JP2012066359A - フィルムへの切り込み加工装置及び切り込み加工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フィルムFを搬送させる搬送機構と、フィルムFの搬送方向に移動可能に設けられた刃106と、搬送されるフィルムFを介して刃106とは反対側に設けられ、刃106の刃先の圧力を受ける受け胴ローラ110と、を備え、フィルムFの搬送時に、フィルムFを介して受け胴ローラ110が刃先の圧力を受ける加工位置よりも前記搬送方向における上流側から下流側に向けて、刃106を移動させることで、刃106が前記加工位置付近を通過する際に、刃106と受け胴ローラ110とによりフィルムFを挟み込むことで、フィルムFに対して一定パターンの切り込みを形成することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
図7は従来例1に係るフィルムへの切り込み加工装置の概略構成図である。従来例1に係る加工装置200は、その表面が平らな加工台201と、この加工台201に対向して設けられ、その表面が平らな受け台203とを備えている。そして、加工台201には、フィルムFに形成する切り込みのパターンと同一形状の刃先で構成された刃202が設けられている。そして、これら加工台201に設けられた刃202と、受け台203によりフィルムFを挟み込むことによって、フィルムFに一定のパターンの切り込みが形成される。
図8は従来例2に係るフィルムへの切り込み加工装置の概略構成図である。従来例2に係る加工装置300は、外周曲面に刃302が設けられている加工ローラ301と、この加工ローラ301の回転軸の軸心と平行な軸心を中心に回転する受けローラ303とを備えている。そして、これらの加工ローラ301と受けローラ303を図中矢印方向に回転させた状態で、これら一対のローラ間にフィルムFを搬送させることによって、加工ローラ301に設けられた刃302と、受けローラ303によりフィルムFを挟み込むことによって、フィルムFに一定のパターンの切り込みが形成される。
フィルムを搬送させる搬送機構と、
フィルムの搬送方向に移動可能に設けられ、前記フィルムの搬送速度と等速で移動する刃と、
搬送されるフィルムを介して前記刃とは反対側に設けられ、該刃の刃先の圧力を受ける受け胴ローラと、
を備え、
加工位置で、前記刃と受け胴ローラとにより前記フィルムを挟み込むことにより、該フィルムに一定パターンの切り込みを形成することを特徴とする。
わせが容易となる。また、刃がフィルムと等速で移動するので、切り込み加工時に発生し得るフィルムへの張力を減少させることができ、フィルムの引き裂きを防止することができる。
フィルムの搬送方向に向けて移動可能に設けられ、前記フィルムの搬送速度と等速で移動する刃と、該フィルムを介して前記刃と反対側に設けられた受け胴ローラとにより該フィルムを挟み込み、該フィルムに一定パターンの切り込みを形成することを特徴とする。
ことができる。
図1〜図6を参照して、本発明の実施例に係るフィルムへの切り込み加工装置及びフィルムへの切り込み加工方法について説明する。ここで、図1〜図5は本発明の実施例に係るフィルムへの切り込み加工装置の概略構成図であり、図1は加工動作開始直後の状態、図2は切り込み加工開始時点の状態、図3は切り込み加工途中の状態、図4は切り込み加工終了時点の状態、図5は可動台復帰動作中の状態をそれぞれ示している。また、図6は本発明の実施例に係るフィルムへの切り込み加工装置の模式的断面図であり、図6(a)は図1及び5中のAA断面図に相当し、図6(b)は図2乃至4中のAA断面図に相当する。
本実施例に係る切り込み加工装置100は、各種構成部品を支持するフレーム101を備えている。このフレーム101には、加工対象であるフィルムFを搬送するために、一対のローラによってそれぞれ構成される搬送ローラ102,103が、フィルムFの搬送方向の前後に各々設けられている。本実施例においては、搬送方向の前側の搬送ローラ102が、不図示の駆動力によって回転し、フィルムFを送り出すためのフィードローラとして機能するように構成されている。なお、これら搬送ローラ102,103によって、フィルムFを搬送させる搬送機構を構成している。
する可動台105が設けられている。スライダー104は、スライドレール104aとスライドレール104a上に設けられるリニアベアリング104bとから構成されており(図6参照)、可動台105は、リニアベアリング104bを介してスライドレール104a上を滑らかに往復移動することができるように構成されている。
となく、慣性力によってローラ本体部111を正回転方向(フィルムFを搬送させる際の回転方向)に回転させたままとすることができる。
上述した切り込み加工装置を用いて、フィルムFに切り込みを形成する切り込み加工方法、特にフィルムFの厚み方向に貫通する切り込みを形成する場合について説明する。
、搬送されるフィルムFの表面に向かう方向に移動し、受け胴ローラ110に掛けまわされた保護フィルム123がフィルムFと接触する。このとき、搬送されるフィルムFは平面状態から、前記加工位置を頂点として僅かに撓んだ状態となる。また、ラックギア118とスパーギア119のギア同士は噛み合った状態となる。
できる。これにより、フィルムFに形成された切り込みに、受け胴ローラ110と刃106の同期ズレによって生じる張力が働いて、フィルムFが引き裂かれてしまうことを防止できる。また、保護フィルム123が巻き戻されることがなく、常に新しい保護フィルムを使用することができる。
本実施例に係る切り込み加工装置100及び加工方法によれば、フィルムFを搬送させながら、フィルムFに一定のパターンの切り込みを形成できるので、切り込み加工工程全体に要する時間を短くできる。また、刃106と受け胴ローラ110とによりフィルムF
を挟み込むことで、フィルムFに対して切り込みを形成するため、フィルムFを挟み込む部位は、点接触または受け胴ローラ110の回転軸の軸心に平行な線接触となる。従って、刃106と受け胴ローラ110によってフィルムFを挟み込む際に、従来の上下動式プレスと比べて必要な荷重は小さくて済む。
上述した切り込み加工装置100及び加工方法を適用することの好適例として、パウチに切り込み加工を施す場合を挙げることができる。より具体的には、ポリエチレン製のフィルムと、その表面に設けられたナイロン製のフィルムからなる多層構造のフィルムにおいて、表面側からポリエチレン製のフィルムの中途位置まで切り込み加工を施す場合に、上記の切り込み加工装置100を好適に用いることができる。上述した切り込み加工装置100及び加工方法によって形成できる切り込みパターンは、特に限定されるものではない。例えば、開封をし易くするために開封位置に沿って設けられた易開封溝(直線状の溝)や、飲料用のパウチにおけるストローを突き刺し易くするための格子状の切り込みパターンや、くもの巣状の切り込みパターンなど、各種の切り込みパターンに応用可能である。
101 フレーム
102,103 搬送ローラ
104 スライダー
104a スライドレール
104b リニアベアリング
105 可動台
106 刃
107 第1駆動部
108 ロッド
109 スペーサ
110 受け胴ローラ
111 ローラ本体部
111a 回転軸
112 エキセントリックシャフト
112a 中心軸
113 ワンウェイクラッチ機構
114 第1ベアリング
115 第2ベアリング
116 偏心駆動レバー
117 第2駆動部
118 ラックギア
119 スパーギア
120 搬送ユニット
121 フィードローラ
122 テンションローラ
123 保護フィルム
F フィルム
Claims (6)
- フィルムを搬送させる搬送機構と、
フィルムの搬送方向に移動可能に設けられ、前記フィルムの搬送速度と等速で移動する刃と、
搬送されるフィルムを介して前記刃とは反対側に設けられ、前記刃の刃先の圧力を受ける受け胴ローラと、
を備え、
加工位置で、前記刃と受け胴ローラとにより前記フィルムを挟み込むことにより、該フィルムに一定パターンの切り込みを形成することを特徴とするフィルムへの切り込み加工装置。 - 前記刃が、平面上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルムへの切り込み加工装置。
- 前記刃は、フィルムの搬送方向と反対方向に移動可能に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のフィルムへの切り込み加工装置。
- 前記受け胴ローラは、搬送されるフィルムに向かう方向と離れる方向に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載のフィルムへの切り込み加工装置。
- 前記搬送されるフィルムと前記受け胴ローラとの間に、該受け胴ローラと刃を保護する保護フィルムを搬送することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載のフィルムへの切り込み加工装置。
- フィルムの搬送方向に向けて移動可能に設けられ、前記フィルムの搬送速度と等速で移動する刃と、該フィルムを介して前記刃と反対側に設けられた受け胴ローラとにより該フィルムを挟み込み、該フィルムに一定パターンの切り込みを形成することを特徴とするフィルムへの切り込み加工方法。
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JP2010214163A JP2012066359A (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | フィルムへの切り込み加工装置及び切り込み加工方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105922318A (zh) * | 2016-06-20 | 2016-09-07 | 安庆市鑫顺塑业有限公司 | 一种切膜机 |
JP2017513721A (ja) * | 2014-04-17 | 2017-06-01 | フューチュラ エス ピー エー | 紙筒切断用機械 |
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JPH1134184A (ja) * | 1997-07-15 | 1999-02-09 | Zenshindou Kogyo Kk | 紙器打抜き機 |
JP2001105396A (ja) * | 1999-10-06 | 2001-04-17 | Sumitomo Chem Co Ltd | シート材の連続打抜き方法、及びこれを実現するシート材の連続打抜き装置 |
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2010
- 2010-09-24 JP JP2010214163A patent/JP2012066359A/ja active Pending
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