JP2012067626A - コンプレッサ運転制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】少なくとも1つが他に対して運転効率特性が異なる複数のコンプレッサの総合運転効率を向上することが可能なコンプレッサ運転制御システムを提供すること。
【解決手段】台数制御盤30は、1日を1時間毎の24の時間帯に分割し、運転効率特性が異なるコンプレッサ11、12、13、14のそれぞれの効率曲線と24の分割時間帯毎の工場50のエア需要機器52への推定必要送気量Qnとに基づいて、コンプレッサ11、12、13、14のうち運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを24の分割時間帯のそれぞれに対応して設定した運転優先順位テーブルを作成し、送気する際には、運転優先順位テーブルにしたがって運転制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のコンプレッサの運転制御を行うコンプレッサ運転制御システムに関する。
従来技術として、例えば下記特許文献1に開示されたコンプレッサの台数制御システムがある。この台数制御システムでは、貯蔵タンクから供給する圧縮空気の流量を監視対象として、貯蔵タンクへの入力配管に並列接続した複数台のコンプレッサの稼働台数を自動的に増減し、エネルギーの無駄を抑制するようになっている。そして、使用するコンプレッサは、全台同種・同性能のコンプレッサが好ましいが、種類や性能が異なってもかまわないことが説明されている。
特開2003−35273号公報
しかしながら、上記従来技術の台数制御システムでは、複数のコンプレッサの性能が異なる場合において、複数のコンプレッサを如何に運転制御するかについては開示されていない。
本発明者は、少なくとも1つが他に対して運転効率特性(入力エネルギーに対する圧縮気体の送気量の特性)が異なる複数のコンプレッサを運転制御する際に、複数のコンプレッサのそれぞれの運転効率特性に着目し、必要な送気量に応じた複数のコンプレッサを運転制御すれば、複数のコンプレッサの総合運転効率を向上することが可能であることを見出した。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、少なくとも1つが他に対して運転効率特性が異なる複数のコンプレッサの総合運転効率を向上することが可能なコンプレッサ運転制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
少なくとも1つが他に対して運転効率特性が異なる複数のコンプレッサと、
複数のコンプレッサの圧縮気体吐出側を共通接続し、複数のコンプレッサから吐出された圧縮気体を供給先へ送気可能な送気配管と、
複数のコンプレッサの運転制御を行う制御手段と、を備えるコンプレッサ運転制御システムであって、
制御手段は、
所定期間を複数の時間帯に分割し、複数のコンプレッサのそれぞれの運転効率特性と分割した時間帯毎の供給先への推定必要送気量とに基づいて、複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを分割した時間帯のそれぞれに対応して設定し、
送気配管を介して供給先へ圧縮気体を送気する際には、分割した時間帯毎の運転優先順位に基づいて運転を行うコンプレッサについて運転制御を行うことを特徴としている。
これによると、所定期間を複数に分割したそれぞれの時間帯について、供給先への推定必要送気量と複数のコンプレッサのそれぞれの運転効率特性とから、複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサとその運転優先順位とを決定して、複数のコンプレッサの運転制御を行うことができる。したがって、分割した時間帯毎に運転効率が良好なコンプレッサを選択して優先順位付けし、複数のコンプレッサの運転制御を行うことができる。このようにして、少なくとも1つが他に対して運転効率特性が異なる複数のコンプレッサの総合運転効率を向上することができる。
また、請求項2に記載の発明では、
制御手段は、
複数のコンプレッサについて、それぞれの運転効率特性から、最大吐出能力に対する同一の所定割合吐出量を吐出する際の運転効率を所定割合吐出量時運転効率としてそれぞれ抽出する第1ステップと、
分割した時間帯のそれぞれについて、推定必要送気量を超えるまで第1ステップで抽出した所定割合吐出量時運転効率が高い方から順にコンプレッサを選択するとともに、選択したコンプレッサのうち選択順位の最下位機を除外する第2ステップと、
推定必要送気量と第2ステップで除外した最下位機を除く上位機の所定割合吐出量の総和との差分を求め、この差分を吐出する際の運転効率が最も高いコンプレッサを、上位機に続くコンプレッサとして上位機以外から選択する第3ステップと、を実行して、
複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを分割した時間帯のそれぞれに対応して設定することを特徴としている。
これによると、制御手段は、第1ステップでは、複数のコンプレッサの運転効率特性から、最大吐出能力に対する同一の所定割合吐出量を吐出する際の運転効率を比較的容易に抽出し、第2ステップでは、分割した時間帯のそれぞれについて、推定必要送気量を超えない範囲で可能な限り所定割合吐出量時の運転効率が高い方から順にコンプレッサを選択し、第3ステップでは、第2ステップで選択したコンプレッサからの送気では不足する分の送気を最も効率よく行うことができる最下位機となるコンプレッサを選択することができる。
したがって、所定期間を複数に分割したそれぞれの時間帯について、供給先への推定必要送気量と複数のコンプレッサのそれぞれの運転効率特性とから、複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサとその運転優先順位とを容易に決定して、複数のコンプレッサの運転制御を行うことができる。このようにして、比較的容易に、少なくとも1つが他に対して運転効率特性が異なる複数のコンプレッサの総合運転効率を向上することができる。
また、請求項3に記載の発明では、
制御手段は、
第1ステップで、複数のコンプレッサのそれぞれの最大吐出量時についてのみ所定割合吐出量時運転効率を抽出し、
第1ステップで抽出した所定割合吐出量時運転効率に基づいて第2ステップおよび第3ステップを実行して、
複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを前記分割した時間帯のそれぞれに対応して設定することを特徴としている。
コンプレッサは、一般的に、吐出量が少ないときよりも吐出量が多いときの方が運転効率が良好であることが多い。したがって、本請求項の発明のように、第1ステップで、複数のコンプレッサのそれぞれの最大吐出量時についてのみ所定割合吐出量時運転効率を抽出し、第2ステップおよび第3ステップを実行して、それぞれの時間帯について複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを設定して運転制御すれば、比較的簡単な制御フローで、少なくとも1つが他に対して運転効率特性が異なる複数のコンプレッサの総合運転効率を向上することが可能である。
また、請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明のコンプレッサ運転制御システムにおいて、複数のコンプレッサはいずれも電動駆動されるものであることを特徴としている。
電動駆動されるコンプレッサは、一般的に、最大吐出量を吐出するとき、すなわち最大吐出能力を発揮するときの運転効率が最も良好である。したがって、複数のコンプレッサがいずれも電動駆動されるものである場合には、第1ステップで、複数のコンプレッサのそれぞれの最大吐出量時についてのみ所定割合吐出量時運転効率を抽出し、第2ステップおよび第3ステップを実行して、それぞれの時間帯について複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを設定して運転制御すれば、比較的簡単な制御フローで、少なくとも1つが他に対して運転効率特性が異なる複数のコンプレッサの総合運転効率を確実に向上することができる。
また、請求項5に記載の発明では、
制御手段は、
第1ステップを複数回実行して、複数の同一の所定割合吐出量を吐出する場合のそれぞれについて、所定割合吐出量時運転効率を抽出し、
複数回の第1ステップに対応して、それぞれ第2ステップおよび第3ステップを実行して、
第1ステップ、第2ステップおよび第3ステップからなる複数組のステップ群毎に、複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを分割した時間帯のそれぞれに対応した運転条件候補とし、
分割した時間帯のそれぞれについて、複数組の運転条件候補の中から運転を行うコンプレッサの総合運転効率に基づいて1組を選択し、
複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを分割した時間帯のそれぞれに対応して設定することを特徴としている。
これによると、複数のコンプレッサの吐出量の同一の所定割合が異なる場合について第1ステップを複数回実行し、各第1ステップに対応してそれぞれ第2ステップおよび第3ステップを実行して、複数組の運転条件候補を仮設定することができる。そして、仮設定した複数の運転条件候補の中から総合運転効率が最も良好な1組を選択して、それぞれの時間帯について複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位と設定して運転制御することができる。したがって、少なくとも1つが他に対して運転効率特性が異なる複数のコンプレッサの総合運転効率を一層向上することが可能である。
また、請求項6に記載の発明では、供給先へ供給される送気圧力を検出する圧力検出手段を備え、制御手段は、送気配管を介して供給先へ圧縮気体を送気しているときに、圧力検出手段が検出する圧力が、予め設定した設定圧力から乖離した場合には、運転優先順位が最も低いコンプレッサから運転条件を変更することを特徴としている。これによると、供給先へ供給される送気圧力が設定圧力から外れた場合には、運転優先順位が最も低いコンプレッサから運転条件を変更して、総合運転効率を著しく悪化させることなく、供給先へ供給される圧縮気体の圧力を設定圧に維持することが容易である。
また、請求項7に記載の発明では、制御手段は、複数のコンプレッサが吸入する気体の温度もしくはその関連情報に基づいて、複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを設定する際に用いる複数のコンプレッサの運転効率特性を補正することを特徴としている。これによると、複数のコンプレッサの吸入気体温度に応じて吸入気体密度が変化し、それぞれのコンプレッサの運転効率特性が変化したとしても、これらをそれぞれ補正して、少なくとも1つが他に対して運転効率特性が異なる複数のコンプレッサの総合運転効率を確実に向上することが可能である。
また、請求項8に記載の発明では、制御手段は、供給先における圧縮気体の消費計画情報もしくはその関連情報に基づいて、推定必要送気量を設定することを特徴としている。これによると、供給先における圧縮気体の消費計画に応じて分割した各時間帯の推定必要送気量を設定できるので、実際の送気量が推定必要送気量から乖離し難い。したがって、供給先へ圧縮機体を送気する際に、実態にあった運転優先順位に基づいて運転を行うコンプレッサについて運転制御を行うことができる。このようにして、少なくとも1つが他に対して運転効率特性が異なる複数のコンプレッサの総合運転効率を一層確実に向上することが可能である。
本発明を適用した第1の実施形態におけるコンプレッサ運転制御システム1の概略構成を示す模式図である。 コンプレッサ運転制御システム1の台数制御盤30の概略制御動作を示すフローチャートである。 分割した時間帯毎に決定した想定需要量(推定必要送気量)の例を示すグラフである。 コンプレッサ11、12、13、14の運転効率特性である効率曲線を示すグラフである。 24時間の運転優先順位テーブルの例を示す図である。 台数制御盤30の圧力保証制御の概略制御動作を示すフローチャートである。 本発明を適用した第2の実施形態におけるコンプレッサ運転制御システム1の台数制御盤30の概略制御動作の一部を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した形態と同様とする。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した第1の実施形態におけるコンプレッサ運転制御システム1の概略構成を示す模式図であり、図2は、コンプレッサ運転制御システム1の制御手段に相当する台数制御盤30の概略制御動作を示すフローチャートである。
図1に示すように、コンプレッサ運転制御システム1は、複数台の(本例では4台の)コンプレッサ11、12、13、14、集合配管20、レシーバタンク21、台数制御盤30、操作監視端末41等を備えている。複数台のコンプレッサ11、12、13、14は、いずれも他に対して規模(最大吐出能力)や方式(圧縮吐出手段や駆動手段)に差があり、相互に運転効率特性が異なっている。
ここで、運転効率特性が異なるとは、図4に示すように、コンプレッサ11、12、13、14の効率曲線が異なると言うことである。図4に示すように、効率は、コンプレッサの圧縮機構を駆動する駆動源への入力エネルギー(図4では単位はkW)に対する圧縮機構からの吐出流量(図4では単位はNm、Nはノルマル(0℃、1気圧の状態))で表すことができる。
各コンプレッサ11、12、13、14は、いずれも電動駆動のコンプレッサであって、それぞれを駆動制御するコンプレッサ制御盤11a、12a、13a、14aを有しており、複数のコンプレッサ制御盤11a、12a、13a、14aは、台数制御盤30により統括制御される。台数制御盤30は、各コンプレッサ制御盤11a、12a、13a、14aに対して、各コンプレッサの起動指令、停止指令、吐出容量調整指令等の各種指令信号を出力するとともに、各コンプレッサ制御盤11a、12a、13a、14aから、有負荷状態、無負荷状態、運転状態、停止状態、故障状態等の各種状態情報信号を入力するようになっている。
各コンプレッサ11、12、13、14は、圧縮機構が吸入する空気を流通するための吸入管(もしくは吸入口)111、121、131、141、および、圧縮機構が圧縮吐出する空気を流通するための吐出管112、122、132、142を有している。なお、吐出管112、122、132、142には、各コンプレッサ11、12、13、14から吐出された圧縮空気を冷却して除湿する図示を省略した除湿機が配設されている。
吸入管111、121、131、141には、それぞれ内部を流通する空気の温度(圧縮機構が吸入する空気の温度)を検出する吸気温検出手段としての温度センサ111a、121a、131a、141aが配設されている。一方、吐出管112、122、132、142には、それぞれ内部を流通する空気の流量を検出する流量検出手段としての流量計112a、122a、132a、142aが配設されている。
温度センサ111a、121a、131a、141aが検出した温度情報および流量計112a、122a、132a、142aが検出した流量情報は、各コンプレッサ制御盤11a、12a、13a、14aを介して、もしくは、直接、台数制御盤30へ出力されるようになっている。
複数の吐出管112、122、132、142は、下流端がいずれも集合配管20に接続しており、集合配管20の下流端は、レシーバタンク21に接続している。また、レシーバタンクに21には、分配配管22の上流端が接続しており、分配配管22の分岐後の複数の下流端には、各工場50内に延設されたエア配管51が接続している。
各工場50内において、エア配管51には、送気された圧縮空気を消費する加工機等のエア需要機器(エア消費機器)52が接続している。エア需要機器52は、圧縮空気の供給先に相当し、レシーバタンク21が介装された集合配管20および分配配管22からなる構成(もしくは集合配管20、分配配管22およびエア配管51からなる構成)が、複数のコンプレッサ11、12、13、14の圧縮空気吐出側が共通接続し、複数のコンプレッサ11、12、13、14から吐出された圧縮空気を供給先へ送気可能な送気配管に相当する。
各工場50内のエア配管51の下流端近傍には、各エア配管51の末端の圧縮空気の圧力(管末圧力)を検出する圧力検出手段としての圧力センサ51aが配設されている。また、レシーバタンク21には、内部に貯留された圧縮空気の圧力(レシーバタンク21から送気される送気圧力)を検出する圧力センサ21aが配設されている。圧力センサ21a、51aが検出した圧力情報は、台数制御盤30へ出力されるようになっている。
台数制御盤30には、操作監視端末41が接続している。操作監視端末41は、台数制御盤30に対して、複数の工場50への必要送気量(想定される圧縮空気の需要量)もしくは必要送気量に関連する情報や、複数のコンプレッサ11、12、13、14のうち故障機や保全予定機に関する情報等を操作入力可能な操作手段であるとともに、台数制御盤30による各コンプレッサ11、12、13、14の制御状態を監視可能なモニタ手段である。
台数制御盤30は、操作監視端末41からの情報、コンプレッサ制御盤11a、12a、13a、14aからの情報、温度センサ111a、121a、131a、141aからの情報、流量計112a、122a、132a、142aからの情報、および、圧力センサ21a、51aからの情報等に基づいて、各コンプレッサ制御盤11a、12a、13a、14aへ指令信号を出力し、各コンプレッサ11、12、13、14の運転制御を行うようになっている。
図1に示すように、本例では、複数のコンプレッサ11、12、13,14、集合配管20、レシーバタンク21および台数制御盤30等は、各工場50とは別棟内のコンプレッサ室10に配設されており、操作監視端末41は、コンプレッサ室10から隔離された詰め所40内に配設されている。なお、コンプレッサ運転制御システム1の各構成の配設位置は、上記した各室に限定されるものではない。例えば、操作監視端末41は、コンプレッサ室10内に配設されていてもかまわない。
次に、上記構成に基づきコンプレッサ運転制御システム1の作動について説明する。
図2に示すように、台数制御盤30は、まず、例えば午前0時になると、当日の午前1時から翌日の午前1時までを1時間毎の24に分割し、分割した1時間毎の各時間帯tnについて、各工場50のエア需要機器52への圧縮空気の推定必要送気量(供給先の要求量、想定需要量)Qnを決定する(ステップ201)。図3に時間帯毎に決定した想定需要量(推定必要送気量)の例を示す。
推定必要送気量Qnは、例えば、過去の同月の同一曜日の実績送気量に基づいて決定するものであってもよいが、過去の実績送気量を当日のエア需要機器52の稼働情報等で補正して精度を向上するものであってもよい。また、過去の実績送気量によらず、エア需要機器52の時間当たり予想消費量と当日のエア需要機器52の稼働情報等とに基づいて、各時間帯tnの推定必要送気量Qnを決定してもよい。
また、例えば、エア需要機器52が生産用の加工機等である場合には、生産計画(例えば、加工機を含む生産ラインの稼働計画や生産計画数量情報)等に基づいて、各時間帯tnの推定必要送気量Qnを決定してもよい。以上例示したように、供給先における圧縮空気の消費計画情報(例えば、エアを消費する加工機の稼働計画情報)もしくは消費計画の関連情報(例えば、生産計画数量情報)に基づいて、各時間帯tnの推定必要送気量Qnを決定することができる。
ステップ201を実行したら、次に、温度センサ111a、121a、131a、141aからの温度情報に基づいて、コンプレッサ11、12、13、14の吸気温度を検知する(ステップ202)。そして、コンプレッサ11、12、13、14のそれぞれについて予め記憶していた吸気温度に対応した複数の効率曲線(運転効率特性)の中から、ステップ202で検知した吸気温度に対応する効率曲線を選定する(ステップ203)。図4に、本例のコンプレッサ11、12、13、14の効率曲線を例示する。
ステップ202では、各コンプレッサ11、12、13、14の吸気温度を検知していたが、これに限定されず、例えば、吸気配管(吸入管)温度、吸気配管の周辺温度、吸入口の周辺温度等の吸気温度の関連温度を検知するものであってもよい。
また、ステップ203では、ステップ202で検知したコンプレッサ11、12、13、14の吸気温度に基づいて、予め記憶していた複数の効率曲線の中から1つを選択していたが、検知した吸気温度に基づいて、予め記憶していた各コンプレッサについて1つの効率曲線に対し、例えば係数を乗じる等の補正することにより、吸気温度に対応する効率曲線を得るものであってもよい。
また、吸気温度の検知によらず、予め記憶していた月度毎の複数の効率曲線の中から1つを選択するものであってもよいし、予め記憶していた季節毎の複数の効率曲線の中から1つを選択するものであってもよい。また、予め記憶していた各コンプレッサについて1つの効率曲線を、月度に対応した係数で補正したり、季節に対応する係数で補正したりするものであってもよい。
すなわち、ステップ203では、コンプレッサ11、12、13、14が吸入する空気の温度もしくは吸入空気温度に関連する温度情報や、吸入空気温度に関連する月度や季節等の情報に基づいて、運転効率特性を補正(複数からの選択による補正も含む)することができる。
ステップ203を実行したら、分割した時間帯tnのうちの1つにおける、故障機や当該時間帯に保全計画のある機を除く選定可能機のそれぞれについて、100%風量運転時(最大吐出能力で吐出時)の効率を、ステップ203で選定した効率曲線から抽出する(ステップ204)。
そして、ステップ204で抽出した100%風量運転時の効率が最高の1機を選定可能機の中から選定する(ステップ205)。次に、選定したコンプレッサの100%風量運転時の送気量よりも当該時間帯tnの推定必要送気量Qnの方が大きいか否か判断し(ステップ206)、推定必要送気量Qnの方が大きい場合には(ステップ206においてYESと判断した場合には)、ステップ205へリターンする。
2回目以降のステップ205を実行する場合には、先回までのステップ205で既に選定された機を除く選定可能機の中から、100%風量運転時の効率が最高の1機を選定する。そして、2回目以降のステップ206では、選定したコンプレッサの100%風量運転時の送気量の総和よりも推定必要送気量Qnの方が大きいか否か判断する。
ステップ206において、選定したコンプレッサの100%風量運転時の送気量の総和よりも推定必要送気量Qnの方が大きくないと判断した場合には(ステップ206においてNOと判断した場合には)、ステップ207において、選定したコンプレッサの100%風量運転時の送気量の総和と推定必要送気量Qnとが等しいか否か判断する(ステップ207)。
ステップ207において、選定したコンプレッサの100%風量運転時の送気量の総和と推定必要送気量Qnとが等しくないと判断した場合には(ステップ207においてNOと判断した場合には)、選定したコンプレッサの100%風量運転時の送気量の総和が推定必要送気量Qnよりも大きいということである。この場合には、選定したコンプレッサの100%風量運転時の送気量の総和が推定必要送気量Qnを超えているので、ステップ205を1回実行もしくは複数回繰り返し実行して選定したコンプレッサのうち、最下位機(最後に選定されたコンプレッサ)を選定結果から除外する(ステップ208)。
ステップ208を実行したら、最下位機を除外したことによる不足送気量Qdを算出する(ステップ209)。推定必要送気量Qnから、最下位機を除外した選定機の100%風量運転時の送気量の総和を減じて、不足送気量Qdを算出する。不足送気量Qdを算出したら、選定可能機中の未選定機(ステップ208で除外した機を含む)のそれぞれについて、不足送気量Qd送気運転時の効率を、ステップ203で選定した効率曲線から抽出する(ステップ210)。
そして、ステップ210で抽出した不足送気量Qd送気運転時の効率が最高の1機を選定可能機中の未選定機から選定する(ステップ211)。ステップ211において選定したコンプレッサが、実質的な最下位機であり、吐出容量調整機となる。
ステップ205を1回実行もしくは複数回繰り返し実行して順に選定したコンプレッサに、ステップ211において選定したコンプレッサを最下位機として追加し、効率順に、選定機に運転の順番(運転優先順位)を付ける(ステップ212)。なお、ステップ207において、選定したコンプレッサの100%風量運転時の送気量の総和と推定必要送気量Qnとが等しいと判断した場合には(ステップ207においてYESと判断した場合には)、ステップ208〜211の実行は不要であるので、直接ステップ212へ進む。ステップ212を実行した結果を、ステップ204で用いた時間帯tnの運転パターン(運転するコンプレッサとその運転優先順位)として記憶する(ステップ213)。
他の分割した時間帯tnの推定必要送気量Qnについても、ステップ204〜213を繰り返し実行し(ステップ214)、全ての分割した時間帯tnについての結果をまとめ、24時間の運転優先順位テーブルを作成する(ステップ215)。図5に、24時間の運転優先順位テーブルの例を示す。丸の中に示された数字を有するコンプレッサがそれぞれの時間帯tnに運転をするコンプレッサであり、丸の中の数字が運転をするコンプレッサの運転優先順位である。したがって、丸の中の数字が一番大きなコンプレッサが、その時間帯において吐出容量を調整する調整機となる。
そして、時刻が午前1時になると、台数制御盤30は、ステップ215において作成した運転優先順位テーブルにしたがって、24時間の自動運転制御を行う(ステップ216)。
ステップ216では、ステップ215で作成した1時から翌日の1時までの24時間の運転優先順位テーブルに基づいて、コンプレッサ11、12、13、14の24時間の自動運転制御を行っていたが、24時間の運転優先順位テーブルの開始時刻(24時間の自動運転制御の開始時刻でもある)は、1時に限定されるものではない。例えば、開始時刻は0時であってもかまわない。すなわち、24時間の自動運転制御は、日にちをまたぐものであってもよいし、日にちをまたがないものであってもよい。
また、上述した台数制御盤30の制御動作の説明では、運転優先順位テーブルに基づくコンプレッサ11、12、13、14の24時間の自動運転制御を1回行う場合について説明したが、上述した制御動作を毎日行うことができる。すなわち、毎日運転優先順位テーブルを作成して、24時間の自動運転制御を連続して(継続的に)実施することができる。
上述した制御動作において、ステップ204が、複数のコンプレッサについて、それぞれの運転効率特性から、最大吐出能力に対する同一の所定割合吐出量を吐出する際の運転効率を所定割合吐出量時運転効率としてそれぞれ抽出する第1ステップに相当する。そして、第1ステップに相当するステップ204では、複数のコンプレッサのそれぞれの最大吐出量時(100%風量運転時)についてのみ所定割合吐出量時運転効率を抽出している。本例では、最大吐出能力に対する同一の所定割合吐出量は、100%吐出量ということになる。
また、ステップ205〜208が、分割した時間帯のそれぞれについて、推定必要送気量を超えるまで第1ステップで抽出した所定割合吐出量時運転効率が高い方から順にコンプレッサを選択するとともに、選択したコンプレッサのうち選択順位の最下位機を除外する第2ステップに相当する。
また、ステップ209〜212が、推定必要送気量と第2ステップで除外した最下位機を除く上位機の所定割合吐出量との差分を吐出する際の運転効率が最も高いコンプレッサを、上位機に続くコンプレッサとして上位機以外から選択する第3ステップに相当する。
図2に示すステップ216を実行している間、台数制御盤30は、図6に概略制御動作を示すフローチャートにしたがって、エア需要機器52への供給圧力を保証する圧力保証制御を行う。図6に示すように、台数制御盤30は、まず、各工場50内のエア配管51の保証すべき設定圧力を抽出する(ステップ261)。例えば、操作監視端末41から入力され台数制御盤30が記憶している、各工場50のエア配管51管末(分配配管22接続側とは反対側の端末)の保証すべき設定圧力SVを抽出する。
次に、各エア配管51に配設された圧力センサ51aからの圧力情報に基づいて、各工場50内のエア配管51の管末圧力のうち、最も低い値を代表管末圧力PVとする(ステップ262)。
そして、ステップ262で検出した代表管末圧力PVが、ステップ261で抽出した設定圧力SVに一致しているか否か判断する(ステップ263)。設定圧力SVは、圧力値に幅を有しており、ステップ263では、代表管末圧力PVが設定圧力SVの範囲内にあるか否か判断する。
ステップ263において、代表管末圧力PVが設定圧力SVに一致していると判断した場合には、ステップ261へリターンする。一方、ステップ263において、代表管末圧力PVが設定圧力SVに一致していないと判断した場合には、ステップ264へ進む。
ステップ264では、代表管末圧力PVが設定圧力SVより大きい場合には、送気量を減少するようにコンプレッサの運転制御を行う。具体的には、運転優先順位の最下位機の吐出容量調整により送気量を減少させる。最下位機の吐出容量調整によっても代表管末圧力PVと設定圧力SVとが一致しない場合には、運転するコンプレッサを減台して送気量を減少させる。
最下位機を停止して減台する場合には、運転優先順位において最下位機に直近の上位機を容量調整機とすることができる。
一方、代表管末圧力PVが設定圧力SVより小さい場合には、送気量を増大するようにコンプレッサの運転制御を行う。具体的には、運転優先順位の最下位機の吐出容量調整により送気量を増加させる。最下位機の吐出容量調整によっても代表管末圧力PVと設定圧力SVとが一致しない場合には、運転するコンプレッサを増台して送気量を増大させる。
増減台するコンプレッサは、実送気量を加味して、減台時には最も効率が低い機を選定し、増台時には最も効率の高い機を選定することが好ましい。
ステップ264を実行したら、システムが稼働中であるか否か(図2に示すステップ216を実行中であるか否か)を判断し(ステップ265)、システムが稼働中である場合には、ステップ261へリターンし、システムが稼働を停止している場合には、制御を終了する。
上述した圧力保証制御によれば、エア需要機器52へ供給される圧縮空気の圧力を所望の設定圧SVに維持することが容易である。
また、台数制御盤30は、図2に示すステップ216を実行しているときには、例えば、温度センサ111a、121a、131a、141aが検出する吸気温度情報と、各コンプレッサ制御盤11a、12a、13a、14aから得られる各コンプレッサ11、12、13、14の駆動源への入力エネルギー情報と、流量計112a、122a、132a、142aが検出する吐出流量情報とから、各コンプレッサ11、12、13、14の効率曲線を常時更新することができる。
また、台数制御盤30は、エア配管51の管末圧力を検出する圧力センサ51aに故障が発生した場合には、圧力センサ21aで検出したレシーバタンク21からの送気圧力情報に基づいて、圧力保証制御を行うことが可能である。圧力保証制御を行う際に検出する圧力は、管末圧力やレシーバタンク21からの送気圧力に限定されず、例えば、集合配管20内の圧力であってもよいし、分配配管22内の圧力であってもかまわない。
上述の構成および作動によれば、台数制御盤30は、1日を1時間毎の24の時間帯に分割し、運転効率特性が異なるコンプレッサ11、12、13、14のそれぞれの効率曲線と24の分割時間帯毎の工場50のエア需要機器52への推定必要送気量Qnとに基づいて、コンプレッサ11、12、13、14のうち運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを24の分割時間帯のそれぞれに対応して設定した運転優先順位テーブルを作成し、送気する際には、運転優先順位テーブルにしたがって運転を行うコンプレッサについて運転制御を行う。したがって、24の分割時間帯毎に運転効率が良好なコンプレッサを選択して優先順位付けし、複数のコンプレッサの運転制御を行うことができる。このようにして、相互に運転効率特性が異なる複数のコンプレッサ11、12、13、14の総合運転効率を向上することができる。
具体的には、電動駆動のコンプレッサ11、12、13、14について、それぞれの効率曲線から、それぞれの100%風量運転時(最大吐出量時)についてのみ運転効率を抽出し(以上、第1ステップ)、
分割時間帯のそれぞれについて、推定必要送気量Qnを超えるまで100%風量運転時の運転効率が高い方から順にコンプレッサを選択するとともに、選択したコンプレッサのうち選択順位の最下位機を除外し(以上、第2ステップ)、
推定必要送気量と除外した最下位機を除く上位機の100%風量との差分を吐出する際の運転効率が最も高いコンプレッサを、上位機に続くコンプレッサとして上位機以外から選択して(以上、第3ステップ)、
複数のコンプレッサ11、12、13、14のうち運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを分割時間帯のそれぞれに対応して設定した運転優先順位テーブルを作成している。
電動駆動されるコンプレッサは、一般的に、100%風量運転時、すなわち最大吐出能力を発揮するときの運転効率が最も良好である。したがって、上述したように、第1ステップで複数のコンプレッサ11、12、13、14のそれぞれの100%風量運転時についてのみ運転効率を抽出し、これに基づいて第2ステップおよび第3ステップを実行して、それぞれの分割時間帯について複数のコンプレッサ11、12、13、14のうち運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを設定して運転制御すれば、比較的簡単な制御フローで、効率曲線が異なるコンプレッサ11、12、13、14の総合運転効率を向上することができる。
本実施形態では、コンプレッサ11、12、13、14をいずれも電動駆動するもの(電動コンプレッサ)としていたが、これに限らず、例えば、一部もしくは全部が電動モータ以外のエンジンやタービン装置等により駆動されるもの(エンジン駆動コンプレッサやタービン装置駆動コンプレッサ等)であってもよい。
また、台数制御盤30は、ステップ202、203において、コンプレッサ11、12、13、14が吸入する空気の温度もしくはそれに関連する月度情報や季節情報に基づいて、コンプレッサ11、12、13、14のうち運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを設定する際に用いるコンプレッサ11、12、13、14の効率曲線を補正(複数からの選択による補正も含む)している。したがって、コンプレッサ、12、13、14の吸気温度に応じて吸入する空気の密度が変化し、それぞれのコンプレッサ11、12、13、14の効率曲線が変化したとしても、これらをそれぞれ補正して、運転効率特性が異なるコンプレッサ11、12、13、14の総合運転効率を確実に向上することができる。
また、台数制御盤30は、ステップ201において、過去の実績送気量を当日のエア需要機器52の稼働情報等で補正して推定必要送気量Qnの精度を向上することができる。エア需要機器52が生産用の加工機等である場合には、生産計画(例えば、加工機を含む生産ラインの稼働計画や生産計画数量情報)等に基づいて、各時間帯tnの推定必要送気量Qnを精度よく決定することができる。したがって、実際の送気量が推定必要送気量Qnから乖離し難く、実態にあった運転優先順位に基づいて運転を行うコンプレッサについて運転制御を行うことができる。これにより、運転効率特性が異なるコンプレッサ11、12、13、14の総合運転効率を一層確実に向上することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図7に基づいて説明する。
本第2の実施形態は、前述の第1の実施形態と比較して、コンプレッサ運転制御システム1の構成は同じであるが、台数制御盤30の制御動作が異なる。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図7は、本発明を適用した第2の実施形態におけるコンプレッサ運転制御システム1の制御手段に相当する台数制御盤30の概略制御動作の一部を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、コンプレッサ11、12、13、14は電動駆動するものに限定されず、例えば、一部もしくは全部が電動モータ以外のエンジンやタービン装置等により駆動されるものであってもよい。
図7に示すように、本実施形態では、台数制御盤30は、ステップ201〜203までを実行したら、100%風量運転から所定%風量運転までの中からm%風量運転を選択する(ステップ303)。例えば、100%〜70%風量運転の範囲の中から、m%風量運転として、100%、95%、90%、85%、80%、75%、70%風量運転のうちのいずれか1つを選択する。
ステップ303を実行したら、分割した時間帯tnのうちの1つにおける、故障機や当該時間帯に保全計画のある機を除く選定可能機のそれぞれについて、m%風量運転時(最大吐出能力に対するm%吐出時)の効率を、ステップ203で選定した効率曲線から抽出する(ステップ304)。
そして、ステップ304で抽出したm%風量運転時の効率が最高の1機を選定可能機の中から選定する(ステップ305)。次に、選定したコンプレッサのm%風量運転時の送気量よりも当該時間帯tnの推定必要送気量Qnの方が大きいか否か判断し(ステップ306)、推定必要送気量Qnの方が大きい場合には(ステップ306においてYESと判断した場合には)、ステップ305へリターンする。
2回目以降のステップ305を実行する場合には、先回までのステップ305で既に選定された機を除く選定可能機の中から、m%風量運転時の効率が最高の1機を選定する。そして、2回目以降のステップ306では、選定したコンプレッサのm%風量運転時の送気量の総和よりも推定必要送気量Qnの方が大きいか否か判断する。
ステップ306において、選定したコンプレッサのm%風量運転時の送気量の総和よりも推定必要送気量Qnの方が大きくないと判断した場合には(ステップ306においてNOと判断した場合には)、ステップ307において、選定したコンプレッサのm%風量運転時の送気量の総和と推定必要送気量Qnとが等しいか否か判断する(ステップ307)。
ステップ307において、選定したコンプレッサのm%風量運転時の送気量の総和と推定必要送気量Qnとが等しくないと判断した場合には(ステップ307においてNOと判断した場合には)、選定したコンプレッサのm%風量運転時の送気量の総和が推定必要送気量Qnよりも大きいということである。この場合には、選定したコンプレッサのm%風量運転時の送気量の総和が推定必要送気量Qnを超えているので、ステップ305を1回実行もしくは複数回繰り返し実行して選定したコンプレッサのうち、最下位機(最後に選定されたコンプレッサ)を選定結果から除外する(ステップ308)。
ステップ308を実行したら、最下位機を除外したことによる不足送気量Qdを算出する(ステップ309)。推定必要送気量Qnから、最下位機を除外した選定機のm%風量運転時の送気量の総和を減じて、不足送気量Qdを算出する。不足送気量Qdを算出したら、選定可能機中の未選定機(ステップ308で除外した機を含む)のそれぞれについて、不足送気量Qd送気運転時の効率を、ステップ203で選定した効率曲線から抽出する(ステップ310)。
そして、ステップ310で抽出した不足送気量Qd送気運転時の効率が最高の1機を選定可能機中の未選定機から選定する(ステップ311)。ステップ311において選定したコンプレッサが、実質的な最下位機であり、吐出容量調整機となる。
ステップ305を1回実行もしくは複数回繰り返し実行して順に選定したコンプレッサに、ステップ311において選定したコンプレッサを最下位機として追加し、効率順に、選定機に運転の順番(運転優先順位)を付ける(ステップ312)。なお、ステップ307において、選定したコンプレッサのm%風量運転時の送気量の総和と推定必要送気量Qnとが等しいと判断した場合には(ステップ307においてYESと判断した場合には)、ステップ308〜311の実行は不要であるので、直接ステップ312へ進む。ステップ312を実行した結果を、ステップ304で用いた時間帯tnの運転パターン候補(運転するコンプレッサとその運転優先順位の候補)として記憶する(ステップ313)。
複数水準のm%風量運転時について(例えば、100%、95%、90%、85%、80%、75%、70%風量運転時の全てについて)、ステップ303〜313を繰り返し実行し(ステップ313A)、複数回のステップ313を実行することで記憶した時間帯tnの複数の運転パターン候補の中から、総合運転効率(運転するコンプレッサへの入力エネルギーの総和に対する運転するコンプレッサからの圧縮空気の送気量の総和)が最も高い1つの運転パターンを選択する(ステップ313B)。
他の分割した時間帯tnの推定必要送気量Qnについても、ステップ303〜313、313A、313Bを繰り返し実行し(ステップ314)、全ての分割した時間帯tnについての結果をまとめ、24時間の運転優先順位テーブルを作成する(ステップ215)。そして、第1の実施形態と同様に、ステップ216を実行する。
上述した制御動作において、ステップ304が、複数のコンプレッサについて、それぞれの運転効率特性から、最大吐出能力に対する同一の所定割合吐出量を吐出する際の運転効率を所定割合吐出量時運転効率としてそれぞれ抽出する第1ステップに相当する。本実施形態では、分割時間帯tnのそれぞれについて第1ステップに相当するステップ304は複数回実行され、複数水準の同一所定割合吐出量(複数水準のm%風量)を吐出する場合のそれぞれについて、所定割合吐出量時運転効率を抽出している。本例では、最大吐出能力に対する同一の所定割合吐出量は、複数水準のm%吐出量のそれぞれということになる。
また、ステップ305〜308が、分割した時間帯のそれぞれについて、推定必要送気量を超えるまで第1ステップで抽出した所定割合吐出量時運転効率が高い方から順にコンプレッサを選択するとともに、選択したコンプレッサのうち選択順位の最下位機を除外する第2ステップに相当する。
また、ステップ309〜312が、推定必要送気量と第2ステップで除外した最下位機を除く上位機の所定割合吐出量との差分を吐出する際の運転効率が最も高いコンプレッサを、上位機に続くコンプレッサとして上位機以外から選択する第3ステップに相当する。
本実施形態では、分割した時間帯tnのそれぞれについて、第1ステップ、第2ステップおよび第3ステップからなるステップ群を複数回実行して、複数の運転パターン候補(運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位の候補)を決定し、その中から総合運転効率が最も良好な1つを選択している。
本実施形態によれば、複数のコンプレッサ11、12、13、14の吐出量の同一の所定割合が異なる場合について第1ステップを複数回実行し、各第1ステップに対応してそれぞれ第2ステップおよび第3ステップを実行して、複数組の運転パターン候補(運転条件候補)を仮設定することができる。そして、仮設定した複数の運転パターン候補の中から総合運転効率が最も良好な1組を選択して、それぞれの時間帯tnについてコンプレッサ11、12、13、14のうち運転を行うコンプレッサと運転を行うコンプレッサの運転優先順位と設定して運転制御することができる。したがって、運転効率特性が異なるコンプレッサ11、12、13、14の総合運転効率を、第1の実施形態よりも一層向上することが可能である。
(他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記各実施形態では、台数制御盤30は、1日を1時間毎に24に分割し、各分割時間帯について運転するコンプレッサと運転するコンプレッサの運転優先順位とを決定していたが、分割の対象となる所定期間は1日に限定されるものではない。分割する時間帯の数も24に限定されるものではなく、等分に分割するものにも限定されない。例えば、1日を12等分するものであってもよいし、1日を1時間の12の時間帯と2時間の6つの時間帯とに分割するものであってもよい。また、例えば、1週間を24時間の7つの時間帯に分割するものであってもよい。また、例えば、60日を15日間の4つの時間帯に分割するものであってもよい。
また、上記各実施形態では、台数制御盤30は、互いに運転効率特性が異なる4台のコンプレッサ11、12、13、14を運転制御を行うものであったが、これに限定されるものではない。運転制御されるコンプレッサは複数台(2台以上)であれば何台でもかまわない。また、複数台のコンプレッサのうち少なくとも1台が、他に対して運転効率特性が異なるものであれば、本発明は適用して有効である。
また、上記第1の実施形態では、台数制御盤30は、第1ステップおよび第2ステップに相当するステップ204〜208を実行する際に、複数のコンプレッサ11、12、13、14の100%風量運転時のみの効率に基づいてコンプレッサの選定を行っていたが、これに限定されるものではない。複数のコンプレッサの最大吐出能力に対する同一の所定割合吐出量を、例えば、95%風量としてもかまわない。
また、上記第2の実施形態では、複数のコンプレッサの最大吐出能力に対する同一の所定割合吐出量を複数水準として、7水準の場合を例示していたが、この例に限定されるものではない。6水準以下もしくは8水準以上の複数水準であってもよい。また、複数の水準の間隔も、例示した100%、95%、90%、85%、80%、75%、70%風量のように等間隔に限定されるものではない。
また、上記各実施形態では、、台数制御盤30は、第1ステップに相当するステップ204もしくは304を実行する際に、複数のコンプレッサ11、12、13、14について最大吐出能力に対する同一の所定割合吐出量を吐出する際に効率を抽出していたが、これに限定されるものではない。複数のコンプレッサにおいて異なる所定割合を吐出する際の効率を採用してもかまわない。例えば、4台のコンプレッサのうち、2台は100%送風運転時の効率を抽出し、残りの2台は95%送風運転時の効率を抽出するものであってもよい。
また、上記各実施形態では、コンプレッサ11、12、13、14が吸入して圧縮吐出する気体は空気であったが、これに限定されるものではなく、空気以外の気体を圧縮吐出する複数のコンプレッサの運転制御システムであっても、本発明は適用可能である。
1 コンプレッサ運転制御システム
11、12、13、14 コンプレッサ
20 集合配管(送気配管の一部)
22 分配配管(送気配管の一部)
30 台数制御盤(制御手段)
51a 圧力センサ(圧力検出手段)
52 エア需要機器(供給先)
111a、121a、131a、141a 温度センサ
112a、122a、132a、142a 流量計

Claims (8)

  1. 少なくとも1つが他に対して運転効率特性が異なる複数のコンプレッサと、
    前記複数のコンプレッサの圧縮気体吐出側を共通接続し、前記複数のコンプレッサから吐出された圧縮気体を供給先へ送気可能な送気配管と、
    前記複数のコンプレッサの運転制御を行う制御手段と、を備えるコンプレッサ運転制御システムであって、
    前記制御手段は、
    所定期間を複数の時間帯に分割し、前記複数のコンプレッサのそれぞれの運転効率特性と前記分割した時間帯毎の前記供給先への推定必要送気量とに基づいて、前記複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサと前記運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを前記分割した時間帯のそれぞれに対応して設定し、
    前記送気配管を介して前記供給先へ圧縮気体を送気する際には、前記分割した時間帯毎の前記運転優先順位に基づいて前記運転を行うコンプレッサについて運転制御を行うことを特徴とするコンプレッサ運転制御システム。
  2. 前記制御手段は、
    前記複数のコンプレッサについて、それぞれの運転効率特性から、最大吐出能力に対する同一の所定割合吐出量を吐出する際の運転効率を所定割合吐出量時運転効率としてそれぞれ抽出する第1ステップと、
    前記分割した時間帯のそれぞれについて、前記推定必要送気量を超えるまで前記第1ステップで抽出した前記所定割合吐出量時運転効率が高い方から順に前記コンプレッサを選択するとともに、選択した前記コンプレッサのうち選択順位の最下位機を除外する第2ステップと、
    前記推定必要送気量と前記第2ステップで除外した最下位機を除く前記選択した上位機の前記所定割合吐出量の総和との差分を求め、当該差分を吐出する際の運転効率が最も高い前記コンプレッサを、前記上位機に続くコンプレッサとして前記上位機以外から選択する第3ステップと、を実行して、
    前記複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサと前記運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを前記分割した時間帯のそれぞれに対応して設定することを特徴とする請求項1に記載のコンプレッサ運転制御システム。
  3. 前記制御手段は、
    前記第1ステップで、前記複数のコンプレッサのそれぞれの最大吐出量時についてのみ前記所定割合吐出量時運転効率を抽出し、
    前記第1ステップで抽出した前記所定割合吐出量時運転効率に基づいて前記第2ステップおよび前記第3ステップを実行して、
    前記複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサと前記運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを前記分割した時間帯のそれぞれに対応して設定することを特徴とする請求項2に記載のコンプレッサ運転制御システム。
  4. 前記複数のコンプレッサはいずれも電動駆動されるものであることを特徴とする請求項3に記載のコンプレッサ運転制御システム。
  5. 前記制御手段は、
    前記第1ステップを複数回実行して、複数の前記同一の所定割合吐出量を吐出する場合のそれぞれについて、前記所定割合吐出量時運転効率を抽出し、
    前記複数回の前記第1ステップに対応して、それぞれ前記第2ステップおよび前記第3ステップを実行して、
    前記第1ステップ、前記第2ステップおよび前記第3ステップからなる複数組のステップ群毎に、前記複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサと前記運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを前記分割した時間帯のそれぞれに対応した運転条件候補とし、
    前記分割した時間帯のそれぞれについて、前記複数組の前記運転条件候補の中から前記運転を行うコンプレッサの総合運転効率に基づいて1組を選択し、
    前記複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサと前記運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを前記分割した時間帯のそれぞれに対応して設定することを特徴とする請求項2に記載のコンプレッサ運転制御システム。
  6. 前記供給先へ供給される送気圧力を検出する圧力検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記送気配管を介して前記供給先へ圧縮気体を送気しているときに、前記圧力検出手段が検出する圧力が、予め設定した設定圧力から乖離した場合には、前記運転優先順位が最も低いコンプレッサから運転条件を変更することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のコンプレッサ運転制御システム。
  7. 前記制御手段は、前記複数のコンプレッサが吸入する気体の温度もしくはその関連情報に基づいて、前記複数のコンプレッサのうち運転を行うコンプレッサと前記運転を行うコンプレッサの運転優先順位とを設定する際に用いる前記複数のコンプレッサの運転効率特性を補正することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載のコンプレッサ運転制御システム。
  8. 前記制御手段は、前記供給先における圧縮気体の消費計画情報もしくはその関連情報に基づいて、前記推定必要送気量を設定することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載のコンプレッサ運転制御システム。
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