ぶ。また、装置から見て、TMDSストリームのベクトルに対して、同一方向を下流、逆方向を上流と呼ぶこととする。
HDMIケーブルで接続された全機器のうち、CEC機能を利用して相互制御する機器は全て、CEC機能を行うためのネットワークを構築する必要がある。以後、本ネットワークのことをCECネットワークと呼ぶ。
CECネットワークでは、映像音声表示装置(たとえばTV(Television))を中心としたバス型のネットワークになっており、論理アドレスと物理アドレスと呼ばれる2種類のアドレスを用いて、接続された機器の種類と場所を互いに認識し合っている。そのため、論理アドレスや物理アドレスは、各機器を識別するために、1つのCECネットワーク上で割り当てられる値は、基本的に各機器固有の値となるよう決められている。
図10に物理アドレスのイメージ図を示す。図10に示すように、物理アドレスは、各機器がCECネットワーク上のどの場所にあるかを示しており、映像音声表示装置を頂点として最大4段で各段16個までの場所を示すことが可能である。すなわち、物理アドレスを[1段目.2段目.3段目.4段目]と表現したとき、映像音声表示装置は[0.0.0.0]であり、最大[F.F.F.F]までの場所を示すことが可能である。
複数台の映像音声表示装置があるHDMIシステムの場合、物理アドレスの頂点が複数個できてしまうため、映像音声信号送信装置に一意的に物理アドレスを決定することがで
きない場合がある。例えば、図11に複数台の映像音声表示装置があるHDMIシステムにおける物理アドレスのイメージ図を示す。
図11(a)に示すように映像音声信号送信装置21が、映像音声表示装置12と接続され、更に映像音声表示装置12と映像音声表示装置11と接続されている場合、図11(b)に示すような、映像音声表示装置12を頂点とした物理アドレス空間では映像音声信号送信装置21は[1.0.0.0]が設定されるが、図11(c)に示すような、映像音声表示装置11を頂点とした物理アドレス空間では、映像音声信号送信装置21は[1.1.0.0]と設定されることになるため、両装置を「TV」としてHDMIシステム内でCEC機能を利用したい場合、物理アドレスを一意に定めることができない(定まらない)。
続いて、論理アドレスの一覧を図12に示す。論理アドレスは機器のカテゴリーを表し、例えば、「TV」、「Playback Device(以後、PD)」などを16進数1桁のID(すなわち0x0から0xFまで(xは16進数である旨を表す))で管理する。
ここで、図12に示すように、論理アドレスは各カテゴリー毎にIDが固定されており、「TV」ならば0x0の1個のみ、「PD」ならば0x4、0x8、0xBの3個のみと数が限られている(すなわち、CECネットワークで自装置が「TV」であるという宣言をすることができる機器は1台まで、「PD」として宣言できる機器は3台までという制約がある)。なお、映像音声表示装置は「TV」に当たる。
つまり、1つのHDMIシステム内で複数の映像音声表示装置がある場合、1台は「TV」という論理アドレス(0x0)を自装置の論理アドレスとして取得できるが、残りの映像音声表示装置は「TV」という論理アドレスを取得できない。
前述の論理アドレスや物理アドレスの制約により、複数の映像音声表示装置が存在する空間(例えば車内空間では、ナビゲーションシステムやリアディスプレイなど複数の映像音声表示装置が存在する空間となる)に於いて、全映像音声表示装置を「TV」として振舞わせることが困難である。
このような困難に対して、複数の映像音声表示装置が混在するHDMIシステムを無線などで中継し、中継装置により物理アドレスの変換操作を行う方法が提案されている(例えば特許文献1)。
すなわち、映像音声信号送信装置を、無線でHDMI信号を中継する中継装置を介して映像音声表示装置と接続し、他の映像音声表示装置は同じネットワーク内には含まれない構成にしたもので、複数の映像音声表示装置の上流に接続された中継装置間で、物理アドレスを操作して、仮想的な物理アドレス空間を生成し、複数の映像音声表示装置でCEC機能を利用することを可能とする方法である。
特開2009−278262号公報
High−Definition Multimedia Interface Specification Version 1.3a
しかしながら、前記の方法では従来の技術では、複数の映像音声表示装置から、各中継装置の上流に接続された映像音声信号送信装置をCEC機能で制御することは可能であるが、映像音声表示装置同士ではCEC機能を利用し合うことが不可能であるという課題を有していた。
本発明は、前述の課題を解決するためになされたもので、複数の映像音声表示装置が存在するシステム内においても、CECネットワーク構築のプロトコルを守りつつ、全映像音声表示装置が「TV」として動作振る舞いをすることが可能なCECネットワークを構築し、映像音声表示装置間でもCEC機能で相互制御を行うことを可能とすることを目的とする。
本発明に係る映像音声中継表示装置は、HDMI規格に準拠した伝送路を介して映像音声信号送信装置と他の映像音声表示装置とに接続され、CEC規格に準じた制御を実行する映像音声表示装置であって、自装置と前記映像音声信号送信装置とで構築されるCECネットワークであるリアルCECネットワークを構築するリアルCECネットワーク情報を保存管理するリアルCECネットワーク情報管理部と、前記リアルCECネットワークと前記他の映像音声表示装置とで構築されるCECネットワークであるバーチャルCECネットワークにおいて用いられ、前記リアルCECネットワークを構築するリアルCECネットワーク情報に紐付けされたバーチャルCECネットワーク情報を保存管理するバーチャルCECネットワーク情報管理部と前記リアルCECネットワークおよび前記バーチャルCECネットワークにおける「CEC信号」の処理を行うHDMI‐CEC処理部とを備え、前記HDMI‐CEC処理部は、前記バーチャルネットワークにおける前記他の映像音声表示装置からのコマンドに対して、自装置を動作させる場合はバーチャルCECネットワーク情報を用いて処理し、前記映像音声信号送信装置を動作させる場合はリアルCECネットワーク情報を用いて処理する構成を有している。
本発明によれば、HDMIケーブルで接続された複数の映像音声表示装置が存在する映像音声信号伝送システムにおいて、全映像音声表示装置が「TV」としてCECネットワーク上で振舞うことが可能となる。
本発明の実施の形態における映像音声信号伝送システムの車内での機器接続イメージ図 本発明の実施の形態における映像音声信号伝送システムの接続ブロック図 本発明の実施の形態におけるCECネットワークの構築イメージ図であって、(a)は、装置の接続状態を示す図(b)は、リアルCECネットワークを示す図(c)は、バーチャルCECネットワークを示す図 本発明の実施の形態における映像音声中継表示装置111の内部システムのブロック図 本発明の実施の形態における映像音声中継表示装置のCECネットワーク構築フローチャート 本発明の実施の形態における映像音声中継表示装置のバーチャルCECネットワーク情報生成フローチャート リアルCECネットワーク上でのネットワーク情報からバーチャルCECネットワーク上でのネットワーク情報への変換イメージ図 バーチャルCECネットワーク上の装置がCECコマンドを送信したことを映像音声中継表示装置が検出した時の映像音声中継表示装置の動作フローチャート リアルCECネットワーク上の装置が「TV」宛のCECコマンドを送信したことを検出した時の映像音声中継表示装置の動作フローチャート CECネットワークの物理アドレスのイメージ図 複数台の映像音声表示装置があるHDMIシステムにおける物理アドレスのイメージ図であって、(a)は、装置の接続状態を示す図(b)は、映像音声表示装置12を頂点とした物理アドレスを示す図(c)は、映像音声表示装置11を頂点とした物理アドレスを示す図 CECネットワークの論理アドレスの一覧を示す図
以下、本発明の実施の形態における映像音声信号伝送システム(以後、HDMIシステム)について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態に係わる自動車内で設置されたHDMIシステムのイメージ図である。図1に示すように、自動車内では、1つの空間内に複数の映像音声表示装置が存在する。
ここで、映像音声表示装置とは、TMDSストリームを受信処理し、自装置内の映像表示部(例えば、液晶ディスプレイ)で受信した映像を表示することが可能な装置を指す。図1において、映像音声中継表示装置111は、映像音声表示装置としての機能を動作させるとともに、上流に存在する映像音声信号送信装置から受信したTMDSストリームを、自装置の下流に存在する装置に適したTMDSストリームへ変換して伝送する中継装置としての機能を動作させるものであり、例えば自動車内のナビゲーションシステムである。
映像音声中継表示装置111は、第1の映像音声信号送信装置121および第2の映像音声信号送信装置122とHDMIケーブル131およびHDMIケーブル132で接続するための入力ポート2系統と、映像音声受信表示装置112とHDMIケーブル141で接続するための出力ポート1系統とを有している。
すなわち、映像音声中継表示装置111は、自身がHDMIケーブル131やHDMIケーブル132を介して受信したTMDSストリームを選択し、受信処理して、液晶ディスプレイなどの映像表示部で表示する機能を有すると共に、受信処理しているTMDSストリームを下流の映像音声受信表示装置112に適したTMDSストリーム変換して、へHDMIケーブル141を介して伝送する中継装置としての役割を有する。
映像音声受信表示装置112へ出力するTMDSストリームは、映像音声受信表示装置112が持つEDID内の情報を元に判断する。
映像音声受信表示装置112は、自動車内の後部座席用のリアディスプレイである。映像音声受信表示装置112は、映像音声中継表示装置111が出力するHDMI信号をHDMIケーブル141経由で受信処理して、映像表示部で表示する。
第1の映像音声信号送信装置121は、自動車内のBD−P(Blu−ray Disc Player)である。第1の映像音声信号送信装置121は、映像音声中継表示装置111とHDMIケーブル131で接続され、HDMI信号を出力する。
第2の映像音声信号送信装置122は、DSC(Digital Still Camera)である。第2の映像音声信号送信装置122は、映像音声中継表示装置111とHDMIケーブル132で接続され、HDMI信号を出力する。
なお、図1に示す機器は全て、CEC機能に対応しているものとする。 図2は、図1
におけるHDMIシステムを抜き出したブロック図である。また、図2に本実施の形態のTMDSストリームにおける上流と下流を示す。なお、図2に示す構成の各要素は図1と同一であるため、説明を割愛する。
図3は、図2に示したHDMIシステムにおいて、本発明を適用した場合のCECネットワーク構築後の、各装置における論理アドレスと物理アドレスの設定イメージ図である。図3(a)に示すように、CECネットワークは映像音声中継表示装置111を境に分断され、映像音声中継表示装置111の上流と下流で異なるCECネットワークを構築する。
以降、映像音声中継表示装置111の上流側で構築するCECネットワークの名前はリアルCECネットワーク、下流側で構築するCECネットワークの名前はバーチャルCECネットワークと呼ぶ。なお、CECネットワークにおける論理アドレスと物理アドレスは、以下、「論理アドレス」[物理アドレス]という表記で表現することとする。
図3(b)に示されるリアルCECネットワークは、特別な処理は行わずに、従来の方法を用いて映像音声中継表示装置111と、第1の映像音声信号送信装置121と、第2の映像音声信号送信装置122との間で構築されるCECネットワークである。
従って、リアルCECネットワークで構築された各アドレスは、映像音声中継表示装置111は「TV」[0.0.0.0]、第1の映像音声信号送信装置121は「Playback Device 1(以後、PD1)」[1.0.0.0]、第2の映像音声信号送信装置122は「Playback Device 2(以後、PD2)」[2.0.0.0]という割り当てになる。よって、リアルCECネットワーク上では、映像音声中継表示装置111は「TV」として動作することが可能となる。
続いて、図3(c)に示されるバーチャルCECネットワークは、映像音声中継表示装置111と、映像音声受信表示装置112との間で構築されるCECネットワークである。
バーチャルCECネットワーク上に実在する装置は、映像音声中継表示装置111と、映像音声受信表示装置112との2台のみであるが、バーチャルCECネットワークでは映像音声中継表示装置111がリアルCECネットワーク上の装置の役割も仮想的に果たして動作するため、あたかも第1の映像音声信号送信装置121や第2の映像音声信号送信装置122が存在するかのようなCECネットワークが構築される。
このとき、映像音声中継表示装置111は、CECネットワーク上で中継装置となり、その上流に第1の映像音声信号送信装置121と第2の映像音声信号送信装置122が存在するような物理アドレスの配置にする。
さらにこのとき、第1の映像音声信号送信装置121や第2の映像音声信号送信装置122の論理アドレスについては特に操作しない。
ただし、映像音声中継表示装置111自身は、ネットワーク構築時には、「TV」としてではなく、中継装置として通知する。
よって、映像音声受信表示装置112にとって見かけ上のCECネットワークは、映像音声受信表示装置112は「TV」[0.0.0.0]、映像音声中継表示装置111は「SU(Specific Use)」[1.0.0.0]となる。
ただし、映像音声中継表示装置111は映像音声受信表示装置112に対して、ベンダーユニークなCECコマンドを送信することで、映像音声中継表示装置111が「TV」である旨を通知することにより、映像音声受信表示装置112は映像音声中継表示装置111が実際には「TV」に該当する機器であることを把握することが可能となる。
また、仮想的に作り出した(実際にはバーチャルCECネットワーク上には存在しない)第1の映像音声信号送信装置121は「PD1」[1.1.0.0]、バーチャルな第2の映像音声信号送信装置122は「PD2」[1.2.0.0]という設定になる。
ここで、本発明の重要なポイントであるバーチャルCECネットワーク構築処理を具体的に説明するために、図4を用いて説明する。
図4は、映像音声中継表示装置111の内部のブロック図を示す図である。以下に、図4に示す構成の要素について説明する。
第1のHDMI入力ポート201は、映像音声中継表示装置111に於いて、HDMI規格に準じたケーブルを接続するためのポートである。第1の映像音声信号送信装置121は、本ポートとHDMIケーブル131を介して接続される。
同じく、第2のHDMI入力ポート202は、映像音声中継表示装置111に於いて、HDMI規格に準じたケーブルを接続するためのポートである。第2の映像音声信号送信装置122は、本ポートとHDMIケーブル132を介して接続される。
HDMI出力ポート203は、第1のHDMI入力ポート201もしくは第2のHDMI入力ポート202から入力されるHDMI信号を、HDMIケーブル141を介して後段の映像音声受信表示装置112へ出力するためのポートである。
EDID204は、第1のHDMI入力ポート201に接続されるHDMIケーブル内のDDCライン251上に存在し、第1のHDMI入力ポート201へ接続される第1の映像音声信号送信装置121が読み込むEDIDが格納された部位である。第1の映像音声信号送信装置121は、EDID204の情報を読み取り、出力する映像音声フォーマットや、CECネットワークにおける自身の物理アドレスを確定する。なお、EDID204に格納されている物理アドレスは[1.0.0.0]である。
EDID205は、第2のHDMI入力ポート202に接続されるHDMIケーブル内のDDCライン252上に存在し、第2のHDMI入力ポート202へ接続される第2の映像音声信号送信装置122が読み込むEDIDが格納された部位である。第2の映像音声信号送信装置122は、EDID205の情報を読み取り、出力する映像音声フォーマットや、CECネットワークにおける自身の物理アドレスを確定する。なお、EDID205に格納されている物理アドレスは[2.0.0.0]である。
システム制御部211は、映像音声中継表示装置111のシステム全体を制御するための部位であり、例えばCPU、ROM及びRAMを含む集積回路からなる。CPUは、ROMに格納されたコンピュータプログラムを、RAMを作業領域として使いながら実行することで少なくとも前述かつ後述の各部位をコントロールする。
HDMIポートスイッチ221は、システム制御部211に制御され、第1のHDMI入力ポート201からTMDSライン241を介して入力されるTMDSストリームと、第2のHDMI入力ポート202からTMDSライン242を介して入力されるTMDSストリームのうち、どちらか一方を選択して、TMDSライン243を介してHDMI‐
TMDS受信処理部222へTMDSストリームを伝送する部位である。
HDMI‐TMDS受信処理部222は、システム制御部211に制御され、TMDSライン243を介して受信するTMDSストリームを受信し、映像と音声とに信号を分離し、後段の映像処理部223および音声処理部224へ伝送する部位である。
HDMI‐TMDS受信処理部222から映像信号を受信した映像処理部223は、信号を処理し、映像表示部225で表示するための映像信号を伝送する部位である。なお、映像処理部223はシステム制御部211により制御される。
HDMI‐TMDS受信処理部222から音声信号を受信した音声処理部224は、音声信号を処理し、音声再生部226で再生するための音声信号を伝送する部位である。なお、音声処理部224はシステム制御部211により制御される。
映像表示部225は、映像処理部223から受信する映像信号を表示する部位である。映像表示部225はシステム制御部211にて制御される。
音声再生部226は、音声処理部224から受信する音声信号を出力する部位である。音声再生部226はシステム制御部211にて制御される。
HDMI‐TMDS送信処理部227は、映像信号と音声信号をHDMI規格に準拠したTMDSストリームへ変換してTMDSライン244上に出力する部位である。
TMDSライン244上に出力するTMDSストリームは、映像音声受信表示装置112に適した映像音声フォーマットに変換される。映像音声受信表示装置112に適した映像音声フォーマットは、DDCライン254で映像音声受信表示装置112のEDIDを読み込むことで判断する。HDMI‐TMDS送信処理部227は、システム制御部211により制御される。
HDMI‐CEC処理部231は、映像音声中継表示装置111において、CEC機能を制御管理する部位である。HDMI‐CEC処理部231が、本発明に於いて重要な役割を果たす。
HDMI‐CEC処理部231は自装置が関わる2つのCECネットワーク(すなわち、映像音声中継表示装置111の上流に存在するリアルCECネットワークと、下流に存在するバーチャルCECネットワーク)のCECネットワーク情報を管理する役割と、バーチャルCECネットワーク上でリアルCECネットワーク上の装置に成りすまして動作する役割と、管理した情報に基づいてCECライン上でやり取りするコマンドを適宜調整して送信する役割とを果たす。
ここで、CECネットワーク情報とは、CEC機能を利用するに当たり必要となる論理アドレスおよび物理アドレスのほか、CEC機能でやり取りする上で必要な情報(例えば、アクティブデバイス情報、ベンダーIDなど)である。
HDMI‐CEC処理部231には、リアルCECネットワークに繋がるCECライン263と、バーチャルCECネットワークに繋がるCECライン264とがある。
CECライン263は、CECライン261及びCECライン262とつながり、それぞれ第1のHDMI入力ポート201および第2のHDMI入力ポート202を介して第1の映像音声信号送信装置121や第2の映像音声信号送信装置122と接続される。
ここでCECはバス通信であるため、CECライン261〜263は互いに繋がっており、同一ラインと見なすことができるが、説明の便宜上区別して記載する。
CECライン264は、HDMI出力ポート203へと接続され、HDMIケーブル141を介して映像音声受信表示装置112と接続される。
CECコマンドの送受信処理は、リアルCECネットワークとバーチャルCECネットワーク共に、HDMI‐CEC処理部231が行う。
もし、あるネットワーク上の機器が、もう一方のネットワーク上に存在する機器宛に、CECコマンドを送信した場合、HDMI‐CEC処理部231にて、受信したCECコマンドの内容を処理し、送信相手機器の存在するネットワーク情報に合わせたCECコマンドを生成して送信する。
リアルCECネットワーク側の情報は、HDMI‐CEC処理部231により、リアルCECネットワーク情報としてリアルCECネットワーク管理部232にて管理される。管理される情報とは、具体的にはリアルCECネットワーク上に存在する各機器の論理アドレス、物理アドレスを少なくとも含む。
また、バーチャルCECネットワークの情報はHDMI‐CEC処理部231により、バーチャルCECネットワーク情報としてバーチャルCECネットワーク管理部233にて管理される。
ここで管理される情報とは、具体的には、バーチャルCECネットワーク上での自装置の物理アドレスや論理アドレスの他、バーチャルCECネットワーク上に存在する機器(例えば映像音声受信表示装置112)の各アドレス設定値、リアルCECネットワークの情報をバーチャルCECネットワークに適用(操作)したアドレス設定値などを少なくとも含む。
このとき、リアルCECネットワークの情報と、バーチャルCECネットワークの情報は紐付けしておく(すなわち、バーチャルCECネットワークに適用した元のアドレスを関連付けしておく)。
なお、自装置のバーチャルCECネットワーク上での物理アドレス値は、HDMI‐TMDS送信処理部227が映像音声受信表示装置112のEDIDから読み込んだ情報を、システム制御部211を介して取得する。
上記の様に構成されたHDMIシステムについて、CECネットワークの構築の方法を図5、図6を用いて説明する。
図5は本発明の実施の形態におけるHDMIシステムに於いて、映像音声中継表示装置111がリアルCECネットワークとバーチャルCECネットワークとを構築するときの動作フローを示すフローチャートである。
図6は、映像音声中継表示装置111がリアルCECネットワーク上の機器をバーチャルCECネットワーク上へ仮想的に存在させるために、CECネットワーク情報を生成するときの動作フローを示すフローチャートである。
映像音声中継表示装置111がリアルCECネットワークとバーチャルCECネットワークとを構築する場合の動作フローを図5のフローチャートを用いて説明する。
映像音声中継表示装置111は、自装置の起動後もしくは新規機器が接続されたことを検出した場合に、CECネットワークの構築処理を開始する(ステップS101)。
CECネットワークの構築処理を開始した映像音声中継表示装置111において、HDMI‐CEC処理部が以下の処理を実行する。
すなわち、はじめにリアルCECネットワークに新規機器が接続されているか否かを判断する(ステップS102)。
リアルCECネットワーク上に新規機器の接続がある場合は、ステップS103へ進み、リアルCECネットワーク上に新規機器の接続が無い場合は、ステップS105へ進む。
新規機器が接続されたと判断した場合は、新規で接続された機器に対してリアルCECネットワーク構築処理を行う(ステップS103)。
リアルCECネットワークは、映像音声中継表示装置111と、第1の映像音声信号送信装置121、第2の映像音声信号送信装置122との間で構築されるCECネットワークである。本ステップで、映像音声中継表示装置111、第1の映像音声信号送信装置121、第2の映像音声信号送信装置122のリアルCECネットワーク上での論理アドレスと物理アドレスが決定する。
なお、リアルCECネットワーク上での映像音声中継表示装置111の論理アドレスおよび物理アドレスは、「TV」[0.0.0.0]となる。
また、第1の映像音声信号送信装置121は「PD1」[1.0.0.0]、第2の映像音声信号送信装置122は「PD2」[2.0.0.0]である。
映像音声中継表示装置111は、リアルCECネットワーク情報(すなわち、ステップS103にて取得した映像音声中継表示装置111と、第1の映像音声信号送信装置121と、第2の映像音声信号送信装置122との、論理アドレスと物理アドレス)を、リアルCECネットワーク管理部232にて取得、保持する(ステップS104)。
続いて映像音声中継表示装置111は、バーチャルCECネットワーク上に映像音声受信表示装置112が存在するか否かを判断する(ステップS105)。
本ステップでは、どの段階で映像音声受信表示装置112が接続されたかは判断せず、現在のバーチャルCECネットワーク上に映像音声受信表示装置112が存在するか否かを判断する。
映像音声受信表示装置112が存在する場合は、ステップS106へ進み、存在しない場合は、ステップS109へ進む。
映像音声中継表示装置111は、映像音声受信表示装置112が接続されていると判断した場合、続いてバーチャルCECネットワーク上での自装置(映像音声中継表示装置111)のCECネットワーク情報が決定しているか否かを判断する(ステップS106)。
未決定の場合は、ステップS107へ進み、決定済みの場合は、ステップS109へ進む。
バーチャルCECネットワーク上での自装置(映像音声中継表示装置111)のCECネットワーク情報が未決定であると判断した場合、映像音声受信表示装置112に対して、バーチャルCECネットワークの構築を促す処理(例えば、5V−Powerを一旦OFFにするなど)を行う(ステップS107)。
ステップS107により、映像音声受信表示装置112はバーチャルCECネットワーク上に存在する新規機器のネットワーク情報の構築を行う(ステップS108)。本ステップにより、映像音声中継表示装置111は、バーチャルCECネットワーク上での自装置のネットワーク情報を取得する。
ここで、バーチャルCECネットワーク上では、映像音声中継表示装置111は、「TV」としてではなく、「Specific Use(以後、SU)」の機器として、仮想的に論理アドレスを取得する。
ただし、「SU」では映像音声中継表示装置111は映像音声受信表示装置112に対して「TV」として振舞うことが出来ないため、映像音声中継表示装置111、映像音声受信表示装置112間に於いて、互いに「TV」として振舞うために、ステップS109、ステップS110の処理に進む。
なお、バーチャルCECネットワーク上における映像音声中継表示装置111の物理アドレスは、映像音声受信表示装置112のEDIDを読み込んだシステム制御部211を介して取得する。
バーチャルCECネットワーク上での自装置のネットワーク情報を取得した映像音声中継表示装置111は、現在バーチャルCECネットワーク上で「TV」の情報を取得している映像音声受信表示装置112に対して、自装置が「TV」であることを通知済みか否かを判断する(ステップS109)。
映像音声中継表示装置111が「TV」であると映像音声受信表示装置112に通知していない場合は、ステップS110へ進み、既に「TV」であると通知済みな場合は、ステップS111へ進む。
映像音声中継表示装置111が「TV」であることを映像音声受信表示装置112に通知していない場合、映像音声中継表示装置111は、映像音声受信表示装置112に対して、自装置が「TV」であるという旨をCECコマンドで通知する(ステップS110)。
続いて、映像音声中継表示装置111は、CECネットワーク構築開始(ステップS101)後に、新規でリアルCECネットワークを構築(ステップS103)し、かつその情報を元にバーチャルCECネットワークの情報生成を行ったかを判断する(ステップS111)。リアルCECネットワーク構築後に、バーチャルCECネットワークの情報生成を行っていない場合は、ステップS112へ進み、既に生成済みの場合はステップS115へ進む。
映像音声中継表示装置111は、リアルCECネットワークの情報を元に、バーチャルCECネットワークに適したバーチャルCECネットワーク情報を生成する(ステップS112)。
ここで、ステップS112における、バーチャルCECネットワーク情報の生成の流れ
、すなわち、バーチャルCECネットワーク上における映像音声中継表示装置111のCECネットワーク情報と、リアルCECネットワーク情報とを組み合わせてバーチャルCECネットワーク情報を生成する処理フローを図6を用いて説明する。
バーチャルCECネットワーク情報の生成を開始(ステップS112−1)した映像音声中継表示装置111は、リアルCECネットワーク上の機器で、バーチャルCECネットワーク情報へ変換する対象の機器を選択する(ステップS112−2)。
変換対象の機器は、リアルCECネットワーク上における論理アドレスが若い順に選択する。
本実施の形態では、第1の映像音声信号送信装置121を対象として選択する(なぜならば、第1の映像音声信号送信装置121の論理アドレスは「PD1(0x4)」に対して、第2の映像音声信号送信装置122の論理アドレスは「PD2(0x8)」であるため)。
続いて、映像音声中継表示装置111は、変換対象の機器におけるリアルCECネットワーク上の物理アドレスの段数Nを確認する(ステップS112−3)。
本実施の形態において、第1の映像音声信号送信装置121の場合、リアルCECネットワーク上での物理アドレスは[1.0.0.0]であることから、N=1である。
続いて、映像音声中継表示装置111は、バーチャルCECネットワーク上における自装置の物理アドレスの段数Mを確認する(ステップS112−4)。本実施の形態において、映像音声中継表示装置111のバーチャルCECネットワーク上での物理アドレスは[1.0.0.0]であることから、M=1である。
Nの値とMの値を確認した映像音声中継表示装置111は、NとMの和を計算し、その値が4より小さいか否かを判断する(ステップS112−5)。
N+Mの値が4より小さい場合はステップS112−6へ、大きい場合はステップS112−8へ進む。本実施の形態では、N=1、M=1より、N+Mは2となるため、ステップS112−6へ進む。
N+Mの値が4より小さい場合、映像音声中継表示装置111は、バーチャルCECネットワーク上での自装置の物理アドレスの下部(自装置の存在する段数の下の段)に、変換対象機器のリアルCECネットワーク上における物理アドレスを結合する(ステップS112−6)。
ここで、ステップS112−6の物理アドレスの結合について図7を利用して説明する。図7は、映像音声中継表示装置111、映像音声受信表示装置112、第1の映像音声信号送信装置121、第2の映像音声信号送信装置122の、リアルCECネットワーク上での論理アドレス及び物理アドレスと、バーチャルCECネットワーク上での論理アドレス及び物理アドレスとをそれぞれ示したものである。
例えば、本実施の形態において第1の映像音声信号送信装置121のバーチャルCECネットワーク上での物理アドレスを生成する場合、映像音声中継表示装置111の物理アドレス[1.0.0.0]の2段目以降に、第1の映像音声信号送信装置121のリアルCECネットワーク上での物理アドレス[1.0.0.0]を結合する。すなわち、[1.1.0.0.0]となる。
ここで、物理アドレスは最大4段までという制約があるため、映像音声中継表示装置111は、溢れた5段目以降の物理アドレス情報を削除する(すなわち、[1.1.0.0]となる)。
なお、リアルCECネットワーク上の機器情報を、バーチャルCECネットワーク上の情報へ変換する場合、論理アドレスは変更されない(すなわち、第1の映像音声信号送信装置121は、リアルCECネットワーク上においても、バーチャルCECネットワーク上においても、「PD1」である)。
上記の手順で、映像音声中継表示装置111は、第1の映像音声信号送信装置121のバーチャルCECネットワーク上でのネットワーク情報(すなわち、「PD1」[1.1.0.0])を生成する。
ステップS112−6で生成された情報は、バーチャルCECネットワーク管理部233にて管理及び保持される(ステップS112−7)。
続いて、映像音声中継表示装置111は、リアルCECネットワーク情報を元に、バーチャルCECネットワーク情報を生成する対象の機器があるか否かを判断する(ステップS112−8)。
あると判断した場合は、ステップS112−3へ戻り、前述の処理を繰り返す。無いと判断した場合は、S112−9へ進む。
なお、同様の処理を行うことにより、映像音声中継表示装置111は、第2の映像音声信号送信装置122のバーチャルCECネットワーク上での情報(すなわち、「PD2」[1.2.0.0])を生成する。
全変換対象の機器に対して、バーチャルCECネットワークでの情報生成が完了した場合、映像音声中継表示装置111は、バーチャルCECネットワーク情報生成処理を完了する(ステップS112−9)。
ここからは再び図6を利用して説明を続ける。リアルCECネットワーク上の機器をバーチャルCECネットワーク上の情報に変換適用した映像音声中継表示装置111は、映像音声受信表示装置112に対して、バーチャルCECネットワークの構築開始を促す処理(例えば、5V−Powerを一旦OFFにするなど)を行う(ステップS113)。
ステップS113により、映像音声受信表示装置112はバーチャルCECネットワーク上に存在する新規機器のネットワーク情報構築を開始する(ステップS114)。本ステップにおいて、映像音声中継表示装置111は、バーチャルCECネットワーク管理部332に保持している情報を元に、バーチャルCECネットワーク構築処理を行う。
すなわち、映像音声中継表示装置111が、あたかも第1の映像音声信号送信装置121および第2の映像音声信号送信装置122でもあるかのように成りすます。
この場合、映像音声受信表示装置112からは、映像音声中継表示装置111の下に第1の映像音声信号送信装置121と第2の映像音声信号送信装置122が接続されているかのように見える(図3参照)。
構築したバーチャルCECネットワークの情報をバーチャルCECネットワーク管理部
233にて管理保持する(ステップS115)。
前述の処理により、映像音声中継表示装置111は、CECネットワークの構築処理を完了する(ステップS116)。
本実施の形態の処理のようにCECネットワークを構築することにより、映像音声中継表示装置111と、映像音声受信表示装置112の両装置が、「TV」としてCECネットワーク上で動作することが可能となり、かつ映像音声表示装置同士でのCEC機能の利用が可能となる。
本実施の形態における、CEC機能の実動作について図8、図9を用いて説明する。
図8は、バーチャルCECネットワーク上の装置からCECコマンドが送信されたことを、映像音声中継表示装置111が検出した時の映像音声中継表示装置111の動作フローチャートである。
また、図9はリアルCECネットワーク上の装置から自装置宛(「TV」宛)へのCECコマンドが送信されたことを、映像音声中継表示装置111が検出した時の映像音声中継表示装置111の動作フローチャートである。
なお、映像音声中継表示装置111から映像音声受信表示装置112宛へのCECコマンド送信処理及び、映像音声中継表示装置111からリアルCECネットワーク上の装置へのCECコマンド送信処理については、従来技術におけるCECコマンド処理と同様であるため、フローチャート及び説明は割愛する。
まず、図8を利用して、バーチャルCECネットワーク上の装置がCECコマンドを送信したことを映像音声中継表示装置111が検出した場合の処理について説明する。
バーチャルCECネットワーク上の映像音声受信表示装置112が、バーチャルCECネットワーク上の第1の映像音声信号送信装置121宛へCECコマンドを送信した時(ステップS201)、映像音声中継表示装置111は、バーチャルCECネットワーク上でCECコマンドが送信されたことを検出する(ステップS202)。
バーチャルCECネットワーク上のCECコマンドを検出した映像音声中継表示装置111は、該当のCECコマンドが自装置宛(ブロードキャスト含む)のコマンドか否かを判断する(ステップS203)。自装置宛のCECコマンドであった場合はステップS211の処理へ進み、自装置宛のCECコマンドでは無い場合は、ステップS204の処理へ進む。
自装置宛のCECコマンドであると判断した場合、映像音声中継表示装置111は、該当コマンドについて受信処理を行う(ステップS211)。CECコマンドの受信処理については、従来技術と同様の処理となるため、説明を割愛するが、このように映像音声表示装置同士でのCEC機能の利用が可能となる。
自装置宛のCECコマンドの受信処理を完了した映像音声中継表示装置111は、処理したCECコマンドがブロードキャストのCECコマンドか否かを判断する(ステップS212)。該当のCECコマンドがブロードキャストの場合はステップS213へ進み、ブロードキャストで無い場合は、ステップS210へ進む。
CECコマンドがブロードキャストであった場合、映像音声中継表示装置111は、該当のコマンドの送信元を自装置としてリアルCECネットワーク上に適応したCECコマンドを生成する(ステップS213)。すなわち、送信元の論理アドレスを「TV」にし
、かつCECコマンド内のパラメータについてもリアルCECネットワークの情報に合わせて生成する。CECコマンドの生成を完了した映像音声中継表示装置111は、ステップS209へ進む。
ところで、ステップS203にて、自装置宛のCECコマンドでないと判断した場合、映像音声中継表示装置111は続いて該当のCECコマンドが、自装置の上流のリアルCECネットワーク上の装置宛のCECコマンドであるか否かを判断する(ステップS204)。自装置の上流のリアルCECネットワークの装置宛である場合は、ステップS205の処理へ進み、異なる場合はステップS210の処理へ進む。
なお、自装置の上流の装置宛のCECコマンドを検出した場合の例では、説明を分かりやすくするために、<Set Stream Path(以後、SSPと呼ぶ)>と呼ばれるCECコマンドを映像音声受信表示装置112が第1の映像音声信号送信装置121宛に送信したと想定して説明する。<SSP>と呼ばれるCECコマンド内には、送信相手の物理アドレスがパラメータとして含まれている。
自装置の上流の装置宛のCECコマンド受信を検出した時には、映像音声中継表示装置111は、まずは自装置がCECコマンドのあて先の装置に成り代わって受信応答を応答する(ステップS205)。
受信応答後、映像音声中継表示装置111は、受信検出したCECコマンドを解析し、リアルCECネットワーク上へCECコマンドを送信する場合に、CECコマンド内のパラメータ情報を変更する必要があるか否かを判断する(ステップS206)。
CECコマンド内のパラメータ情報を変更する必要がある場合は、ステップS207の処理へ進み、変更する必要が無い場合は、ステップS209へ進む。
例えば、<SSP>にはパラメータに物理アドレスが含まれている。バーチャルCECネットワーク上での<SSP>に含まれる物理アドレスは、バーチャルCECネットワーク上の第1の映像音声信号送信装置121の物理アドレスとなるため、[1.1.0.0]がCECコマンドに入っている。
これに対して、リアルCECネットワーク上に<SSP>を送信する場合、第1の映像音声信号送信装置121の物理アドレスは[1.0.0.0]であるため、パラメータ値が一致しない。
よって、本実施例に於いては、CECコマンド内のパラメータ情報を変更する必要があり、ステップS207へ進む。
CECコマンドのパラメータ情報の変更が必要だと判断した映像音声中継表示装置111は、リアルCECネットワーク管理部232とバーチャルCECネットワーク管理部233を参照し、変更が必要な情報を取得する(ステップS207)。
例えば、本例に於いては、<SSP>に含まれるパラメータの物理アドレスを読み取り、バーチャルCECネットワーク上での物理アドレスが[1.1.0.0]の装置を判断し、該当の装置のリアルCECネットワーク上での物理アドレス[1.0.0.0]を取得する。
取得した情報を元に、映像音声中継表示装置111は、CECコマンドを生成する(ステップS208)。
本実施例では、送信元を自装置(すなわち「TV」)にし、かつCECコマンドで変更
が必要なパラメータをステップS207で取得した情報と入れ替える(すなわち物理アドレスを[1.1.0.0]から[1.0.0.0]へと入れ替える)。
続いて、映像音声中継表示装置111は、リアルCECネットワーク上へCECコマンドを送信する(ステップS209)。
以上の処理を持って、バーチャルCECネットワーク上の装置がCECコマンドを送信したことを映像音声中継表示装置111が検出した場合の処理は完了する(ステップS210)。
図8の動作フローを行うことにより、映像音声表示装置同士でのCEC機能の利用が可能となる。また、バーチャルCECネットワーク上の装置から、リアルCECネットワーク上の装置とのCEC機能のやり取りも可能となる。
続いて、リアルCECネットワーク上の装置から、自装置宛(「TV」宛)のCECコマンドを受信した場合の、映像音声中継表示装置111の動作処理について図9を利用して説明する。
説明を分かりやすくするために、<Active Source(以後、AS)>と呼ばれるCECコマンドを、第1の映像音声信号送信装置121から映像音声中継表示装置111宛へ送信したと想定して説明する。<AS>と呼ばれるCECコマンド内には、送信元(本実施例では第1の映像音声信号送信装置121)の物理アドレスがパラメータとして含まれている。
リアルCECネットワーク上の第1の映像音声信号送信装置121が、映像音声中継表示装置111宛へCECコマンドを送信した時(ステップS301)、映像音声中継表示装置111は、自装置宛のCECコマンドを受信したことを検出する(ステップS302)。
ここで、映像音声中継表示装置111は、自装置の下流にあるバーチャルCECネットワーク上に、「TV」に該当する装置があるか否かを判断する(ステップS303)。バーチャルCECネットワーク上に「TV」がある場合はステップS304へ進み、無い場合はステップS307へ進む。
バーチャルCECネットワーク上に「TV」があると判断した場合、映像音声中継表示装置111は、バーチャルCECネットワーク管理部233からCECコマンドに必要な情報を取得する(ステップS304)。
例えば、本実施例では<AS>内のパラメータである第1の映像音声信号送信装置121の物理アドレスが対象となる。この場合、受信した<AS>内の物理アドレスは、リアルCECネットワーク上の値となるため、[1.0.0.0]となる。
よって、バーチャルCECネットワーク上にCECコマンドを送信するためにはCECコマンドの変更が必要となる。
そこで、映像音声中継表示装置111は、第1の映像音声信号送信装置121のバーチャルCECネットワーク内での物理アドレス(すなわち、[1.1.0.0])をバーチャルCECネットワーク管理部233から取得する。
ステップS304で取得した情報を元に、映像音声中継表示装置111は、バーチャル
CECネットワークに適用したCECコマンドを生成する(ステップS305)。
続いて、映像音声中継表示装置111はバーチャルCECネットワーク上に存在している装置のうち、「TV」と認識している全装置に対してCECコマンドを送信する(ステップS306)。
本処理により、バーチャルCECネットワーク上の全「TV」と、第1の映像音声信号送信装置121との間でCEC機能を利用することが可能となる。
最後に、映像音声中継表示装置111自身が受信したCECコマンドに対して処理を行う(ステップS307)。
以上を持って、リアルCECネットワーク上の装置から、自装置宛(「TV」宛)のCECコマンドを受信した場合の、映像音声中継表示装置111の動作処理が完了する(ステップS308)。
上記の様に、本実施の形態により、複数の映像音声表示装置同士でのCEC機能の利用が可能となる。
以上説明したとおり、本発明に係る映像音声中継表示装置は、映像音声信号送信装置と映像音声受信表示装置とHDMI規格に準拠した伝送路で接続され、双方とCEC規格に準じた制御を行える映像音声中継表示装置を対象としている。
そして、前記映像音声信号送信装置との間で構築する自装置を中心としたCECネットワークの情報(すなわち、リアルCECネットワーク情報)を保存管理する手段と、前記保存管理したリアルCECネットワーク情報を元に、前記映像音声受信表示装置との間で構築する映像音声受信表示装置を中心としたCECネットワークであるバーチャルCECネットワークの情報を生成する手段と、前記生成したバーチャルCECネットワーク情報を元に、バーチャルCECネットワークを構築する手段と、前記リアルCECネットワーク情報と前記バーチャルCECネットワーク情報を元にCEC規格に準じた制御を管理処理する手段とを備えるようにしたものである。
本発明においてHDMIシステムの制御方法は、映像音声信号送信装置と、映像音声受信表示装置との間で構築するCECネットワークを分断し、一方のネットワーク情報に他方のネットワーク情報を反映させる方法を対象としている。
そして、映像音声中継表示装置を中心としたCECネットワークを構築する第一の工程と、映像音声受信表示装置を中心としたCECネットワーク上での映像音声中継表示装置の場所を取得する第二の工程と、映像音声中継表示装置を中心としたCECネットワーク情報を、映像音声受信表示装置を中心としたCECネットワーク上に当てはめて生成する第三の工程と、生成したCECネットワーク情報を利用して映像音声受信表示装置を中心としたCECネットワークを構築する第四の工程と、映像音声信中継表示装置を中心として構築したCECネットワーク情報と、映像音声受信表示装置を中心として構築したCECネットワーク情報とを参照し、CECコマンド内に含まれる送信元および送信先の機器のデータを各々のCECネットワーク情報に合わせて操作する第五の工程とを備えたものである。
更には、異なるCECネットワーク上の装置同士でも、映像音声中継表示装置111が中間で相互のCECネットワーク情報を管理処理することにより、CEC機能を利用することが可能である。
また、本実施の形態を用いた場合、従来の技術では全映像音声表示装置の上流に無線中継装置が必要であったが、本実施の形態では不要であるため、システム全体の装置数を減らし、簡素化することが可能となる。
本実施の形態は特に、複数の映像音声表示装置と、任意の数の映像音声信号送信装置とが接続されるシステムにおいて、CECによる各機器間制御を行う場合に、全ての映像音声表示装置が「TV」として振舞い、かつ映像音声表示装置間でもCECによるコントロールを互いに実現することが有用なシステム、例えば車載映像音声伝送システムにおいて有用である。
なお、本発明は上述の内容に限定されず、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変化して具体化することができる。
例えば、本実施の形態においては、映像音声中継表示装置と映像音声受信表示装置は各々1台のみという設定であるが、これに限定されず、CECネットワークの制約を逸脱しない範囲で、任意の台数を接続しても良い。例えば、映像音声中継表示装置を縦列に複数台接続しても良い。また、子映像音声信装置を映像音声中継表示装置の下流に並列で複数台設置しても良い。
また、「TV」同士でCECによる制御を行う場合、固体識別する方法を用いても良い。例えば、「TV」通知の際に、IDを付与して送信することにより、映像音声中継表示装置や映像音声受信表示装置を識別できるようになり、各々を単体で制御することが可能となる。
また、本実施の形態においては、映像音声中継表示装置111がバーチャルCECにおける自装置の情報を取得する方法として、映像音声受信表示装置112に対してバーチャルCECネットワークの構築を促してから取得する方法(すなわち、ステップS107およびステップS108)を用いているが、本方法に限定されるものではない。例えば、図6のフローチャートのうち、ステップS106〜S108の処理は省略し、映像音声受信表示装置112のEDIDから映像音声中継表示装置111のバーチャルCECネットワーク上における物理アドレスを取得しておき、ステップS114の段階で初めて、自装置の論理アドレスを取得するという方法でも良い。
また、本実施の形態においては、発明の効果を得られる範囲で、ここに開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、発明を形成することができる。
例えば、本実施の形態では、リアルCECネットワーク管理部232と、バーチャルCECネットワーク管理部233は管理部を分けているが、これに限定されず、同一の管理部でリアルCECネットワークの情報とバーチャルCECネットワークの情報を管理するという方法でもよい。
以上のように本発明に係る映像音声伝送システムおよび映像音声表示装置は、1つの伝送システム内に複数台の映像音声表示装置が接続されることが想定されるシステムでCECによる機器間相互制御を行う場合に於いて好適である。
111 映像音声中継表示装置
112 映像音声受信表示装置
121 第1の映像音声信号送信装置
122 第2の映像音声信号送信装置
131〜132、141 HDMIケーブル
201〜202 HDMI入力ポート
203 HDMI出力ポート
204〜205 EDID
211 システム制御部
221 HDMIポートスイッチ
222 HDMI‐TMDS受信処理部
223 映像処理部
224 音声処理部
225 映像表示部
226 音声再生部
227 HDMI‐TMDS送信処理部
231 HDMI‐CEC処理部
232 リアルCECネットワーク管理部
233 バーチャルCECネットワーク管理部
241〜244 TMDSライン
251〜254 DDCライン
261〜264 CECライン

Claims (5)

  1. HDMI規格に準拠した伝送路を介して映像音声信号送信装置と他の映像音声表示装置とに接続され、CEC規格に準じた制御を実行する映像音声表示装置であって、
    自装置と前記映像音声信号送信装置とで構築されるCECネットワークであるリアルCECネットワークを構築するリアルCECネットワーク情報を保存管理するリアルCECネットワーク情報管理部と、
    前記リアルネットワークと前記他の映像音声表示装置とで構築されるCECネットワークであるバーチャルCECネットワークにおいて用いられ、前記リアルCECネットワークを構築するリアルCECネットワーク情報に紐付けされたバーチャルCECネットワーク情報を保存管理するバーチャルCECネットワーク情報管理部と
    前記リアルCECネットワークおよび前記バーチャルCECネットワークにおける「CEC信号」の処理を行うHDMI‐CEC処理部とを備え、
    前記HDMI‐CEC処理部は、前記バーチャルネットワークにおける前記他の映像音声表示装置からのコマンドに対して、自装置を動作させる場合はバーチャルCECネットワーク情報を用いて処理し、前記映像音声信号送信装置を動作させる場合はリアルCECネットワーク情報を用いて処理する映像音声表示装置。
  2. 前記バーチャルCECネットワーク格納部に格納する情報は、前記リアルCECネットワーク情報管理部に保存管理されている情報を、前記他の映像音声表示装置を中心としたCECネットワーク情報に反映させて生成された情報であることを特徴とした、請求項1に記載の映像音声表示装置。
  3. 前記HDMI‐CEC処理部は、前記リアルCECネットワークおよび前記バーチャルCECネットワークのいずれか一方のCECネットワーク上の装置から他方のCECネットワーク上の装置宛へのCECコマンドによる制御信号を検出した場合、自装置が送信元の装置であることを送信することを特徴とする請求項1に記載の映像音声表示装置。
  4. HDMI規格に準拠した伝送路を介して映像音声信号送信装置と他の映像音声表示装置とに接続され、CEC規格に準じた制御を実行する映像音声表示装置に用いられる制御方法であって、
    前記映像音声信号送信装置との間で自装置を中心としたリアルCEC ネットワークを構築し、リアルCECネットワーク上に存在する全ての装置のリアルCECネットワーク情報を取得するステップと、
    前記他の映像音声表示装置を中心としたバーチャルCECネットワーク上における自装置のCECネットワーク情報を取得するステップと、
    前記取得したバーチャルCECネットワーク上における自装置のCECネットワーク情報と、前記取得したリアルCECネットワーク情報とを組み合わせてバーチャルCECネットワーク情報を生成し、バーチャルCECネットワーク上でリアルCECネットワーク上の装置を表現するためのバーチャルCECネットワーク情報を生成するステップと、
    前記バーチャルネットワークにおける前記他の映像音声表示装置からのコマンドに対して、自装置を動作させる場合はバーチャルCECネットワーク情報を用いて処理し、前記映像音声信号送信装置を動作させる場合はリアルCECネットワーク情報を用いて処理するステップと、を含む制御方法。
  5. HDMI規格に準拠した伝送路を介して映像音声信号送信装置と他の映像音声表示装置とに接続され、CEC規格に準じた制御を実行する映像音声表示装置に用いられる集積回路であって、
    前記映像音声信号送信装置との間で自装置を中心としたリアルCECネットワークを構築し、リアルCECネットワーク上に存在する全ての装置のリアルCECネットワーク情報を取得するステップと、
    前記他の映像音声表示装置を中心としたバーチャルCECネットワーク上における自装置のCECネットワーク情報を取得するステップと、
    前記取得したバーチャルCECネットワーク上における自装置のCECネットワーク情報と、前記取得したリアルCECネットワーク情報とを組み合わせてバーチャルCECネットワーク情報を生成し、バーチャルCECネットワーク上でリアルCECネットワーク上の装置を表現するためのバーチャルCECネットワーク情報を生成するステップと、
    前記バーチャルネットワークにおける前記他の映像音声表示装置からのコマンドに対して、自装置を動作させる場合はバーチャルCECネットワーク情報を用いて処理し、前記映像音声信号送信装置を動作させる場合はリアルCECネットワーク情報を用いて処理するステップと、を実行させる集積回路。
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