JP2012067525A - 付帯物の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】SC構造体10の表面鋼板11に一方の面32が接合され、他方の面31に付帯物である配管サポート20が接合されている取付板30を備えている。取付板30の他方の面である付帯物接合面31は、配管サポート20の取付面21の全体が付帯物接合面31内に収まる大きさで、取付板30の一方の面である鋼板接合面32は、付帯物接合面31の大きさ以上で、且つ鋼板接合面32に沿ったいずれかの方向における寸法がSC構造体10の複数の棒材12の相互間隔の2倍以上である。
【選択図】図1
Description
SC構造の表面鋼板は、コンクリート打設のための型枠と兼用できるため、RC構造に比べて鉄筋工事及び型枠工事が不要になる。このため、現場作業が大幅に少なくなり、建設工期が短くなる。
SC構造は、型枠としても機能する表面鋼板が最終的な構造物中に残り、RC構造のように型枠を廃棄する必要がないため、廃棄物が減少し、環境負荷を抑えることができる。
RC構造では、配管サポート等の付帯物を取り付ける際には、付帯物の取付位置を予め定めておき、そこにボルト等を配置してから、コンクリートを打設し、このコンクリートの硬化後に、RC構造の壁面から突出しているボルトの部分に付帯物を連結している。これに対して、SC構造では、表面鋼板に付帯物を直接溶接等で接合できるため、付帯物の取付位置を予め定めておく必要がなく、しかも、コンクリート硬化時期と関係なく付帯物を取り付けることができる。このため、SC構造では、付帯物の取付時期や、取付位置の自由度が高く、付帯物の取付施工性を高めることができる。
コンクリートが複数の表面鋼板に囲まれ、複数の棒材が該コンクリート内に配置され且つ該表面鋼板に固定されている鋼板コンクリート構造体に、付帯物を取り付ける付帯物の取付構造において、一方の面が前記表面鋼板に取り付けられ、他方の面に前記付帯物が取り付けられた取付板を備え、前記取付板の前記他方の面は、前記付帯物の該取付板に取り付けられる取付面の全体が該他方の面内に収まる大きさで、前記一方の面は、該他方の面の大きさ以上で、且つ該一方の面に沿ったいずれかの方向における寸法が前記複数の棒材の相互間隔の2倍以上である、ことを特徴とする。
次に、本発明に係る付帯物の取付構造の第一実施形態について、図1を用いて説明する。
「第二実施形態」
次に、本発明に係る付帯物の取付構造の第二実施形態について、図2を用いて説明する。
「第三実施形態」
次に、本発明に係る付帯物の取付構造の第三実施形態について、図3を用いて説明する。
以上の各実施形態の取付板30,33は、いずれも矩形鋼板であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、基本的に如何なる形状でもよく、例えば、図5に示すように、正方形鋼板35であっても、十字形鋼板36であっても、円形鋼板37であってもよい。
以上の各実施形態では、取付板30,33の付帯物接合面31の面積と鋼板接合面32の面積とが同一であるが、本発明の取付板は、付帯物接合面が、配管サポートの取付面の全体がこの付帯物接合面内に収まる大きさで、鋼板接合面に沿ったいずれかの方向における鋼板接合面の寸法が棒材12の相互間隔の2倍以上であればよいので、付帯物接合面の面積は鋼板接合面の面積よりも小さくてもよい。
以上の実施形態及び変形例では、いずれも、取付板として鋼板を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、SUS板等、各種板材を用いてもよい。
また、以上の実施形態及び変形例では、配管サポートと取付板とを接合してから、この取付板を表面鋼板11に接合しているが、取付板を表面鋼板11に接合してから、この取付板に配管サポートを接合してもよい。
Claims (6)
- コンクリートが複数の表面鋼板に囲まれ、複数の棒材が該コンクリート内に配置され且つ該表面鋼板に固定されている鋼板コンクリート構造体に、付帯物を取り付ける付帯物の取付構造において、
一方の面が前記表面鋼板に取り付けられ、他方の面に前記付帯物が取り付けられた取付板を備え、
前記取付板の前記他方の面は、前記付帯物の該取付板に取り付けられる取付面の全体が該他方の面内に収まる大きさで、前記一方の面は、該他方の面の大きさ以上で、且つ該一方の面に沿ったいずれかの方向における寸法が前記複数の棒材の相互間隔の2倍以上である、
ことを特徴とする付帯物の取付構造。 - 請求項1に記載の付帯物の取付構造において、
前記取付板には、複数の前記付帯物が取り付けられ、
前記取付板の前記他方の面は、前記複数の付帯物を該取付板に取り付けた際に、該複数の付帯物毎の前記取付面のいずれもが、該他方の面内に収まる大きさである、
ことを特徴とする付帯物の取付構造。 - 請求項1又は2に記載の付帯物の取付構造において、
前記付帯物は、互いに離間している複数の前記取付面を有し、
前記取付板の前記他方の面は、前記付帯物を該取付板に取り付けた際に、該付帯物の複数の前記取付面のいずれもが、該他方の面内に収まる大きさである、
ことを特徴とする付帯物の取付構造。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の付帯物の取付構造において、
前記取付板は、前記一方の面から前記他方の面に向かう方向に対して垂直な断面の面積が、該方向に向かうに連れて次第に小さくなっている、
ことを特徴とする付帯物の取付構造。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の付帯物の取付構造において、
前記取付板は、前記一方の面から前記他方の面に向かう方向に積層され、且つ互いに接合されている複数の板を有し、
前記複数の板は、前記方向に対して垂直な断面の面積が、前記一方の面側の板より前記他方の面側の板の方が小さい、
ことを特徴とする付帯物の取付構造。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の付帯物の取付構造において、
前記取付板と前記表面鋼板とは、溶接により接合されている、
ことを特徴とする付帯物の取付構造。
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US13/824,847 US20190195255A1 (en) | 2010-09-24 | 2011-09-09 | Accessory attachment structure for steel plate-reinforced concrete structure, design system and design method of steel plate-reinforced concrete structure, consruction method of steel plate-reinforced concrete structure, and steel plate-reinforced concrete structure |
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