JP2012059773A - 太陽電池モジュールおよび太陽光発電システム - Google Patents

太陽電池モジュールおよび太陽光発電システム Download PDF

Info

Publication number
JP2012059773A
JP2012059773A JP2010199088A JP2010199088A JP2012059773A JP 2012059773 A JP2012059773 A JP 2012059773A JP 2010199088 A JP2010199088 A JP 2010199088A JP 2010199088 A JP2010199088 A JP 2010199088A JP 2012059773 A JP2012059773 A JP 2012059773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar
solar cell
cell
power generation
cooling fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010199088A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Miyamoto
慎介 宮本
Masayuki Nakamura
真之 中村
Teruhito Miura
輝人 三浦
Hiroki Hasegawa
裕樹 長谷川
Yoshiyuki Suganuma
良之 菅沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2010199088A priority Critical patent/JP2012059773A/ja
Publication of JP2012059773A publication Critical patent/JP2012059773A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

【課題】ひとつのモジュールから複数の電機特性を得ることができる太陽電池モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】第1の太陽電池モジュール91は、冷却ファン駆動用太陽電池セル(第1の太陽電池セル)21と発電用太陽電池セル(第2の太陽電池セル)22の二種類の太陽電池セルが一体に封止されてなる。冷却ファン駆動用太陽電池セル21と発電用太陽電池セル22は、セルサイズ、電気的接続方式および接続枚数の少なくともひとつが異なり、個々に出力手段を持っている。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の太陽電池セルが一体化されてなる太陽電池モジュールおよびこの太陽電池モジュールを複数備えた太陽光発電システムに関する。
太陽電池モジュールは、一般に複数の太陽電池セルが一体に封止されて作製される。そして従来の太陽電池モジュールにおいては、封止された全ての太陽電池セルが例えば直列接続と言ったひとつの接続手段にて一系統に接続されていた。そのため、従来ひとつの太陽電池モジュールからは、ひとつの電気特性の電力が出力されていた。
また、太陽電池モジュールは、通常温度が上昇すると発電性能が低下する。しかしながら、太陽電池モジュールは、一般に日射が良好となる屋根上に設置されることが多いため、日射と屋根面の輻射熱により温度は上昇してしまう。そのため、従来、温度上昇を抑制する目的で、太陽電池モジュールに冷却ファンを取り付ける提案がされている。
特に、平板状の太陽電池モジュールと屋根面との間には温められた空気が停留するため、両者間を冷却ファンにて冷却換気することは、太陽電池モジュールの性能向上だけでなく、屋根の腐食防止に対しても有効である。そして、その冷却ファンを太陽電池モジュールの電力にて駆動させる技術が開示されている(例えば、特許文献1〜3)。
特開平03−191159号公報 特許第3090807号明細書 特開平10−317620号公報
上記のように、これまでの太陽電池モジュールによれば、ひとつの太陽電池モジュールから一種類の電気特性を得るのみであったため、多種の電気特性を得たいときに、昇圧等の電力変換制御を施すか、多種類の太陽電池モジュールを取り付ける必要があり、課題とされていた。
また、従来、冷却ファンを駆動する電力は、1枚の冷却ファン駆動用の太陽電池モジュールの出力の全てが用いられていた。そして、冷却ファン駆動用の太陽電池モジュールは、一般に発電用の太陽電池モジュールと外形寸法が異なり、専用の取り付け具を必要とするのでコストがかさみ課題とされていた。さらには、発電用の太陽電池モジュールと併設されたときサイズがそろわず美観を損ねるので課題とされていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ひとつのモジュールから複数の電機特性を得ることができる太陽電池モジュールを提供することを目的とする。また、この太陽電池モジュールを含む複数の太陽電池モジュールを備え、専用の取り付け具を必要とせず、さらに美観を損ねない太陽光発電システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる太陽電池モジュールは、1以上の第1の太陽電池セルと、第1の太陽電池セルの電力を出力する第1の出力手段と、第1の太陽電池セルに対して、セルサイズ、電気的接続方式および接続枚数の少なくともひとつが異なる1以上の第2の太陽電池セルと、第2の太陽電池セルの電力を出力する第2の出力手段と、第1の太陽電池セル、第1の出力手段、第2の太陽電池セルおよび第2の出力手段を一体化する一体化手段と、を備えたことを特徴とする。
ここで、セルサイズは、太陽電池セルの外形寸法を意味するサイズであるとともに、受光面サイズおよびこの受光面サイズに比例する発電能力の意味を含むサイズである。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる太陽光発電システムは、1以上の第1の太陽電池セルと、第1の太陽電池セルの電力を出力する第1の出力手段と、第1の太陽電池セルに対して、セルサイズ、電気的接続方式および接続枚数の少なくともひとつが異なる1以上の第2の太陽電池セルと、第2の太陽電池セルの電力を出力する第2の出力手段と、第1の太陽電池セル、第1の出力手段、第2の太陽電池セルおよび第2の出力手段を一体化する一体化手段とを有する第1の太陽電池モジュールと、第2の太陽電池セルに対して、セルサイズおよび電気的接続方式が等しい1以上の第3の太陽電池セルと、第3の太陽電池セルの電力を出力する第3の出力手段と、第3の太陽電池セルおよび第3の出力手段を一体化する一体化手段とを有する第2の太陽電池モジュールと、を備え、第1の太陽電池モジュールと第2の太陽電池モジュールの外形寸法が等しいことを特徴とする。
本発明にかかる太陽電池モジュールによれば、第1の太陽電池セルと、第1の太陽電池セルと、第1の太陽電池セルの電力を出力する第1の出力手段と、セルサイズ、電気的接続方式および接続枚数の少なくともひとつが異なる第2の太陽電池セルとを備えているので、ひとつの太陽電池モジュールから複数の電気特性を得ることができるという効果を奏する。
また、本発明にかかる太陽光発電システムによれば、第1の太陽電池セルと、第1の太陽電池セルと、セルサイズ、電気的接続方式および接続枚数の少なくともひとつが異なる第2の太陽電池セルとを有する第1の太陽電池モジュールと、第2の太陽電池セルと、セルサイズおよび電気的接続方式が等しい1以上の第3の太陽電池セルを有する第2の太陽電池モジュールとを備え、第1の太陽電池モジュールと第2の太陽電池モジュールの外形寸法が等しいので、複数の電気特性を得ることができるとともに、専用の取り付け具を必要とせず、さらに美観を損ねることがないという効果を奏する。
図1は、第1の太陽電池モジュールの斜視図であり、第1の太陽電池パネルに枠部材を取り付ける様子を示している。 図2は、冷却ファン駆動用太陽電池セルと発電用太陽電池セルが第1の太陽電池パネル内に封止されている様子を示す斜視図である。 図3は、各部品を積層する状態を示す第1の太陽電池パネルの分解斜視図である。 図4は、枠部材に冷却ファンとスリットが設けられる状態を示す第1の太陽電池モジュールの断面図である。 図5は、第2の太陽電池モジュールの斜視図であり、第2の太陽電池パネルに枠部材を取り付ける様子を示している。 図6は、発電用太陽電池セルのみが第2の太陽電池パネル内に封止されている様子を示す斜視図である。 図7は、各部品を積層する状態を示す第2の太陽電池パネルの分解斜視図である。 図8は、枠部材にスリットが設けられる状態を示す第2の太陽電池モジュールの断面図である。 図9は、発電用太陽電池セルの受光面バス電極に受光面側リード線を接合した様子を示す上面図である。 図10は、発電用太陽電池セルの裏面バス電極に裏面側リード線を接合した様子を示す裏面図である。 図11は、冷却ファン駆動用太陽電池セルの受光面バス電極に受光面側リード線を接合した様子を示す上面図である。 図12は、冷却ファン駆動用太陽電池セルの裏面バス電極に裏面側リード線を接合した様子を示す裏面図である。 図13は、複数の発電用太陽電池セルを直列に接続した様子を上方から見た斜視図である。 図14は、複数の発電用太陽電池セルを直列に接続した様子を下方から見た斜視図である。 図15は、隣接する発電用太陽電池セルの接続状態を示す断面図である。 図16は、建造物の屋根に第1の太陽電池モジュールと第2の太陽電池モジュールが併設された状態を示す断面図である。
以下に、本発明にかかる太陽電池モジュールおよび太陽光発電システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、第1の太陽電池モジュールの斜視図であり、第1の太陽電池パネルに枠部材を取り付ける様子を示している。図2は、冷却ファン駆動用太陽電池セルと発電用太陽電池セルが第1の太陽電池パネル内に封止されている様子を示す斜視図である。図3は、各部品を積層する状態を示す第1の太陽電池パネルの分解斜視図である。図4は、枠部材に冷却ファンとスリットが設けられる状態を示す第1の太陽電池モジュールの断面図である。
また、図5は、第2の太陽電池モジュールの斜視図であり、第2の太陽電池パネルに枠部材を取り付ける様子を示している。図6は、発電用太陽電池セルのみが第2の太陽電池パネル内に封止されている様子を示す斜視図である。図7は、各部品を積層する状態を示す第2の太陽電池パネルの分解斜視図である。図8は、枠部材にスリットが設けられる状態を示す第2の太陽電池モジュールの断面図である。
本実施の形態の太陽光発電システムは、図1〜4に示す第1の太陽電池モジュール91と、図5〜8に示す従来と概略同じ構造の第2の太陽電池モジュール92とを有している。第1の太陽電池モジュール91は、冷却ファン駆動用太陽電池セル(第1の太陽電池セル)21と発電用太陽電池セル(第2の太陽電池セル)22の二種類の太陽電池セルが一体に封止されてなる。一方、第2の太陽電池モジュール92は、第1の太陽電池モジュール91の発電用太陽電池セル22と同じセルサイズの一種類の発電用太陽電池セル(第3の太陽電池セル)23のみが一体に封止されてなる。
まず、図5〜8に沿って、従来と同じ構造の第2の太陽電池モジュール92について説明する。第2の太陽電池モジュール92は、平板状の第2の太陽電池パネル72とこの第2の太陽電池パネル72の外縁部を全周にわたって囲む枠部材82A〜82Dとを有している(図5)。第2の太陽電池パネル72は、縦横に複数配列された発電用太陽電池セル(第3の太陽電池セル)23を樹脂封止し、その受光面側を透光性を有するガラスなどの表面カバー材3で覆い、裏面側(非受光面側)を裏面カバー材10で覆って構成されている(図6,7)。
図7に示すように、複数の発電用太陽電池セル23は、受光面側リード線4および裏面側リード線(図示しない)により、第1の方向である図中X方向に直列に接続され、太陽電池パネル72の端部においてはY方向にも接続され、全体が直列にひとつの系統(第3の系統)となるように接続されてセルアレイ5Bを構成している。なお、受光面側リード線4および裏面側リード線7として、一般的にタブ線と呼ばれる半田が供給(被覆あるいは塗布)された帯状の銅箔を用いている。受光面側リード線4および裏面側リード線7は、複数の発電用太陽電池セル23を接続する接続手段であるとともに、発電用太陽電池セル23の電力を出力する出力手段(第3の出力手段)を構成している。
図5に示すように、枠部材82A〜82Dは、アルミニウムなどの押出成型にて作製され、断面コの字形を成すコ字状部とこのコ字状部から裏面に延びる裏面脚部とからなり、第2の太陽電池パネル72の外縁部を全周にわたって覆っている。枠部材82A〜82Dは、第2の太陽電池パネル72の外縁部をコ字状部に挟み込み、コ字状部内に塗布されたをブチル系の封止材またはシリコン系の接着剤などを介して第2の太陽電池パネル72に固定され、第2の太陽電池パネル72の縁部の保護および補強をするとともに、第2の太陽電池パネル72を住宅やビルなどの建物や地面や構造物に設けられた架台に取り付けるための役割を有する。対向する2本の枠部材82A,全長にわたってスリット86が断続的に設けられている。
図7に示すように、第2の太陽電池パネル72は、受光面側から、透光性を有する表面カバー材(ガラス)3と、複数の発電用太陽電池セル23およびこれら発電用太陽電池セル23を直列に接続する受光面側リード線4および裏面側リード線7でなるセルアレイ5BがEVA(エチレンビニルアセテート)等の樹脂8(8a,8b)で封止されたセル配置層9と、PET(ポリエチレンテレフタレート)やPVF(ポリビニルフルオライド)等でなる耐候性に優れたバックシート10(裏面カバー材)とが、積層された構成となっている。
次に、図1〜図4に沿って、第1の太陽電池モジュール91を説明する。第1の太陽電池モジュール91も第2の太陽電池モジュールと同じように、平板状の第1の太陽電池パネル71とこの第1の太陽電池パネル71の外縁部を全周にわたって囲む枠部材81A〜81Dとを有している(図1)。第1の太陽電池パネル71は、縦横に複数配列された発電用太陽電池セル(第2の太陽電池セル)22と、第1の太陽電池パネル71の一辺に沿って1列に配列された冷却ファン駆動用太陽電池セル(第1の太陽電池パネル)21とが封止されて構成されている(図2,3)。発電用太陽電池セル22は、第2の太陽電池モジュール92の発電用太陽電池セル23と同じセルサイズである。
図3に示すように、複数の冷却ファン駆動用太陽電池セル21と複数の発電用太陽電池セル22とは、発電用太陽電池セル22と同じ方法で、受光面側リード線4および裏面側リード線(図示しない)によりそれぞれ直列の接続方式で接続されている。すなわち、複数の発電用太陽電池セル22は、受光面側リード線4および裏面側リード線により、第1の方向である図中X方向に直列に接続され、第1の太陽電池パネル71の端部においてはY方向にも接続されてひとつの系統(第2の系統)となるように接続されている。複数の冷却ファン駆動用太陽電池セル21は、同じく受光面側リード線4および裏面側リード線により、第2の方向である図中Y方向に直列に接続されている。複数の冷却ファン駆動用太陽電池セル21を接続する受光面側リード線4および裏面側リード線は、複数の冷却ファン駆動用太陽電池セル21を接続する接続手段であるとともに、冷却ファン駆動用太陽電池セル21の電力を出力する出力手段(第1の出力手段)を構成している。また、複数の発電用太陽電池セル22を接続する受光面側リード線4および裏面側リード線は、複数の発電用太陽電池セル22を接続する接続手段であるとともに、発電用太陽電池セル22の電力を出力する出力手段(第2の出力手段)を構成している。複数の冷却ファン駆動用太陽電池セル21と複数の発電用太陽電池セル22とは、このように接続されてセルアレイ5Aを構成する。
図1に示すように、枠部材81A〜81Dは、枠部材82A〜82Dと同様に、アルミニウムなどの押出成型にて作製され、断面コの字形を成すコ字状部とこのコ字状部から裏面に延びる裏面脚部とからなり、第1の太陽電池パネル71の外縁部を全周にわたって覆っている(図1)。枠部材81Aの中央部の裏面脚部に冷却ファン85が設けられている。一方、枠部材81Aに対向する枠部材81Bには、全長にわたってスリット86が断続的に設けられている。枠部材81Aに冷却ファン85を設けることで、第1の太陽電池モジュール91と屋根面との間に停留した温められた空気を容易に換気することができ、さらに冷却ファン85を固定するための特別な固定具を不要とし、コストダウンを図ることができる。
図3に示すように、第1の太陽電池パネル71は、第2の太陽電池パネル72と同じく、受光面側から、表面カバー材3と、セルアレイ5AがEVA等の樹脂8(8a,8b)で封止されたセル配置層9と、PETやPVF等でなる耐候性に優れたバックシート10とが、積層された構成となっている(図15)。
なお、本実施の形態の第1の太陽電池パネル71は、上記のように、冷却ファン駆動用太陽電池セル21と発電用太陽電池セル22とが、一体化手段である樹脂8,表面カバー材3およびバックシート10にて封止されて一体化されているが、この構成に限らず、冷却ファン駆動用太陽電池セル21のセルアレイと発電用太陽電池セル22のセルアレイとが、それぞれ別に設けた樹脂8,表面カバー材3およびバックシート10によって個々に封止され、枠部材81A〜81Dによって一体化されてもよい。この場合には、枠部材81A〜81Dが一体化手段を構成する。
発電用太陽電池セル22の出力する電力は、第2の太陽電池モジュール92の発電用太陽電池セル23の電力と系統連係されて、例えば住宅一般の電源として使用される。一方、冷却ファン駆動用太陽電池セル21の電力は、冷却ファン85の駆動用として使用される。冷却ファン駆動用太陽電池セル21のセルサイズと接続枚数は、冷却ファン85の駆動するのに最適な電流、電圧を発生させる大きさと数になっている。上記のようにそれぞれ直列に接続された冷却ファン駆動用太陽電池セル21と発電用太陽電池セル22は、第1の太陽電池モジュール91の裏面に設けられた端子ボックス(図示しない)にそれぞれ出力される。この端子ボックスにおいては、発電用太陽電池セル22の端子には、他の例えば太陽電池モジュールとの接続用の出力用ケーブル(+極、−極)(図示しない)が接続される。一方、ファン駆動用太陽電池セル21の端子には、冷却ファン85が接続されている。なお、ファン駆動用太陽電池セル21は、端子ボックスを介さずに直接冷却ファン85に接続されてもよい。
なお、本実施の形態の第1の太陽電池モジュール91においては、複数の冷却ファン駆動用太陽電池セル21と複数の発電用太陽電池セル22とは、それぞれ直列の接続方式で接続されているが、冷却ファン駆動用太陽電池セル21と発電用太陽電池セル22とのいずれか一方または両方が並列の接続方式で接続されてもよい。また、冷却ファン駆動用太陽電池セル21の電力は、冷却ファン85を駆動することに用いられているが、例えば、太陽電池モジュールを水冷するためのスプリンクラーの駆動に使用したり、太陽電池モジュールの発電表示装置の電源といった他の目的に使用されてもよい。
図9は、発電用太陽電池セル22の受光面バス電極14に受光面側リード線4を接合した様子を示す上面図である。図10は、発電用太陽電池セル22の裏面バス電極15に裏面側リード線を接合した様子を示す裏面図である。図11は、冷却ファン駆動用太陽電池セル21の受光面バス電極14に受光面側リード線4を接合した様子を示す上面図である。図12は、冷却ファン駆動用太陽電池セル21の裏面バス電極15に裏面側リード線7を接合した様子を示す裏面図である。
図9,10に示すように本実施の形態の発電用太陽電池セル22は、平面形状が略正方形であり、一般に156mm×156mm或いは125mm×125mmの外形寸法でありセルサイズも概略これに等しい。発電用太陽電池セル23も同様の形状および構造をなしている。一方、図11,12に示すように、冷却ファン駆動用太陽電池セル21は、平面形状が長正方形であり、長辺長Lは発電用太陽電池セル22と等しく、短辺長Sは発電用太陽電池セル22のものよりも小さい。冷却ファン駆動用太陽電池セル21は、セルサイズも同様にして発電用太陽電池セル22より小さい。そして、図2,3に示すように、冷却ファン駆動用太陽電池セル21は、短辺方向(Y方向)に発電用太陽電池セル22より数多く配列され、その列の長さが発電用太陽電池セル22の列の長さと同じになるようにされている。そしてさらに、このような構成とすることにより、第1の太陽電池モジュール91の外形寸法と、第2の太陽電池モジュール92の外形寸法とが同じとなるようにされている。
冷却ファン駆動用太陽電池セル21および発電用太陽電池セル22,23は、およそ150〜300μmほどの厚みのp型シリコンを基板として以下のように構成される。p型層となるp型シリコン基板11の表面側には、リン拡散によってn型拡散層(不純物層拡散層:図示せず)が形成され、さらに入射光の反射を防止して変換効率を向上させるためのシリコン窒化膜よりなる反射防止膜11a(図9,11)が表面処理により設けられて、太陽電池セル21,22の受光面となっている。また、p型シリコン基板(以下、単に基板)11の裏面側には、高濃度不純物を含んだp+層(図示せず)が形成され、さらに入射光の反射および電力の取り出しを目的として裏面のほぼ全面にわたってアルミニウムによる裏面集電電極12が設けられている。
また、基板11の受光面には、入射光から変換された電気エネルギーを取り出す受光面側電極として、銀で形成された細線電極であるグリッド電極13と同じく銀で形成された所定幅の受光面バス電極(受光面リード接続電極)14とが形成され、それぞれ底面部において上記n型拡散層と電気的に接続している。受光面バス電極14は、発電用太陽電池セル22の接続方向である第1の方向に沿って2本が平行に形成されている。グリッド電極13は、受光面バス電極14と直交する方向に多数本が細形に形成されている。グリッド電極13は、受光面にて発電した電力を無駄なく取り出すために、できるだけ細く、また受光面(表面)の全体にわたるように形成されている。太陽光が当たることによって、図9,11の受光面側がマイナス(−)電極、図10,12の裏面側がプラス(+)電極となる。受光面バス電極14は、受光面側リード線4が接続されて、グリッド電極13によって集められた電気エネルギーをさらに外部に取り出すために設けられている。
一方、基板11の裏面には、裏面のほぼ全面を覆うようにしてアルミニウムでなる裏面集電電極12が設けられている。また、基板11の裏面のグリッド電極13と対応した位置(グリッド電極13と基板11の厚さ方向に重なる位置)には、銀でなる裏面バス電極(裏面リード接続電極)15が太陽電池セルの接続方向である第1の方向に延びて形成されている。裏面バス電極15は、裏面側リード線7が接続されて、裏面集電電極12によって集められた電気エネルギーをさらに外部に取り出すために設けられている(図10,12)。
基板11の裏面は、全面にわたって銀電極にて覆ってもよいがコストが嵩むため、上記のように特に裏面側リード線7を接続する箇所のみ銀製の裏面バス電極15が設けられている。なお、裏面バス電極15は、本実施の形態のように直線状なもののほかに、離散的にドット状(飛び石状)に設けられる場合もある。
短辺長Sが、発電用太陽電池セル22のものよりも小さい冷却ファン駆動用太陽電池セル21を得るにあたっては、まず、所定の工程を行うことにより、正方形の基板11に受光面バス電極14、グリッド電極13、裏面集電電極12、および裏面バス電極15を形成して基礎となる太陽電池セル(発電用太陽電池セル22と同じ)を作製する。このとき、これら各電極が形成される受光面電極領域と裏面電極領域は、分割する線に合わせて2つの領域に分けて形成しておく、そして、分割線に沿って切断することにより上記長方形の冷却ファン駆動用太陽電池セル21を得る。なお、本実施の形態の冷却ファン駆動用太陽電池セル21は、正方形に作製した太陽電池セルを二分割しているが、三分割、或いは四分割とさらに多数に分割(n分割)してもよい。n分割する場合には、受光面電極領域と裏面電極領域とをあらかじめn箇所に分けて形成しておく。
このように構成された太陽電池セル21,22では、太陽光が太陽電池セル21,22の受光面側(反射防止膜側)から照射されて、内部のpn接合面(p型層とn型拡散層との接合面)に到達すると、このpn接合面において合体していたホールと電子が分離する。分離した電子はn型拡散層に向かって移動する。一方、分離したホールはp+層に向かって移動する。これにより、n型拡散層とp+層との間に、p+層の電位が高くなるようにして電位差が発生する。その結果、n型拡散層に接続した表面電極がマイナス極、p+層に接続した裏面電極がプラス極となって、外部回路(図示せず)を接続すれば電流が流れ、太陽電池としての動作をする。
次に、冷却ファン駆動用太陽電池セル21および発電用太陽電池セル22,23の直列接続の詳細を説明する。ここでは、発電用太陽電池セル22を例に挙げて説明するが、冷却ファン駆動用太陽電池セル21および発電用太陽電池セル23も同様である。図13は、複数の発電用太陽電池セル22を直列に接続した様子を上方から見た斜視図である。図14は、複数の発電用太陽電池セル22を直列に接続した様子を下方から見た斜視図である。図15は、隣接する発電用太陽電池セル22の接続状態を示す断面図である。
発電用太陽電池セル22の直列接続は、第1の方向に配列された複数の太陽電池セルにおいて、第1の発電用太陽電池セル22(22A)の受光面バス電極14と、これに隣接する第2の発電用太陽電池セル22(22B)の裏面バス電極15とを帯状のリード線4,7により電気的に接続することによりなされる(図3,図13〜15)。
本実施の形態においてリード線4,7は、受光面側リード線4と裏面側リード線7とに分割して設けられている。両リード線のうち、受光面側リード線4は、受光面バス電極14の上に延び、当該受光面バス電極14に半田接合(機械的および電気的に接続)されている。なお、受光面側リード線4には、発電用太陽電池セル22より長さを長くされた延長部4aが設けられており、受光面バス電極14上に半田接合された際、一端側に突出する(図3,13,14,15)。
裏面側リード線7は、裏面バス電極15上に延び、当該裏面バス電極15に半田接合(機械的および電気的に接続)されている。そして、第1の発電用太陽電池セル22(22A)と第2の発電用太陽電池セル22(22B)とを直列接続するために、第1の発電用太陽電池セル22(22A)の受光面側リード線4と第2の発電用太陽電池セル22(22B)の裏面側リード線7とが半田接合されている。すなわち、第1の発電用太陽電池セル22(22A)の受光面側リード線4の延長部4aが、隣接する第2の発電用太陽電池セル22(22B)の裏面側にもぐり込み、裏面バス電極15上に半田接合されている裏面側リード線7に半田接合される。ここでは、隣接する2つの第1の発電用太陽電池セル22(22A)と第2の発電用太陽電池セル22(22B)の接続のみ説明しているが、実際には、同様の接続が繰り返されて複数の発電用太陽電池セル22が直列に接続されている。複数の冷却ファン駆動用太陽電池セル21の直列接続においても同様の方法により行われる。
受光面側リード線4を受光面バス電極14上に重ね合わせ、また裏面側リード線7を裏面バス電極15上に重ね合わせてそれぞれ配置し、続いて、受光面側リード線4および裏面側リード線7を加熱しながら部分的もしくは全長にわたり発電用太陽電池セル22側に押圧する。受光面側リード線4および裏面側リード線7は半田被覆されているので加熱によりこの半田が溶け、その状態で押圧することによりリード線4,7とバス電極14,15とが半田接合される。次に、第1の発電用太陽電池セル22(22A)と第2の発電用太陽電池セル22(22B)とを並べて、第1の発電用太陽電池セル22(22A)の受光面側リード線4の延長部4aを第2の発電用太陽電池セル22(22B)の裏面側にもぐりこませて裏面側リード線7の端部と重ね、加熱しながら押圧して半田接合する。
図16は、建造物の屋根に第1の太陽電池モジュール91と第2の太陽電池モジュール92が併設された状態を示す断面図である。太陽光発電システムは、設置面である建造物の屋根などに太陽電池モジュールが複数枚並べて置かれ、固定金具で固定される。本実施の形態の太陽光発電システム100においては、第2の太陽電池モジュール92が傾斜方向(棟軒方向)に複数枚併設され、その列の両端(最上部と最下部)に、第1の太陽電池モジュール91がそれぞれ配設される。このとき第1の太陽電池モジュール91は、冷却ファン85が列の端に位置するような向きに配設される。
第1の太陽電池モジュール91の発電用太陽電池セル22と第2の太陽電池モジュール92の発電用太陽電池セル23とが、上記出力ケーブル(図示せず)により直列に接続される。太陽光発電システム100全体の電圧は、各太陽電池モジュール91,92の電圧の合成されたものとなる。
各枠部材81B,82A,83Bに形成されたスリット86は、相互に対向して各太陽電池モジュール91,92の裏面に風路を形成する。冷却ファン85はこの風路に空気流を発生させる。つまり、軒側に配設された第1の太陽電池モジュール91の冷却ファン85が空気を吸い込み、棟側に配設された第1の太陽電池モジュール91の冷却ファン85が空気を吐き出すことで、図16に破線矢印にて示すような空気流が発生する。これにより、給排気が促進され冷却換気機能が向上して、各太陽電池モジュール91,92は良好に冷却される。なお、スリット86に限らず、例えば各枠部材81B,82A,83Bの裏面脚部に切り欠き等を形成して風路を形成してもよい。
なお、本実施の形態の太陽光発電システム100においては、第2の太陽電池モジュール92が傾斜方向に複数枚併設され、その列の両端に、第1の太陽電池モジュール91がそれぞれ配設されるが、傾斜方向と直交する方向に複数枚併設された第2の太陽電池モジュール92の両端に第1の太陽電池モジュール91がそれぞれ配設されてもよい。
以上のように本実施の形態の第1の太陽電池モジュール91においては、セルサイズと接続枚数の異なる冷却ファン駆動用太陽電池セル21と発電用太陽電池セル22を搭載しているので、二種類の電気特性を得ることができる。すなわち、所定個数の冷却ファン駆動用太陽電池セル21が直列に接続されてなる第1の接続系統と、冷却ファン駆動用太陽電池セル21とはセルサイズの異なる発電用太陽電池セル22が、第1の接続系統とは異なる数だけ直列に接続されてなる第2の接続系統とを有しているので、二種類の電気特性を得ることができる。
なお、本実施の形態の第1の太陽電池モジュール91においては、二種類の電気特性を得るために、セルサイズと接続枚数の異なる二種類の太陽電池セルを搭載しているが、セルサイズと接続枚数のいずれか一方を異なるものとして二種類の電気特性を得てもよい。また、第1の接続系統と第2の接続系統とで、直列、並列といった電気的接続方式を変えることにより二種類の電気特性を得てもよい。つまり、セルサイズ、電気的接続方式および接続枚数の少なくともひとつが異なる2種類の太陽電池セルを搭載すれば、2種類の電気特性を得ることができる。このとき、出力の電気的特性を所定のものとするためには、ひとつの接続系統にて接続される太陽電池セルのセルサイズは、同じとした方が設計が容易となる。
また、本実施の形態の第1の太陽電池モジュール91においては、セルサイズと接続枚数の異なる冷却ファン駆動用太陽電池セル21と発電用太陽電池セル22を搭載することにより2種類の電気特性を得ているが、さらに太陽電池セルの種類を増やして、そのセルサイズ、電気的接続方式および接続枚数の少なくともひとつを異なるものとして、多種類の電気特性を得るようにしてもよい。
また、本実施の形態の太陽光発電システム100においては、第1の太陽電池モジュール91と第2の太陽電池モジュール92の外形寸法が等しいので、専用の取り付け具を必要とせず、さらに美観を損ねることがない。
以上のように、本発明は、複数の太陽電池セルが一体化されてなる太陽電池モジュールおよびこの太陽電池モジュールを複数備えた太陽光発電システムに適用されて有用なものであり、特に、出力として多種類の電気特性を得たい太陽電池モジュールおよび太陽光発電システムに適している。
3 表面カバー材(ガラス)
4 受光面側リード線(出力手段)
4a 延長部
5 セルアレイ
7 裏面側リード線(出力手段)
8,8a,8b 樹脂(封止材、一体化手段)
9 セル配置層
10 裏面カバー材
11 p型シリコン基板
12 裏面集電電極
13 グリッド電極
14 受光面バス電極(受光面リード接続電極)
15,15B 裏面バス電極(裏面リード接続電極)
21 冷却ファン駆動用太陽電池セル(第1の太陽電池セル)
22 発電用太陽電池セル(第2の太陽電池セル)
23 発電用太陽電池セル(第3の太陽電池セル)
71 第1の太陽電池パネル
72 第2の太陽電池パネル
81A〜81D,82A〜82D 枠部材(一体化手段)
85 冷却ファン
86 スリット(開口部)
91 第1の太陽電池モジュール
92 第2の太陽電池モジュール
100 太陽光発電システム

Claims (12)

  1. 1以上の第1の太陽電池セルと、
    前記第1の太陽電池セルの電力を出力する第1の出力手段と、
    前記第1の太陽電池セルに対して、セルサイズ、電気的接続方式および接続枚数の少なくともひとつが異なる1以上の第2の太陽電池セルと、
    前記第2の太陽電池セルの電力を出力する第2の出力手段と、
    前記第1の太陽電池セル、前記第1の出力手段、前記第2の太陽電池セルおよび前記第2の出力手段を一体化する一体化手段と、を備えた
    ことを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 前記第1の太陽電池セルのセルサイズが、前記第2の太陽電池セルのセルサイズより小さく、
    前記第1の太陽電池セルは、前記第2の太陽電池セルに対して、長辺の長さが等しく、短辺の長さが短い
    ことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記第1の太陽電池セルが冷却ファン駆動用太陽電池セルであり、
    前記第2の太陽電池セルが発電用太陽電池セルであり、
    前記冷却ファン駆動用太陽電池セルの電力で駆動する冷却ファンをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記一体化手段は、前記第1の太陽電池セルと前記第2の太陽電池セルとを一体に封止する封止材を含む
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記一体化手段は、前記第1の太陽電池セルと前記第2の太陽電池セルとを一体に枠組みする枠部材である
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  6. 前記冷却ファンは、前記枠部材の裏面脚部に設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の太陽電池モジュール。
  7. 1以上の第1の太陽電池セルと、前記第1の太陽電池セルの電力を出力する第1の出力手段と、前記第1の太陽電池セルに対して、セルサイズ、電気的接続方式および接続枚数の少なくともひとつが異なる1以上の第2の太陽電池セルと、前記第2の太陽電池セルの電力を出力する第2の出力手段と、前記第1の太陽電池セル、前記第1の出力手段、前記第2の太陽電池セルおよび前記第2の出力手段を一体化する一体化手段とを有する第1の太陽電池モジュールと、
    前記第2の太陽電池セルと、セルサイズおよび電気的接続方式が等しい1以上の第3の太陽電池セルと、前記第3の太陽電池セルの電力を出力する第3の出力手段と、前記第3の太陽電池セルおよび前記第3の出力手段を一体化する一体化手段とを有する第2の太陽電池モジュールと、を備え、
    前記第1の太陽電池モジュールと前記第2の太陽電池モジュールの外形寸法が等しい
    ことを特徴とする太陽光発電システム。
  8. 前記第1の太陽電池セルのセルサイズが、前記第2の太陽電池セルのセルサイズより小さく、
    前記第1の太陽電池セルは、前記第2の太陽電池セルに対して、長辺の長さが等しく、短辺の長さが短い
    ことを特徴とする請求項7に記載の太陽光発電システム。
  9. 前記第1の太陽電池セルが冷却ファン駆動用太陽電池セルであり、
    前記第2の太陽電池セルが発電用太陽電池セルであり、
    前記第1の太陽電池モジュールは、冷却ファン駆動用太陽電池セルの電力で駆動する冷却ファンをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の太陽光発電システム。
  10. 前記第1の太陽電池モジュールは、前記第1の太陽電池セルと前記第2の太陽電池セルとを一体に枠組みする枠部材を有し、
    前記冷却ファンは、前記枠部材の裏面脚部に設けられている
    ことを特徴とする請求項9に記載の太陽光発電システム。
  11. 前記第2の太陽電池モジュールは、建造物等の設置面との間に風路を形成し、
    前記第1の太陽電池モジュールは、前記第2の太陽電池モジュールの列の両端にそれぞれ併設され、前記冷却ファンにより前記風路に空気流を発生させる
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の太陽光発電システム。
  12. 前記第2の太陽電池モジュールは、前記枠部材の裏面脚部に前記風路を形成するための開口部を形成している
    ことを特徴とする請求項11に記載の太陽光発電システム。
JP2010199088A 2010-09-06 2010-09-06 太陽電池モジュールおよび太陽光発電システム Pending JP2012059773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010199088A JP2012059773A (ja) 2010-09-06 2010-09-06 太陽電池モジュールおよび太陽光発電システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010199088A JP2012059773A (ja) 2010-09-06 2010-09-06 太陽電池モジュールおよび太陽光発電システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012059773A true JP2012059773A (ja) 2012-03-22

Family

ID=46056568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010199088A Pending JP2012059773A (ja) 2010-09-06 2010-09-06 太陽電池モジュールおよび太陽光発電システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012059773A (ja)

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5942055U (ja) * 1982-09-10 1984-03-17 株式会社ほくさん 太陽電池モジユ−ル
JPS5972607U (ja) * 1982-11-09 1984-05-17 昭石興産株式会社 バツテリ−ボツクス用フアン付き太陽電池街路灯
JPS6389266U (ja) * 1986-11-28 1988-06-10
JPH07240532A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Kyocera Corp 太陽電池装置
JPH10502771A (ja) * 1994-06-29 1998-03-10 パワーライト・コーポレイション 熱調節された光起電ルーフィング・アセンブリ
JP2000101120A (ja) * 1998-09-22 2000-04-07 Daiken Trade & Ind Co Ltd 太陽光発電パネル及びそれを組み込んだ屋根構造
JP2002141540A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Canon Inc 電力変換装置一体型太陽電池モジュール
JP2003046109A (ja) * 2001-08-01 2003-02-14 Kazumi Sonomoto 集光性のある凸レンズを付帯し、充電効率を高めるソーラー充電法
JP2004060972A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Matsushita Electric Works Ltd ソーラーパネル及び、ソーラーパネルで構成されるソーラーパネル集合体
JP2004146760A (ja) * 2002-10-27 2004-05-20 Teijiro Yamamoto 差電圧駆動式太陽追尾ソーラー発電装置
JP2007529902A (ja) * 2004-03-15 2007-10-25 サンパワー コーポレイション ベンチレーテッド光電池モジュールフレーム
JP2008016595A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Nikkeikin Aluminium Core Technology Co Ltd 太陽光発電装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5942055U (ja) * 1982-09-10 1984-03-17 株式会社ほくさん 太陽電池モジユ−ル
JPS5972607U (ja) * 1982-11-09 1984-05-17 昭石興産株式会社 バツテリ−ボツクス用フアン付き太陽電池街路灯
JPS6389266U (ja) * 1986-11-28 1988-06-10
JPH07240532A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Kyocera Corp 太陽電池装置
JPH10502771A (ja) * 1994-06-29 1998-03-10 パワーライト・コーポレイション 熱調節された光起電ルーフィング・アセンブリ
JP2000101120A (ja) * 1998-09-22 2000-04-07 Daiken Trade & Ind Co Ltd 太陽光発電パネル及びそれを組み込んだ屋根構造
JP2002141540A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Canon Inc 電力変換装置一体型太陽電池モジュール
JP2003046109A (ja) * 2001-08-01 2003-02-14 Kazumi Sonomoto 集光性のある凸レンズを付帯し、充電効率を高めるソーラー充電法
JP2004060972A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Matsushita Electric Works Ltd ソーラーパネル及び、ソーラーパネルで構成されるソーラーパネル集合体
JP2004146760A (ja) * 2002-10-27 2004-05-20 Teijiro Yamamoto 差電圧駆動式太陽追尾ソーラー発電装置
JP2007529902A (ja) * 2004-03-15 2007-10-25 サンパワー コーポレイション ベンチレーテッド光電池モジュールフレーム
JP2008016595A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Nikkeikin Aluminium Core Technology Co Ltd 太陽光発電装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9515214B2 (en) Solar battery module and manufacturing method thereof
JP4174227B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP5714080B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP2009043842A (ja) 太陽電池モジュール
EP1840976A1 (en) Internal electrical connections used for a photovoltaic module
US20110017281A1 (en) Solar cell module and method for manufacturing solar cell module
JP6145884B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP5328996B2 (ja) 太陽電池セル、太陽電池モジュール及び太陽電池セルのリード線接合方法
JP5927437B2 (ja) 太陽電池モジュール
CN105977328A (zh) 太阳能电池组件
JP4781074B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP2005183660A (ja) 太陽電池モジュール
JP2012129359A (ja) 太陽電池モジュール及び太陽電池セル
KR20190000859U (ko) 태양광 모듈
JP2008010857A (ja) 太陽電池モジュール
JP3157502B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP5637089B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP2009260240A (ja) 太陽電池モジュール
JP2022006836A (ja) 太陽電池ストリング及び太陽電池モジュール
JP5147754B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP2009081217A (ja) 太陽電池モジュール
JP4942324B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP2012059773A (ja) 太陽電池モジュールおよび太陽光発電システム
CN210040229U (zh) 太阳能电池串组及太阳能电池组件
JP2015223065A (ja) 太陽電池モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140411

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140603