JP2012063847A - 段組み処理装置、段組み処理方法、段組み処理プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに、コンテンツ表示装置 - Google Patents

段組み処理装置、段組み処理方法、段組み処理プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに、コンテンツ表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012063847A
JP2012063847A JP2010205684A JP2010205684A JP2012063847A JP 2012063847 A JP2012063847 A JP 2012063847A JP 2010205684 A JP2010205684 A JP 2010205684A JP 2010205684 A JP2010205684 A JP 2010205684A JP 2012063847 A JP2012063847 A JP 2012063847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
target
alignment
column
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010205684A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5780726B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Miki
一浩 三木
Yasuaki Tachiiri
靖朗 立入
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2010205684A priority Critical patent/JP5780726B2/ja
Priority to PCT/JP2011/070870 priority patent/WO2012036158A1/ja
Publication of JP2012063847A publication Critical patent/JP2012063847A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5780726B2 publication Critical patent/JP5780726B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/189Automatic justification

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】文書や画像からなるコンテンツを段組み処理する際、各段の行揃えを調整することによって、様々な表示サイズで違和感なく表示を行なうことができる段組み処理装置を提供する。
【解決手段】段組み処理装置10は、各段内の行と行との間隔として基準となる基準行間が設定されたとき、各段内に配置される各行のうちから、基準行間に基づく行揃えの対象とすべき行揃え対象行と、行揃えの対象外とすべき行揃え非対象行とを選択する選択部15と、選択された行揃え非対象行に対し、基準行間とは異なる行間を用いて、行揃え非対象行を配置する配置部19とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、文書や画像からなるコンテンツを段組み処理する際、各段の行揃えを調整可能な段組み処理装置、段組み処理方法、段組み処理プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに、コンテンツ表示装置に関するものである。
近年、電子書籍端末が商品化され、一般家庭に普及し始めている。このような電子書籍端末は、利用者からの指示に応じて、たとえば無線通信を介して、電子書籍データを取得できるようになっている。また、利用者が電子書籍データを読むことができるようにするため、表示機能としての表示画面や、利用者からの指示を受け取るため、ユーザーインターフェイス機能としての入力デバイスが搭載されている。
ところで、このような電子書籍端末に限らず、紙の書籍や新聞、雑誌等では一般に、文字列が横向き、つまりイメージやページの横幅が縦方向よりも長くプリントアウトされる横書き表示において、文字列を読みやすくするための段組みが行なわれることが多い。この段組みとは、文字列を幾つかの段に区切って配置するものであり、たとえば、2つに分けるときは2段組みと呼ばれるものである。
このような段組み処理に関し、横書きで入力された文字情報に基づき、ユーザーが指定する段組みに従ったレイアウトにテキストデータを流し込むことによって、複雑な処理を行なうことなく、段組み表示を行なうワードプロセッサが提案されている(たとえば、特許文献1を参照)。
このワードプロセッサでは、文書ファイルが作成されると、ユーザーはキーボードを操作し、任意の箇所を段組み編集することができ、ユーザーにとって覚えやすい簡便な方法で複雑な段組み編集を可能としていた。
また、上で述べたような電子書籍端末についても、インターネット等のネットワークを利用して縦書きの文書を段組み表示させる縦書き文書の段組み変換装置および段組み変換方法が提案されている(たとえば、特許文献2を参照)。
この段組み変換装置および段組み変換方法では、インターネットを介して縦書き文書を取り込み、段組みデータに変換する場合、変換する文書範囲を設定する。そして、段組みの構造を指定し、段組みデータに変換した画面の参照をスクロール操作で行なうか、ページ送りで行なうかを決定することによって、縦書き文書を段組みデータに変換していた。
一方、段組みされた各段内における行の配列に適用可能な技術として、入力文字列の認識処理を有し、行のフォーマットを解析し、行の先頭に行フォーマットに応じた数のスペース文字を付与する字揃え処理方式が提案されている(たとえば、特許文献3を参照)。
この字揃え処理方式では、日本語処理において入力された行のフォーマットを解析し、章題目か、節題目か、項題目か、あるいはそれ以外かを判断し、引き続き入力する行の先頭に所定のスペースを自動的に付加する。これにより、ユーザーが予め入力フォーマットを設定することなく、行の先頭文字位置を決定することができた。
特開平2−81264号公報(平成2年3月22日公開) 特開2004−94579号公報(平成16年3月25日公開) 特開平7−98706号公報(平成7年4月11日公開)
上述したような電子書籍データのレイアウトは、紙面上のレイアウトとは異なり、電子書籍端末の表示画面上での表示サイズ等に応じて大きく変化する。このため、電子書籍端末において段組み処理を行なう場合、次のような課題があった。
タイトル表示等の見出し表示のために、文書内の一部のフォントサイズが変更されている場合がある。この場合、単純に段組み、および各段の行揃えを行なうと、見た目に違和感のある表示となってしまうおそれがあった。
また、各段落に画像が存在する場合等についても、各段の行が揃っていない、いびつな表示となってしまうおそれがあった。
たとえば、特許文献1のワードプロセッサや、特許文献2の段組み変換装置および段組み変換方法であれば、両者の間に縦書きと横書きとの違いはあるものの、いずれも段組み指定に基づいて、既存の文字列を組み換えて段組み表示を実現している。しかし、いずれの場合でも、単純に文字列および画像データ等を段組みして表示しているだけであり、文字列中に画像等、行幅と異なるサイズの要素が存在する場合、各段の行を揃えて表示することができない。
各段の行を揃えて表示するためには、その代わりに、文字のフォントサイズや画像のサイズ等、各行の要素の詳細な調整が不可欠であり、多大な労力が必要になる。また、これらの調整が必要であるため、電子書籍端末に配信するコンテンツの作成において、使いたいサイズのフォントが利用できない等、多大な制限がかかることになる。
一方、特許文献3の字揃え処理方式は、上で述べたように、章のタイトルの判定等、テキストに付記された章の番号等を条件に、記述ルールに基づいてタイトル文字のインデントを揃えることが可能である。
そこで、この字揃え処理方式を用いて、上で述べたようなフォントサイズの異なるタイトル表示等を判定し、それらの行揃えを調節することができれば、見た目に違和感の無い表示を実現することができる。
しかしながら、電子書籍等では、そもそも、タイトル番号等は無く、フォントサイズの変更等の文字装飾だけでタイトル表示を設定することが多々ある。したがって、特許文献3の字揃え処理方式を単純に電子書籍に用いることはできない。
このように従来では、電子書籍データを読むための電子書籍端末において、段組み表示する場合における各段の行揃えを調節し、各コンテンツにとって最適な表示を行なう技術は提案されてはいなかった。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、文書や画像からなるコンテンツを段組み処理する際、各段の行揃えを調整することによって、様々な表示サイズで違和感なく表示を行なうことができる段組み処理装置、段組み処理方法、段組み処理プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに、コンテンツ表示装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る段組み処理装置は、各段内の行と行との間隔として基準となる基準行間が設定されたとき、各段内に配置される各行のうちから、前記基準行間に基づく行揃えの対象とすべき行揃え対象行と、当該行揃えの対象外とすべき行揃え非対象行とを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された行揃え非対象行に対し、前記基準行間とは異なる行間を用いて、前記行揃え非対象行を配置する配置手段とを備える。
この構成によれば、各段内に配置される各行のうちから、基準行間に基づく行揃えの対象外とすべき行揃え非対象行を選択することができるので、基準行間とは異なる行間を用いて、行揃え非対象行を各段内に配置し、各段の行揃えを調整することができる。
このため、様々な表示サイズで違和感なくコンテンツ表示を行なうことができる。
各行に表示される複数の要素の表示形式を抽出する抽出手段と、前記表示形式から前記各行が前記行揃え対象行および前記行揃え非対象行のいずれであるかを判定する判定手段とをさらに備え、前記選択手段は、前記判定手段の判定結果に基づき前記行揃え対象行と前記行揃え非対象行とを選択することが好ましい。
この場合、各行に表示される複数の要素の表示形式を抽出し、各要素の表示形式から行揃え対象行であるか行揃え非対象行であるかを判定することができるので、行揃え対象行と行揃え非対象行とを正確に選択することができる。
前記抽出手段は、前記複数の要素の各表示サイズを抽出し、前記判定手段は、前記複数の要素の各表示サイズから前記各行が前記行揃え対象行および前記行揃え非対象行のいずれであるかを判定することが好ましい。
この場合、各行に表示される複数の要素の表示サイズを抽出し、各要素の表示サイズから行揃え対象行であるか行揃え非対象行であるかを判定することができるので、その判定が容易となり、行揃え対象行と行揃え非対象行とを効率よく選択することができる。
各行に表示される要素となる文字の表示サイズとして基準となる基準文字サイズが設定されたとき、前記各行に関し、前記複数の要素となる各文字の表示サイズのうちから前記基準文字サイズの有無を検出する検出手段をさらに備え、前記判定手段は、前記基準文字サイズが無かった行を前記行揃え非対象行であると判定することが好ましい。
この場合、各行に表示される複数の文字の表示サイズを抽出し、各文字の表示サイズのうちから基準文字サイズの有無を検出し、その有無から行揃え対象行であるか行揃え非対象行であるかを判定する。
このため、基準文字サイズに各種のサイズが有った場合でも、基準文字サイズに応じた判定が可能となり、行揃え対象行と行揃え非対象行とを正確に選択することができる。
各行に関し、各行に表示される要素の表示サイズとして最大値となる最大要素サイズと、前記複数の要素の各表示サイズとを比較する比較手段をさらに備え、前記判定手段はさらに、前記基準文字サイズが有った行のうち、前記各表示サイズの少なくとも1つが前記最大要素サイズよりも大きくなる行を前記行揃え非対象行であると判定することが好ましい。
この場合、各行に表示される複数の要素の各表示サイズと最大要素サイズとの大小を比較し、各表示サイズの少なくとも1つが最大要素サイズよりも大きくなる行を行揃え非対象行であると判定する。
このため、最大要素サイズに各種のサイズが有った場合でも、最大要素サイズに応じた判定が可能となり、行揃え対象行と行揃え非対象行とを正確に選択することができる。
お互いに隣接し合う前記行揃え対象行と前記行揃え非対象行との行間が、予め定められた間隔となるように訂正する訂正手段をさらに備え、前記配置手段は、前記訂正手段によって訂正された訂正行間を用いて、前記行揃え非対象行を配置することが好ましい。
この場合、行揃え対象行と行揃え非対象行との行間が、予め定められた間隔となるように訂正することができるので、訂正された訂正行間を用いて、行揃え非対象行を配置することができる。
ある段内において、前記行揃え非対象行と、前記行揃え対象行と、がこの順に配置されるとき、前記行揃え対象行と前記行揃え非対象行との行間を調節する調節手段をさらに備え、前記調節手段は、前記行揃え非対象行と、前記行揃え対象行とを一時的に配置し、その一時的な配置から、前記行揃え対象行と前記行揃え非対象行との行間が前記訂正行間と一致するように、前記行揃え非対象行を移動させることが好ましい。
この場合、行揃え非対象行と、行揃え対象行とを一時的に配置し、その一時的な配置から、行揃え対象行と行揃え非対象行との行間が訂正行間と一致するように、行揃え非対象行を移動させることができる。
本発明に係るコンテンツ表示装置は、上記の段組み処理装置と、前記段組み処理装置によって段組みされたコンテンツを表示する表示装置とを備える。
この構成によれば、各段内に配置される各行のうちから、基準行間に基づく行揃えの対象外とすべき行揃え非対象行を選択することができるので、基準行間とは異なる行間を用いて、行揃え非対象行を各段内に配置し、各段の行揃えを調整することができる。
このため、様々な表示サイズで違和感なくコンテンツ表示を行なうことができる。
本発明に係る段組み処理方法は、各段内の行と行との間隔として基準となる基準行間が設定されたとき、各段内に配置される各行のうちから、前記基準行間に基づく行揃えの対象とすべき行揃え対象行と、当該行揃えの対象外とすべき行揃え非対象行とを選択する選択工程と、前記選択工程において選択された行揃え非対象行に対し、前記基準行間とは異なる行間を用いて、前記行揃え非対象行を配置する配置工程とを含む。
この構成によれば、各段内に配置される各行のうちから、基準行間に基づく行揃えの対象外とすべき行揃え非対象行を選択することができるので、基準行間とは異なる行間を用いて、行揃え非対象行を各段内に配置し、各段の行揃えを調整することができる。
このため、様々な表示サイズで違和感なくコンテンツ表示を行なうことができる。
なお、前記段組み処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記各手段として動作させることにより前記段組み処理装置をコンピュータにて実現させる段組み処理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の段組み処理装置は、各段内の行と行との間隔として基準となる基準行間が設定されたとき、各段内に配置される各行のうちから、前記基準行間に基づく行揃えの対象とすべき行揃え対象行と、当該行揃えの対象外とすべき行揃え非対象行とを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された行揃え非対象行に対し、前記基準行間とは異なる行間を用いて、前記行揃え非対象行を配置する配置手段とを備える。
それゆえ、文書や画像からなるコンテンツを段組み処理する際、各段の行揃えを調整することによって、様々な表示サイズで違和感なく表示を行なうことができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る段組処理装置を備える電子書籍端末の構成を示すブロック図である。 コンテンツの一構成例を説明する説明図である。 段組みの一構成例を説明する説明図である。 上記段組みの具体例を説明する説明図である。 上記段組みの具体例を説明する説明図である。 上記段組みの具体例を説明する説明図である。 上記段組み処理装置の動作を説明するフローチャートである。 上記段組み処理装置の動作を説明するフローチャートである。 上記段組み処理装置の動作を説明するフローチャートである。 上記段組み処理装置の動作の具体例を説明する説明図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明に係る段組み処理装置は、各段内の行と行との間隔として基準となる基準行間が設定されたとき、各段内に配置される各行のうちから、異なる段との間で基準行間に基づく行揃えの対象とすべき行揃え対象行と、その行揃えの対象外とすべき行揃え非対象行とを選択し、選択された行揃え非対象行に対し、基準行間とは異なる行間を用いて、行揃え非対象行を配置するものである。
ここで、基準行間とは、電子書籍データといった文書や画像からなるコンテンツを段組み処理する際、各段内に各行を配置するときにおける、隣接する行と行との間隔である。この基準行間は、たとえば、隣接する2つの行の各上端同士の間隔である。もちろん、それぞれの下端同士の間隔であってもよいし、それぞれの中心線同士の間隔であってもよい。
この基準行間は、各行に表示される表示要素、たとえば、文字の表示サイズによって決定される。通常、電子書籍データ等に含まれる文書の文字には基準となる表示サイズが決められている。この基準となる文字の表示サイズとしては、たとえば、フォント内の文字の形であるグリフとその周囲の余白部分とからなる矩形領域のサイズを用いることができる。
この基準の表示サイズが決められると、各行に表示される文字と文字との間に設けるべき余白が決まり、必然的に、行と行との間隔が決まることになる。この間隔が上記の基準行間となる。
なお、この基準行間には、各段内における、先頭行と段の先端位置との間隔、および、最終行と段の終端位置との間隔も、それぞれ含まれるものとする。
行揃え対象行は、このような基準行間を用いて、各段内に配置される行である。
一方、行揃え非対象行は、このような基準行間とは異なる間隔を用いて、各段内に配置される行である。行揃え対象行であれば、各段内に配置される際、(a−1)行揃え対象行同士の間隔、(a−2)行揃え対象行と段の先端位置との間隔、および(a−3)行揃え非対象行と段の終端位置との間隔は、この基準行間となる。これに対し、行揃え非対象行であれば、(b−1)行揃え非対象行と行揃え対象行との間隔、(b−2)行揃え非対象行同士の間隔、(b−3)行揃え非対象行と段の先端位置との間隔、および(b−4)行揃え非対象行と段の終端位置との間隔は、上記の基準行間とは異なる間隔となる。
電子書籍端末は、このような段組み処理装置を備えることにより、行揃え非対象行が有った場合、基準行間とは異なる間隔を用いて、行揃え非対象行を配置し、各段の行揃えを調整することができ、コンテンツを様々な表示サイズで違和感なく表示することができる。
なお、段組み処理装置の適用は、電子書籍端末に限定されるものではなく、文書や画像からなるコンテンツを無線通信により、取得し、表示画面上に表示するパーソナルコンピュータに備えてもよい。また、人によって持ち運ばれることにより移動可能な装置に備えてもよい。例えば、ゲーム機器、携帯電話、PDA等の携帯情報端末、ノート型パーソナルコンピュータ等である。いずれの装置においても、同様の効果を奏することができる。
以下、本発明の実施の形態では、段組み処理装置を備えた電子書籍端末を例に実施の形態として説明する。
以下、図面を用いて電子書籍端末の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る電子書籍端末の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る電子書籍端末(コンテンツ表示装置)1は、コンテンツデータを取得する取得部21と、コンテンツの表示位置を指定する指定部22と、コンテンツデータを分解および解読し、レイアウトデータを生成するパース部23と、パース部23によって生成されるレイアウトデータを記憶するレイアウトデータ記憶部24と、レイアウトデータを用いて段組みレイアウトデータを生成する段組みレイアウト生成部25と、段組みレイアウト生成部25によって生成される段組みレイアウトデータを基に行レイアウトデータを生成する行レイアウト生成部26と、イベントデータを生成し、行レイアウト生成部26によって生成される行レイアウトデータに割り当てるイベントデータ生成部27と、段組みレイアウトデータおよび行レイアウトデータからなる段組みデータを記憶する段組みデータ記憶部28とを備えている。
さらに、電子書籍端末1は、段組みデータ記憶部28に記憶された段組みデータを用いて段組み処理する段組み処理装置10を備えている。
また、さらに、電子書籍端末1は、指定部22によって指定された表示位置に表示すべきコンテンツのすべてに対し、段組み処理装置10による段組み処理が実行されたか否かを判定するレイアウト判定部29と、表示位置に表示すべきコンテンツのすべての段組み処理が終了すると、それらコンテンツを表示するコンテンツ表示部30と、コンテンツ表示部30によるコンテンツ表示の際、そのコンテンツに必要となる画像データや音声データ等を生成するデータ生成部31と、レイアウトデータ記憶部24に記憶されたレイアウトデータを変更する変更部34とを備えている。
取得部21は、表示位置が指定されると、その表示位置に表示すべきコンテンツデータを取得する。このコンテンツデータは、書籍をデジタルデータにし、コンテンツ表示部30によって表示可能なコンテンツデータであり、動画データ、静止画データ、音声データなどが含まれる。取得部21は、電子書籍端末1にダウンロードする構成でコンテンツデータを取得する構成で実現されてもよいし、あるいは、ダウンロードせずにWeb上でアクセスしてコンテンツデータに取得する構成で実現されてもよい。
また、取得部21は、ユーザーの操作入力、あるいは前回表示位置からの表示といった、上記の表示位置の指定に基づき、コンテンツデータ内の最小単位(ブロック)のデータを、必要となる領域分(レイアウトする必要がある領域分)だけ取得する。たとえば、コンテンツデータを説明するための概略図である図2において、取得部21は、Nブロックからなるコンテンツデータ40のうち、指定された表示位置である〔M−1〕、〔M〕、〔M+1〕のそれぞれのコンテンツデータ、この順に取得することになる。
指定部22は、ユーザーの操作入力、あるいは前回の表示位置に基づき、今回の表示位置を指定する。指定部22は、自身が指定する表示位置を取得部21に出力する。指定部22は、ユーザーの操作入力に基づき、表示位置を指定するために、ユーザーインターフェイス機能としての入力デバイス、たとえば、キーボート等を用いることができる。また、指定部22は、前回の表示位置に基づき、表示位置を指定するためには、前回の表示位置を記憶するための一時記憶装置、たとえば、フラッシュメモリやSRAMといった書き込み消去可能な半導体メモリを備えていればよい。
パース部23は、取得部21が取得した1ブロック分のコンテンツデータをパース、たとえば、分解、解読する。そして、パース部23は、全体のレイアウトを決めるレイアウトデータ(段数、余白、行間、文字間指定等に関するデータ)と、行をレイアウトするための行要素データ(コンテンツデータ内のフォントサイズの変更・拡大や、ルビ情報等に関するデータ)とを読み出す(準備する)。
たとえば、パース部23は、〔M−1〕ブロックのデータを解析し、コンテンツデータ内のレイアウトデータおよび行要素データを取得、解読し、そのレイアウトデータおよび行要素データをレイアウトデータ記憶部24に記憶する。また、パース部23は、そのレイアウトデータを段組みレイアウト生成部25に出力する。なお、パース部23は、リンクジャンプの操作等に関するイベント情報を読み出すこともある。
さらに、パース部23は、全体のレイアウトを決めるレイアウトデータを、最初に読み込む領域(ヘッダ領域等)から読み出しておき、レイアウトデータ記憶部24等の記憶部に記憶させておいてもよい。
レイアウトデータ記憶部24は、パース部23によって取得、解読されるレイアウトデータおよび行要素データを記憶する。レイアウトデータ記憶部24は、たとえば、ハードディスクドライブなどの磁気ディスク装置や半導体メモリ等の公知の記憶装置から適宜選択して用いることができる。
段組みレイアウト生成部25は、パース部23によって取得、解読されたレイアウトデータを用いて、指定部22によって指定された表示位置における、全体のレイアウトを示す段組みレイアウトデータを生成する。この段組みレイアウトデータでは、たとえば、2段組、フォントサイズ10dot、余白0dot、行間:標準フォントサイズの50%、文字間0dotといった設定がなされる。
図3に、段組みレイアウト生成部25によって生成された段組みレイアウトデータの一例を示す。図3に示すように、この段組みレイアウト50では、第1の段51と、第2の段52とからなる2段組みとなっている。また、段組みレイアウト50では、最大文字サイズ(最大要素サイズ)A、基準文字サイズB、および、基準行間Cが、それぞれ設定されている。
最大文字サイズAは、各行53に表示される要素、たとえば、文字の表示サイズの最大値である。基準文字サイズBは、コンテンツの標準フォントサイズから決定されるものであり、各行53に表示される文字等の表示サイズの基準となる。基準行間Cは、お互いに隣接し合う行と行との間隔として基準となる行間である。最大文字サイズAと基準行間Cとは、基準文字サイズBが決まれば、一意に決めることができる値である。
行レイアウト生成部26は、段組みレイアウト生成部25によって生成された段組みレイアウトを参照しつつ、パース部23によって取得、解読された行要素データを用いて、各行のレイアウトを示す行レイアウトデータを生成する。
また、行レイアウト生成部26は、イベントデータ生成部27によって生成される、動画、音声等のマルチメディアデータ、リンク移動等の各種イベント情報を、対応する行要素に割り当てる動作を行なってもよい。
段組みデータ記憶部28は、このようにして生成される段組みレイアウトデータおよび行レイアウトデータを、段組みデータとして記憶する。段組みデータ記憶部28は、たとえば、ハードディスクドライブなどの磁気ディスク装置や半導体メモリ等の公知の記憶装置から適宜選択して用いることができる。
なお、段組みレイアウト生成部25は、変更部34によって、コンテンツに設定されているレイアウトデータが切り替わった場合や、ユーザーが設定を切り替えた場合などの再度情報を取得する必要がある場合には、レイアウトデータ記憶部24から新たなレイアウトデータを取得する。
データ生成部31は、レイアウト内で必要になった画像、音声データ等の表示再生に必要となる、各種コーデックでコーディングされたデータを再生可能な形式に変換する。具体的には、メディアデータ生成部32、画像デコード部33が、マルチメディアデータの生成、制御、画像データの表示可能なデータへの変換(デコード)を行なう。そして、データ生成部31は、その変換データをコンテンツ表示部30に対して出力する。
レイアウト判定部29は、現在表示している領域中のすべてのレイアウトが生成されているかどうかを判定する。レイアウトが終了されていない場合は、その旨を取得部21に通知する。取得部21は、その通知を受けて、次のブロックのコンテンツデータを取得する。この動作は、表示領域内のすべてのレイアウトが生成されるまで繰り返される。図2の例であれば、〔M−1〕、〔M〕、〔M+1〕のすべてのレイアウトが生成されるまで、すなわち、レイアウト判定部29が現在表示している領域中のすべてのレイアウトが生成されたと判定するまで、上記レイアウトの生成が繰り返される。
コンテンツ表示部30は、生成されたレイアウトに基づき、実際に文字、画像等の要素を表示する。ここで、リンクで紐付けられていたり、行要素として設定されていたりした動画、音声などのマルチメディアデータ、または、行要素として表示する必要のある画像データが存在する場合もある。その場合、コンテンツ表示部30は、データ生成部31によって生成されたデータを取得したうえで、音声・動画の再生や、画像の表示を行なう。
データ生成部31は、レイアウト内で必要になった画像、音声データ等の表示再生に必要となる、各種コーデックでコーディングされたデータを再生可能な形式に変換する。具体的には、メディアデータ生成部32、画像デコード部33が、マルチメディアデータの生成、制御、画像データの表示可能なデータへの変換(デコード)を行なう。そして、データ生成部31は、その変換データをコンテンツ表示部30に対して出力する。
ここで、図4、図5および図6を用いて、上で述べた段組みの具体例について説明する。図4(a)〜(d)のいずれにおいても、第1の段51内に、タイトルなどの装飾行である、図中「AA〜AA」で示す2つの行53aが配置されている。この2つの行53aに表示される各要素、たとえば、各文字は、上述した最大文字サイズAよりも大きい表示サイズを有している。また、第1の段51内および第2の段52内のそれぞれに、図中「BB〜BB」で示す複数の行53bが配置されている。この複数の行53bに表示される各要素、たとえば、各文字の表示サイズは、上述した基準文字サイズBとなっている。
なお、本実施形態に係る電子書籍端末1では、後述するように、2つの行53aが行揃え非対象行に相当し、複数の行53bが行揃え対象行に相当することになる。
図4(a)の例では、第1の段51内において、2つの行53aおよび、その後行である複数の行53bは、基準行間Cに基づく行揃えは行なわれていない。一方、第2の段51内において、複数の行53bはいずれも、基準行間Cに基づいて行揃えされている。
すなわち、図4(a)の例では、隣接する第1の段51と第2の段52との間において、行揃えが行なわれておらず、見た目に違和感のある表示となっている。
図4(b)の例では、第1の段51内において、2つの行53aおよび、その後行である複数の行53bはいずれも、基準行間Cに基づく行揃えが行われている。また、第2の段51内において、複数の行53bはいずれも、基準行間Cに基づいて行揃えされている。
しかしながら、第1の段51内において、2つの行53aに表示される各文字の表示サイズが基準文字サイズBよりも大きいため、2つの行53aと、それらの前行である行53bとの間隔は狭くなっている。同様に、2つの行53aと、それらの後行である行53bとの間隔も狭くなっている。
このため、図4(b)の例では、隣接する第1の段51と第2の段52との間において、行揃えが行なわれているものの、見た目には違和感のある表示となっている。
図4(c)の例では、第1の段51内において、2つの行53aとそれらの前後行である53bとの間隔が狭くならないように、2つの行53aが配置されている。この段組みでは、行53aに表示される各文字の表示サイズに応じ、基準行間Cよりも大きい間隔に基づき、2つの行53aおよびそれら前後行の行53bが行揃えされている。具体的には、2つの行53aおよびそれら前後行の行53bは、基準行間Cの2倍の間隔に基づき行揃えされている。もちろん、行53aに表示される各文字の表示サイズに応じ、基準行間Cの3倍や4倍といった場合もあり得る。
このように、図4(c)の例では、2つの行53aおよびそれら前後行の行53bでは、基準行間Cよりも大きい行間に基づき行揃えされ、その他の複数の行53bは基準行間Cに基づき行揃えされている。
ただし、図4(c)の例では、単に、基準行間Cの2倍の間隔に基づき、2つの行53aおよびそれら前後行の行53bを行揃えしているため、これらの行の間隔が必要以上に広く取られている。
このため、図4(c)の例では、見た目には違和感のある表示となっている。
図4(d)の例では、図4(c)の例とは異なり、2つの行53aおよびそれら前後行の行53bに対し、単純に、基準行間Cの2倍の間隔に基づく行揃えを行なっていない。この段組みでは、2つの行53aに関しては、基準行間Cやその倍数の間隔を用いることなく、この2つの行53a全体を1つのまとまりとして、それら2つの行53aと前後行である行53bとの間隔を決定する。
たとえば、これら2つの行53aは、その前後行53b間における中間の位置に配置される。また。2つの行53a同士の間隔は、それらの各行に表示される文字の表示サイズに応じて、広すぎも無く狭すぎも無く、見た目がよくなるように、適切な値に設定されている。この適切な値としては、たとえば、段組みレイアウトデータに指定されている行間(文字サイズのX[%])、文字間Y[%]等の指定に従って、フォントサイズの拡大率等に応じて適宜設定される。後述するように、段組み処理装置10は、このような配置を行なうためのものである。
図5の例では、図中「BB〜CC〜BB」で示す行53cが配置されている。この行53cに表示される各文字のうち、「CC」のみが強調表示されており、その表示サイズは最大文字サイズA以下となっている。
このため、図5の例では、第1の段51内において、行53cおよび、その他の複数の行53bはいずれも、基準行間Cに基づく行揃えが行われている。また、第2の段51内において、複数の行53bはいずれも、基準行間Cに基づいて行揃えされている。
すなわち、図5の例では、隣接する第1の段51と第2の段52との間において、行揃えが行なわれており、見た目に違和感のない表示となっている。
また、図6の例は、第3の段54と第4の段55とからなる段組みである。第3の段54内において、図中「かきく1234け」で示す行56が配置されている。この行56は、縦書き表示の際に、英文数値など一部を横書きのまま表示する行であり、その英文数値として「1234」が表示されている。その他の行には、このような縦中横の表示は無い。この「1234」の表示サイズは、上述した最大文字サイズA以下となっている。
このため、図6の例では、第3の段54内において、行56および、その他の複数の行はいずれも、基準行間Cに基づく行揃えが行われている。また、第4の段55内において、複数の行はいずれも、基準行間Cに基づいて行揃えされている。
すなわち、図6の例では、隣接する第3の段54と第4の段55との間において、行揃えが行なわれており、見た目に違和感のない表示となっている。
(段組み処理装置10)
段組み処理装置10は、段組みデータ記憶部28に記憶された段組みデータを用いて、各段内の行と行との間隔として基準となる基準行間が設定されたとき、各段内に配置される各行のうちから、異なる段との間で基準行間に基づく行揃えの対象とすべき行揃え対象行と、行揃えの対象外とすべき行揃え非対象行とを選択する選択部(選択手段)15と、選択部15によって行揃え非対象行が選択されたとき、基準行間とは異なる行間を用いて、行揃え非対象行を配置する配置部(配置手段)19とを有している。
さらに、段組み処理装置10は、段組みデータ記憶部28に記憶された段組みデータを用いて、各段内の各行に表示される複数の要素の表示形式をそれぞれ抽出する抽出部(抽出手段)11と、抽出部11によって抽出された各表示形式から、各行が行揃え対象行および前記行揃え非対象行のいずれであるかを判定する判定部(判定手段)14とを有している。
また、さらに、段組み処理装置10は、各行に表示される要素となる文字の表示サイズとして基準となる基準文字サイズが設定されたとき、各行に関し、各文字の表示サイズのうちから基準文字サイズの有無を検出する検出部(検出手段)12と、各行に関し、各行に表示される要素の表示サイズとして最大値となる最大要素サイズと、複数の要素の各表示サイズとを比較する比較部(比較手段)13とを有している。
また、さらに、段組み処理装置10は、お互いに隣接し合う行揃え対象行と行揃え非対象行との行間が、予め定められた間隔となるように訂正する訂正部(訂正手段)18と、ある段内において、行揃え非対象行と、行揃え対象行と、がこの順に配置されるとき、行揃え対象行と前記行揃え非対象行との行間を調節する調節部(調節手段)とを有している。
抽出部11は、段組みデータ記憶部28に記憶された段組みデータから、各段組み内の各行に表示される要素、たとえば、上述したような文字や画像の表示形式を抽出する。抽出部11は、この表示形式としては、たとえば、各行に表示される文字の表示サイズを抽出すればよい。
抽出部11は、段組みデータ記憶部28から読み出した段組みデータおよび、上記の抽出結果を、検出部12および比較部13に出力する。
検出部12は、抽出部11から、各段内の各行に表示される文字等の表示サイズを受け取ると、各行に関し、それぞれの行に表示される文字等の表示サイズの中に、上述した基準文字サイズBが有るか無いかを検出する。
検出部12は、抽出部11から受け取った段組みデータおよび、検出結果を、判定部14に出力する。検出部12から段組みデータを受け取ることができない場合であれば、判定部14は、直接、段組みデータ記憶部28から読み出しても構わない。
比較部13は、抽出部11から、各段内の各行に表示される文字等の表示サイズを受け取ると、各行に関し、それぞれの行に表示される文字等の表示サイズと、上述した最大文字サイズAとを比較する。
比較部13は、抽出部11から受け取った段組みデータおよび、比較結果を、判定部14に出力する。検出部12から段組みデータを受け取ることができない場合であれば、判定部14は、直接、段組みデータ記憶部28から読み出しても構わないし、検出部12から受け取る段組みデータを用いても構わない。
判定部14は、各段内の各行に関し、上述した行揃え対象行であるか行揃え非対象行であるかについて判定する。判定部14は、たとえば、検出部12の検出結果を受け取ると、その検出結果を基に、基準文字サイズBが無かった行を行揃え非対象行であると判定する。
また、判定部14は、検出部12の検出結果を基に基準文字サイズBが1文字でも有った行のうち、今度は、比較部13の比較結果を基に、それらの行に表示される文字等の各表示サイズの少なくとも1つが上述した最大文字サイズAよりも大きくなる行をさらに行揃え非対象行であると判定する。一方、判定部14は、各行に表示される文字等の各表示サイズがいずれも最大文字サイズA以下である行を行揃え対象行であると判定する。
さらに、判定部14は、段組みデータおよび、判定結果を、選択部15に出力する。判定部14は、検出部12または比較部13から受け取った段組みデータを選択部15に出力すればよい。また、判定部14は、段組みデータ記憶部28から直接段組みデータを読み取った場合、その段組みデータを選択部15に出力すればよい。
選択部15は、判定部14の判定結果を受け取ると、その判定結果を基に、各段内の各行から、行揃え対象行と行揃え非対象行とを選択する。
また、選択部15は選択結果を行データ記憶部16に記憶する。選択部15は、選択結果と共に、判定部14から受け取った段組みデータも行データ記憶部16に記憶する。なお、選択部15は、段組みデータ記憶部28から直接、段組みデータを読み出しても構わない。
行データ記憶部16は、選択部15の選択結果を行データとして記憶する。この行データは、各段内の各行が、行揃え対象行であるか行揃え非対象行であるかを示すデータである。行データ記憶部16は、たとえば、ハードディスクドライブなどの磁気ディスク装置や半導体メモリ等の公知の記憶装置から適宜選択して用いることができる。
調節部17は、段組みデータが示す複数の段のうち、ある段内において、行揃え非対象行と、行揃え対象行と、がこの順に配置されるとき、行揃え対象行と行揃え非対象行との行間を調節する。
具体的には、調節部17は、上記の段組みデータに基づき、行揃え非対象行と、行揃え対象行とが配置されると、その一時的な配置から、行揃え非対象行を移動させる。調節部17は、その行揃え非対象行の移動によって、行揃え対象行と行揃え非対象行との行間を調節する。
たとえば、図4(d)の例では、2つの行53aに関しては、基準行間Cやその倍数の間隔を用いることなく、この2つの行53a全体を1つのまとまりとして、それら2つの行53aと前後行である行53bとの間隔を決定している。調節部17は、この間隔を決定するために、行揃え非対象行である2つの行53aを移動させることになる。なお、調節部17による行揃え非対象行の移動の詳細については、後述する。
また、調節部17は、行データ記憶部16から読み出した段組みデータおよび、移動結果を訂正部18に出力する。なお、調節部17は、段組みデータ記憶部28から直接、段組みデータを読み出しても構わない。
訂正部18は、調節部17による行揃え非対象行の移動結果を基に、お互いに隣接し合う行揃え対象行と行揃え非対象行との行間が、基準行間Cとは異なる予め定められた間隔よりも大きくなるように訂正する。
ここで、この予め定められた間隔は、たとえば、上で述べた段組みレイアウトデータや、電子書籍端末1に予め設定しておけばよい。たとえば、行揃え非対象行が後行と関係の深い行である場合、その関係を分かりやすくするために、後行との行間を小さく、前行との行間を大きくするように、上記の間隔を予め定めておけばよい。
また、訂正部18は、段組みデータおよび、訂正結果を配置部19に出力する。なお、訂正部18は、段組みデータ記憶部28から直接、段組みデータを読み出しても構わない。
(段組み処理装置10の動作)
図7〜図10を用いて、段組み処理装置10の動作について説明する。図7および図8は、段組み処理装置10の動作を示すフローチャートである。特に、図7は、段組み処理装置10の抽出部11、検出部12、比較部13、判定部14および選択部15の各動作に対応するものであり、図8は、段組み処理装置10の調節部17、訂正部18および配置部19の各動作に対応するものである。
(図7の処理)
上述したように、抽出部11は、段組みデータ記憶部28に記憶された段組みデータから、各段組み内の各行に表示される要素、ここでは、上述したような文字の表示サイズを抽出する。たとえば、図7に示すように、先ず、抽出部11は、抽出対象である各行に、行揃え非対象行であることを示す行揃え非対象行識別子が付されているか否かを抽出するようにしてもよい(ステップS101)。たとえば、図5の「CC」を含む行53cのように、コンテンツ内に一部のみ強調した文字がある行を特別な行(たとえば、タイトルとしての利用など)として利用する場合に、行レイアウトデータに上記の行揃え非対象識別子を付ければよい。
本ステップS101において、行揃え非対象行識別子が付されていた各行に関しては、抽出部11は、その旨を検出部12および比較部13に通知する。検出部12および比較部13は、そのような通知をそのまま判定部14に渡すことになる。判定部14は、その通知に関わる各行に関しては、検出部12の検出結果および比較部13の比較結果に基づくことなく、行揃え非対象行と判定する。一方、そのような通知を受けた検出部12および比較部13は、その通知に関わる各行に関しては、その検出対象および比較対象とすることはない。
すなわち、抽出部11は、抽出対象である各行のうち、行揃え非対象行識別子が付されている行が有れば(ステップS101YES)、その旨を検出部12、比較部13のいずれかを介して、判定部14に通知する。そして、判定部14は、その通知に関わる行を行揃え非対象行であると判定する(ステップS105)。
次に、抽出対象である各行のうち、行揃え非対象行識別子が付されていない行に関しては(ステップS101NO)、検出部12は、抽出部11から、各段内の各行に表示される文字等の表示サイズを受け取り、各行に関し、それぞれの行に表示される文字の表示サイズの中に基準文字サイズBが有るか無いかを検出する(ステップS102)。本ステップS102において、検出部12は、各行に関する検出結果を判定部14に出力する。
判定部14は、検出部12の検出結果を受け取ると、その検出結果を基に、基準文字サイズBが1文字も無かった行に関しては(ステップS102NO)、行揃え非対象行であると判定する(ステップS105)。
次に、抽出対象である各行のうち、基準文字サイズBが1文字でも有った行に関しては(ステップS102YES)、判定部14はさらに、比較部13の比較結果を基に、行揃え対象行であるか行揃え非対象行であるかを判定する。
すなわち、比較部13は、抽出部11から、各段内の各行に表示される文字等の表示サイズを受け取り、各行に関し、それぞれの行に表示される文字の表示サイズと最大文字サイズAとを比較する(ステップS103)。本ステップS103において、比較部13は、各行に関する比較結果を判定部14に出力する。
判定部14は、比較部13の比較結果を受け取ると、その比較結果を基に、それらの行に表示される文字の各表示サイズの少なくとも1つが最大文字サイズAよりも大きくなる行に関しては(ステップS103YES)、さらに行揃え非対象行であると判定する。(ステップS105)。
一方、判定部14は、各行に表示される文字の各表示サイズがいずれも最大文字サイズA以下である行に関しては(ステップS103NO)、行揃え対象行であると判定する(ステップS104)。
選択部15は、判定部14のこのような判定結果を、行データとして、行データ記憶部16に記憶することになる。
上記のステップS101〜ステップS105の処理が、抽出部11の抽出対象であるすべての行に対し、行なわれていなければ(ステップS106NO)、上記のステップS101に戻る。
一方、上記のステップS101〜ステップS105の処理が、抽出部11の抽出対象であるすべての行に対し、行なわれていれば(ステップS106YES)、図7の処理は終了する。
(図8の処理)
上述したように、調節部17は、段組みデータが示す複数の段のうち、ある段内において、行揃え非対象行と、行揃え対象行と、がこの順に配置されるとき、行揃え対象行と行揃え非対象行との行間を調節する。
図8において、調節部17は、ある1つの行に対し、行揃え対象行であるか否かを判断する(ステップS201)。本ステップS201において、調節部17は、行データ記憶部16に記憶された行データを読み出し、各行に関し、行揃え対象行であるか否かを判定する。
行揃え対象行でなければ(ステップS201NO)、すなわち、行揃え非対象行であれば、調節部17は、その行揃え非対象行に関し、上述した段組みデータに基づき、その行が配置される段内における表示位置に、一時的に配置する(ステップS207)。そして、後述するステップS204に進む。
一方、行揃え対象行であれば(ステップS201YES)、調節部17は、その行揃え対象行に関し、基準行間Cの整数倍であって、且つ、段組みデータに基づく、その行揃え対象行の表示位置を含む直近後方の位置に配置する(ステップS202)。
次に、調節部17は、上記のステップS202において配置された行揃え対象行の前行が行揃え対象行であるか否かを判断する(ステップS203)。
前行が行揃え対象行であれば(ステップS203YES)、調節部17は、上記のステップS202において配置された行揃え対象行に関し、上述した段組みデータに基づくその行が配置される段内における表示位置を設定する(ステップS205)。
一方、前行が行揃え対象行でなければ(ステップS203NO)、すなわち、行揃え非対象行であれば、調節部17は、上記のステップS202において配置された行揃え対象行と、その直近前方の行揃え対象行または段の先端位置との間に一時的に配置されている、少なくとも1つの行揃え非対象行を1つにまとめ、その間の中央に移動する(ステップS204)。本ステップS204にて1つにまとめられる行揃え非対象行は、上記のステップS207にて一時的に配置された行揃え非対象行に相当する。
そして、上記のステップS204において移動させられた行揃え非対象行に関しては、訂正部18がその表示位置を訂正する。すなわち、訂正部18は、それらの行揃え非対象行に関しては、上記の段組みデータに基づくことなく、基準行間Cとは異なる、具体的には、基準行間Cよりも大きい間隔で、それらの表示位置を設定することになる(ステップS205)。
上記のステップS201〜ステップS205の処理が、抽出部11の抽出対象であるすべての行に対し、行なわれていなければ(ステップS206NO)、上記のステップS201に戻る。
一方、上記のステップS201〜ステップS205の処理が、抽出部11の抽出対象であるすべての行に対し、行なわれていれば(ステップS206YES)、最終行が行揃え非対象行であるか否かが判断される(ステップS208)。そして、行揃え非対象行でなければ(ステップS208NO)、配置部19が上記のステップS205において設定された表示位置に基づき、各行を配置し、図8の処理は終了する。
一方、行揃え非対象行であれば(ステップS208YES)、調節部17は、図9のステップS301にて、適宜、その行揃え非対象行を移動させた後、ステップS302にて、その表示位置を設定する。その後、配置部19が上記のステップS302において設定された表示位置に基づき、各行を配置し、図8の処理が終了する。
(図8の処理の具体例)
図10の例は、図4と同様、第1の段51と第2の段52とからなる段組みとなっている。第1の段51内に、タイトルなどの装飾行である、図中「AA〜AA」で示す2つの行53aが配置されている。この2つの行53aに表示される各文字は最大文字サイズAよりも大きい。また、第1の段51内および第2の段52内のそれぞれに、図中「BB〜BB」で示す複数の行53bが配置されている。この複数の行53bに表示される各文字の表示サイズは基準文字サイズBである。
図10(a)に示すように、第1の段51内において、行揃え非対象行である2つの行53aが順に配置される。この配置は、図8のステップS201の処理に基づくものである。
すなわち、調節部17は、行揃え非対象行である行53aに関し、上述した段組みデータに基づき、その行が配置される段内における表示位置に、一時的に配置する。
次に、図10(b)に示すように、第1の段51内において、行揃え対象行である行53bが配置される。この配置は、図8のステップS202の処理に基づくものである。
すなわち、調節部17は、行揃え対象行である行53bに関し、調節部17は、行揃え対象行である行53bに関し、基準行間Cの整数倍であって、且つ、段組みデータに基づく、その行揃え対象行の表示位置を含む直近後方の位置に配置する。
次に、図10(c)に示すように、第1の段51内において、行揃え対象行である行53bと、第1の段51の先端位置との間に一時的に配置されている、2つの行揃え非対象行である行53aを1つにまとめる。そして、調節部17は、そのまとめた結果57を矢印Dの向きに移動させ、行53bと第1の段51の先端位置との間の中央に配置する。この配置は、図8のステップS204の処理に基づくものである。
このようにして、第1の段51内において、2つの行53aと、その後行である行53bとが配置される。第1の段51内および第2の段52内における、その他の行に関しては、基準行間Cに基づき配置されることになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、電子書籍端末1は、行揃え非対象行が有った場合、基準行間とは異なる間隔を用いて、行揃え非対象行を配置し、各段の行揃えを調整することができ、コンテンツを様々な表示サイズで違和感なく表示することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、段組み処理装置10の各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、段組み処理装置10は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、前記プログラムを格納したROM(read only memory)、前記プログラムを展開するRAM(random access memory)、前記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)等を備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである段組み処理装置10の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、段組み処理装置10に供給し、そのコンピュータ(又はCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
前記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやコンパクトディスク−ROM/MO/MD/デジタルビデオデイスク/コンパクトディスク−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系等を用いることができる。
また、段組み処理装置10を通信ネットワークと接続可能に構成し、前記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、前記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本発明は、以下のようにも表現することができる。すなわち、本発明は、1段組み以上の段組み表示が可能なコンテンツ表示装置において、各段に表示される各行の表示要素について、各々統一された基準行間を設定する基準行間設定手段と、各段の行表示について、前記基準行間及び各行内の表示対象要素の条件から他段との行揃え方法を設定する行揃え判定手段と、前記判定手段の結果に従って行揃えを行なう行揃えレイアウト手段と、前記レイアウトに応じて複数段で行揃えされたコンテンツを表示する表示手段を持つ。
本発明は、文書や画像からなるコンテンツを無線通信により、取得し、表示画面上に表示する電子書籍端末、ゲーム機器、携帯電話、PDA等の携帯情報端末、ノート型パーソナルコンピュータに好適である。
1 電子書籍端末(コンテンツ表示装置)
10 段組み処理装置
11 抽出部(抽出手段)
12 検出部(検出手段)
13 比較部(比較手段)
14 判定部(判定手段)
15 選択部(選択手段)
17 調節部(調節手段)
18 訂正部(訂正手段)
19 配置部(配置手段)

Claims (11)

  1. 各段内の行と行との間隔として基準となる基準行間が設定されたとき、各段内に配置される各行のうちから、前記基準行間に基づく行揃えの対象とすべき行揃え対象行と、当該行揃えの対象外とすべき行揃え非対象行とを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された行揃え非対象行に対し、前記基準行間とは異なる行間を用いて、前記行揃え非対象行を配置する配置手段と
    を備えることを特徴とする段組み処理装置。
  2. 各行に表示される複数の要素の表示形式を抽出する抽出手段と、
    前記表示形式から前記各行が前記行揃え対象行および前記行揃え非対象行のいずれであるかを判定する判定手段とをさらに備え、
    前記選択手段は、前記判定手段の判定結果に基づき前記行揃え対象行と前記行揃え非対象行とを選択することを特徴とする請求項1に記載の段組み処理装置。
  3. 前記抽出手段は、前記複数の要素の各表示サイズを抽出し、
    前記判定手段は、前記複数の要素の各表示サイズから前記各行が前記行揃え対象行および前記行揃え非対象行のいずれであるかを判定することを特徴とする請求項2に記載の段組み処理装置。
  4. 各行に表示される要素となる文字の表示サイズとして基準となる基準文字サイズが設定されたとき、前記各行に関し、前記複数の要素となる各文字の表示サイズのうちから前記基準文字サイズの有無を検出する検出手段をさらに備え、
    前記判定手段は、前記基準文字サイズが無かった行を前記行揃え非対象行であると判定することを特徴とする請求項3に記載の段組み処理装置。
  5. 各行に関し、各行に表示される要素の表示サイズとして最大値となる最大要素サイズと、前記複数の要素の各表示サイズとを比較する比較手段をさらに備え、
    前記判定手段はさらに、前記基準文字サイズが有った行のうち、前記各表示サイズの少なくとも1つが前記最大要素サイズよりも大きくなる行を前記行揃え非対象行であると判定することを特徴とする請求項4に記載の段組み処理装置。
  6. お互いに隣接し合う前記行揃え対象行と前記行揃え非対象行との行間が、予め定められた間隔となるように訂正する訂正手段をさらに備え、
    前記配置手段は、前記訂正手段によって訂正された訂正行間を用いて、前記行揃え非対象行を配置することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の段組み処理装置。
  7. ある段内において、前記行揃え非対象行と、前記行揃え対象行と、がこの順に配置されるとき、前記行揃え対象行と前記行揃え非対象行との行間を調節する調節手段をさらに備え、
    前記調節手段は、前記行揃え非対象行と、前記行揃え対象行とを一時的に配置し、その一時的な配置から、前記行揃え対象行と前記行揃え非対象行との行間が前記訂正行間と一致するように、前記行揃え非対象行を移動させることによって前記調節し、
    前記訂正手段は、前記調節手段の調節結果を用いて前記訂正することを特徴とする請求項6に記載の段組み処理装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の段組み処理装置と、
    前記段組み処理装置によって段組みされたコンテンツを表示する表示装置と
    を備えることを特徴とするコンテンツ表示装置。
  9. 各段内の行と行との間隔として基準となる基準行間が設定されたとき、各段内に配置される各行のうちから、前記基準行間に基づく行揃えの対象とすべき行揃え対象行と、当該行揃えの対象外とすべき行揃え非対象行とを選択する選択工程と、
    前記選択工程において選択された行揃え非対象行に対し、前記基準行間とは異なる行間を用いて、前記行揃え非対象行を配置する配置工程と
    を含むことを特徴とする段組み処理方法。
  10. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の段組み処理装置における各手段としてコンピュータを動作させるための段組み処理プログラム。
  11. 請求項10に記載の段組み処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2010205684A 2010-09-14 2010-09-14 段組み処理装置、段組み処理方法、段組み処理プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに、コンテンツ表示装置 Active JP5780726B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010205684A JP5780726B2 (ja) 2010-09-14 2010-09-14 段組み処理装置、段組み処理方法、段組み処理プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに、コンテンツ表示装置
PCT/JP2011/070870 WO2012036158A1 (ja) 2010-09-14 2011-09-13 段組み処理装置、およびコンテンツ表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010205684A JP5780726B2 (ja) 2010-09-14 2010-09-14 段組み処理装置、段組み処理方法、段組み処理プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに、コンテンツ表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012063847A true JP2012063847A (ja) 2012-03-29
JP5780726B2 JP5780726B2 (ja) 2015-09-16

Family

ID=45831617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010205684A Active JP5780726B2 (ja) 2010-09-14 2010-09-14 段組み処理装置、段組み処理方法、段組み処理プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに、コンテンツ表示装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5780726B2 (ja)
WO (1) WO2012036158A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015026307A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 富士通株式会社 選択文字特定プログラム、選択文字特定方法、及び、選択文字特定装置
JP2015210689A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 株式会社スクウェア・エニックス 電子書籍表示処理プログラム及び電子書籍システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08221048A (ja) * 1995-02-14 1996-08-30 Canon Inc 文書処理装置
JPH10334087A (ja) * 1998-03-23 1998-12-18 Canon Inc 文書処理方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08221048A (ja) * 1995-02-14 1996-08-30 Canon Inc 文書処理装置
JPH10334087A (ja) * 1998-03-23 1998-12-18 Canon Inc 文書処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015026307A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 富士通株式会社 選択文字特定プログラム、選択文字特定方法、及び、選択文字特定装置
JP2015210689A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 株式会社スクウェア・エニックス 電子書籍表示処理プログラム及び電子書籍システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012036158A1 (ja) 2012-03-22
JP5780726B2 (ja) 2015-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10331766B2 (en) Templating for content authoring and distribution
US9104647B2 (en) System and method for reading multifunctional electronic books on portable readers
US7702996B2 (en) Apparatus and method for converting multimedia contents
US10380773B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and computer readable medium
US20140210863A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, information processing method, and program
US20130151974A1 (en) Outline view
US8856180B2 (en) System and method for formatting multifunctional electronic books for electronic readers
KR102358855B1 (ko) 웹 페이지를 생성하는 방법 및 장치
US20120030558A1 (en) Electronic Book and Method for Displaying Annotation Thereof
JP5290433B2 (ja) 表示処理装置、表示処理装置の制御方法、制御プログラム、および、制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2018142286A (ja) 電子図書製作用プログラム
WO2012086358A1 (ja) ビューワ装置、閲覧システム、ビューワプログラム及び記録媒体
JP5780726B2 (ja) 段組み処理装置、段組み処理方法、段組み処理プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに、コンテンツ表示装置
JP5501915B2 (ja) レイアウト選択装置、レイアウト選択方法、レイアウト選択プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに、コンテンツ表示装置およびコンテンツ作成方法
KR101972834B1 (ko) 전자 장치 및 이의 멀티미디어 컨텐츠 제작 방법 그리고 그 방법을 수행하는 프로그램이 기록된 컴퓨터 판독 가능 매체
JP6924544B2 (ja) 漫画データ表示システム、方法及びプログラム
JP5538159B2 (ja) ページ数決定装置、ページ数決定方法、ページ数決定プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2011216112A (ja) 表示プログラム
JP5082971B2 (ja) 音声合成装置およびそれを用いた読み上げシステム。
WO2014050562A1 (ja) 段落領域の順序補正装置ならびにその動作制御方法およびその動作制御プログラム
JP4907132B2 (ja) 表示制御装置、携帯端末装置、表示制御方法、表示制御プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5680356B2 (ja) 段数決定装置、段数決定方法、段数決定プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、及びコンテンツデータの作成方法
JP5977342B2 (ja) 電子コミックデータ圧縮装置、方法およびプログラム
JP2007142568A (ja) デジタル放送用携帯字幕仕様変換装置とその変換方法
JP6223007B2 (ja) 文書表示装置及び方法とそのプログラム及びデータ構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150421

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150630

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5780726

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150