JP2012061084A - 引き手 - Google Patents
引き手 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012061084A JP2012061084A JP2010206616A JP2010206616A JP2012061084A JP 2012061084 A JP2012061084 A JP 2012061084A JP 2010206616 A JP2010206616 A JP 2010206616A JP 2010206616 A JP2010206616 A JP 2010206616A JP 2012061084 A JP2012061084 A JP 2012061084A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- puller
- plate
- front plate
- drawer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Drawers Of Furniture (AREA)
Abstract
【解決手段】手掛部4を有して抽斗11前面の板体(2)に取り付けられる引き手1であって、前記板体の背面21側一端部(21a)に切欠き形成された取付凹所3に取り付けられ、前記手掛部は前記板体の前面20側から差し入れた指先が鈍角となる状態で接触し得るように形成された傾斜面40(40a)を有していることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この場合、指先の第一関節を手掛部にしっかりと掛けるには、第一関節を曲がり易くするために抽斗間の間隔を広くする必要があるため、見栄えが悪くなるという点が問題となる。
一方、抽斗間の間隔を狭くして見栄えを良くしようとすると、指先の第一関節を手掛部にしっかりと掛けることができないという点が問題となる。
また本発明において、前記抽斗が上下に並んで複数設けられ、前記取付凹所が前記前板の背面側下端部の略中央部分に形成されているものとしてもよい。
本実施形態における引き手1は、リビングなどの居室空間に設置されるキャビネット10の抽斗11前面の板体(以下、前板2)に取り付けられた例を示している。
引き手1は、手掛部4を有しており、前板2の背面21側一端部(以下、下端部21a)に切欠き形成された取付凹所3に取り付けられ、手掛部4は前板2の前面20側から差し入れた指先が鈍角となる状態で接触し得るように形成された傾斜面40(以下、手掛傾斜面40a)を有している(図1(b)参照)。
以下、詳しく説明する。
抽斗11は、前板2と、一対の抽斗側板8と、底板9と、背板(不図示)とよりなる上面開口の箱体からなり、この箱体の中に物等を収納することができる。
取付凹所3は、前板2の厚み方向と略直交する方向に形成された取付端面30と、前板2の厚み方向に形成された取付側端面31とを備えており、取付端面30には引き手1を固定するための固定ねじ7が挿通される。
取付凹所3は、引き手1の形状、寸法に応じて形成され、ここに示す取付凹所3は、図1(b)及び図3(b)に示すように断面視において略直角に、平面視において略長方形状に彫り込まれた状態で切欠き形成されている。従って、取付凹所3における背面21側と下端面側とは開放端とされている。
またこの取付凹所3は、図4に示すように前板2の前面20側から見えないように形成されている。
引き手1は、図1(a)及び図2(a)に示すように上面が複数のリブ1aaを有した取付面1aとなり、引き手1の長手方向の両端部には円柱状の筒体60が後記する下端面23側のフランジ部5から突出したように形成されている。筒体60の中央には、引き手1を取付凹所3に取り付け固定する固定ねじ7が挿通される挿通孔6が形成されている。図中、70は固定ねじ7のねじ頭、71は軸部を示している。
なお、ここでは引き手1の取付状態において、上面が取付面1aとした例について記載しているが、これに限定されるものではない。取付凹所3が前板2の背面21側上端部に形成されている場合は、引き手1を図例とは逆さ向きに取り付けられるので、この取付面1aが下面となる。すなわち、取付凹所3の底面となる取付端面30と引き手1の取付面1aとが向かい合うように取り付けられる。
背面21側に沿うように形成されたフランジ部5には、図2(b)に示すように平面視した場合、挿通孔6の挿入口6aが少しみえる程度に横長の長方形状に切り欠かれた切欠開口部50が形成されるともに切欠開口部50の角部は円弧状にR加工されている。
切欠開口部50の長手方向の長さは、親指を除く4本の指が楽に入る寸法が望ましい。
例えば図2(c)に示す挿通孔6間のA寸法を、親指を除く4本の指が手掛けできる70mm〜80mm程度に設定される場合は、これに応じて切欠開口部50の開口寸法も設定される。
このように切欠開口部50を形成すれば、引き手1を固定ねじ7で固定した状態において、ねじ頭70がほとんど露出せず、見栄えがよい。また前板2の前面20側から指先を手掛部4に差し入れる際に4本の指先をかけやすいものとすることができる。
傾斜面40は、図2(c)に示すように平坦面41に向かって3面形成されており、指先が掛けられる手掛傾斜面40aと、手掛部4の両側部に設けられた側部傾斜面40bとを備えている。
ここで傾斜面40は前板2の前面20側から差し入れた指先が鈍角となる状態で接触し得るように形成されていればよいので、斜めに直線的に傾斜したものとしてもよく、図例のように若干湾曲しR加工されているものとしてもよい。
図1(b)に示すように傾斜面40がR加工されたものとすれば、指先の膨らみに沿いやすく、触れ心地のよいものとすることができる。
従って、例えば図4に示すように上下に並んで設けられた抽斗11の前板2と前板2との間隔(図4・B寸法参照)を狭くしても、指先の第一関節をしっかり掛け易くすることができ、抽斗11を開閉しやすいものとすることができる。
ここで手掛部4は、指の第1関節の半分以上が掛けられる構成とした場合、指先が掛けやすく、抽斗11の開閉がしやすいとされている。
すなわち、大人の指の第1関節の長さは30mm前後が一般的とされているため、傾斜面40を図例のようにR加工されているものとすれば、限られたスペースで指の第1関節の半分以上が掛けられるスペースを確保しやすい。
挿通孔6は、傾斜面40側から挿通された固定ねじ7が筒体60中を貫通して取付凹所3の取付端面30へ至るように形成されている。
挿通孔6の挿入口6aの構成は、特に限定されるものではないが、段差状に形成されたものが望ましい。図例のものは挿入口6aの内側周縁が外側周縁よりも一段低く形成されており、この場合は、固定ねじ7のねじ頭70が内側周縁と外側周縁の段差内に納まって傾斜面40上に突出しないように構成することができる。
また挿通孔6の形成位置は、図例のように極力手掛部4の端の方に形成されていることが望ましい。この場合によれば、安定して引き手1を取付凹所3に取り付け固定することができる。
これによれば、例えば板厚が薄い前板2であっても、固定ねじ7は例えば背面21から前面20へと螺入される構成ではないので、固定ねじ7の長さを十分に確保でき、引き手1を強固に固定できる。また前板2の背面21に固定ねじ7のねじ頭70が露出しないものとすることができ、見栄えだけでなく、ねじ頭7に引っかかることを防止できる等、安全性にも配慮したものとすることができる。
またキャビネット10、抽斗11、引き手1の形状、大きさ、構成は図例に限定されるものではない。
さらにキャビネット10は置き設置タイプに限定されず、吊り施工タイプのものであってもよいことはいうまでもない。
2 前板(板体)
20 前面
21 背面
3 取付凹所
4 手掛部
40 傾斜面
40a 手掛傾斜面
5 フランジ部
6 挿通孔
7 固定ねじ
Claims (3)
- 手掛部を有して抽斗前面の板体に取り付けられる引き手であって、
前記板体の背面側一端部に切欠き形成された取付凹所に取り付けられ、
前記手掛部は前記板体の前面側から差し入れた指先が鈍角となる状態で接触し得るように形成された傾斜面を有していることを特徴とする引き手。 - 請求項1において、
前記取付凹所の周縁を覆うように形成されたフランジ部をさらに備えており、
前記手掛部には、前記取付凹所に固定するため前記板体の厚み方向と略直交する方向に挿通される固定ねじの挿通孔が形成されていることを特徴とする引き手。 - 請求項1または請求項2において、
前記抽斗が上下に並んで複数設けられ、前記取付凹所が前記前板の背面側下端部の略中央部分に形成されていることを特徴とする引き手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010206616A JP5642470B2 (ja) | 2010-09-15 | 2010-09-15 | 引き手及びこれを備えたキャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010206616A JP5642470B2 (ja) | 2010-09-15 | 2010-09-15 | 引き手及びこれを備えたキャビネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012061084A true JP2012061084A (ja) | 2012-03-29 |
JP5642470B2 JP5642470B2 (ja) | 2014-12-17 |
Family
ID=46057457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010206616A Active JP5642470B2 (ja) | 2010-09-15 | 2010-09-15 | 引き手及びこれを備えたキャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5642470B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019040751A1 (en) * | 2017-08-25 | 2019-02-28 | Cnh Industrial America Llc | DRAWER ASSEMBLY FOR WORKING VEHICLE |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03109542U (ja) * | 1990-02-27 | 1991-11-11 |
-
2010
- 2010-09-15 JP JP2010206616A patent/JP5642470B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03109542U (ja) * | 1990-02-27 | 1991-11-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5642470B2 (ja) | 2014-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USD635135S1 (en) | Lid of notebook computer | |
USD702061S1 (en) | Make-up organizing wide box | |
USD959592S1 (en) | Reptile trap enclosure | |
USD992364S1 (en) | Lunch box | |
JP5642470B2 (ja) | 引き手及びこれを備えたキャビネット | |
EP2833090B1 (en) | Refrigerator with drawer | |
US8936158B2 (en) | Product packaging with slide out tray | |
USD702062S1 (en) | Make-up organizing wide box | |
JP5713500B2 (ja) | 引手 | |
US9522093B2 (en) | Casket hardware attachment structure | |
JP4916135B2 (ja) | 仕切板及び収納家具 | |
JP4883575B2 (ja) | ドア | |
JP3154614U (ja) | 合成樹脂容器の蓋着脱構造 | |
JP5719156B2 (ja) | 異種材料キャビネット | |
JP2014073150A (ja) | 棚板固定具 | |
KR20150003778U (ko) | 가구용 손잡이 | |
US20120067620A1 (en) | Cable clip with open and close mechanism | |
USD578081S1 (en) | Wall plate for electronic cable having shielded opening | |
USD1017555S1 (en) | Fastening clips for cables | |
USD1030769S1 (en) | Wall mountable door access device | |
KR102619584B1 (ko) | 캐비넷 장치 | |
JP4603408B2 (ja) | ベースキャビネット及びサイドカバー | |
JP5463607B2 (ja) | デスクトップパネルシステム | |
JP5720931B2 (ja) | 温風暖房装置 | |
JP5381761B2 (ja) | 取手 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20120116 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130807 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140401 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140521 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140930 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141029 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5642470 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |