JP2012204999A - 中継システム、中継装置および中継方法 - Google Patents

中継システム、中継装置および中継方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のシンク装置がある中継システムにおいて、従来の技術ではCECネットワークを構築できなかった装置に対してもCECネットワークを構築すること。
【解決手段】CEC制御部211は、第1物理アドレス、リアルCECネットワーク情報及び第2物理アドレスを取得し、リアルCECネットワーク上の装置のうち他のシンク装置を基準とした物理アドレス上でいずれの装置を表現するか選定し、第2物理アドレスとリアルCECネットワーク情報とを利用してバーチャルCECネットワーク情報を生成する。CECネットワーク情報管理部221は、第1物理アドレスとリアルCECネットワーク情報と第2物理アドレスとバーチャルCECネットワーク情報とを管理する。バーチャルCECネットワーク情報は、第2物理アドレスの上流にバーチャルCECネットワーク上で表現したい装置の論理アドレス値を割り当てた物理アドレスで表現される情報である。
【選択図】図9

Description

本発明は、装置間で映像音声信号を伝送する中継システム、該中継システム内の中継装置、及び、該中継システムの中継方法に関する。
映像音声信号伝送規格の1つとして、デジタル化された映像音声データを伝送する規格のHDMI(High−Definition Multimedia Interface)が普及している(例えば非特許文献1参照)。
HDMI規格に準拠したケーブル(以後、HDMIケーブルと呼ぶ)の中には、デジタルの映像音声信号を伝送するTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)ラインや、シンク装置側の情報を伝送するDDC(Display Data Channel)ライン、接続した機器同士が相互に制御しあうためのコマンドをやりとりするCEC(Consumer Electoronics Control)ラインが存在する。以後、HDMIケーブル内の信号を全てまとめて、HDMI信号と呼ぶ。
また、以後、HDMIケーブルで接続された機器で構築する映像音声信号伝送システムのことをHDMIシステムと呼び、HDMIシステム内でCECラインを利用した相互制御するCECコマンドをやりとりする機能のことをCEC機能と呼ぶ。
また、HDMI規格に準拠したケーブルに於いて、TMDSラインを流れるデジタルの映像音声信号には流れがあり、一方向(すなわち、ソース装置からシンク装置への向き)に向かって流れる。以後、本デジタルの映像音声信号の流れの事を映像音声ストリームと呼ぶ。また、ある装置から見て、映像音声ストリームのベクトルに対して、同一方向側を下流、逆方向側を上流と呼ぶこととする。
また、CEC機能を利用して相互制御する機器は全て、CEC機能を行うためのネットワークを構築する必要がある。以後、本ネットワークのことをCECネットワークと呼ぶ。
CECネットワークでは、シンク装置(たとえばTV(Television))を基準としたバス型のネットワークになっており、論理アドレス(Logical Address(以後、LA))と物理アドレス(Physical Address(以後、PA))と呼ばれる2種類のアドレスを用いて、接続された機器の種類と場所を互いに認識し合っている。そのため、LAやPAは、各機器を識別するために、1つのCECネットワーク上で割り当てられる値は、各機器固有の値となるよう決められている。CECネットワーク情報を割り当てられた装置のみが、CEC機能を利用することが出来る。CECネットワーク情報を取得した装置は、CECコマンド内に送信元、宛先情報として利用する。
図18にPAのイメージ図を示す。図18に示すように、PAは、シンク装置を基準として各機器がCECネットワーク上のどの場所にあるかを示しており、シンク装置からツリー状で最大4段、各段16列までの場所を16進数の値で示すことが可能である。すなわち、PAを[1段目.2段目.3段目.4段目]と表現したとき、シンク装置は[0.0.0.0]であり、最大[F.F.F.F]までの場所を示すことが可能である。ここで、各段に於いて有効部分となる段数を有効段数と呼ぶこととする。例えば[1.4.0.0]ならば有効段数は2段となり、[1.4.1.0]ならば有効段数は3段となる。また、PAの各段に割り当てられる値を列番号と呼ぶこととする。例えば[1.4.0.0]の1段目の列番号は1、2段目の列番号は4である。
続いて、LAの一覧を図19に示す。LAは機器のカテゴリーを表し、例えば、「Television(以後、TV)」、「Playback Device(以後、PD)」などを16進数1桁のID(すなわち0x0から0xFまで(xは16進数である旨を表す))で管理する。
ここで、図19に示すように、LAは各カテゴリー毎にIDが固定されており、「TV」ならば0x0の1個のみ、「PD」ならば0x4、0x8、0xBの3個のみと数が限られている(すなわち、CECネットワークで自装置が「TV」であるという宣言をすることができる機器は1台まで、「PD」として宣言できる機器は3台までという制約がある)。なお、シンク装置は「TV」に当たる。CECスイッチなどの単純にHDMI経路を選択するだけのリピータ装置は、自装置を表すLAとして、0xFの「Unregistered(以後、UR)」を利用する。「UR」は利用する装置数に制限が無く、複数種類の装置が同じLAを利用することができる。また、オーディオAMPはHDMIの装置としてはリピータ装置に当たるが、オーディオ出力などのCECコマンドが存在するため、特別な「Audio System(以後、ASと呼ぶ)」がLAとして割り当てられる。また、CECネットワーク上の全装置宛にCECコマンドを送信したい場合は、送信の宛先のLAとして、0xFの「Broadcast(以後、BC)」を利用する。
前記のように、PAおよびLAには制約があるため、複数のシンク装置が混在するHDMIシステムでは、1つだけの「TV」のLAをシンク装置同士で奪い合い、かつPAの基準が複数存在することから、CECネットワークを構築することが困難であった。
前記のような困難に対して、シンク装置が混在する複数のHDMIシステムを無線などで中継する場合に於いて、正しくPAの変換操作を行うことを可能とする中継装置と中継方法とが提案されている(例えば特許文献1)。
前記中継装置とは、全シンク装置に対して各々の上流に中継装置を配置し、シンク装置を基準にして中継装置に割り当てられるCECネットワーク上の第1のCECネットワーク情報を取得する処理と、他のシンク装置を基準にして中継装置に割り当てられるCECネットワーク上の第2のCECネットワーク情報を取得する処理と、CECコマンドを他の中継装置に転送する必要があるか否かを判断する第1判断処理と、CECコマンドを他の中継装置に転送する必要があると判断した場合に、CECコマンドのパラメータに含まれる物理アドレスの変換を他の中継装置で行うか否かを判断する第2判断処理と、物理アドレスの変換を他の中継装置で行わないと判断した場合に、第1のCECネットワーク情報と第2のCECネットワーク情報とを用いて、CECコマンドのパラメータに含まれる物理アドレスを他のシンク装置を基準にした物理アドレスに変換する変換処理とを実行するアドレス管理部を具備する装置である。
ここで、HDMIケーブルで物理的に接続されたHDMIシステム上のシンク装置を基準として構築するCECネットワークのことをリアルCECネットワーク(以後、R−CECN)と呼び、他の中継装置を介して、他のシンク装置を基準として構築CECネットワークのことをバーチャルCECネットワーク(以後、V−CECN)と呼ぶ。
従来の技術では、V−CECN上でリピータ及び中継装置の上流に存在するソース装置を表現する場合、R−CECN上での自装置の上流に存在する装置のPAの形態(接続形態)を保持した状態で、他の中継装置の更に上流に中継装置を先頭としてV−CECN上にはめ込む形態となる。
特開2009−278262号公報
High−Definition Multimedia Interface Specification Version 1.3a
しかしながら、従来の技術では、V−CECN上での中継装置の物理アドレスの段数が、R−CECN上での中継装置の物理アドレスの段数よりも大きい場合に、R−CECN上のソース装置をV−CECN上で表現できない。例えば、中継装置の物理アドレスがR−CECN上では2段目であるのに対し、V−CECN上では3段目であった場合、R−CECN上で4段目に存在するソース装置をV−CECN上で表現したときには5段目となる(例えば図8)。CEC規格では物理アドレスは最大4段までと規定されていることから、物理アドレスの段数が4段目を超えてしまうソース装置はV−CECN上で表現できない。この場合、表現できない装置はV−CECN上に存在しないため、他のシンク装置からCEC機能を利用して該当のソース装置を操作することは不可能であった。
本発明は、前述の課題を鑑みてなされたものであり、従来の技術でV−CECN上で表現できなかった装置に於いても、V−CECN上で表現することができる映像音声信号の中継システム、中継装置および中継方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる中継システムは、HDMI規格に準拠した伝送路で接続構成されたHDMIシステムが少なくとも2つ存在し、前記HDMIシステムは1つの中継装置と、1つのシンク装置と、少なくとも1つのソース装置とが存在する構成であり、前記HDMIシステムに含まれる装置はすべてCEC規格に対応した装置であり、前記各HDMIシステムは前記伝送路上を伝送する信号を前記中継装置間で中継経路を経由して相互転送が可能な中継システムを対象としている。
また、本発明にかかる中継装置は、HDMI規格に準拠した伝送路を介して下流にシンク装置を接続可能であり、かつ前記シンク装置を基準とした物理アドレスを有するソース装置を同じくHDMI規格に準拠した伝送路を介して上流に接続可能な中継装置を対象としている。
そして、前記中継システムおよび前記中継装置の中継方法は、前記中継装置の存在するHDMIシステム内のシンク装置を基準として割り当てた第1物理アドレスを取得する第1の工程と、前記HDMIシステム内の全装置に前記シンク装置を基準として割り当てた物理アドレスで構成されるリアルCECネットワーク情報を取得する第2の工程と、前記HDMIシステムとは別の他のHDMIシステム内に存在する他の中継装置から前記他のHDMIシステムに存在する他のシンク装置を基準として前記中継装置に割り当てる第2物理アドレスを取得する第3の工程と、前記リアルCECネットワーク上の装置のうち前記他のシンク装置を基準とした物理アドレス上でいずれの装置を表現するか選定する第4の工程と、前記第2物理アドレスと前記リアルCECネットワーク情報とを利用して、前記HDMIシステム上に存在する装置を前記他のシンク装置を基準とした物理アドレスで表現したバーチャルCECネットワーク情報を生成する第5の工程と、前記第1アドレスと前記リアルCECネットワーク情報と前記第2物理アドレスと前記バーチャルCECネットワーク情報とを管理する第6の工程と、を備えたものである。
前述のような構成および方法によれば、従来の技術では他のシンク装置を基準としたCECネットワーク上でCECネットワークを構築できなかった装置についてもCECネットワーク構築ができるようになり、複数のシンク装置が混在する映像音声信号中継システムに於いてもCEC機能を利用することが可能となる。
本発明の実施の形態におけるHDMIシステムのブロックイメージ図 本発明の実施の形態における中継装置間での映像音声ストリームを伝送する場合の上流、下流の概念図 本発明の実施の形態における中継装置間での映像音声ストリームを伝送する場合の上流、下流の概念図 図1に示す実施の形態において、本発明を利用して第1のシンク装置を基準としたCECネットワークを構築した場合のブロック図 図1に示す実施の形態において、本発明を利用して第1のシンク装置を基準としたCECネットワークを構築した場合のブロック図 図1に示す実施の形態において、本発明を利用して第2のシンク装置を基準としたCECネットワークを構築した場合のブロック図 図1に示す実施の形態において、本発明を利用して第2のシンク装置を基準としたCECネットワークを構築した場合のブロック図 図1に示す実施の形態において、従来の技術を利用して第2のシンク装置を基準としたCECネットワークを構築した場合のブロック図 本発明の実施の形態における中継装置の内部構成の概略を示すブロック図 本発明の実施の形態において、中継装置が他の中継装置に対して割り当てる第2PAを決定し、他の中継装置に通知するときの処理フローチャート 本発明の実施の形態において、中継装置間でCECネットワーク情報の変換に用いるCECネットワーク情報管理部で管理する物理アドレス情報を相互通知するイメージ図 本発明の実施の形態において、中継装置が上流に存在するHDMI装置を他の中継装置の下流に存在する他のシンク装置を基準としたCECネットワーク情報として表現するときの処理フローチャート 本発明の実施の形態において、中継装置がCECネットワーク情報管理部で管理しているCECネットワーク情報を利用して、他のシンク装置を基準としたCECネットワーク情報として生成するときの処理フローチャート。 本発明の実施の形態において、中継装置が、自装置の存在するHDMIシステム上のシンク装置から他の中継装置の存在するHDMIシステム上のソース装置宛のCECコマンドが発行されたことを検出した時の処理フローチャート 本発明の実施の形態において、中継装置が、他の中継装置から中継経路を経由してCECコマンドを受信した場合の処理フローチャート 本発明の実施の形態において、中継装置が、自装置の存在するHDMIシステム上でCECコマンドが発行されたことを検出した時の処理フローチャート 本発明の実施の形態において、中継装置が、他の中継装置から中継経路を経由して、自装置の存在するHDMIシステム上の装置宛のCECコマンドを受信した場合の処理フローチャート PAのイメージを示す図 LAの一覧を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の一実施の形態に係るHDMIシステムのブロックイメージ図である。図1には、各HDMIシステムで構築するR−CECNのネットワーク情報が併せて示されている。HDMIシステムには、第1のシンク装置11とHDMI規格に準拠したケーブルで物理的に接続された装置で構成されるHDMIシステム1と、第2のシンク装置12とHDMI規格に準拠したケーブルで物理的に接続された装置で構成されるHDMIシステム2とが存在する。
HDMIシステム1と、HDMIシステム2とは、第1の中継装置21と第2の中継装置22とを介して、映像音声ストリームやCEC規格に準拠したコマンドを無線で通信することが可能である。
また、図1に於いて、中継装置を介して映像音声ストリームを各HDMIシステム間で伝送する場合の、上流、下流の概念を図にした物を、図2および図3に示す。
図2はHDMIシステム2上のソース装置から、中継装置を介して第1のシンク装置11へ映像音声ストリームを伝送するときの上流、下流の概念図である。この場合、第1の中継装置21と第2の中継装置22との上流、下流関係は、第1の中継装置21側が下流側で第2の中継装置22側が上流側となる。
図3はHDMIシステム1上のソース装置から、中継装置を介して第2のシンク装置12へ映像音声ストリームを伝送するときの上流、下流の概念図である。この場合、第1の中継装置21と第2の中継装置22との上流、下流関係は、第1の中継装置21側が上流側で第2の中継装置22側が下流側となる。
ここで、図1に於ける構成の要素と、従来の技術に基づいて各HDMIシステムで構築するR−CECN情報について説明する。
HDMIシステム1では、第1のシンク装置11と、第1の中継装置21と、オーディオシステム31と、リピータ32〜33と、ソース装置41〜44とがHDMIケーブルを介して接続されたHDMIシステムである。HDMIシステム1に存在する装置は全てCEC機能に対応している。また、HDMIシステム1上で構築される従来の技術を用いて構築されるCECネットワークをリアルCECネットワーク1(以後、R−CECN1)と呼ぶこととする。
第1のシンク装置11はHDMIケーブルを接続するための入力ポートを1系統有するディスプレイ装置であり、後述する第1の中継装置21からHDMIケーブルを介してHDMI信号を受信し、受信した映像音声信号の再生を行う。また、CEC規格に準じたコマンドの送受信を行い、他のCEC規格に対応したHDMI装置とCEC機能を利用して制御コマンドのやり取りを行う。第1のシンク装置11はR−CECN1上では、「TV」[0.0.0.0]をネットワーク情報として設定する。
第1の中継装置21は、2系統のHDMIの入力ポートと、1系統のHDMIの出力ポートを有し、かつ第1の中継装置21は後述の第2の中継装置22と無線通信を行い、映像・音声のストリームやCECコマンドを双方向で無線伝送することが可能な中継装置である。第1の中継装置21は、後述のリピータ31およびリピータ32と入力ポート2系統で各々HDMIケーブルで接続し、各々から入力されるHDMI信号を受信する。また、第1の中継装置21は、出力ポート1系統で第1のシンク装置11とHDMIケーブルで接続し、リピータ31、リピータ32もしくは後述の第2の中継装置22から受信するHDMI信号を選択し、選択したHDMI信号を第1のシンク装置11へ送信する。なお、本実施の形態では第1の中継装置21と第2の中継装置22とは無線で通信するとしているが、有線で通信する方法でも良いものとする。第1の中継装置21はR−CECN1上では、「UR」[1.0.0.0]をネットワーク情報として設定する。以後、中継装置がR−CECN上で取得するPAを第1物理アドレス(第1PA)と呼ぶ。よって、第1の中継装置21の第1PAは[1.0.0.0]となる。
オーディオシステム31は、オーディオアンプであり、HDMI入力ポートとHDMI出力ポートを1系統ずつ有する。上流には後述するソース装置41がHDMIケーブルを介して接続される。また下流には前述の第1の中継装置21がHDMIケーブルを介して接続される。ソース装置41から受信するHDMI信号を、適宜調整して下流の第1の中継装置21へ出力するリピータとしての役割と、CECコマンドに応じて、ソース装置41から受信するHDMI信号に含まれる音声信号をスピーカーから出力開始停止したり、出力する音量を調節したりするオーディオシステムとしての役割を有する。オーディオシステム31はR−CECN1上では、「AS」[1.1.0.0]をネットワーク情報として設定する。
リピータ32とリピータ33はHDMIセレクタであり、各々2系統のHDMI入力ポートと1系統のHDMI出力ポートを有する。上流から入力される複数の映像音声ストリームの内どちらを出力するか選択し、選択した映像音声ストリームを下流へ転送するリピータの役割を果たす。リピータ32およびリピータ33は、自装置の上流に存在するソース装置に対して、映像音声ストリームを出力する内容のCECコマンドを検出したとき、該当のソース装置が接続されている映像音声ストリームを選択し、下流へ出力する機能がある。本機能にかかるコマンドの送信先は出力を要請するソース装置宛であり、各リピータ宛にはCECコマンドを送信することはない。リピータ32はR−CECN1上では、「UR」[1.2.0.0]を、リピータ33はR−CECN1上では、「UR」[1.2.2.0]をネットワーク情報として設定する。
ソース装置41〜44はHDMIの出力ポートを持ち、下流へ映像音声ストリームを送信する。また、各々CECコマンドに応じた動作を行う。ソース装置41は、R−CECN1上では、「α」[1.1.1.0]をネットワーク情報として設定する。ソース装置42は、R−CECN1上では、「β」[1.2.1.0]をネットワーク情報として設定する。ソース装置43は、R−CECN1上では、「γ」[1.2.1.1]をネットワーク情報として設定する。ソース装置44は、R−CECN1上では、「δ」[1.2.2.2]をネットワーク情報として設定する。
また、HDMIシステム2は、第2のシンク装置12と、第2の中継装置22と、リピータ34と、ソース装置45〜47とがHDMIケーブルを介して接続されたHDMIシステムである。HDMIシステム2に存在する装置は全てCEC機能に対応している。また、HDMIシステム2上で従来の技術を用いて構築されるCECネットワークをリアルCECネットワーク2(以後、R−CECN2)と呼ぶこととする。
第2のシンク装置12は第1のシンク装置11同様のディスプレイ装置である。後述する第2の中継装置22からHDMIケーブルを介してHDMI信号を受信し、受信した映像音声信号の再生を行う。また、CEC規格に準拠したコマンドの送受信を行い、他のCEC規格に対応したHDMI装置とCEC機能を利用して制御コマンドのやり取りを行う。第2のシンク装置12は、R−CECN2上では、「TV」[0.0.0.0]をネットワーク情報として設定する。
第2の中継装置22は、第1のシンク装置11と同様の中継装置である。リピータ34およびソース装置47とHDMIの入力ポートとがHDMIケーブルで接続され、HDMI信号を受信する。また、第2の中継装置22は、第2のシンク装置12とHDMIケーブルで接続され、リピータ34、ソース装置47もしくは前記第1の中継装置21から受信するHDMI信号を選択し、選択したHDMI信号を第2のシンク装置12へ送信する。第2の中継装置22は、R−CECN2上では、「UR」[1.0.0.0]をネットワーク情報として設定する。よって、第2の中継装置22の第1PAは[1.0.0.0]となる。
リピータ34は、HDMIセレクタであり、2系統のHDMI入力ポートと1系統のHDMI出力ポートを有する。リピータ34は、上流から入力される複数の映像音声ストリームの内どちらを出力するか選択し、選択した映像音声ストリームを下流へ転送するリピータの役割を果たす。リピータ34は、リピータ32およびリピータ33と同様の機能を有する。リピータ34は、R−CECN2上では、「UR」[1.1.0.0]をネットワーク情報として設定する。
ソース装置45〜47は、HDMIの出力ポートを持ち、下流へ映像音声ストリームを送信する。また、ソース装置45〜47は、各々CECコマンドに応じた動作を行う。ソース装置45は、R−CECN2上では、「ε」[1.1.1.0]をネットワーク情報として設定する。ソース装置46は、R−CECN2上では、「ζ」[1.1.2.0]をネットワーク情報として設定する。ソース装置47は、R−CECN2上では、「η」[1.2.0.0]をネットワーク情報として設定する。
ここで、各ソース装置のLA(すなわち、「α」、「β」、「γ」、「δ」、「ε」、「ζ」、「η」)は全て異なるLAとし、各々16進数を表す。
図4と図5は、第1のシンク装置11を基準として構築したCECネットワークのブロック図である。なお、図4、図5において、各装置に割り当てられるCECネットワーク情報が併せて示されている。図4は第1のシンク装置11を基準としたCECネットワーク上で、CECネットワーク情報を割り当てる装置と割り当てない装置とをイメージ的に表している。CECネットワーク上のアドレスを割り当てない装置については、LAPAを図には記載せず、ブロック上にクロスマークを記載する。図5は、第1のシンク装置11を基準として構成されたCECネットワークを表したイメージ図である。以下に、図4、図5について説明する。
第1のシンク装置11を基準としたCECネットワーク上では、HDMIシステム1側の装置はR−CECN1のCECネットワーク情報を利用する。しかし、R−CECN2は第2のシンク装置12を基準として構築されたCECネットワーク情報となるため、第1のシンク装置11を基準としたCECネットワーク上で表現するためには、CECネットワーク情報を変換する必要がある。第1のシンク装置11を基準としたCECネットワーク上で、HDMIシステム2側の装置を表現したCECネットワークのブロックをバーチャルCECネットワーク1(以後、V−CECN1)と呼ぶこととする。
V−CECN1は、第2の中継装置22がR−CECN2の情報を利用して生成するCECネットワーク情報である。V−CECN1を生成するために、第2の中継装置22は、第1の中継装置21から第1のシンク装置11を基準としたV−CECN1上のPAを取得する。以後、中継装置が物理的に接続されていないHDMIシステム上のシンク装置を基準として、他の中継装置を介して中継装置に割り当てられるPAを第2物理アドレス(第2PA)と呼ぶ。本実施の形態では、第1の中継装置21を介して第2の中継装置22に割り当てられる第1のシンク装置11を基準とした第2PAは、[1.3.0.0]が割り当てられる。LAはR−CECN2上と同じ「UR」を用いる。
また、V−CECN1上では、第2の中継装置22およびその上流に存在するHDMI装置のうち、R−CECN2上で「UR」以外のLAを取得しているHDMI装置のみを表現する。V−CECN1でR−CECN2の装置を表現するとき、LAについては従来の技術通りR−CECN2と同一の物を利用されるが、PAについては第2の中継装置22によってR−CECN2の情報とは変更される。すなわち、第2の中継装置22の第2PAの上流の段(例えば、本実施の形態では第2の中継装置22の第2PAは[1.3.0.0]の2段であるので、3段目)に表現したい装置のLAの値を代入した値をPAとして用いる。ただし、「AS(0x5)」のLAを持つHDMI装置を介して中継装置に接続されているソース装置が存在する場合は、中継装置に第2PAの上流の段に「AS」のLAを入れてから、その更に上流の段にソース装置のLAを代入する。
ここで、「UR」のLAを利用するHDMI装置をV−CECN上で表現しない理由は、「UR」という装置は個別でCECコマンドを受信することは無く、ブロードキャストコマンドのみを受信する装置な為である。よって、V−CECN上で「UR」に該当するHDMI装置をPA上で表現しない場合において、CEC機能を利用する上で支障はない。
よって、前述のような方法によって構成されたV−CECN1上の装置は、第2の中継装置22は「UR」[1.3.0.0]、ソース装置45は「ε」[1.3.ε.0]、ソース装置46は「ζ」[1.3.ζ.0]、ソース装置47は「η」[1.3.η.0]となり、第1のシンク装置11から見たCECネットワークは図5のようになる。
図6と図7とは、第2のシンク装置12を基準として構築したCECネットワークのブロック図である。なお、図6、図7には、各装置に割り当てられるCECネットワーク情報が併せて示されている。図6は、第2のシンク装置12を基準としたCECネットワーク上で、CECネットワーク情報を割り当てる装置と割り当てない装置とをイメージ的に表している。図7は、第2のシンク装置12を基準として構成されたCECネットワークを表したイメージ図である。以下に、図6、図7について説明する。
第2のシンク装置12を基準としたCECネットワーク上では、HDMIシステム2側の装置はR−CECN2のCECネットワーク情報を利用する。第2のシンク装置12を基準としたCECネットワーク上で、HDMIシステム1側の装置を表現したCECネットワークのブロックをバーチャルCECネットワーク2(以後、V−CECN2)と呼び、V−CECN2について以下に説明する。
V−CECN2は、第1の中継装置21がR−CECN1の情報を利用して生成するCECネットワーク情報であり、V−CECN1と同様の手法で生成する。V−CECN2を生成するために、第1の中継装置21は第2の中継装置22から第2のシンク装置12を基準としたV−CECN2上の第2PAを取得する。本実施の形態では、第2の中継装置22を介して第1の中継装置21に割り当てられる第2のシンク装置12を基準とした第2PAは、[1.3.0.0]が割り当てられる。LAはR−CECN1上と同じ「UR」を用いる。
また、「UR」以外のLAを持つ装置をV−CECN2上で表現した場合、第1の中継装置21は「UR」[1.3.0.0]、オーディオシステム31は「AS」[1.3.AS.0]、ソース装置41は「α」[1.3.AS.α]、ソース装置42は「β」[1.3.β.0]、ソース装置43は「γ」[1.3.γ.0]、ソース装置44は「δ」[1.2.δ.0]となり、第2のシンク装置12から見たCECネットワークは図7のようになる。
ここで、従来の技術を用いて本実施の形態に於ける第2のシンク装置12を基準としたCECネットワークを構築した場合のブロック図を図8に示す。図8からも分かるように、従来の技術では、ソース装置43およびソース装置44がV−CECN上で表現できないが、本発明により、V−CECN上で表現することが出来ていることがわかる。
続いて、本発明に於いて前述のようなCECネットワークを構築するために重要な役割を果たす第1の中継装置21および第2の中継装置22の、一実施形態に係る内部ブロック概略図の一例を図9に示す。
システム制御部100は、中継装置のシステム全体を制御するための部位であり、例えばCPU、ROM及びRAMを含む集積回路からなる。CPUは、ROMに格納されたコンピュータプログラムを、RAMを作業領域として使いながら実行することで少なくとも前述かつ後述の各部位をコントロールする。
第1のHDMI入力ポート101は、中継装置の上流に存在する各HDMI装置とHDMIケーブルを介して物理的に接続するためのポートである。本ポートには映像音声ストリームを伝送するTMDSライン121や、DDCライン131、CECライン141などが繋がっている。第1の中継装置21ではが本ポートとHDMIケーブルを介して接続され、第2の中継装置22ではリピータ34が本ポートとHDMIケーブルを介して接続される。
第2のHDMI入力ポート102は、中継装置の上流に存在する各HDMI装置とHDMIケーブルを介して物理的に接続するためのポートである。本ポートには映像音声ストリームを伝送するTMDSライン122や、DDCライン132、CECライン142などが繋がっている。第1の中継装置21ではリピータ32が本ポートとHDMIケーブルを介して接続され、第2の中継装置22ではソース装置47が本ポートとHDMIケーブルを介して接続される。
第1のEDID111は、第1のHDMI入力ポート101に接続されるHDMIケーブル内のDDCライン131上に存在し、第1のHDMI入力ポート101へ接続されるHDMI装置が読み込むEDIDが格納された部位である。第1のHDMI入力ポート101に接続されたHDMI装置は、第1のEDID111の情報を読み取り、出力する映像音声フォーマットや、R−CECNに於ける自装置のPAを確定する。なお、第1のEDID111に格納されるPAは、中継装置のR−CECN上でのPAに対して、中継装置の存在する段数の直下の段に1を付随した値となるPAパラメータ(例えば、中継装置のPAが[1.0.0.0]ならば、第1のEDID111に格納されるPAは[1.1.0.0])が格納される。第1のEDID111に格納するPA値は、後述のCEC制御部211が自装置のR−CECN上でのPAから判断し、決定する。本処理についての詳細は、非特許文献1に記載されている。
第2のEDID112は、第2のHDMI入力ポート102に接続されるHDMIケーブル内のDDCライン132上に存在し、第2のHDMI入力ポート102へ接続されるHDMI装置が読み込むEDIDが格納された部位である。第2のHDMI入力ポート102に接続されたHDMI装置は、第2のEDID112の情報を読み取り、出力する映像音声フォーマットや、R−CECNに於ける自装置のPAを確定する。なお、第2のEDID112に格納されるPAは、中継装置のR−CECN上でのPAに対して、中継装置の存在する段数の直下の段に2を付随した値となるPAパラメータ(例えば、中継装置のR−CECN上でのPAが[1.0.0.0]ならば、第2のEDID112に格納されるPAは[1.2.0.0])が格納される。第1のEDID111同様に第2のEDID112に格納されるPAはCEC制御部211によって同手段で決定する。
HDMIポートスイッチ151は、システム制御部100により制御され、第1のHDMI入力ポート101と第2のHDMI入力ポート102から入力される映像音声ストリームのうち、下流へ伝送する映像音声ストリームを選択し、HDMI−Rx制御部161へ伝送する。HDMI−Rx制御部161では、受信した映像音声ストリームに対して、受信処理し、処理した映像音声信号を後段の映像音声伝送部301へ伝送する。
映像音声伝送部301は、映像音声伝送部301とHDMI−Tx制御部441のうちどちらか一方もしくは両方へ受信した映像音声信号を伝送する。無線伝送部311は、無線通信プロトコルに従って、無線伝送する際の映像音声信号やCECコマンドのパケットを他の中継装置に対して送信する。
HDMI−Tx制御部441は映像音声伝送部301から受信した映像音声信号を、HDMI規格に準拠した映像音声ストリームに変換してTMDSライン411上に送信する。また、DDCライン421を介して、接続相手機器のEDIDを読み出すことで自装置に割り当てられるR−CECN上のPAを取得し、CEC制御部211へと自装置のR−CECN上でのPAを伝送する。
TMDSライン411、CECライン431およびDDCライン421はHDMI出力ポート401へと電気的に接続される。HDMI−Tx制御部441はHDMIケーブルを介して、下流に存在するHDMI装置と物理的に接続される。
CECライン201はバス型のシリアル通信用ラインであり、CECライン141、CECライン142、CECライン431と電気的に繋がっている。本ラインを通して後述のCEC制御部211はHDMIシステム1上の各HDMI装置とCECコマンドの通信を行う。
CEC制御部211は、中継装置内に於いてCEC機能に関わる機能を一括管理する部位である。CECコマンドをCECライン201上や無線伝送部311へと伝送する。第1のHDMI入力ポート101、第2のHDMI入力ポート102もしくはHDMI出力ポート401から受信したCECコマンドは、CECライン141、CECライン142、CECライン431、CECライン201上を通してCEC制御部211で受信する。受信したCECコマンドは、CEC制御部211にて後述のCECネットワーク情報管理部221から情報を取得しつつ、適切な処理を行う。CECコマンドの処理についての詳細は後述する。
CECネットワーク情報管理部221では、CEC機能に関わるネットワーク情報を一括管理する部位である。CECネットワーク情報管理部221で管理する情報は、中継装置の存在するHDMIシステム上に存在する全装置のR−CECN情報のほか、他の中継装置によって自装置に割り当てられるV−CECN上の第2PAと、自装置の上流のR−CECN上のHDMI装置を他のシンク装置を基準としたCECネットワーク情報として表現したV−CECN情報である。
なお、本実施の形態ではHDMIの入力ポートを2系統で例示しているが、これに限るものではなく、2系統以外の数でも良い。
上記のように構成されたHDMIシステムについて、中継装置がV−CECNを表現する方法について、図10、図11、図12を用いて説明する。なお、ここでは特に第1の中継装置21が第2の中継装置22を介して第2のシンク装置12を基準とした第2PAを取得し、取得した第2PAの情報を元にしてHDMIシステム1上のHDMI装置をV−CECN2上に表現する場合の処理について説明する。既に各々のHDMIシステムの各装置は全て起動しており、R−CECN1およびR−CECN2のCECネットワークは構築済みとする。R−CECN1およびR−CECN2の構築手法については、非特許文献1に詳細が記載されている。
図10は、中継装置が他の中継装置に対して割り当てる第2PAを決定し、他の中継装置に通知するときの処理フローチャートである。本例に於いては、第2の中継装置22が第1の中継装置21に割り当てるべき第2PAを決定し、決定した第2PAを第2の中継装置21に通知する処理となる。すなわち、図10の説明で挙がる中継装置は第2の中継装置22に当たり、他の中継装置は第1の中継装置21に当たる。
まず、中継装置は、自装置の第1PAに於ける有効段数Nを確認する(ステップS101)。本例に於いては、第2の中継装置22の第1PAは[1.0.0.0]であるため、有効段数は1となる。
次に、中継装置は第1PAの有効段数Nが3より小さいか否かを判断する(ステップS102)。もしNが3以上の場合、他の中継装置でV−CECNを生成しても有効なPAを割り当てることが出来ない(すなわち、PAが4段以上となってしまいPA上で表現できなくなる)ため、第2PAを他の中継装置に割り当てる処理は行わない。Nが3より小さい場合は、ステップS103へ進み、Nが3以上の場合は、処理を終了する。本例に於いては、第2の中継装置22の第1PAの有効段数Nは1であるため、ステップS103へ進む。
続いて、中継装置は自装置の存在するR−CECN上において、自装置の次段に存在し得るPAの列数を確認し、R−CECN上で利用されない列番号を判断する(ステップS103)。本例に於いては、第2の中継装置22の上流に繋がるHDMI入力ポートは2系統存在し、各々のポートに接続される装置に割り当てられるPAは[1.1.0.0]と[1.2.0.0]となるため、第2の中継装置22は利用されていない列番号が1と2以外の値(例えば3)であると判断する。
続いて中継装置は、第1PAの有効段数の次の段にステップS103で判断した列番号を割り当てて、他の中継装置に割り当てるべき第2PAを生成する(ステップS104)。本例に於いては、第2の中継装置22の第1PAの有効段数が1であるため次段の2段目に、前記判断した列番号3を割り当て、第1の中継装置21に割り振るべき第2PAを決定する(すなわち、[1.3.0.0])。
最後に、中継装置は生成した第2PAを他の中継装置へ通知する(ステップS105)。通知を受けた他の中継装置は、第2PAをCECネットワーク情報管理部221部に管理し、V−CECN1を構築する際に利用する。なお、図11は、本実施の形態に於いて、第1の中継装置21および第2の中継装置22間で第2PAを互いに通知しあう様子を図にした物である。本実施形態では、第1の中継装置21を介して第2の中継装置22に割り当てられる第2PAも[1.3.0.0]となるため、互いに第2PAとして[1.3.0.0]を取得する。
上記のような処理で、中継装置は他の中継装置に割り当てる第2PAを決定する。
次に、取得した第2PAを利用して、中継装置が他の中継装置の下流に存在するシンク装置を基準としたV−CECN情報を生成する処理について図12を利用して説明する。本例では、第1の中継装置21が第2の中継装置22から取得した第2PA情報を元に、R−CECN1上の装置を第2のシンク装置12を基準としたCECネットワークで表現したV−CECN2の生成処理について説明する。すなわち、図12の説明に於いて、中継装置は第1の中継装置21に当たり、他の中継装置は第2の中継装置22に当たる。
図12は、中継装置が、自装置の上流に存在するHDMI装置をV−CECN上に表現する場合に於ける処理のフローチャートである。以後、V−CECN上で表現する装置を対象装置と呼ぶ。
中継装置は自装置の存在するHDMIシステム上のHDMI装置のうち、V−CECNとしてCECネットワーク情報を生成する対象装置を、CECネットワーク情報管理部221に管理しているR−CECN情報から選定し、フラグを立てる(ステップS201)。選別する対象装置は、中継装置の存在するHDMIシステム上で中継装置の上流に存在し、かつLAが「UR」以外に該当する装置である。選別した装置にはフラグを立てるなどして区別する。本実施例に於いては、HDMIシステム1のHDMI装置のうち、V−CECN1上で表現する対象装置は、オーディオシステム31と、ソース装置41〜44の5台となる。第1のシンク装置11については、第1の中継装置21の下流に存在するため対象装置からは除外し、リピータ32およびリピータ33についてはLAが「UR」であるため除外する。
次に、中継装置はステップS201に於いてフラグを立てた対象装置があるか否かを判断する(ステップS202)。フラグを立てた対象装置がある場合はステップS203へ進み、無い場合は処理を完了する。本例に於いては、ステップS201の記載からも分かるように第1の中継装置21がV−CECN2上に生成する対象装置は5台存在するため、ステップS203へ進む。
続いて、中継装置はフラグの立っている対象装置のうち、LAの値が最も若い値の装置を選定する(ステップS203)。本例に於いては、第1の中継装置21がV−CECN2上に生成する対照装置のLAは「AS」、「α」、「β」、「γ」、「δ」となる。ここで説明のため、一番若い値は「AS」であり、その後「α」、「β」、「γ」、「δ」の順で値が若いとして説明する。よって、初回ではLAが「AS」であるオーディオシステム31が選定する。
続いて、中継装置は選定した対象装置のV−CECN情報を生成する(ステップS204)。本例に於いては、オーディオシステム31「AS」が選定されたものとして説明する。ここで、V−CECN情報の生成について図13を利用して説明する。
図13は、中継装置がCECネットワーク情報管理部221で管理している第2PAとR−CECNの情報とを利用して、V−CECN情報を生成するときの処理フローチャートである。
中継装置はV−CECNの生成を開始する時に自装置の第2PAの有効段数を確認する(ステップS204−1)。本実施例に於いて、第1の中継装置21に割り当てられる第2PAは[1.3.0.0]であるので、有効段数は2段となる。
続いて、中継装置はV−CECNを生成するために選別した対象装置のLAを確認する(ステップS204−2)。本例に於いて、第1の中継装置21が初回に選定した対象装置はオーディオシステム31であり、LAは「AS(=0x5)」である。
続いて、中継装置は、選定した対象装置の下流にLAが「AS」に当たる装置はあるか否かを判断する(ステップS204−3)。下流にLAが「AS」の対象装置が存在する場合は、ステップS204−4へ進み、存在しない場合はステップS204−5に進む。本例に於いては、初回に選定した対象装置(すなわち、オーディオシステム31)は「AS」にあたるため、下流に「AS」の装置が存在することは無く、ここではステップS204−5へ進む。下流に「AS」の装置が存在する対象装置の場合はステップS204−6へ進む。
選定した対象装置の下流にLAが「AS」の装置が存在する場合、第2PAの有効段数の次の段にASのLAを当てはめ、更に次の段に対象装置のLAを当てはめる(ステップS204−4)。LAについてはR−CECNの情報と同じ物を利用する。例えば、本実施の形態に於いては、ソース装置41が本条件に該当し、本処理で生成されるV−CECN情報はLAが「α」であることから、「α」[1.3.AS.α](すなわち、[1.3.5.α]となる。ここで、対象装置のLAはそのまま利用する。
選定した対象装置の下流にLAが「AS」の装置が存在しない場合、第2PAの有効段数の次の段に対象装置のLAを当てはめる(ステップS204−5)。LAについてはR−CECNの情報と同じ物を利用する。本実施例に於いて、例えばオーディオシステム31であれば「AS」[1.3.AS.0](すなわち、「AS」[1.3.5.0])となる。
続いて、中継装置は生成した対象装置のV−CECN情報をCECネットワーク情報管理部221にて保持、管理する(ステップS204−6)。ここで、生成したV−CECN情報は、R−CECN情報と関連性をつけて管理し、どちらか一方の情報から、もう一方の情報へと相互に変換を行うことを可能とする。すなわち、例えばソース装置41であれば、R−CECN1上の「α」[1.1.1.0]と、V−CECN2上の「α」[1.3.5.α]とが両方ともソース装置41の情報であると関連付けて保存しておく。
以上で、選別した対象装置のV−CECN情報の生成が完了する。
ここからは再び図12に戻って説明を行う。
図13のようなフローチャートで、対象装置のV−CECN情報の生成が完了した後、中継装置は対象装置に立てているフラグをクリアする(ステップS205)。例えば、初回であれば、初回に選定した対象装置であるオーディオシステム31のフラグをクリアする。
次に、中継装置は他にフラグの立っている対象装置が存在するか否かを判断する(ステップS206)。フラグが立っている装置が存在する場合は、中継装置はステップS203へ戻り、一連の処理を行うことで、フラグの立っている対象装置が存在しなくなるまでV−CECN情報の生成を行う。フラグが立っている装置が存在しない場合は、処理を完了する。例えば、初回であれば、オーディオシステム31以外の対象装置(すなわちソース装置41〜44)にフラグが立っているため、ステップS203に戻り、LAの値が若い順番でV−CECN情報を生成し、全装置のV−CECN情報の生成が完了した時点で処理を終える。
前述のような方法で第1の中継装置21は全対象装置のV−CECN2情報を生成する。すなわち、第1の中継装置21が生成するV−CECN2の情報は、オーディオシステム31が「AS」[1.3.AS.0]、ソース装置41が「α」[1.3.AS.α]、ソース装置42が「β」[1.3.β.0]、ソース装置43が「γ」[1.3.γ.0]、ソース装置44が「δ」[1.3.δ.0]となる。なお、V−CECN2上では第1の中継装置21はLAはR−CECN1と同じ「UR」を用い、PAは第2PA(すなわち、[1.3.0.0])を利用する。よって、CECネットワーク構築時には、第2の中継装置22および第2のシンク装置12からは図7のようなCECネットワークが見えることとなり、例えば、第2のシンク装置12からソース装置41宛にCECコマンドを送信したい場合は、第2のシンク装置12はソース装置41のV−CECN2の情報(すなわち、「α」[1.3.AS.α])を利用してコマンド送信することとなる。
第2の中継装置22が第1の中継装置21から取得した第2PA情報を元に、R−CECN2上の装置を第1のシンク装置11を基準としたCECネットワークで表現したV−CECN1の生成処理についても同様の処理を行う。すなわち、第2の中継装置22がV−CECN1情報を生成する場合、対象装置としては第2の中継装置22の上流に存在しLAが「UR」以外の装置、すなわちソース装置45〜47を選別する。各々、ソース装置45は「ε」[1.3.ε.0]、ソース装置46は「ζ」[1.3.ζ.0]、ソース装置47は「η」[1.3.η.0]をそれぞれV−CECN情報として割り当てる。よって、CECネットワーク構築時には、第1の中継装置21および第1のシンク装置11からは図5のようなCECネットワークが見えることとなり、例えば、第1のシンク装置11からソース装置47宛にCECコマンドを送信したい場合は、第1のシンク装置11はソース装置47のV−CECN1の情報(すなわち、「η」[1.3.η.0])を利用してコマンド送信することとなる。
続いて、前述のように生成したV−CECN情報を利用して、各HDMIシステム間でCECコマンドの送受信を行う方法について図14、図15、図16、図17を利用して説明する。
まずは図14、図15を利用して、あるHDMIシステム上のシンク装置から、中継装置の中継経路を経由して、他のHDMIシステム上に存在する装置宛にCECコマンドを送信した場合の処理について説明する。本説明では、第2のシンク装置12からソース装置41宛にCECコマンドを送信した場合を想定して説明する。CECコマンドとして<Set Stream Path(以後、SSP)>と呼ばれるCECコマンドを利用して説明する。<SSP>に関する詳細は、非特許文献1に記載されている。<SSP>にはパラメータとして映像音声ストリームの出力を要求する装置のPA(すなわち、本例ではソース装置41のPA)が含まれている。なお、第2のシンク装置12を基準としたCECネットワーク上でのソース装置41のPAは、V−CECN上のPAとなるため、第2のシンク装置12が送信する<SSP>に含まれるPAは[1.3.AS.α]である。
図14は、中継装置が、自装置の存在するHDMIシステム上のシンク装置から他の中継装置の存在するHDMIシステム上(すなわち、V−CECN上)のソース装置宛のCECコマンドが発行されたことを検出した時の処理フローチャートである。
中継装置は、HDMIシステム上のシンク装置からHDMI経路でCECコマンドを受信する(ステップS301)。本例の場合、第2の中継装置22が、第2のシンク装置12からCECコマンド<SSP>を受信する。
中継装置は、CECコマンド内に含まれるコマンドの宛先を確認する(ステップS302)。本例の場合、<SSP>の宛先は「BC」である。
CECコマンドの宛先を確認した中継装置は、CECコマンドを他の中継装置へ転送が必要か否かを判断する(ステップS303)。前記判断は、該当の宛先が自装置の存在するHDMIシステム上(すなわちR−CECN上)に無い装置宛、もしくは「BC」であるかで判断する。前記判断内容に合致している場合は、ステップS304へ進み、合致していない場合は処理を完了する。本例に於いては、<SSP>の宛先は「BC」であるため、ステップS304へ進む。
中継装置は、CECコマンドを他の中継装置へ転送する必要があると判断した場合、他の中継装置に中継経路(本実施の形態では無線通信)を経由してCECコマンドを転送する(ステップS304)。本例に於いては、第2の中継装置22は<SSP>を第1の中継装置21に対して転送する。ここで転送する<SSP>に含まれるパラメータのPAは、V−CECN2上のソース装置41のPA(すなわち、[1.3.AS.α])である。
上記のような方法で、第2の中継装置22は第1の中継装置21に対して<SSP>を伝送する。以後、<SSP>を第2の中継装置22から受信した第1の中継装置21の処理について図15を利用して説明する。
図15は、中継装置が、他の中継装置から中継経路を経由して、自装置の生成したV−CECN上の装置宛もしくは「BC」宛のCECコマンドを受信した場合の処理フローチャートである。本例では、第1の中継装置21がソース装置41のPAパラメータを持ったCECコマンド<SSP>を受信したと想定して説明する。
まず、中継装置は他の中継装置から中継の経路(本実施の形態では無線通信)経由でCECコマンドを受信したことを検出する(ステップS401)。本例では、第1の中継装置21が第2の中継装置22から無線通信でCECコマンド<SSP>を受信したことを検出する。
次に、中継装置は、中継経路を経由して受信したCECコマンドの宛先(すなわちLA)について確認する(ステップS402)。本実施の例に於いてはCECコマンド<SSP>であるためLAは「BC」であることを確認する。
次に、中継装置は、他の中継装置から中継経路を経由して受信したCECコマンドを、自装置の存在するHDMIシステム上へ伝送する必要があるか否かについて判断する(ステップS403)。前記判断方法は、CECコマンドの宛先が自装置が生成したV−CECN上の装置、もしくは「BC」宛か否かで判断する。HDMIシステム上への伝送が必要であると判断した場合は、ステップS404へ進み、不要と判断した場合は処理を完了する。本例に於いては、「BC」宛のCECコマンドであるため、ステップS404へ進む。
続いて、中継装置は中継経路を経由して受信したCECコマンド内にパラメータとしてPAが含まれているか否かを判断する(ステップS404)。CECコマンドのパラメータにPAが含まれている場合はステップS405へ進み、含まれていない場合は、ステップS406へ進む。本例に於いては、<SSP>のパラメータにはPAが含まれるため、ステップS405へ進む。
続いて、中継経路を経由して受信したCECコマンド内に含まれるパラメータはV−CECNのPAとなるため、中継装置はCECコマンド内に含まれるPAをR−CECNのPAへと変更する(ステップS405)。本例に於いては、第1の中継装置21は、<SSP>に含まれるPAが[1.3.AS.α]であることを検出し、CECネットワーク情報管理部221で管理している情報から、[1.3.AS.α]がR−CECN上では[1.1.1.0]の装置であるとを判断し、<SSP>に含まれるパラメータのPAを[1.1.1.0]に置き換える。
続いて、中継装置はCECコマンドを自装置の存在するHDMIシステムのHDMI経路上へと伝送する(ステップS406)。本例では第1の中継装置21は、第1の中継装置21が存在するHDMIシステム1上に、<SSP>を伝送する。
上記のような手順でHDMIシステム上のシンク装置から、中継装置の中継経路を経由して、他のHDMIシステム上に存在する装置宛にCECコマンドを送信する。
続いて、図16、図17を利用して、中継装置の上流に存在するR−CECN上のソース装置から、中継装置の中継経路を経由して、他のHDMIシステム上に存在する装置宛にパラメータにPAを含むCECコマンドを送信した場合の処理について説明する。本説明では、ソース装置41から第1のシンク装置11宛にCECコマンドを送信した場合を想定して説明する。CECコマンドとして<Report Physical Address(以後、RPA)>と呼ばれるCECコマンドを利用して説明する。<RPA>に関する詳細は、非特許文献1に記載されている。<RPA>はシンク装置(すなわちLAは「TV」)宛に送信されるCECコマンドであり、<RPA>には、送信元のPA(すなわち、本例ではソース装置41のPA)が含まれている。なお、ソース装置41が送信する<RPA>に含まれれるPAは、ソース装置41が認識している第1のシンク装置11を基準としたR−CECN1のPAとなるため、[1.1.1.0]となる。
図16は、中継装置が、自装置の存在するHDMIシステムで上流に存在する装置からCECコマンドが発行されたことを検出した場合の処理フローチャートである。
中継装置は、自装置の存在するHDMIシステムで上流に存在するHDMI装置からCECコマンドを受信する(ステップS501)。
中継装置は、受信したCECコマンドの宛先を確認する(ステップS502)。本例に於いては、<RPA>の送信宛先はシンク装置(すなわちLAは「TV」)であることを確認する。
続いて、中継装置は、受信したCECコマンドを他の中継装置へ転送する必要があるか否かについて判断する(ステップS503)。前記判断基準は、CECコマンドの宛先がシンク装置(すなわち、LAが「TV」)か、もしくは「BC」であるかで判断する。他の中継装置への転送が必要と判断した場合にはステップS504へ進み、不要であると判断した場合には処理を完了する。本例においては、<RPA>の宛先が「TV」であるため、ステップS504へ進む。
続いて、中継装置はCECコマンド内にパラメータとしてPAが含まれているかを判断する(ステップS504)。含まれている場合はステップS505へ進み、含まれていない場合はステップS506へ進む。本例に於いては、<RPA>には送信元のPA(すなわち、ソース装置41のR−CECN上のPA[1.1.1.0])が含まれているため、ステップS505へ進む。
続いて、他の中継装置にCECコマンドを転送する場合、CECコマンド内に含まれるR−CECN上の装置のCECネットワーク情報はV−CECN上の情報に変換する必要があるため、中継装置はCECコマンド内に含まれるPAをV−CECNのPAへと変更する(ステップS505)。本例に於いては、第1の中継装置21は<RPA>内に含まれるPAが[1.1.1.0]であることを検出し、CECネットワーク情報管理部221で管理している情報から、R−CECN上で[1.1.1.0]の装置はV−CECN上では[1.3.AS.α]であると判断し、<RPA>に含まれるパラメータのPAを[1.3.AS.α]に置き換える。
続いて、中継装置はCECコマンドを他の中継装置に対して転送する(ステップS506)。本例では第1の中継装置21は、第2の中継装置22に対して中継経路を経由して<RPA>を転送する。このとき、転送された<RPA>に含まれるPAのパラメータ値はV−CECN1上のソース装置41のPA(すなわち、[1.3.AS.α])である。
上記のような方法で、第1の中継装置21は第2の中継装置22に対して<RPA>を転送する。以後、<RPA>を第1の中継装置21から受信した第2の中継装置22の処理について図17を利用して説明する。
図17は、中継装置が、他の中継装置から中継経路を経由して、自装置の存在するHDMIシステム上のシンク装置宛もしくは「BC」宛のCECコマンドを受信した場合の処理フローチャートである。本例では、第1の中継装置22がソース装置41のPAパラメータを持ったシンク装置宛のCECコマンド<RPA>を受信したと想定して説明する。
中継装置が、他の中継装置から中継経路を経由してCECコマンドを受信する(ステップS601)。本例では、第1の中継装置21から第2の中継装置22へCECコマンド<RPA>を受信する。
続いて、中継装置は受信したCECコマンド内の宛先(すなわち宛先のLA)を確認する(ステップS602)。本例では、第2の中継装置22は、<RPA>の宛先がシンク装置(すなわちLAが「TV」)であることを確認する。
次に、中継装置は受信したCECコマンドを自装置の存在するHDMIシステム上へ伝送する必要があるか否かについて判断する(ステップS603)。前記判断基準は、CECコマンドの宛先がシンク装置(すなわち、LAが「TV」)か、もしくは「BC」であるかで判断する。自装置の存在するHDMIシステム上へ伝送が必要と判断した場合はステップS604へ進み、不要と判断した場合は処理を完了する。本例に於いては、受信した<RPA>の宛先が「TV」であるため、ステップS604へ進む。
続いて、中継装置は受信したCECコマンドをHDMIシステムのHDMI経路上へ伝送する(ステップS604)。本例に於いては、第2の中継装置22は受信した<RPA>をそのままの形式で送信する。<RPA>に含まれるPAのパラメータ値は、他の中継装置から受信したパラメータ値のまま(すなわち、[1.3.AS.α])で送信する。
上記のような手順で中継装置の上流に存在するR−CECN上のソース装置から、中継装置の中継経路を経由して、他のHDMIシステム上に存在する装置宛にCECコマンドを送信する。
上記の様に、本実施の形態により、従来の技術でV−CECN上で表現できなかった装置に於いても、V−CECN上で表現することを可能となる。
本実施の形態は特に、複数のシンク装置と、任意の数のソース装置とが接続されるシステムにおいて、CECによる各機器間制御を行う場合に、全てのシンク装置が「TV」として振舞い、CECによるコントロールを実現することが有用なシステム、例えば車載映像音声伝送システムにおいて有用である。
なお、本発明は、本実施の形態そのままに限るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を適宜変更して具体化することが可能である。また、本実施の形態においては、発明の効果を得られる範囲で、ここに開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、発明を形成することができる。
なお、本実施の形態でソース装置のLAは全て異なるLAとして説明したが、これに限るものではない。例えば、LAが同一のHDMI装置が、HDMIシステム1およびHDMIシステム2の上にそれぞれ存在していた場合、V−CECN上では同カテゴリーのLAを選択利用するという方法を用いても良い。例えば、「PD」ならば0x4、0x8、0xBの3パターン存在するため、他の中継装置の上流に存在するHDMI装置がいずれか1つ(例えば「PD1(0x4)」)を利用している場合、V−CECN上で表現する中継装置の上流に存在する「PD1」に該当する装置は、利用されていない他の「PD」に該当するLA(例えば「PD2(0x8)」)を割り当てる。
また、本実施の形態では中継装置は2台で説明をしたが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、本発明では、本発明の効果を得られる範囲で、中継装置を複数台で併用して複数台にまたがってV−CECNを構築しても良い。
以上のように本発明に係る映像音声伝送システムおよびシンク装置は、1つの伝送システム内に複数台のシンク装置が接続されることが想定されるシステムでCECによる機器間相互制御を行う場合に於いて好適である。
11 第1のシンク装置
12 第2のシンク装置
21 第1の中継装置
22 第2の中継装置
31 オーディオシステム
32、33、34 リピータ
41、42、43、44、45、46、47 ソース装置
100 システム制御部
101 第1のHDMI入力ポート
102 第2のHDMI入力ポート
111 第1のEDID
112 第2のEDID
121、122、411 TMDSライン
131、132、421 DDCライン
141、142、201、431 CECライン
151 HDMIポートスイッチ
161 HDMI−Rx制御部
211 CEC制御部
221 CECネットワーク情報管理部
301 映像音声伝送部
311 無線伝送部
401 HDMI出力ポート
441 HDMI−Tx制御部

Claims (14)

  1. HDMI規格に準拠した伝送路で接続構成されたHDMIシステムが少なくとも2つ存在し、前記HDMIシステムは1つの中継装置と、1つのシンク装置と、少なくとも1つのソース装置とが存在する構成であり、前記HDMIシステムに含まれる装置はすべてCEC規格に対応した装置であり、前記各HDMIシステムは前記伝送路上を伝送する信号を前記中継装置間で中継経路を経由して相互転送が可能な中継システムであり、
    前記中継システム内の前記中継装置は、
    前記中継装置のシステム全体を管理するシステム制御部と、
    前記ソース装置と接続するためのHDMIに準拠した入力ポートと、前記入力ポートについて各ポートごとに個別のEDIDと、前記入力ポートから入力される映像音声ストリームを受信処理するHDMI‐Rx制御部と、
    前記シンク装置と接続するためのHDMI規格に準拠した出力ポートと、前記出力ポートから前記シンク装置に対して映像音声ストリームを出力するためのHDMI‐Tx制御部と、
    前記他の中継装置に対してHDMI規格に準拠した伝送路を流れる信号を中継経路を介して伝送する伝送部と、
    CEC規格に関わる処理を一括して制御するCEC制御部と、
    前記CEC制御部により制御されCEC規格に関わるCECネットワークの情報を管理するCECネットワーク情報管理部と、を備え、
    前記CEC制御部は、
    前記中継装置の存在するHDMIシステム内のシンク装置を基準として割り当てた第1物理アドレスを取得する処理と、
    前記HDMIシステム内の全装置に前記シンク装置を基準として割り当てた物理アドレスで構成されるリアルCECネットワーク情報を取得する処理と、
    前記HDMIシステムとは別の他のHDMIシステム内に存在する他の中継装置から前記他のHDMIシステムに存在する他のシンク装置を基準として前記中継装置に割り当てる第2物理アドレスを取得する処理と、
    前記リアルCECネットワーク上の装置のうち前記他のシンク装置を基準とした物理アドレス上でいずれの装置を表現するか選定する選定処理と、
    前記第2物理アドレスと前記リアルCECネットワーク情報とを利用して前記HDMIシステム上に存在する装置を前記他のシンク装置を基準とした物理アドレスで表現したバーチャルCECネットワーク情報を生成する処理と、を行い、
    前記CECネットワーク情報管理部は、
    前記第1アドレスと前記リアルCECネットワーク情報と前記第2物理アドレスと前記バーチャルCECネットワーク情報とを管理保持し、
    前記CEC制御部は、
    前記HDMIシステム間でCEC規格に準拠したコマンド信号を他の中継装置と中継経路を経由して相互転送するときに前記コマンド信号内に物理アドレスがパラメータとして含まれる場合に、前記CECネットワーク情報管理部で保持した前記リアルCECネットワーク情報と前記バーチャルCECネットワーク情報とを利用して前記コマンド信号内のパラメータを変換して転送する、
    ことを特徴とする中継システム。
  2. 前記バーチャルCECネットワーク情報は、前記他のシンク装置を基準として割り当てた前記中継装置の第2物理アドレスの有効段数の上流に、バーチャルCECネットワーク上で表現したい前記リアルCECネットワーク上装置の論理アドレスを付加させた情報である、ことを特徴とする請求項1に記載の中継システム。
  3. 前記バーチャルCECネットワーク上で表現する装置の選定基準は、前記中継装置の上流に存在し、かつ固有の論理アドレスを有するHDMI規格に準拠した装置である、ことを特徴とする請求項1に記載の中継システム。
  4. HDMI規格に準拠した伝送路を介して下流にシンク装置を接続可能であり、かつ前記シンク装置を基準とした物理アドレスを有するソース装置を同じくHDMI規格に準拠した伝送路を介して上流に接続可能な中継装置であって、
    前記中継装置のシステム全体を管理するシステム制御部と、
    前記ソース装置と接続するためのHDMIに準拠した入力ポートと、前記入力ポートについて各ポートごとに個別のEDIDと、前記入力ポートから入力される映像音声ストリームを受信処理するHDMI‐Rx制御部と、
    前記シンク装置と接続するためのHDMI規格に準拠した出力ポートと、前記出力ポートから前記シンク装置に対して映像音声ストリームを出力するためのHDMI‐Tx制御部と、
    前記他の中継装置に対してHDMI規格に準拠した伝送路を流れる信号を中継経路を介して伝送する伝送部と、
    CEC規格に関わる処理を一括して制御するCEC制御部と、
    前記CEC制御部により制御されCEC規格に関わるCECネットワークの情報を管理するCECネットワーク情報管理部と、を備え、
    前記CEC制御部は、
    前記中継装置の存在するHDMIシステム内のシンク装置を基準として割り当てた第1物理アドレスを取得する処理と、
    前記HDMIシステム内の全装置に前記シンク装置を基準として割り当てた物理アドレスで構成されるリアルCECネットワーク情報を取得する処理と、
    前記HDMIシステムとは別の他のHDMIシステム内に存在する他の中継装置から前記他のHDMIシステムに存在する他のシンク装置を基準として前記中継装置に割り当てる第2物理アドレスを取得する処理と、
    前記リアルCECネットワーク上の装置のうち前記他のシンク装置を基準とした物理アドレス上でいずれの装置を表現するか選定する選定処理と、
    前記第2物理アドレスと前記リアルCECネットワーク情報とを利用して前記HDMIシステム上に存在する装置を前記他のシンク装置を基準とした物理アドレスで表現したバーチャルCECネットワーク情報を生成する処理と、を行い、
    前記CECネットワーク情報管理部は、
    前記第1アドレスと前記リアルCECネットワーク情報と前記第2物理アドレスと前記バーチャルCECネットワーク情報とを管理保持し、
    前記CEC制御部は、
    前記他の中継装置と中継経路を経由して前記コマンド信号の送受信を行う場合に、前記CECネットワーク情報管理部で保持したリアルCECネットワーク情報とバーチャルCECネットワーク情報とを利用してコマンド信号内のパラメータを変換処理する、
    ことを特徴とする中継装置。
  5. 前記バーチャルCECネットワーク情報は、前記他のシンク装置を基準として割り当てた前記中継装置の第2物理アドレスの有効段数の上流に、バーチャルCECネットワーク上で表現したい前記リアルCECネットワーク上装置の論理アドレスを付加させた情報である、ことを特徴とする請求項4に記載の中継装置。
  6. 前記バーチャルCECネットワーク上で表現する装置の選定基準は、前記中継装置の上流に存在し、かつ固有の論理アドレスを有するHDMI規格に準拠した装置である、ことを特徴とする請求項4に記載の中継装置。
  7. 前記他の中継装置へCEC規格に準拠したコマンド信号を伝送するか否かを判断する判断基準は、コマンド信号の宛先が前記CECネットワーク情報管理部で管理する前記リアルCECネットワーク上に存在しない装置もしくは全装置である場合に伝送が必要であると判断する、ことを特徴とする請求項4に記載の中継装置。
  8. 前記他の中継装置との間でCEC規格に準拠したコマンド信号を伝送するときにおけるコマンド信号の変更処理は、他の中継装置宛に転送する場合においては、前記他の中継装置宛のコマンド信号に物理アドレスを表すパラメータが含まれているか判断し、含まれていると判断した場合にCECネットワーク情報管理部で管理している情報を元に、受信したコマンド信号内のパラメータに含まれる物理アドレスがリアルCECネットワーク上のいずれの装置であるかを確認し、前記装置のバーチャルCECネットワーク上での物理アドレスをCECネットワーク情報管理部から取得処理し、前記コマンド内に含まれる物理アドレスのパラメータを前記取得したバーチャルCECネットワーク上の物理アドレスへ変更する処理であり、
    前記他の中継装置から受信したCEC規格に準拠したコマンド信号を、前記中継装置の存在するHDMIシステム上へ伝送するときにおけるコマンド信号の変更処理は、前記コマンド信号の中に前記コマンド信号内に物理アドレスを表すパラメータが含まれているか判断し、含まれていると判断した場合にCECネットワーク情報管理部で管理している情報を元に、受信したコマンド信号内のパラメータに含まれる物理アドレスがバーチャルCECネットワーク上のいずれの装置であるかを確認し、前記装置のリアルCECネットワーク上での物理アドレスをCECネットワーク情報管理部から取得処理し、前記コマンド内に含まれる物理アドレスのパラメータを前記取得したリアルCECネットワーク上の物理アドレスへ変更する処理である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の中継装置。
  9. HDMI規格に準拠した伝送路を介して下流にシンク装置を接続可能であり、かつ前記シンク装置を基準とした物理アドレスを有するソース装置を同じくHDMI規格に準拠した伝送路を介して上流に接続可能な中継装置に於ける中継方法であって、
    前記中継装置の存在するHDMIシステム内のシンク装置を基準として割り当てた第1物理アドレスを取得するステップと、
    前記HDMIシステム内の全装置に前記シンク装置を基準として割り当てた物理アドレスで構成されるリアルCECネットワーク情報を取得するステップと、
    前記HDMIシステムとは別の他のHDMIシステム内に存在する他の中継装置から前記他のHDMIシステムに存在する他のシンク装置を基準として前記中継装置に割り当てる第2物理アドレスを取得するステップと、
    前記リアルCECネットワーク上の装置のうち前記他のシンク装置を基準とした物理アドレス上でいずれの装置を表現するか選定するステップと、
    前記第2物理アドレスと前記リアルCECネットワーク情報とを利用して前記HDMIシステム上に存在する装置を前記他のシンク装置を基準とした物理アドレスで表現したバーチャルCECネットワーク情報を生成するステップと、
    前記第1アドレスと前記リアルCECネットワーク情報と前記第2物理アドレスと前記バーチャルCECネットワーク情報とをCECネットワーク情報管理部で管理保持する管理ステップと、
    前記他の中継装置と中継経路を経由して前記コマンド信号の送受信を行う場合に、前記CECネットワーク情報管理部で保持したリアルCECネットワーク情報とバーチャルCECネットワーク情報とを利用してコマンド信号内のパラメータを変換するステップと、
    を行うことを特徴とする中継方法。
  10. 前記バーチャルCECネットワーク情報は、前記他のシンク装置を基準として割り当てた前記中継装置の第2物理アドレスの有効段数の上流に、バーチャルCECネットワーク上で表現したい前記リアルCECネットワーク上装置の論理アドレスを付加させた情報である、ことを特徴とする請求項9に記載の中継方法。
  11. 前記バーチャルCECネットワーク上で表現する装置の選定基準は、前記中継装置の上流に存在し、かつ固有の論理アドレスを有するHDMI規格に準拠した装置である、ことを特徴とする請求項9に記載の中継方法。
  12. HDMI規格に準拠した伝送路を介して下流にシンク装置を接続可能であり、かつ前記シンク装置を基準とした物理アドレスを有するソース装置を同じくHDMI規格に準拠した伝送路を介して上流に接続可能な中継装置に於ける中継方法であって、
    前記中継装置の存在するHDMIシステム内のシンク装置を基準として割り当てた第1物理アドレスを取得するステップと、
    前記HDMIシステム内の全装置に前記シンク装置を基準として割り当てた物理アドレスで構成されるリアルCECネットワーク情報を取得するステップと、
    前記HDMIシステムとは別の他のHDMIシステム内に存在する他の中継装置から前記他のHDMIシステムに存在する他のシンク装置を基準として前記中継装置に割り当てる第2物理アドレスを取得するステップと、
    前記リアルCECネットワーク上の装置のうち前記他のシンク装置を基準とした物理アドレス上でいずれの装置を表現するか選定するステップと、
    前記第2物理アドレスと前記リアルCECネットワーク情報とを利用して前記HDMIシステム上に存在する装置を前記他のシンク装置を基準とした物理アドレスで表現したバーチャルCECネットワーク情報を生成するステップと、
    前記第1アドレスと前記リアルCECネットワーク情報と前記第2物理アドレスと前記バーチャルCECネットワーク情報とをCECネットワーク情報管理部で管理保持する管理ステップと、
    前記他の中継装置と中継経路を経由して前記コマンド信号の送受信を行う場合に、前記CECネットワーク情報管理部で保持したリアルCECネットワーク情報とバーチャルCECネットワーク情報とを利用してコマンド信号内のパラメータを変換するステップと、を実行する、
    ことを特徴とする集積回路。
  13. 前記バーチャルCECネットワーク情報は、前記他のシンク装置を基準として割り当てた前記中継装置の第2物理アドレスの有効段数の上流に、バーチャルCECネットワーク上で表現したい前記リアルCECネットワーク上装置の論理アドレスを付加させた情報である、ことを特徴とした請求項12に記載の集積回路。
  14. 前記バーチャルCECネットワーク上で表現する装置の選定基準は、前記中継装置の上流に存在し、かつ固有の論理アドレスを有するHDMI規格に準拠した装置である、ことを特徴とする請求項12に記載の集積回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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