JP2012061672A - 繊維強化プラスチック部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】孔のあいた板状の強化繊維プラスチック部品において、孔の周囲の強度を高める。
【解決手段】ヒンジを構成する要素であるヒンジプレート12は、先端20側に孔14があけられている。ヒンジプレート12を多層構造とし、その少なくとも1層を複数の補強繊維26を有する補強層22とする。補強層22の複数の補強繊維26は、孔14の先端20側では、孔14の周囲に同心円状に配置される。この同心円状に配置された部分の両端が、先端20と反対側の基端18に向けて延びる。
【選択図】図2

Description

本発明は、繊維強化プラスチック部品、特に孔のあいた板状部分を有する部品に関する。
繊維強化プラスチックは、軽量、高強度という利点のために、様々な分野でその使用が広まっている。繊維強化プラスチックの部品の製作方法として、補強繊維を織った織物のシート、または補強繊維が1方向に揃えられたシートを積層し、樹脂を含浸し、硬化させる方法が知られている。孔を有する部品を、前記のような補強繊維のシートを積層した繊維強化プラスチックにて作製する場合、孔により繊維が切られ、また孔の周囲では補強繊維のつながりが少なく、強度が繊維強度から期待されるよりも低くなる傾向がある。下記特許文献1には、孔周囲の強度を確保するために、孔周囲の補強繊維をかき分け、かき分けた部分に、補強繊維が周方向に延びるリング状の部品を組み込む技術が示されている。
特開2008−290269号公報
板状部材の端付近に孔をあける場合、板状部材の端と孔の間に、部材の細い部分が形成される。この細い部分を、上記特許文献1の方法を用いて補強しようとすると、この細い部分においてかき分けた補強繊維同士が離れてしまい、所定の形状が得られないという問題がある。また、上記特許文献1の方向においては、リング状の部品とこれが組み込まれるシート状の部分との結合が弱いという問題がある。
本発明は、板状部分を有し、板状部分の端に孔があいた繊維強化プラスチック部品において、孔周囲の細い部分の引っ張り強度を有効に補強することを目的とする。
本発明に係る繊維強化プラスチック部品は、先端と基端を有する板状部分を有し、その先端付近に孔があけられた部品である。板状部分は、多層構造を有し、この多層構造の少なくとも1層は複数の補強繊維を含む層である。この層の複数の補強繊維は、孔の先端側では孔の周囲に同心円状に配置され、孔の基端側では同心円状に配置された部分の両端がさらに基端に向けて延びている。
また、前記板状部分が、孔の位置から基端に向けて幅が広がるものである場合、前記複数の補強繊維は、板状部分の幅の広がりに応じて基端に向けて広がって配置するようにできる。
また、本発明に係る繊維強化プラスチック部品のための予備附形品を形成するための治具は、離れて配置され、補強繊維が巻き渡される第1および第2巻き付け部材と、第1の巻き付け部材の周囲において、予備附形品の厚さを規制する2枚の挟持板とを有する。予備附形品の厚さは、第1および第2巻き付け部材に巻き渡された補強繊維により規定される平面に直交する方向の寸法である。第1巻き付け部材は、補強繊維が巻き掛かる部分が一つの円弧である。第2巻き付け部材は、少なくとも2層を有し、各層の補強繊維が巻き掛かる部分は、その幅が各層ごとにことなっている。各層の幅は、第1および第2巻き付け部材に巻き渡された補強繊維により規定される平面における第1及び第2巻き付け部材が配列された方向に対し直交する方向の寸法である。この軸に巻き渡された補強繊維に基づき予備附形品が作製され、この予備附形品が、前述の板状部分の複数の強化繊維を含む層となる。
また、本発明に係る繊維強化プラスチック部品の、先端と基端を有し先端付近に孔のあいた板状部分を成形する方法は、前記の治具に樹脂が含浸された補強繊維を巻き渡し、巻き渡す際の補強繊維に掛かる張力と含浸された樹脂の粘着により補強繊維同士が結合され、前記の治具の第1及び第2巻き付け部材の間で補強繊維を切断し、第1巻き付け部材側の部分を予備附形品として取得し、この予備附形品と、補強繊維のシートを所定数積層し、硬化して融合する方法である。前記予備附形品は、形状を長時間保持させるために、半硬化または硬化させて使用することができる。
孔のあいた板状部分を有する繊維強化プラスチック部品において、孔周囲の細くなった部分の引っ張り強度を有効に補強することができる。
ヒンジの概略構成を示す斜視図である。 ヒンジプレートの補強層の構成を示す図である。 ヒンジプレートおよびヒンジピンの側面図である。 補強層を予備附形するための治具の構成例を示す平面図である。 補強層を予備附形するための治具の構成例を示す正面図である。 補強層を予備附形するための治具の他の構成例を示す平面図である。 補強層を予備附形するための治具の他の構成例を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に従って説明する。以下においては、端部に孔のあいた板状部材の例としてヒンジを構成するヒンジプレートを例にあげて説明する。ヒンジ10は、ヒンジプレート12と、ヒンジプレート12にあけられた孔14を貫通するヒンジピン16を有する。ヒンジプレート12とヒンジピン16は、別の部材に固定、または別の部材と一体に成形されており、ヒンジプレート12とヒンジピン16の係合により、前記二つの部材がヒンジ部分で屈曲可能に結合される。ヒンジプレート12は、図中下端において、別の部材と結合しており、こちらの端を基端18と記す。また、基端18と反対側の端(図中上端)を先端20と記す。先端20側の端部には、孔14があけられている。孔14には、ヒンジピン16が挿入され、ヒンジピン16は孔14の中で自身の軸線回りに回動可能にヒンジプレート12に支持される。ヒンジプレート12は、孔14の中心より先端20側が孔14と同心の略半円形状、孔14の中心より基端18側が基端18側の幅が広い台形形状となっている。
ヒンジプレート12は、その厚み方向に複数の層が積層された多層構造を有し、少なくとも1層が補強繊維を有する補強層である。図2および図3は、ヒンジプレート12の構造を示す概略図であり、図2は、補強層22内の補強繊維の配置を示し、図3は、ヒンジ10を図2の側方より見た状態を示す図である。図3に示すように、この実施形態のヒンジプレート12は、3層の補強層22を有している。補強層22以外の層である主層24は、縦横に補強繊維を配した織物シート、または補強繊維が一つの方向に延びる1方向シートであってもよい。補強繊維は、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維などの従来より繊維強化プラスチックの補強用の繊維として用いられてきたものを使用することができる。特に、炭素繊維を用いることが望ましい。
補強層22において、補強繊維26は図2に示されるように配置される。図2中において、図を明確なものとするために、補強繊維26を示す実線は間隔をあけて示しているが、実際には、補強繊維の密度は高く、隙間なく配置されている。補強繊維26は、孔14より先端側においては、孔14の周囲に同心円状に配置される。この部分は、円弧、特にほぼ半円であり、この円弧の両端が更に基端18に向かって延びている。基端に向かって延びる部分は、3つの群に分けられている。3つの群は、ヒンジプレート12の台形部分の側方の辺に沿って広がって延びる外側群28、平行に延びる中間群30、内側に向かって互いに近づく内側群32である。補強繊維の円弧部分において外周側の繊維が延びて外側群28を構成し、内周側の繊維が延びて内側群32を構成し、内外周の間に配置されている繊維が延びて中間群30を構成する。1本の補強繊維26に着目すれば、1本の繊維の中央部分が孔14の周囲の先端側に孔14を囲むように配置され、両端部分が基端18に向かって延びる配置となっている。このような補強繊維の配置により、ヒンジピン16をヒンジプレート12の基端18から離す方向に作用する力(図3中符号Fを付した矢印で示される。)に対し、補強層22の補強繊維26がこの力Fを受ける。
図4および図5は、補強層22を予備附形するための治具34を示す図である。治具34は、ベース板36上に離れて配置される二つの巻き付け部材38,40を有する。第1巻き付け部材38は円板形状であり、第2巻き付け部材40は3枚の円板または円板の一部が積層されて構成されている。第1および第2巻き付け部材38,40には、図4中の一点鎖線のように、硬化される前の補強繊維42が巻き渡される。巻き渡される補強繊維42は、ベース板36の上面にほぼ沿って位置する。
第1巻き付け部材38の円板の直径は、ヒンジプレート12の孔14の直径であり、厚さは補強層22の厚さである。この厚さは、ベース板36の上面に直交する方向の寸法であり、また巻き渡される補強繊維42が規定する平面に直交する方向の寸法でもある。第1巻き付け部材38は、完全な円板でなくてよく、補強繊維42が巻き付く部分が円弧であれば、円板の一部、例えば扇形、1本の弦で切り取られた円板などでよい。第1巻き付け部材38に重ねるようにして押さえ板44が載せられ、ボルト46によりベース板36に締結される。ベース板36と押さえ板44は、第1巻き付け部材38の厚さの間隔をあけて対向して配置される。
第2巻き付け部材40は、積層された3枚のプレート48,50,52を含み、これらのプレートは、ベース板36上に、大プレート48、中プレート50、小プレート52の順で重ねられる。これらのプレート48,50,52は、一つのプレートに巻き掛かる補強繊維42の幅方向(図4中、上下方向)の間隔を規定している。この幅方向は、巻き渡される補強繊維42の規定する平面内において、第1および第2巻き渡し部材が配列された方向(図4中、左右方向)に直交する方向と言うこともできる。この方向の3枚プレート48,50,52の寸法は、大プレート48が最も大きく、小プレート52が最も小さい。各プレート48,50,52の補強繊維が巻き掛かる部分が円弧であることが好適である。治具34においては、小プレート52は円板であり、大、中プレート48,50は、一つの弦で切り取られた部分的な円板である。これら3枚のプレート48,50,52は、それぞれの円弧が同心となるように配置され、共通のボルト54にてベース板36に締結されている。
補強層22の予備附形品を作製するには、まず、樹脂が含浸された補強繊維42を治具34の第1および第2巻き付け部材38,40に巻き渡す。このとき、第1巻き付け部材38の周囲においては、ベース板36と押さえ板44の間に補強繊維42を滑り込ませるようにして巻き付けを行う。最初に、第1巻き付け部材38と第2巻き付け部材の小プレート52に補強繊維42を巻き渡す。次に、第1巻き付け部材38の、すでに巻き掛けられている補強繊維42の更に外周と、第2巻き付け部材の中プレート50に補強繊維42を巻き渡す。最後に、第1巻き付け部材38の既に巻き掛けられている補強繊維42の更に外周と、第2巻き付け部材の大プレート48に補強繊維42を巻き渡す。補強繊維は、第1巻き付け部材38に巻き付けられる際、補強繊維に掛かる巻き付け時の張力により隣接する繊維同士が含浸された樹脂により密着結合する。また、補強繊維の、二つの巻き付け部材38,40の間の部分においても、隣接する補強繊維同士が繊維に含浸された樹脂により結合される。巻き付け後、二つの巻き付け部材38,40の間で、特にこの治具においては、押さえ板44の縁に沿った切断線56で補強繊維42を切断する。押さえ板44を取り外して、予備附形された補強層22を取り外す。これと、あらかじめヒンジプレート12の形状に切り出されている主層24を所定の枚数積層し、主層に含浸されている樹脂および積層時に塗布した樹脂を硬化させてヒンジプレート12を形成する。
治具34の大プレート48に巻き掛けられた補強繊維42が補強層22内の補強繊維の外側群28となり、中プレート50に巻き掛けられた補強繊維42が中間群30となり、また小プレート52に巻き掛けられた補強繊維42が内側群32となる。
図6および図7は、補強層22を予備附形するための治具の他の例を示す図である。治具60は、ベース板62と、このベース板62上に図中左右に離れて配置される巻き付け部材64,66を有する。図中左側に示される巻き付け部材64は、円板形状である。右側に示される第2巻き付け部材66は、円板形状の三つのプレート66A,66B,66Cから構成される。巻き付け部材には、図6中の一点鎖線のように硬化される前の補強繊維68が巻き渡されている。より詳細には、第1巻き付け部材64とプレート66Aに補強繊維68Aが、また第1巻き付け部材64とプレート66Bに補強繊維68Bが、さらに第1巻き付け部材64とプレート66Cに補強繊維68Cが巻き渡される。
第1巻き付け部材64の円板の直径は、ヒンジプレート12の孔14の直径であり、厚さは補強層22の厚さである。この厚さは、ベース板62の上面に直交する方向の寸法である。第1巻き付け部材64は、完全な円板でなくてよく、補強繊維68が巻き付く部分が円弧であれば、円板の一部、例えば扇形、1本の弦で切り取られた円板などでよい。第1巻き付け部材64に重ねるようにして押さえ板70が載せられ、ボルト72によりベース板62に締結される。ベース板62と押さえ板70は、第1巻き付け部材64の厚さの間隔をあけて対向して配置される。第2巻き付け部材66の各巻き付けプレート66A,66B,66Cは、第1および第2巻き付け部材64,66が対向する方向に直交する方向に並んで配置され、また個々の形状は、第1巻き付け部材64の円板と同様とすることができる。各巻き付けプレートは、ボルト72にてベース板62に固定される。
補強層22の予備附形品を作製するには、まず、樹脂が含浸された補強繊維68を治具60の第1および第2巻き付け部材64,66に巻き渡す。このとき、第1巻き付け部材64の周囲においては、ベース板62と押さえ板70の間に補強繊維68を滑り込ませるようにして巻き付けを行う。補強繊維68は、第1巻き付け部材68に巻き付けられる際、補強繊維に掛かる巻き付け時の張力により隣接する繊維同士が含浸された樹脂により密着結合する。また、補強繊維の、二つの巻き付け部材64,66の間の部分においても、隣接する補強繊維同士が繊維に含浸された樹脂により結合される。巻き付け後、二つの巻き付け部材64,66の間で、特にこの治具においては、押さえ板70の縁に沿った切断線74で補強繊維68を切断する。押さえ板70を取り外して、予備附形された補強層22を取り外す。これと、あらかじめヒンジプレート12の形状に切り出されている主層24を所定の枚数積層し、主層に含浸されている樹脂および積層時に塗布した樹脂を硬化させてヒンジプレート12を形成する。
10 ヒンジ、12 ヒンジプレート、14 孔、16 ヒンジピン、18 基端、20 先端、22 補強層、24 主層、26 補強繊維、28 外側群、30 中間群、32 内側群、34 治具、36 ベース板(挟持板)、38 第1巻き付け部材、40 第2巻き付け部材、42 硬化前の補強繊維、44 押さえ板(挟持板)、46 ボルト、48 大プレート、50 中プレート、52 小プレート、54 ボルト、56 切断線、60 治具、62 ベース板、64 第1巻き付け部材、66 第2巻き付け部材、68 硬化前の補強繊維、70 押さえ板(挟持板)、72 ボルト、74 切断線。

Claims (4)

  1. 先端と基端を有し先端付近に孔のあいた板状部分を有する繊維強化プラスチック部品であって、
    前記板状部分は多層構造を有し、前記多層構造の少なくとも1層は複数の補強繊維を含み、この複数の補強繊維は、前記孔の先端側では当該孔の周囲に同心円状に配置され、前記孔の基端側では前記同心円状に配置された部分の両端が基端に向けて延びている、
    繊維強化プラスチック部品。
  2. 請求項1に記載の繊維強化プラスチック部品であって、前記板状部分は、前記孔の位置から基端に向けて幅が広がり、前記複数の補強繊維は、板状部分の幅の広がりに応じて基端側に向けて広がって配置される、繊維強化プラスチック部品。
  3. 多層構造を有する繊維強化プラスチック部品の、前記多層構造の1層となる予備附形品を形成するための治具であって、
    離れて配置され、補強繊維が巻き渡たされる第1および第2巻き付け部材と、
    第1の巻き付け部材の周囲において、前記巻き渡された補強繊維が規定する平面に直交する方向の、前記予備附形品の厚さを規制する2枚の挟持板と、
    を有し、
    第1巻き付け部材は、補強繊維が巻き掛かる部分が一つの円弧であり、
    第2巻き付け部材は、少なくとも2層を有し、各層の補強繊維が巻き掛かる部分は、巻き渡された補強繊維が規定する平面内における第1および第2巻き付け部材が配列された方向に対し直交する方向の幅が各層ごとに異なる、
    治具。
  4. 繊維強化プラスチック部品の、先端と基端を有し先端付近に孔のあいた板状部分を成形する方法であって、
    請求項3に記載された治具に樹脂が含浸された補強繊維を複数回巻き渡し、巻き渡す際の補強繊維に掛かる張力と含浸された樹脂の粘着により補強繊維同士が結合される工程と、
    前記治具の第1および第2巻き付け部材の間で補強繊維を切断し、第1巻き付け部材側の部分を予備附形品として取得する工程と、
    前記予備附形品と、補強繊維のシートを所定数積層し、硬化、融合する工程と、
    を有する、
    繊維強化プラスチック部品の成形方法。
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