JP5538159B2 - ページ数決定装置、ページ数決定方法、ページ数決定プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ページ数決定装置、ページ数決定方法、ページ数決定プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、リフロー式に表示されるコンテンツの総ページ数を計算することが可能なページ数決定装置、ページ数決定方法、ページ数決定プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
近年、書籍等の著作物が電子化されて、ソフトウェアと同様の形態で市場に流通されるようになってきている。また、インターネットが全世界的に普及しており、ユーザはパーソナルコンピュータ等の端末を利用して様々な情報をインターネットを介して取得することが可能となってきている。そして、インターネットを介してユーザに電子書籍コンテンツを提供するサービスも実施されている。
ここで、コンテンツの表示の仕方には2種類あり、PDF(Portable Document Format)のように文字の大きさ、位置といったレイアウト、及びページの大きさが固定されているもの(以降、「固定レイアウト」と称する場合がある。)と、WWW(WorldWide Web)ブラウザのように文字の大きさ、ページの大きさが固定されておらず、自由にユーザが変更できるもの(以降、「リフロー式レイアウト」と称する場合がある。)とがある。
固定レイアウトの場合、レイアウトサイズ、ページ数等は、コンテンツによって予め決まっている。
一方、リフロー式レイアウトの場合は、文字の大きさ、あるいはページの大きさ(行数や行内文字数等)によって、レイアウトサイズ、ページ数等が変化する。そのため、リフロー式レイアウトでは、レイアウトサイズ、ページ数等を予め計算しておくことができないため、スクロールボックスの位置、大きさ等を算出するには、処理時間がかかったり、多量のメモリが必要となる問題が生じる。そして、上記の電子書籍コンテンツを提供するサービスに用いられる電子書籍リーダーは、リフロー式レイアウトによりコンテンツを表示するものである。
ここで、電子書籍コンテンツを閲覧する際に、全体のボリュームあるいは現在表示している位置を閲覧者に知らせる技術が開発されており、そのような技術が、特許文献1、2に開示されている。
特許文献1の電子ブックは、書籍データ全体における表示ページの進行位置に応じて、当該表示ページのページ縁部に残ページの重なり具合を示す縦縞模様を表示する。さらに、特許文献1の電子ブックは、その縦縞模様に基づいて、進行位置に応じた現ページ数/総ページ数を表示し、縦縞模様を介して書籍データ全体における進行状況をユーザに対して直感的かつ大まかに把握させている。
特許文献2のスクロールバー表示制御方法は、現在レイアウトされているサイズと、全体のサイズとの比率を求めてスクロール制御を行っている。
特開2003−150298号公報(平成15年 5月23日公開) 特開2003−330700号公報(平成15年11月21日公開)
しかしながら、特許文献1、2には次のような問題がある。
すなわち、特許文献1の電子ブックは、縦縞模様に基づいて、書籍データ全体における進行状況をユーザに対して把握させ、液晶ディスプレイの表示能力によって、現ページ数/総ページ数を表示させるものである。しかしながら、特許文献1は、文字サイズの変更等でリフロー(再レイアウト)された際の具体的な処理の方法を開示していない。そのため、実施可能要件が満たされておらず、先行文献としての有効性に問題がある。
また、特許文献2のスクロールバー表示制御方法では、スクロールバーの表示だけでは電子書籍全体のボリュームを直感的に把握することはできない。つまり、「現在50%の所を読んでいる」ということは認識できるものの、その50%に対応するボリュームまでをユーザに認識させることができない。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、リフロー式にコンテンツが表示されるときに、そのコンテンツの全体のボリュームを正確かつ迅速にユーザに認識させることが可能なページ数決定装置、ページ数決定方法、ページ数決定プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
本発明に係るページ数決定装置は、上記の課題を解決するために、リフロー式にコンテンツを表示することが可能な表示装置に用いられるページ数決定装置であって、コンテンツデータが複数のブロックに分割されるときに、その分割されるブロックの総数である総ブロック数を検出する総ブロック数検出手段と、上記表示装置の1画面当たりに表示可能な上記ブロックの数である表示可能ブロック数を計算する表示可能ブロック数計算手段と、上記総ブロック数検出手段によって検出された上記総ブロック数と上記表示可能ブロック数計算手段によって計算された上記表示可能ブロック数とから、上記表示装置に上記コンテンツが表示されるときの総ページ数を決定する総ページ数決定手段と、を備えることを特徴としている。
また、本発明に係るページ数決定方法は、上記の課題を解決するために、リフロー式にコンテンツを表示することが可能な表示装置に用いられるページ数決定方法であって、コンテンツデータが複数のブロックに分割されるときに、その分割されるブロックの総数である総ブロック数を検出する総ブロック数検出ステップと、上記表示装置の1画面当たりに表示可能な上記ブロックの数を表示可能ブロック数として計算する表示可能ブロック数計算ステップと、上記総ブロック数検出ステップによって検出された上記総ブロック数と上記表示可能ブロック数計算ステップによって計算された上記表示可能ブロック数とから、上記表示装置に上記コンテンツが表示されるときの総ページ数を決定する総ページ数決定ステップと、を含むことを特徴としている。
一般的に、表示装置に表示されるコンテンツのレイアウトは、紙面で文書等をレイアウトする場合と異なり、表示状態が画面サイズ等に応じて変化する。このため、そのコンテンツが表示装置に表示されるときの厳密なページ数を決定するためには、実際にコンテンツを開いてから複雑な計算を行う必要がある。
しかしながら、コンテンツのサイズを判断するうえで或る基準を設け、その基準に基づいてレイアウトを行うことで、コンテンツの全体のボリュームをかなり厳密に把握しうる場合がある。本発明に係るページ数決定装置(ページ数決定方法)は、コンテンツを開いてからでも、簡単な計算によってコンテンツの全体のボリュームを正確かつ迅速にユーザに認識させることを可能とするものである。
具体的に、本発明に係るページ数決定装置(ページ数決定方法)では、まずコンテンツデータが複数のブロックに分割される。そして、総ブロック数検出手段が、その分割されたブロックの総数である総ブロック数を検出する。さらに、本発明では、表示装置の1画面当たりに表示可能な上記ブロックの数を「表示可能ブロック数(重み)」という概念で表現しており、その「表示可能ブロック数」が、上記或る基準として用いられるとともに、表示可能ブロック数計算手段(表示可能ブロック数計算ステップ)によって計算される。
そのうえで、総ページ数決定手段(総ページ数決定ステップ)が、上記総ブロック数検出手段によって検出された上記総ブロック数と上記表示可能ブロック数計算手段によって計算された上記表示可能ブロック数とから、上記表示装置に上記コンテンツが表示されるときの総ページ数を決定する。つまり、総ページ数決定手段(総ページ数決定ステップ)は、表示装置の1画面当たりに表示可能な上記ブロックの数である「表示可能ブロック数」を上記或る基準として、その基準となる表示可能ブロック数と総ブロック数とから、コンテンツの全体のボリュームを示す上記総ページ数を決定している。
したがって、本発明に係るページ数決定装置(ページ数決定方法)は、上記構成を備えることにより、コンテンツが表示装置に表示されるときに、実際にコンテンツを開いてから、簡単な計算により総ページ数を決定することを可能としている。また、演算処理によって総ページ数が決定されることから、正確かつ迅速に、総ページ数をユーザに認識させることができる。
なお、コンテンツデータは、仮想的に複数のブロックに分割されても、実際に分割されていてもよく、また各ブロックは任意のサイズに分割することもできる。ただし、上記或る基準としての「表示可能ブロック数」の信頼性を高めるうえで、各ブロックをほぼ等しいサイズに分割することが好ましい。
さらに、本発明に係るページ数決定装置では、上記総ページ数決定手段は、上記総ブロック数を表示可能ブロック数により除算して得られる値を上記総ページ数と決定する構成であってよい。
「表示可能ブロック数」は、表示装置の1画面当たりに表示可能な上記ブロックの数を示す値である。したがって、総ページ数決定手段は、総ブロック数を表示可能ブロック数により除算して得られる値を総ページ数として決定することができる。総ページ数の決定に際しては、単純な演算式を用いるだけでよいため、総ページ数決定手段は、正確かつ迅速に総ページ数を決定することができる。
さらに、本発明に係るページ数決定装置では、上記総ページ数決定手段は、以下の式(1)〜(5)を用いて、上記総ページ数を決定する構成であってよい。
M=(L1−(MG1+MG2)+FSP)/(FSZ1+FSP)・・・(1)
N=(L2−(MG3+MG4)+LSP)/(FSZ2+LSP)・・・(2)
S=M×N・・・(3)
W=S/BW・・・(4)
TP=TB/W+1・・・(5)
ただし、
M :1行当たりの文字数
L1 :主走査方向の画面サイズ
MG1:主走査方向のトップマージン(縦書き時上余白、横書き時左余白)
MG2:主走査方向のボトムマージン(縦書き時下余白、横書き時右余白)
FSP:文字間の長さ
FSZ1:1つのフォントの主走査方向の長さ
N :1画面当たりの行数
L2 :副走査方向の画面サイズ
MG3:副走査方向のトップマージン(縦書き時右余白、横書き時上余白)
MG4:副走査方向のボトムマージン(縦書き時左余白、横書き時下余白)
LSP:行間の長さ
FSZ2:1つのフォントの副走査方向の長さ
S :1画面当たりの文字数
W :表示可能ブロック数
BW :1ブロック当たりの文字数
TB :上記総ブロック数検出手段が検出した総ブロック数
TP :総ページ数
とする。
上述するように、1行当たりの文字数(M)、及び1画面当たりの行数(N)は、主走査方向の画面サイズ(L)等のレイアウト情報に基づいて求められる。すなわち、1画面当たりの文字数(S)は、レイアウト情報に基づいて取得可能である。そして、1ブロック当たりの文字数(BW)は、所与の数値として与えられる(例えば、XMDFの場合、1024バイト以上で改行が入った時点でブロック間の境界が切られるパターンが多いため、1ブロック当たりの文字数は、1024文字として与えられる。)このため、表示装置の1画面当たりに表示可能な上記ブロックの数を示す表示可能ブロック数Wは、式(4)により計算することができる。
したがって、総ページ数を計算するための式として式(5)を定義することにより、上記総ページ数決定手段は、総ページ数を迅速に決定することができる。
さらに、本発明に係るページ数決定装置では、複数に分割された上記ブロックのうち、上記表示装置の表示部の最上部に表示されているコンテンツに対応付けられたブロック番号と、上記表示可能ブロック数計算手段によって計算された表示可能ブロック数とから、上記表示装置に表示されている上記コンテンツの進行位置に応じた現ページ数を特定する現ページ数特定手段を備える構成であってよい。
上述したように、表示装置の1画面当たりに表示可能な上記ブロックの数を示す表示可能ブロック数は、表示可能ブロック数計算部によって既に計算されている。したがって、現ページ数特定手段は、その表示可能ブロック数を取得するとともに、複数に分割された上記ブロックのうち、上記表示装置の表示部の最上部に表示されているコンテンツに対応付けられたブロック番号とを取得することで、上記現ページ数を特定することができる。
ここで、複数に分割された上記ブロックのうち、上記表示装置の表示部の最上部に表示されているコンテンツに対応付けられたブロック番号は、公知の手段によって取得することが可能である。そのため、現ページ数特定手段は、表示可能ブロック数及び上記ブロック番号を取得することで、上記現ページ数を容易に特定することができる。
さらに、本発明に係るページ数決定装置では、上記現ページ数特定手段は、以下の式(6)を用いて、上記現ページ数を特定する構成であってよい。
CP=b/W+1・・・(6)
ただし、
b :上記表示装置に表示されているコンテンツのブロックのうち、最上部に位置するブロックのブロック番
CP :現ページ数
とする。
上記表示装置に表示されている上記コンテンツの進行位置に応じた現ページ数を計算するための式として式(6)を定義することにより、上記現ページ数特定手段は、現ページ数を迅速に決定することができる。このとき、式(6)で用いられる変数は、bおよびWのみである。したがって、現ページ数特定が現ページ数を特定するときに、複雑な演算処理は必要なく、それゆえ、演算処理上の負担を著しく軽減することができる。
さらに、本発明に係るページ数決定装置では、上記コンテンツデータには当該コンテンツデータを複数のブロックに分割して処理するためのブロック補助データが含まれており、上記コンテンツデータは、上記ブロック補助データに基づいて、複数のブロックに分割される構成であってよい。
上記構成によれば、コンテンツデータを複数のブロックに分割して処理するためのブロック補助データがコンテンツデータに含まれている。したがって、そのブロック補助を含むコンテンツデータを用いることにより、容易に、コンテンツデータを複数のブロックに分割することができる。また、ブロック補助データを適宜設定することにより、各ブロックサイズをほぼ等しいサイズにし、総ページ数決定手段が総ページ数を決定する精度、および現ページ数特定手段が現ページ数を特定する精度を高めることができる。
さらに、本発明に係るページ数決定装置では、上記表示装置は、総ページ数決定手段によって決定された上記総ページ数と上記現ページ数特定手段によって特定された上記現ページ数とを表示する構成であってよい。
上記構成により、例えば「現ページ数/総ページ数」が表示装置に表示される。これにより、ユーザは、コンテンツの全体のボリュームを知ることができ、かつ、コンテンツデータ全体における表示ページの進行位置も知ることができる。それゆえ、本発明に係るページ数決定装置は、実際の書籍と同様の読書感覚をユーザに与えることができ、表示装置のユーザビリティーを高めることができる。
さらに、本発明に係るページ数決定装置では、上記表示装置は、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、携帯電話機、及び電子書籍リーダーの何れかであってよい。
上記ページ数決定装置は、自身が接続される表示装置がパーソナルコンピュータ、携帯情報端末、携帯電話機、及び電子書籍リーダーであるときに、好適に適用することができる。
なお、上記ページ数決定装置(ページ数決定方法)は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを総ブロック数検出ステップ、表示可能ブロック数計算ステップステップ、及び総ページ数決定ステップとして動作させることによりページ数決定方法をコンピュータにて実現させるページ数決定プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明に係るページ数決定装置は、以上のように、コンテンツデータが複数のブロックに分割されるときに、その分割されるブロックの総数である総ブロック数を検出する総ブロック数検出手段と、上記表示装置の1画面当たりに表示可能な上記ブロックの数を計算する表示可能ブロック数計算手段と、上記総ブロック数検出手段によって検出された上記総ブロック数と上記表示可能ブロック数計算手段によって計算された上記表示可能ブロック数とから、上記表示装置に上記コンテンツが表示されるときの総ページ数を決定する総ページ数決定手段と、を備える構成である。
また、本発明に係るページ数決定方法は、以上のように、コンテンツデータが複数のブロックに分割されるときに、その分割されるブロックの総数である総ブロック数を検出する総ブロック数検出ステップと、上記表示装置の1画面当たりに表示可能な上記ブロックの数を表示可能ブロック数として計算する表示可能ブロック数計算ステップと、上記総ブロック数検出ステップによって検出された上記総ブロック数と上記表示可能ブロック数計算ステップによって計算された上記表示可能ブロック数とから、上記表示装置に上記コンテンツが表示されるときの総ページ数を決定する総ページ数決定ステップと、を含む構成である。
それゆえ、リフロー式にコンテンツが表示されるときに、そのコンテンツの全体のボリュームを正確かつ迅速にユーザに認識させることが可能になるという効果を奏する。
本実施の形態に係る電子書籍リーダーの概略構成を示すブロック図である。 ブロック補助データの具体的な概略を示す図である。 階層構造をもつコンテンツデータの具体的な例を示す図である。 コンテンツデータを複数のブロックに分割した様子を具体的に示す図である。 図4に示されるコンテンツデータに対して設定されるブロック補助データの具体例を示す図である。 ブロックを説明するための概略図である。 従来の現ページ数/総ページ数の表示方法を示す図であり、(a)は1画面目を、(b)は2画面目を、(c)は3画面目を、それぞれ表す。 コンテンツデータを説明するための概略図である。 本実施の形態に係るページ数決定装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態に係る重み計算部によって重みを計算する方法を説明するための図である。 「現ページ数/総ページ数」の表示例を説明するための図であり、(a)は1ページ目を、(b)は2ページ目を、(c)は3ページ目を、それぞれ示す。 本実施の形態のさらに他の、移動バーにより画面をスクロールさせるときの「現ページ数/総ページ数」の表示例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本実施の形態に係るページ数決定装置20等について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付している。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
なお、ページ数決定装置20を概略的に説明すれば以下のとおりである。すなわち、ページ数決定装置20は、リフロー式にコンテンツを表示することが可能な電子書籍リーダー1に用いられる。そのページ数決定装置20は、コンテンツデータが複数のブロックに分割されるときに、その分割されるブロックの総数である総ブロック数を検出する総ブロック数検出部(総ブロック数検出手段)21と、電子書籍リーダー1の1画面当たりに表示可能なブロックの数を重み(表示可能ブロック数)として計算する重み計算部(表示可能ブロック数計算手段)22と、総ブロック数検出部21によって検出された総ブロック数と重み計算部22によって計算された重みとから、電子書籍リーダー1にコンテンツが表示されるときの総ページ数を決定する総ページ数決定部(総ページ数決定手段と)23とを備える構成である。
これにより、ページ数決定装置20は、リフロー式にコンテンツが表示されるときに、そのコンテンツの全体のボリュームを正確かつ迅速にユーザに認識させることが可能になるという効果を奏する。
以下、ページ数決定装置20等の概略を説明する。なお、理解の容易のため、最初に本実施の形態で用いる用語の定義を説明し、その後、ページ数決定装置20等を内蔵する電子書籍リーダー1のブロック構成、ページ数決定装置20等の詳細動作、及びその効果等を説明する。
〔用語の定義〕
以下、本実施の形態で用いられる用語の定義を説明する。
まず、「表示」とは、一般には情報を視覚的に知覚できるような形態で表示媒体上に出力することを言う。本実施の形態では、レイアウトの表示媒体に対する「表示」だけに限らず、レイアウトの印刷記録媒体に対する「印刷」、あるいはレイアウトのデータ記録媒体に対する「ファイル出力」などの「出力」一般にも適用可能である。説明を分かり易くするため、以降の説明では、「表示」という言葉を用いることが多いが、「出力」の意も含まれているとする。
「レイアウト」とは、表示要素が2次元または3次元の空間座標上に、位置とサイズ、外形の属性をもって配置されること、あるいは配置されたもののことを言う。位置、サイズは、通常は何らかの単位を使った値として表現される。例えば、画素の集まりからなるディスプレイに表示する場合は、一般に(画素)ドットの単位で表現される。一つないし複数の表示要素がレイアウトされた結果、その表示要素に関して定まる空間座標上の位置のことを「レイアウト位置」、一つないし複数の表示要素がレイアウトされた結果、その表示要素に関して定まる空間座標上のサイズのことを「レイアウトサイズ」と定義する。
「文書(「コンテンツ」と称する場合もある。)」は、一つまたは複数の表示要素がレイアウトされたもの、あるいはレイアウトしたり、レイアウトに基づいて表示要素を表示したりすることが可能な情報量を有するデータを指す。文書データは、表示要素のデータも含む場合と、レイアウト情報だけ持っていて表示要素のデータの一部を含む場合、あるいは全く含まない場合もある。何れの場合であっても、文書データを用いてレイアウトに従った表示、出力が可能である。
「表示要素」とは、文字や絵、写真、図形、及び動画像など、表示することのできるデータ要素を指す。表示するためには、通常、表示位置と表示サイズ、外形、表示表現形態などの属性やそれらの取得手段を表示要素は持っている必要がある。但し、表示要素は、表示している状態のデータ要素だけを指すのではなく、主記憶や外部記憶、その他の機器上に、表示/出力に備えて記録/格納されているデータ要素も含む。何かの形に置き換えて出力するという意味では、「出力要素」と言い換えてもよいが、上述したように、以降では分かり易くするために「表示要素」と表現する。また、表示は、2次元だけでなく、3次元も含む。また、文字とは、和文/外国文字、記号、数字、スペース、半角文字、全角文字等を包括的に表す表現として用いるものとする。
さらに、後述するブロックに含まれる表示要素には、表示要素の組み合わせ(例えば、文字と静止画)、あるいは、ある1つの表示要素(例えば、文字のみ、動画のみ)の何れの場合も含まれうる。
次に、「固定レイアウト」、「リフロー式レイアウト」について説明する。
文書(コンテンツ)の表示方法には2種類あり、第1の表示方法は、PDF(Portable Document Format)のように、文字の大きさ、位置といったレイアウト、及びページの大きさが固定されているものである。また、第2の表示方法は、WWW(WorldWide Web)ブラウザのように、文字の大きさ、ページの大きさが固定されておらず、自由にユーザが変更できるものとがある。そこで、本実施の形態では、第1の表示方法に対応するレイアウトを固定レイアウト、第2の表示方法に対応するレイアウトをリフロー式レイアウト(あるいは、単にリフロー式)と称する。
固定レイアウトの場合、レイアウトサイズ、ページ数等は、コンテンツによって予め決定している。一方、リフロー式レイアウトの場合、文字の大きさ、あるいはページの大きさ(行数や行内文字数等)等によって、レイアウトサイズ、ページ数等が変化する。
次に、「ブロック」について説明する。
コンテンツデータには、コンテンツデータそのものとコンテンツデータに付随するデータであるブロック補助データとが含まれる。そのブロック補助データは、構造化されたコンテンツデータを複数のブロックに分割し、分割された各ブロックごとに所定の処理を実行させるデータであり、コンテンツデータと対になっている。
次に、ブロック補助データについて説明する。
図2は、ブロック補助データの具体的な概略を示す図である。ブロック補助データは、一般に、図2に示すように、コンテンツデータファイル名100、ブロック情報200、およびリンク先情報300の3つの領域から構成される。コンテンツデータファイル名100は、このブロック補助データが、どのコンテンツデータに対応するものかを記録するために用意された領域である。ブロック補助データを、コンテンツデータ内、もしくはコンテンツデータに連結して記録する場合は、コンテンツデータファイル名100の領域は、省略してもよい。
また、処理するコンテンツデータによっては、リンク先情報300の領域は存在しないことがある。以降、この3領域の書式について、文書記述言語の定義に従って記述され、階層構造を有するコンテンツデータの具体例としてXHTML文書を用いて説明する。
図3は、階層構造をもつコンテンツデータの具体的な例を示す図である。また、図4は、コンテンツデータを複数のブロックに分割した様子を具体的に示す図である。ここで、図3に示されるXHTML文書を、図4に示されるように、4つのブロック(ブロック1000、ブロック1100、ブロック1200、ブロック1300)に分割する場合を考える。このとき、このXHTML文書に対するブロック補助データは、図5に示されるようになる。なお、図5は、図4に示されるコンテンツデータに対して設定されるブロック補助データの具体例を示す図である。
図5を参照して、ブロック補助データの領域200はコンテンツデータファイル名100の領域であり、図4のXHTML文書のファイル名が記録される。
ブロック補助データの領域210〜370は、ブロック情報200の領域である。領域210はブロック数を記録する領域であり、4つのブロックに分割する場合には4が記録される。
領域220〜250、260〜290、300〜330、340〜370は、それぞれブロック1000、1100、1200、1300に対するブロック情報の領域である。一般に、n個のブロックに分割する場合、領域220〜250のブロック情報の構造がn回繰返し記録される。領域220、260、 300、340にはそれぞれのブロックの開始位置が、領域230、270、310、350にはそれぞれのブロックの終了位置が、ファイル先頭からのバイト数の形で記録される。したがって、ブロック1100に属するデータを取出したい場合は、領域260と領域270とのブロック情報の値を調べ、ファイルの先頭から数えて212バイト目から423バイト目を読込めばよい。
領域240、280、320、360には、各ブロックの開始位置において、終了されていない開始タグを記録する。領域240のブロック情報は、ブロック1000の開始位置において終了されていない開始タグを記録する領域であるが、ブロック1000はファイルの先頭から始まっているため、領域240に記録する制御コードは存在しない。ブロック11の開始位置では〈html〉が閉じられていないため、領域280には〈html〉を記録する。また、ブロック1200の開始位置のように、複数のタグ(〈html〉、〈body bgcolor= ″yellow″〉、〈p〉)が閉じられていない場合は、〈html〉〈body bgcolor= ″yellow″〉〈p〉のように、出現順に連結して領域320にブロック情報を記録する。なお、〈body〉タグのように属性(bgcolor= ″yellow″) をもつ場合は、属性を付けたまま記録する。ブロック1300も同様にして、〈html〉〈bodybgcolor= ″yellow″〉と領域360にブロック情報を記録する。
領域250、290、330、370には、各ブロックの終了位置において閉じられていないタグの終了タグを記録する。ブロック1000の終了位置においては、〈html〉タグが終了されていないため、領域250にはブロック情報〈/html〉を記録する。また、ブロック1100の終了位置においては、〈html〉、〈body bgcolor=″yellow″〉、〈p〉タグが閉じられていないため、出現順とは逆の順番で、上記の終了タグを〈/p〉〈/body〉〈/html〉と連結してブロック情報を領域290に記録する。同様にして、ブロック1200に対してはブロック情報〈/body〉〈/html〉を記録する。ブロック1300の終了位置では全てのタグが閉じられているので、領域370には何も記録しない。
領域380〜410は、リンク先情報300の領域であり、図3のXHTML文書のうち、リンク先として指定されたラベル位置を記録する。
ここで、XHTML文書のリンクについて簡単に説明する。XHTML 文書では、〈a〉タグによって他のファイルやファイルの一部へリンクをはることができる。例えば、図4のリンク先情報300、400は、同一ファイルの一部へのリンクがはられた例である。この例で、リンク先情報300の〈a〉タグで囲まれた文字列″BBB″がクリックされると、href属性で指定されたラベル″SUMMARY″が設定されている場所、つまり、〈a〉のname属性に″SUMMARY″が設定されているリンク先情報400に表示位置をジャンプさせる。
図5において、領域380〜410には、リンク先のラベルの位置情報、つまり〈a〉タグのname属性により設定されているラベルの位置情報を記録する。図4のXHTML文書の場合、name属性をもつ〈a〉タグは1つしか存在しないため、領域380には1を記録し、領域390〜410の組合わせを1回だけ記録する。
一般的に、name属性をもつ〈a〉タグがn個ある場合は、領域390〜410の構造のリンク先情報がn回繰返される。領域390には〈a〉タグのname属性に記録されたラベル名を、領域400、410には〈a〉タグに挟まれた文字列の開始位置および終了位置をファイル先頭からのバイト数で記録する。
なお、ブロックの大きさは、装置の処理能力から決定される。すなわち、ブロックの大きさが大きいほど1ブロックあたりの処理量が増えるため、処理時間が増大し、使用するメモリ容量やリソース容量も増大する。そのため、ブロックの大きさは、装置の処理能力に応じて決定されることが望ましい。装置の処理能力を決定する要因として、装置に搭載されているCPU(Central Processing Unit)の処理能力、メモリ容量、およびリソース容量等が挙げられる。
一方、ブロックの大きさは、画面に表示される文字数やそれを決定する要因によっても決定される。例えば、電子書籍等の文章を表示する装置においては、1画面分の表示をした後、ユーザによるページ移動の指示があるまで待機するように設計されていることが多い。この場合、画面に表示される文字数に対してブロックの大きさを極端に大きく設定した場合には、本実施の形態における処理方法ではブロックを1つの単位として読込むため、画面に表示しない不要なデータも読込まれることになり、無駄が生じてしまうことになる。したがって、画面に表示される文字数に基づき、ブロックの大きさが決定されることが望ましい。なお、画面に表示される文字数は、表示装置の備える画面の大きさおよび解像度、表示する文字のフォント数、行間や字間の大きさ、および余白の大きさ等によって変わるため、これらの要因によってブロックの大きさを変えるようにしてもよい。
このブロック補助データは、対象とするコンテンツデータの種類によって構成および書式が若干異なる。一般にXML形式で書かれたコンテンツデータの場合、図2のリンク先情報300を除き、コンテンツデータファイル名100、ブロック情報200の2領域は存在し、書式も同じになる。リンク先情報300は、XHTML文書の機能であるリンク機能のための情報であるため、XHTL文書などの電子書籍以外のコンテンツデータに対しては存在しないこともある。しかし、他のブロック内のデータを参照しながら処理を進めるようなコンテンツデータや、ユーザの動作に応じて他ブロック内のデータを表示させたり、もしくは再生させたりする機能をもつようなコンテンツデータの場合は、アクセスしやすくするために、そのデータがどこにあるかをこのリンク先情報300に記録しておくとよい。
また、適用可能なコンテンツデータはXML形式に限らない。一般に階層構造をもつ構造化文書に対して適用可能であり、具体的には、ブロック情報200の開始/ 終了位置制御コードに、ブロックの開始/ 終了位置での階層構造がわかるように、それぞれの書式で記録しておけばよい。たとえば、適用可能なコンテンツデータにはXMDF(ever-eXtending Mobile Document Format)が含まれる。なお、XMDFは、国際標準基準の記述(XML)フォーマットで作成され、高速アクセス/省メモリが可能となるデータ構造と、高速アクセスを支える高速暗号アルゴリズムを根幹技術としてリッチドキュメントフォーマットである。
次に、より具体的にブロックを説明する。図6は、ブロックを説明するための概略図である。
同図は、あるコンテンツデータが5つのブロックに分割されているときの様子を示す。1つめのブロックは「Chapter1・・・AAA。」であり、改行を挟み、2つめのブロックが「BBB・・・CCC。」となっている。そして、さらに改行を挟み、3つめのブロックが画像1で示される。そして、4つ目のブロックは、さらに改行を挟み、「DDD・・・DDD。」で示される。最後に、5つ目のブロックは、さらに改行を挟み、「EEE・・・+画像2」となっている。
このように、ブロックは、表示要素の組み合わせ(例えば、文字と静止画)、あるいは、ある1つの表示要素(例えば、文字のみ、動画のみ)の何れの場合も含みうる。
なお、電子書籍リーダー1に表示される文字は、日本語であっても、英語等の外国語であってもよい。また、同図では、電子書籍リーダー1に表示される文字は横書きとなっている。しかしながら、当然に、電子書籍リーダー1に表示される文字を縦書きとすることもできる。
次に、ブロック数を用いた、従来の現ページ数/総ページ数の表示方法を図7により説明する。ここで、同図(a)は1画面目を、同図(b)は2画面目を、同図(c)は3画面目を、それぞれ表す。なお、図7(a)〜図7(c)に表示された内容は、図6と同一の表示内容とする。
まず、図7の従来の現ページ数/総ページ数の表示方法では、総ページ数は、総ブロック数に対応する。したがって、この場合、総ブロック数が5であるため、総ページ数も5ページとなる。そのため、同図(a)〜(b)では、中央下部に表示された現ページ数/総ページ数において、総ページ数を表す数字が全て「5」となる。
次に同図(a)について説明する。同図(a)では、1ブロック目の最初から2ブロック目の途中までが表示されている。このとき、図面先頭のブロックは1ブロック目である。そのため、現ページ数は、図面先頭のブロックの番号を示す「1」となり、現ページ数/総ページ数は「1/5」で表される。
次に同図(b)について説明する。同図(b)では、2ブロック目の途中から3ブロック目の最後までが表示されている。このとき、図面先頭のブロックは2ブロック目である。そのため、現ページ数は、図面先頭のブロックの番号を示す「2」となり、現ページ数/総ページ数は「2/5」で表される。
次に同図(c)について説明する。同図(c)では、4ブロック目の最初から5ブロック目の最後までが表示されている。このとき、図面先頭のブロックは4ブロック目である。そのため、現ページ数は、図面先頭のブロックの番号を示す「4」となり、現ページ数/総ページ数は「4/5」で表される。
このように、図7で示される従来の表示方法では、総ブロック数が5であるのに対し3画面しか表示されない。また、1画面で1ブロック進んだり、2画面で1ブロック進むなど、ユーザにとって文書のボリュームを把握しにくいという問題がある。そして、画面の中央下部に表示される現ページ数/総ページ数も、実際とは異なる。
このように、ブロック数を用いた、従来の現ページ数/総ページ数の表示方法では、文書全体のボリュームを正確に把握することができず、また、進行位置に応じた現ページ数/総ページ数を正確に表示することができない。
そこで、そのような問題を解決することが可能な、本実施の形態に係るページ数決定装置20について、以下説明する。
〔電子書籍リーダー1、及びページ数決定装置20の構成、動作〕
次に、電子書籍リーダー1、及びページ数決定装置20の構成、動作について説明する。なお、本実施の形態では、ページ数決定装置20は、電子書籍リーダー1に内蔵されているものとして説明している。しかしながら、ページ数決定装置20は、電子書籍リーダー1に外付けされてもよいし、また、電子書籍リーダー1ではなく、パソコンや携帯情報端末(PDA)、携帯電話等の表示装置に内蔵または外付けされる構成で実現されてもよい。
図1は、本実施の形態に係る電子書籍リーダー1の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すとおり、電子書籍リーダー1は、電子書籍(コンテンツ)を再生、表示等することが可能な端末機器であり、少なくとも、コンテンツデータ取得部10、データパース部11、レイアウト生成部12、レイアウト判定部15、コンテンツ表示部16、データ生成部17、ページ数決定装置20、記憶部30を備える。
以下、各部の詳細を説明する。なお、説明の便宜上、ページ数決定装置20の説明は最後に行う。
コンテンツデータ取得部10は、書籍をデジタルデータにし、パソコンや携帯情報端末(PDA)、携帯電話などで再生、表示可能にしたコンテンツデータを取得する。コンテンツデータには、動画データ、静止画データ、音声データなどが含まれうる。コンテンツデータ取得部10は、電子書籍リーダー1にダウンロードする構成でコンテンツデータを取得する構成で実現されてもよいし、あるいは、ダウンロードせずにWeb上でアクセスしてコンテンツデータを取得する構成で実現されてもよい。
より具体的に説明すると、コンテンツデータ取得部10は、ユーザの操作入力、あるいは前回表示位置からの表示といった表示位置指定に基づいて、コンテンツデータ内の最小単位(ブロック)のデータを、必要となる領域分(レイアウトする必要がある領域分)だけ取得する。例えば、図8は、コンテンツデータを説明するための概略図であるが、同図において、コンテンツデータ取得部10は、Nブロックからなるコンテンツデータのうち、表示領域(指定領域)である〔M−1〕のコンテンツデータを最初に取得する。
ここで、コンテンツデータ取得部10は、取得したコンテンツデータと、そのコンテンツデータに付随するデータであるブロック補助データとを記憶部30に記憶させてもよい。あるいは、コンテンツデータとブロック補助データは、後述するデータパース部11によって記憶部30に記憶されてもよい。
データパース部11は、コンテンツデータ取得部10が取得した1ブロック分のコンテンツデータの情報をパース(分解、解読)する。そして、データパース部11は、全体のレイアウトを決めるレイアウト用データ(段数、余白、行間、文字間指定等に関するデータ)と、行をレイアウトするための行要素データ(コンテンツデータ内のフォントサイズの変更、ルビ情報等に関するデータ)とを読み出す(準備する)。
例えば、データパース部11は、〔M−1〕ブロックのデータを解析し、コンテンツデータ内のフォントサイズの変更、ルビ情報等の行要素データを準備する。なお、データパース部11は、リンクジャンプの操作等に関するイベント情報を読み出すこともある。
さらに、データパース部11は、全体のレイアウトを決めるレイアウト用データ(段数、余白、行間、文字間指定等に関するデータ)を、最初に読み込む領域(ヘッダ領域等)から読み出しておき、記憶部30等の記憶部に記憶させておいてもよい。
レイアウト生成部12は、データパース部11で準備されたレイアウト用データおよび行要素データを利用して、実際のレイアウトを行う。なお、レイアウト生成部12は、コンテンツに設定されているレイアウト用データ(段数、余白、行間、文字間指定等)が切り替わった場合、あるいは、ユーザが設定を切り替えた場合などの再度情報を取得する必要がある場合には、新たなレイアウト用データを取得する。また、レイアウト生成部12は、動画、音声等のマルチメディアデータ、リンク移動等の各種イベント情報を、対応する行要素に割り当てる動作も行う。
より具体的に説明すると、レイアウト生成部12は、段組レイアウト生成部13と、行レイアウト生成部14とを備える。
段組レイアウト生成部13は、レイアウト用データにしたがって、データパース部11で生成された行要素データを流し込むための全体のレイアウト設定を行う。例えば、段組レイアウト生成部13は、2段組、フォントサイズ10dot、余白0dot、行間:フォントサイズの50%、文字間0dotといった設定を行う。また、段組レイアウト生成部13は、その他のフォントサイズ変更等の設定も行う。
次に、行レイアウト生成部14は、段組レイアウト生成部13による設定にしたがい、各行に指定されているフォントサイズの拡大等のデータを利用してレイアウトを行う。
レイアウト判定部15は、現在表示している領域中のすべてのレイアウトが生成されているかどうかを判定する。レイアウトが終了されていない場合は、その旨をコンテンツデータ取得部10に通知する。コンテンツデータ取得部10は、その通知を受けて、次のブロックのコンテンツデータを取得する。この動作は、表示領域内のすべてのレイアウトが生成されるまで繰り返される。図8の例で言えば、〔M−1〕、〔M〕、〔M+1〕のすべてのレイアウトが生成されるまで、すなわち、レイアウト判定部15が現在表示している領域中のすべてのレイアウトが生成されたと判定するまで、上記レイアウトの生成が繰り返される。
コンテンツ表示部16は、生成されたレイアウトに基づき、実際に文字、画像等の要素を表示する。ここで、リンクで紐付けられていたり、行要素として設定された動画、音声などのマルチメディアデータ、または、行要素として表示する必要のある画像データが存在する場合もある。その場合、コンテンツ表示部16は、データ生成部17によって生成されたデータを取得したうえで、音声・動画の再生や、画像の表示を行う。
また、コンテンツ表示部16は、総ページ数決定部23(または現ページ数特定部(現ページ数特定手段)24)から、電子書籍リーダー1にコンテンツが表示されるときの総ページ数に関するデータを取得する。また、コンテンツ表示部16は、現ページ数特定部24から、進行位置に応じた現ページ数に関するデータを取得する。そして、コンテンツ表示部16は、取得した総ページ数および現ページ数に関するデータに基づいて、進行位置に応じた「現ページ数/総ページ数」を示す情報を電子書籍リーダー1に表示する。なお、コンテンツ表示部16によるコンテンツ、あるいは現ページ数/総ページ数等の表示は、図示しない表示制御部による制御を介して行われる。
データ生成部17は、レイアウト内で必要になった画像、音声データ等の表示再生に必要となる、各種コーデックでコーディングされたデータを再生可能な形式に変換する。具体的には、メディアデータ生成部18および画像デコード部19が、マルチメディアデータの生成、制御、画像データの表示可能なデータへの変換(デコード)を行う。そして、データ生成部17は、その変換データをコンテンツ表示部16に出力する。
また、電子書籍リーダー1は、図示しない操作部を備える。操作部は、ユーザが電子書籍リーダー1を動作させるための指示信号を入力するものであり、例えば、電子書籍リーダー1自体に設けられたタッチパネル、操作ボタン、電子書籍リーダー1に接続された、マウスやキーボードなどで構成される。操作部を用いてユーザにより入力された指示信号は、図示しない入出力制御部を介して、電子書籍リーダー1が備える各種機能ブロックに送られる。これにより、ユーザは、電子書籍リーダー1を操作することが可能となる。
さらに、操作部を介したユーザの入力操作により、電子書籍リーダー1に表示されるコンテンツの表示ページが進む(戻る)と、後述する現ページ数特定部24が、進行位置に応じた現ページ数を特定する。そして、コンテンツ表示部16は、その進行位置に応じた現ページ数/総ページ数を電子書籍リーダー1に表示する。
記憶部30は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、SRAM(Static RAM)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)など、およびこれらの混成で構成されてもよい。記憶部30には、データパース部11が記憶させるレイアウト用データ(段数、余白、行間、文字間指定等に関するデータ)などが格納される。なお、記憶部30は、図1では電子書籍リーダー1に内蔵されているが、外付けされる構成で実現されてもよい。
次に、ページ数決定装置20について説明する。なお、図9は、ページ数決定装置20の動作を説明するためのフローチャートであり、後述する説明において、括弧内に示すステップ番号(S10等)は図9の各ステップ番号に対応する。
ページ数決定装置20は、データパース部11から、あらかじめ指定されている、全体のレイアウトを決めるレイアウト用データ(段数、余白、行間、文字間指定等に関するデータ)と、行をレイアウトするための行要素データ(コンテンツデータ内のフォントサイズの変更、ルビ情報等に関するデータ)とを取得する(S10)。また、ページ数決定装置20は、記憶部30等から、コンテンツデータとコンテンツデータに付随するブロック補助データとを取得する。そして、ページ数決定装置20は、レイアウト用データ、行要素データ、ブロック補助データ等に基づいて、電子書籍リーダー1でコンテンツを閲覧する、その進行位置に応じた現ページ数、総ページ数を計算(特定)する。
より具体的に、ページ数決定装置20は、総ブロック数検出部21と、重み計算部22と、総ページ数決定部23と、現ページ数特定部24と、を備える。
総ブロック数検出部21は、データパース部11(あるいは、コンテンツデータ取得部10及び/または記憶部30)より、コンテンツデータとそのコンテンツデータに付随するブロック補助データとを取得する。そして、総ブロック数検出部21は、ブロック補助データから、分割されるブロック数に関する情報を検出する(S20)。たとえば、図5のブロック補助データにおいては、領域210から分割したブロック数「4」という情報を検出する。
そして、総ブロック数検出部21は、そのブロック数に関する情報を重み計算部22に出力する。また、このとき、総ブロック数検出部21は、重み計算部22に対して、データパース部11から取得したレイアウト用データおよび行要素データを出力する。
重み計算部22は、総ブロック数検出部21から、上記ブロック数に関する情報を取得する。また、重み計算部22は、総ブロック数検出部21(またはデータパース部11)から、レイアウト用データおよび行要素データを取得する。そして、重み計算部22は、取得した上記ブロック数に関する情報、レイアウト用データ、及び行要素データから、1画面当たりに表示可能なブロックの数を「重み」と定義したときに、その重みを計算する(S30)。
以下、重みの計算方法を図10を用いて説明する。図10は、重み計算部22によって重みを計算する方法を説明するための図である。
なお、同図では、図面に対して横方向に文字が並んでいるものとする(以降、本文データを表示するときの文字の進行方向を「主走査方向」と称する場合もある。さらに、本文データが改行される方向を「副走査方向」と称する場合もある。)。したがって、この場合は、横方向が主走査方向を表す。
まず、同図に記載された変数を用いて、重み計算部22は、以下の式(1)により1行当たりの文字数を計算する。
M=(L1−(MG1+MG2)+FSP)/(FSZ1+FSP)・・・(1)
ただし、
M :1行当たりの文字数(数)
L1 :主走査方向の画面サイズ(dot)
MG1:主走査方向のトップマージン(縦書き時上余白、横書き時左余白)(dot)
MG2:主走査方向のボトムマージン(縦書き時下余白、横書き時右余白)(dot)
FSP:文字間の長さ(dot)
FSZ1:1つのフォントの主走査方向の長さ(dot)
とする。
なお、Mの小数点以下端数は切り捨てる。
次に、重み計算部22は、以下の式(2)を用いて1画面当たりの行数を計算する。
N=(L2−(MG3+MG4)+LSP)/(FSZ2+LSP)・・・(2)
ただし、
N :1画面当たりの行数(数)
L2 :副走査方向の画面サイズ(dot)
MG3:副走査方向のトップマージン(縦書き時右余白、横書き時上余白)(dot)
MG4:副走査方向のボトムマージン(縦書き時左余白、横書き時下余白)(dot)
LSP:行間の長さ(dot)
FSZ2:1つのフォントの副走査方向の長さ(dot)
とする。
なお、Nの小数点以下端数は切り捨てる。
続いて、重み計算部22は、以下の式(3)を用いて1画面当たりの文字数を計算する。
S=M×N・・・(3)
ただし、
S :1画面当たりの文字数(数)
とする。
最後に、重み計算部22は、以下の式(4)を用いて重みを計算する。
W=S/BW・・・(4)
ただし、
W :重み
BW :1ブロック当たりの文字数(数)
とする。
そこで、例えば、L1=800、L2=600、MG1=MG2=28、FSZ1=FSZ2=10、FSP=2、MG3=MG4=21、LSP=10のとき(単位はすべて(dot)とする)、重み計算部22は1画面当たりの文字数Sを、
S=M×N=33×18=594(数)
と計算する。
したがって、例えばBW=1024であるときには、重み計算部22は、重みWを、
W=S/BW=594/1024=0.58
と計算する。
このようにして、重み計算部22は、式(1)〜(4)を用いて重みを計算する。そして、重み計算部22は、計算した重みを総ページ数決定部23および現ページ数特定部24に通知する。また、重み計算部22は、総ブロック数検出部21から取得した総ブロック数を、重みと併せて総ページ数決定部23に通知する。ただし、総ページ数決定部23は、総ブロック数を総ブロック数検出部21から取得してもよい。
なお、FSP、FSZ1等の単位を(dot)で表現しているが、その単位は、pt(ポイント)、cm(センチメートル)など、どのような単位で表現されてもよい。ただし、上記では、長さの単位を(dot)で説明している。
また、BWは、予め決められた数字であってよい。例えば、XMDFの場合、1024バイト以上で改行が入った時点でブロック間の境界が切られるパターンが多いため、1ブロック=1024文字と仮定する。このようにBWの数値は、使用するフォーマットによって規定(仮定)されうるものである。また、仮想的にブロックが分割されている場合は、そのブロックのサイズに応じてBWの値を動的に規定してもよい。
総ページ数決定部23は、総ブロック数検出部21(または、重み計算部22)から総ブロック数(または、総ブロック数に関する情報)を、重み計算部22から重み(または、重みに関する情報)を、それぞれ取得する。そして、総ページ数決定部23は、取得した総ブロック数及び重みに基づいて、以下の式(5)により総ページ数を計算し、決定する(S40)。
TP=TB/W+1・・・(5)
ただし、
TB :総ブロック数検出部21が検出した総ブロック数
TP :総ページ数(ページ)
とする。なお、TPの小数点以下の端数は切捨てとする。
そこで、例えば、TB=5、W=1のとき、総ページ数決定部23は、総ページ数TPを、
TP=TB/W+1=5/1+1=6(ページ)
と計算する。
このようにして、総ページ数決定部23は、式(5)を用いて総ページ数を計算する。そして、総ページ数決定部23は、その総ページ数(または総ページ数に関する情報)をコンテンツ表示部16に通知する。
現ページ数特定部24は、コンテンツ表示部16から、電子書籍リーダー1の表示部に現在表示されているコンテンツについて、その先頭ブロックのブロック番号に関する情報を取得する。1画面に表示されているブロックが複数存在する場合には、最上部に位置するブロックが取得される現ブロック番号となる。なお、現ページ数特定部24は、電子書籍リーダー1の表示部に現在表示されているブロックのブロック補助データを参照して現ブロック番号を認識してもよい。
また、現ページ数特定部24は、重み計算部22から、重み計算部22が計算した重み(または重みに関する情報)を取得する。
そして、現ページ数特定部24は、電子書籍リーダー1に表示されているコンテンツの進行位置に応じた現ページ数を、以下の式(6)を用いて特定する(S50)。
CP=b/W+1・・・(6)
ただし、
b :電子書籍リーダー1に表示されているコンテンツのブロックのうち、最上部に位置するブロックのブロック番号
CP :現ページ数
とする。なお、TPの小数点以下の端数は切り捨てとする。
そこで、例えば、b=5、W=0.58のとき、現ページ数特定部24は、現ページ数を、
CP=b/W+1=5/0.58+1=9.62⇒9
と計算する。
このようにして、現ページ数特定部24は、式(6)を用いて現ページ数を計算する。そして、現ページ数特定部24は、その現ページ数をコンテンツ表示部16に通知する。
その後、コンテンツ表示部16は、総ページ数決定部23から取得した総ページ数(または総ページ数に関する情報)と、現ページ数特定部24から取得した現ページ数(または現ページ数に関する情報)とに基づいて、「現ページ数/総ページ数」を示す情報を表示することができる(S60)。
以上、電子書籍リーダー1、及びページ数決定装置20の構成、動作について説明した。ここで、上記説明は、あくまで1つの実施形態を説明するものであって、本実施の形態は、上述した内容に限定されるものではない。例えば、図6等では、横書きのコンテンツを例に説明したが、当然にコンテンツは縦書きの場合も本実施の形態に含まれる。また、コンテンツに含まれる文字は、日本語、英語等の特定の言語に限られるものではない。
〔表示例〕
ここで、ページ数決定装置20による「現ページ数/総ページ数」の表示例を図11により説明する。図11は、「現ページ数/総ページ数」の表示例を説明するための図であり、同図(a)は1ページ目を、同図(b)は2ページ目を、同図(c)は3ページ目を、それぞれ示す。なお、同図では、総ブロック数は5である。また、同図では、1ブロック当たりの文字数(コンテンツデータがXMDFの場合)が1024文字であり、S(1画面あたりの文字数)=1800文字であるとする。
このとき、重みW=1800/1024=1.76であるため、総ページ数(TP)は、式(5)を用いて
TP=TB/W+1=5/1.76+1=3.84⇒3
となる。
次に、現ページ数特定部24は、式(6)を用いて、1ページ目(CP1)を
CP1=b/W+1=1/1.76+1=1.59⇒1
と算出する。
また、現ページ数特定部24は、式(6)を用いて、2ページ目(CP2)を
CP2=b/W+1=2/1.76+1=2.13⇒2
と算出する。
また、現ページ数特定部24は、式(6)を用いて、3ページ目(CP3)を
CP3=b/W+1=2/1.76+1=3.27⇒3
と算出する。
このようにして、同図に示す表示例では、コンテンツ表示部16は、順に「1/3」、「2/3」、「3/3」と表示するため、リフロー式にコンテンツが表示されるときに、そのコンテンツの全体のボリュームを正確かつ迅速にユーザに認識させることができる。
〔その他の表示例〕
その他の表示例を図12により説明する。図12は、移動バーにより画面をスクロールさせるときの「現ページ数/総ページ数」の表示例を示す。
図11(c)のように、最終ページに複数のブロックが表示される場合に、コンテンツ表示部16は、最終ページを「99/100」と表示する場合がある。このような場合は、図12に示す移動バーの「END」ボタンを押す(移動)することにより、コンテンツ表示部16は、「100/100」と最後の画面を表示する構成としてもよい。移動バーの「END」ボタンを押す(移動)するにはタッチパネル、十字キーで移動すればよく、移動後のページ表示として「100/100」が表示される。また、本文領域は移動後の画面に変わってもよい。
このように、電子書籍リーダー1は、ページ数決定装置20を備えることにより、種々の方法による「現ページ数/総ページ数」の表示が可能である。
〔ページ数決定装置20によって得られる効果〕
ページ数決定装置20は、リフロー式にコンテンツを表示することが可能な電子書籍リーダー1に用いられるページ数決定装置20であって、コンテンツデータが複数のブロックに分割されるときに、その分割されるブロックの総数である総ブロック数を検出する総ブロック数検出部21と、電子書籍リーダー1の1画面当たりに表示可能なブロックの数を重みとして計算する重み計算部22と、総ブロック数検出部21によって検出された総ブロック数と重み計算部22によって計算された重みとから、電子書籍リーダー1にコンテンツが表示されるときの総ページ数を決定する総ページ数決定部23と、を備えることを特徴としている。
また、本発明に係るページ数決定方法は、リフロー式にコンテンツを表示することが可能な電子書籍リーダー1に用いられるページ数決定方法であって、コンテンツデータが複数のブロックに分割されるときに、その分割されるブロックの総数である総ブロック数を検出する総ブロック数検出ステップと、電子書籍リーダー1の1画面当たりに表示可能なブロックの数を重みとして計算する重み計算ステップと、総ブロック数検出ステップによって検出された総ブロック数と重み計算ステップによって計算された重みとから、電子書籍リーダー1にコンテンツが表示されるときの総ページ数を決定する総ページ数決定ステップと、を含むことを特徴としている。
一般的に、電子書籍リーダー1に表示されるコンテンツのレイアウトは、紙面で文書等をレイアウトする場合と異なり、表示状態が画面サイズ等に応じて変化する。このため、そのコンテンツが電子書籍リーダー1に表示されるときの厳密なページ数を決定するためには、実際にコンテンツを開いてから複雑な計算を行う必要がある。
しかしながら、コンテンツのサイズを判断するうえで或る基準を設け、その基準に基づいてレイアウトを行うことで、コンテンツの全体のボリュームをかなり厳密に把握しうる場合がある。ページ数決定装置20(ページ数決定方法)は、コンテンツを開いてからでも、簡単な計算によってコンテンツの全体のボリュームを正確かつ迅速にユーザに認識させることを可能とするものである。
具体的に、ページ数決定装置20(ページ数決定方法)では、まずコンテンツデータが複数のブロックに分割される。そして、総ブロック数検出部21が、その分割されたブロックの総数である総ブロック数を検出する。さらに、本発明では、電子書籍リーダー1の1画面当たりに表示可能なブロックの数を「重み」という概念で表現しており、その「重み」が、上記或る基準として用いられるとともに、重み計算部22(重み計算ステップ)によって計算される。
そのうえで、総ページ数決定部23(総ページ数決定ステップ)が、総ブロック数検出部21によって検出された総ブロック数と重み計算部22によって計算された重みとから、電子書籍リーダー1にコンテンツが表示されるときの総ページ数を決定する。つまり、総ページ数決定部23(総ページ数決定ステップ)は、電子書籍リーダー1の1画面当たりに表示可能なブロックの数である「重み」を上記或る基準として、その基準となる重みと総ブロック数とから、コンテンツの全体のボリュームを示す総ページ数を決定している。
したがって、ページ数決定装置20(ページ数決定方法)は、上記構成を備えることにより、コンテンツが電子書籍リーダー1に表示されるときに、実際にコンテンツを開いてから、簡単な計算により総ページ数を決定することを可能としている。また、演算処理によって総ページ数が決定されることから、正確かつ迅速に、総ページ数をユーザに認識させることができる。
なお、コンテンツデータは、仮想的に複数のブロックに分割されても、実際に分割されていてもよく、また各ブロックは任意のサイズに分割することもできる。ただし、上記或る基準としての「重み」の信頼性を高めるうえで、各ブロックをほぼ等しいサイズに分割することが好ましい。
さらに、ページ数決定装置20では、総ページ数決定部23は、総ブロック数を重みにより除算して得られる値を総ページ数と決定する構成であってよい。
「重み」は、電子書籍リーダー1の1画面当たりに表示可能なブロックの数を示す値である。したがって、総ページ数決定部23は、総ブロック数を重みにより除算して得られる値を総ページ数として決定することができる。総ページ数の決定に際しては、単純な演算式を用いるだけでよいため、総ページ数決定部23は、正確かつ迅速に総ページ数を決定することができる。
さらに、ページ数決定装置20では、総ページ数決定部23は、以下の式(1)〜(5)を用いて、総ページ数を決定する構成であってよい。
M=(L1−(MG1+MG2)+FSP)/(FSZ1+FSP)・・・(1)
N=(L2−(MG3+MG4)+LSP)/(FSZ2+LSP)・・・(2)
S=M×N・・・(3)
W=S/BW・・・(4)
TP=TB/W+1・・・(5)
ただし、
M :1行当たりの文字数
L1 :主走査方向の画面サイズ
MG1:主走査方向のトップマージン(縦書き時上余白、横書き時左余白)
MG2:主走査方向のボトムマージン(縦書き時下余白、横書き時右余白)
FSP:文字間の長さ
FSZ1:1つのフォントの主走査方向の長さ
N :1画面当たりの行数
L2 :副走査方向の画面サイズ
MG3:副走査方向のトップマージン(縦書き時右余白、横書き時上余白)
MG4:副走査方向のボトムマージン(縦書き時左余白、横書き時下余白)
LSP:行間の長さ
FSZ2:1つのフォントの副走査方向の長さ
S :1画面当たりの文字数
W :重み
BW :1ブロック当たりの文字数
TB :総ブロック数検出部21が検出した総ブロック数
TP :総ページ数
とする。
上述するように、1行当たりの文字数(M)、及び1画面当たりの行数(N)は、主走査方向の画面サイズ(L)等のレイアウト情報に基づいて求められる。すなわち、1画面当たりの文字数(S)は、レイアウト情報に基づいて取得可能である。そして、1ブロック当たりの文字数(BW)は、所与の数値として与えられる(例えば、XMDFの場合、1024バイト以上で改行が入った時点でブロック間の境界が切られるパターンが多いため、1ブロック当たりの文字数は、1024文字として与えられる。)このため、電子書籍リーダー1の1画面当たりに表示可能なブロックの数を示す重みWは、式(4)により計算することができる。
したがって、総ページ数を計算するための式として式(5)を定義することにより、総ページ数決定部23は、総ページ数を迅速に決定することができる。
さらに、ページ数決定装置20では、複数に分割されたブロックのうち、電子書籍リーダー1の表示部の最上部に表示されているコンテンツに対応付けられたブロック番号と、重み計算部22によって計算された重みとから、電子書籍リーダー1に表示されているコンテンツの進行位置に応じた現ページ数を特定する現ページ数特定部24を備える構成であってよい。
上述したように、電子書籍リーダー1の1画面当たりに表示可能なブロックの数を示す重みは、重み計算部によって既に計算されている。したがって、現ページ数特定部24は、その重みを取得するとともに、複数に分割されたブロックのうち、電子書籍リーダー1の表示部の最上部に表示されているコンテンツに対応付けられたブロック番号とを取得することで、現ページ数を特定することができる。
ここで、複数に分割されたブロックのうち、電子書籍リーダー1の表示部の最上部に表示されているコンテンツに対応付けられたブロック番号は、公知の手段によって取得することが可能である。そのため、現ページ数特定部24は、重み及びブロック番号を取得することで、現ページ数を容易に特定することができる。
さらに、ページ数決定装置20では、現ページ数特定部24は、以下の式(6)を用いて、現ページ数を特定する構成であってよい。
CP=b/W+1・・・(6)
ただし、
b :電子書籍リーダー1に表示されているコンテンツのブロックのうち、最上部に位置するブロックのブロック番
CP :現ページ数
とする。
電子書籍リーダー1に表示されているコンテンツの進行位置に応じた現ページ数を計算するための式として式(6)を定義することにより、現ページ数特定部24は、現ページ数を迅速に決定することができる。このとき、式(6)で用いられる変数は、bおよびWのみである。したがって、現ページ数特定が現ページ数を特定するときに、複雑な演算処理は必要なく、それゆえ、演算処理上の負担を著しく軽減することができる。
さらに、ページ数決定装置20では、コンテンツデータには当該コンテンツデータを複数のブロックに分割して処理するためのブロック補助データが含まれており、コンテンツデータは、ブロック補助データに基づいて、複数のブロックに分割される構成であってよい。
上記構成によれば、コンテンツデータを複数のブロックに分割して処理するためのブロック補助データがコンテンツデータに含まれている。したがって、そのブロック補助を含むコンテンツデータを用いることにより、容易に、コンテンツデータを複数のブロックに分割することができる。また、ブロック補助データを適宜設定することにより、各ブロックサイズをほぼ等しいサイズにし、総ページ数決定部23が総ページ数を決定する精度、および現ページ数特定部24が現ページ数を特定する精度を高めることができる。
さらに、ページ数決定装置20では、電子書籍リーダー1は、総ページ数決定部23によって決定された総ページ数と現ページ数特定部24によって特定された現ページ数とを表示する構成であってよい。
上記構成により、例えば「現ページ数/総ページ数」が電子書籍リーダー1に表示される。これにより、ユーザは、コンテンツの全体のボリュームを知ることができ、かつ、コンテンツデータ全体における表示ページの進行位置も知ることができる。それゆえ、ページ数決定装置20は、実際の書籍と同様の読書感覚をユーザに与えることができ、電子書籍リーダー1のユーザビリティーを高めることができる。
さらに、ページ数決定装置20では、電子書籍リーダー1は、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、携帯電話機、及び電子書籍リーダーの何れかであってよい。
ページ数決定装置20は、自身が接続される電子書籍リーダー1がパーソナルコンピュータ、携帯情報端末、携帯電話機、及び電子書籍リーダーであるときに、好適に適用することができる。
なお、ページ数決定装置20(ページ数決定方法)は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを総ブロック数検出ステップ、重み計算ステップステップ、及び総ページ数決定ステップとして動作させることによりページ数決定方法をコンピュータにて実現させるページ数決定プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
〔補足〕
最後に、ページ数決定装置20の各ブロック、特に総ブロック数検出部21、重み計算部22、総ページ数決定部23、及び現ページ数特定部24は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、ページ数決定装置20は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、前記プログラムを格納したROM(read only memory)、前記プログラムを展開するRAM(random access memory)、前記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備える。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるページ数決定装置20の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、ページ数決定装置20に供給し、そのコンピュータ(又はCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
前記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやコンパクトディスク−ROM/MO/MD/デジタルビデオデイスク/コンパクトディスク−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、ページ数決定装置20を通信ネットワークと接続可能に構成し、前記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、前記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、リフロー式に表示されるコンテンツの総ページ数を計算することが可能なページ数決定装置に関し、特に、当該ページ数決定装置を内臓する電子書籍リーダーに好適に適用することができる。
1 電子書籍リーダー(表示装置)
10 コンテンツデータ取得部
11 データパース部
12 レイアウト生成部
13 段組レイアウト生成部
14 行レイアウト生成部
15 レイアウト判定部
16 コンテンツ表示部
17 データ生成部
18 メディアデータ生成部
19 画像デコード部
20 ページ数決定装置
21 総ブロック数検出部(総ブロック数検出手段)
22 重み計算部(表示可能ブロック数計算手段)
23 総ページ数決定部(総ページ数決定手段)
24 現ページ数特定部(現ページ数特定手段)
30 記憶部

Claims (11)

  1. リフロー式にコンテンツを表示することが可能な表示装置に用いられるページ数決定装置であって、
    コンテンツデータが複数のブロックに分割されるときに、その分割されるブロックの総数である総ブロック数を検出する総ブロック数検出手段と、
    上記表示装置の1画面当たりに表示可能な上記ブロックの数である表示可能ブロック数を計算する表示可能ブロック数計算手段と、
    上記総ブロック数検出手段によって検出された上記総ブロック数と上記表示可能ブロック数計算手段によって計算された上記表示可能ブロック数とから、上記表示装置に上記コンテンツが表示されるときの総ページ数を決定する総ページ数決定手段と、
    を備え
    上記総ページ数決定手段は、以下の式(1)〜(5)を用いて、上記総ページ数を決定することを特徴とするページ数決定装置。
    M=(L1−(MG1+MG2)+FSP)/(FSZ1+FSP)・・・(1)
    N=(L2−(MG3+MG4)+LSP)/(FSZ2+LSP)・・・(2)
    S=M×N・・・(3)
    W=S/BW・・・(4)
    TP=TB/W+1・・・(5)
    ただし、
    M :1行当たりの文字数
    L1 :主走査方向の画面サイズ
    MG1:主走査方向のトップマージン(縦書き時上余白、横書き時左余白)
    MG2:主走査方向のボトムマージン(縦書き時下余白、横書き時右余白)
    FSP:文字間の長さ
    FSZ1:1つのフォントの主走査方向の長さ
    N :1画面当たりの行数
    L2 :副走査方向の画面サイズ
    MG3:副走査方向のトップマージン(縦書き時右余白、横書き時上余白)
    MG4:副走査方向のボトムマージン(縦書き時左余白、横書き時下余白)
    LSP:行間の長さ
    FSZ2:1つのフォントの副走査方向の長さ
    S :1画面当たりの文字数
    W :表示可能ブロック数
    BW :1ブロック当たりの文字数
    TB :上記総ブロック数検出手段が検出した総ブロック数
    TP :総ページ数
    とする。
  2. リフロー式にコンテンツを表示することが可能な表示装置に用いられるページ数決定装置であって、
    コンテンツデータが複数のブロックに分割されるときに、その分割されるブロックの総数である総ブロック数を検出する総ブロック数検出手段と、
    上記表示装置の1画面当たりに表示可能な上記ブロックの数である表示可能ブロック数を計算する表示可能ブロック数計算手段と、
    上記総ブロック数検出手段によって検出された上記総ブロック数と上記表示可能ブロック数計算手段によって計算された上記表示可能ブロック数とから、上記表示装置に上記コンテンツが表示されるときの総ページ数を決定する総ページ数決定手段と、
    複数に分割された上記ブロックのうち、上記表示装置の表示部の最上部に表示されているコンテンツに対応付けられたブロック番号と、上記表示可能ブロック数計算手段によって計算された表示可能ブロック数とから、上記表示装置に表示されている上記コンテンツの進行位置に応じた現ページ数を特定する現ページ数特定手段と、を備えることを特徴とするページ数決定装置。
  3. 上記総ページ数決定手段は、上記総ブロック数を上記表示可能ブロック数により除算して得られる値を上記総ページ数と決定することを特徴とする請求項2に記載のページ数決定装置。
  4. 上記現ページ数特定手段は、以下の式(6)を用いて、上記現ページ数を特定することを特徴とする請求項2または3に記載のページ数決定装置。
    CP=b/W+1・・・(6)
    ただし、
    b :上記表示装置に表示されているコンテンツのブロックのうち、最上部に位置するブロックのブロック番
    CP :現ページ数
    とする。
  5. 上記コンテンツデータには当該コンテンツデータを複数のブロックに分割して処理するためのブロック補助データが含まれており、
    上記コンテンツデータは、上記ブロック補助データに基づいて、複数のブロックに分割されることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のページ数決定装置。
  6. 上記表示装置は、総ページ数決定手段によって決定された上記総ページ数と上記現ページ数特定手段によって特定された上記現ページ数とを表示することを特徴とする請求項2から4の何れか1項に記載のページ数決定装置。
  7. 上記表示装置は、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、携帯電話機、及び電子書籍リーダーの何れかであることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載のページ数決定装置。
  8. リフロー式にコンテンツを表示することが可能な表示装置に用いられるページ数決定方法であって、
    コンテンツデータが複数のブロックに分割されるときに、その分割されるブロックの総数である総ブロック数を検出する総ブロック数検出ステップと、
    上記表示装置の1画面当たりに表示可能な上記ブロックの数を表示可能ブロック数として計算する表示可能ブロック数計算ステップと、
    上記総ブロック数検出ステップによって検出された上記総ブロック数と上記表示可能ブロック数計算ステップによって計算された上記表示可能ブロック数とから、上記表示装置に上記コンテンツが表示されるときの総ページ数を決定する総ページ数決定ステップと、を含み、
    上記総ページ数決定ステップにて、以下の式(1)〜(5)を用いて、上記総ページ数を決定することを特徴とするページ数決定方法。
    M=(L1−(MG1+MG2)+FSP)/(FSZ1+FSP)・・・(1)
    N=(L2−(MG3+MG4)+LSP)/(FSZ2+LSP)・・・(2)
    S=M×N・・・(3)
    W=S/BW・・・(4)
    TP=TB/W+1・・・(5)
    ただし、
    M :1行当たりの文字数
    L1 :主走査方向の画面サイズ
    MG1:主走査方向のトップマージン(縦書き時上余白、横書き時左余白)
    MG2:主走査方向のボトムマージン(縦書き時下余白、横書き時右余白)
    FSP:文字間の長さ
    FSZ1:1つのフォントの主走査方向の長さ
    N :1画面当たりの行数
    L2 :副走査方向の画面サイズ
    MG3:副走査方向のトップマージン(縦書き時右余白、横書き時上余白)
    MG4:副走査方向のボトムマージン(縦書き時左余白、横書き時下余白)
    LSP:行間の長さ
    FSZ2:1つのフォントの副走査方向の長さ
    S :1画面当たりの文字数
    W :表示可能ブロック数
    BW :1ブロック当たりの文字数
    TB :上記総ブロック数検出ステップにて検出された総ブロック数
    TP :総ページ数
    とする。
  9. リフロー式にコンテンツを表示することが可能な表示装置に用いられるページ数決定方法であって、
    コンテンツデータが複数のブロックに分割されるときに、その分割されるブロックの総数である総ブロック数を検出する総ブロック数検出ステップと、
    上記表示装置の1画面当たりに表示可能な上記ブロックの数を表示可能ブロック数として計算する表示可能ブロック数計算ステップと、
    上記総ブロック数検出ステップによって検出された上記総ブロック数と上記表示可能ブロック数計算ステップによって計算された上記表示可能ブロック数とから、上記表示装置に上記コンテンツが表示されるときの総ページ数を決定する総ページ数決定ステップと、
    複数に分割された上記ブロックのうち、上記表示装置の表示部の最上部に表示されているコンテンツに対応付けられたブロック番号と、上記表示可能ブロック数計算ステップにて計算された表示可能ブロック数とから、上記表示装置に表示されている上記コンテンツの進行位置に応じた現ページ数を特定する現ページ数特定ステップと、を含むことを特徴とするページ数決定方法。
  10. 請求項8または9に記載の上記各ステップをコンピュータに実行させるためのページ数決定プログラム。
  11. 請求項10に記載のページ数決定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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