JP2012067970A - ドレン回収システム - Google Patents

ドレン回収システム Download PDF

Info

Publication number
JP2012067970A
JP2012067970A JP2010213617A JP2010213617A JP2012067970A JP 2012067970 A JP2012067970 A JP 2012067970A JP 2010213617 A JP2010213617 A JP 2010213617A JP 2010213617 A JP2010213617 A JP 2010213617A JP 2012067970 A JP2012067970 A JP 2012067970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
water supply
water
tank
boiler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010213617A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5454435B2 (ja
Inventor
Sohei Akinaga
草平 秋永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miura Co Ltd filed Critical Miura Co Ltd
Priority to JP2010213617A priority Critical patent/JP5454435B2/ja
Publication of JP2012067970A publication Critical patent/JP2012067970A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5454435B2 publication Critical patent/JP5454435B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ボイラへドレンを給水するための高価なドレンポンプを不要としたクローズド方式のドレン回収システムを提供する。
【解決手段】ボイラ1へドレンを給水する密閉型の給水タンク7を、該タンク7内の水位がボイラ1内の水位よりも高くなるように設置し、給水タンク7へドレンを供給するときには、給水タンク7内を負圧にすることなく減圧して、ドレン供給管10からドレンを引き込み、給水タンク7のドレンを、ボイラ1へ給水するときには、給水タンク7内の圧力がボイラ1内の圧力と等しくなるように、給水タンク7へボイラ1からの蒸気を導入して、給水タンク7内の水位とボイラ1内の水位との高低差によって給水タンク7のドレンを、ボイラ1へ給水する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボイラからの蒸気を熱源として使用する負荷機器から排出されるドレンを回収して前記ボイラに給水するドレン回収システムに関し、更に詳しくは、負荷機器から排出されるドレンを、大気に開放することなく回収してボイラに給水するクローズド方式のドレン回収システムに関する。
従来から、ボイラの燃料費及び水を節約するために、負荷機器から排出されるドレンをタンクに回収して再使用するドレン回収システムが提案されている。このドレン回収システムには、負荷機器から排出されるドレンを大気に開放した開放型のタンクに回収し、ボイラに100℃未満のドレンを給水するオープン方式と、負荷機器から排出されるドレンを大気に開放しない密閉型のタンクに回収し、この密閉型のタンクに回収した100℃以上の高温高圧のドレンを、ボイラに給水するクローズド方式と、が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−105442号公報
上述のクローズド方式において、密閉型のタンクに回収したドレンを、ボイラへ給水するドレンポンプは、高温のドレンを給水するために、高い温度でも使用できる耐高温性が求められると共に、キャビテーション対策が必要であり、このため、高価なものとなり、クローズドドレン回収システム導入時のイニシャルコストが高くつき、更に、ドレンポンプは、定期的なメンテナンスが必要であって、ランニングコストも高くつくといった課題がある。
また、ドレンの温度が、ドレンポンプの最高使用温度に制限されることになり、ドレンポンプの最高使用温度を超える高温のドレンを回収してボイラへ給水することできないといった課題もある。
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたものであって、ボイラへドレンを給水する高価なドレンポンプを不要としたクローズド方式のドレン回収システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のドレン回収システムは、次のように構成している。
(1)本発明のドレン回収システムは、ボイラからの蒸気を使用する負荷機器から排出されるドレンを回収して前記ボイラへ給水するクローズド方式のドレン回収システムであって、前記ボイラへドレンを給水する密閉型の給水タンクを、該給水タンク内の水位が前記ボイラ内の水位よりも高くなるように設置し、前記給水タンクに該給水タンクへドレンを供給するドレン供給管を接続し、前記給水タンクへドレンを供給するときには、前記給水タンク内を負圧にすることなく減圧して前記ドレン供給管からドレンを給水タンク内へ引き込み、前記給水タンクのドレンを前記ボイラへ給水するときには、前記給水タンク内の圧力がボイラ内の圧力と等しくなるように前記給水タンクへ前記ボイラからの蒸気を導入し、前記給水タンク内の水位と前記ボイラ内の水位との高低差によって給水タンクのドレンを前記ボイラへ給水する。
本発明のドレン回収システムによると、ボイラ内の水位よりもタンク内の水位が高くなるように設置された密閉型の給水タンクには、該給水タンク内を減圧してドレン供給管からドレンを引込み、引き込んだドレンをボイラへ給水するときには、給水タンク内の圧力をボイラ内の圧力と等しくして、給水タンク内の水位とボイラ内の水位との高低差、すなわち、水頭差(ヘッド差)によって給水するので、クローズド方式で回収した高温のドレンを、ボイラへ給水するための高価なドレンポンプが不要となる。これによって、クローズド方式のドレン回収システム導入時のイニシャルコスト及びランニングコストを低減することができると共に、ボイラへ給水するドレンの温度がドレンポンプの最高使用温度に制限されるといったこともない。
(2)本発明のドレン回収システムの好ましい実施態様では、前記給水タンクと前記ボイラとを接続し、前記ボイラからの蒸気を前記給水タンクに導入する蒸気導入管と、前記給水タンクと前記ボイラとを接続し、前記給水タンクのドレンを前記ボイラに給水する給水管と、前記給水タンクに直接または前記給水管の一部を介して接続された前記ドレン供給管と、前記給水タンクに接続された排出管と、前記排出管に設けられて前記給水タンク内の圧力を減圧する圧力開放弁と、前記蒸気導入管に設けられた蒸気導入制御弁と、前記圧力開放弁および前記蒸気導入制御弁の開閉を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記給水タンクへドレンを供給するときには、前記圧力開放弁の開閉を制御して前記給水タンク内を減圧して、前記ドレン供給管から前記給水タンク内にドレンを引き込み、前記給水タンクから前記ボイラへドレンを給水するときには、前記蒸気導入制御弁の開閉を制御して、前記給水タンク内の圧力が前記ボイラ内の圧力と等しくなるようにボイラの蒸気を前記給水タンク内に導入して、給水タンクからボイラへ給水する。
この実施態様によると、制御手段は、給水タンクの排出管に設けられた圧力開放弁および蒸気導入管に設けられた蒸気導入制御弁の開閉を制御することによって、前記給水タンクへドレンを供給するときには、圧力開放弁の開閉を制御して給水タンク内を減圧してドレンを給水タンク内に引き込み、前記給水タンクから前記ボイラへドレンを給水するときには、蒸気導入制御弁を開いて給水タンク内に蒸気を導入し、給水タンク内の圧力をボイラ内の圧力と等しくして、水頭差によって給水タンクからボイラへ給水することができる。
(3)本発明のドレン回収システムの別の実施態様では、前記給水タンク内の圧力と前記ドレン供給管のドレンの圧力との差圧を検出する検出手段を備え、 前記制御手段は、前記検出手段の検出出力に基づいて、前記圧力開放弁の開閉を制御する。
この実施態様によると、給水タンク内の圧力とドレン供給管のドレンの圧力との差圧に基づいて、給水タンク内を減圧する圧力開放弁の開閉を制御するので、前記差圧を調整して、ドレン供給管から給水タンクへ供給されるドレンの量を調整することができる。
(4)本発明のドレン回収システムの更に別の実施態様では、前記蒸気導入管から前記給水タンク内に導入される蒸気を整流する整流手段を備える。
この実施態様によると、給水タンク内に導入される蒸気が整流手段によって整流されて均等な流れとなるので、給水タンク内に導入された蒸気が、給水タンク内のドレンをかき乱して下部のドレンと熱交換することが抑制され、ドレンの界面を飽和状態にして給水タンク内の圧力を、速やかにボイラ内の圧力と等しくしてボイラへの給水を開始することができる。
(5)本発明のドレン回収システムの更に別の実施態様では、前記負荷機器から排出されるドレンを回収する密閉型の回収タンクと、補給水が供給される開放型の補給水タンクとを備え、前記ドレン供給管は、前記給水タンクと前記回収タンクとを、直接または前記給水管の一部を介して接続し、前記排出管は、前記給水タンクと前記補給水タンクとを接続する。
この実施態様によると、負荷機器から排出されるドレンを密閉型の回収タンクに一旦回収し、この回収タンクからドレン供給管、または、ドレン供給管と給水管の一部を介して給水タンクへ必要量のドレンを供給することができるので、ボイラ内の水位よりも水位が高くなるように設置する給水タンクは、回収タンクに比べて小型のタンクとすることができる。
(6)本発明のドレン回収システムの別の実施態様では、前記ボイラを複数台備えると共に、前記給水タンクを少なくとも二つ備え、或る給水タンクから前記ボイラへ給水するときには、他の給水タンクへ前記ドレン供給管からドレンを供給し、前記或る給水タンクへ前記ドレン供給管からドレンを供給するときには、他の給水タンクから前記ボイラへ給水する。
この実施態様によると、二つの給水タンクの一方のタンクから複数台のボイラへドレンを給水しているときに、他方のタンクへドレンの補給を行うことができ、ボイラへの給水とドレンの補給とを、交互に切替えることができるので、ボイラ毎に給水タンクを設置する必要がなく、最低二つの給水タンクを設置すればよい。
本発明のドレン回収システムによれば、密閉型の給水タンクには、該給水タンク内を減圧してドレンを引き込み、この給水タンク内に引き込んだドレンを、該給水タンク内の圧力をボイラ内の圧力と等しくして、給水タンク内の水位とボイラ内の水位との高低差、すなわち、水頭差(ヘッド差)によってボイラへ給水するので、クローズド方式で回収した高温のドレンを、ボイラへ給水するための高価なドレンポンプが不要となり、クローズド方式のドレン回収システム導入時のイニシャルコスト及びランニングコストを低減することができると共に、ボイラへ給水するドレンの温度が、ドレンポンプの最高使用温度に制限されるといったこともない。
図1は本発明の一実施形態に係るドレン回収システムの構成を示す図である。 図2は図1のドレン回収システムの動作説明に供するフローチャートである。 図3は給水タンク内の分散板の作用効果を説明するための図である。 図4は本発明の他の実施形態の整流手段を示す図である。 図5は本発明の更に他の実施形態の整流手段を示す図である。 図6は本発明の他の実施形態多の整流手段を示す図である。 図7は本発明の他の実施形態に係るドレン回収システムの構成を示す図である。
以下、図面によって本発明の実施形態について詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施形態に係るクローズド方式のドレン回収システムの構成の一例を示す図である。
この実施形態のドレン回収システムでは、ボイラ1で発生した蒸気は、セパレータ2を経由して蒸気管3及び該蒸気管3から分岐した分岐蒸気管30を介して蒸気を使用する熱交換器等の複数の負荷機器4に供給される。
負荷機器4では、蒸気の熱を使用するため、蒸気は熱を奪われて凝縮し、ドレンとなって負荷機器4から排出される。
負荷機器4から排出されたドレンは、スチームトラップ5を介して密閉型の加圧タンクである回収タンク6内に回収される。
この実施形態では、回収タンク6に回収されたドレンを、ボイラ1へドレンポンプを使用することなく、給水できるようにするために、ボイラ1の上方位置に、密閉型の給水タンク7を設置している。
この給水タンク7は、該給水タンク7内の水位が、ボイラ1内の水位よりも高くなるように設置し、後述のように、給水タンク7内の水位とボイラ1内の水位との高低差によってドレンをボイラ1へ給水する。
この給水タンク7の底部とボイラ1とは、給水管8によって接続されており、この給水管8には、ボイラ1からの逆流を防止する第1逆止弁9が設けられている。
この給水管8の給水タンク7と第1逆止弁9との間には、回収タンク6の底部に接続されたドレン供給管10が接続されている。すなわち、ドレン供給管10は、給水管8の一部を介して給水タンク7に接続されている。
なお、本発明の他の実施形態として、ドレン供給管10は、給水管8を介することなく、給水タンク7に直接接続してもよい。
このドレン供給管10を介して回収タンク6のドレンが、後述のようにして給水タンク7へ供給される。このドレン供給管10の途中には、第1モータバルブ11が設けられると共に、ドレンの圧力を検出する第1圧力センサ12が設けられる。
ボイラ1と第1逆止弁9との間の給水管8には、予備給水管14の一端が接続されており、予備給水管14の他端は、開放型の補給水タンク13に接続されている。この予備給水管14には、上流側から補給水ポンプ15と逆止弁50とが設けられており、ボイラ1への給水が、給水タンク7からの給水のみで賄えないような場合に、補給水タンク13から予備給水管14を介してボイラ1へ直接給水する。
給水タンク7の上部には、蒸気管3から分岐された蒸気導入管16が接続されており、この蒸気導入管16の途中には、蒸気導入制御弁としての第2モータバルブ17が設置されている。
また、給水タンク7の上部には、排出管18の一端が接続されており、この排出管18の他端が、補給水タンク13に接続されている。この排出管18の途中には、給水タンク7内を減圧する圧力開放弁としての第3モータバルブ19が設けられている。給水タンク7には、該給水タンク7内の圧力を検出する第2圧力センサ20が設けられると共に、給水タンク7内のドレンの水位を検出する水位センサ31が設けられている。
回収タンク6と、該回収タンク6に補給水を供給する補給水タンク13とは、補給水管21によって接続されており、この補給水管21には、上流側から送水ポンプ22及び第2逆止弁23が設けられている。また、回収タンク6の上部には、回収タンク6内でフラッシュ蒸発したフラッシュ蒸気を排気するための排気管24が接続され、この排気管24は、一次圧力調整弁25を介して補給水タンク13の上部に接続されている。補給水タンク13の下部には、新水を補充するための補充管26が接続されている。
ドレン供給管10の第1圧力センサ12及び給水タンク7の第2圧力センサ20は、検出手段を構成し、各検出出力は、制御手段としての制御部27に与えられる。この制御部27には、更に、給水タンク7に設けられた水位センサ31の検出出力が与えられると共に、ボイラ1から給水要求の有無に対応した給水信号が与えられる。制御部27は、これら検出出力及び給水信号に基づいて、第1〜第3モータバルブ11,17,19の開閉を制御する。
具体的には、制御部27は、ボイラ1から給水要求がない場合に、給水タンク7が満水でないときには、ドレン供給管10の第1モータバルブ11を開く(ON)と共に、排出管18の圧力開放弁としての第3モータバルブ19を開く(ON)。これによって、給水タンク7内を、負圧にすることなく、減圧してドレン供給管10のドレンの圧力よりも低くし、給水タンク7へ回収タンク6からのドレンを自圧によって引き込む。このとき、制御部27は、第1,第2圧力センサ12,20によって検出される給水タンク7内の圧力とドレン供給管10の圧力との差圧に基づいて、給水タンク7内にドレンが適正量引き込まれるように、第3モータバルブ19の開閉を制御する。また、ボイラ1内の圧力は、ドレン供給管10のドレンの圧力よりも高いので、ドレンがボイラ1に流れ込むことはない。
制御部27は、ボイラ1から給水要求があると、第1,第3モータバルブ11,19を閉じ(OFF)、蒸気導入管16の蒸気導入制御弁としての第2モータバルブ17を開き(ON)、ボイラ1からの蒸気を、給水タンク7へ導入して、給水タンク7内の圧力を、ボイラ1内の圧力と等しくなるようにし、これによって、ボイラ1内の水位よりも水位が高い給水タンク7からボイラ1へドレンが給水される。
この実施形態では、第1圧力センサ12によってドレン供給管10のドレンの圧力を検出したけれども、ドレンの圧力は、ドレン供給管10に限らず、例えば、スチームトラップ5から回収タンク6へ至る配管、回収タンク6、あるいは、回収タンク6と一次圧力調整弁25との間の排気管24等に圧力センサを設けて検出するようにしてもよい。
図2は、以上の動作を説明するためのフローチャートである。
先ず、ステップS1では給水信号がONであるか否か、すなわち、ボイラ1から給水要求があるか否かを判断し、ボイラ1から給水要求がない場合にはNOと判断してステップS2に移行し、このステップS2で蒸気導入制御弁としての第2モータバルブ17がOFF(閉)していないときには、第2モータバルブ17をOFFにする。
次に、ステップS2での処理の後はステップS3に進む。このステップS3では給水タンク7に設けられている水位センサ31によって検出される水位が所定の水位であるか否か、すなわち、給水タンク7が満水であるか否かを判断する。ステップS3において満水でありYESと判断したときには、ステップS1に戻って給水要求があるまで待機する。一方、ステップS3において給水タンク7の水位が満水でなくNOと判断したときには、ステップS4に移行する。このステップS4では、第1モータバルブ11をON(開)にすると共に、第1,第2圧力センサ12,20によって検出されるドレン供給管10のドレンの圧力と給水タンク7内の圧力との差圧に応じて、給水タンク7内を減圧する圧力開放弁としての第3モータバルブ19をON/OFF制御して、給水タンク7内を減圧して適正量のドレンを給水タンク7内に引き込む。このステップS4の後は、ステップS1に戻る。
一方、ステップS1において、給水信号がONのとき、すなわち、ボイラ1からの給水要求があり、YESと判断した場合には、ステップS5に移行する。このステップS5では第1モータバルブ11及び第3モータバルブ19が、OFFしていないときには、これらをいずれもOFFにしてから次のステップS6に移行する。このステップS6では、蒸気導入制御弁としての第2モータバルブ17をONにする。このステップS6の後は、ステップS1に戻る。これによって、ボイラ1の蒸気が給水タンク7内に導入され、給水タンク7内の圧力とボイラ1内の圧力とが等しくなって給水タンク7のドレンが、給水タンク7内との水位とボイラ1内の水位との高低差、すなわち、水頭差によってボイラ1へ給水される。
以上のように、ボイラ1よりも上方位置に設置された給水タンク7には、該給水タンク7内を、大気圧よりも低い負圧にすることなく、減圧してドレン供給管10からドレンを引き込み、給水タンク7に引き込んだドレンを、給水タンク7内の圧力をボイラ1内の圧力と等しくして、給水タンク7内の水位とボイラ1内の水位との高低差によってボイラ1へ給水するので、クローズド方式で回収した高温のドレンを、ボイラ1へ給水するための高価なドレンポンプが不要となる。
これによって、クローズド方式のドレン回収システム導入時のイニシャルコスト及びランニングコストを低減することができると共に、回収してボイラ1へ給水するドレンの温度が、ドレンポンプの最高使用温度に制限されるといったこともない。
さらに、この実施形態では、給水タンク7内には、図3(b)に示すように、蒸気導入管16を介して上方から矢符F1で示されるように導入される蒸気を整流する分散板28を設置している。整流手段としての分散板28は、円板からなり、給水タンク7の上壁中央に形成されている円形の蒸気入口29に臨むように水平に懸架されている。なお、分散板28は、円板に限らず、例えば、図4に示すように、下面側を球面状とした略半球状の分散板28aやその他の形状であってもよい。
図3(a)に示すように、分散板28を設置していない場合には、蒸気入口29から給水タンク7内に導入される蒸気が、給水タンク7内で十分広がることができず、偏った流れとなり、矢符F2で示されるように中央付近が局所的に速い流れとなる。このように局所的に流れの速い蒸気が、給水タンク7内のドレン45の水面45aに突入すると、水面45aがかき乱され、下部のドレン45と蒸気との熱交換が生じるために、給水タンク7内の圧力が安定してボイラ1への給水が開始されるまでに時間がかかる、いわゆる、タイムラグが生じる。また、タイムラグが生じる分、給水タンク7内へ大量の蒸気が導入されることになり、ボイラ1内の水位が低下したり、圧力が低下したりすることになる。
これに対して、この実施形態では、給水タンク7内に分散板28を設置しているので、蒸気入口29から給水タンク7内に導入された蒸気は、分散板28によって勢いを減じられて分散板28を回り込むような流れが生じて給水タンク7内に広がる均等な流れに整流され、ドレン45の水面45aがかき乱されるのを防止することができる。これによって、下部のドレン45と蒸気との熱交換が抑制され、蒸気とドレン45との界面に、図3(b)に示すように、下部のドレン45よりも高温の飽和液の薄い膜45bが速やかに形成され、給水タンク7内の圧力を、速やかにボイラ1内の圧力と等しくすることができ、ボイラ1への給水開始を早めることができる。このため、ボイラ1から給水タンク7へ導入する蒸気量を少なくすることができ、ボイラ1内の水位が低下したり、圧力が低下したりするのを抑制することができる。
分散板28としては、多孔板を用いてもよく、また、多孔板を複数段、例えば、図5に示すように多孔板46,47を上下2段に一定間隔隔てて設置して矢符F1から導入した蒸気を、各多孔板46,47を矢符F2,F3で通過させることで整流するようにしてもよい。また、整流手段としては、例えば、図6に示すように、ボイラ1からの蒸気を、給水タンク7の側壁から給水タンク7内部に矢符F1で示すように導入して該給水タンク7の上壁内面に向けて蒸気を矢符F2で示すように噴出させ、該内面7aで衝突した蒸気を、下方のドレン45の水面に矢符F3で示す方向に向けさせるようにしてもよい。
(実施形態2)
図7は、本発明の他の実施形態に係るクローズド方式のドレン回収システムの構成の一例を示す図であり、上述の図1に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
この実施形態のドレン回収システムは、複数台、例えば、3台のボイラ1a〜1cを設置して、負荷量に応じてボイラの運転台数を調整してボイラ効率を高めるものである。
3台のボイラ1a〜1cからの蒸気は、上述の実施形態と同様に、蒸気管3及び分岐蒸気管30を介して負荷機器4に供給され、負荷機器4からのドレンが、スチームトラップ5を介して密閉型の回収タンク6へ回収される。
この実施形態では、3台のボイラ1a〜1cの上方位置に、これらボイラ1a〜1cへドレンを給水する二つの密閉型の給水タンク7a,7bを設置している。各給水タンク7a,7bは、各タンク7a,7b内の水位が、各ボイラ1a〜1c内の水位よりも高くなるように設置している。
各給水タンク7a,7bの底部と各ボイラ1a〜1cとは、分岐給水管8a,8b及び共通給水管32を介して接続されており、各分岐給水管8a,8bには、第3逆止弁33a,33bがそれぞれ設けられ、共通給水管32には、第4逆止弁34及び第5モータバルブ35が設けられている。この第5モータバルブ35とボイラ1cとの間の共通給水管32には、開放型の補給水タンク13に接続された予備給水管38が接続されている。この予備給水管38には、上流側から補給水ポンプ15及び第6逆止弁51とが設置されている。
各分岐給水管8a,8bの各逆止弁33a,33bと各給水タンク7a,7bとの間には、回収タンク6の底部に接続されたドレン供給管36を分岐させた分岐ドレン供給管10a,10bがそれぞれ接続されている。各分岐ドレン供給管10a,10bは、各給水タンク7a,7bに、各分岐給水管8a,8bの一部を介してそれぞれ接続されているが、上述の実施形態と同様に、各分岐ドレン供給管10a,10bは、各給水タンク7a,7bに直接接続してもよい。各分岐ドレン供給管10の途中には、第1モータバルブ11a,11bが設けられると共に、第5逆止弁37a,37bがそれぞれ設けられる。
各給水タンク7a,7bの上部には、蒸気導入管16を分岐させた分岐蒸気導入管16a,16bが接続されており、各分岐蒸気導入管16a,16bには、蒸気導入制御弁としての第2モータバルブ17a,17bがそれぞれ設置されている。また、給水タンク7a,7bの上部には、分岐排出管18a,18bがそれぞれ接続されており、各分岐排出管18a,18bは合流して排出管18となって補給水タンク13に接続されている。各分岐排出管18a,18bには、各給水タンク7a,7b内を減圧する圧力開放弁としての第3モータバルブ19a,19bがそれぞれ設けられている。
回収タンク6と、該回収タンク6に補給水を供給する補給水タンク13とは、補給水管21によって接続されており、この補給水管21には、上流側から送水ポンプ22及び第2逆止弁23が設けられている。また、回収タンク6の上部には、回収タンク6内でフラッシュ蒸発したフラッシュ蒸気を排出するための排気管24が接続され、この排気管24は、一次圧力調整弁25を介して補給水タンク13の上部に接続されている。補給水タンク13の下部には、新水を補充するための補充管26が接続されている。
なお、図示していないが、上述の実施形態と同様に、各ドレン供給管10a,10bのドレンの圧力及び各給水タンク7a,7b内の圧力をそれぞれ検出する第1,第2圧力センサ、各給水タンク7a,7bの水位を検出する水位センサ、及び、それら検出出力に基づいて第1〜第3モータバルブ11a,11b,17a,17b,19a,19b等を制御する制御部が備えられている。
この実施形態では、ボイラ1a〜1cのいずれかのボイラから給水要求があると、ドレンが満たされている一方の給水タンク、例えば、給水タンク7aの蒸気導入管16aの蒸気導入制御弁としての第2モータバルブ17aを開き(ON)、ボイラ1〜1cからの蒸気を、給水タンク7aへ導入して、給水タンク7a内の圧力を、ボイラ1a〜1cの内の最高圧力と等しくなるようにし、給水タンク7a内の水位とボイラ1a〜1c内の水位との高低差によって、給水タンク7aから分岐給水管8a及び共通給水管32を介して給水要求のあるボイラ1a〜1cへドレンを給水する。
給水タンク7aが、給水要求のあるボイラ1a〜1cへドレンを給水しているときに、他方の給水タンク7bの分岐ドレン供給管10bの第1モータバルブ11bを開く(ON)と共に、排出管18bの圧力開放弁としての第3モータバルブ19bを、分岐ドレン供給管10bのドレンの圧力と給水タンク7内の圧力との差圧に応じて、開閉する。これによって、給水タンク7b内が減圧されて、分岐ドレン供給管10bのドレンの圧力よりも低くなるので、給水タンク7bへ回収タンク6からのドレンが自圧によって適正量引き込まれる。
一方の給水タンク7a内のドレンが空になると、他方の給水タンク7bの蒸気導入管16bの蒸気導入制御弁としての第2モータバルブ17bを開き(ON)、ボイラ1a〜1cからの蒸気を、給水タンク7bへ導入して、給水タンク7b内の圧力を、ボイラ1a〜1cの内の最高圧力と等しくなるようにし、これによって、給水タンク7bから分岐給水管8b及び共通給水管32を介して給水要求のあるボイラ1a〜1cへドレンを給水する。
他方の給水タンク7bからボイラ1a〜1cへドレンを給水しているときに、一方の給水タンク7aの分岐ドレン供給管10aの第1モータバルブ11aを開く(ON)と共に、排出管18aの圧力開放弁としての第3モータバルブ19aを開閉する。これによって、給水タンク7a内が減圧されて、分岐ドレン供給管10aのドレンの圧力よりも低くなるので、給水タンク7aへ回収タンク6からのドレンが自圧によって適正量引き込まれる。
このようにして、二つの給水タンク7a,7bの内の一方の給水タンク7a(または7b)から給水要求のあるボイラ1a〜1cへドレンを給水しているときには、他方の給水タンク7b(または7a)にドレンを引き込み、一方の給水タンク7a(または7b)が空になると、他方の給水タンク7b(または7a)からボイラ1a〜1cに給水すると共に、一方の給水タンク7a(または7b)にドレンを引き込むようにしている。
上述の実施形態1では、1台のボイラ1に対して一つの給水タンク7を設置し、ボイラ1からの給水要求の有無に応じて、給水タンク7からボイラ1へドレンを給水し、あるいは、給水タンク7へドレン供給管10からドレンを引き込むようにしている。したがって、上述の実施形態1では、ボイラの台数分だけ給水タンク7が必要となる。
これに対して、この実施形態では、例えば、3台のボイラ1a〜1cに対して二つの給水タンク7a,7bを設置し、二つの給水タンク7a,7bの一方の給水タンク7a(または7b)から3台のボイラ1a〜1cへドレンを給水しているときには、他方の給水タンク7b(または7a)にドレン供給管からドレンを引き込むようにしている。
これによって、ボイラの台数が増えてもボイラの台数分だけ給水タンクを設ける必要がなく、最低2個の給水タンクを設置すればよい。
この実施形態では、ボイラ1cと第4逆止弁34との間の共通給水管32に、第5モータバルブ35を設けているが、本発明の他の実施形態として、モータバルブは、第4逆止弁34よりも上流側(給水タンク7a,7b側)の共通給水管32に設けてもよく、また、第3逆止弁33a,33bよりも下流側の各分岐給水管8a,8bにそれぞれ設けてもよく、あるいは、各分岐給水管8a,8bの各分岐ドレン供給管10a,10bとの接続部と第3逆止弁33a,33bとの間にそれぞれ設けてもよい。なお、各分岐給水管8a,8bの各分岐ドレン供給管10a,10bとの接続部と各給水タンク7a,7bとの間には、モータバルブを設けることはない。
本発明は、クローズド方式のドレン回収システムとして有用である。
1,1a〜1c ボイラ
6 回収タンク
7,7a,7b 給水タンク
8 給水管
10 ドレン供給管
12 第1圧力センサ
13 補給水タンク
16 蒸気導入管
17,17a,17b 第2モータバルブ(蒸気導入制御弁)
18 排出管
19,19a,19b 第3モータバルブ(圧力開放弁)
20 第2圧力センサ
27 制御部
28,28a 分散板

Claims (6)

  1. ボイラからの蒸気を使用する負荷機器から排出されるドレンを回収して前記ボイラへ給水するクローズド方式のドレン回収システムであって、
    前記ボイラへドレンを給水する密閉型の給水タンクを、該給水タンク内の水位が前記ボイラ内の水位よりも高くなるように設置し、前記給水タンクに該給水タンクへドレンを供給するドレン供給管を接続し、
    前記給水タンクへドレンを供給するときには、前記給水タンク内を負圧にすることなく減圧して前記ドレン供給管からドレンを給水タンク内へ引き込み、
    前記給水タンクのドレンを前記ボイラへ給水するときには、前記給水タンク内の圧力がボイラ内の圧力と等しくなるように前記給水タンクへ前記ボイラからの蒸気を導入し、前記給水タンク内の水位と前記ボイラ内の水位との高低差によって給水タンクのドレンを前記ボイラへ給水する、
    ことを特徴とするドレン回収システム。
  2. 前記給水タンクと前記ボイラとを接続し、前記ボイラからの蒸気を前記給水タンクに導入する蒸気導入管と、
    前記給水タンクと前記ボイラとを接続し、前記給水タンクのドレンを前記ボイラに給水する給水管と、
    前記給水タンクに直接または前記給水管の一部を介して接続された前記ドレン供給管と、
    前記給水タンクに接続された排出管と、
    前記排出管に設けられて前記給水タンク内の圧力を減圧する圧力開放弁と、
    前記蒸気導入管に設けられた蒸気導入制御弁と、
    前記圧力開放弁および前記蒸気導入制御弁の開閉を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記給水タンクへドレンを供給するときには、前記圧力開放弁の開閉を制御して前記給水タンク内を減圧して、前記ドレン供給管から前記給水タンク内にドレンを引き込み、
    前記給水タンクから前記ボイラへドレンを給水するときには、前記蒸気導入制御弁の開閉を制御して、前記給水タンク内の圧力が前記ボイラ内の圧力と等しくなるようにボイラの蒸気を前記給水タンク内に導入して、給水タンクからボイラへ給水する、
    請求項1に記載のドレン回収システム。
  3. 前記給水タンク内の圧力と前記ドレン供給管のドレンの圧力との差圧を検出する検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記検出手段の検出出力に基づいて、前記圧力開放弁の開閉を制御する、
    請求項2に記載のドレン回収システム。
  4. 前記蒸気導入管から前記給水タンク内に導入される蒸気を整流する整流手段を備える、
    請求項2または3に記載のドレン回収システム。
  5. 前記負荷機器から排出されるドレンを回収する密閉型の回収タンクと、
    補給水が供給される開放型の補給水タンクとを備え、
    前記ドレン供給管は、前記給水タンクと前記回収タンクとを、直接または前記給水管の一部を介して接続し、
    前記排出管は、前記給水タンクと前記補給水タンクとを接続する、
    請求項2ないし4のいずれかに記載のドレン回収システム。
  6. 前記ボイラを複数台備えると共に、前記給水タンクを少なくとも二つ備え、或る給水タンクから前記ボイラへ給水するときには、他の給水タンクへ前記ドレン供給管からドレンを供給し、前記或る給水タンクへ前記ドレン供給管からドレンを供給するときには、他の給水タンクから前記ボイラへ給水する、
    請求項1ないし5のいずれかに記載のドレン回収システム。
JP2010213617A 2010-09-24 2010-09-24 ドレン回収システム Active JP5454435B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010213617A JP5454435B2 (ja) 2010-09-24 2010-09-24 ドレン回収システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010213617A JP5454435B2 (ja) 2010-09-24 2010-09-24 ドレン回収システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012067970A true JP2012067970A (ja) 2012-04-05
JP5454435B2 JP5454435B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=46165442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010213617A Active JP5454435B2 (ja) 2010-09-24 2010-09-24 ドレン回収システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5454435B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013068399A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Nakagawa Ene Service Kk ポンプレス・クローズド・ドレン回収装置
JP2014055740A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Miura Co Ltd ボイラシステム
JP2014215000A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 三浦工業株式会社 ドレン回収システム
JP2015034648A (ja) * 2013-08-07 2015-02-19 株式会社マリタイムイノベーションジャパン ドレン回収装置
JP2015098989A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 三浦工業株式会社 ボイラシステム
JP5901856B1 (ja) * 2014-05-09 2016-04-13 レンゴー株式会社 ドレン回収装置
JP2019178838A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 三浦工業株式会社 ドレン回収システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52151201U (ja) * 1976-05-14 1977-11-16
JPS53143902U (ja) * 1977-04-20 1978-11-13

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52151201U (ja) * 1976-05-14 1977-11-16
JPS53143902U (ja) * 1977-04-20 1978-11-13

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013068399A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Nakagawa Ene Service Kk ポンプレス・クローズド・ドレン回収装置
JP2014055740A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Miura Co Ltd ボイラシステム
JP2014215000A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 三浦工業株式会社 ドレン回収システム
JP2015034648A (ja) * 2013-08-07 2015-02-19 株式会社マリタイムイノベーションジャパン ドレン回収装置
JP2015098989A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 三浦工業株式会社 ボイラシステム
JP5901856B1 (ja) * 2014-05-09 2016-04-13 レンゴー株式会社 ドレン回収装置
EP3147564A4 (en) * 2014-05-09 2018-04-11 TLV Co., Ltd. Drain recovery device
US10094554B2 (en) 2014-05-09 2018-10-09 Tlv Co., Ltd. Drain recovery device
JP2019178838A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 三浦工業株式会社 ドレン回収システム
JP7139659B2 (ja) 2018-03-30 2022-09-21 三浦工業株式会社 ドレン回収システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5454435B2 (ja) 2014-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5454435B2 (ja) ドレン回収システム
JP5230683B2 (ja) 高温ドレン回収システム
JP4504231B2 (ja) 発電プラントの再熱システム
JP2012002385A (ja) ボイラ給水システム
JP2006105442A (ja) 有圧ドレン回収システム
JP5263379B2 (ja) ドレン回収システム
US20090308580A1 (en) Hot water generator
CN206112493U (zh) 一种蒸汽冷凝水疏水装置
JP5365710B2 (ja) ドレン回収システム
JP6686512B2 (ja) ボイラシステム
JP5901856B1 (ja) ドレン回収装置
JP2008267688A (ja) 復水器真空度制御システム及び該システムを備えた発電プラント
CN207350311U (zh) 一种连排扩容装置
JP6394896B2 (ja) 蒸気発生システム
JP6182961B2 (ja) ドレン回収システム
JP2008075996A (ja) 排熱回収ボイラとその蒸気圧力制御方法
WO2016167237A1 (ja) 温水生成装置
CN112534122B (zh) 联合循环发电设备
JP6089934B2 (ja) ドレン回収システム
JP6248754B2 (ja) ボイラシステム
JP2019178838A (ja) ドレン回収システム
JP6442124B2 (ja) 蒸気減温装置
JP2015169344A (ja) 排熱回収ボイラ
JPH01266402A (ja) 複合発電プラントの低負荷時脱気装置
JPH04278101A (ja) 排熱回収ボイラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120725

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20130419

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20130719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5454435

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250