JP2012069000A - 回路基板設計装置及び回路基板設計プログラム - Google Patents

回路基板設計装置及び回路基板設計プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の課題は、部品配置において組合せ部品の誤配置を防止することである。
【解決手段】課題を解決するために、回路基板設計装置は、他部品配置禁止範囲テーブルと、関連部品情報テーブルと、相対配置予定位置テーブルとを格納するデータベースと、部品配置を行う処理部とを有し、前記処理部は、基本部品の配置指示があると、前記他部品配置禁止範囲テーブルを参照して、前記基本部品の配置位置を基準にした所定範囲への他部品の配置を禁止する他部品配置禁止範囲を決定し、前記関連部品情報テーブルを参照することにより取得した前記関連部品情報に基づいて、前記相対配置予定位置テーブルから前記関連部品の相対配置予定位置を取得し、所定の条件を満足する場合に、前記他部品配置禁止範囲に対して前記取得した関連部品を配置許可として設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路基板設計装置及び回路基板設計プログラムに関する。
従来より、回路基板設計装置には、部品配置において、部品の何れかを配置対象部品にし、配置対象部品を基板上に配置するステップを繰り返して、全ての部品を基板上に配置するものがある。この回路基板設計装置では、部品の配置位置をネット接続情報に基づいて決定する。そして、部品配置の際に部品同士が干渉するか否かを部品に設けてある他部品の配置禁止領域を用いて配置可否を判断していた。
ところで、複数の関連部品を組み合わせて、1つの機能を有する部品とする組み合せ部品がある。接続情報に基づいて部品配置を行う場合、組み合せ部品のお互いの部品相対位置関係の情報は存在しない。回路基板設計装置では、組み合せ部品がそれぞれ1つの部品情報として定義される。このため、回路基板設計装置では、組み合せ部品内の各部品の部品配置情報までは有していないことが一般的である。よって、回路基板設計装置において、組み合せ部品を1つの機能として動作する位置にお互いの関連部品間のズレなく配置することは困難であった。
組み合せ部品を配置する際の手法として、関連部品の設計データに基づいて、関連部品が一体化となった組み合せ部品のライブラリを作成する手法がある。しかし、この手法では、部品搭載機、外観検査機の元データとなる各関連部品を1つずつプリント板に搭載して検査することができなくなってしまう。
また、組み合せ部品の各部品を通常の部品と同様に関連部品情報に記憶するという手法も考えられる。しかしながら、各関連部品には、その関連部品自体の占有領域及び他の部品と干渉しないための他部品の配置禁止領域が設けられている。このため、組み合せ部品を配置する場合、基幹部品の配置禁止領域の一部を関連部品の占有領域に合わせて、くり抜いた領域を配置禁止領域とすることで対応する手法がある。しかし、この手法では、くり抜いた領域にはサイズが同一の異なる種類の部品を配置可能になってしまうため、部品の誤配置が生じるおそれがあった。
先行技術文献としては下記のものがある。
特開平04−242484号公報
本発明の課題は、部品配置において組み合せ部品の誤配置を防止することである。
上記課題を解決するために、本実施形態の一例によれば、回路基板に配置される基本部品を基準にした所定範囲への他部品の配置を禁止する他部品配置禁止範囲を示す他部品配置禁止範囲テーブルと、前記基本部品に組み合わせて前記回路基板に配置される関連部品情報を示す関連部品情報テーブルと、前記関連部品の前記基本部品に対する相対配置予定位置を示す相対配置予定位置テーブルとを格納するデータベースと、部品配置を行う処理部とを有し、前記処理部は、前記基本部品の配置指示があると、前記他部品配置禁止範囲テーブルを参照して、前記基本部品の配置位置を基準にした所定範囲への他部品の配置を禁止する他部品配置禁止範囲を決定し、前記関連部品情報テーブルを参照することにより、前記基本部品と組み合わせる関連部品に対応する関連部品情報を取得し、取得した前記関連部品情報に基づいて、前記相対配置予定位置テーブルから前記関連部品の相対配置予定位置を取得し、前記取得した相対配置予定位置が前記基本部品の他部品配置禁止範囲に属する場合においても、所定の条件を満足する場合に、前記他部品配置禁止範囲に対して前記取得した関連部品を配置許可として設定する。
本実施形態の一側面によれば、組み合せ部品内の付随部品の配置指示を受けると、予め定義された付随部品の基幹部品に対する相対配置予定位置を格納したテーブルを参照し、付随部品を他部品配置禁止範囲に配置可能であるか否かを判定する。そして、付随部品を他部品配置禁止範囲に配置可能である場合、付随部品を他部品配置禁止範囲の配置予定位置への配置を許可する。そのため、サイズが同一の部品であっても、テーブルに定義されていなければ、基幹部品の他部品配置禁止範囲に配置することができないため、誤配置を防止することができる。
回路基板設計装置を示す図である。 組み合わせ部品の配置説明図(その1)である。 論理管理テーブル(その1)を示す図である。 物理管理テーブル(その1)を示す図である。 部品の配置処理を示すフローチャート(その1)である。 部品の配置処理を示すフローチャート(その2)である。 組み合わせ部品の配置説明図(その2)である。 論理管理テーブル(その2)を示す図である。 物理管理テーブル(その2)を示す図である。 一体化管理テーブルを示す図である。
図1は、本実施形態における回路基板設計装置100の構成例を示す。回路基板設計装置100はプログラムやデータを制御する演算制御部102、オペレータがプログラムを起動したりプログラムに対して応答したりするための入力部106を有する。回路基板設計装置100は、回路基板上のレイアウトを表示する表示部104、オペレータの操作により表示部104上に表示している搭載対象の部品を選択し移動させるための入力部106を有する。回路基板設計装置100は、演算制御部102が部品配置プログラムを展開するためのメモリ108及び部品の形状等の部品情報を格納した部品情報データベース110を有する。なお、演算制御部102、表示部104、入力部106、メモリ108及び回路情報データベース110はバス101によって接続されている。
回路情報データベース110は、部品配置位置を記録したネット接続情報テーブル112、回路基板上に搭載した部品の配置の情報を記録した部品配置テーブル114、部品情報を記録した部品情報ライブラリ116を有する。回路情報データベース110は、部品の形状を記録した部品形状ライブラリ118、配置部品の他部品配置禁止領域を定義した他部品配置禁止テーブル115、他部品配置禁止領域が干渉した場合に演算制御部102によってONにされるエラーフラグが格納されたエラーフラグ格納テーブル117を有する。回路情報データベース110は、部品配置位置が確定した部品を登録する障害物管理テーブル119、組み合わせ対象部品を管理する論理的関連性を記録した論理管理テーブル200及び組み合わせる部品の相対位置を管理する物理的関連性を記録した物理管理テーブル300を有する。
演算制御部102は、部品配置プログラムをメモリ108に展開することによって、部品配置プログラムを実行する。演算制御部102は、他部品との干渉チェック制御を行う。具体的には、演算制御部102は、論理管理テーブル200を参照し、オペレータによって選択された部品が組み合わせ部品であるか否かを判定する制御を実行する。演算制御部102は、論理管理テーブル200を参照し、管理キーに基づいて、物理管理テーブル300から組み合わせ部品の基幹部品に対する相対位置座標を取得する。組み合わせ部品とは、基幹部品と付随部品とからなる部品である。演算制御部102は、組み合わせ部品を誘導し、基幹部品の原点に部品を配置し易くする。演算制御部102は、組み合わせ部品の配置座標、配置角度、配置面の全てが確定している場合、組み合わせ相手方の部品もまとめて一括で配置する。
図2に、本実施形態における組み合わせ部品の配置説明図を示す。本実施形態では、組み合わせ部品として、コネクタと2つのLEDとからなる部品を回路基板に配置する例について説明する。ここで、組み合わせ部品の基幹部品はコネクタで、付随部品はLEDである。
コネクタ部品形状データ120は、網かけで示した他部品配置禁止範囲と、コネクタの原点座標を有する。コネクタの原点座標は、コネクタ部品形状データ120内に示した「+」の位置の座標である。他部品配置禁止範囲には、論理管理テーブル200に定義された部品キーと合致した部品のみ管理キーを基に、物理管理テーブル300に従い、配置原点に誘導し、他部品配置禁止範囲で付随部品の配置が可能になる。図2に示す組み合わせ部品の場合、付随部品のLED1及びLED2の管理キーが論理管理テーブル200に定義されているため、オペレータは、第一LED部品形状データ122と第二LED部品形状データ124とをコネクタ部品形状データ120の他部品配置禁止範囲に配置することが可能になる。なお、第一LED部品形状データ122内に示した「+」の位置が第一LEDの原点座標であり、第二LED部品形状データ124内に示した「+」の位置が第二LEDの原点座標である。
図3に、論理管理テーブル200の構造図を示す。論理管理テーブル200は、要素名202及び属性値204のフィールドを有し、要素名202は、部品キー203及び管理キー205のフィールドを有する。部品キー203は、部品を識別するために付与した一意の識別情報である。管理キー205は、組み合わせ対象部品の相対位置を識別するために付与した一意の識別情報である。演算制御部102は、論理管理テーブル200を参照することにより、部品毎に管理をする。また、部品キー203は、組み合わせ部品の相手が識別可能なキーであり、例えば、部品手配型格や、プリント板内の回路部品番号や、ロケーション番号、部品形状データ番号などがあり得る。
図4に、物理管理テーブル300の構造図を示す。物理管理テーブル300は、要素名302及び属性値304のフィールドを有し、要素名302は、管理キー303及び部品配置情報305のフィールドを有する。演算制御部102は、物理管理テーブル300を参照することにより、部品毎に管理する。ここでの部品毎とは、例えば、部品手配型格や、プリント板内の回路部品番号や、ロケーション番号、部品形状データ番号などがあり得る。部品配置情報は、基幹部品に組み合わせて回路基板に配置される付随部品の当該基幹部品に対する相対配置予定位置に関する情報である。部品配置情報は、管理キーに合致する付随部品の基幹部品に対する相対的な配置位置を示し、部品配置X座標(属性値1)、部品配置Y座標(属性値2)、部品配置角度(属性値3)、搭載面(属性値4)が定義出来る構造となっている。ここで、搭載面は、基板内蔵部品の場合は対象層で示す。図4では、管理キー1の部品配置情報の属性値3である部品配置角度は「未設定」になっている。これは、配置角度までは制限せず、例えば、90°、270°の何れかで、ネット接続情報を元に最適に配置したい場合に用いるもので、このように属性値の設定は必須とするものでは無い。
次に、本実施形態における回路基板設計装置100による部品配置処理について図5及び図6を参照して説明する。
ステップS101において、まず、演算制御部102は、未配置部品があるか否かを判定する。具体的には、オペレータによる未配置部品配置の選択がなされると、演算制御部102は、部品配置テーブル114に各未配置部品に対応するフラグを格納する。演算制御部102は、部品配置テーブル114のフラグを参照することで、未配置部品があるか否かを判定する。未配置部品がある場合、処理はステップS102へ移行する。一方、未配置部品がない場合、処理は終了する。
ステップS102において、オペレータが入力部106を用いて未配置部品の中から配置対象とする部品を選択すると、演算制御部102は、指定された部品を配置対象部品として受け付ける。オペレータが入力部106を操作して表示部104上にて配置対象部品を移動させると、演算制御部102は、オペレータの操作に従って、配置対象部品を表示部104上にて移動させる。演算制御部102は、オペレータによる配置対象部品の移動に伴い、当該配置対象部品の表示部104上での位置座標を取得する。処理はステップS103へ移行する。
ステップS103において、演算制御部102は、論理管理テーブル200を参照し、配置対象部品が組み合わせ対象部品であるか否かを判定する。演算制御部102は、組み合わせ部品内の基幹部品の配置指示をオペレータから受けたか否かを判定する。配置対象部品が組み合わせ対象部品である場合、処理はステップS110へ移行する。一方、配置対象部品が組み合わせ対象部品でない場合、処理はステップS104へ移行する。
ステップS104において、演算制御部102は、ネット接続情報テーブル112を参照して、配置対象部品のピンと接続関係にある部品のピンとのネット接続情報を表示部104に表示する。処理はステップS105へ移行する。
ステップS105において、演算制御部102は、オペレータによる入力部106からの入力に応じて、配置対象部品を表示部104に表示し、ネット接続情報も配置対象部品の移動に応じて表示する。処理はステップS106へ移行する。
ステップS106において、演算制御部102は、配置対象部品の部品配置位置を表示部104に表示する。処理はステップS107へ移行する。
ステップS107において、演算制御部102は、入力部106から配置対象部品の位置情報を取得する。演算制御部102は、位置情報として、配置対象部品の基準ピン座標、配置面、部品回転角度等を取得する。処理はステップS108へ移行する。
ステップS108において、演算制御部102は、他部品配置禁止テーブル115から配置対象部品の他部品配置禁止範囲を取得する。処理はステップS109へ移行する。
ステップS109において、演算制御部102は、障害物管理テーブル119を参照して隣接要素を取得する。処理は図6のステップS115へ移行する。
図6のステップS115において、演算制御部102は、隣接部品があるか否かを判定する。ステップS109において取得された隣接要素に対応するフラグは部品配置テーブル114に格納される。演算制御部102は、部品配置テーブル114のフラグを参照することで、隣接部品があるか否かを判定する。隣接部品がある場合、処理はステップS116へ移行する。一方、隣接部品がない場合、処理はステップS121へ移行する。
ステップS116において、演算制御部102は、他部品配置禁止テーブル115から隣接部品に関する他部品配置禁止範囲を取得する。処理はステップS117へ移行する。
ステップS117において、演算制御部102は、他部品配置禁止範囲の干渉チェックを行う。演算制御部102は、部品形状ライブラリ118から取得した配置部品の形状と、ステップS116において取得した隣接部品の他部品配置禁止範囲とが重なるか否かを判定することによって、干渉チェックを行う。処理はステップS118へ移行する。
ステップS118において、演算制御部102は、他部品配置禁止範囲の干渉があるか否かを判定する。他部品配置禁止範囲の干渉がある場合、処理はステップS119へ移行する。一方、他部品配置禁止範囲の干渉がない場合、処理はステップS115に戻る。
ステップS119において、演算制御部102は、表示部104に他部品配置禁止範囲を強調表示して、表示部104にエラー表示を行う。処理はステップS120へ移行する。
ステップS120において、演算制御部102は、他部品配置禁止範囲があるため、エラーフラグ格納テーブル117のエラーフラグをONにする。処理はステップS115に戻る。
ここで、ステップS115において、隣接部品があると判定された場合について説明する。
ステップS121において、演算制御部102は、エラーフラグ格納テーブル117を参照し、エラーフラグがONであるか否かを判定する。エラーフラグがONである場合、処理はステップS124へ移行する。一方、エラーフラグがONでない場合、処理はステップS122へ移行する。
ステップS122において、演算制御部102は、隣接部品の部品配置位置を確定する。処理はステップS123へ移行する。
ステップS123において、演算制御部102は、障害物管理テーブル119に、当該部品を登録する。処理は図5のステップS101に戻る。
ステップS124において、演算制御部102は、部品配置位置を確定しないまま、処理は、図5のステップS105に戻る。すなわち、対象の部品は、未配置のまま、ステップS101へ処理が移行することになる。
ステップS110において、演算制御部102は、オペレータから組み合わせ部品内の付随部品の配置指示を受けると、論理管理テーブル200を参照し、論理管理テーブル200の管理キーに対応する物理管理テーブル300の管理キーを検索する。そして、演算制御部102は、付随部品を基幹部品の他部品配置禁止範囲に配置可能であるか否かを判定する。処理はステップS111へ移行する。
ステップS111において、演算制御部102は、物理管理テーブル300を参照し、管理キーに対応する付随部品の相対配置位置情報を取得する。処理はステップS112へ移行する。
ステップS112において、演算制御部102は、既に配置済みの基幹部品の配置位置情報と付随部品である組み合わせ部品の配置位置情報とを合成する。演算制御部102は、付随部品を他部品配置禁止範囲の配置予定位置への配置を許可する。処理はステップS113へ移行する。
ステップS113において、演算制御部102は、他部品配置禁止テーブル117を参照して、基幹部品の他部品配置禁止範囲を決定する。処理はステップS114へ移行する。
ステップS114において、演算制御部102は、障害物管理テーブル119から隣接部品を取得する。処理は図6のステップS115へ移行する。
そして、上述したステップS115からの処理を繰り返し、ステップS122において、演算制御部102は、回路基板上における基幹部品と、付随部品との配置結果を表示部104に出力する。
上述した実施形態では、部品の組み合わせに主従関係があることを前提とし、論理管理テーブルと物理管理テーブルを「主」となる部品に設け、「従」となる部品の論理情報、物理情報を設定している。すなわち、組み合わせ部品のコネクタを「主」となる部品(親部品)と見立てて、その部品に付属する組み合わせ相手部品のLED1とLED2を「従」となる部品(親部品配下)と扱い、論理管理テーブル200及び物理管理テーブル300で管理している。しかし、主従関係を予め設定せずに、同一階層レベルの部品として、論理管理テーブル及び物理管理テーブルを設けることも出来る。その場合には、論理管理テーブル、物理管理テーブルは親部品に設けずに、単独で設けて部品キーが合致すれば、1つの組み合わせ部品一式として管理する。これにより、実施形態では、コネクタの先行配置に依存せず、先に、LED1やLED2を配置することでも、お互いの組み合わせ部品の管理が可能である。
本実施形態における組み合わせ部品の配置説明図を図7に、論理管理テーブル200Aを図8に、物理管理テーブル300Aを図9に示す。
図7に示すように、本実施形態では、組み合わせ部品として、コネクタと2つのLEDとからなる部品を回路基板に配置する例について説明する。論理管理テーブル200は、部品キーとしてコネクタを有する。
図8に示すように、論理管理テーブル200Aは、「部品キー1」203としてコネクタの属性情報も有する。また、図9に示すように、物理管理テーブル300Aはコネクタの「管理キーA」205に対応する部品配置情報も有する。この場合、例えば、「管理キーC」205のLED2から部品配置をすると、コネクタの部品では、LED2から見て、X座標「−10」、Y座標「−10」の相対位置に部品が誘導される。
また、上述した実施形態では、論理管理テーブルと物理管理テーブルとを分けているが、図10に示すように、管理キーを省略して、論理情報と物理情報を一体化した一体化管理テーブル400で管理することも出来る。一体化管理テーブル400は、要素名402のフィールドに、部品キー403及び部品配置情報405を有し、属性値404も有する。
本実施形態によれば、組み合わせで使用する相手方の部品とその部品の配置位置を予め、管理テーブルに定義しておくことで、組み合わせて機能が動作する相対的な位置に部品配置を行うことが容易になる。ゆえに、個々にエディタ上で部品を配置する際の位置合せの煩わしさを解消すると共に、配置位置誤りの防止による設計品質向上が図れる。
論理管理テーブル及び物理管理テーブルに、組み合わせ対象となる部品の情報を定義することで、論理管理テーブル内のキーとなる属性値が合致した部品のみ、その属性値を元に、物理管理テーブルに従い、配置原点が確定の場合に組み合わせ相手部品を誘導し、禁止領域内でも配置ができる。組み合わせ対象部品以外は、物理管理テーブルに部品限定配置可能範囲を設定することで、その範囲は禁止領域と扱って、配置不可とする。また、本実施形態では、組み合わせ相手方の部品配置箇所に予め部品形状データに禁止領域を設けておくことや、部品限定配置可能範囲を設けておくことで、当該の組み合わせ部品は禁止領域が存在しても配置可能だが、他の部品は誤ってその場所に配置することが出来ない。このため、他の部品の配置誤り防止による設計品質向上も図ることが出来る。さらに、座標を固定せずに、誤差範囲、あるいは、範囲指定を設けることで、一意の座標に定めない場合に、所定の範囲で組み合わせ部品が配置しているか否かをチェックすることが出来る。
なお、本実施形態では、コネクタとLEDとからなる組み合わせ部品について説明したが、これに限るものではない。例えば、組み合わせ部品として下記のものがある。
組み合わせ部品として、例えば、miniSAS複数ポートコネクタがある。2ポートタイプのminiSAS複数ポートコネクタでは、相手方のコネクタを本コネクタに勘合させるには、対基板接続SMDコネクタ2個とケージ(受け金具)1個の位置関係を保って配置する必要がある。
また、組み合わせ部品として、例えば、SFP/XFPの複数連結光モジュールがある。SFP/XFPにLEDの光パイプが付いている場合、コネクタ背部に配置のLEDを光パイプを通して、LEDの光源をコネクタ全面に照射する。このような構造を兼ね備えたSFP/XFP型の光モジュール用ケージ(受け金具)と光モジュール用対基板接続SMDコネクタでは、LED用光パイプは1つの光モジュールに対して2個の場合、ケージ×1個、SMDコネクタ×4個、LED8個の位置関係を確保して配置する必要がある。
10、20 組み合わせ部品
100 回路基板設計装置
101 バス
102 演算制御部
104 表示部
106 入力部
108 メモリ
110 回路情報データベース
112 ネット接続テーブル
114 部品配置テーブル
115 他部品配置禁止テーブル
116 部品情報ライブラリ
117 エラーフラグ格納テーブル
118 部品形状ライブラリ
119 障害物管理テーブル
120 コネクタ部品形状データ
122 第一LED部品形状データ
124 第二LED部品形状データ
200、200A 論理管理テーブル
202 要素名
203、403 部品キー
204 属性値
205、303 管理キー
300、300A 物理管理テーブル
302 要素名
304 属性値
305、405 部品配置情報
400 一体化管理テーブル

Claims (5)

  1. 回路基板に配置される基本部品を基準にした所定範囲への他部品の配置を禁止する他部品配置禁止範囲を示す他部品配置禁止範囲テーブルと、前記基本部品に組み合わせて前記回路基板に配置される関連部品情報を示す関連部品情報テーブルと、前記関連部品の前記基本部品に対する相対配置予定位置を示す相対配置予定位置テーブルとを格納するデータベースと、
    部品配置を行う処理部とを有し、
    前記処理部は、
    前記基本部品の配置指示があると、前記他部品配置禁止範囲テーブルを参照して、前記基本部品の配置位置を基準にした所定範囲への他部品の配置を禁止する他部品配置禁止範囲を決定し、
    前記関連部品情報テーブルを参照することにより、前記基本部品と組み合わせる関連部品に対応する関連部品情報を取得し、
    取得した前記関連部品情報に基づいて、前記相対配置予定位置テーブルから前記関連部品の相対配置予定位置を取得し、
    前記取得した相対配置予定位置が前記基本部品の他部品配置禁止範囲に属する場合においても、所定の条件を満足する場合に、前記他部品配置禁止範囲に対して前記取得した関連部品を配置許可として設定する、
    ことを有することを特徴とする回路基板設計装置。
  2. 前記処理部は、前記関連部品の位置と、前記相対配置予定位置とを比較することにより、前記関連部品を前記他部品配置禁止範囲に配置可能であるか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の回路基板設計装置。
  3. 回路基板に配置される第1部品の配置位置と、前記第1部品に組み合わせて配置される第2部品の配置予定位置とを格納した部品配置テーブルと、
    前記部品配置テーブルを参照して、前記第2部品を配置し、前記第2部品の配置後に、前記第1基本部品の配置において、前記部品配置テーブルを参照して算出した前記第1部品の前記第2部品に対する相対位置に基づいて、前記第1部品を配置し、前記第1部品を基準にした所定範囲への他部品の配置を禁止する他部品配置禁止範囲を決定し、前記回路基板上における前記基本部品と、前記関連部品との配置結果を出力する処理部と、
    を有することを特徴とする回路基板設計装置。
  4. 回路基板に配置される基本部品を基準にした所定範囲への他部品の配置を禁止する他部品配置禁止領域を示す他部品配置禁止範囲テーブルを格納する格納部にアクセス可能なコンピュータに、
    前記基本部品の配置指示があると、前記他部品配置禁止範囲テーブルを参照して、前記基本部品の配置位置を基準にした所定範囲への他部品の配置を禁止する他部品配置禁止範囲を決定し、
    前記基本部品に組み合わせて前記回路基板に配置される関連部品情報を示す関連部品情報テーブルを参照することで、前記基本部品と組み合わせる関連部品情報を取得し、
    取得した前記関連部品情報に基づいて、前記関連部品の前記基本部品に対する相対配置予定位置を示す相対配置予定位置テーブルから前記関連部品の相対配置予定位置を取得し、
    前記取得した相対配置予定位置が前記基本部品の他部品配置禁止範囲に属する場合においても、所定の条件を満足する場合に、前記他部品配置禁止範囲に対して前記取得した関連部品を配置許可として設定する、
    処理を実行させることを特徴とする回路基板設計プログラム。
  5. 前記関連部品の位置と、前記相対配置予定位置とを比較することにより、前記関連部品を前記他部品配置禁止範囲に配置可能であるか否かを判定することを特徴とする請求項4記載の回路基板設計プログラム。
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