JP2012064620A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

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Abstract

【課題】ケース内におけるグラウンド用又は電源用の配線部分を小さくして、点火コイル全体の小型化を図ることができる内燃機関用点火コイルを提供すること。
【解決手段】イグナイタ4における各導体ピン43は、一方の側端から順に、電源用導体ピン43V、一方のグラウンド用導体ピン43F、点火信号用導体ピン43I、他方のグラウンド用導体ピン43G、半導体素子用導体ピン43Cとして引き出されている。一方のグラウンド用導体ピン43Fの先端部には、この先端部を分断するスリット431が形成してある。スリット431には、二次コイル22の低電圧側巻線端部221に導通されたダイオード5の一端部51が嵌入してある。一方のグラウンド用導体ピン43Fは、イグナイタ4の内部において他方のグラウンド用導体ピン43Gと導通されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン等の内燃機関において、燃焼室内にスパークを発生させるために用いる点火コイルに関する。
内燃機関に用いる点火コイルは、一次コイル及び二次コイルを備えており、一次コイルへの通電を遮断したときの磁束の変化によって、二次コイルに高電圧を発生させ、点火プラグからスパークを発生させている。点火コイルのケース内には、一次コイルへの通電及びその遮断を行うためのイグナイタが配置されており、イグナイタから引き出された各導体ピンが、ケースに設けたコネクタ部における各端子と接合されている。
一方、各導体ピンを各端子と接合する作業を簡略化するために、圧入によって接続することが知られている。例えば、特許文献1の内燃機関用点火コイルにおいては、ケースに設けたコネクタ部における複数のコネクタターミナルの基端部に略V字状の切欠を形成している。そして、イグナイタから引き出したイグナイタターミナルをコネクタターミナルの切欠に圧入している。
特開平9−246074号公報
ところで、二次コイルの低電圧側巻線端部は、ダイオード等を介してグラウンド又は電源に接続している。そして、二次コイルの低電圧側巻線端部の配線は、ケース内であってイグナイタの外部において行っている。そのため、イグナイタから引き出されたグラウンド用導体ピン又は電源用導体ピンと二次コイルの低電圧側巻線端部とを接続する部分の配線が複雑になり、点火コイルにおいて上記配線の周辺に位置する部分が大型化してしまう。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、ケース内におけるグラウンド用又は電源用の配線部分を小さくして、点火コイル全体の小型化を図ることができる内燃機関用点火コイルを提供するものである。
第1の発明は、一次コイル、二次コイル及びイグナイタをケース内に収容してなる内燃機関用点火コイルにおいて、
上記イグナイタは、上記一次コイルへの通電及びその遮断を行う半導体素子をモールド樹脂によって覆うと共に、2つのグラウンド用導体ピンを上記モールド樹脂から引き出してなり、
一方の上記グラウンド用導体ピンには、上記二次コイルの低電圧側巻線端部に導通された導通部材の一端部が接続してあり、
上記一方のグラウンド用導体ピンは、上記イグナイタの内部において他方のグラウンド用導体ピンと導通されていることを特徴とする内燃機関用点火コイルにある(請求項1)。
第2の発明は、一次コイル、二次コイル及びイグナイタをケース内に収容してなる内燃機関用点火コイルにおいて、
上記イグナイタは、上記一次コイルへの通電及びその遮断を行う半導体素子をモールド樹脂によって覆うと共に、2つの電源用導体ピンを上記モールド樹脂から引き出してなり、
一方の電源用導体ピンには、上記二次コイルの低電圧側巻線端部に導通された導通部材の一端部が接続してあり、
上記一方の電源用導体ピンは、上記イグナイタの内部において他方の電源用導体ピンと導通されていることを特徴とする内燃機関用点火コイルにある(請求項4)。
第1の発明の内燃機関用点火コイルにおいては、イグナイタから引き出すグラウンド用導体ピンの数を意図的に増加させ、この増加させたグラウンド用導体ピンに、二次コイルの低電圧側巻線端部に導通された導通部材の一端部を接続させている。具体的には、導通部材の一端部を、意図的に増加させた一方のグラウンド用導体ピンに接続し、一方のグラウンド用導体ピンは、イグナイタの内部において他方のグラウンド用導体ピンと導通させている。
これにより、二次コイルの低電圧側巻線端部に接続されるグラウンド用の配線部分がイグナイタの側方に大きく突出することを防止し、ケース及び点火コイルが大型化することを防止することができる。
それ故、第1の発明の内燃機関用点火コイルによれば、ケース内であってイグナイタの外部におけるグラウンド用の配線部分を小さくして、点火コイル全体の小型化を図ることができる。
第2の発明の内燃機関用点火コイルにおいては、イグナイタから引き出す電源用導体ピンの数を意図的に増加させ、この増加させた電源用導体ピンに、二次コイルの低電圧側巻線端部に導通された導通部材の一端部を接続させている。具体的には、導通部材の一端部を、意図的に増加させた一方の電源用導体ピンの先端部に接続し、一方の電源用導体ピンは、イグナイタの内部において他方の電源用導体ピンと導通させている。
これにより、二次コイルの低電圧側巻線端部に接続される電源用の配線部分がイグナイタの側方に大きく突出することを防止し、ケース及び点火コイルが大型化することを防止することができる。
それ故、第2の発明の内燃機関用点火コイルによれば、ケース内であってイグナイタの外部における電源用の配線部分を小さくして、点火コイル全体の小型化を図ることができる。
実施例1にかかる、内燃機関用点火コイルを上方から見た状態で示す断面説明図。 実施例1にかかる、内燃機関用点火コイルを側方から見た状態で示す断面説明図。 実施例1にかかる、イグナイタにおける各導体ピンの形成状態を示す説明図。 実施例1にかかる、グラウンド用導体ピンと導通部材(ダイオード)との接続状態を示す説明図。 実施例1にかかる、内燃機関用点火コイルの電気回路図を概略的に示す説明図。 実施例2にかかる、内燃機関用点火コイルの電気回路図を概略的に示す説明図。 実施例2にかかる、イグナイタにおける各導体ピンの形成状態を示す説明図。
上述した第1、第2の発明の内燃機関用点火コイルにおける好ましい実施の形態につき説明する。
第1の発明において、上記ケースから突出して設けられたコネクタ部には、グラウンド用端子、点火信号用端子及び電源用端子が配列されており、上記イグナイタは、上記半導体素子に導通された複数の導体ピンを、上記モールド樹脂から配列した状態で引き出してなり、上記複数の導体ピンのうち両側の端に位置する導体ピンは、上記一次コイルの一方側巻線端部に導通された電源用導体ピンと、上記一次コイルの他方側巻線端部に導通された半導体素子用導体ピンとであり、上記電源用導体ピンと上記半導体素子用導体ピンとの間には、上記2つのグラウンド用導体ピンと点火信号用導体ピンとが配列されており、上記グラウンド用端子には上記他方のグラウンド用導体ピンが接続され、上記点火信号用端子には上記点火信号用導体ピンが接続され、上記電源用端子には上記電源用導体ピンが接続されていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、一次コイルの一方側巻線端部と他方側巻線端部とは、イグナイタから引き出された複数の導体ピンのうち両側の端に位置する電源用導体ピンと半導体素子用導体ピンとにそれぞれ接続されている。これにより、接続に大きなスペースを必要とする一次コイルの一方側巻線端部と他方側巻線端部とを、イグナイタ及びコネクタ部に対する両側の外方位置に配置することができ、これらの接続スペースを適切に確保することができる。そのため、この構造によっても、ケース及び点火コイルが大型化することを防止することができる。
なお、イグナイタから引き出された残りの導体ピンは、コネクタ部における各端子と、半田、溶接等の方法によって接合される。
また、上記一方のグラウンド用導体ピンの先端部には、該先端部を分断するスリットが形成してあり、上記導通部材の一端部は、上記スリットに嵌入してあることが好ましい(請求項3)。
この場合には、意図的に増加させた一方のグラウンド用導体ピンを、圧入により、極めて簡単にグラウンドに接続することができる。
第2の発明において、上記ケースから突出して設けられたコネクタ部には、グラウンド用端子、点火信号用端子及び電源用端子が配列されており、上記イグナイタは、上記半導体素子に導通された複数の導体ピンを、上記モールド樹脂から配列した状態で引き出してなり、上記複数の導体ピンのうち両側の端に位置する導体ピンは、上記一次コイルの一方側巻線端部に導通された上記他方の電源用導体ピンと、上記一次コイルの他方側巻線端部に導通された半導体素子用導体ピンとであり、上記他方の電源用導体ピンと上記半導体素子用導体ピンとの間には、上記一方の電源用導体ピンとグラウンド用導体ピンと点火信号用導体ピンとが配列されており、上記グラウンド用端子には上記グラウンド用導体ピンが接合され、上記点火信号用端子には上記点火信号用導体ピンが接合され、上記電源用端子には上記他方の電源用導体ピンが接合されていることが好ましい(請求項5)。
この場合には、一次コイルの一方側巻線端部と他方側巻線端部とは、イグナイタから引き出された複数の導体ピンのうち両側の端に位置する他方の電源用導体ピンと半導体素子用導体ピンとにそれぞれ接続されている。これにより、接続に大きなスペースを必要とする一次コイルの一方側巻線端部と他方側巻線端部とを、イグナイタ及びコネクタ部に対する両側の外方位置に配置することができ、これらの接続スペースを適切に確保することができる。そのため、この構造によっても、ケース及び点火コイルが大型化することを防止することができる。
なお、イグナイタから引き出された残りの導体ピンは、コネクタ部における各端子と、半田、溶接等の方法によって接合される。
また、上記一方の電源用導体ピンの先端部には、該先端部を分断するスリットが形成してあり、上記ダイオードの一端部は、上記スリットに嵌入してあることが好ましい(請求項6)。
この場合には、意図的に増加させた一方の電源用導体ピンは、圧入により、極めて簡単に電源に接続することができる。
第1、第2の発明において、上記スリットの開口部を形成する内側角部には、上記導通部材の一端部の嵌入を案内するためのテーパ部が形成してあることが好ましい(請求項7)。
この場合には、一方のグラウンド用導体ピン又は一方の電源用導体ピンの先端部に形成したスリットへ、導通部材の一端部を嵌入することが容易になる。
上記導通部材の一端部は、上記スリットへの嵌入方向の開口側に位置する押込み面を平坦状に形成してなることが好ましい(請求項8)。
この場合には、導通部材の一端部をスリットに嵌入する際に、平坦状の押込み面を治具等によって押すことができる。そのため、より確実に精度良く導通部材の一端部をスリットに押し込むことができる。
導通部材の一端部は、嵌入方向に対して扁平させて、嵌入方向の両側の面を平坦状に形成することができ、断面略四角形状に形成することもできる。
また、上記導通部材は、上記ケース内に収容され、上記一次コイルへの通電を開始した時に上記二次コイルに生ずる起電圧をグラウンドへ逃がすためのダイオードであることが好ましい(請求項9)。
この場合には、ケース内に配置したダイオードの一端部を利用して、二次コイルの低電圧側巻線端部を他方のグラウンド用導体ピンと接続することができる。
以下に、本発明の内燃機関用点火コイルにかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
(実施例1)
本例の内燃機関用点火コイル1は、図2に示すごとく、一次コイル21、二次コイル22及びイグナイタ4をケース3内に収容してなる。
図1に示すごとく、ケース3から突出して設けられたコネクタ部31には、グラウンド用端子32G、点火信号用端子32I及び電源用端子32Vが配列されている。イグナイタ4は、一次コイル21への通電及びその遮断を行う半導体素子41をモールド樹脂42によって覆うと共に、半導体素子41に導通された複数の導体ピン43を、モールド樹脂42から配列した状態で引き出してなる。
複数の導体ピン43のうち両側の端に位置する導体ピンは、一次コイル21の一方側巻線端部211に導通された電源用導体ピン43Vと、一次コイル21の他方側巻線端部212に導通された半導体素子用導体ピン43Cとである。電源用導体ピン43Vと半導体素子用導体ピン43Cとの間には、2つのグラウンド用導体ピン43F、43Gと点火信号用導体ピン43Iとが配列されている。グラウンド用端子32Gには他方のグラウンド用導体ピン43Gが接合され、点火信号用端子32Iには点火信号用導体ピン43Iが接合され、電源用端子32Vには電源用導体ピン43Vが接合されている。
一方のグラウンド用導体ピン43Fの先端部には、この先端部を分断するスリット431が形成してある。スリット431には、二次コイル22の低電圧側巻線端部221に導通された導通部材5の一端部51が嵌入してある。図3に示すごとく、一方のグラウンド用導体ピン43Fは、イグナイタ4の内部において他方のグラウンド用導体ピン43Gと導通されている。
以下に、本例の内燃機関用点火コイル1につき、図1〜図5を参照して詳説する。
図2に示すごとく、ケース3内において、電線を巻回してなる円筒状の一次コイル21と二次コイル22とは、同一軸心状に内外周に重ねて配置されている。一次コイル21及び二次コイル22の内周側には、軟磁性材料からなる中心コア23が配置してあり、一次コイル21及び二次コイル22の外周側には、軟磁性材料からなるロ字状(四角環形状)の外周コア24が配置してある。
一次コイル21及び二次コイル22は、プラグホール内に配置されるスパークプラグ7へ接続するようケース3に形成された接続突出部35に対して直交する方向に配置されている。
本例の導通部材5は、ケース3内に収容され、一次コイル21への通電を開始した時に二次コイル22に生ずる起電圧(ON電圧)をグラウンドへ逃がすためのダイオード5である。
イグナイタ4は、矩形箱状に形成されており、一次コイル21及び二次コイル22に対する軸方向の一端側において、板形状の板面を一次コイル21及び二次コイル22の軸方向に向けて配置されている。各導体ピン43は、イグナイタ4における上側部から、整列して上方(接続部323とは反対側)へ引き出されている。
図1、図3に示すごとく、イグナイタ4における各導体ピン43は、一方の側端から順に、電源用導体ピン43V、一方のグラウンド用導体ピン43F、点火信号用導体ピン43I、他方のグラウンド用導体ピン43G、半導体素子用導体ピン43Cとして引き出されている。
図1に示すごとく、コネクタ部31に配列された各端子32は、一方の側端から順に、電源用端子32V、点火信号用端子32I、グラウンド用端子32Gとして配列されている。
電源用端子32Vは、端子本体部322から分岐して、一次コイル21の一方側巻線端部211を接続するための接続部323を形成してなる。一次コイル21の他方側巻線端部212と半導体素子用導体ピン43Cとは、曲折する導体材33によって接続されている。図2に示すごとく、電源用端子32V、点火信号用端子32I及びグラウンド用端子32Gには、いずれも各導体ピン43と対面して接合するための接合端部321が形成されている。
図1、図2に示すごとく、本例のコネクタ部31は、二次コイル22を巻回した二次スプール30を延長して一体的に形成してある。一次コイル21、二次コイル22、二次スプール30、中心コア23、外周コア24等を組み付けた組付体をケース3内に配置したときには、コネクタ部31がケース3から突出する。そして、ケース3内の隙間を熱硬化性樹脂6によって充填して、点火コイル1を形成している。なお、コネクタ部31は、ケース3自体から延長して形成することもできる。
図3に示すごとく、イグナイタ4内(モールド樹脂42内)においては、各導体ピン43から導体部が延長形成されている。一方のグラウンド用導体ピン43Fは、点火信号用導体ピン43Iに繋がる導体部435Iの周りに形成された導体部435Hによって、他方のグラウンド用導体ピン43Gと導通されている。また、導体部435Hの周りには、半導体素子用導体ピン43Cに繋がる導体部435Cが形成されている。
導通部材5としてのダイオード5の一端部(一方の端子部)51は、断面円形状のまま一方のグラウンド用導体ピン43Fに形成したスリット431に嵌入することができる。これに対し、図4に示すごとく、ダイオード5の一端部51は、スリット431への嵌入方向Xの開口側に位置する押込み面511を平坦状に形成してなることができる。この場合には、ダイオード5の一端部51をスリット431に嵌入する際に、平坦状の押込み面511を治具等によって押すことができる。そのため、より確実に精度良くダイオード5の一端部51をスリット431に押し込むことができる。
ダイオード5の一端部51は、断面円形状から嵌入方向Xに対して扁平させて、嵌入方向Xの両側の面を平坦状に形成することができ、断面円形状から断面略四角形状に加工して形成することもできる。
同図に示すごとく、スリット431の開口部を形成する内側角部には、ダイオード5の一端部51の嵌入を案内するためのテーパ部432が形成してある。これにより、一方のグラウンド用導体ピン43Fの先端部に形成したスリット431へ、ダイオード5の一端部51を容易に嵌入することができる。
イグナイタ4における半導体素子41はスイッチング素子等から構成されており、スイッチング制御回路を構成している。スイッチング制御回路は、ECU(エンジン制御ユニット)等の外部機器から指令を受けて、一次コイル21への通電とその遮断とをスイッチングするよう構成されている。
続いて、図5に、本例の点火コイル1の電気回路図を概略的に示す。
イグナイタ4においては、点火信号用端子32Iから点火信号を受け取る制御IC41A、制御IC41Aによって制御されるトランジスタ41B、電源VBとトランジスタ41Bとを接続する抵抗411、トランジスタ41Bに抵抗412を介して接続されたパワートランジスタ(IGBT)41Cが配設してある。電源VBは、点火コイル1の外部に配置されており、電源VBには、その出力の安定化を図るコンデンサCが接続されている。イグナイタ4内のグラウンド(GND)は、点火コイル1の外部のグラウンドに接続されている。同図においては、イグナイタ4における各導体ピン43の形成箇所を概念的に示す。
点火信号用端子32Iに点火信号がないときは、トランジスタ41BがOFF状態にあると共にパワートランジスタ41CがON状態にあり、一次コイル21に通電が行われる。また、一次コイル21に通電を開始する時に二次コイル22に生ずる起電圧(ON電圧)によって流れる電流は、二次コイル22の低電圧側巻線端部221に接続したダイオード5からグラウンドへ落として除去する。
点火信号用端子32IにECU等から点火信号が送られたときには、トランジスタ41BがON状態になると共にパワートランジスタ41CがOFF状態になり、一次コイル21への通電が遮断される。このとき、一次コイル21と二次コイル22との相互誘導作用により二次コイル22に高電圧の誘導起電圧が発生し、点火コイル1に装着されたスパークプラグ7の一対の電極間にスパークが発生する。
本例の内燃機関用点火コイル1においては、イグナイタ4におけるグラウンド用導体ピン43F、43Gと、コネクタ部31におけるグラウンド用端子32Gとの接続の仕方に工夫を行っている。
本例においては、イグナイタ4から引き出すグラウンド用導体ピンの数を意図的に増加させ、この増加させたグラウンド用導体ピン43Fに、ダイオード5の一端部51を簡単な方法により接続させている。具体的には、意図的に増加させた一方のグラウンド用導体ピン43Fの先端部にスリット431を形成し、スリット431に、二次コイル22の低電圧側巻線端部221に導通されたダイオード5の一端部51を嵌入している。また、一方のグラウンド用導体ピン43Fは、イグナイタ4の内部において他方のグラウンド用導体ピン43Gと導通させている。
これにより、二次コイル22の低電圧側巻線端部221に接続されるグラウンド用の配線部分がイグナイタ4の側方に大きく突出して、ケース3及び点火コイル1が大型化することを防止することができる。また、意図的に増加させた一方のグラウンド用導体ピン43Fは、圧入を行うことにより、極めて簡単にグラウンドに接続することができる。
なお、イグナイタ4から引き出された残りの導体ピンは、コネクタ部31における各端子32と、半田、溶接等の方法によって接合される。
また、本例においては、一次コイル21の一方側巻線端部211と他方側巻線端部212とは、イグナイタ4から引き出された複数の導体ピン43のうち、両側の端に位置する電源用導体ピン43Vと半導体素子用導体ピン43Cとにそれぞれ接続されている。これにより、接続に大きなスペースを必要とする一次コイル21の一方側巻線端部211と他方側巻線端部212とを、イグナイタ4及びコネクタ部31に対する両側の外方位置に配置することができ、これらの接続スペースを適切に確保することができる。そのため、この構造によっても、ケース3及び点火コイル1が大型化することを防止することができる。
それ故、本例の内燃機関用点火コイル1によれば、ケース3内であってイグナイタ4の外部におけるグラウンド用の配線部分を小さくして、点火コイル1全体の小型化を図ることができる。
(実施例2)
本例は、図6に示すごとく、二次コイル22の低電圧側巻線端部221に接続したダイオード(導通部材)5を電源VBに接続する場合の例であり、イグナイタ4における電源用導体ピン43V、43Wとコネクタ部31における電源用端子32Vとの接続の仕方に工夫を行った例である。
図7に示すごとく、本例の内燃機関用点火コイル1においては、イグナイタ4における複数の導体ピン43のうち両側の端に位置する導体ピンを、一次コイル21の一方側巻線端部211に導通された他方の電源用導体ピン43Vと、一次コイル21の他方側巻線端部212に導通された半導体素子用導体ピン43Cとし、他方の電源用導体ピン43Vと半導体素子用導体ピン43Cとの間には、一方の電源用導体ピン43Uとグラウンド用導体ピン43Gと点火信号用導体ピン43Iとを配列している。一方の電源用導体ピン43Uは、他方の電源用導体ピン43Vに隣接するすぐ内側に配置されている。
そして、グラウンド用端子32Gにはグラウンド用導体ピン43Gが接合され、点火信号用端子32Iには点火信号用導体ピン43Iが接合され、電源用端子32Vには他方の電源用導体ピン43Vが接合されている(図1参照)。一方の電源用導体ピン43Uの先端部には、この先端部を分断するスリット431が形成してあり、スリット431には、二次コイル22の低電圧側巻線端部221に導通されたダイオード5の一端部51が嵌入してある。一方の電源用導体ピン43Uは、一方の電源用導体ピン43Uからイグナイタ4の内部において延長して形成した導体部435Uによって、他方の電源用導体ピン43Vと導通されている。
なお、本例の各導体ピン43と各端子32との接続状態は、上記実施例1の図1と同様である。
本例においては、イグナイタ4から引き出す電源用導体ピンの数を意図的に増加させ、この増加させた電源用導体ピン43Uに、ダイオード5の一端部51を簡単な方法により接続させている。具体的には、意図的に増加させた一方の電源用導体ピン43Uの先端部にスリット431を形成し、このスリット431に、二次コイル22の低電圧側巻線端部221に導通されたダイオード5の一端部51を嵌入している。また、一方の電源用導体ピン43Uは、イグナイタ4の内部において他方の電源用導体ピン43Vと導通させている。
これにより、二次コイル22の低電圧側巻線端部221に接続される電源用の配線部分がイグナイタ4の側方に大きく突出することを防止し、ケース3及び点火コイル1が大型化することを防止することができる。また、意図的に増加させた一方の電源用導体ピン43Uは、圧入を行うことにより、極めて簡単に電源VBに接続することができる。
その他、本例の点火コイル1の構成及び作用効果は、上記実施例1と同様である。
1 内燃機関用点火コイル
21 一次コイル
211 一方側巻線端部
212 他方側巻線端部
22 二次コイル
221 低電圧側巻線端部
3 ケース
31 コネクタ部
32V 電源用端子
32G グラウンド用端子
32I 点火信号用端子
4 イグナイタ
41 半導体素子
42 モールド樹脂
43V 電源用導体ピン
43C 半導体素子用導体ピン
43F 一方のグラウンド用導体ピン
43G 他方のグラウンド用導体ピン
43I 点火信号用導体ピン
431 スリット
5 導通部材(ダイオード)

Claims (9)

  1. 一次コイル、二次コイル及びイグナイタをケース内に収容してなる内燃機関用点火コイルにおいて、
    上記イグナイタは、上記一次コイルへの通電及びその遮断を行う半導体素子をモールド樹脂によって覆うと共に、2つのグラウンド用導体ピンを上記モールド樹脂から引き出してなり、
    一方の上記グラウンド用導体ピンには、上記二次コイルの低電圧側巻線端部に導通された導通部材の一端部が接続してあり、
    上記一方のグラウンド用導体ピンは、上記イグナイタの内部において他方のグラウンド用導体ピンと導通されていることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  2. 請求項1に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、上記ケースから突出して設けられたコネクタ部には、グラウンド用端子、点火信号用端子及び電源用端子が配列されており、
    上記イグナイタは、上記半導体素子に導通された複数の導体ピンを、上記モールド樹脂から配列した状態で引き出してなり、
    上記複数の導体ピンのうち両側の端に位置する導体ピンは、上記一次コイルの一方側巻線端部に導通された電源用導体ピンと、上記一次コイルの他方側巻線端部に導通された半導体素子用導体ピンとであり、
    上記電源用導体ピンと上記半導体素子用導体ピンとの間には、上記2つのグラウンド用導体ピンと点火信号用導体ピンとが配列されており、
    上記グラウンド用端子には上記他方のグラウンド用導体ピンが接続され、上記点火信号用端子には上記点火信号用導体ピンが接続され、上記電源用端子には上記電源用導体ピンが接続されていることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  3. 請求項1又は2に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、上記一方のグラウンド用導体ピンの先端部には、該先端部を分断するスリットが形成してあり、
    上記導通部材の一端部は、上記スリットに嵌入してあることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  4. 一次コイル、二次コイル及びイグナイタをケース内に収容してなる内燃機関用点火コイルにおいて、
    上記イグナイタは、上記一次コイルへの通電及びその遮断を行う半導体素子をモールド樹脂によって覆うと共に、2つの電源用導体ピンを上記モールド樹脂から引き出してなり、
    一方の電源用導体ピンには、上記二次コイルの低電圧側巻線端部に導通された導通部材の一端部が接続してあり、
    上記一方の電源用導体ピンは、上記イグナイタの内部において他方の電源用導体ピンと導通されていることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  5. 請求項4に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、上記ケースから突出して設けられたコネクタ部には、グラウンド用端子、点火信号用端子及び電源用端子が配列されており、
    上記イグナイタは、上記半導体素子に導通された複数の導体ピンを、上記モールド樹脂から配列した状態で引き出してなり、
    上記複数の導体ピンのうち両側の端に位置する導体ピンは、上記一次コイルの一方側巻線端部に導通された上記他方の電源用導体ピンと、上記一次コイルの他方側巻線端部に導通された半導体素子用導体ピンとであり、
    上記他方の電源用導体ピンと上記半導体素子用導体ピンとの間には、上記一方の電源用導体ピンとグラウンド用導体ピンと点火信号用導体ピンとが配列されており、
    上記グラウンド用端子には上記グラウンド用導体ピンが接合され、上記点火信号用端子には上記点火信号用導体ピンが接合され、上記電源用端子には上記他方の電源用導体ピンが接合されていることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  6. 請求項4又は5に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、上記一方の電源用導体ピンの先端部には、該先端部を分断するスリットが形成してあり、
    上記導通部材の一端部は、上記スリットに嵌入してあることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  7. 請求項3又は6に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、上記スリットの開口部を形成する内側角部には、上記導通部材の一端部の嵌入を案内するためのテーパ部が形成してあることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  8. 請求項3、6、7のいずれか一項に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、上記導通部材の一端部は、上記スリットへの嵌入方向の開口側に位置する押込み面を平坦状に形成してなることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  9. 請求項1〜8に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、上記導通部材は、上記ケース内に収容され、上記一次コイルへの通電を開始した時に上記二次コイルに生ずる起電圧をグラウンドへ逃がすためのダイオードであることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
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