JP2012060391A - 携帯端末装置、フレーム受信方法及びフレーム受信プログラム - Google Patents

携帯端末装置、フレーム受信方法及びフレーム受信プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2012060391A
JP2012060391A JP2010201242A JP2010201242A JP2012060391A JP 2012060391 A JP2012060391 A JP 2012060391A JP 2010201242 A JP2010201242 A JP 2010201242A JP 2010201242 A JP2010201242 A JP 2010201242A JP 2012060391 A JP2012060391 A JP 2012060391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
transmission
terminal device
unit
received
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010201242A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5672873B2 (ja
Inventor
Yuhei Koito
悠平 小糸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2010201242A priority Critical patent/JP5672873B2/ja
Publication of JP2012060391A publication Critical patent/JP2012060391A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5672873B2 publication Critical patent/JP5672873B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ワンセグ機能の起動又はチャンネルの切り替えが実行されてから映像を提供するまでの待ち時間を短縮すること。
【解決手段】携帯端末装置は、再生時刻を含む第1フレームを第1送信装置から受信する。そして、携帯端末装置は、受信された第1フレームに含まれる再生時刻よりも前の時刻に再生される第2フレームを送出することを要求するフレーム送出要求を第1送信装置よりもフレームの伝送速度が大きい第2送信装置に対して送信する。そして、携帯端末装置は、フレーム送出要求に応じて第2送信装置から送出される第2フレームを受信する。そして、携帯端末装置は、受信された第1フレームと第2フレームとを合成して映像再生用のバッファに格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末装置、フレーム受信方法及びフレーム受信プログラムに関する。
近年、地上デジタル放送の周波数帯の一部を利用したワンセグメント放送を受信して映像を視聴することができる機能(以下「ワンセグ機能」という)を備えた携帯電話等の携帯端末装置が普及しつつある。
ワンセグ機能を備えた携帯端末装置では、ワンセグ機能の起動時又はチャンネルの切り替え時に、選局されたチャンネルのフレームをワンセグ放送基地局から受信し、受信したフレームを映像再生用のバッファに逐次格納する。そして、ワンセグ機能を備えた携帯端末装置は、映像再生用のバッファに格納されたフレームが所定の閾値だけ蓄積された場合に、蓄積されたフレームを映像として再生する。
特開2008−178026号公報
しかしながら、上述した従来の携帯端末装置では、ワンセグ機能の起動又はチャンネルの切り替えが実行されてから実際に映像を提供するまでの待ち時間が長くなるという問題がある。
具体的には、従来の携帯端末装置では、ワンセグ放送基地局からのフレームだけを受信する。ワンセグ放送基地局によるフレームの伝送レートは、予め定められた固定値であるため、映像再生用のバッファに格納されたフレームの数が所定の閾値に到達するまでにある程度の時間がかかり、この間は映像を再生することができない。このため、従来の携帯端末装置では、ワンセグ機能の起動又はチャンネルの切り替えが実行されてから実際に映像を提供するまでの待ち時間が必要以上に長くなる。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、ワンセグ機能の起動又はチャンネルの切り替えが実行されてから映像を提供するまでの待ち時間を短縮することができる携帯端末装置、フレーム受信方法及びフレーム受信プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する携帯端末装置は、再生時刻を含む第1フレームを第1送信装置から受信する第1フレーム受信部と、前記第1フレーム受信部により受信された第1フレームに含まれる再生時刻よりも前の時刻に再生される第2フレームを送出することを要求するフレーム送出要求を前記第1送信装置よりもフレームの伝送速度が大きい第2送信装置に対して送信する要求送信部と、前記要求送信部により送信されたフレーム送出要求に応じて前記第2送信装置から送出される第2フレームを受信する第2フレーム受信部と、前記第1フレーム受信部により受信された第1フレームと前記第2フレーム受信部により受信された第2フレームとを合成して映像再生用のバッファに格納するフレーム合成部とを備える。
本願の開示する携帯端末装置の一つの態様によれば、ワンセグ機能の起動又はチャンネルの切り替えが実行されてから映像を提供するまでの待ち時間を短縮することができるという効果を奏する。
図1は、本実施例に係る携帯端末装置によるフレーム受信方法を説明するための図である。 図2は、図1に示した携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 図3は、バッファへフレームを格納する携帯端末装置の全体の処理の流れを説明するための図である。 図4は、図1に示したLTE配信サーバの構成を示すブロック図である。 図5は、本実施例に係る携帯端末装置のハードウェア構成図である。 図6は、本実施例に係るLTE配信サーバのハードウェア構成図である。 図7は、本実施例に係る携帯端末装置による処理手順を示すシーケンス図である。 図8は、フレーム送出要求作成処理の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、フレーム受信プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願の開示する携帯端末装置、フレーム受信方法及びフレーム受信プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。
まず、図1を用いて、本実施例に係る携帯端末装置によるフレーム受信方法について説明する。図1は、本実施例に係る携帯端末装置によるフレーム受信方法を説明するための図である。
図1に示すように、本実施例に係る携帯端末装置10は、ワンセグ放送基地局2や、LTE(Long Term Evolution)配信サーバ3と相互に無線通信可能に接続されている。ワンセグ放送基地局2は、放送局4から放送されるワンセグメント放送のデータを携帯端末装置10に対してブロードキャスト方式により中継する基地局である。放送局4から放送されるワンセグメント放送のデータ(以下「フレーム」と呼ぶ)は、該フレームが携帯端末装置10にて再生される時刻である再生時刻をヘッダ部分に含んでいる。
LTE配信サーバ3は、高速なデータ通信規格の一種であるLTEを用いてデータを配信するサーバである。LTE配信サーバ3は、放送局4から放送されるフレームを所定時間(例えば、30秒間)分だけ保持する。そして、LTE配信サーバ3は、所定時間分だけ保持したフレームを携帯端末装置10から送信される後述するフレーム送出要求に応じて携帯端末装置10に送出する。LTE配信サーバ3によるフレームの伝送速度は、ワンセグ放送基地局2によるフレームの伝送速度よりも大きい。
このような構成の下で、携帯端末装置10は、ワンセグ機能の起動時又はチャンネルの切り替え時に、再生時刻を含む第1フレームをワンセグ放送基地局2から受信する(図1の(1)参照)。続いて、携帯端末装置10は、第1フレームに含まれる再生時刻よりも前の時刻に再生される第2フレームを送出することを要求するフレーム送出要求をLTE配信サーバ3に対して送信する(図1の(2)参照)。
続いて、携帯端末装置10は、フレーム送出要求に応じてLTE配信サーバ3から送出される第2フレームを受信する(図1の(3)参照)。続いて、携帯端末装置10は、ワンセグ放送基地局2から受信した第1フレームとLTE配信サーバ3から受信した第2フレームとを合成して映像再生用のバッファ10aに格納する(図1の(4)参照)。
ここで、映像再生用のバッファ10aには第1フレームを再生するために格納される最小のフレーム数(以下「最小フレーム数」と呼ぶ)が予め設定されている。フレーム数が最小フレーム数だけバッファ10aに蓄積されるまでは、携帯端末装置は、第1フレームを映像として再生することができない。本実施例に係る携帯端末装置10は、ワンセグ放送基地局2から受信した第1フレームより前の時刻に再生される第2フレームをワンセグ放送基地局2よりも伝送速度が大きいLTE配信サーバ3に要求する。そして、本実施例に係る携帯端末装置10は、ワンセグ放送基地局2から受信した第1フレームとLTE配信サーバ3から受信した第2フレームとを合成して映像再生用のバッファ10aに格納する。したがって、携帯端末装置10は、映像再生用のバッファ10aに格納されたフレーム数が最小フレーム数に到達するまでの時間を第2フレームに対応する分だけ短縮することができる。その結果、携帯端末装置10は、ワンセグ機能の起動又はチャンネルの切り替えが実行されてから実際に映像を提供するまでの待ち時間を短縮することができる。
次に、図2を用いて、図1に示した携帯端末装置10の構成を説明する。図2は、図1に示した携帯端末装置10の構成を示すブロック図である。図2に示すように、携帯端末装置10は、入力部11と、表示部12と、ワンセグ放送受信部13と、LTE無線通信部14と、制御部15とを有する。
入力部11は、テンキーや操作キーなどを含み、携帯端末装置10のユーザによる各種の情報の入力を受け付ける。例えば、入力部11は、ユーザによりワンセグ機能が起動された場合に、ユーザによって入力されたワンセグ放送のチャンネルを受け付ける。
表示部12は、ディスプレイやスピーカを含み、各種の情報を出力する。例えば、表示部12は、制御部15の後述する映像再生部156により再生された映像を表示出力する。
ワンセグ放送受信部13は、ワンセグ網を介してワンセグ放送基地局2との間で無線通信を行う。具体的には、ワンセグ放送受信部13は、再生時刻を含む第1フレームをワンセグ放送基地局2から受信し、受信した第1フレームを制御部15に受け渡す。なお、ワンセグ放送受信部13は、第1フレームを制御部15に受け渡すと、第1フレーム以降のフレームもワンセグ放送基地局2から継続して受信し、受信したフレームを制御部15に逐次受け渡す。
LTE無線通信部14は、LTE網を介してLTE配信サーバ3との間で無線通信を行う。具体的には、LTE無線通信部14は、制御部15から受け渡されたフレーム送出要求をLTE配信サーバ3に送信する。また、LTE無線通信部14は、フレーム送出要求に応じてLTE配信サーバ3から送出される第2フレームを受信し、受信した第2フレームを制御部15に受け渡す。
制御部15は、携帯端末装置10全体の動作を制御する。制御部15は、第1フレーム受信部151と、要求送信部152と、第2フレーム受信部153と、フレーム合成部154と、バッファ155と、映像再生部156とを有する。
第1フレーム受信部151は、ワンセグ機能の起動時又はチャンネルの切り替え時に、入力部11にて受け付けたチャンネルに対応する第1フレームをワンセグ放送受信部13を介して受信し、受信した第1フレームをフレーム合成部154に受け渡す。なお、第1フレーム受信部151は、合成フレームをバッファ155に格納した旨の通知をフレーム合成部154から受け付けた場合には、ワンセグ放送受信部13を介して受信した第1フレーム以降のフレームをバッファ155に追加で格納する。
要求送信部152は、第1フレーム受信部151により受信された第1フレームよりも前の時刻に再生される第2フレームを送出することを要求するフレーム送出要求をLTE配信サーバ3に対して送信する。
具体的には、要求送信部152は、第1フレームのヘッダ部を解析して、第1フレームの再生時刻を表すフレーム番号を取得する。そして、要求送信部152は、第1フレームのヘッダ部を解析して、第1フレームのバッファリング期間(Buffering Period)を取得する。なお、バッファリング期間は、第1フレームを再生するためにフレームをバッファ155に格納すべき期間であり、国際規格などにより予め定められた期間である。そして、要求送信部152は、取得したバッファリング期間とワンセグ放送固有のフレームレートとを基に、最小フレーム数を算出する。例えば、バッファリング期間が1.5秒であり、フレームレートが24fps(frame per second)である場合には、要求送信部152は、1.5×24=36フレームを最小フレーム数として算出する。そして、要求送信部152は、取得した第1フレームのフレーム番号と算出した最小フレーム数とを基に、LTE配信サーバ3に要求する第2フレームのフレーム番号を決定する。例えば、第1フレームのフレーム番号が1000であり、最小フレーム数が36フレームである場合には、要求送信部152は、第2フレームのフレーム番号を964〜999に決定する。そして、要求送信部152は、決定した第2フレームのフレーム番号を含めたフレーム送出要求を作成してLTE配信サーバ3に対して送信する。
第2フレーム受信部153は、要求送信部152により送信されたフレーム送出要求に応じてLTE配信サーバ3から送出される第2フレームを受信し、受信した第2フレームをフレーム合成部154に受け渡す。
フレーム合成部154は、第1フレーム受信部151から受け渡された第1フレームと第2フレーム受信部153から受け渡された第2フレームとを合成して合成フレームを生成し、生成した合成フレームをバッファ155に格納する。具体的には、フレーム合成部154は、第1フレームの先頭を第2フレームの末尾に連結することによって合成フレームを生成し、生成した合成フレームをバッファ155に格納する。また、フレーム合成部154は、合成フレームをバッファ155に格納した場合には、その旨を第1フレーム受信部151に通知する。なお、バッファ155は、図1に示したバッファ10aに対応する。
映像再生部156は、バッファ155に蓄積されたフレームを映像として再生する。具体的には、映像再生部156は、バッファ155に蓄積されたフレームの数を監視し、バッファ155に蓄積されたフレーム数が最小フレーム数に到達した場合には、バッファ155に蓄積されたフレームを映像として再生して表示部12に表示させる。
次に、図3を用いて、バッファ155へフレームを格納する携帯端末装置10の全体の処理の流れを説明する。図3は、バッファ155へフレームを格納する携帯端末装置10の全体の処理の流れを説明するための図である。なお、図3では、チャンネルの切り替え時に携帯端末装置10が行う処理について説明するが、携帯端末装置10は、ワンセグ機能の起動時にも同様の処理を行う。
同図に示すように、チャンネルが切り替えられると(図3の(1)参照)、携帯端末装置10は、再生時刻を含む第1フレームをワンセグ放送基地局2から受信する(図3の(2)参照)。図3の例では、携帯端末装置10は、再生時刻「12時00分00秒」を含む第1フレームをワンセグ放送基地局2から受信する。
そして、携帯端末装置10は、第1フレームに含まれる再生時刻よりも前の時刻に再生される第2フレームを送出することを要求するフレーム送出要求をLTE配信サーバ3に対して送信する。そして、携帯端末装置10は、フレーム送出要求に応じてLTE配信サーバ3から送出される第2フレームを受信する(図3の(3)参照)。図3の例では、携帯端末装置10は、第1フレームに含まれる再生時刻「12時00分00秒」よりも前の時刻「11時59分58秒」に再生される第2フレームをLTE配信サーバ3から受信する。
そして、携帯端末装置10は、ワンセグ放送基地局2から受信した第1フレームとLTE配信サーバ3から受信した第2フレームとを合成して映像再生用のバッファ155に格納する。その後、携帯端末装置10は、ワンセグ放送基地局2から受信した第1フレーム以降のフレームをバッファ155に追加で逐次格納する。そして、携帯端末装置10は、バッファ155に蓄積されたフレーム数を監視し、バッファ155に蓄積されたフレーム数が最小フレーム数に到達した場合には、バッファ155に蓄積されたフレームを映像として再生する(図3の(4)参照)。
次に、図4を用いて、図1に示したLTE配信サーバ3の構成を説明する。図4は、図1に示したLTE配信サーバ3の構成を示すブロック図である。同図に示すように、LTE配信サーバ3は、フレーム受信部31と、フレーム記憶部32と、フレーム送信部33とを有する。
フレーム受信部31は、放送局から放送されるフレームを受信してフレーム記憶部32にサイクリックに所定時間分だけ格納する。ここで、「サイクリックに所定時間分だけ格納する」とは、次のような処理である。すなわち、フレーム記憶部32を例えば1秒単位で順序付けられた30秒分の記憶領域に分割する。そして、受信したフレームを1秒単位の記憶領域に順序に従って記憶させる。そして、順序付けられた記憶領域の末尾(30秒に対応する記憶領域)までフレームを格納すると、次のフレームは、順序付けられた記憶領域の先頭に戻って上書きされる。
フレーム送信部33は、フレーム記憶部32に格納されたフレームを、携帯端末装置10から送信されるフレーム送出要求に応じて携帯端末装置10に対して送出する。具体的には、携帯端末装置10からフレーム送出要求を受け取ると、受け取ったフレーム送出要求に含まれる第2フレームのフレーム番号を取得する。そして、フレーム送信部33は、取得したフレーム番号で表される範囲内の再生時刻のフレームを第2フレームとしてフレーム記憶部32から読み出す。そして、フレーム送信部33は、読み出した第2フレームを携帯端末装置10に対して送出する。
次に、図5を用いて、図2に示した携帯端末装置10のハードウェア構成例について説明する。図5は、本実施例に係る携帯端末装置10のハードウェア構成図である。図5に示す携帯端末装置10は、入力部11a、表示部12a、音声入出力部12b、マイク12c、スピーカ12d、ワンセグ放送受信部13a、アンテナ13b、LTE無線通信部14a、アンテナ14b、プロセッサ150a及び記憶部155aを有する。
入力部11a、表示部12a、音声入出力部12b、ワンセグ放送受信部13a及びLTE無線通信部14aは、プロセッサ150aと接続される。また、マイク12c及びスピーカ12dは、音声入出力部12bと接続される。また、アンテナ13bは、ワンセグ放送受信部13aと接続される。また、アンテナ14bは、LTE無線通信部14aと接続される。
入力部11aは、例えば、図2に示した入力部11に対応する。また、表示部12a、音声入出力部12bは、マイク12c及びスピーカ12dは、例えば、図2に示した表示部12に対応する。また、ワンセグ放送受信部13a及びアンテナ13bは、例えば、図2に示したワンセグ放送受信部13に対応する。また、LTE無線通信部14a及びアンテナ14bは、例えば、図2に示したLTE無線通信部14に対応する。
プロセッサ150a及び記憶部155aは、図2に示した制御部15の機能を実現する。具体的には、記憶部155aのROM(Read Only Memory)155bは、図2に示した制御部15による処理を実現する各種プログラムを記憶する。また、RAM(Random Access Memory)155cは、図2に示したバッファ155に対応する。そして、プロセッサ150aは、ROM155bに格納されている各種プログラムを読み出して、例えば、RAM155c等に展開し、順次実行することで制御部15の各種機能を実現する。
次に、図6を用いて、図4に示したLTE配信サーバ3のハードウェア構成例について説明する。図6は、本実施例に係るLTE配信サーバ3のハードウェア構成図である。図6に示すLTE配信サーバ3は、無線通信部3a、アンテナ3b、プロセッサ30a及び記憶部32aを有する。通信部3aは、プロセッサ30aと接続される。
プロセッサ30a及び記憶部32aは、図4に示したフレーム受信部31及びフレーム送信部33の機能を実現する。具体的には、記憶部32aのROM32bは、図4に示したフレーム受信部31及びフレーム送信部33による処理を実現する各種プログラムを記憶する。また、RAM32cは、図4に示したフレーム記憶部32に対応する。そして、プロセッサ30aは、ROM32bに格納されている各種プログラムを読み出して、例えば、RAM32c等に展開し、順次実行することでフレーム受信部31及びフレーム送信部33の各種機能を実現する。
次に、図7を用いて、本実施例に係る携帯端末装置10による処理手順を説明する。図7は、本実施例に係る携帯端末装置による処理手順を示すシーケンス図である。同図に示すように、ワンセグ放送基地局2及びLTE配信サーバ3は、放送局4から放送される同一のフレームを受信する(ステップS101)。そして、LTE配信サーバ3は、受信したフレームをフレーム記憶部32にサイクリックに所定時間(例えば、30秒間)分だけ格納する。
そして、携帯端末装置10は、ワンセグ機能が起動又はチャンネルが切り替えられると(ステップS103肯定)、再生時刻を含む第1フレームをワンセグ放送基地局2から受信する(ステップS104)。
続いて、携帯端末装置10は、第1フレームに含まれる再生時刻よりも前の時刻に再生される第2フレームを送出することを要求するフレーム送出要求を作成し(ステップS105)、LTE配信サーバ3に対して送信する(ステップS106)。フレーム送出要求を受け取ったLTE配信サーバ3は、該フレーム送出要求に含まれる第2フレームのフレーム番号を取得する。その後、LTE配信サーバ3は、取得したフレーム番号で表される範囲内の再生時刻のフレームを第2フレームとしてフレーム記憶部32から読み出し(ステップS107)、携帯端末装置10に対して送出する。
続いて、携帯端末装置10は、LTE配信サーバ3から送出された第2フレームを受信する(ステップS108)。そして、携帯端末装置10は、ステップS104にてワンセグ放送基地局2から受信した第1フレームと、ステップS108にてLTE配信サーバ3から受信した第2フレームとを合成した合成フレームを生成し、バッファ155に格納する(ステップS109)。その後、携帯端末装置10は、バッファ155に蓄積されたフレームを映像として再生する(ステップS110)。
次に、図8を用いて、フレーム送出要求作成処理の処理手順を説明する。図8は、フレーム送出要求作成処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、図8に示すフローチャートは、図7に示すステップS105に対応する。
同図に示すように、携帯端末装置10は、ステップS104にて受信した第1フレームのヘッダ部を解析して、第1フレームの再生時刻を表すフレーム番号を取得する(ステップS201)。そして、携帯端末装置10は、ステップS104にて受信した第1フレームのヘッダ部を解析して、第1フレームのバッファリング期間を取得する(ステップS202)。
続いて、携帯端末装置10は、ステップS202にて取得したバッファリング期間とワンセグ放送固有のフレームレートとを基にして、最小フレーム数を算出する(ステップS203)。
続いて、携帯端末装置10は、ステップS201にて取得した第1フレームのフレーム番号と算出した最小フレーム数とを基に、LTE配信サーバ3に要求する第2フレームのフレーム番号を決定する(ステップS204)。
その後、携帯端末装置10は、決定した第2フレームのフレーム番号を含めたフレーム送出要求を作成し(ステップS205)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例に係る携帯端末装置10は、ワンセグ放送基地局2から受信した第1フレームよりも前の時刻に再生される第2フレームをワンセグ放送基地局2よりも伝送速度が大きいLTE配信サーバ3から受信する。そして、本実施例に係る携帯端末装置10は、ワンセグ放送基地局2から受信した第1フレームとLTE配信サーバ3から受信した第2フレームとを合成して映像再生用のバッファ155に格納する。このため、携帯端末装置10は、映像再生用のバッファ155に格納されたフレーム数が最小フレーム数に到達するまでの時間を第2フレームに対応する分だけ短縮することができる。その結果、携帯端末装置10は、ワンセグ機能の起動又はチャンネルの切り替えが実行されてから実際に映像を提供するまでの待ち時間を短縮することができる。
また、本実施例によれば、映像再生用のバッファ155に予め設定された最小フレーム数に対応する第2フレームを送出することを要求するフレーム送出要求をLTE配信サーバ3に対して送信する。この結果、映像再生用のバッファ155に最小フレーム数に対応する第2フレームが格納され、第1フレームを即時に再生可能な状態とすることができるため、ワンセグの起動時又はチャンネルの切り替え時における映像の非表示時間をより短縮することができる。
ところで、携帯端末装置10は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、携帯電話、PHS端末、移動体通信端末又はPDAなどの情報処理装置に、携帯端末装置10の各機能を搭載することによって実現することもできる。そこで、以下では、図9を用いて、本実施例に係る携帯端末装置10を実現するためのプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図9は、フレーム受信プログラムを実行するコンピュータを示す図である。同図に示すように、コンピュータ1000は、HDD(Hard Disk Drive)1100、RAM(Random Access Memory)1200およびCPU(Central Processing Unit)1300をバス2000で接続して構成される。
このうち、HDD1100は、CPU1300による各種処理の実行に必要な情報を記憶する。RAM1200は、各種情報を一時的に記憶する。CPU1300は、各種演算処理を実行する。
そして、HDD1100には、図9に示すように、上記の実施例に示した携帯端末装置10が有する各機能部と同様の機能を発揮するフレーム受信プログラム1110と、フレーム受信データ1120とがあらかじめ記憶されている。なお、フレーム受信プログラム1110を適宜分散させて、ネットワークを介して通信可能に接続された他のコンピュータの記憶部に記憶させておくこともできる。
そして、CPU1300が、このフレーム受信プログラム1110をHDD1100から読み出してRAM1200に展開することにより、図9に示すように、フレーム受信プログラム1110はフレーム受信プロセス1210として機能するようになる。すなわち、フレーム受信プロセス1210は、フレーム受信データ1120等をHDD1100から読み出して、RAM1200において自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種処理を実行する。なお、フレーム受信プロセス1210は、図2に示した制御部15に対応する。
なお、上記したフレーム受信プログラム1110については、必ずしも最初からHDD1100に記憶させておく必要はなく、例えば、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ1000が読み出して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WAN等を介してコンピュータ1000に接続される他のコンピュータ(またはサーバ)などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ1000がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
2 ワンセグ放送基地局
3 LTE配信サーバ
10 携帯端末装置
11 入力部
12 表示部
13 ワンセグ放送受信部
14 LTE無線通信部
15 制御部
151 第1フレーム受信部
152 要求送信部
153 第2フレーム受信部
154 フレーム合成部
155 バッファ
156 映像再生部

Claims (4)

  1. 再生時刻を含む第1フレームを第1送信装置から受信する第1フレーム受信部と、
    前記第1フレーム受信部により受信された第1フレームに含まれる再生時刻よりも前の時刻に再生される第2フレームを送出することを要求するフレーム送出要求を前記第1送信装置よりもフレームの伝送速度が大きい第2送信装置に対して送信する要求送信部と、
    前記要求送信部により送信されたフレーム送出要求に応じて前記第2送信装置から送出される第2フレームを受信する第2フレーム受信部と、
    前記第1フレーム受信部により受信された第1フレームと前記第2フレーム受信部により受信された第2フレームとを合成して映像再生用のバッファに格納するフレーム合成部と
    を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記映像再生用のバッファには前記第1フレームを再生するために格納される最小のフレーム数である最小フレーム数が予め設定されており、
    前記要求送信部は、前記最小フレーム数に対応する前記第2フレームを送出することを要求するフレーム送出要求を前記第2送信装置に対して送信することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 携帯端末装置によるフレーム受信方法であって、
    前記携帯端末装置が、
    再生時刻を含む第1フレームを第1送信装置から受信し、
    受信された前記第1フレームに含まれる再生時刻よりも前の時刻に再生される第2フレームを送出することを要求するフレーム送出要求を前記第1送信装置よりもフレームの送出速度が大きい第2送信装置に対して送信し、
    送信された前記フレーム送出要求に応じて前記第2送信装置から送出される第2フレームを受信し、
    受信された前記第1フレームと受信された前記第2フレームとを合成して映像再生用のバッファに格納するフレーム合成ステップと
    を含んだことを特徴とするフレーム受信方法。
  4. 再生時刻を含む第1フレームを第1送信装置から受信し、
    受信された前記第1フレームに含まれる再生時刻よりも前の時刻に再生される第2フレームを送出することを要求するフレーム送出要求を前記第1送信装置よりもフレームの送出速度が大きい第2送信装置に対して送信し、
    送信された前記フレーム送出要求に応じて前記第2送信装置から送出される第2フレームを受信し、
    受信された前記第1フレームと受信された前記第2フレームとを合成して映像再生用のバッファに格納する処理
    を携帯端末装置に実行させることを特徴とするフレーム受信プログラム。
JP2010201242A 2010-09-08 2010-09-08 携帯端末装置、フレーム受信方法及びフレーム受信プログラム Active JP5672873B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010201242A JP5672873B2 (ja) 2010-09-08 2010-09-08 携帯端末装置、フレーム受信方法及びフレーム受信プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010201242A JP5672873B2 (ja) 2010-09-08 2010-09-08 携帯端末装置、フレーム受信方法及びフレーム受信プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012060391A true JP2012060391A (ja) 2012-03-22
JP5672873B2 JP5672873B2 (ja) 2015-02-18

Family

ID=46056955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010201242A Active JP5672873B2 (ja) 2010-09-08 2010-09-08 携帯端末装置、フレーム受信方法及びフレーム受信プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5672873B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003188915A (ja) * 2001-09-12 2003-07-04 Thomson Licensing Sa 受信されたストリーミング・コンテンツ・チャンネルを変更する方法および装置
JP2004080785A (ja) * 2002-08-13 2004-03-11 Microsoft Corp 迅速なデジタル・チャンネル変更
JP2005124193A (ja) * 2003-10-10 2005-05-12 Microsoft Corp 高速チャネル変更
JP2010011111A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Nec Corp コンテンツ配信システム、視聴装置、チャンネル切替制御サーバ、コンテンツ配信方法及びプログラム
WO2010034505A1 (en) * 2008-09-24 2010-04-01 Alcatel Lucent Client configuration and management for fast channel change of multimedia services
WO2010087273A1 (ja) * 2009-01-29 2010-08-05 日本電気株式会社 表示装置、通信装置、表示方法及びプログラム記録媒体

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003188915A (ja) * 2001-09-12 2003-07-04 Thomson Licensing Sa 受信されたストリーミング・コンテンツ・チャンネルを変更する方法および装置
JP2004080785A (ja) * 2002-08-13 2004-03-11 Microsoft Corp 迅速なデジタル・チャンネル変更
JP2005124193A (ja) * 2003-10-10 2005-05-12 Microsoft Corp 高速チャネル変更
JP2010011111A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Nec Corp コンテンツ配信システム、視聴装置、チャンネル切替制御サーバ、コンテンツ配信方法及びプログラム
WO2010034505A1 (en) * 2008-09-24 2010-04-01 Alcatel Lucent Client configuration and management for fast channel change of multimedia services
WO2010087273A1 (ja) * 2009-01-29 2010-08-05 日本電気株式会社 表示装置、通信装置、表示方法及びプログラム記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP5672873B2 (ja) 2015-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4546566B2 (ja) 受信した放送コンテンツに関連付けられたダウンロード可能なコンテンツにアクセスする方法、コンピュータ・プログラム、通信装置及び移動端末
KR100810223B1 (ko) 단말 간 실시간 스트리밍 서비스 제공 시스템 및 방법
US20090013363A1 (en) Broadcast system and broadcast reception method and apparatus thereof
JP2009544247A (ja) オーデイオ情報を配信するための改良された方法及び装置
KR20060095090A (ko) 이동통신 단말기를 이용하여 개인방송 서비스 제공 시스템및 서비스 제공 방법
US20120155657A1 (en) Communication device and communication methods
US20120155671A1 (en) Information processing apparatus, method, and program and information processing system
JP2008131354A (ja) 音声送信装置および移動通信端末
WO2008047647A1 (en) Mobile communication terminal
JP5140952B2 (ja) コンテンツ配信システム、コンテンツ配信サーバ、コンテンツ再生端末、プログラム、コンテンツ配信方法
JP5115120B2 (ja) 映像表示装置及び音声出力装置
JP3844485B2 (ja) 携帯電話向けインターネットライブ放送システム、携帯電話向けインターネットライブ放送方法、ストリーミングデータ作成配信プログラム及び記録媒体
JP5672873B2 (ja) 携帯端末装置、フレーム受信方法及びフレーム受信プログラム
CN102413234A (zh) 移动终端媒体资源加载方法和移动终端
JP2004040604A (ja) 放送通信コンテンツ送出方法、放送通信コンテンツ送出装置、放送通信コンテンツ送出プログラムおよび放送通信コンテンツ受信方法、放送通信コンテンツ受信装置、放送通信コンテンツ受信プログラム
KR100743243B1 (ko) 휴대용 단말기에서의 멀티미디어 재생 방법 및 그 휴대용단말기
JP4892090B1 (ja) 情報送信装置、情報送信方法及び情報送信用プログラム
KR100644039B1 (ko) 이동통신단말기의 멀티미디어 데이터 실시간 송, 수신 방법및 이를 위한 이동통신단말기
KR20080045395A (ko) 텔레비전 모니터 기능을 가지는 휴대용 단말기 및 휴대용단말기의 텔레비전 모니터 방법
JP2008306520A (ja) 情報配信システム、携帯電話端末及び携帯電話端末における映像コンテンツの再生制御方法
JP6647131B2 (ja) 配信装置及びプログラム
JP2008166977A (ja) オーディオ装置およびオーディオシステム
CN101018268A (zh) 一种基于节目源的流媒体服务系统及方法
JP4060243B2 (ja) 移動機およびコンテンツ配信システム
JP2015070427A (ja) コンテンツ供給装置、コンテンツ供給方法、プログラム、端末装置、およびコンテンツ供給システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5672873

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533