JP2012065470A - モータ駆動回路 - Google Patents

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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators

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Abstract

【課題】2つのHブリッジ回路に共通のモータコイルを駆動させる際に配線を簡素化することができるモータ駆動回路を提供する。
【解決手段】モータ駆動回路は、直列に接続された第1ソーストランジスタ及び第1シンクトランジスタと、直列に接続された第2ソーストランジスタ及び第2シンクトランジスタとを有する第1Hブリッジ回路と、直列に接続された第3ソーストランジスタ及び第3シンクトランジスタと、直列に接続された第4ソーストランジスタ及び第4シンクトランジスタとを有する第2Hブリッジ回路と、第1及び第2ソーストランジスタと第3及び第4シンクトランジスタとを同期してオンまたはオフし、第1及び第2ソーストランジスタと第3及び第4シンクトランジスタとは相補的に、第3及び第4ソーストランジスタと第1及び第2シンクトランジスタとを同期してオンまたはオフする第1制御回路と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、モータ駆動回路に関する。
プリンタ等の電子機器には、ヘッド機構、紙送り機構等を駆動するために複数のモータが用いられている。このため、このような電子機器には、複数のモータを駆動することができるモータ駆動回路が用いられることがある(例えば、特許文献1参照)。
図4は、直流モータであるモータ300,301を駆動するモータ駆動回路200の一例である。Hブリッジ回路210は、マイコン310からの指示に基づいて、モータ300を正転させる場合、端子A1から端子B1へと電流を供給し、モータ300を逆転させる場合、端子B1から端子A1へと電流を供給する。Hブリッジ回路211は、マイコン310からの指示に基づいて、モータ301を正転させる場合、端子A2から端子B2へと電流を供給し、モータ301を逆転させる場合、端子B2から端子A2へと電流を供給する。なお、モータ300,301の回転を停止させる場合、マイコン310は、モータ300,301に供給される電流が停止するよう、Hブリッジ回路210,211を制御する。
この結果、モータ300,301は、マイコン310からの指示に応じて回転することになる。
特開2004−14940号公報
ところで、例えばモータに供給する電流を増加させる場合、図5に示すように一つのモータ302を2つのHブリッジ回路210,211で駆動することがある。モータ302を所望の方向に回転させるためには、Hブリッジ回路210,211からモータ302に供給される電流の方向が一致する必要がある。つまり、端子A1,A2が接続され、端子B1,B2が接続される必要がある。この結果、モータ駆動回路200に共通のモータ302(モータコイル)を駆動させる場合、モータ302が実装される基板上の配線が複雑になる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、2つのHブリッジ回路に共通のモータコイルを駆動させる際に配線を簡素化することができるモータ駆動回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一つの側面に係るモータ駆動回路は、直列に接続された第1ソーストランジスタ及び第1シンクトランジスタと、直列に接続された第2ソーストランジスタ及び第2シンクトランジスタとを有する第1Hブリッジ回路と、直列に接続された第3ソーストランジスタ及び第3シンクトランジスタと、直列に接続された第4ソーストランジスタ及び第4シンクトランジスタとを有する第2Hブリッジ回路と、前記第1及び第2ソーストランジスタと前記第3及び第4シンクトランジスタとを同期してオンまたはオフし、前記第1及び第2ソーストランジスタと前記第3及び第4シンクトランジスタとは相補的に、前記第3及び第4ソーストランジスタと前記第1及び第2シンクトランジスタとを同期してオンまたはオフする第1制御回路と、を備える。
2つのHブリッジ回路に共通のモータコイルを駆動させる際に配線を簡素化することができるモータ駆動回路を提供することができる。
本発明の一実施形態であるモータ駆動IC10の第1適用例を示す図である。 制御回路23の構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態であるモータ駆動IC10の第2適用例を示す図である。 一般的なモータ駆動回路200が2つのモータを駆動する場合の一例を示す図である。 一般的なモータ駆動回路200が1つのモータを駆動する場合の一例を示す図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。図1は、本発明の一実施形態であるモータ駆動IC(Integrated Circuit)10の第1適用例を示す図である。図1では、モータ駆動IC10が2つのモータ11,12を駆動する。
モータ駆動IC10(モータ駆動回路)は、マイコン15からの指示に応じて、モータ駆動回路IC10に接続されるモータを駆動する。モータ駆動IC10は、Hブリッジ回路20a,20b、基準電圧発生回路21a,21b、コンパレータ22a,22b、及び制御回路23を含んで構成される。また、モータ駆動IC10は、外部との接続端子として、端子VCC,OUT1〜OUT4,RF1,RF2,D1〜D4,DMを備えている。
モータ11,12は、例えばプリンタヘッド機構や紙送り機構などを制御するために用いられる直流モータであり、モータコイルL1,L2を備える。マイコン15は、モータ駆動IC10の動作を制御するための回路であり、端子D1〜D4を介してモータ駆動IC10を制御するための信号S1〜S4を出力する。
Hブリッジ回路20a(第1Hブリッジ回路)は、PMOSトランジスタM1,M2、NMOSトランジスタM3,M4を含んで構成される。
PMOSトランジスタM1(第1ソーストランジスタ)及びNMOSトランジスタM3(第1シンクトランジスタ)の接続点は端子OUT1に接続され、PMOSトランジスタM2(第2ソーストランジスタ)及びNMOSトランジスタM4(第2シンクトランジスタ)の接続点は端子OUT2に接続されている。なお、PMOSトランジスタM1,M2、NMOSトランジスタM3,M4の夫々は、ボディーダイオード(不図示)を有している。
Hブリッジ回路20b(第2Hブリッジ回路)は、PMOSトランジスタM5,M6、NMOSトランジスタM7,M8を含んで構成される。PMOSトランジスタM5(第3ソーストランジスタ)及びNMOSトランジスタM7(第3シンクトランジスタ)の接続点は端子OUT3に接続され、PMOSトランジスタM6(第4ソーストランジスタ)及びNMOSトランジスタM8(第4シンクトランジスタ)の接続点は端子OUT4に接続されている。なお、PMOSトランジスタM5,M6、NMOSトランジスタM7,M8の夫々は、ボディーダイオード(不図示)を有している。図1では、端子OUT1及び端子OUT2の間にモータコイルL1が接続され、端子OUT3及び端子OUT4の間にモータコイルL2が接続されている。
基準電圧発生回路21aは、端子(不図示)を介して入力されるマイコン15からの指示に応じたレベルの基準電圧Vref1を出力する。
コンパレータ22aは、端子RF1に発生する電圧Vr1と、基準電圧Vref1とを比較し、比較結果を示す信号Vc1を出力する。なお、図1では、端子RF1には抵抗R1が接続されている。このため、電圧Vr1は、モータコイルL1に流れる電流IL1に応じた電圧となる。したがって、電圧Vr1が基準電圧Vref1より低い場合、コンパレータ23aは、電流IL1の電流値が基準電圧Vref1に応じた設定電流値I1より小さいことを示す“L”レベルの信号Vc1を出力する。一方、電圧Vr1が基準電圧Vref1より高い場合、コンパレータ23aは、電流IL1の電流値が設定電流値I1より大きいことを示す“H”レベルの信号Vc1を出力する。
基準電圧発生回路21bは、基準電圧回路21aと同様に、マイコン15からの指示に応じたレベルの基準電圧Vref2を出力する。
コンパレータ22bは、コンパレータ22aと同様に、端子RF2に発生する電圧Vr2と、基準電圧Vref2とを比較し、比較結果を示す信号Vc2を出力する。端子RF2には抵抗R2が接続されている。このため、電圧Vr2は、モータコイルL2に流れる電流IL2に応じた電圧となり、コンパレータ22bは、電流IL2の電流値が基準電圧Vref2に応じた設定電流値I2より大きいか否かを判定する。
制御回路23は、マイコン15から入力される信号S1〜S4、端子DMから入力される信号S5、及び信号Vc1,Vc2に基づいて、Hブリッジ回路20a,20bを制御するロジック回路である。
図2は、制御回路23の一実施形態を示す図である。制御回路23は、制御ロジック40,41、及びスイッチ50〜55を含んで構成される。なお、制御ロジック40及びスイッチ50〜55は第1制御回路に相当し、制御ロジック41及びスイッチ50〜55は第2制御回路に相当する。
制御ロジック40は、信号S1,S2,Vc1に応じてHブリッジ回路21aのトランジスタを駆動するための駆動信号Vd1〜Vd4を出力する。なお、信号S1,S2は、Hブリッジ回路20aが駆動するモータのモードを変化させるためにマイコン15から入力される。
まず信号Vc1が“L”レベルの場合に、マイコン15からの信号S1,S2に基づいて、制御ロジック40が出力する駆動信号Vd1〜Vd4について説明する。なお、以下、信号S1,S2が“L”レベルである場合、(S1,S2)=(L,L)と記載する。
制御ロジック40は、待機モードを示す(S1,S2)=(L,L)が入力されると、Hブリッジ回路21aの全てのトランジスタがオフするような駆動信号Vd1〜Vd4を出力する。なお、この場合における駆動信号は、(Vd1,Vd2,Vd3,Vd4)=(H,H,L,L)となる。
制御ロジック40は、例えば、正転モードを示す(S1,S2)=(H,L)が入力されると、PMOSトランジスタM1及びNMOSトランジスタM4が同期してオンし、PMOSトランジスタM2及びNMOSトランジスタM3が同期してオフするような駆動信号Vd1〜Vd4を出力する。この結果、端子OUT1のレベルは“H”レベルとなり、端子OUT2のレベルは“L”レベルとなる。また、この場合における駆動信号は、(Vd1,Vd2,Vd3,Vd4)=(L,H,L,H)となる。
制御ロジック40は、例えば、逆転モードを示す(S1,S2)=(L,H)が入力されると、PMOSトランジスタM2及びNMOSトランジスタM3が同期してオンし、PMOSトランジスタM1及びNMOSトランジスタM4が同期してオフするような駆動信号Vd1〜Vd4を出力する。この結果、端子OUT1のレベルは“L”レベルとなり、端子OUT2のレベルは“H”レベルとなる。また、この場合における駆動信号は、(Vd1,Vd2,Vd3,Vd4)=(H,L,H,L)となる。
そして、制御ロジック40は、ブレーキモードを示す(S1,S2)=(H,H)が入力されると、NMOSトランジスタM3,M4が同期してオンし、PMOSトランジスタM1,M2が同期してオフするような駆動信号Vd1〜Vd4を出力する。この結果、端子OUT1,OUT2のレベルは“L”レベルとなる。また、この場合における駆動信号は、(Vd1,Vd2,Vd3,Vd4)=(H,H,H,H)となる。
一方、信号Vcが“H”レベルの場合、制御ロジック40は、端子OUT1,OUT2のレベルが“L”レベルになった後、Hブリッジ回路21aの全てのトランジスタをオフさせるような駆動信号Vd1〜Vd4を出力する。つまり、制御ロジック40は、Hブリッジ回路20aが駆動するモータのモードがブレーキモードになった後、待機モードとなるような駆動信号Vd1〜Vd4を出力する。
制御ロジック41は、信号S3,S4,Vc2に応じてHブリッジ回路20bのトランジスタを駆動するための駆動信号Vd5〜Vd8を出力する。制御ロジック41は、制御ロジック40と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
スイッチ50〜55は、信号S5が“L”レベルの場合、駆動信号Vd1〜Vd4をHブリッジ回路20aに出力させ、駆動信号Vd5〜Vd8をHブリッジ回路20bに出力させる。具体的には、スイッチ50は、駆動信号Vd2をPMOSトランジスタM2に出力し、スイッチ51は、駆動信号Vd4をNMOSトランジスタM4に出力する。さらに、スイッチ52〜55は、駆動信号Vd5〜Vd8の夫々をPMOSトランジスタM5,M6、NMOSトランジスタM7,M8に出力する。なお、駆動信号Vd1,Vd3は信号S5の論理レベルによらず、PMOSトランジスタM1、NMOSトランジスタM3に出力される。
一方、信号S5が“H”レベルの場合、スイッチ50〜55は、駆動信号Vd1〜Vd4をHブリッジ回路20a,20bに出力させる。具体的には、スイッチ50は、駆動信号Vd1をPMOSトランジスタM2に出力し、スイッチ51は、駆動信号Vd3をNMOSトランジスタM4に出力する。そして、スイッチ52,53は、駆動信号Vd2をPMOSトランジスタM5,M6に出力し、スイッチ54,55は、駆動信号Vd4をNMOSトランジスタM7,M8に出力する。
したがって、信号S5が“H”レベルの場合、PMOSトランジスタM1,M2は駆動信号Vd1に基づいて同様に変化し、NMOSトランジスタM3,M4は駆動信号V3に基づいて同様に変化する。さらに、PMOSトランジスタM5,M6は駆動信号Vd2に基づいて同様に変化し、NMOSトランジスタM7,M8は駆動信号Vd4に基づいて同様に変化する。
つまり、本実施形態では、信号S5が“L”レベルの場合、制御ロジック40,41の夫々がHブリッジ回路20a,20bを制御することになり、信号S5が“H”レベルの場合、制御ロジック40がHブリッジ回路20a,20bの両方を制御することになる。
ところで、図1においては端子DMが接地されているため、信号S5は“L”レベルとなる。したがって、制御回路23は、マイコン15からの信号S1,S2に基づいて、Hブリッジ回路20aを制御し、信号S3,S4に基づいてHブリッジ回路20bを制御する。つまり、図1に示すモータ駆動IC10は、モータ11,12を独立に制御し、モータ11,12の夫々のモードを所望のモードとすることができる。また、例えば、本実施形態では、設定電流値I1,I2は、モータコイルL1,L2に流れる電流IL1,IL2が過電流となる際の電流値に夫々設定されている。電流IL1,IL2が過電流となると、モータ11,12のモードは、ブレーキモードとなった後に待機モードとなる。したがって、モータ駆動IC10は、モータ11,12を過電流から保護することができる。
==モータ駆動IC10の第2適用例==
図3は、モータ駆動IC10の第2の適用例を示す図である。図3では、モータ駆動IC10が1つのモータ13を駆動する。図3のモータ駆動IC10は、図1のモータ駆動IC10と同じであるが、モータ駆動IC10の端子に接続されている構成が異なる。
具体的には、端子OUT1,OUT2と、端子OUT3,OUT4との間に、直流モータであるモータ13のモータコイルL3が接続されている。また、端子RF1及び端子RF2には、共通の抵抗R3が接続されている。さらに、端子DMには、信号S5が“H”レベルとなるよう、電圧Vddが印加されている。
前述のように、信号S5が“H”レベルの場合、制御回路23からは信号S1,S2に基づいて変化する駆動信号Vd1〜Vd4がHブリッジ回路20a,20bに出力される。
例えば、待機モードを示す(S1,S2)=(L,L)が入力されると、制御回路23は、駆動信号(Vd1,Vd2,Vd3,Vd4)=(H,H,L,L)を出力する。つまり、“H”レベルの駆動信号Vd1はPMOSトランジスタM1,M2に出力され、“H”レベルの駆動信号Vd2はPMOSトランジスタM5,M6に出力される。さらに、“L”レベルの駆動信号Vd3は、NMOSトランジスタM3,M4に出力され、“L”レベルの駆動信号Vd4は、NMOSトランジスタM7,M8に出力される。この結果、Hブリッジ回路20a,20bに含まれるすべてのトランジスタがオフとなる。
そして、正転モードを示す(S1,S2)=(H,L)が入力されると、制御回路23は、駆動信号(Vd1,Vd2,Vd3,Vd4)=(L,H,L,H)を出力する。この結果、PMOSトランジスタM1,M2及びNMOSトランジスタM7,M8が同期してオンし、端子OUT1,OUT2が“H”レベルとなり、端子OUT3,OUT4が“L”レベルとなる。
また、逆転モードを示す(S1,S2)=(L,H)が入力されると、制御回路23は、駆動信号(Vd1,Vd2,Vd3,Vd4)=(H,L,H,L)を出力する。この結果、PMOSトランジスタM5,M6及びNMOSトランジスタM3,M4が同期してオンし、端子OUT1,OUT2が“L”レベルとなり、端子OUT3,OUT4が“H”レベルとなる。
そして、ブレーキモードを示す(S1,S2)=(H,H)が入力される、制御回路23は駆動信号(Vd1,Vd2,Vd3,Vd4)=(H,H,H,H)を出力する。この結果、NMOSトランジスタM3,M4及びNMOSトランジスタM7,M8が同期してオンし、端子OUT1〜OUT4“L”レベルとなる。
このように、信号S5が“H”レベルの場合、制御回路23は、マイコン15からの信号S1,S2に基づいて、Hブリッジ回路20a,20bを制御するため、モータ駆動IC10は、モータ13のモードを所望のモードとすることができる。
また、ここでは、設定電流値I1は、モータコイルL3に流れる電流IL3が過電流となる際の電流値に夫々設定されている。このため、電流IL3が過電流となると、モータ13のモードは、ブレーキモードとなった後に待機モードとなる。したがって、モータ駆動IC10は、モータ13を過電流から保護することができる。
以上、本実施形態のモータ駆動IC10について説明した。モータ駆動IC10は、モータ13を駆動する際に、PMOSトランジスタM1,M2とNMOSトランジスタM7,M8を同期してオンまたはオフし、PMOSトランジスタM5,M6とNMOSトランジスタM3,M4を同期してオフまたはオフする。このような場合、端子OUT1,OUT2のレベルは同様に変化し、端子OUT3,OUT4のレベルは同様に変化する。したがって、隣接する端子OUT1,OUT2を配線で接続し、隣接する端子OUT3,OUT4を配線で接続することができる。したがって、モータ駆動IC10は、配線を簡素化しつつ、2つのHブリッジ回路20a,20bに共通のモータコイルL3を駆動させることができる。
また、“L”レベルの信号S5(第2指示信号)が入力される場合、モータ駆動IC10は、異なるモータコイルL1,L2を駆動し、“H”レベルの信号S5(第1指示信号)が入力される場合、モータ駆動IC10は、共通のモータコイルL3を駆動することができる。このため、利用者は、モータ駆動IC10に2つのモータを駆動させるか、一つのモータを駆動させるか選択させることができる。さらに、1つのモータ、または2つのモータを駆動するための専用のモータ駆動ICを別々に製造する必要がないため、いわゆる保守品を減らすことが可能となる。
また、制御回路23は、図3において、NMOSトランジスタM3,M4,M7,M8から流れる電流(第1シンク電流)の電流値、つまり、電流IL3の電流値が設定電流値I1以上となると、コンパレータ22aは電流IL3が過電流であることを検出する。したがって、共通のモータ13を2つのHブリッジ回路20a,20bで駆動する際にも、確実に電流IL3の過電流を防ぐことができる。さらに、例えば、過電流の際に、コンパレータ22aからの信号Vc1に基づいてHブリッジ回路30aを制御させ、コンパレータ22bからの信号Vc2に基づいてHブリッジ回路30bを制御させると、両者のタイミングのずれ等により電源Vcc側から接地側へと貫通電流が発生することがある。本実施形態では、信号Vc1のみに基づいてHブリッジ回路30a,30bが制御されているため貫通電流の発生を抑制することができる。
また、共通のモータ13を駆動する際の駆動信号Vd1〜Vd4は、信号S1,S2に基づいて制御ロジック40が生成する。したがって、共通のモータ13を駆動する際に、別途異なる制御ロジックを設ける必要が無い。
また、信号S1,S2は、端子D1,D2を介して制御回路23に入力される。このため、モータ13を駆動する際の専用の端子を設ける必要がない。
なお、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば、モータコイルL1,L2は直流モータであるモータ11,12のモータコイルであるとしたがこれに限られるものでは無い。例えば、モータコイルL1,L2は、ステッピングモータのモータコイルであっても良い。
10 モータ駆動IC
11,12,13 モータ
15 マイコン
20a,20b Hブリッジ回路
21a,21b 基準電圧発生回路
22a,22b コンパレータ
40,41 制御ロジック
50〜55 スイッチ
23 制御回路
M1,M2,M5,M6 PMOSトランジスタ
M3,M4,M7,M8 NMOSトランジスタ
L1〜L3 モータコイル
R1〜R3 抵抗

Claims (5)

  1. 直列に接続された第1ソーストランジスタ及び第1シンクトランジスタと、直列に接続された第2ソーストランジスタ及び第2シンクトランジスタとを有する第1Hブリッジ回路と、
    直列に接続された第3ソーストランジスタ及び第3シンクトランジスタと、直列に接続された第4ソーストランジスタ及び第4シンクトランジスタとを有する第2Hブリッジ回路と、
    前記第1及び第2ソーストランジスタと前記第3及び第4シンクトランジスタとを同期してオンまたはオフし、前記第1及び第2ソーストランジスタと前記第3及び第4シンクトランジスタとは相補的に、前記第3及び第4ソーストランジスタと前記第1及び第2シンクトランジスタとを同期してオンまたはオフする第1制御回路と、
    を備えることを特徴とするモータ駆動回路。
  2. 請求項1に記載のモータ駆動回路であって、
    第2制御回路を更に備え、
    前記第1制御回路は、
    前記第1及び第2Hブリッジ回路に共通のモータコイルを駆動させるための第1指示信号が入力される場合、前記第1及び第2ソーストランジスタと前記第3及び第4シンクトランジスタとを同期してオンまたはオフし、前記第1及び第2ソーストランジスタと前記第3及び第4シンクトランジスタとは相補的に、前記第3及び第4ソーストランジスタと前記第1及び第2シンクトランジスタとを同期してオンまたはオフし、
    前記第2制御回路は、
    前記第1及び第2Hブリッジ回路に異なるモータコイルを駆動させるための第2指示信号が入力される場合、前記第1ソーストランジスタ及び前記第2シンクトランジスタと、前記第2ソーストランジスタ及び前記第1シンクトランジスタとを相補的にオンオフし、前記第3ソーストランジスタ及び前記第4シンクトランジスタと、前記第4ソーストランジスタ及び前記第3シンクトランジスタとを相補的にオンオフすること、
    を特徴とするモータ駆動回路。
  3. 請求項2に記載のモータ駆動回路であって、
    前記第1制御回路は、
    前記第1〜4シンクトランジスタからの第1シンク電流の電流値が所定値以上であることを示す信号が入力されると、前記第1シンク電流が減少するように前記第1及び第2Hブリッジ回路を制御し、
    前記第2制御回路は、
    前記第1及び第2シンクトランジスタからの第2シンク電流の電流値が所定値以上であることを示す信号が入力されると、前記第2シンク電流が減少するように前記第1Hブリッジ回路を制御し、前記第3及び第4シンクトランジスタからの第3シンク電流の電流値が所定値以上であることを示す信号が入力されると、前記第3シンク電流が減少するように前記第2Hブリッジ回路を制御すること、
    を特徴とするモータ駆動回路。
  4. 請求項2または請求項3に記載のモータ駆動回路であって、
    前記第2制御回路は、
    前記第2指示信号が入力される場合、前記第1Hブリッジ回路の動作を制御するための第1制御信号に基づいて、前記第1ソーストランジスタ及び前記第2シンクトランジスタと、前記第2ソーストランジスタ及び前記第1シンクトランジスタとを相補的にオンオフし、前記第2Hブリッジ回路の動作を制御するための第2制御信号に基づいて、前記第3ソーストランジスタ及び前記第4シンクトランジスタと、前記第4ソーストランジスタ及び前記第3シンクトランジスタとを相補的にオンオフし、
    前記第1制御回路は、
    前記第1指示信号が入力される場合、前記第1制御信号に基づいて、前記第1及び第2ソーストランジスタと前記第3及び第4シンクトランジスタとを同期してオンまたはオフし、前記第1及び第2ソーストランジスタと前記第3及び第4シンクトランジスタとは相補的に、前記第3及び第4ソーストランジスタと前記第1及び第2シンクトランジスタとを同期してオンまたはオフすること、
    を特徴とするモータ駆動回路。
  5. 請求項4に記載のモータ駆動回路であって、
    前記モータ駆動回路は集積回路であり、
    前記第1制御信号が入力される第1端子と、
    前記第2制御信号が入力される第2端子と、
    を備えること、
    を特徴とするモータ駆動回路。
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